JP3008425U - トランクス - Google Patents
トランクスInfo
- Publication number
- JP3008425U JP3008425U JP1994010826U JP1082694U JP3008425U JP 3008425 U JP3008425 U JP 3008425U JP 1994010826 U JP1994010826 U JP 1994010826U JP 1082694 U JP1082694 U JP 1082694U JP 3008425 U JP3008425 U JP 3008425U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sides
- shape
- trunks
- sewn
- front body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 体型に沿った立体的な形状に形成することに
よって、適度な局部ホールド機能を有するトランクスを
提供する。 【構成】 トランクス11は、前身頃12と脇身頃1
3,14と後身頃15とからなる。前身頃12下端には
円弧状の辺18a,18bからなる切り込み18が設け
られ、該両辺18a,18bが縫合される。前身頃12
の側辺19,20、及び脇身頃13,14の内側弧状辺
29,30はそれぞれ円弧状に形成されており、側辺1
9と弧状辺29、側辺20と弧状辺30とが縫着される
ことによって前身頃12と脇身頃13,14が縫着され
る。
よって、適度な局部ホールド機能を有するトランクスを
提供する。 【構成】 トランクス11は、前身頃12と脇身頃1
3,14と後身頃15とからなる。前身頃12下端には
円弧状の辺18a,18bからなる切り込み18が設け
られ、該両辺18a,18bが縫合される。前身頃12
の側辺19,20、及び脇身頃13,14の内側弧状辺
29,30はそれぞれ円弧状に形成されており、側辺1
9と弧状辺29、側辺20と弧状辺30とが縫着される
ことによって前身頃12と脇身頃13,14が縫着され
る。
Description
【0001】
本考案は、男性用下着であるトランクスに関する。
【0002】
従来から、男性用下着(パンツ)には、適度な局部保持機能(いわゆるホール ド機能)が望まれている。このような要求を実現するものとして、実公昭58─ 46082号に示されるブリーフがある。このブリーフは、図3(a)に示す前 身片1の弧状の位置A─B間を縫着したものを、図3(b)に示すように一対の 脇身頃2,3間に縫着し、さらに後身頃4と縫着したものである。この構成によ り、全体的に密着性の高いブリーフタイプの下着において、局部付近が立体的に 形成されるので、局部は過度に圧迫されることなくホールドされる。
【0003】
前記ブリーフは、ブリーフタイプの下着としては、前記の要求を十分満たすも のである。一方、トランクスタイプの下着は、全体的に密着性の低いものである 。このようなトランクスにおいては、前述のブリーフと同様に局部付近のみを立 体的に形成しても、十分なホールド機能は期待できないため、前記の要求を満足 することができない。かといって、ホールド機能を向上するため、全体あるいは 局部付近のみを伸縮性の布地などで形成して密着性を高めようとすると、トラン クスの特長であるゆったりとした着用感を損なってしまうという問題がある。
【0004】 本考案の目的は、全体を立体的に形成することによって、ゆったりとしたトラ ンクスの特性を失うことなく局部を適度にホールドすることのできるトランクス を提供することにある。
【0005】
本考案は、前述の目的を達成するために、以下の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、前身頃(12)と、左右一対の脇身頃(13,14)と、後 身頃(15)とを縫着してなるトランクスであって、 前身頃(12)は、上辺から下方に向けて先細の略逆三角形状であり、下端部 (16,17)は、中央部に設けられる両辺(18a,18b)がそれぞれ外方 に凸の円弧状に弯曲した略逆三角形状の切り込み(18)を挟んで、左右にやや 拡がる形状に形成され、左右側辺(19,20)はそれぞれ内方に凸の円弧状に 形成されており、脇身頃(13,14)は、略直線状の外辺(21,22)と、 略水平状の下辺(23,24)と、外辺上端から内方へ向かって水平状に延びる 上辺(25,26)と、下辺内方側端部から立ち上がって設けられる内辺(27 ,28)と、上辺と内辺とを連結する内方に凸の弧状辺(29,30)によって 囲まれる形状に形成され、後身頃(15)は、ほぼ水平状の上辺と、該上辺と略 垂直である左右側辺(32,33)と、中央部下縁部(31)が逆V字形に形成 される下辺(34)によって囲まれる略長方形状に形成されており、前身頃(1 2)の側辺(19,20)と脇身頃(13,14)の各弧状辺(29,30)と がそれぞれ縫着されるとともに、前記一対の辺(18a,18b)が縫合され、 これにより直線状に連結された下端部(16,17)の下縁部(16a,17a )と前記内辺(27,28)とが後身頃(15)の中央部下縁部(31)に縫着 されることを特徴とするトランクスである。
【0006】 また、本考案は、前記中央部下縁部(31)の角度(θ1)は、165°以上 180°未満に形成されることを特徴とする。
【0007】
本考案に従えば、円弧状の側辺と円弧状の内側弧状辺とがそれぞれ縫着される ことによって、前身頃と脇身頃との縫着部には立体的な膨らみが形成される。ま た、切り込みの両辺が縫合されることによって、前身頃の下部にも立体的な膨ら みが形成される。この膨らみにより、トランクスは適度のゆとりをもったまま体 型に沿う。
【0008】
図1は本考案の一実施例であるトランクス11の完成状態を示す斜視図であり 、図2はその各縫製パーツを示すための簡略化した展開図である。 トランクス11は、前身頃12と、一対の脇身頃13,14と、後身頃15と から主構成される。前身頃12は、ほぼ直線状の上辺から下方に向けて略逆三角 形状の先細に形成される。中央部下端には両辺18a,18bがそれぞれ弧状に 弯曲した略逆三角形状の切り込み18が設けられ、下端部は、この切り込み18 を挟んで片16,17(総称して下端部という)が左右にやや拡がる形状となっ ている。片16,17の各下縁部を16a,17aとする。この前身頃12の左 右側辺19,20は、それぞれ内方に凸の円弧状に形成される。
【0009】 脇身頃13,14は、左脇身頃13と右脇身頃14とが左右対称に形成された 鉤状のパーツである。この形状について説明すると、外辺(左脇身頃13におい ては左側、右脇身頃14においては右側の辺)21,22はそれぞれ略直線状に 設けられ、下辺23,24は略水平状とされる。外辺上端から内方へ向かって水 平状の上辺25,26がそれぞれ設けられており、下辺内方側端部からは内辺2 7,28が立ち上がって設けられる。この上辺25,26と内辺27,28とは 、円弧状の弧状辺29,30によって連結されている。
【0010】 後身頃15は、ほぼ水平状の上辺と、該上辺と略垂直である左右側辺32,3 3と、下辺34によって囲まれる略長方形のパーツであり、この中央部下縁部3 1は逆V字状に形成される。この逆V字形の角度θ1は、好ましくは165°以 上180°未満であり、最適には175°である。また、下辺は、左右各端縁か らこの中央部下縁部31に向かって外方に凸の円弧状を描いて下降する形状とな っている。
【0011】 以下、各パーツの縫着による縫製工程を説明する。前記前身頃12の切り込み 18の両辺18a,18bが縫合され、更に側辺19,20と弧状辺29,30 とが縫着される。この状態において、内辺27、下縁部16a,17a、内辺2 8は直線状に連接しており、後身頃15の中央部下縁部31に縫着される。更に 、脇身頃13,14の各外辺21,22と後身頃15の側辺32,33とが縫着 される。これにより環状に形成されたウエスト部34には、ゴム紐などの伸縮帯 が縫入される。
【0012】 なお、脇身頃13,14の辺21,23,22,24及び後身頃15の辺34 をテープ35を縫着した状態で上記縫製工程を行うことによって、布端処理が簡 単に施されるとともに、左右脚部開口縁及び左右脇部にテープ35が設けられて 、デザイン上も好ましい。 以上述べたように、辺18a,18b及び側辺19,20、弧状辺29,30 は円弧状に形成されているので、縫着状態においては、各縫着部になだらかな膨 らみが形成される。したがって、トランクス11は体型に沿った立体的な形状に 形成されるため、トランクス特有のゆとりを有していながらも、局部付近を適度 にホールドすることができる。
【0013】
本考案のトランクスは、体型に沿った立体的な形状に形成されるため、トラン クス特有のゆとりを有していながらも、局部付近を適度にホールドすることがで きる。
【図1】本考案の一実施例であるトランクス11の斜視
図である。
図である。
【図2】トランクス11の各パーツを示すための簡略化
した展開図である。
した展開図である。
【図3】従来技術を示す図である。
11 トランクス 12 前身頃 13,14 脇身頃 15 後身頃 16,17 片(下端部) 16a,17a 下縁部 18 切り込み 18a,18b 辺 19,20 側辺 29,30 弧状辺
Claims (2)
- 【請求項1】 前身頃(12)と、左右一対の脇身頃
(13,14)と、後身頃(15)とを縫着してなるト
ランクスであって、 前身頃(12)は、上辺から下方に向けて先細の略逆三
角形状であり、下端部(16,17)は、中央部に設け
られる両辺(18a,18b)がそれぞれ外方に凸の円
弧状に弯曲した略逆三角形状の切り込み(18)を挟ん
で、左右にやや拡がる形状に形成され、左右側辺(1
9,20)はそれぞれ内方に凸の円弧状に形成されてお
り、脇身頃(13,14)は、略直線状の外辺(21,
22)と、略水平状の下辺(23,24)と、外辺上端
から内方へ向かって水平状に延びる上辺(25,26)
と、下辺内方側端部から立ち上がって設けられる内辺
(27,28)と、上辺と内辺とを連結する内方に凸の
弧状辺(29,30)によって囲まれる形状に形成さ
れ、後身頃(15)は、ほぼ水平状の上辺と、該上辺と
略垂直である左右側辺(32,33)と、中央部下縁部
(31)が逆V字形に形成される下辺(34)によって
囲まれる略長方形状に形成されており、前身頃(12)
の側辺(19,20)と脇身頃(13,14)の各弧状
辺(29,30)とがそれぞれ縫着されるとともに、前
記一対の辺(18a,18b)が縫合され、これにより
直線状に連結された下端部(16,17)の下縁部(1
6a,17a)と前記内辺(27,28)とが後身頃
(15)の中央部下縁部(31)に縫着されることを特
徴とするトランクス。 - 【請求項2】 前記中央部下縁部(31)の角度(θ
1)は、165°以上180°未満に形成されることを
特徴とする請求項1に記載のトランクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010826U JP3008425U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | トランクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010826U JP3008425U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | トランクス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008425U true JP3008425U (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=43144251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010826U Expired - Lifetime JP3008425U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | トランクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008425U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016033273A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | グンゼ株式会社 | 肌着 |
WO2016117058A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-28 | 株式会社ワコール | ボトム衣類 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP1994010826U patent/JP3008425U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016033273A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | グンゼ株式会社 | 肌着 |
WO2016117058A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-28 | 株式会社ワコール | ボトム衣類 |
JPWO2016117058A1 (ja) * | 2015-01-21 | 2017-10-26 | 株式会社ワコール | ボトム衣類 |
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