JP3007159U - シート受け部材 - Google Patents

シート受け部材

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JP3007159U
JP3007159U JP1994010141U JP1014194U JP3007159U JP 3007159 U JP3007159 U JP 3007159U JP 1994010141 U JP1994010141 U JP 1994010141U JP 1014194 U JP1014194 U JP 1014194U JP 3007159 U JP3007159 U JP 3007159U
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渡辺パイプ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビニールシートやポリオレフィン系フィルムな
どを波形線材によって定着でき、特にビニールハウス等
において複数枚のビニールシートを重ねて展張する場合
や、複数の波形線材によってシートを定着する場合でも
複数のシート受け部材を容易に、かつ強固に連結するこ
とができ、簡単に長尺のシート受け部材が得られる連結
可能なシート受け部材を提供すること。 【構成】底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち
上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がり、さら
に互いに内向きの上縁部に続いて円形のリップが形成さ
れているシート受け部材において、該シート受け部材の
一方の端部における底部を三角状に切り取り、かつ該端
部を圧縮成形し、該端部の弾性力を利用して連結するよ
うに構成したことを特徴とするシート受け部材である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はビニールハウス等に展張するビニールシートやポリオレフィン系フィ ルムシート等を波形線材や特定のフィルム止め材によって定着できる連結可能な シート受け部材に係り、特にビニールハウス等においてビニールシートを重ねて 展張する場合や、または二重の波形線材によってシートを定着する場合などにも 長尺のシート受け部材として使用できる連結可能なシート受け部材に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、ビニールシート受け部材としては従来より種々提案され、使用に供せら れているが、それらの中でも、断面蟻溝型のシート受け部材が一般に知られてい る。そして、この種のビニールシート受け部材を使用したものは、実公平2−1 0925号公報に記載されたシートの定着装置がある。この装置はシート押え部 材が細長いカバー本体とこのカバー本体に設けた相対向する一対の支持片からな り、その支持片でシート受け部材の開口部よりシート受け部材内にシートを押し 込み、板状のスペーサを一対の支持片間に長手方向に嵌入させてその支持片をシ ート受け部材の内壁方向に拡開させるものである。
【0003】 また、実公平2−10925号公報に開示されたものは、硬質シートと軟質シ ートとを1つのシート受け部材によって横並びの関係で、または個別の関係で定 着できるというものである。この硬軟質シート止め材は蟻溝状になった側壁の一 方をタップ溝としたものであり、このタップ溝によって硬質シートをビス止めし 、他方の蟻溝部には波形線材によって軟質シートを定着するものである。 しかし、これらの公知のシート受け部材はいずれも蟻溝内に1本の波形線材に よって1枚のシートを定着するものである。
【0004】 また、ビニールシートを複数枚重ねて展張するシート受け部材としては実公平 1−32549号公報によって提案されたものがある。この提案されたシート受 け部材は、底壁から一対の傾斜状側壁に続いて、垂直上方に立ち上がる起立側壁 が形成され、その上端部にほぼ直角に屈曲された扁平な内巻きリップが形成され たシート受け部材である。
【0005】 さらに、この種の断面蟻溝型のシート定着用溝形材を連結するために、実公平 5−14759号公報によって提案されたものは、図8に示すように断面蟻溝型 のシート定着用溝形材1の一端部を少なくとも溝底壁2を残して残余の部分を切 除するとともに、溝底壁2の両側壁3を肉厚分縮小して相対するシート定着用溝 形材の端部4に挿入するものである。
【0006】 また、実公平5−18933号公報および実公平6−23254号公報によっ て提案されたものは、図9に示すように断面蟻溝型のシート定着用溝形材5の端 部が、カール部の内側部分を長手方向に平行な直平面状のはめ合せ用外摺動面6 に形成した外ジョイント部7とし、またはこのはめ合せ用外摺動面6を設けずに 、このこれと接続される他のシート定着用溝形材の端部8は、その横断面形状を 相似形のまま板厚程度縮小化するとともに、そのカール部の外側部分を前記外ジ ョイント部のはめ合せ用外摺動面6の間隔より少し小さい間隔で長手方向に平行 な直平面状のはめ合せ用内摺動面9に形成した内ジョイント部10とし、二つの シート定着用溝形材は外ジョイント部6の内側に内ジョイント部10を差し込み 、前記はめ合せ用外摺動面6にはめ合せ用内摺動面9が平行に密着した状態で接 続されるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の左右両側の傾斜壁を形成した断面蟻溝型のシート受け部 材は、いずれもビニールハウスの使用中に風などによって煽られビニールシート が波打った際に、シートが引っ張られて波形線材の固定位置が動き、ずれてしま う危険があり、また連結して長尺のシート受け部材とすることはできなかった。 また、実公平1−32549号公報に示されたシート受け部材においては、傾 斜側壁に続いて中間部が垂直上方に立ち上がる起立側壁となっているために、定 着されたビニールシートの上にもう1枚のビニールシートを張る場合には、その 固定位置が垂直な起立側壁のため一定とならずに、場所によって上下にずれるた めにシート受け部材の長手方向に一様に定着できない欠点があり、そのために日 光の透過光量が減少し、複数枚のビニールシートを重ねて張るには種々の問題が あった。
【0008】 また、前記実公平5−14759号公報に記載された溝形材では、溝底壁を残 して残余の部分を切除するとともに、溝底壁の両側壁を肉厚分縮小して相対する シート定着用溝形材の端部に単に挿着するものであるから、連結部の強度がなく 、そのためビニールハウスの使用中に風などによって煽られビニールシートが波 打った際に、その連結部がはずれてしまう欠点がある。
【0009】 さらに、実公平5−18933号公報および実公平6−23254号公報に記 載された溝形材でも、シート定着用溝形材の外ジョイント部の内側に内ジョイン ト部を差し込む際に、それらの端部の横断面形状を相似形のまま板厚程度縮小化 する場合の加工精度が要求され、現場における接続作業が非常に困難となり、そ のため装着が不完全となる欠点がある。
【0010】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ビニールシートやポリオレ フィン系フィルムなどを波形線材や特定のフィルム止め材によって定着でき、特 にビニールハウス等において複数枚のビニールシートを重ねて展張する場合や、 複数の波形線材によってシートを定着する場合にでも複数のシート受け部材を容 易に、かつ強固に連結することができ、簡単に長尺のシート受け部材が得られる 連結可能なシート受け部材を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧 状に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がり、さらに互いに内向き の上縁部に続いて円形のリップが形成されているシート受け部材の一方の端部に おける底部を三角状に切り取り、かつ該端部を圧縮成形し、該端部の弾性力を利 用して連結するように構成したことを特徴としており、また、底部の両側壁がそ れぞれ内向きに円弧状に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がった シート受け部材の一方の端部における円弧状に立ち上った両側壁と底部の一部に 切れ目を入れ、かつ該端部を圧縮成形して底部の中央に凸条を形成し、該端部の 弾性力を利用して連結するように構成したことを特徴としており、さらに、凹条 がある中央部がやや盛り上がった底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち 上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がり、さらに互いに内向きの上縁部 に続いて円形のリップが形成されているシート受け部材の一方の端部を先端が通 常の形状より10%ないし20%先細となるように圧縮成形し、該端部の弾性力 を利用して連結するように構成したことを特徴とするシート受け部材である。
【0012】 また、底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り、上縁部にリップが 形成されているシート受け部材の一方の端部における底部を三角状に切り取り、 かつ該端部を圧縮成形し、該端部の弾性力を利用して連結するように構成したこ とを特徴としており、また、上記シート受け部材の一方の端部における円弧状に 立ち上った両側壁と底部の一部に切れ目を入れ、かつ該端部を圧縮成形して底部 の中央に凸条を形成し、該端部の弾性力を利用して連結するように構成したこと を特徴としており、さらに、中央に凹条のある底部の両側壁がそれぞれ内向きに 円弧状に立ち上り、上縁部にリップが形成されているシート受け部材において、 該シート受け部材の一方の端部を先端が通常の形状より10%ないし20%先細 となるように圧縮成形し、該端部の弾性力を利用して連結するように構成したこ とを特徴とするシート受け部材である。
【0013】
【作用】
次に、本考案の作用について説明すると、底部の両側壁がそれぞれ内向きに円 弧状に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がり、さらに互いに内向 きの上縁部に続いて円形のリップが形成されているシート受け部材の一方の端部 における底部を三角状に切り取り、その端部を圧縮成形してこれと接続される他 のシート受け部材の通常の断面をした端部に、三角状に切り取った底部をもつ端 部の弾性力によって容易に挿入し、連結する。
【0014】 また、上記シート受け部材の一方の端部における円弧状に立ち上った両側壁と 底部の一部に切れ目を入れ、かつその端部を圧縮成形して底部の中央に凸条を形 成するとともに、円弧状に立ち上った両側壁を内方に屈曲させた端部をこれと接 続される他のシート受け部材の通常の断面をした端部に、両側壁や凸条をもつ底 部の弾性力によって容易に挿入し、連結する。
【0015】 さらに、凹条がある中央部がやや盛り上がった底部の両側壁がそれぞれ内向き に円弧状に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がったシート受け部 材の一方の端部を先端が通常の形状より10%ないし20%先細となるように圧 縮成形し、その端部をこれと接続される他のシート受け部材の通常の断面をした 端部に、凹条をもつ底部や両側壁の弾性力によって容易に挿入し、連結する。
【0016】 また、底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り、上縁部にリップが 形成されているシート受け部材の一方の端部における底部を三角状に切り取り、 その端部を圧縮成形してこれと接続される他のシート受け部材の通常の断面をし た端部に、三角状に切り取った底部をもつ端部の弾性力によって容易に挿入し、 連結する。
【0017】 また、上記シート受け部材の一方の端部における円弧状に立ち上った両側壁と 底部の一部に切れ目を入れ、圧縮成形して円弧状に立ち上った両側壁を内方に屈 曲させた端部をこれと接続される他のシート受け部材の通常の断面をした端部に 、両側壁と底部のもつ弾性力によって容易に挿入し、連結する。
【0018】 さらに、中央に凹条のある底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り 、上縁部にリップが形成されているシート受け部材の一方の端部を先端が通常の 形状より10%ないし20%先細となるように圧縮成形し、その端部をこれと接 続される他のシート受け部材の通常の断面をした端部に、凹条をもつ底部や両側 壁の弾性力によって容易に挿入し、連結する。
【0019】
【実施例】
次に、本考案に係るシート受け部材の実施例について図面を参照して説明する と、図1および図2はシート受け部材の一方の端部の底部を三角状に切り取った ものを示しており、図3および図4はシート受け部材の一方の端部における円弧 状に立ち上った両側壁と底部の一部に切れ目を入れ、かつその端部を圧縮成形し て底部の中央に凸条を形成するとともに、円弧状に立ち上った両側壁を内方に屈 曲させたものを示している。
【0020】 図1において本実施例のシート受け部材11は、底部の両側壁12がそれぞれ 内向きに円弧状に立ち上り、それに続く中間部13は反対向きに反り上がり、さ らに互いに内向きの上縁部14に続いて円形のリップが形成されており、その一 方の端部15における底部を三角状16に切り取ったものを通常の形状の5%な いし15%程度に圧縮成形し、その圧縮された端部15の弾性力を利用して通常 のシート受け部材端部17に挿入し連結するものである。図2は連結すべき通常 のシート受け部材の端部17に本実施例の端部15を挿入する途中の状態を示し ており、この状態からさらにシート受け部材の端部17に本実施例の端部15を 押し込み、その三角状に切り取った底部をもつ端部15の弾性力によって強固に 連結することができる。
【0021】 図3において本実施例のシート受け部材18は、底部の両側壁19がそれぞれ 内向きに円弧状に立ち上り、それに続く中間部20は反対向きに反り上がり、さ らに互いに内向きの上縁部21に続いて円形のリップが形成されており、その一 方の端部22における円弧状に立ち上った両側壁と底部の一部に切れ目23を入 れたものを通常の形状の5%ないし15%程度に圧縮成形して底部の中央に凸条 24を形成し、かつ円弧状に立ち上った両側壁19を逆の内方に屈曲させ、その 圧縮された端部22を両側壁や凸条24をもつ底部の弾性力を利用して、これと 接続される他のシート受け部材の通常の断面をした端部25に挿入し連結するも のである。図4は連結すべき通常のシート受け部材の端部25に本実施例の端部 22を挿入する途中の状態を示しており、この状態からさらにシート受け部材の 端部25に本実施例の端部22を押し込み、内方に屈曲させた両側壁や凸条24 をもつ底部の弾性力によって強固に連結することができる。
【0022】 図5において本実施例のシート受け部材26は、凹条27がある中央部がやや 盛り上がった底部28の両側壁29がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り、それ に続く中間部30は反対向きに反り上がり、さらに互いに内向きの上縁部31に 続いて円形のリップが形成されおり、このシート受け部材26の一方の端部32 を先端が通常の形状より10%ないし20%先細となるように圧縮成形し、その 端部32の弾性力を利用してこれと接続される他のシート受け部材の通常の断面 をした端部33に挿入し連結するものである。図6は連結すべき通常のシート受 け部材の端部33に本実施例の端部32を挿入した状態を示しており、先細に形 成された端部32の凹条27をもつ底部28や両側壁の弾性力によって強固に連 結することができる。
【0023】 さらに、本考案のその他の実施例としては図示を省略しているが、底部の両側 壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り、上縁部にリップが形成されている断面 のシート受け部材についても上記と同様な構成をした実施例があり、それぞれ同 様な効果を有している。 また、図7に示したものは連結された実施例のシート受け部材11にビニール シート34を展張し波形鉄線35により定着したものであり、これは実際にビニ ールハウスにおいて使用した状態を示している。
【0024】
【考案の効果】
上述した本考案によれば、底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り 、それに続く中間部は反対向きに反り上がり、さらに互いに内向きの上縁部に続 いて円形のリップが形成されているシート受け部材の一方の端部における底部を 三角状に切り取り、その端部を圧縮成形してこれと接続される他のシート受け部 材の通常の断面をした端部に挿入し、連結するものであるから、シート受け部材 の連結の際に三角状に切り取った底部を有する端部の弾性力によって容易に挿入 連結ができ、しかも、この圧縮成形された端部全体が底部の弾性力によって他の シート受け部材の通常の断面をした端部に確実に装着されているために、この連 結部の強度が大きく、強固な長尺のシート受け部材が得られる。
【0025】 また、上記シート受け部材の一方の端部における円弧状に立ち上った両側壁と 底部の一部に切れ目を入れ、かつその端部を圧縮成形して底部の中央に凸条を形 成するとともに、円弧状に立ち上った両側壁を内方に屈曲させた端部をこれと接 続される他のシート受け部材の通常の断面をした端部に挿入し、連結するもので あるから、シート受け部材の連結の際に両側壁と底部のもつ端部の弾性力によっ て容易に挿入連結ができ、しかも、この圧縮成形した端部全体が両側壁と底部の 弾性力によって他のシート受け部材の通常の断面をした端部に確実に装着されて いるために、この連結部の強度が大きく、強固な長尺のシート受け部材が得られ る。
【0026】 さらに、凹条がある中央部がやや盛り上がった底部の両側壁がそれぞれ内向き に円弧状に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上がったシート受け部 材の一方の端部を先端がやや細くなるように圧縮成形し、その端部をこれと接続 される他のシート受け部材の通常の断面をした端部に挿入し、連結するものであ るから、シート受け部材の連結の際にこの端部の凹条をもつ底部や両側壁のもつ 弾性力によって容易に挿入連結ができ、しかも、この圧縮成形した端部全体が両 側壁と底部の弾性力によって他のシート受け部材の通常の断面をした端部に確実 に装着されているために、この連結部の強度が大きく、強固な長尺のシート受け 部材が得られる。
【0027】 また、底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り、上縁部にリップが 形成されているシート受け部材の一方の端部における底部を三角状に切り取り、 その端部を圧縮成形してこれと接続される他のシート受け部材の通常の断面をし た端部に挿入し、連結するものであるから、シート受け部材の連結の際に三角状 に切り取った底部をもつ端部の弾性力によって容易に挿入連結ができ、しかも、 この圧縮成形した端部全体が底部の弾性力によって他のシート受け部材の通常の 断面をした端部に確実に装着されているために、この連結部の強度が大きく、強 固な長尺のシート受け部材が得られる。
【0028】 また、上記シート受け部材の一方の端部における円弧状に立ち上った両側壁と 底部の一部に切れ目を入れ、円弧状に立ち上った両側壁を内方に屈曲させた端部 をこれと接続される他のシート受け部材の通常の断面をした端部に挿入し、連結 するものであるから、シート受け部材の連結の際にこの端部の両側壁と底部のも つ弾性力によって容易に挿入連結ができ、しかも、この圧縮成形した端部全体が 両側壁と底部の弾性力によって他のシート受け部材の通常の断面をした端部に確 実に装着されているために、この連結部の強度が大きく、強固な長尺のシート受 け部材が得られる。
【0029】 さらに、中央に凹条のある底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り 、上縁部にリップが形成されているシート受け部材の一方の端部を先端がやや細 くなるように圧縮成形し、その端部をこれと接続される他のシート受け部材の通 常の断面をした端部に挿入し、連結するものであるから、シート受け部材の連結 の際にこの端部の凹条をもつ底部や両側壁の弾性力によって容易に挿入連結がで き、しかも、この圧縮成形した端部全体が両側壁と底部の弾性力によって他のシ ート受け部材の通常の断面をした端部に確実に装着されているために、この連結 部の強度が大きく、強固な長尺のシート受け部材が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の一方の端部の底部を三角状に切り取
ったシート受け部材の連結する状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本実施例の三角状に切り取ったシート受け部材
の端部を挿入する途中の状態を示す斜視図である。
【図3】本実施例の円弧状に立ち上った両側壁と底部の
一部に切れ目を入れたシート受け部材の圧縮成形した端
部の連結する状態を示す斜視図である。
【図4】本実施例の円弧状に立ち上った両側壁と底部の
一部に切れ目を入れたシート受け部材の圧縮成形した端
部を挿入する途中の状態を示す斜視図である。
【図5】本実施例の一方の端部を先端が先細となるよう
に圧縮成形したシート受け部材の連結する状態を示す斜
視図である。
【図6】本実施例の一方の端部を先端が先細となるよう
に圧縮成形したシート受け部材を連結した状態を示す斜
視図である。
【図7】本実施例のビニールハウスにおける使用状態を
示す説明図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【図9】他の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
11,18,26 シート受け部材 12,19,29 側壁 12,20,30 中間部 15,22,32 端部 16 三角状切欠き 17,25,33 端部 23 切れ目 24 凸条 27 凹条 34 ビニールシート 35 波形鉄線

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状
    に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上が
    り、さらに互いに内向きの上縁部に続いて円形のリップ
    が形成されているシート受け部材において、該シート受
    け部材の一方の端部における底部を三角状に切り取り、
    かつ該端部を圧縮成形し、該端部の弾性力を利用して連
    結するように構成したことを特徴とするシート受け部
    材。
  2. 【請求項2】 底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状
    に立ち上り、それに続く中間部は反対向きに反り上が
    り、さらに互いに内向きの上縁部に続いて円形のリップ
    が形成されているシート受け部材において、該シート受
    け部材の一方の端部における円弧状に立ち上った両側壁
    と底部の一部に切れ目を入れ、かつ該端部を圧縮成形し
    て底部の中央に凸条を形成し、該端部の弾性力を利用し
    て連結するように構成したことを特徴とするシート受け
    部材。
  3. 【請求項3】 凹条がある中央部がやや盛り上がった底
    部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状に立ち上り、それ
    に続く中間部は反対向きに反り上がり、さらに互いに内
    向きの上縁部に続いて円形のリップが形成されているシ
    ート受け部材において、該シート受け部材の一方の端部
    の先端が通常の形状より10%ないし20%先細となる
    ように圧縮成形し、該端部の弾性力を利用して連結する
    ように構成したことを特徴とするシート受け部材。
  4. 【請求項4】 底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状
    に立ち上り、上縁部にリップが形成されているシート受
    け部材において、該シート受け部材の一方の端部におけ
    る底部を三角状に切り取り、かつ該端部を圧縮成形し、
    該端部の弾性力を利用して連結するように構成したこと
    を特徴とするシート受け部材。
  5. 【請求項5】 底部の両側壁がそれぞれ内向きに円弧状
    に立ち上り、上縁部にリップが形成されているシート受
    け部材において、該シート受け部材の一方の端部におけ
    る円弧状に立ち上った両側壁と底部の一部に切れ目を入
    れ、かつ該端部を圧縮成形して底部の中央に凸条を形成
    し、該端部の弾性力を利用して連結するように構成した
    ことを特徴とするシート受け部材。
  6. 【請求項6】 中央に凹条のある底部の両側壁がそれぞ
    れ内向きに円弧状に立ち上り、上縁部にリップが形成さ
    れているシート受け部材において、該シート受け部材の
    一方の端部の先端が通常の形状より10%ないし20%
    先細となるように圧縮成形し、該端部の弾性力を利用し
    て連結するように構成したことを特徴とするシート受け
    部材。
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