JP3009906U - 移動式遺体湯灌装置及び移動式寝たきり患者洗浄装置 - Google Patents

移動式遺体湯灌装置及び移動式寝たきり患者洗浄装置

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JP3009906U
JP3009906U JP1994013624U JP1362494U JP3009906U JP 3009906 U JP3009906 U JP 3009906U JP 1994013624 U JP1994013624 U JP 1994013624U JP 1362494 U JP1362494 U JP 1362494U JP 3009906 U JP3009906 U JP 3009906U
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Inventor
三喜男 井村
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有限会社感動舎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動式で、しかも、簡易に組付け及び取外し
ができる遺体湯灌装置及び移動型寝たきり患者洗浄装置
を提供する。 【構成】 管状体からなる矩形状上外枠を備える上側架
台部11と、管状体からなる矩形状下外枠を備える下側
架台部12と、該上側架台部と該下側架台部とに脱着可
能に懸架される複数の縦管状体13とを具備する架台1
と、該架台上に載置されるともに端部側に把持部を備え
る、遺体を運搬及び載置させるための担架2と、上記上
側架台部及び下側架台部間であって上記担架の下方に、
該上側架台部に脱着可能に懸吊されるとともに樹脂製シ
ートからなり折り畳み可能な容器状水受け体3と、該容
器状水受け体を上記上側架台部を構成する上記矩形状上
外枠に脱着可能に懸吊するための懸吊手段(先端に各々
ダルマ状リング係止部を持つもの等)4とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は移動式遺体湯灌装置及び移動型寝たきり患者洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遺体湯灌装置としては、特公昭63−51684号公報、特公平1−2 9161号公報等に示すものが知られている。 また、寝たきり患者(寝たきり老人も含む。)用として用いられる入浴用担架 及びそれに用いられるシートとしては、実開昭56−171029号公報、実開 昭62−101526号公報、実開平2−82337号公報等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の遺体湯灌装置は、移動式のものではなく、しかも、簡易に 組付け及び取外しができるものではなく、更に担架を備えるものではない。 また、上記担架等は入浴用であるものの、移動式遺体湯灌装置及び移動型寝た きり患者洗浄装置に用いられるものではない。
【0004】 本考案はかかる課題を解決するもので、移動式で、しかも、簡易に組付け及び 取外しができる遺体湯灌装置及び移動型寝たきり患者洗浄装置を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本第1考案の遺体湯灌装置又は第9考案の移動型寝たきり患者(寝たきり老人 も含む。)洗浄装置は、管状体からなる矩形状上外枠を備える上側架台部11と 、管状体からなる矩形状下外枠を備える下側架台部12と、該上側架台部と該下 側架台部とに脱着可能に懸架される複数の縦管状体13とを具備する架台1と、 該架台上に載置されるともに端部側に把持部を備える、遺体を運搬及び載置させ るための担架2と、上記上側架台部及び下側架台部間であって上記担架の下方に 、該上側架台部に脱着可能に懸吊されるとともに樹脂製シートからなり折り畳み 可能な容器状水受け体3と、該容器状水受け体を上記上側架台部を構成する上記 矩形状上外枠に脱着可能に懸吊するための懸吊手段4と、からなることを特徴と する。
【0006】 本第5考案の移動式遺体湯灌装置又は第13考案の移動型寝たきり患者洗浄装 置は、上記上側架台部を構成する矩形状上外枠及び上側架台部を構成する矩形状 下外枠が、いずれも、全ての管状体が継ぎ手を介して脱着可能のように組付けら れて構成されていることを特徴とする。 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け体の外周縁部付近に適宜間隔をもって一 端が固定された2つの紐部、帯部若しくは鎖部と、該紐部、帯部若しくは鎖部の 各先端側に取り付けられた各ダルマ状リング係止部とからなり、該一対の紐部、 帯部若しくは鎖部間に上記矩形状上外枠を構成する管状体を挿置し、該一対のダ ルマ状リング係止部の一方を他方のダルマ状リング係止部中に挿入し且つ嵌め合 わせるものであるとすることができる。
【0007】 また、上記懸吊手段4は、上記上側架台部を構成する上記矩形状外枠に適宜間 隔をもって固定される複数のフック部43と、上記容器状水受け体の外周縁部付 近に上記フック部が固定された位置に対応する位置に所定間隔をもって取付けら れ、且つ先端側に上記フック部と係止可能なリング部を備える複数のリング状掛 止部44と、からなり、上記リング状掛止部が対応する位置に固定された上記フ ック部に係止されるものであるとすることができる。 更に、上記懸吊手段4は、上記容器状水受け体の外周縁部付近に適宜間隔をも って一端が固定された紐部、帯部若しくは鎖部45と、該紐部、帯部若しくは鎖 部の先端側に取り付けられたリング係止部46と、上記紐部、帯部若しくは鎖部 の根元側に固定され且つ該リング係止部と係止可能なフック部47と、からなり 、上記紐部、帯部若しくは鎖部が上記矩形状上外枠を構成する管状体を巻くよう にしつつ上記リング状掛止部が上記フック部に係止されるものであるとすること ができる。
【0008】 また、上記担架は、外枠部分と、該外枠部分内に配置され、遺体を載置させる 床部分と、該床部分が該外枠部分に脱着可能のように取り付けられる懸架手段と 、からなるものとすることができる。この懸架手段は、床部分を外枠部分から取 り外したり、取り付けたりできるもの(例えば、上記各懸吊手段を例示できる。 )であればよい。
【0009】
【実施例】
以下、実施例により本考案を具体的に説明する。 本実施例に係る遺体湯灌装置は、図1〜4に示すように、架台1と、担架2と 、容器状水受け体3と、容器状水受け体を懸吊するための懸吊手段4とからなる 。 上記架台(2000×750×500mm)1は、上側架台部11と下側架台 12とからなる。この上側架台部11は、2本の横管状体(1925mm)11 1、112と、これと垂直に配置される2本の管状体(670〜680mm)1 13、114とが、4隅の継ぎ手14a〜dにより、連結された矩形状上外枠か らなる。尚、これらの管状体(以下に示すものも含む。)の外形は27mmφ、 内径は21〜23mmφである。下側架台部12は、2本の横管状体(1925 mm)121、122と、これと垂直に配置される3本の管状体(670〜68 0mm)123、124、125とが、4隅の継ぎ手15a〜d及び中間側に配 置された継ぎ手15e、15fにより、連結された矩形状下外枠からなる。 また、上側架台部11と下側架台部12との適宜の位置に、継ぎ手(17a等 )を介して、8本の縦管状体(長さ;500mm)13a〜hが垂直に懸架され ている。更に、これらを補強するための補強用管状体(長さ;約670〜680 mm)16a〜dが、継ぎ手17a〜dを介して、上側架台11と所定の縦管状 体とに斜めに懸架されている。
【0010】 上記担架2は、遺体を運搬及び載置させるためのものであり、架台1上に載置 される。この担架2は、2本の横管状体(長さ;2150mm)21、22と、 これと垂直に配置される4本の管状体(長さ;540〜550mm)23〜26 とが、8個の継ぎ手28a〜hにより、連結されて作られた矩形状枠部を備える 。そして、この枠部には、ナイロン製平ロープ271が交互に重ね編み(織り) されており、人体の載置面(床部分;27)としている。更に、2本の横管状体 21、22の両端側には、コの字状把持部29a〜dが固定されている。 上記容器状水受け体(深さ;約250〜350mm)3は、樹脂製シートから なり、軽量で且つ折り畳み可能なものである。そして、これは、上側架台部11 及び下側架台部12間であって、しかも載置される担架2の下方に、上側架台部 11に脱着可能に懸吊される。これにより、担架2上の遺体を洗浄する場合の水 受けとなる。
【0011】 上記懸吊手段4は、容器状水受け体3を上側架台部11を構成する矩形状上外 枠に脱着可能に懸吊するためのものである。この懸吊手段4において、一方の帯 部41a及びこの帯部の先端側に取り付けられたダルマ状リング係止部42aか らなる係止部材と、他方の帯部41b及びこの帯部の先端側に取り付けられたダ ルマ状リング係止部42bからなる係止部材とは一対を構成する。そして、この 各帯部の根本側は、容器状受け体3の外周縁部付近に固定されている。この一対 のものが8個、適宜間隔をもって固定されている。 そして、図4に示すように、一対の帯部41a、41b間に、矩形状上外枠1 1を構成する管状体を挿置し〔図4の(a)〕、一対のダルマ状リング係止部の 一方42aを他方のダルマ状リング係止部42b中に挿入して、嵌め合わせるこ とにより〔図4の(b)〕、懸吊する。
【0012】 以上より、本実施例の架台は管状体からなるので、軽量であり、しかも、その 架台の全てを構成する管状体は、継ぎ手を介して連結されているので、全ての管 状体を簡易に組付け及び取外しができ、そのため移動・収納が極めて容易である とともに、組み付けも容易である。また、容器状水受け体は樹脂製シートからな るので、軽量であるとともに、脱着できるので、容易に取り外しができ、更に折 り畳むことができるので、収納に極めて便利である。更に、懸吊手段としては、 一対のダルマ状リング係止部を嵌め合わせることにより、容易に連結できるとと もに、容易に離脱できるので、その脱着が極めて容易である。以上より、本実施 例の装置は、移動式の遺体湯灌装置としては極めて有用である。
【0013】 尚、本考案においては、上記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途 に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記 懸吊手段4としては、容器状水受け体3を所定の上側架台部11に脱着可能のよ うに懸吊できればよく、その範囲において特に限定されない。そして、この懸吊 手段4としては、上記実施例に示すもの以外に、以下に示すものとすることがで きる。例えば、この懸吊手段4としては、図5に示すように、上側架台部11を 構成する矩形状外枠に固定されるフック部43と、容器状水受け体3の外周縁部 付近にフック部43が固定された位置に対応する位置に所定間隔をもって取付け られ、且つ先端側にフック部43と係止可能なリング部441とこのリング部4 41を取付・保持している帯部442とからなるリング状掛止部44と、からな る。そして、上記フック部43及びリング状掛止部44は一対を構成し、この対 が適宜間隔をもって取付けられている。そして、リング状掛止部44のリング部 441が、対応する位置に固定されたフック部43に係止されることにより、水 受け体3を懸吊できる。
【0014】 また、上記懸吊手段4としては、図6に示すように、容器状水受け体3の外周 縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された紐部、帯部若しくは鎖部45と、 該紐部、帯部若しくは鎖部の先端側に取り付けられたリング係止部46と、上記 紐部、帯部若しくは鎖部の根元側に固定され且つ該リング係止部と係止可能なフ ック部47と、からなるものとすることができる。そして、この紐部等が、矩形 状上外枠を構成する管状体11を巻くようにしつつ、リング状掛止部46がフッ ク部47に係止されるものであるとすることができる。
【0015】 上記担架2としても、遺体を運搬及び載置させることができ、且つここに載置 させた遺体等を水(湯)等にて洗浄させた場合、下に配置した水受け体に落下で きるものであればよい。また、この担架2としては、図7に示すように、遺体等 を載置させる床部分27aを、その外枠(管状体111〜114の連結体)に脱 着可能のように、取り付ける構成とすることができる。この場合には、この床部 分27aを取り外して収納することができるので、収納性に優れる。尚、この床 部分27aを構成する枠部272を帯状の折り畳み可能な素材により構成する場 合は、この床部分27aをも折り畳んで収納できる。同図中、271は平ロープ 等を示す。そして、この床部分を脱着可能とする懸架手段5a〜cは、上記に示 す容器状水受け体の懸吊手段と同手段、更に他の手段とすることができる。そし て、この場合には、図7に示すように、外枠を構成する横管状体111、112 と、縦管状体113、114とが取り外しできるようにすれば、更に収納性に優 れる。更に、担架2に設けられる把持部29としては、上記実施例に示すコの字 状のものに限定されず、担架を把持できるものであればよい。例えば、図8に示 すような先端が突出した構成29eとしてもよい。
【0016】 また、架台の全体形状、大きさ等、架台を構成する各管状体の材質(アルミニ ウム、鋼等)、長さ、外形、内径若しくは使用数等は特に限定されず、種々選択 される。更に、懸吊手段を構成する各種係止手段(係止部、掛止部)の取り付け 場所、取り付け数、取り付け手段(縫製、接着等)等も特に限定されない。また 、上側架台部又は下側架台部は、上記実施例に示すように複数の管状体を脱着可 能のように連結してもよいが、これに限らず、脱着できないように連結して一体 物としたり、もともと一本の管状体を加工して製作したものでもよい。この場合 において、継ぎ手は上側架台部若しくは下側架台部に固定(ビス、ネジ、接着剤 等による。)しておく場合は、継ぎ手付き上側架台部若しくは下側架台部となる 。この場合は、上側架台部全体若しくは下側架台部全体を縦管状体から取り外し たり、組み付けたりすることとなり、組付け点数若しくは取外し点数が少なくな り、そのため作業効率が向上する。尚、継ぎ手を縦管状体に固定することもでき る。更に、継ぎ手の使用数、形状等も特に限定されない。 また、本装置は、上記実施例に示す遺体湯灌装置のみならず、寝たきり患者( 寝たきり老人をも含む意味に用いる。)の体を洗浄する装置としても極めて有用 である。 更に、本移動式遺体湯灌装置及び寝たきり患者洗浄装置は、移動式の給水装置 とを組み合わせて使用すれば、その利用価値は極めて大きい。
【0017】
【考案の効果】
以上より、本考案の遺体湯灌装置及び移動型寝たきり患者洗浄装置は、軽量で あり、しかも、移動式で、しかも、簡易に組付け及び取外しができる。特に、第 5若しくは第13考案おいては、矩形状上外枠及び矩形状下外枠を構成する全て の管状体が脱着可能とされるので、収納性、移動性が更に一層優れる。 従って、狭い通路、道路、エレベータ、狭い出入口、高層マンションの部屋等 をも容易に且つ確実に運搬でき、狭い部屋内へも容易に移動でき、そこで組み付 けて遺体の湯灌又は患者の洗浄ができる。以上より、本考案は、移動を必要とす る現代にマッチした極めて有用な遺体湯灌装置及び移動型寝たきり患者洗浄装置 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る遺体湯灌装置の全体斜視図であ
る。
【図2】実施例における架台に容器状水受け体を懸吊さ
せた斜視図である。
【図3】実施例で用いた担架の全体側面図である。
【図4】実施例において容器状水受け体の懸吊手段の使
用状態を示す説明図であり、(a)はダルマ状リング係
止部を嵌め合わせる前の状態を示し、(b)はその後の
状態を示す説明図である。
【図5】容器状水受け体の懸吊手段の他の態様を示す説
明図である。
【図6】容器状水受け体の懸吊手段の、更に他の態様を
示す説明図である。
【図7】担架の他の態様を示す説明図である。
【図8】担架に設けられた把持部の他の態様を示す説明
図である。
【符号の説明】
1;架台、11;上側架台部、12;下側架台部、1
3;縦管状体、2;担架、3;容器状水受け体、4;懸
吊手段、41;帯部、42;ダルマ状リング係止部、4
3;フック部、44;リング状掛止部、45;紐部、帯
部若しくは鎖部、46;リング係止部、47;フック
部。

Claims (20)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状体からなる矩形状上外枠を備える上
    側架台部11と、管状体からなる矩形状下外枠を備える
    下側架台部12と、該上側架台部と該下側架台部とに脱
    着可能に懸架される複数の縦管状体13とを具備する架
    台1と、 該架台上に載置されるともに端部側に把持部を備える、
    遺体を運搬及び載置させるための担架2と、 上記上側架台部及び下側架台部間であって上記担架の下
    方に、該上側架台部に脱着可能に懸吊されるとともに樹
    脂製シートからなり折り畳み可能な容器状水受け体3
    と、 該容器状水受け体を上記上側架台部を構成する上記矩形
    状上外枠に脱着可能に懸吊するための懸吊手段4と、か
    らなることを特徴とする移動式遺体湯灌装置。
  2. 【請求項2】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け体
    の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された2
    つの紐部、帯部若しくは鎖部と、該紐部、帯部若しくは
    鎖部の各先端側に取り付けられた各ダルマ状リング係止
    部とからなり、該一対の紐部、帯部若しくは鎖部間に上
    記矩形状上外枠を構成する管状体を挿置し、該一対のダ
    ルマ状リング係止部の一方を他方のダルマ状リング係止
    部中に挿入し且つ嵌め合わせるものである請求項1記載
    の移動式遺体湯灌装置。
  3. 【請求項3】 上記懸吊手段4は、上記上側架台部を構
    成する上記矩形状外枠に適宜間隔をもって固定される複
    数のフック部43と、上記容器状水受け体の外周縁部付
    近に上記フック部が固定された位置に対応する位置に所
    定間隔をもって取付けられ、且つ先端側に上記フック部
    と係止可能なリング部を備える複数のリング状掛止部4
    4と、からなり、上記リング状掛止部が対応する位置に
    固定された上記フック部に係止されるものである請求項
    1記載の移動式遺体湯灌装置。
  4. 【請求項4】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け体
    の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された紐
    部、帯部若しくは鎖部45と、該紐部、帯部若しくは鎖
    部の先端側に取り付けられたリング係止部46と、上記
    紐部、帯部若しくは鎖部の根元側に固定され且つ該リン
    グ係止部と係止可能なフック部47と、からなり、上記
    紐部、帯部若しくは鎖部が上記矩形状上外枠を構成する
    管状体を巻くようにしつつ上記リング状掛止部が上記フ
    ック部に係止されるものである請求項1記載の移動式遺
    体湯灌装置。
  5. 【請求項5】 上記担架は、外枠部分と、該外枠部分内
    に配置され、遺体を載置させる床部分と、該床部分が該
    外枠部分に脱着可能のように取り付けられる懸架手段
    と、からなる請求項1、2、3又は4記載の移動式遺体
    湯灌装置。
  6. 【請求項6】 管状体からなる矩形状上外枠を備える上
    側架台部11と、管状体からなる矩形状下外枠を備える
    下側架台部12と、該上側架台部と該下側架台部とに脱
    着可能に懸架される複数の縦管状体13とを具備する架
    台1と、 該架台上に載置されるともに端部側に把持部を備える、
    遺体を運搬及び載置させるための担架2と、 上記上側架台部及び下側架台部間であって上記担架の下
    方に、該上側架台部に脱着可能に懸吊されるとともに樹
    脂製シートからなり折り畳み可能な容器状水受け体3
    と、 該容器状水受け体を上記上側架台部を構成する上記矩形
    状上外枠に脱着可能に懸吊するための懸吊手段4と、か
    らなり、 上記上側架台部を構成する矩形状上外枠及び上側架台部
    を構成する矩形状下外枠は、いずれも、全ての管状体が
    継ぎ手を介して脱着可能のように組付けられて構成され
    ていることを特徴とする移動式遺体湯灌装置。
  7. 【請求項7】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け体
    の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された2
    つの紐部、帯部若しくは鎖部と、該紐部、帯部若しくは
    鎖部の各先端側に取り付けられた各ダルマ状リング係止
    部とからなり、該一対の紐部、帯部若しくは鎖部間に上
    記矩形状上外枠を構成する管状体を挿置し、該一対のダ
    ルマ状リング係止部の一方を他方のダルマ状リング係止
    部中に挿入し且つ嵌め合わせるものである請求項6記載
    の移動式遺体湯灌装置。
  8. 【請求項8】 上記懸吊手段4は、上記上側架台部を構
    成する上記矩形状外枠に適宜間隔をもって固定される複
    数のフック部43と、上記容器状水受け体の外周縁部付
    近に上記フック部が固定された位置に対応する位置に所
    定間隔をもって取付けられ、且つ先端側に上記フック部
    と係止可能なリング部を備える複数のリング状掛止部4
    4と、からなり、上記リング状掛止部が対応する位置に
    固定された上記フック部に係止されるものである請求項
    6記載の移動式遺体湯灌装置。
  9. 【請求項9】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け体
    の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された紐
    部、帯部若しくは鎖部45と、該紐部、帯部若しくは鎖
    部の先端側に取り付けられたリング係止部46と、上記
    紐部、帯部若しくは鎖部の根元側に固定され且つ該リン
    グ係止部と係止可能なフック部47と、からなり、上記
    紐部、帯部若しくは鎖部が上記矩形状上外枠を構成する
    管状体を巻くようにしつつ上記リング状掛止部が上記フ
    ック部に係止されるものである請求項6記載の移動式遺
    体湯灌装置。
  10. 【請求項10】 上記担架は、外枠部分と、該外枠部分
    内に配置され、遺体を載置させる床部分と、該床部分が
    該外枠部分に脱着可能のように取り付けられる懸架手段
    と、からなる請求項6、7、8又は9記載の移動式遺体
    湯灌装置。
  11. 【請求項11】 管状体からなる矩形状上外枠を備える
    上側架台部11と、管状体からなる矩形状下外枠を備え
    る下側架台部12と、該上側架台部と該下側架台部とに
    脱着可能に懸架される複数の縦管状体13とを具備する
    架台1と、 該架台上に載置されるともに端部側に把持部を備える、
    遺体を運搬及び載置させるための担架2と、 上記上側架台部及び下側架台部間であって上記担架の下
    方に、該上側架台部に脱着可能に懸吊されるとともに樹
    脂製シートからなり折り畳み可能な容器状水受け体3
    と、 該容器状水受け体を上記上側架台部を構成する上記矩形
    状上外枠に脱着可能に懸吊するための懸吊手段4と、か
    らなることを特徴とする移動式寝たきり患者洗浄装置。
  12. 【請求項12】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け
    体の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された
    2つの紐部、帯部若しくは鎖部と、該紐部、帯部若しく
    は鎖部の各先端側に取り付けられた各ダルマ状リング係
    止部とからなり、該一対の紐部、帯部若しくは鎖部間に
    上記矩形状上外枠を構成する管状体を挿置し、該一対の
    ダルマ状リング係止部の一方を他方のダルマ状リング係
    止部中に挿入し且つ嵌め合わせるものである請求項11
    記載の移動式寝たきり患者洗浄装置。
  13. 【請求項13】 上記懸吊手段4は、上記上側架台部を
    構成する上記矩形状外枠に適宜間隔をもって固定される
    複数のフック部43と、上記容器状水受け体の外周縁部
    付近に上記フック部が固定された位置に対応する位置に
    所定間隔をもって取付けられ、且つ先端側に上記フック
    部と係止可能なリング部を備える複数のリング状掛止部
    44と、からなり、上記リング状掛止部が対応する位置
    に固定された上記フック部に係止されるものである請求
    項11記載の移動式寝たきり患者洗浄装置。
  14. 【請求項14】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け
    体の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された
    紐部、帯部若しくは鎖部45と、該紐部、帯部若しくは
    鎖部の先端側に取り付けられたリング係止部46と、上
    記紐部、帯部若しくは鎖部の根元側に固定され且つ該リ
    ング係止部と係止可能なフック部47と、からなり、上
    記紐部、帯部若しくは鎖部が上記矩形状上外枠を構成す
    る管状体を巻くようにしつつ上記リング状掛止部が上記
    フック部に係止されるものである請求項11記載の移動
    式寝たきり患者洗浄装置。
  15. 【請求項15】 上記担架は、外枠部分と、該外枠部分
    内に配置され、遺体を載置させる床部分と、該床部分が
    該外枠部分に脱着可能のように取り付けられる懸架手段
    と、からなる請求項11、12、13又は14記載の移
    動式寝たきり患者洗浄装置。
  16. 【請求項16】 管状体からなる矩形状上外枠を備える
    上側架台部11と、管状体からなる矩形状下外枠を備え
    る下側架台部12と、該上側架台部と該下側架台部とに
    脱着可能に懸架される複数の縦管状体13とを具備する
    架台1と、 該架台上に載置されるともに端部側に把持部を備える、
    遺体を運搬及び載置させるための担架2と、 上記上側架台部及び下側架台部間であって上記担架の下
    方に、該上側架台部に脱着可能に懸吊されるとともに樹
    脂製シートからなり折り畳み可能な容器状水受け体3
    と、 該容器状水受け体を上記上側架台部を構成する上記矩形
    状上外枠に脱着可能に懸吊するための懸吊手段4と、か
    らなり、 上記上側架台部を構成する矩形状上外枠及び上側架台部
    を構成する矩形状下外枠は、いずれも、全ての管状体が
    継ぎ手を介して脱着可能のように組付けられて構成され
    ていることを特徴とする移動式寝たきり患者洗浄装置。
  17. 【請求項17】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け
    体の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された
    2つの紐部、帯部若しくは鎖部と、該紐部、帯部若しく
    は鎖部の各先端側に取り付けられた各ダルマ状リング係
    止部とからなり、該一対の紐部、帯部若しくは鎖部間に
    上記矩形状上外枠を構成する管状体を挿置し、該一対の
    ダルマ状リング係止部の一方を他方のダルマ状リング係
    止部中に挿入し且つ嵌め合わせるものである請求項16
    記載の移動式寝たきり患者洗浄装置。
  18. 【請求項18】 上記懸吊手段4は、上記上側架台部を
    構成する上記矩形状外枠に適宜間隔をもって固定される
    複数のフック部43と、上記容器状水受け体の外周縁部
    付近に上記フック部が固定された位置に対応する位置に
    所定間隔をもって取付けられ、且つ先端側に上記フック
    部と係止可能なリング部を備える複数のリング状掛止部
    44と、からなり、上記リング状掛止部が対応する位置
    に固定された上記フック部に係止されるものである請求
    項16記載の移動式寝たきり患者洗浄装置。
  19. 【請求項19】 上記懸吊手段4は、上記容器状水受け
    体の外周縁部付近に適宜間隔をもって一端が固定された
    紐部、帯部若しくは鎖部45と、該紐部、帯部若しくは
    鎖部の先端側に取り付けられたリング係止部46と、上
    記紐部、帯部若しくは鎖部の根元側に固定され且つ該リ
    ング係止部と係止可能なフック部47と、からなり、上
    記紐部、帯部若しくは鎖部が上記矩形状上外枠を構成す
    る管状体を巻くようにしつつ上記リング状掛止部が上記
    フック部に係止されるものである請求項16記載の移動
    式寝たきり患者洗浄装置。
  20. 【請求項20】 上記担架は、外枠部分と、該外枠部分
    内に配置され、遺体を載置させる床部分と、該床部分が
    該外枠部分に脱着可能のように取り付けられる懸架手段
    と、からなる請求項16、17、18又は19記載の移
    動式寝たきり患者洗浄装置。
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