JP3009910U - 駐車場等の敷板 - Google Patents

駐車場等の敷板

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JP3009910U
JP3009910U JP1994014036U JP1403694U JP3009910U JP 3009910 U JP3009910 U JP 3009910U JP 1994014036 U JP1994014036 U JP 1994014036U JP 1403694 U JP1403694 U JP 1403694U JP 3009910 U JP3009910 U JP 3009910U
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JP
Japan
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molded body
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grass
concrete
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JP1994014036U
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Inventor
一郎 桜井
Original Assignee
桜井建材産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上方からの荷重に充分に耐え、しかも芝を好
条件下で植生して緑化された屋外駐車場や広場を形成す
る。 【構成】 外周に接合面を有する成形体内に複数の植生
用空洞部を形成してなるコンクリート製の敷板におい
て、前記成形体の上層部を普通のコンクリート層によ
り、上層部以下の下層部をポーラスコンクリート層によ
り形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、芝等の植生用空洞部を設けた駐車場等の敷板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
公共施設の駐車場,公園の広場,遊歩道等に、空洞部に芝を植生したコンクリ ート製の敷板が使用されている。この敷板は、上下に開口した複数の植生用空洞 部を間隔的に形成した成形体を普通のコンクリートにより構成したものであり、 これを砂等により平滑に均した地面に敷設し、空洞部内に土壌を入れ、その表面 に芝を植えて全体を緑地化しようとするものであるが、コンクリート製の敷板が 太陽熱により加熱され易く、そのため空洞部内の土壌も高温となり、芝が根腐れ を生じて短期間で枯れてしまうという欠点があった。また成形体は保水性に乏し いので、雨水は土壌を通過し、地中に滲透してしまうため、芝の根に充分に水分 を補給することができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の敷板と同様に上方からの大荷重に充分に耐えることができ、 しかも芝の根腐れが防止でき、何時までも緑化を維持し得る駐車場等の敷板を提 供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の駐車場等の敷板は、外周に接合面を有する成形体内に複数の植生用空 洞部を形成してなるコンクリート製の敷板において、前記成形体の上層部を普通 のコンクリート層により形成し、上層部以下の下層部をポーラスコンクリート層 により形成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
成形体の上層部を普通のコンクリート層により形成したから、上方からの圧力 に充分に耐えることができるので、駐車場とか遊歩道等の敷板として使用し得る のである。また成形体の下層部、即ち上層部より下側の部分を、無数の空隙によ り断熱効果を有するポーラスコンクリート層により形成したから、太陽熱による 土壌の温度上昇を抑制し、芝の根腐れを防止できるのである。しかもポーラスコ ンクリート層は保水効果をも有するので、水分不足により芝が枯れるのを防止で きるのである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に従って詳細に説明する。 図1,図2に示す敷板は、外周に緩やかな鋸歯形の接合面1を有する成形体A 内に上下方向に貫通した複数の植生用空洞部2を間隔的に形成してなるものであ る。上記成形体Aは、上層部A1を普通のコンクリート層により形成し、上層部 A1以下の下層部A2をポーラスコンクリート層により形成している。前記接合 面1は平板状でもよい。
【0007】 成形体Aの上層部A1には、隣接する植生用空洞部2に通ずる溝3を形成して いる。この溝3の底部は、ポーラスコンクリート層の下層部A2に達している。 尚、前記接合面1は、波形でも良く、平坦面でも良い。また成形体Aの上層部 A1と下層部A2との厚さは、1:4の割合である。
【0008】 このように構成された敷板Aを用いて屋外駐車場を形成する場合の施工例を図 3に基づいて説明する。先ず形成箇所の地面を掘り、図3に示すように、この掘 設部に砕石4及び砂5を積層して上面を平滑に均し、その表面に敷板Aの各接合 面1を突き合わせて敷き詰めた後、各植生用空洞部2内に土壌6を入れて芝7を 植えると、芝7の根は土壌6中に延び、溝3を利用して横方向に延びて成育し、 緑化された屋外駐車場が形成されるのである。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る駐車場等の敷板は、成形体の上層部を普通のコンクリート層によ り形成し、上方からの圧力に充分に耐え得るようにしたから、破損することのな い強固な駐車場とか遊歩道等を構成することができる。
【0010】 また成形体の下層部、即ち上層部より下側の部分を断熱性を有するポーラスコ ンクリート層により形成し、土壌が高温となるのを防止したから、芝の根腐れを 防止できる。
【0011】 しかも無数の空隙を有するポーラスコンクリート層は通気性,保水性を有する ので、土壌への酸素の補給ができ、また土壌の乾燥を防止できるので、芝を好条 件のもとで成育することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に使用する駐車場等の敷板の
平面図である。
【図2】図1におけるX−X線の断面図である。
【図3】同上敷板の施工状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A 成形体 A1 上層部 A2 下層部 1 接合面 2 植生用空洞部 3 溝 4 砕石 5 砂 6 土壌 7 芝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に接合面を有する成形体内に複数の
    植生用空洞部を形成してなるコンクリート製の敷板にお
    いて、前記成形体の上層部を普通のコンクリート層によ
    り、上層部以下の下層部をポーラスコンクリート層によ
    り形成したことを特徴とした駐車場等の敷板。
JP1994014036U 1994-10-06 1994-10-06 駐車場等の敷板 Expired - Lifetime JP3009910U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100919182B1 (ko) * 2009-04-06 2009-09-28 김갑중 주차블록 및 주차블록들의 조립체

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