JP3009962U - 小児用乗物 - Google Patents
小児用乗物Info
- Publication number
- JP3009962U JP3009962U JP1994011287U JP1128794U JP3009962U JP 3009962 U JP3009962 U JP 3009962U JP 1994011287 U JP1994011287 U JP 1994011287U JP 1128794 U JP1128794 U JP 1128794U JP 3009962 U JP3009962 U JP 3009962U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering rod
- vehicle
- seat portion
- attached
- sides
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小児用の乗物が、容易にかつ安価に製造で
き、安定性よく乗れて、安全に走行できるものを提供す
ることにある。 【構成】 座席部2の前端部に所定長さの操舵桿4を左
右に揺動可能に操舵桿4の後方部を取着している。そし
て、上記座席部2の後方の両側部に後輪17を取り付け
るとともに、上記操舵桿4の後端部の両側に前輪16を
取り付けて、いわゆる車体がなくて走行自在としてい
る。また、上記操舵桿4の前端部に、足を掛けてブレ−
キをかけるパッド6部を設けるとともに、ハンドル5を
両側に突設してハンドル5を左右に揺動して操舵桿4を
左右に揺動駆動し、上記小児用乗物1を自在に走行でき
るようにしている。
き、安定性よく乗れて、安全に走行できるものを提供す
ることにある。 【構成】 座席部2の前端部に所定長さの操舵桿4を左
右に揺動可能に操舵桿4の後方部を取着している。そし
て、上記座席部2の後方の両側部に後輪17を取り付け
るとともに、上記操舵桿4の後端部の両側に前輪16を
取り付けて、いわゆる車体がなくて走行自在としてい
る。また、上記操舵桿4の前端部に、足を掛けてブレ−
キをかけるパッド6部を設けるとともに、ハンドル5を
両側に突設してハンドル5を左右に揺動して操舵桿4を
左右に揺動駆動し、上記小児用乗物1を自在に走行でき
るようにしている。
Description
【0001】
本考案は、小児用乗物に関し、特に小児が安全に乗れる小児用乗物に関する。
【0002】
従来、小児兎乗物としては、三輪車が知られ、ペダルを踏むことによって三輪 車を前進させることができる。
【0003】
しかし、上記の三輪車は、車体をV形状等の複雑な構造としているため、重心 が高くなって、不安定で転倒しやすく、また非常に複雑な構造であり、製造する のが困難で、かつ値段が高いものであった。
【0004】 さらに、三輪車には、停止する手段がなく、搭乗者が足や手でブレ−キをかけ ねばならず、そのためにバランスがくずれた姿勢となって、三輪車から落ちてけ がをしやすいものであった。
【0005】
本発明は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、座 席部の前端部に所定長さの操舵桿を左右に揺動可能に操舵桿の後方部に取着し、 上記座席部の後方の両側部に後輪を取り付けるとともに、上記操舵桿の後端部の 両側に前輪を取り付けて走行自在とし、上記操舵桿の前端部に、足掛け部を設け るとともに操舵桿を左右に揺動駆動すにためのハンドルを両側に突設したことを 特徴とする小児用乗物を提供するにある。
【0006】
本考案の小児用乗物では、座席部の前端部に所定長さの操舵桿を左右に揺動可 能に操舵桿の後方部を取着し、上記座席部の後方の両側部に後輪を取り付けると ともに、上記操舵桿の後端部の両側に前輪を取り付けて走行自在とし、上記操舵 桿の前端部に、足掛け部を設けるとともに操舵桿を左右に揺動駆動すにためのハ ンドルを両側に突設することによって、ハンドルを左右に揺動することで容易に 前進することができる。
【0007】 そして、重心が低くて安定性がよく、さらに足で操舵桿の前端部を押し下げら れて容易にブレ−キをかけることができ、バランスよく、安全に走行して遊ぶこ とができる。
【0008】
以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。図1以下は、本考案の一実施例 を示すものである。小児用乗物1は、図1のように四輪がついた玩具で、座席部 2の前部に操舵部3の所定長さとした操舵桿4を揺動可能に取着して形成し、い わゆる車体がなく低重心のものとしている。
【0009】 そして、図1のように上記操舵桿4の前端部に左右両側に対称状にハンドル5 を取着し、操舵桿4の前端のハンドル突設部にブレ−キ用のパッド6を左右両側 にそれぞれ配設している。ハンドル5の端部には、ラバ−の握り部7を被覆して 操作しやすくしている。
【0010】 上記操舵桿4は、その後端部の上面側に図1、図2のように所定高さの円筒状 のスペ−サ−8を取り付けて、座席部2の底面に平行状に座席部2の前端部に枢 着している。操舵桿4は、枢着部を中心としててこ作用で小児用乗物1を円滑に 走行できる長さとしている。
【0011】 上記座席部2は、図1のように前部から後部にわたってその両側の側壁9部を やや高くし、後端部を平たくした安定性のよいほぼ三角形状として、その内側に 腰を下ろして座れるようにしている。
【0012】 また、上記座席部2の前端を図1、図2のように鼻状に前方へやや突き出し、 この突出部10に上下面に台座孔11をそれぞれ開孔してスリ−ブ12を台座孔 11に同軸状として貫通して開孔している。
【0013】 そして、上記スリ−ブ12の上下の台座孔11に軸受13をそれぞれ嵌装し、 操舵桿4の後部の上記した円筒状のスペ−サ−8部に所定長さのボルト14を嵌 入して操舵桿4の後部をナット15で座席部2の突出部10に締着して、操舵桿 4を座席部2の前部に揺動可能に装着している。
【0014】 また、上記操舵桿4の後端部の下方側の両側に図1、図2のように左右対称状 に一対の前輪16を回転自在に軸着し、座席部2の後端部の両側に後輪17をそ れぞれ軸着して、小児用乗物1を円滑に走行できるようにしている。
【0015】 座席部2は、その底面側の少なくとも後輪17部分に図3のように内壁18を 設け、後輪17を後輪軸19に軸着して固定材20を介して図のように内壁18 と外周壁21との間に後輪軸19を懸架して装着している。なお、後輪17は、 座席部2の外面側部に装着することもできる。
【0016】 使用にあたっては、搭乗者の小児が座席部2に腰を下ろし、両手でハンドル5 の握り部7を握り、ハンドル5の前部のブレ−キ用のパッド6に足を掛ける。
【0017】 そして、ハンドル5を左右に揺動すると、操舵桿4を左右に揺動できて、前輪 16の揺動作用によって小児用乗物1を前進できる。小児用乗物1を止めるには 、両足でブレ−キ用のパッド6を押し下げ、パッド6を走行面に接触するように して止めることができる。
【0018】 このようにして、小児であっても、従来のような車体がないため、低重心で安 定性よく走行できて、容易にかつ安全に運転することができる。また、車体等が ないため、装置が簡単で製造しやすく、組み立ても容易で、値段を安くできる。
【0019】 特に、座席部がほぼ三角形状で、かつ車体がないので低重心で安定性がよく、 ペダルがなくても、ハンドルを左右に揺動するだけで走行できて、かつ両足でハ ンドル前方部を押し下げるだけでブレ−キをかけられ、横転する危険性もなく楽 しく遊べるものである。
【0020】 また、操舵桿をスペ−サ−を介して枢支しているため、ハンドル操作が容易で 幼児であっても容易に走行できるとともに、座席部の突出部のスリ−ブの上下に 軸受を介して軸着しているため、ハンドルを円滑に揺動することができる。
【0021】 また、後輪を座席部の外壁と内壁との間に装着することによって、安全性を高 められ、かつ容易に組み立てるようにできて好ましい。
【0022】 さらにまた、操舵桿の前端部にハンドルを傾斜角度を可変に取着すると、幼児 などの場合にハンドルを上方に向けて高く位置でき、前かがみの姿勢にならずに バランスよく座れて小児用乗物を走行できるので好ましいものである。
【0023】 また、操舵桿の後方部に枢着孔を所定間隔で操舵桿にそって複数個開孔して、 操舵桿の突き出し長さを調整可能に座席部に枢着するようにすれば、搭乗者の身 体の大きさに対応して足掛け部の突き出し長さを調整でき、小児用乗物を乗りや すくできて好ましいものである。
【0024】 上記の乗物は、2才〜5才位の幼児に好ましいが、小学生にとっても楽しく利 用することができるものである。その際、車輪の径を100〜150mm位に大き くしたりして速度を上昇するようにするなど適宜に変更することができる。
【0025】
以上のように本考案にあっては、小児が座席部に安定性よく搭乗できて、ハン ドルを左右に走行することで、容易に小児用乗物を走行できる。
【0026】 そして、車体がなく、低重心なので、横転して損傷する危険性がなく、また操 舵桿の前端部のパッド等を押し下げることによって、適宜にブレ−キをかけて運 転することができ、安全に走行することができる。
【0027】 また、操舵桿をスペ−サ−を介して座席部に枢着したり、軸受を介して枢着す ることで、ハンドル操作が円滑で、走行性がよいものである。
【0028】 さらに、ハンドルの高さを高くしたり、足掛け部の長さを可変にすることによ って、幼児などの搭乗者の身体の大きさに容易に対応して、小児用乗物を乗りや すくできるものである。
【図1】本考案の一実施例の斜視図、
【図2】同上の座席部と操舵桿の枢着部の分解斜視図、
【図3】同上の座席部の後輪部の分解斜視図。
1…小児用乗物 2…座席部
4…操舵桿 5…ハンドル 6…パッド
8…スペ−サ− 10…突出部 11…台座孔
12…スリ−ブ 13…軸受 14…ボルト
16…前輪 17…後輪 18…内壁
21…外壁
4…操舵桿 5…ハンドル 6…パッド
8…スペ−サ− 10…突出部 11…台座孔
12…スリ−ブ 13…軸受 14…ボルト
16…前輪 17…後輪 18…内壁
21…外壁
Claims (9)
- 【請求項1】 座席部の前端部に所定長さの操舵桿を左
右に揺動可能に操舵桿の後方部を取着し、上記座席部の
後方の両側部に後輪を取り付けるとともに、上記操舵桿
の後端部の両側に前輪を取り付けて走行自在とし、 上記操舵桿の前端部に、足掛け部を設けるとともに操舵
桿を左右に揺動駆動すにためのハンドルを両側に突設し
たことを特徴とする小児用乗物。 - 【請求項2】 操舵桿の前端部の両側のハンドル突設部
に、操舵桿を足で下方に押し下げて走行面に接触させて
ブレ−キをかけるためのバッドを配設した請求項1に記
載の小児用乗物。 - 【請求項3】 座席部をほぼ三角形のパネル状に背低く
形成しているとともに、その左右両側部をやや高く突設
してその内側から後端にかけてへこませ、前端部を鼻状
に突出部を突設してこの突出部にスリ−ブを開孔して操
舵桿を枢着した請求項2に記載の小児用乗物。 - 【請求項4】 座席部の前方側にやや長く突き出した操
舵桿の後方部の上面に所定高さのスペ−サ−を配設し、
このスペ−サ−を介して操舵桿を座席部の前端部に枢着
した請求項2または3に記載の小児用乗物。 - 【請求項5】 座席部の底面側の外壁の内側に内壁を配
設し、この外壁と内壁とに後輪軸の両側部を支持して外
壁と内壁との間に後輪を装着した請求項1ないし4に記
載の小児用乗物。 - 【請求項6】 座席部の前部に操舵桿を枢着するための
スリ−ブを開孔しているとともに、上記スリ−ブの上下
側に台座孔を開孔して軸受をそれぞれ装着し、上記軸受
にボルトを挿通して操舵桿を枢着した請求項1ないし5
に記載の小児用乗物。 - 【請求項7】 ハンドルの傾斜角度を可変にハンドルを
操舵桿の前端部に取着した請求項1ないし6のいずれか
に記載の小児用乗物。 - 【請求項8】 操舵桿の後方部に枢着孔を操舵桿にそっ
て所定間隔で複数個開孔しているとともに、座席部の前
部に上記枢着孔部を選択的に枢着可能に操舵桿を配設し
た請求項1ないし7のいずれかに記載の小児用乗物。 - 【請求項9】 前輪、後輪を100〜150mmの直径の
ものとした請求項1ないし8のいずれかに記載の小児用
乗物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011287U JP3009962U (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 小児用乗物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011287U JP3009962U (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 小児用乗物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009962U true JP3009962U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=43145738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994011287U Expired - Lifetime JP3009962U (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 小児用乗物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009962U (ja) |
-
1994
- 1994-08-17 JP JP1994011287U patent/JP3009962U/ja not_active Expired - Lifetime
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