JP3010507B2 - 構内自動交換機 - Google Patents
構内自動交換機Info
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- JP3010507B2 JP3010507B2 JP3068427A JP6842791A JP3010507B2 JP 3010507 B2 JP3010507 B2 JP 3010507B2 JP 3068427 A JP3068427 A JP 3068427A JP 6842791 A JP6842791 A JP 6842791A JP 3010507 B2 JP3010507 B2 JP 3010507B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発呼信号に含まれる通
信速度で制御チャンネル(以下、Dチャンネルという)
か、情報チャンネル(以下、Bチャンネルという)かを選
択する機能を有する構内自動交換機に関する。
信速度で制御チャンネル(以下、Dチャンネルという)
か、情報チャンネル(以下、Bチャンネルという)かを選
択する機能を有する構内自動交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のディジタル信号処理技術の発展に
より、構内自動交換機はアナログ信号ではなくディジタ
ル信号のスイッチングを行うようになってきた。
より、構内自動交換機はアナログ信号ではなくディジタ
ル信号のスイッチングを行うようになってきた。
【0003】図4は従来の構内自動交換機の一例を示
し、これは内線電話機を3台収容している場合のブロッ
ク図である。
し、これは内線電話機を3台収容している場合のブロッ
ク図である。
【0004】図に示すように主装置100は呼処理部101、
通話路スイッチ部102、Dチャンネルスイッチ部104を有
し、内線制御装置110,115はDチャンネルスイッチ部10
6,112、分離多重部108,109,114を有する。この内線
制御装置110,115は複数の内線電話機116,117,118や
データ端末119,120,121に接続し、内線回路増設の単
位で接続する内線電話機のLEDやベル等の制御を行
う。例えば、内線電話機116と内線制御装置110の間は1
対のツイストペア線で結線されているが、このラインに
は2つの情報信号用の情報チャンネル(Bチャンネル)
と、電話機の制御を行う制御信号用の制御チャンネル
(Dチャンネル)により、2B+Dのチャンネルが一般的
に構成されている。
通話路スイッチ部102、Dチャンネルスイッチ部104を有
し、内線制御装置110,115はDチャンネルスイッチ部10
6,112、分離多重部108,109,114を有する。この内線
制御装置110,115は複数の内線電話機116,117,118や
データ端末119,120,121に接続し、内線回路増設の単
位で接続する内線電話機のLEDやベル等の制御を行
う。例えば、内線電話機116と内線制御装置110の間は1
対のツイストペア線で結線されているが、このラインに
は2つの情報信号用の情報チャンネル(Bチャンネル)
と、電話機の制御を行う制御信号用の制御チャンネル
(Dチャンネル)により、2B+Dのチャンネルが一般的
に構成されている。
【0005】内線制御装置110内の分離多重部108,109
によりこれらのBチャンネルとDチャンネルの分離と多
重化を行い、Bチャンネルは通話路スイッチ部102に接
続され、Dチャンネルは例えば内線制御装置110のDチ
ャンネルスイッチ部106を経由して主装置100内のDチャ
ンネルスイッチ部104との間に構成され、パケット化さ
れた制御データを通信できるようにしている。
によりこれらのBチャンネルとDチャンネルの分離と多
重化を行い、Bチャンネルは通話路スイッチ部102に接
続され、Dチャンネルは例えば内線制御装置110のDチ
ャンネルスイッチ部106を経由して主装置100内のDチャ
ンネルスイッチ部104との間に構成され、パケット化さ
れた制御データを通信できるようにしている。
【0006】その通信方式としては、内線電話機には音
声通話とは別にRS−232Cなどのディジタルポートを
備え、(1)呼処理部101が通話路スイッチ部102を切り換
えることによってBチャンネルを使用してデータ端末間
の通信が行えるようになっている。また、データ端末で
ある間の回線制御手順として、前記内線電話機のボタン
操作によるマニュアル発信の他に、V.25bisなどのモ
デム制御コマンドを備えてデータ端末による自動発信、
回線切断等を可能にしている。
声通話とは別にRS−232Cなどのディジタルポートを
備え、(1)呼処理部101が通話路スイッチ部102を切り換
えることによってBチャンネルを使用してデータ端末間
の通信が行えるようになっている。また、データ端末で
ある間の回線制御手順として、前記内線電話機のボタン
操作によるマニュアル発信の他に、V.25bisなどのモ
デム制御コマンドを備えてデータ端末による自動発信、
回線切断等を可能にしている。
【0007】また(2)近年国際標準化が進められている
統合ディジタルサービス網のユーザ網インタフェース規
格を前記した2B+Dのチャンネル構成を適用する構内
自動交換機では前記したDチャンネルをパケット多重化
して制御信号の他に前記データ端末間の通信データを送
受信出来るようになっている。
統合ディジタルサービス網のユーザ網インタフェース規
格を前記した2B+Dのチャンネル構成を適用する構内
自動交換機では前記したDチャンネルをパケット多重化
して制御信号の他に前記データ端末間の通信データを送
受信出来るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の(1)の方式では、データ端末間のデータ通
信にもBチャンネルを使用するので、話中音送出、内線
への音声呼出し等のBチャンネルを2つとも必要とする
サービスを持たせるには3つ以上のBチャンネルが必要
になり、前記分離多重部のコストアップを招く。
ような従来の(1)の方式では、データ端末間のデータ通
信にもBチャンネルを使用するので、話中音送出、内線
への音声呼出し等のBチャンネルを2つとも必要とする
サービスを持たせるには3つ以上のBチャンネルが必要
になり、前記分離多重部のコストアップを招く。
【0009】また上記のような従来の(2)の方式ではD
チャンネルでデータ通信が可能であるが、前記ディジタ
ルポートとデータ端末間の回線制御手順として電話網の
回線制御のために規格化されたモデム制御手順を使用す
るので、チャンネル選択はマニュアルにより内線電話機
のボタン操作によらねばならない。また宛先内線までの
Dチャンネルのトラフィックに関する情報を使用者が知
る手段を備えていないので、Dチャンネルは制御信号を
含めたトラフィックに応じて呼毎にチャンネルを選択す
ることが出来ないという問題点を有していた。
チャンネルでデータ通信が可能であるが、前記ディジタ
ルポートとデータ端末間の回線制御手順として電話網の
回線制御のために規格化されたモデム制御手順を使用す
るので、チャンネル選択はマニュアルにより内線電話機
のボタン操作によらねばならない。また宛先内線までの
Dチャンネルのトラフィックに関する情報を使用者が知
る手段を備えていないので、Dチャンネルは制御信号を
含めたトラフィックに応じて呼毎にチャンネルを選択す
ることが出来ないという問題点を有していた。
【0010】本発明はこのような従来の各通信方式の問
題点を解決し、発呼信号に含まれる通信速度で制御また
は情報チャンネルを選択し構内自動交換機と内線電話機
のデータ端末との間の通信の有効利用をはかることを目
的とする。
題点を解決し、発呼信号に含まれる通信速度で制御また
は情報チャンネルを選択し構内自動交換機と内線電話機
のデータ端末との間の通信の有効利用をはかることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報チャンネ
ルのスイッチングを行う通話路スイッチ部と、該通話路
スイッチ部を制御して論理的な交換処理を行う呼処理部
と、該呼処理部と内線電話機との間でパケット通信を行
う制御チャンネルを形成する複数の制御チャンネルスイ
ッチ部と、該制御チャンネルスイッチ部でのトラフィッ
クの輻輳をモニタするトラフィック管理部と、内線電話
機との間の前記情報及び制御チャンネルが多重化された
信号を分離して、情報チャンネルは前記通話路スイッチ
部へ接続し、制御チャンネルは前記制御チャンネルスイ
ッチ部へ接続する分離多重部と、データ通信ポートを備
えた内線電話機からなり、前記データ通信ポートに接続
された端末の発呼信号を受信すると、呼発呼信号に含ま
れる宛先番号を解析して宛先内線までの制御チャンネル
の経路上のトラフィックの輻輳度により、経路を制御チ
ャンネルか情報チャンネルかを選択して通信を行うこと
を特徴とする。
ルのスイッチングを行う通話路スイッチ部と、該通話路
スイッチ部を制御して論理的な交換処理を行う呼処理部
と、該呼処理部と内線電話機との間でパケット通信を行
う制御チャンネルを形成する複数の制御チャンネルスイ
ッチ部と、該制御チャンネルスイッチ部でのトラフィッ
クの輻輳をモニタするトラフィック管理部と、内線電話
機との間の前記情報及び制御チャンネルが多重化された
信号を分離して、情報チャンネルは前記通話路スイッチ
部へ接続し、制御チャンネルは前記制御チャンネルスイ
ッチ部へ接続する分離多重部と、データ通信ポートを備
えた内線電話機からなり、前記データ通信ポートに接続
された端末の発呼信号を受信すると、呼発呼信号に含ま
れる宛先番号を解析して宛先内線までの制御チャンネル
の経路上のトラフィックの輻輳度により、経路を制御チ
ャンネルか情報チャンネルかを選択して通信を行うこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、Dチャンネルを内線間のデー
タ通信に利用するので、2Bチャンネルを使用する音声
系サービスとデータ通信の同時利用を可能とし、また、
Dチャンネル経路上のトラフィックを調査して、端末が
要求する通信速度と現在のトラフィックから電話機の制
御信号通信に大きな遅延がでない範囲でDチャンネル通
信が可能か否かを判定するので、発呼者がチャンネル選
択を意識せずに呼毎に最適なチャンネル選択を行うこと
ができる。
タ通信に利用するので、2Bチャンネルを使用する音声
系サービスとデータ通信の同時利用を可能とし、また、
Dチャンネル経路上のトラフィックを調査して、端末が
要求する通信速度と現在のトラフィックから電話機の制
御信号通信に大きな遅延がでない範囲でDチャンネル通
信が可能か否かを判定するので、発呼者がチャンネル選
択を意識せずに呼毎に最適なチャンネル選択を行うこと
ができる。
【0013】
【実施例】以下に図面により本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0014】図1は本発明の一実施例の構内自動交換機
の内線電話機を3台収容している場合のブロック図であ
る。図において103,105,111はトラフィック管理部
で、他の符号は図4に示す従来例と同じ各部を示す。図
に示すように、主装置100は呼処理部101、通話路スイッ
チ部102、Dチャンネルスイッチ部104の他、トラフィッ
ク管理部103を有し、内線制御装置110,115はDチャン
ネルスイッチ部106,112、分離多重部108,109,114の
他、トラフィック管理部105,111を有し各内線制御装置
は複数の内線電話機116,117,118を接続する。
の内線電話機を3台収容している場合のブロック図であ
る。図において103,105,111はトラフィック管理部
で、他の符号は図4に示す従来例と同じ各部を示す。図
に示すように、主装置100は呼処理部101、通話路スイッ
チ部102、Dチャンネルスイッチ部104の他、トラフィッ
ク管理部103を有し、内線制御装置110,115はDチャン
ネルスイッチ部106,112、分離多重部108,109,114の
他、トラフィック管理部105,111を有し各内線制御装置
は複数の内線電話機116,117,118を接続する。
【0015】これらの複数の内線制御装置110,115は内
線回線増設の単位となり、各内線制御装置は内線電話機
のLEDやベル等の制御を行う。例えば、内線電話機11
6と内線制御装置110の間は一対のツイストペア線で結線
されているが、このラインには2つのBチャンネルと、
電話機の制御を行う制御信号のためのDチャンネルによ
る2B+Dのチャンネルが一般的に構成されている。
線回線増設の単位となり、各内線制御装置は内線電話機
のLEDやベル等の制御を行う。例えば、内線電話機11
6と内線制御装置110の間は一対のツイストペア線で結線
されているが、このラインには2つのBチャンネルと、
電話機の制御を行う制御信号のためのDチャンネルによ
る2B+Dのチャンネルが一般的に構成されている。
【0016】また、内線制御装置110内の分離多重部10
8,109によりこれらのチャンネルの分離と多重化を行
い、Bチャンネルは通話路スイッチ部102に接続され、
DチャンネルはDチャンネルスイッチ部106,112による
主装置100内のDチャンネルスイッチ部104との間でパケ
ット通信を使用して内線電話機116,117,118の間で制
御データを通信する。
8,109によりこれらのチャンネルの分離と多重化を行
い、Bチャンネルは通話路スイッチ部102に接続され、
DチャンネルはDチャンネルスイッチ部106,112による
主装置100内のDチャンネルスイッチ部104との間でパケ
ット通信を使用して内線電話機116,117,118の間で制
御データを通信する。
【0017】本実施例では特にトラフィック管理部10
3,105,111を設け、スイッチングされるパケットの単
位時間あたりの数をそれぞれDチャンネルスイッチ部10
4,106,112でモニタして輻輳度を監視する。
3,105,111を設け、スイッチングされるパケットの単
位時間あたりの数をそれぞれDチャンネルスイッチ部10
4,106,112でモニタして輻輳度を監視する。
【0018】内線電話機116,117,118には音声通話と
は別にRS−232Cなどのディジタルポートを備え、前
記内線電話機のボタン操作によるマニュアル発信の他
に、前記ポートに接続したデータ端末119,120,121か
らモデム制御コマンドによって自動発信、回線切断等が
行えるようになっている。
は別にRS−232Cなどのディジタルポートを備え、前
記内線電話機のボタン操作によるマニュアル発信の他
に、前記ポートに接続したデータ端末119,120,121か
らモデム制御コマンドによって自動発信、回線切断等が
行えるようになっている。
【0019】また、これらデータ端末間のデータ経路と
して、呼処理部101が通話路スイッチ部102を切り換える
ことによってBチャンネルのスイッチングを行う回線交
換とDチャンネルにパーチャルコールを設定するパケッ
ト交換の2通が利用できる。
して、呼処理部101が通話路スイッチ部102を切り換える
ことによってBチャンネルのスイッチングを行う回線交
換とDチャンネルにパーチャルコールを設定するパケッ
ト交換の2通が利用できる。
【0020】図2は図1においてDチャンネルを使用し
たデータ端末間の通信開始手順のシーケンス図である。
図において、(300)〜(310)は各ステップ番号を表す。本
例はデータ端末119がデータ端末121に上述のモデム制御
コマンドにより発呼する場合で、前記データ端末119は
宛先番号(データ端末121の)と要求通信速度を含めた発
呼信号を内線電話機116へ送信し(300)、前記内線電話機
116は呼処理部101が認識できる形のパケットに変換して
Dチャンネルを経由して呼処理部101へ送信する(301)。
たデータ端末間の通信開始手順のシーケンス図である。
図において、(300)〜(310)は各ステップ番号を表す。本
例はデータ端末119がデータ端末121に上述のモデム制御
コマンドにより発呼する場合で、前記データ端末119は
宛先番号(データ端末121の)と要求通信速度を含めた発
呼信号を内線電話機116へ送信し(300)、前記内線電話機
116は呼処理部101が認識できる形のパケットに変換して
Dチャンネルを経由して呼処理部101へ送信する(301)。
【0021】そして呼処理部101は送られた発呼信号の
要求通信速度とDチャンネルの最大通信速度を比較し、
Dチャンネルの最大通信速度より小さければ、前記内線
電話機116へ宛先番号(DT)を通知する(302)。
要求通信速度とDチャンネルの最大通信速度を比較し、
Dチャンネルの最大通信速度より小さければ、前記内線
電話機116へ宛先番号(DT)を通知する(302)。
【0022】この宛先番号を受信した前記内線電話機11
6は、前述の手順によって確認された通信速度情報を発
呼要求パケットに挿入し、そのパケットを宛先を前記内
線電話機118にしてDチャンネルで送信する(発呼要求)
する(303)。
6は、前述の手順によって確認された通信速度情報を発
呼要求パケットに挿入し、そのパケットを宛先を前記内
線電話機118にしてDチャンネルで送信する(発呼要求)
する(303)。
【0023】この発呼要求を受信したDチャンネルスイ
ッチ部106はトラフィック管理部105が管理する宛先への
Dチャンネルのトラフィック情報を参照し、発呼要求に
含まれる要求通信速度情報によって通信が可能か否かを
判断し、可能な場合には次のDチャンネルスイッチ部10
4へ発呼要求を送信する(304)。
ッチ部106はトラフィック管理部105が管理する宛先への
Dチャンネルのトラフィック情報を参照し、発呼要求に
含まれる要求通信速度情報によって通信が可能か否かを
判断し、可能な場合には次のDチャンネルスイッチ部10
4へ発呼要求を送信する(304)。
【0024】またDチャンネルスイッチ部112について
も同様に、動作をする。発呼要求を受信した内線電話機
118は肯定応答(ACK)を前記内線116へ返す(307)。肯
定応答を受信した前記内線電話機116はデータ端末119へ
接続通知を送信し(309)、以降データ端末119,121はD
チャンネルを使用した通信状態になる(308,310)。
も同様に、動作をする。発呼要求を受信した内線電話機
118は肯定応答(ACK)を前記内線116へ返す(307)。肯
定応答を受信した前記内線電話機116はデータ端末119へ
接続通知を送信し(309)、以降データ端末119,121はD
チャンネルを使用した通信状態になる(308,310)。
【0025】図3はBチャンネルで通信を行う場合の通
信開始手順のメッセージシーケンス図である。図におい
て、(400)〜(413)は各ステップ番号を表す。例えばデー
タ端末119がデータ端末121に上述のモデム制御コマンド
により発呼する場合、前記データ端末119の要求通信速
度はDチャンネルの最大通信速度より小さいが、Dチャ
ンネルスイッチ部104とDチャンネルスイッチ部112の間
にすでに速い速度のパーチャルコール(パケット通信に
おける仮装通信通話路)が設定されていて前記通信速度
を提供できない場合である。
信開始手順のメッセージシーケンス図である。図におい
て、(400)〜(413)は各ステップ番号を表す。例えばデー
タ端末119がデータ端末121に上述のモデム制御コマンド
により発呼する場合、前記データ端末119の要求通信速
度はDチャンネルの最大通信速度より小さいが、Dチャ
ンネルスイッチ部104とDチャンネルスイッチ部112の間
にすでに速い速度のパーチャルコール(パケット通信に
おける仮装通信通話路)が設定されていて前記通信速度
を提供できない場合である。
【0026】この場合、該Dチャンネルスイッチ部104
は発呼要求パケットに対して否定応答(NAK)を前記内
線電話機116へ返す(405)。Dチャンネルでの通信が出来
ない旨の否定応答を受信した該内線電話機116は、次に
呼処理部101へBチャンネル設定の発呼要求(DT)を送
信する(407)。
は発呼要求パケットに対して否定応答(NAK)を前記内
線電話機116へ返す(405)。Dチャンネルでの通信が出来
ない旨の否定応答を受信した該内線電話機116は、次に
呼処理部101へBチャンネル設定の発呼要求(DT)を送
信する(407)。
【0027】発呼要求を受信した該呼処理部101は宛先
内線電話機118へ発呼要求を送信する(408)。発呼要求を
受信した該内線電話機118は肯定応答(ACK)を該呼処
理部101へ返送する(409)。肯定応答を受信した該呼処理
部101は通話路スイッチ部102より該内線電話機116,118
間のBチャンネルを接続し、肯定応答(ACK)を該内線
電話機116へ返す(410)。肯定応答を受信した該内線電話
機116はデータ端末119へ接続通知を送信し(412)、以降
前記データ端末119,121はBチャンネルを使用した通信
状態になる(411,413)。
内線電話機118へ発呼要求を送信する(408)。発呼要求を
受信した該内線電話機118は肯定応答(ACK)を該呼処
理部101へ返送する(409)。肯定応答を受信した該呼処理
部101は通話路スイッチ部102より該内線電話機116,118
間のBチャンネルを接続し、肯定応答(ACK)を該内線
電話機116へ返す(410)。肯定応答を受信した該内線電話
機116はデータ端末119へ接続通知を送信し(412)、以降
前記データ端末119,121はBチャンネルを使用した通信
状態になる(411,413)。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構内自動交
換機は、内線電話機とデータ端末間のインタフェース
と、新たなコマンド等を必要とせず、従来のモデム制御
コマンドが利用でき、データ端末使用者がチャンネル選
択を意識することを必要としない。そしてデータ通信に
よるBチャンネル使用時間を短くできるので、例えば2
つのBチャンネルを使用する音声系サービスとの同時利
用が可能になる。
換機は、内線電話機とデータ端末間のインタフェース
と、新たなコマンド等を必要とせず、従来のモデム制御
コマンドが利用でき、データ端末使用者がチャンネル選
択を意識することを必要としない。そしてデータ通信に
よるBチャンネル使用時間を短くできるので、例えば2
つのBチャンネルを使用する音声系サービスとの同時利
用が可能になる。
【0029】また、宛先電話機までのDチャンネル経路
上のトラフィックの輻輳が一定値内になるように、チャ
ンネルを自動選択するので、データとの同時通信による
呼制御信号の遅延を一定水準以下に抑えられ、チャンネ
ルの有効利用とデータと音声の同時通信時の電話機制御
の応答性向上に大きな効果がある。
上のトラフィックの輻輳が一定値内になるように、チャ
ンネルを自動選択するので、データとの同時通信による
呼制御信号の遅延を一定水準以下に抑えられ、チャンネ
ルの有効利用とデータと音声の同時通信時の電話機制御
の応答性向上に大きな効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構内自動交換機のブロック
図である。
図である。
【図2】Dチャンネルを使用したデータ端末間の通信開
始手順のシーケンス図である。
始手順のシーケンス図である。
【図3】Bチャンネルで通信を行う場合の通信開始手順
のメッセージシーケンス図である。
のメッセージシーケンス図である。
【図4】従来の構内自動交換機のブロック図である。
100…主装置、 101…呼処理部、 102…通話路スイッ
チ部、 103,105,111…トラフィック管理部、 104,
106,112…Dチャンネルスイッチ部、 108,109,114
…分離多重部、 110,115…内線制御装置、 116,11
7,118…内線電話機、 119,120,121…データ端末。
チ部、 103,105,111…トラフィック管理部、 104,
106,112…Dチャンネルスイッチ部、 108,109,114
…分離多重部、 110,115…内線制御装置、 116,11
7,118…内線電話機、 119,120,121…データ端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62
Claims (2)
- 【請求項1】 情報チャンネルのスイッチングを行う通
話路スイッチ部と、該通話路スイッチ部を制御して論理
的な交換処理を行う呼処理部と、該呼処理部と内線電話
機との間でパケット通信を行う制御チャンネルを形成す
る複数の制御チャンネルスイッチ部と、該制御チャンネ
ルスイッチ部でのトラフィックの輻輳をモニタするトラ
フィック管理部と、内線電話機との間の前記情報及び制
御チャンネルが多重化された信号を分離して、情報チャ
ンネルは前記通話路スイッチ部へ接続し、制御チャンネ
ルは前記制御チャンネルスイッチ部へ接続する分離多重
部と、データ通信ポートを備えた内線電話機からなり、
前記データ通信ポートに接続された端末の発呼信号を受
信すると、呼発呼信号に含まれる宛先番号を解析して宛
先内線までの制御チャンネルの経路上のトラフィックの
輻輳度により、経路を制御チャンネルか情報チャンネル
かを選択して通信を行うことを特徴とする構内自動交換
機。 - 【請求項2】 発呼信号に含まれる通信速度で制御チャ
ンネル通信が可能な場合は制御チャンネルを経由して制
御信号とデータをパケット多重化して通信を行い、該制
御チャンネルで通信できない場合、または制御データ通
信に大きな遅延がでる場合は情報チャンネルに切り換え
て通信を行うことを特徴とする請求項1記載の構内自動
交換機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3068427A JP3010507B2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 構内自動交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3068427A JP3010507B2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 構内自動交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04304751A JPH04304751A (ja) | 1992-10-28 |
JP3010507B2 true JP3010507B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=13373385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3068427A Expired - Fee Related JP3010507B2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 構内自動交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3010507B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2624178B2 (ja) * | 1994-06-15 | 1997-06-25 | 日本電気株式会社 | 複数のisdn回線を利用したデータ伝送システム |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP3068427A patent/JP3010507B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04304751A (ja) | 1992-10-28 |
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