JP3010348U - 椅子の肘掛けが、座席の役割もする椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の椅子の座席は腰を掛ける広さしかない
ので、椅子の上で胡座をかくことができない。従来の椅
子の肘掛けは胡座をかこうとする場合邪魔になるが、本
考案のように外側に倒して座席と水平の状態にすること
により、両肘掛けの面積を加えた広い座席が得られ、胡
座をかくことができる。即ち、肘掛けに座席の延長の役
割もさせる椅子を提供するものである。 【構成】 これを図１について説明すれば、肘掛け
（２）を、蝶番（３）で座席（１）と連結した構造の椅
子である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、肘掛け本来の機能に加え、肘掛けを外側に倒して座席と水平 の状態にすることにより、肘掛けは座席の延長となり、本来の座席に両肘掛 けの面積を加えた広い座席が得られる椅子に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の椅子の肘掛けは、椅子の一部として固定され、肘掛けの機能だけし か持たない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ）従来の椅子では胡座をかこうとしても座席の面積が狭く、かつ、肘掛 けが邪魔になって胡座をかくことができない。 （ロ）長椅子の場合、座席に横臥したくても肘掛けが邪魔で水平に横臥でき ない。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

今、これを図１について説明すれば、肘掛け（２）を、蝶番（３）で座席 （１）連結した構造の椅子である。

【０００５】

【作用】

図２のように、肘掛け（２）を外側に座席と水平になるように倒せば肘掛 けは座席の延長となり広い座席を提供する。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造で、図１の状態で使用するときは在来の椅子と 全く変わらない機能の椅子として使用でき、図２のように座席を倒せばあぐ らをかくことができる。（長椅子の場合は横臥することができる。）

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図

【図２】 本考案を広い座席として使用する場合の斜視
図

【符号の説明】

１ 座席 ２ 肘掛け ３ 蝶番

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】椅子の肘掛けを、椅子本体に蝶番で回転可
   能に連結した椅子。