JP3010030U - 間歇型ドレンバルブ - Google Patents

間歇型ドレンバルブ

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JP3010030U
JP3010030U JP1994013596U JP1359694U JP3010030U JP 3010030 U JP3010030 U JP 3010030U JP 1994013596 U JP1994013596 U JP 1994013596U JP 1359694 U JP1359694 U JP 1359694U JP 3010030 U JP3010030 U JP 3010030U
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JP
Japan
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drain
adapter
valve body
protective case
case body
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Application number
JP1994013596U
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English (en)
Inventor
忠 加藤
Original Assignee
有限会社ダイセン
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多室型冷凍・冷蔵庫のような設備の排水系等
に適用して好適な間歇型ドレンバルブを提供する。 【構成】 保護ケース本体1の上部開口2内に、フレキ
シブル弁体7を具えた上アダプター4を着脱自在に嵌着
する。上アダプター4を介してフレキシブル弁体7内に
入ったドレンを一定量づつ間歇的に下アダプター9を介
して排出するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はたとえば多室型冷凍・冷蔵庫のような設備の排水系等に適用して好適 な間歇型ドレンバルブに関するものである。
【0002】
【考案の目的】
従来、冷凍・冷蔵設備等に付帯するユニットクーラーに取付けられているデフ ロスト用排水管は、凍結防止のためと排水時間を短縮するために、他の配管系よ り管径を大きくしてある。このように排水管の管径が大きいと、ここから外気が 侵入したり、あるいは冷却された庫内空気が流出する等の原因となり、冷却効率 を著しく低下させることになる。 また、多室型冷凍・冷蔵庫のような設備の排水管は、一般に各室共用となって いることが多いが、このような場合、設定温度の異なる冷却された空気が、当該 共用排水管を介して各室相互間を通流し、各室毎の設定温度を保持することが困 難になるという問題点がある。
【0003】 そこで、本考案は一定量のドレンが弁体内に溜まったときにのみ流路が開くよ うになしたフレキシブル弁体を保護ケース本体内に着脱自在に配設して、多室型 冷凍・冷蔵庫のような設備から排出されるドレンを間歇的に外部に排出し得るよ うになし、設定温度の異なる冷却空気が共用排水管を通じて各室相互間を通流す る等の従来の不具合を解決し得るようになしたデフロスト用排水管等に適用して 好適な間歇型ドレンバルブを提供することを目的とするものである。
【0004】
【考案の構成】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、上部及び下部に開口を 有する筒状の保護ケース本体と、この保護ケース本体の上部開口内に着脱自在に 嵌着する上アダプターと、この上アダプターの下端外周部に取付けられ、使用時 においては前記保護ケース本体内に位置せしめられる弁体であって、一定量のド レンが弁体内に溜まったときにのみ流路が開放され、ドレンの排出後には自動的 に流路が閉塞されるようになしたフレキシブル弁体と、前記保護ケース本体の下 部開口内に着脱自在に嵌着する下アダプターとから構成され、上アダプターを介 してフレキシブル弁体内に入ったドレンを一定量づつ間歇的に下アダプターを介 して排出するようになしたことを特徴とするドレンバルブである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案間歇型ドレンバルブの具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に 説明する。 図1は本考案間歇型ドレンバルブの一実施例を示す分解斜視図、図2は同平面 図、図3は図2のA−A線に沿った断面図である。
【0006】 図中1は上部開口2及び下部開口3を有する筒状の保護ケース本体であり、4 は当該保護ケース本体1の上部開口2内に着脱自在に嵌着する上アダプターであ る。この上アダプター4は保護ケース本体1の上部開口2内に密に嵌着し得る外 径を有していると共に、上端には鍔部5を突成してあり、当該鍔部5が保護ケー ス本体1の上端面に当接するまで上アダプター4を上部開口2内に圧入する。 また、上アダプター4の内部には、排水管12の先端部を当接係止させ得る段 部6を形成してある。
【0007】 次に、7は前記上アダプター4の下端外周部に取付けたゴム又は軟質合成樹脂 製のフレキシブル弁体である。このフレキシブル弁体7は使用時においては前記 保護ケース本体1内に位置せしめられ、一定量のドレンが弁体内部に溜まったと きにのみ流路が開放され、ドレンの排出後には自動的に流路が閉塞されるように なっている。 すなわち、ゴム又は軟質合成樹脂によって製せられたフレキシブル弁体7は、 図1及び図3に示すように下端部を湾曲状に折り曲げ、当該湾曲状部8において 相対向する周壁同士を気密状態が得られるように当接させてなる構造のもので、 通常時は周壁同士が密に当接して流路が閉じられた状態となっている。
【0008】 なお、フレキシブル弁体7の内部にドレンが溜まり所定量に達すると、当該ド レンの重量が、フレキシブル弁体7の流路を閉塞しようとする材質の持つ圧着力 に打ち勝って、周壁同士の当接が解除され、ドレンは開かれた流路を通じて一気 に排出される。なお、フレキシブル弁体7の環状となった上部は、上アダプター 4の下端外周部に取付けるものであるが、取付けに際しては適宜接着剤を用いる とよいものである。
【0009】 次に、9は前記保護ケース本体1の下部開口3内に着脱自在に嵌着する下アダ プターであり、当該下アダプター9は前記した上アダプター4と同様に、保護ケ ース本体1の下部開口3内に密に嵌着し得る外径を有していると共に、下端には 鍔部10を突成してあり、当該鍔部10が保護ケース本体1の下端面に当接する まで下アダプター9を下部開口3内に圧入する。なお、下アダプター9の内部に も、排水管12の先端部を当接させ得る段部11を形成してある。
【0010】 本考案間歇型ドレンバルブは以上のような構成からなり、たとえば冷凍・冷蔵 設備のユニットクーラーに接続されているデフロスト用排水管に取付けるには、 当該排水管12の管路中に、上アダプター4が上流側、下アダプター9が下流側 となるようにしてセットする。その際、上下の排水管12,12と上アダプター 4及び下アダプター9のそれぞれの接続をより強固なものとするため、保護ケー ス本体1の上部及び下部外周を図示しない締付バンド等によって締め付けるよう にするとよい。
【0011】 フレキシブル弁体7の下端の湾曲状部8は、前記したように常時周壁同士が当 接して閉塞状態となっているので、外気が排水管12を通じて冷凍・冷蔵設備内 に流入するのを防ぐことができるものである。 ユニットクーラーで生ずるドレンは、デフロスト用排水管12を通じ、上アダ プター4の通流路を介してフレキシブル弁体7内に流れ込む。弁体7内のドレン 量が少ないうちは下端湾曲状部8の周壁同士が当接しているので、流路は開かれ ない。 時間の経過に伴い弁体7内のドレン量が増えて所定量に達すると、当該ドレン の重量が、フレキシブル弁体7の流路を閉じようとする力に打ち勝って、周壁同 士の当接が解除され、ドレンは開かれた流路を通じて下アダプター9を介して一 気に排出される。フレキシブル弁体7はドレンの排出と同時にその湾曲状部8の 周壁同士が元の状態に復帰し、流路は閉じられる。
【0012】 なお、本考案ドレンバルブの長期使用によってフレキシブル弁体7が劣化して きたときには、上部の排水管12を上アダプター4内から取り外し、保護ケース 本体1内から上アダプター4を抜き取って、新しいフレキシブル弁体7を具えた 上アダプター4を保護ケース本体1内にセットすればよい。フレキシブル弁体7 はゴム又は軟質合成樹脂製で可撓性を有しているので、難なく保護ケース本体1 内に押し込むことができるものである。
【0013】
【考案の効果】
したがって、本考案ドレンバルブによれば、所定量のドレンが弁体内に溜まる まで流路を閉塞しておくことができ、しかも所定量に達したときのみ流路が開か れ、ドレンの排出後は直ちに元の閉塞状態に自動的に復帰するので、多室型冷凍 ・冷蔵庫のような設備に付設されるデフロスト用排水管等に適用して多大な効果 を奏することができるものである。 また、フレキシブル弁体は上アダプターの下端外周部に取付けられており、経 時的に劣化してきたときには上アダプターを保護ケース本体の上部開口から引き 抜くことにより簡単に新しい弁体と交換することができ、維持・管理の容易な間 歇型ドレンバルブを提供することができるものである。なお、本考案はこれを台 所等に付設されている排水管に取付けることにより外部から異臭や害虫等が室内 に入り込むのを防ぐこともできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案間歇型ドレンバルブの一実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】本考案間歇型ドレンバルブの一実施例を示す平
面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1:保護ケース本体 2:上部開口 3:下部開口 4:上アダプター 5:鍔部 6:段部 7:フレキシブル弁体 8:湾曲状部 9:下アダプター 10:鍔部 11:段部 12:排水管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部及び下部に開口を有する筒状の保護
    ケース本体と、この保護ケース本体の上部開口内に着脱
    自在に嵌着する上アダプターと、この上アダプターの下
    端外周部に取付けられ、使用時においては前記保護ケー
    ス本体内に位置せしめられる弁体であって、一定量のド
    レンが弁体内に溜まったときにのみ流路が開放され、ド
    レンの排出後には自動的に流路が閉塞されるようになし
    たフレキシブル弁体と、前記保護ケース本体の下部開口
    内に着脱自在に嵌着する下アダプターとから構成され、
    上アダプターを介してフレキシブル弁体内に入ったドレ
    ンを一定量づつ間歇的に下アダプターを介して排出する
    ようになしたことを特徴とする間歇型ドレンバルブ。
JP1994013596U 1994-10-11 1994-10-11 間歇型ドレンバルブ Expired - Lifetime JP3010030U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004124531A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Toko Electric Corp 排水口体
JP2008169575A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Bridgestone Corp 排水トラップシステム及びこれを用いたサイフォン排水システム
JP2011231971A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Maruichi Corp ケースの排水構造
JP2012091356A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Tonin Yo 樹脂成形充気用ノズル
WO2021044546A1 (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 大塚テクノ株式会社 バルブアセンブリおよび尿道カテーテル

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