JP3007134U - 反動吸収磁石付きバネ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反動から起こる振動を早く減衰させる、バネ
を提供する。 【構成】 バネ（１）の上下へ、互いに引き合う極性
に、磁石（２）（３）を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本発明は、バネの反動を抑えるための、バネに関するものである。

【０００２】

【従来技術】

従来のバネは、加えられた力に対してほぼ同じ力で反動するため、瞬間的に強 い圧力がかかると、上下の振動が反復して起こり、その振動が減衰するまでに時 間がかかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

本発明は、バネの反動を抑えて、バネの振動を早く減衰させることを目的とす るものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本発明は、バネ（１）の上下に磁石（２）（３）を配置する。ただし磁石（２ ）（３）は、互いに引き合う極性に配置する。以上の構成よりなる反動吸収磁石 付きバネ。

【０００５】

【作用】

本発明は、上記の手段を講じたので、これを使用する時は、衝撃を吸収したい 物の下に置く。衝撃が磁石（２）に掛かると、バネ（１）は一旦縮むが、弾性の ためすぐ元に戻ろうとする。この時、磁石のＳ極（５）とＮ極（６）が互いに引 き合い、弾力を抑える。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。

【０００７】 この実施例の反動吸収磁石付きバネは、円筒型圧縮コイルバネ（１）の上下に Ｎ極を上を向けて磁石（２）（３）を配置する。尚、ずれない様に磁石（１）（ ２）は、バネ（１）に接着する。

【０００８】 この実施例の物を使用する時は、本発明品を衝撃を吸収したい物の下に置く。 衝撃が磁石（２）に掛かると、バネ（１）は一旦縮む。磁石の吸引力は距離の二 乗に反比例するので、バネ（１）に掛かる衝撃が強いほど、磁石（２）（３）は 互いに近づき、吸引力を二乗倍させる。つまり、ある一定の衝撃を超えると、Ｓ 極（５）とＮ極（６）の吸引力は急激に増大し、バネ（１）の反動を抑え、振動 を素早く減衰させることが出来る。

【０００９】

【発明の効果】

本発明は、バネの衝撃に対する反動を抑えることにより、振動を素早く減衰さ せることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す側面図である。

【符号の説明】 １・・バネ ２・・磁石 ３・・磁石 ４・・Ｎ極 ５・・Ｓ極 ６・・Ｎ極 ７・・Ｓ極

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 バネ（１）の上下へ、互いに引き合う極
   性に、磁石（２）（３）を配置した、反動吸収磁石付き
   バネ。