JP3009978U - パチンコ台の球案内釘調整検査器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ台面に突出している球案内釘の開き
度を容易に正確に測定検査できる調整検査器を提供する
こと。 【構成】 ダイヤルゲージ（１）付き本体（３）に対
し、それに作用する操作腕（７）を枢着し、本体（３）
と操作腕（７）に一体に形成した作動杆（８）（９）の
先端上面にパチンコ台面（Ｂ）の案内釘（Ｎ）（Ｎ′）
間に入って両案内釘に接する平行円形突子（１０）（１
１）を突設したこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ダイヤルゲージを用いたパチンコ台の球を案内する釘の開き度を調 整する調整検査器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の調整検査器は一対の球面体を２本の案内釘の間に入れて調節するため、 間隙への通過は良いが、球面体の頂点のみで間隔を測るので、案内釘と球面体と の位置が変化して安定しない。従って正確な測定及び調整検査は仲々むずかしい 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、前記従来の調整検査器の欠点を解消し、正確な測定検査が容 易にできるものを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。

【０００５】 ダイヤルゲージを装着した握手付きの本体と、本体の先方に枢支ピンにより枢 着し、前記ダイヤルゲージの測定杆に接する接触子を取付けた操作腕とを備え、 本体と、操作腕の先にそれぞれ作動杆を一体に並設し、パチンコ台面に接する先 端面を形成した前記作動杆の先端上面にパチンコ台面に突設した案内釘の間に入 り込んで案内釘に接する平行円形突子を突設したパチンコ台の球案内釘調整検査 器。

【０００６】

【作用】

図２に示すように平行円形突子１０，１１がパチンコ台面Ｂより突出している 案内釘Ｎ，Ｎ′の間に入り込んで釘に接し、本体３を手前に徐々に引くと釘Ｎ， Ｎ′の曲線に沿って平行円形突子１０，１１間の距離は変化する。従ってその変 化量はダイヤルゲージ１の指針１６は回動して変化量をつぶさに観察でき、調整 検査操作が確にできる。

【０００７】

【実施例】

図において３は本体でダイヤルゲージ１を装着し、握手２を設けてある。本体 ３に枢支ピン４により操作腕７を枢着し、操作腕７にダイヤルゲージ１の測定杆 ５に接する接触子６を取付け、接触子６が測定杆５に接する方向にばね１５を作 用させる。

【０００８】 本体３と操作腕７の先に各々作動杆８，９を一体に並設する。又パチンコ台面 Ｂに接する先端面８ａ，９ａを形成し、かつ先端面８ａ，９ａと近接して作動杆 ８，９の先端上面にパチンコ台面Ｂに突設した案内釘Ｎ，Ｎ′に接する平行円形 突子１０，１１を突設し、両平行円形突子１０，１１の間に案内釘Ｎ，Ｎ′が入 り込むようになる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案によれば、平行円形突子は手前に引かれると弯曲した案内釘に接する面 が順次変化するため、従来のように一点のみで測定するものに比べ指示は安定し 、正確に測定し検査することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図。

【図２】端面図。

【図３】使用状態を示す平面図。

【図４】使用状態を示す側面図。

【符号の説明】

１ ダイヤルゲージ ２ 握手 ３ 本体 ４ 枢支ピン ５ 測定杆 ６ 接触子 ７ 操作腕 ８ 作動杆 ９ 作動杆 Ｂ パチンコ台面 Ｎ，Ｎ′ 案内釘 １０ 平行円形突子 １１ 平行円形突子

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ダイヤルゲージ（１）を装着した握手
   （２）付きの本体（３）と、本体（３）の先方に枢支ピ
   ン（４）により枢着し、前記ダイヤルゲージ（１）の測
   定杆（５）に接する接触子（６）を取付けた操作腕
   （７）とを備え、本体（３）と、操作腕（７）の先にそ
   れぞれ作動杆（８）（９）を一体に並設し、パチンコ台
   面（Ｂ）に接する先端面（８ａ）（９ａ）を形成した前
   記作動杆（８）（９）の先端上面にパチンコ台面（Ｂ）
   に突設した案内釘（Ｎ）（Ｎ′）の間に入り込んで案内
   釘に接する平行円形突子（１０）（１１）を突設したパ
   チンコ台の球案内釘調整検査器。