JP3010258U - ダンプカー用荷台 - Google Patents

ダンプカー用荷台

Info

Publication number
JP3010258U
JP3010258U JP1994013980U JP1398094U JP3010258U JP 3010258 U JP3010258 U JP 3010258U JP 1994013980 U JP1994013980 U JP 1994013980U JP 1398094 U JP1398094 U JP 1398094U JP 3010258 U JP3010258 U JP 3010258U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
horizontal
horizontal plate
arm
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994013980U
Other languages
English (en)
Inventor
有三 相田
Original Assignee
有三 相田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有三 相田 filed Critical 有三 相田
Priority to JP1994013980U priority Critical patent/JP3010258U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3010258U publication Critical patent/JP3010258U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後ろあおりを従来技術の後ろあおりと同等の
範囲で開閉動作でき、しかもバケット等による頭切りな
らしが可能であるので完全な水平積みを行なうことがで
きる。 【構成】 左右一対の横立板12に支持されてダンプカ
ー用荷台11を構成する後ろあおり18は、あおり板体
19と、あおり板体19の長手方向両端19A、19A
に固着されて横立板12方向に突出するアーム20とか
ら構成してある。各横立板12の後端側に形成された空
間16内には補強体17が固着してある。アーム20は
先端側20Bが横立板12の上端12Aより下方に位置
して補強体17にボルト・ナット21を介して回動可能
に支持されており、横立板12の上端12Aには突出部
分が形成されていない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土砂、採石等を積載運搬するダンプカー用荷台の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に従来技術に係るダンプカー用荷台(以下荷台という)を示す。図におい て、1はダンプカーを構成する車両本体、2は該車両本体1に連結軸1Aを介し て俯仰動可能に搭載された荷台を示し、該荷台2は長方形の床部3と、該床部3 の前端に立設した前立板4と、床部3の両側に立設した左右一対の横立板5、5 と、床部3の後端に位置して前記一対の横立板5、5に支持された後ろあおり6 とから構成してある。ここで、該後ろあおり6は長尺の板体からなるあおり本体 6Aと、該あおり本体6Aの幅方向両端から上方に略く字状に突設した一対のア ーム6B、6Bとからなっており、該一対のアーム6B、6Bは横立板5、5の 上端5Aから上方に突設したアッパーヒンジ7、7にピン8、8を介して回動自 在に支持されている。また、後ろあおり6の下面には左右に離間して一対の係止 部9、9(一方は図示せず)が固着してあり、該各係止部9は床部3の後端3A に固着してあるフック10に係合するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の荷台2は上述の構成からなっており、積載物Aを荷台2から投下する場 合は、車両本体1に対して図示しない油圧シリンダにより荷台2を持ち上げて傾 斜させる。すると、ピン8、8を支点に回動自在になっている後ろあおり6は自 重によって傾斜することなく垂直状態を保ち、床部3および横立板5、5から離 間して開く結果積載物Aは投下される。
【0004】 ところで、従来後ろあおり6を支持するアッパーヒンジ7、7の各々は横立板 5の上端5Aから上方に約30〜50cmの高さに突出した状態で設けてあり、 荷台2に積載物Aを積載する場合に両横立板5、5の上端5Aよりも盛り上げて 法定積載量よりも多く積載する所謂過剰積載する時には、ショベルカー等のバケ ットを操作する上でアッパーヒンジ7、7が障害になることはなかった。
【0005】 しかしながら、貨物自動車の過剰積載に対する規制が強くなり、ダンプカーに あっても荷台2の横立板5、5の上端5Aを越えて積載することができなくなっ た。このため、バケットにより横立板5、5の上端5Aに沿って積載物Aの頭切 りならしを行なって水平積みを行なう必要が生じたが、この際突出しているアッ パーヒンジ7、7が障害になって頭切りならしができないために完全な水平積み が出来ないし、作業性が損なわれるといった欠点がある。
【0006】 本考案は従来技術の欠点に鑑みなされたもので、後ろあおりを従来技術の後あ おりと同等の範囲で開閉動作でき、しかもバケットによる頭切りならしを行なっ て完全な水平積み行うことができるようにしたダンプカー用荷台を提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために構成された本考案の手段は、床部の周囲に立設 した前立板および左右一対の横立板と、該一対の横立板の後端側に枢支した後ろ あおりとからなり、車両本体に俯仰動可能に軸支されたダンプカー用荷台におい て、前記後ろあおりはあおり板体と、該あおり板体の横幅方向両端から前記横立 板に向けて突設した左右一対のアームとから構成し、該各アームの先端側は前記 横立板の上端より下方に位置して該横立板に枢着したものからなる。
【0008】 そして、前記アームの先端側は前記横立板に形成した空間内に位置して該横立 板に枢着する構成にするとよい。
【0009】 更に、前記アームの先端側は空間内に位置して前記横立板に固着した補強体に 枢着する構成にするとよい。この補強体は連結板を介して対向立設した外側板お よび内側板と、該内側板に形成した土砂排出用切り欠き部とを備えた構成にする とよい。
【0010】
【作用】
後ろあおりのアームは横立板の上端より下方に位置して連結しており、横立板 の上端から上方には突出部分がない。そして、アームの先端側を横立板の空間内 に位置させることのより、横立板の外面及び内面にアームが突出しない。
【0011】 横立板に補強体を固着することにより後ろあおりを強固に支持することができ 、横立板の強度性、耐久性も高くなる。補強体に土砂排出用切り欠き部を設ける ことにより、補強体内に土砂等が残留してアームの動作を妨げることがない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3に基づき詳述する。なお、前述した従来 技術の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して援用し、その説明を省 略する。 図1において、11は荷台を示す。12、12は該荷台11を構成す る一対の横立板で(但し、一方は図示せず)、該各横立板12は枠材13と、該 枠材13の両側に対向して固着した外板14及び内板15とから構成してあり、 外板14および内板15との間には空間16が形成されている。そして、内板1 5の後端側上部には後述する補強体17の形状に沿って切り欠き部15Aが形成 してある。
【0013】 17は後述する後ろあおり18を支持するために前記空間16内に位置して各 横立板12の後端側に固着した補強体を示す。該補強体17は鋼板からなる前板 17A、ボルト挿通穴を穿設した一対の外側板17B、内側板17C及び底板1 7Dを縦断面略凵状、横断面略倒置L字状に組み合わせ、かつ、内側板17Cに 横長の土砂排出用切り欠き部17Eを形成することによって上方、後方及び内側 側方の一部が開放した形状に構成してあり、横立板12の上端12Aから下方に 位置して外板14及び内板15に溶接手段によって固着してある。
【0014】 18は荷台11の後部を開閉可能に閉塞する後ろあおりを示し、該後ろあおり 18はあおり板体19と、該あおり板体19の長手方向両端19A、19A(一 方は図示せず)に固着した一対のアーム20、20とからなっている。ここで、 該各アーム20は固定部20Aと、該固定部20Aから直角に屈曲して水平方向 に伸長するアーム部20Bとからなっており、該アーム部20Bの先端側にはボ ルト穴が設けてある。そして、後ろあおり18は補強体17のボルト挿通穴とア ーム部20Bのボルト穴に挿通したボルト・ナット21により回動可能に支持さ れており、アーム部20Bは常時は横立板12の空間16内に位置している。な お、該ボルト・ナット21に代えてピンを用いてもよい。
【0015】 本実施例は上述の構成からなっており、荷台11から積載物Aを投下すべく荷 台11を傾斜させると、後ろあおり18は自重によりボルト・ナット21を支点 に回動し、底部3及び横立板12、12から離間して荷台11の後部が開口する 作動は従来技術と異なるところはない。
【0016】 しかるに、本実施例によれば、後ろあおり18を構成するアーム20は先端側 20Bをあおり板体19から直角方向に突出させ、横立板12の上端12Aより 下方に位置して固着した補強体17に軸支させる構成にしてある。従って、図3 に示すように横立板12の上端12AにはバケットBによって積載物Aを頭切り ならしを行う際に障害となる突出部分がないので、バケットBを横立板12の上 端12Aに沿って横方向に移動させることも可能になり、バケットBを円滑に操 作することができる結果、作業能率が向上するし、完全な水平積みを行うことが できる。
【0017】 また、アーム20の先端側20Bは横立板12の空間16内に位置させること によって横立板12の外側及び内側に突出しない構成にしたから、アーム20の 先端側20Bが走行中や作業中に外部の物に衝突する危険性を防止できるし、荷 台11内での作業の障害になることがない。
【0018】 しかも、補強体17は内側板17Cに土砂排出用切り欠き部17Dを形成し、 横立板12の内板15にも切り欠き部15Aを形成することによって、補強体1 7の内側側方を開放させた構成にしてあるから、補強体17内に土砂等が溜って アーム20が回動不能になる事態を確実に防止できる。
【0019】 なお、本実施例ではアーム20をあおり板体19に固着したが、横立板があお り構造の場合には、アームの先端側は横立板にピン結合し基端側はあおり板体1 9にボルトその他の係止手段によって係脱可能に取着する構成にするとよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上詳述した如くであって、後ろあおりを横立板に連結するアームを 横立板の上端より下方に位置させて連結し、横立板の上端から上方には突出部分 をなくする構造に構成したから、バケット等の積載手段によって荷台の積載物を 頭切りして水平積みする場合の障害物がなくなる結果、積載物の頭切り作業を円 滑に行うことができるし、完全な水平積みが可能になる。
【0021】 また、後ろあおりのアームの先端側は前記横立板に形成した空間内に位置して 該横立板に枢着するように構成したから、アームの先端側が外部の物に衝突する 危険性がないし、荷台内での作業の障害になることがない。
【0022】 更に、アームの先端側は、横立板に形成した空間内に位置して該横立板に固着 した補強体に枢着する構成にしたから、横立板は積載物の投下作業時に大きい衝 撃を受ける後ろあおりを強固に支持することができる。
【0023】 補強体には土砂排出用切り欠き部を設け、補強体内に土砂等が滞留することが ないようにすると共に、侵入した土砂等は容易に排出できるように構成したから 、アームの回動動作を常時円滑に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図3は本考案の実施例に係り、図1は
ダンプカー用荷台を一部を破断にして示す側面図であ
る。
【図2】ダンプカー用荷台の部分拡大平面図である。
【図3】バッケトによる積載物Aの頭切りならしの作業
状態を示すをダンプカー用荷台の部分背面図である。
【図4】従来技術に係るダンプカー用荷台を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 車両本体 11 荷台 12 横立板 12A 上端 16 空間 17 補強体 17D 土砂排出用切り欠き部 18 後ろあおり 19 あおり板体 20 アーム 20B アーム先端側

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部の周囲に立設した前立板および左右
    一対の横立板と、該一対の横立板の後端側に枢支した後
    ろあおりとからなり、車両本体に回動可能に軸支された
    ダンプカー用荷台において、前記後ろあおりはあおり板
    体と、該あおり板体の横幅方向両端から前記各横立板に
    向けて突設した左右一対のアームとから構成し、該各ア
    ームの先端側は前記横立板の上端より下方に位置して該
    横立板に枢着したことを特徴とするダンプカー用荷台。
  2. 【請求項2】 前記アームの先端側は前記横立板に形成
    した空間内に位置して該横立板に枢着してある請求項1
    記載のダンプカー用荷台。
  3. 【請求項3】 前記アームの先端側は前記横立板に形成
    した空間内に位置して該横立板に固着した補強体に枢着
    してある請求項1記載のダンプカー用荷台。
  4. 【請求項4】 前記補強体は連結板を介して対向立設し
    た外側板および内側板と、該内側板に形成した土砂排出
    用切り欠き部とを備えてなる請求項3記載のダンプカー
    用荷台。
JP1994013980U 1994-10-17 1994-10-17 ダンプカー用荷台 Expired - Lifetime JP3010258U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994013980U JP3010258U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 ダンプカー用荷台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994013980U JP3010258U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 ダンプカー用荷台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3010258U true JP3010258U (ja) 1995-04-25

Family

ID=43146025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994013980U Expired - Lifetime JP3010258U (ja) 1994-10-17 1994-10-17 ダンプカー用荷台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3010258U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1323390C (en) Apparatus for rotation of tailgate assembly
US6609587B1 (en) Frame assembly for a work machine
US6860706B2 (en) Method of verifying coupling of an implement to a work machine
US6409459B1 (en) Linkage assembly for connecting a work implement to a frame of a work machine
US5174632A (en) No-bounce tailgate assembly
JPS5916056B2 (ja) ダンピング性能を増大した大容量バケット
US5249843A (en) No-bounce tailgate assembly
US7866735B2 (en) Curbside loader and unloader
JP3010258U (ja) ダンプカー用荷台
US6116847A (en) Lift arm for a work machine having extended height and enhanced stability
KR102195801B1 (ko) 탑재형 농산물 덤프 운반대
JP5329885B2 (ja) テールゲートのロック装置及びテールゲート構造
JP6814679B2 (ja) 貨物自動車
KR101695420B1 (ko) 컨테이너 덤핑장치
JP3892174B2 (ja) 貨物コンテナ
JPS5937252B2 (ja) ダンプトラツクの荷台後部扉跳上げ装置
JPS644927Y2 (ja)
JP5587082B2 (ja) 作業車及びアタッチメント
US8011872B2 (en) Loader frame assembly
WO2022215413A1 (ja) 作業機械
JPS6243861Y2 (ja)
JPH11200417A (ja) 運転室付き建設機械
JPH081137Y2 (ja) ダンプカー兼用貨物車
JPS5842182Y2 (ja) 貨物自動車の荷台変位装置
JPS6312204Y2 (ja)