JP3010341U - 建築用金属外壁パネル - Google Patents

建築用金属外壁パネル

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JP3010341U
JP3010341U JP1994014118U JP1411894U JP3010341U JP 3010341 U JP3010341 U JP 3010341U JP 1994014118 U JP1994014118 U JP 1994014118U JP 1411894 U JP1411894 U JP 1411894U JP 3010341 U JP3010341 U JP 3010341U
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JP
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panel body
panel
sides
building
wall panel
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JP1994014118U
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道夫 宮川
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Astec Co Ltd
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Astec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は建物外壁のパネル施工が高所であっ
ても安全で且つ簡単に行える。又、他の作業者の応援が
なくとも一人だけで行うことが出来ると共に締付作業箇
所が半減し、そのパネル本体1の左右方向の固定は簡略
化されるため、施工時間を従来の約3分の1に短縮でき
る。 【構成】 建物外壁に、下から最上階まで達するように
多数本垂直に立設させた長尺な受けレ−ルに、矩形状の
パネル本体1の両側が挿入可能にするために、その横方
向両側には、内側へL字状に折曲した係止片2,2'を形
成させ、且つ、パネル本体1同志の縦方向が連結可能と
するために前記パネル本体1の縦方向両側或いは一方に
は、外側へ突出する取付片3,3'を設けると共に該取付
片3,3'に連結穴31,31'を複数穿設させる構造と成す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建築用金属外壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の建築用金属外壁パネルを示す図であり、これは矩形状のパネル本 体(1)の縦横方向全周に取付片(3)を形成し、該取付片(3)に連結穴(31 )を複数穿設した構造のものであった。これを使用して施工する場合、予め建物 の周囲に足場を設けておき、先ず建物外壁(6)或いは胴縁などにアングル(9 )を組合せて金属外壁パネルの取付部分を形成させる。次にパネル本体(1)を 下から順次並べ、重なり合った縦横方向の取付片(3)の連結穴(31)を合わせ てタッピングネジ(8)などの取付ネジで前記アングル(9)に固定させる(図 7参照)。そして順次上方に向かって最上階まで前記パネル本体(1)を手で持 ちながら配置し固定させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の金属外壁パネルを使用して施工する場合には、パネル本 体(1)自体の重量が1枚2〜70Kgあり、その重量が50Kg程度迄は手で持っ て運びながら配置し固定させなければならず、その作業は重労働であった。しか も最上階近くになると足場も高く、高所での作業となるため、前記パネル本体( 1)を押えながらの作業は危険であり、且つ作業中に風が吹くと前記パネル本体 (1)を支えることが大変になり、それを下に落したり、足場から作業者自身が 落下する危険もあった。又、前記パネル本体(1)の重量が50Kg以上のものに 対してはレッカ−車或いはウインチなどで吊上げながら固定させなければならず 、手間が多く掛っていた。更に前記パネル本体(1)を固定する場合には、縦横 方向全周の取付片(3)の連結穴(31)を合わせると共にそこへ取付ネジ(7) で締付けなければならず、その数が非常に多く、且つ一人では作業が出来ず他の 作業者の応援が必要であり、多くの時間も掛る等の問題点があった。
【0004】 本考案は施工が安全で且つ一人でも簡単に効率良く行うことが可能と成る建築 用金属外壁パネルを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は成されたものであり、つまり、中低層ビ ル等の建物外面に、下から最上階まで達するように多数本垂直に立設させた長尺 な受けレ−ルに、矩形状のパネル本体の両側が挿入可能にするために先ず、その 横方向両側には、内側へL字状に折曲した係止片を形成する。又、パネル本体同 志が連結可能とするために前記パネル本体の縦方向両側或いは一方には、外側へ 突出する取付片を設けると共に該取付片に連結穴を複数穿設させる構造と成す。
【0006】
【作用】
次に本考案の使用方法について説明する。予め中低層ビル等の建物外面(6) に、下から最上階まで達するように長尺な受けレ−ル(4)を多数本垂直に立設 させ且つ所定間隔離して固定させ、受けレ−ル(4)の配置工程を行っておく。 又、本考案品を屋上に必要な枚数だけクレ−ンなどで予め吊上げて用意しておく 。この時、最下部及び最上部に配置するパネル本体(1)としては、図2に示す パネル本体(1)を用い、他の場合には図1に示すパネル本体(1)を用いる。 先ず始めに、図2に示すパネル本体(1)の取付片(3)を上に向けて受けレ− ル(4)間に挿入し配置させる。この時、パネル本体(1)の横方向両側の係止 片(2),(2')を受けレ−ル(4)間にそれぞれ挿入して一番下まで降ろして 最下部全部を配置させる。そして図1に示すパネル本体(1)を順次降ろしなが ら取付片(3),(3')が重なり合った連結穴(31),(31')の位置を確認して 、タッピングネジ(8)で前記取付片(3),(3')が固定され上下方向を連結 するのである。このようにパネル本体(1)を下から上に向かって順次配置し連 結させ、最上部は図2に示すパネル本体(1)を用い、且つパネル本体(1)の 取付片(3)を下に向けて受けレ−ル(4)間に挿入し配置させる。そしてタッ ピングネジ(8)で取付片(3),(3')を固定し上下方向の連結を完了するの である(図4参照)。次にパネル本体(1)の横方向のガタツキをなくすために 、パネル本体(1)間の係止片(2),(2')の上から受けレ−ル(4)に向か って、長尺な押え部材(5)を押付け、取付ネジ(7)で締結させて全てのパネ ル本体(1)に対して押え部材(5)で押付けることにより、パネルの一体化が 行われるのである(図3,図5参照)。この時、パネル本体(1)の横方向のガ タツキをなくす作業は、縦方向の連結作業と並行して行っても良い。本考案は従 来の如きパネル本体(1)を手で支持しながら順次固定することもなく、且つ強 風が吹いてもパネル本体(1)は図3に示すように受けレ−ル(4)内部に係止 片(2),(2')が挿入されているので、抜けて落下する心配はなく、それに対 しての配慮が不要となり、作業者自身が飛ばされぬように足場につかまって風に 対処するだけで良く、極めて安心して施工することが可能となった。
【0007】 図3に示すように係止片(2),(2')に、末広がりのテ−パ−を付けること により、パネル本体(1)の係止片(2),(2')の間に、上方広がりの断面を 有する長尺で金属製の押え部材(5)で受けレ−ル(4)表面から取付ネジ(7 )を締付けて押圧すれば、該押え部材(5)があたかも楔の如く受けレ−ル(4 )側に押込まれて固定し、横方向のガタツキが殆どなくなるのである。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。(1)は矩形状のパネル本体で あり、その材質としてはアルミニウム,ステンレス,スチ−ルなどが用いられる 。(2),(2')はパネル本体(1)の横方向両側に形成した係止片であり、該 係止片(2),(2')は内側へ向かってL字状に折曲されている。(3),(3' )はパネル本体(1)の縦方向両側に形成した取付片であり(図1参照)、該取 付片(3),(3')は外側へ突出させ、その取付片(3),(3')には複数の連 結穴(31),(31')が穿設している。尚、パネル本体(1)が最下段或いは最上 段に使用する場合のものは、取付片(3)はパネル本体(1)の縦方向の一方側 にだけ設け、他方側は直角に折曲させたものを用いる(図2参照)。又、前記係 止片(2),(2')にはガタ付きが殆どなくなるように末広がりのテ−パ−を付 けると良い(図3参照)。
【0009】
【考案の効果】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0010】 請求項1に示すように矩形状のパネル本体(1)の横方向両側には、内側へL 字状に折曲した係止片(2),(2')を形成することにより、建物外面(6)に 、下から最上階まで達するように多数本垂直に立設させた長尺な受けレ−ル(4 )に挿入して係止することができる。又、前記パネル本体(1)の縦方向両側に 、連結穴(31),(31')が複数穿設された取付片(3),(3')を設けることに より、パネル本体(1)同志を連結させることが出来る。従って、屋上に必要な 枚数のパネル本体(1)を予め用意しておくことにより、従来の如きパネル本体 (1)を下から手で持って運びながら上方へ行く重労働が不要となると共に高所 での作業であっても安全で且つ施工が簡単に行える。例え、強風が吹いてもパネ ル本体(1)は受けレ−ル(4)に係止されているので、外れて落下することが なく安心して施工することが可能となり、更に他の作業者の応援がなくとも一人 だけで行うことが出来る。しかも従来の如き取付片(3)が四方向にあったもの と比べ締付作業箇所が半減し、そのパネル本体(1)の左右方向の固定は簡略化 されるため、施工時間を従来の約3分の1に短縮できる。
【0011】 請求項2に示すように取付片(3)をパネル本体(1)の縦方向の一方側にだ け設け、他方側を直角に折曲させることにより、最下段及び最上段に使用出来る パネル本体(1)となり、全体の金属外壁パネル施工が全面に渡って簡単に行う ことができ、且つ綺麗に仕上がるのである。
【0012】 請求項3に示すように係止片(2),(2')に、末広がりのテ−パ−を付ける ことにより、楔状態で受けレ−ル(4)に取付けられ、パネル本体(1)の左右 方向のガタ付きを極めて簡単になくすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の別実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案実施例の横方向の固定状態を示す説明図
である。
【図4】本考案実施例の縦方向の固定状態を示す説明図
である。
【図5】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図6】従来品を示す斜視図である。
【図7】従来品の縦方向の固定状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 パネル本体 2,2' 係止片 3,3' 取付片 31,31' 連結穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状のパネル本体(1)の横方向両側
    には、内側へL字状に折曲した係止片(2),(2')を
    形成し、前記パネル本体(1)の縦方向両側には、外側
    へ突出する取付片(3),(3')を設けると共に該取付
    片(3),(3')に連結穴(31),(31')を複数穿設さ
    せたことを特徴とする建築用金属外壁パネル。
  2. 【請求項2】 前記取付片(3)が前記パネル本体
    (1)の縦方向の一方側にだけ設け、他方側は直角に折
    曲させ突出部をなくして成る請求項1記載の建築用金属
    外壁パネル。
  3. 【請求項3】前記係止片(2),(2')が、末広がりの
    テ−パ−を付けて成る請求項1又は2記載の建築用金属
    外壁パネル。
JP1994014118U 1994-10-19 1994-10-19 建築用金属外壁パネル Expired - Lifetime JP3010341U (ja)

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JP3010341U true JP3010341U (ja) 1995-05-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3529716B2 (ja) 2000-09-28 2004-05-24 株式会社渡辺藤吉本店 金属パネルを用いた外壁構築法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3529716B2 (ja) 2000-09-28 2004-05-24 株式会社渡辺藤吉本店 金属パネルを用いた外壁構築法

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