JP3008087B2 - 断熱材用積層紙 - Google Patents
断熱材用積層紙Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用断熱パネル
等においてその表面に設けられる断熱材製造用シートに
関する。さらに詳しく言えば、シリコーン剤などの離型
剤を用いずに巻いた状態で保持でき、作業時には容易に
巻き解いて効率よく断熱材製造用型枠に張り付けできる
断熱材用積層紙に関する。
等においてその表面に設けられる断熱材製造用シートに
関する。さらに詳しく言えば、シリコーン剤などの離型
剤を用いずに巻いた状態で保持でき、作業時には容易に
巻き解いて効率よく断熱材製造用型枠に張り付けできる
断熱材用積層紙に関する。
【0002】
【従来技術の説明】近年、壁、床、屋根等の建築用、あ
るいは冷却装置用等の断熱材として、所定形状を有する
断熱パネルが工業的に生産されている。この様な断熱パ
ネルとして、ポリウレタン等の発泡硬化性樹脂からなる
断熱材を利用するものがある。この種の断熱材では、一
般に型枠に発泡硬化性樹脂を注入し、型枠の開いた面を
板で押さえつつ発泡硬化させることにより製造される
が、板と硬化性樹脂を直接に接触させると両者が固着し
てしまうため、両者の間にシート材料を挟み、シート材
料はそのまま断熱材に一体化させる方法が採られてい
る。すなわち、図1に示すように型枠1の上面および下
面に接着層7(下面側は図示していない。)を設け
(a)、次いで型枠1の上下面を覆うように、発泡樹脂
不透過材料シート2および3を型枠1に貼り付け
(b)、シート2および3の表面を枠1に沿って板5お
よび6で押さえつつ型枠に設けた孔4から発泡硬化性樹
脂を注入し(c)、注入後、樹脂の発泡硬化を行なう方
法により断熱材パネルを製造する(特開平4-9583号公報
等)。なお、ここで用いるシート材は、ロール状に巻い
た状態で保管しておき、使用に際して必要長さを引き出
せることが好ましい。
るいは冷却装置用等の断熱材として、所定形状を有する
断熱パネルが工業的に生産されている。この様な断熱パ
ネルとして、ポリウレタン等の発泡硬化性樹脂からなる
断熱材を利用するものがある。この種の断熱材では、一
般に型枠に発泡硬化性樹脂を注入し、型枠の開いた面を
板で押さえつつ発泡硬化させることにより製造される
が、板と硬化性樹脂を直接に接触させると両者が固着し
てしまうため、両者の間にシート材料を挟み、シート材
料はそのまま断熱材に一体化させる方法が採られてい
る。すなわち、図1に示すように型枠1の上面および下
面に接着層7(下面側は図示していない。)を設け
(a)、次いで型枠1の上下面を覆うように、発泡樹脂
不透過材料シート2および3を型枠1に貼り付け
(b)、シート2および3の表面を枠1に沿って板5お
よび6で押さえつつ型枠に設けた孔4から発泡硬化性樹
脂を注入し(c)、注入後、樹脂の発泡硬化を行なう方
法により断熱材パネルを製造する(特開平4-9583号公報
等)。なお、ここで用いるシート材は、ロール状に巻い
た状態で保管しておき、使用に際して必要長さを引き出
せることが好ましい。
【0003】型枠への前記シート材の固定方法として
は、型枠材またはシート材の裏面(本明細書において
は、発泡硬化樹脂に接する側を裏面と言う。)に両面テ
ープを貼り付け、両面テープの剥離紙を剥がして接着層
を露出させ接着する方法、あるいは型枠に液状の接着剤
を塗布してシート材を貼り付ける方法がある。しかし、
両面テープを用いる方法は、型枠に貼り付ける方法であ
れ、シート材の裏面に貼り付ける方法であれ、作業現場
で剥離紙を剥がすという作業が極めて煩雑である。ま
た、型枠に液状の接着剤を塗布する方法は、塗布の際に
液垂れが発生したり、溶剤の揮散等による作業環境への
影響等の問題がある。
は、型枠材またはシート材の裏面(本明細書において
は、発泡硬化樹脂に接する側を裏面と言う。)に両面テ
ープを貼り付け、両面テープの剥離紙を剥がして接着層
を露出させ接着する方法、あるいは型枠に液状の接着剤
を塗布してシート材を貼り付ける方法がある。しかし、
両面テープを用いる方法は、型枠に貼り付ける方法であ
れ、シート材の裏面に貼り付ける方法であれ、作業現場
で剥離紙を剥がすという作業が極めて煩雑である。ま
た、型枠に液状の接着剤を塗布する方法は、塗布の際に
液垂れが発生したり、溶剤の揮散等による作業環境への
影響等の問題がある。
【0004】シート材の裏面に接着層を設けることも考
えられるが、単に接着層を設けるだけでは、シート材を
巻いた際に表面と裏面の接着層とが固着してしまう。固
着を防ぐために、表面側をシリコーン等の離型剤で処理
する方法も考えられるが、かかる方法では離型剤を使用
するため製造コストが高くなる。
えられるが、単に接着層を設けるだけでは、シート材を
巻いた際に表面と裏面の接着層とが固着してしまう。固
着を防ぐために、表面側をシリコーン等の離型剤で処理
する方法も考えられるが、かかる方法では離型剤を使用
するため製造コストが高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、シ
リコーン等の離型剤で処理をせず、かつ接着層に離型性
の剥離紙を貼り付けることなく、発泡樹脂性断熱材パネ
ルの製造を作業性よくかつ容易にするシート材を提供す
ることを目的とする。
リコーン等の離型剤で処理をせず、かつ接着層に離型性
の剥離紙を貼り付けることなく、発泡樹脂性断熱材パネ
ルの製造を作業性よくかつ容易にするシート材を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、紙表面に無
極性樹脂層を設け、さらに裏面に設ける接着層の材料の
組合せを選択することによって、(i)接着層を露出させ
た状態でも前記無極性樹脂層と接着層が相互に離型性を
保持して密着すること、すなわち、シートをロール状に
巻いた状態で無極性樹脂層と接着層とが相互に密着し、
かつ上記密着状態はわずかな力で、かつ、紙面や接着層
を損傷することなく容易に剥離可能であり、したがっ
て、取り付作業時には容易に巻き戻しできること、ま
た、(ii)保管時には上述の通り接着層は無極性樹脂層に
密着して空気等から遮断されているため長期に渡って保
管しても接着性能が低下しないことを見出し、(iii)さ
らに、このシートは断熱材製造用パネルの型枠に重ねて
押さえるだけで取り付けできるため作業性が極めて良好
であることを確認し本発明を完成するに至った。
極性樹脂層を設け、さらに裏面に設ける接着層の材料の
組合せを選択することによって、(i)接着層を露出させ
た状態でも前記無極性樹脂層と接着層が相互に離型性を
保持して密着すること、すなわち、シートをロール状に
巻いた状態で無極性樹脂層と接着層とが相互に密着し、
かつ上記密着状態はわずかな力で、かつ、紙面や接着層
を損傷することなく容易に剥離可能であり、したがっ
て、取り付作業時には容易に巻き戻しできること、ま
た、(ii)保管時には上述の通り接着層は無極性樹脂層に
密着して空気等から遮断されているため長期に渡って保
管しても接着性能が低下しないことを見出し、(iii)さ
らに、このシートは断熱材製造用パネルの型枠に重ねて
押さえるだけで取り付けできるため作業性が極めて良好
であることを確認し本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、以下の断熱材用積層
紙を提供する。 1)型枠の片面または両面に押さえ板を押し付けつつ型
枠内に発泡硬化性樹脂を注入し発泡させることにより所
定形状の断熱材を製造する方法において前記発泡樹脂と
押さえ板との間の片面または両面に介設され前記樹脂の
発泡硬化後は断熱材表面に一体化される積層紙であっ
て、基材である紙の一方の全面に無極性樹脂層を、他方
の面の全面または一部に接着層を設けてなり、ロール状
に巻いたときに前記無極性樹脂層と前記接着層とが相互
に離型性を保持して密着し、断熱材への取り付け作業時
には巻き戻しできる性質を有するものであることを特徴
とする断熱材用積層紙。 2)接着層が、前記枠材部と接触する部分に設けられて
いる前記1に記載の断熱材用積層紙。 3)発泡硬化性樹脂および発泡ガスに対して不透過性
で、かつ防湿性である前記1または2に記載の断熱材用
積層紙。
紙を提供する。 1)型枠の片面または両面に押さえ板を押し付けつつ型
枠内に発泡硬化性樹脂を注入し発泡させることにより所
定形状の断熱材を製造する方法において前記発泡樹脂と
押さえ板との間の片面または両面に介設され前記樹脂の
発泡硬化後は断熱材表面に一体化される積層紙であっ
て、基材である紙の一方の全面に無極性樹脂層を、他方
の面の全面または一部に接着層を設けてなり、ロール状
に巻いたときに前記無極性樹脂層と前記接着層とが相互
に離型性を保持して密着し、断熱材への取り付け作業時
には巻き戻しできる性質を有するものであることを特徴
とする断熱材用積層紙。 2)接着層が、前記枠材部と接触する部分に設けられて
いる前記1に記載の断熱材用積層紙。 3)発泡硬化性樹脂および発泡ガスに対して不透過性
で、かつ防湿性である前記1または2に記載の断熱材用
積層紙。
【0008】4)無極性樹脂層がポリエチレンからなる
前記1乃至3のいずれかに記載の断熱材用積層紙。 5)ポリエチレンが低密度ポリエチレンである前記4に
記載の断熱材用積層紙。 6)接着剤層の粘着力(JIS ZO287 )が800〜1400g
/25mmである前記1乃至5のいずれかに記載の断熱材
用積層紙。
前記1乃至3のいずれかに記載の断熱材用積層紙。 5)ポリエチレンが低密度ポリエチレンである前記4に
記載の断熱材用積層紙。 6)接着剤層の粘着力(JIS ZO287 )が800〜1400g
/25mmである前記1乃至5のいずれかに記載の断熱材
用積層紙。
【0009】7)接着剤層の厚みが40μm以下である
前記1乃至6のいずれかに記載の断熱材用積層紙。 8)基材となる紙がクラフト紙である前記1乃至7のい
ずれに記載の断熱材用積層紙。
前記1乃至6のいずれかに記載の断熱材用積層紙。 8)基材となる紙がクラフト紙である前記1乃至7のい
ずれに記載の断熱材用積層紙。
【0010】本発明の断熱材用積層紙は、その一例の斜
視図を図2に、図2のA−A′断面図を図3に示すよう
に、基材となる紙11の一方の全面に無極性樹脂層12
を有し他方の面(無極性樹脂層12とは反対側の面)に
接着剤層13を有することを特徴とする。以下、各要素
について詳述する。
視図を図2に、図2のA−A′断面図を図3に示すよう
に、基材となる紙11の一方の全面に無極性樹脂層12
を有し他方の面(無極性樹脂層12とは反対側の面)に
接着剤層13を有することを特徴とする。以下、各要素
について詳述する。
【0011】(1)基材 本発明において、基材となる紙11は、無極性樹脂でラ
ミネート加工した状態で発泡硬化時に加わる力に耐え得
る強度を有する紙である。発泡時には紙表面を板で押さ
えて支持するので、ある程度以上の強度を有すればよ
い。後述のように硬化樹脂と接する面の反対側に無極性
樹脂層を設けるので、発泡硬化性樹脂の遮断性は通常考
慮する必要がない。一般には坪量70g/m2以上あれ
ば基材としての機能を果たし得るが、本発明においては
無極性樹脂層に対する密着性、ラミネート加工されてい
ない面の発泡硬化性樹脂に対する固着性、および安価で
あることからクラフト紙が用いられる。
ミネート加工した状態で発泡硬化時に加わる力に耐え得
る強度を有する紙である。発泡時には紙表面を板で押さ
えて支持するので、ある程度以上の強度を有すればよ
い。後述のように硬化樹脂と接する面の反対側に無極性
樹脂層を設けるので、発泡硬化性樹脂の遮断性は通常考
慮する必要がない。一般には坪量70g/m2以上あれ
ば基材としての機能を果たし得るが、本発明においては
無極性樹脂層に対する密着性、ラミネート加工されてい
ない面の発泡硬化性樹脂に対する固着性、および安価で
あることからクラフト紙が用いられる。
【0012】(2)無極性樹脂層 本発明においては基材である紙の片面に無極性樹脂層を
設ける。無極性樹脂層12は、(i)用紙をロール状に巻
いたとき、あるいはこれを積み重ねたときに接着剤層1
3と紙11との間に介在して両者の接着を妨げる機能、
および、(ii)発泡樹脂ボードの製造の際、発泡硬化性樹
脂液及びガスが紙面を透過するのを防止する機能を有す
る。
設ける。無極性樹脂層12は、(i)用紙をロール状に巻
いたとき、あるいはこれを積み重ねたときに接着剤層1
3と紙11との間に介在して両者の接着を妨げる機能、
および、(ii)発泡樹脂ボードの製造の際、発泡硬化性樹
脂液及びガスが紙面を透過するのを防止する機能を有す
る。
【0013】上記の(i)の機能についてさらに詳しく言
えば、極性分子である接着剤とセルロース由来の水酸基
を有する紙表面の間に無極性樹脂を介在させることによ
り接着剤と紙面との化学的な結合を阻止するとともに、
平滑な無極性樹脂層を設けることにより接着剤の投錨効
果を抑え、接着剤−紙表面の接着を防止するものであ
る。後述のように接着剤層として、所定の粘着力を有す
るものを使用するので、用紙をロール状に巻いた場合、
巻きが自然に解けることはない。したがって、通常は巻
きロールとして取り扱い、使用時には必要長さを巻き解
き(展開)して用いることが可能となる。
えば、極性分子である接着剤とセルロース由来の水酸基
を有する紙表面の間に無極性樹脂を介在させることによ
り接着剤と紙面との化学的な結合を阻止するとともに、
平滑な無極性樹脂層を設けることにより接着剤の投錨効
果を抑え、接着剤−紙表面の接着を防止するものであ
る。後述のように接着剤層として、所定の粘着力を有す
るものを使用するので、用紙をロール状に巻いた場合、
巻きが自然に解けることはない。したがって、通常は巻
きロールとして取り扱い、使用時には必要長さを巻き解
き(展開)して用いることが可能となる。
【0014】ラミネート加工する無極性樹脂の例として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
類が挙げられるが特にポリエチレンが好ましく、密度0.
910〜0.928、より好ましくは0.920〜0.924の低密度ポリ
エチレンが好ましい。メルトインデックス(ASTM D 123
8)は小さ過ぎると加工性が悪い。大き過ぎると強度が小
さいか密度が過大である。4〜6〔g/10min〕程
度が好ましいが、加工条件によってはこの範囲外のもの
でも使用できる。一般には前記の基材上に積層してなる
シートの引張破断強度(JIS K 6760)について10MPa
以上であることが好ましく、12MPa以上であること
がより好ましい。
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
類が挙げられるが特にポリエチレンが好ましく、密度0.
910〜0.928、より好ましくは0.920〜0.924の低密度ポリ
エチレンが好ましい。メルトインデックス(ASTM D 123
8)は小さ過ぎると加工性が悪い。大き過ぎると強度が小
さいか密度が過大である。4〜6〔g/10min〕程
度が好ましいが、加工条件によってはこの範囲外のもの
でも使用できる。一般には前記の基材上に積層してなる
シートの引張破断強度(JIS K 6760)について10MPa
以上であることが好ましく、12MPa以上であること
がより好ましい。
【0015】無極性樹脂層の厚さは、通常、数μm程度
以上、好ましくは10μm以上あればよい。層厚が小さ
すぎると積層が難しく取扱時等に損傷しやすい。また、
硬化樹脂の浸透を十分に抑えることができなくなる。層
厚の上限は特に制限されないが、一般には100μm程
度以下である。これ以上厚くしても必要以上の改善効果
はない。通常は10〜30μm程度が好ましい。
以上、好ましくは10μm以上あればよい。層厚が小さ
すぎると積層が難しく取扱時等に損傷しやすい。また、
硬化樹脂の浸透を十分に抑えることができなくなる。層
厚の上限は特に制限されないが、一般には100μm程
度以下である。これ以上厚くしても必要以上の改善効果
はない。通常は10〜30μm程度が好ましい。
【0016】紙面への無極性樹脂層の積層は慣用の方法
によって行なわれる。例えば、無極性樹脂からなるフィ
ルムと紙とをラミネーターにより加熱圧接して両者を密
着させる。積層条件は、通常のポリエチレン積層紙の製
造条件と同様である。積層に際してはプライマー(接着
剤)を用いても良いが、通常、加熱により軟化した樹脂
フィルムが加圧により紙繊維内に食い込んだ状態になる
ため、プライマーを用いなくとも両者が十分な強度をも
って接着する。
によって行なわれる。例えば、無極性樹脂からなるフィ
ルムと紙とをラミネーターにより加熱圧接して両者を密
着させる。積層条件は、通常のポリエチレン積層紙の製
造条件と同様である。積層に際してはプライマー(接着
剤)を用いても良いが、通常、加熱により軟化した樹脂
フィルムが加圧により紙繊維内に食い込んだ状態になる
ため、プライマーを用いなくとも両者が十分な強度をも
って接着する。
【0017】(3)接着剤層 接着剤層13に用いる接着剤は、前記無極性樹脂層と前
記接着層とが相互に離型性を保持して密着し、取り付作
業時には巻き戻しできる性質を有するものである。粘着
力(JIS Z O287)が800〜1400〔g/25mm〕、好まし
くは1000〜1200〔g/25mm〕程度、ボールタック法
(JIS Z O237)で2〜3以下、好ましくは1以下の粘着
性を有する接着剤を使用する。粘着力(JIS Z O287)が
800g/25mm以下では、発泡樹脂ボード製造用の型枠
に対し十分に接着力が得られず、1200〔g/25mm〕を
超えると(ボールタック法で3を越えると)上述の無極
性樹脂層を設けた状態でも発泡樹脂ボード製造用紙をロ
ール状から巻き解く(展開)のに抵抗が生じ作業性が低
下する。このような接着剤としては、接着力が上記の範
囲にあれば、その種類は特に限定されず、溶液型、水溶
液型、エマルジョン型等の各種の接着剤を用いることが
できる。例えば、アクリル系、ポリ酢酸ビニル系、ポリ
ビニルアルコール系等が挙げられる。アクリル系接着剤
は(メタ)アクリルモノマーの共重合によるもののほ
か、各種のビニル系やジエン系のモノマーが共重合され
たものでもよい。ポリ酢酸ビニル系はアクリル系エステ
ルとの共重合により可塑化されたものが好ましい。以上
の中で最も好ましいのはアクリル系のエマルジョンない
し溶液型の接着剤である。両面テープとしては、市販さ
れている中から適当な接着力を有するもの、特に、芯な
しタイプのもの(例えば、日本理化製紙(株)製のアク
リル系接着剤を使用した両面テープ)を用いることもで
きる。
記接着層とが相互に離型性を保持して密着し、取り付作
業時には巻き戻しできる性質を有するものである。粘着
力(JIS Z O287)が800〜1400〔g/25mm〕、好まし
くは1000〜1200〔g/25mm〕程度、ボールタック法
(JIS Z O237)で2〜3以下、好ましくは1以下の粘着
性を有する接着剤を使用する。粘着力(JIS Z O287)が
800g/25mm以下では、発泡樹脂ボード製造用の型枠
に対し十分に接着力が得られず、1200〔g/25mm〕を
超えると(ボールタック法で3を越えると)上述の無極
性樹脂層を設けた状態でも発泡樹脂ボード製造用紙をロ
ール状から巻き解く(展開)のに抵抗が生じ作業性が低
下する。このような接着剤としては、接着力が上記の範
囲にあれば、その種類は特に限定されず、溶液型、水溶
液型、エマルジョン型等の各種の接着剤を用いることが
できる。例えば、アクリル系、ポリ酢酸ビニル系、ポリ
ビニルアルコール系等が挙げられる。アクリル系接着剤
は(メタ)アクリルモノマーの共重合によるもののほ
か、各種のビニル系やジエン系のモノマーが共重合され
たものでもよい。ポリ酢酸ビニル系はアクリル系エステ
ルとの共重合により可塑化されたものが好ましい。以上
の中で最も好ましいのはアクリル系のエマルジョンない
し溶液型の接着剤である。両面テープとしては、市販さ
れている中から適当な接着力を有するもの、特に、芯な
しタイプのもの(例えば、日本理化製紙(株)製のアク
リル系接着剤を使用した両面テープ)を用いることもで
きる。
【0018】接着剤層の厚さは、接着剤を用いる場合、
数μm〜40μmが好ましい。数μm未満では十分な接
着力が得られない。40μmを超えるとロール状から巻
き解く(展開)のに支障を来すおそれがある。一般に
は、接着剤を担持する側の紙表面には凹凸があり、繊維
の毛羽立ちがあるため、これらを十分に覆う程度、すな
わち、10〜30μmが好ましく、特に20μm前後が
好ましい。
数μm〜40μmが好ましい。数μm未満では十分な接
着力が得られない。40μmを超えるとロール状から巻
き解く(展開)のに支障を来すおそれがある。一般に
は、接着剤を担持する側の紙表面には凹凸があり、繊維
の毛羽立ちがあるため、これらを十分に覆う程度、すな
わち、10〜30μmが好ましく、特に20μm前後が
好ましい。
【0019】接着剤層は紙の裏面(無極性樹脂をラミネ
ート加工していない面)の全面に設けてもよいが、使用
する接着剤の量が製造原価に反映するので、その使用量
を少なくするために好ましくは図2に示すように、断熱
材形成時に枠材部と接触する紙ウェブの縁部に沿って設
ける。寸法・形状が定型的(例えば、矩形状)である発
泡樹脂ボードの製造においては、型枠形状に対応するよ
うに間隔をおいて接着剤を塗布しておき、ロールから所
定長さを巻き解いた本発明の用紙を型枠の一方の側に重
ねて接着させ、端部を切断して、さらにロールから所定
長さを解き型枠の他方の側に重ねて接着させることも可
能である。もっとも、発泡時には押さえ板を枠に沿って
押し付けるため図2のような態様でも問題はない。発泡
硬化工程に至るまで紙の位置ずれや剥離が起こらないこ
とが重要である。
ート加工していない面)の全面に設けてもよいが、使用
する接着剤の量が製造原価に反映するので、その使用量
を少なくするために好ましくは図2に示すように、断熱
材形成時に枠材部と接触する紙ウェブの縁部に沿って設
ける。寸法・形状が定型的(例えば、矩形状)である発
泡樹脂ボードの製造においては、型枠形状に対応するよ
うに間隔をおいて接着剤を塗布しておき、ロールから所
定長さを巻き解いた本発明の用紙を型枠の一方の側に重
ねて接着させ、端部を切断して、さらにロールから所定
長さを解き型枠の他方の側に重ねて接着させることも可
能である。もっとも、発泡時には押さえ板を枠に沿って
押し付けるため図2のような態様でも問題はない。発泡
硬化工程に至るまで紙の位置ずれや剥離が起こらないこ
とが重要である。
【0020】(4)使用態様 本発明の断熱材用積層紙は、既知の断熱パネルの製造方
法にしたがって使用することができる。具体的には上記
のようにして型枠の両面に本発明の用紙を貼り付けた
後、型枠に設けた孔から発泡硬化性樹脂を注入し、図1
に示すように押さえ板で押さえ付けた状態で発泡硬化さ
せる。あるいは、型枠を平たい底板(木、金属、プラス
ター等のいずれでもよい。)の上に置き、型枠の上面に
用紙を貼り付けて発泡樹脂の注入を行なってよい。いず
れの態様でも、樹脂原液はラミネート加工されていない
側の紙面を構成する繊維内に浸入して硬化するため、積
層紙は硬化樹脂面に堅固に固定される。型枠材料は上記
の接着剤と接着可能なものであればよい。例えば、木、
アルミ等の金属、プラスチック等が挙げられる。
法にしたがって使用することができる。具体的には上記
のようにして型枠の両面に本発明の用紙を貼り付けた
後、型枠に設けた孔から発泡硬化性樹脂を注入し、図1
に示すように押さえ板で押さえ付けた状態で発泡硬化さ
せる。あるいは、型枠を平たい底板(木、金属、プラス
ター等のいずれでもよい。)の上に置き、型枠の上面に
用紙を貼り付けて発泡樹脂の注入を行なってよい。いず
れの態様でも、樹脂原液はラミネート加工されていない
側の紙面を構成する繊維内に浸入して硬化するため、積
層紙は硬化樹脂面に堅固に固定される。型枠材料は上記
の接着剤と接着可能なものであればよい。例えば、木、
アルミ等の金属、プラスチック等が挙げられる。
【0021】発泡硬化性樹脂の例としては、硬質ポリウ
レタンフォーム、ウレタン変性イソシアヌレートフォー
ム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォー
ム等が挙げられる。本発明の断熱材用積層紙を用いて製
造される発泡樹脂ボード(断熱パネル)の形状および用
途は特に制限されない。必要な大きさの用紙を用いれば
任意の大きさのボードを製造することができる。
レタンフォーム、ウレタン変性イソシアヌレートフォー
ム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォー
ム等が挙げられる。本発明の断熱材用積層紙を用いて製
造される発泡樹脂ボード(断熱パネル)の形状および用
途は特に制限されない。必要な大きさの用紙を用いれば
任意の大きさのボードを製造することができる。
【0022】以下に実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明は下記の例により限定されるものではない。実施例1 幅790mmのポリエチレン積層紙(クラフト紙上に厚
さ15μmのポリエチレン(密度:0.923 、メルトイン
デックス:5.0 g/10min)を積層被覆したもの)
の非被覆面の幅方向の両縁に、芯無し両面テープ(日本
理化製紙社製,粘着力:1150g/mm、粘着性(ボール
タック法)1以下)を幅15mm、厚さ20μmとなる
ように張り付けた後、剥離紙を剥がし、巻き取って長さ
100mの巻きロールとした。ロールを放置しても自然
に巻きが解けるようなことはなく巻き状態を安定して保
持した。上記ロールから用紙を引出(展開)しながら幅
790mm、長さ1800mmの木枠上に重ね、前記の接着
層を用いて木枠に貼り付けた。ロールから用紙を引き出
す際に軽い剥離音が聞こえたが、接着層とポリエチレン
層とはほとんど抵抗なく引き剥がすことできた。また、
用紙を貼り付けた木枠を35℃、RH(相対湿度)75
%の高温多湿環境下に1昼夜放置したが、紙の剥離は全
く生じなかった。
が、本発明は下記の例により限定されるものではない。実施例1 幅790mmのポリエチレン積層紙(クラフト紙上に厚
さ15μmのポリエチレン(密度:0.923 、メルトイン
デックス:5.0 g/10min)を積層被覆したもの)
の非被覆面の幅方向の両縁に、芯無し両面テープ(日本
理化製紙社製,粘着力:1150g/mm、粘着性(ボール
タック法)1以下)を幅15mm、厚さ20μmとなる
ように張り付けた後、剥離紙を剥がし、巻き取って長さ
100mの巻きロールとした。ロールを放置しても自然
に巻きが解けるようなことはなく巻き状態を安定して保
持した。上記ロールから用紙を引出(展開)しながら幅
790mm、長さ1800mmの木枠上に重ね、前記の接着
層を用いて木枠に貼り付けた。ロールから用紙を引き出
す際に軽い剥離音が聞こえたが、接着層とポリエチレン
層とはほとんど抵抗なく引き剥がすことできた。また、
用紙を貼り付けた木枠を35℃、RH(相対湿度)75
%の高温多湿環境下に1昼夜放置したが、紙の剥離は全
く生じなかった。
【0023】実施例2 芯無し両面テープに代えて、ゴム成分含有アクリル系接
着材を幅15mm、厚さ15〜25μmとなるように塗
布し、乾燥させた。なお、同一条件で接着剤を塗布した
面は、ボールタック値が3であった。これを巻き取って
長さ100mの巻きロールとした。ロールを放置しても
自然に巻きが解けるようなことはなく巻き状態を安定し
て保持した。
着材を幅15mm、厚さ15〜25μmとなるように塗
布し、乾燥させた。なお、同一条件で接着剤を塗布した
面は、ボールタック値が3であった。これを巻き取って
長さ100mの巻きロールとした。ロールを放置しても
自然に巻きが解けるようなことはなく巻き状態を安定し
て保持した。
【0024】実施例3 上記実施例1で得られた紙を貼り付けた木枠を平面上に
置き、さらに木枠の上側の紙面を全面に覆うように押さ
え板で押さえ、木枠に穿ち開けた孔からポリウレタンフ
ォーム液を注入し発泡硬化させた。硬化後、押さえ板を
外したところ、紙面からの硬化樹脂の染み出しは全く観
察されず、紙面が木枠および硬化ウレタンフォームに固
着した発泡樹脂ボードパネルが得られた。
置き、さらに木枠の上側の紙面を全面に覆うように押さ
え板で押さえ、木枠に穿ち開けた孔からポリウレタンフ
ォーム液を注入し発泡硬化させた。硬化後、押さえ板を
外したところ、紙面からの硬化樹脂の染み出しは全く観
察されず、紙面が木枠および硬化ウレタンフォームに固
着した発泡樹脂ボードパネルが得られた。
【0025】
【発明の効果】本発明の断熱材用積層紙は、その一方の
全面にラミネート加工された無極性樹脂層と他方の面に
設けられた接着層とがバランスのとれた適度な密着状態
を形成するため、製造後、巻きロールとして保管し取り
扱うことが可能であるとともに、使用時には実質的な抵
抗がなく用紙を引き出す(展開)することができる。ま
た、前記接着層は、発泡硬化樹脂製造に使用する型枠に
対して安定して接着し、ラミネート加工されていない紙
面が発泡硬化性樹脂に堅固に固着する。このため、従来
の製造方法において問題となっていたような、紙の取扱
性の悪さ(型枠貼り付け後に手間がかかる、貼り付け後
に紙が剥がれたり破れたり位置ずれを生じる等)が解消
される。さらにシリコーン系の剥離剤で処理した用紙に
比較して低コストで製造することが可能であり、接着層
の接着能力の低下の問題も発生しない。さらに、無極性
樹脂層としてポリエチレンを用いた場合には防湿効果も
ある。
全面にラミネート加工された無極性樹脂層と他方の面に
設けられた接着層とがバランスのとれた適度な密着状態
を形成するため、製造後、巻きロールとして保管し取り
扱うことが可能であるとともに、使用時には実質的な抵
抗がなく用紙を引き出す(展開)することができる。ま
た、前記接着層は、発泡硬化樹脂製造に使用する型枠に
対して安定して接着し、ラミネート加工されていない紙
面が発泡硬化性樹脂に堅固に固着する。このため、従来
の製造方法において問題となっていたような、紙の取扱
性の悪さ(型枠貼り付け後に手間がかかる、貼り付け後
に紙が剥がれたり破れたり位置ずれを生じる等)が解消
される。さらにシリコーン系の剥離剤で処理した用紙に
比較して低コストで製造することが可能であり、接着層
の接着能力の低下の問題も発生しない。さらに、無極性
樹脂層としてポリエチレンを用いた場合には防湿効果も
ある。
【図1】 (a)、(b)および(c)は発泡樹脂ボー
ド製造方法の一例の工程を示す模式図である。
ド製造方法の一例の工程を示す模式図である。
【図2】 本発明の断熱材用積層紙の構造の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】 図2のA−A′断面図である。
1 型枠 2,3 シート 4 発泡硬化性樹脂注入孔 5,6 押さえ板 7 接着層 10 断熱材用積層紙 11 基材(紙) 12 無極性樹脂層 13 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09J 7/04 C09J 7/04 D21H 27/00 D21H 27/00 // C09J 133/08 C09J 133/08 B29K 75:00 D21H 5/00 B 105:04 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 7/02 C09J 7/04 C09J 133/08 B29C 39/02 B29C 39/26
Claims (8)
- 【請求項1】 型枠の片面または両面に押さえ板を押し
付けつつ型枠内に発泡硬化性樹脂を注入し発泡させるこ
とにより所定形状の断熱材を製造する方法において前記
発泡樹脂と押さえ板との間の片面または両面に介設され
前記樹脂の発泡硬化後は断熱材表面に一体化される積層
紙であって、基材である紙の一方の全面に無極性樹脂層
を、他方の面の全面または一部に接着層を設けてなり、
ロール状に巻いたときに前記無極性樹脂層と前記接着層
とが相互に離型性を保持して密着し、断熱材への取り付
け作業時には巻き戻しできる性質を有するものであるこ
とを特徴とする断熱材用積層紙。 - 【請求項2】 接着層が、前記枠材部と接触する部分に
設けられている請求項1に記載の断熱材用積層紙。 - 【請求項3】 発泡硬化性樹脂および発泡ガスに対して
不透過性で、かつ防湿性である請求項1または2に記載
の断熱材用積層紙。 - 【請求項4】 無極性樹脂層がポリエチレンからなる請
求項1乃至3のいずれかに記載の断熱材用積層紙。 - 【請求項5】 ポリエチレンが低密度ポリエチレンであ
る請求項4に記載の断熱材用積層紙。 - 【請求項6】 接着剤層の粘着力(JIS ZO287 )が80
0〜1400g/25mmである請求項1乃至5のいずれかに
記載の断熱材用積層紙。 - 【請求項7】 接着剤層の厚みが40μm以下である請
求項1乃至6のいずれかに記載の断熱材用積層紙。 - 【請求項8】 基材となる紙がクラフト紙である請求項
1乃至7のいずれに記載の断熱材用積層紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9139665A JP3008087B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 断熱材用積層紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9139665A JP3008087B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 断熱材用積層紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10330699A JPH10330699A (ja) | 1998-12-15 |
JP3008087B2 true JP3008087B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=15250575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9139665A Expired - Fee Related JP3008087B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 断熱材用積層紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008087B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101044414B1 (ko) | 2008-12-30 | 2011-06-27 | 강귀금 | 석고보드 이음새용 초배지 및 그 제조방법 |
JP5843319B2 (ja) * | 2012-02-28 | 2016-01-13 | デンカ株式会社 | 粘着テープ及び粘着テープ巻取体 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP9139665A patent/JP3008087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10330699A (ja) | 1998-12-15 |
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