JP3006908U - 室内の昇圧装置 - Google Patents

室内の昇圧装置

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JP3006908U
JP3006908U JP1994009971U JP997194U JP3006908U JP 3006908 U JP3006908 U JP 3006908U JP 1994009971 U JP1994009971 U JP 1994009971U JP 997194 U JP997194 U JP 997194U JP 3006908 U JP3006908 U JP 3006908U
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JP1994009971U
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Inventor
清 松浦
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有限会社名技工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気に含まれた水沫を除去でき、フイルタの
交換が簡単にできて手間のかからない室内の昇圧装置を
提供し、室内への虫や埃の侵入を防止する。 【構成】 屈曲した邪魔板31を多数配置して多数の屈
曲通路32を形成した水沫補集材3を、送風機1の下に
取り付けてウエザーカバー2で被着し、送風機1の送風
口11を室内天井5の裏部に開口し、蛇腹式ダクト4を
介して、天井5裏部に配した給気ダクト60に接続し、
室内に吊り下げ固定した吹き出しボックス6の上面中央
に連結している。吹き出しボックス6は四角箱型であっ
て近接する壁側を除いた三側面を吹き出し部となる吹き
出し扉7を開閉可能に蝶番62で連結し、吹き出し扉7
は前面にルーバー71を備え、その周囲を囲む取付枠7
2を磁着できる金属製で形成し、フイルタ80を収容保
持する保持枠81の前面枠部に板状の磁石82を貼着
し、保持枠81の前面磁石82部を取付枠72に磁着し
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内圧を昇圧する装置に関するものであり、室内圧を高くして室内 に虫や埃等の侵入を防止して、生産工場等での製品の品質安定を確保するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
虫や埃等の侵入を防止するため、室内圧を昇圧することが行われているが、従 来では送風機からフイルタを通して室内に送風するだけであり、雨の跳ね返り等 で水沫を含んでいればそのまま室内に送られて飛沫し製品などに支障をきたして いたのである。また、吹き出し部でのフイルタの交に手間がかかり、その保守が 面倒であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、空気に含まれた水沫を除去でき、且つフイルタの交換が簡単 にできて手間のかからない昇圧装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、送風機を有する送風ユニットと、フイルタを有する室内に 設置する吹き出しボックスとをダクトで連結するものにおいて、送風ユニットの 送風機の空気取り入れ口に、邪魔板を多数配置して多数の屈曲通路を形成した水 沫補集材を設置して成り、水沫を除去して室内に送風する構成としている。なお 、保持枠にフイルタを着脱自在に保持すると共に、保持枠に磁石を取り付け、扉 体の金属製取付枠に保持枠を磁着させる吹き出しボックスとし、或いは、磁着で きる金属製保持枠にフイルタを着脱自在に保持し、扉体の取付枠に磁石を取り付 け、取付枠に保持枠を磁着させる吹き出しボックスとしてもよい。
【0005】 また、吹き出し扉の取付枠に磁着できる外枠と、該外枠の内周に設けた係合部 と係合する係合部を外周に設けた内枠とで保持枠を形成して成り、外枠内に配置 したフイルタを内枠で押圧して夫々の係合部で係合させてフイルタを保持しても よい。さらに、四角形の吹き出しボックスの三側面を吹き出し部としてもよい。
【0006】
【作用】
空気と共に侵入した水沫が、空気取り入れ口に設置した水沫補集材の多数の屈 曲通路でその侵入を阻止されて空気だけが送風機で送られ、フイルタで濾過され て清浄空気だけが吹き出しボックスから室内に吹き出されるのである。なお、フ イルタを備えた保持枠を磁石で吹き出し部に磁着させることにより、簡単に保持 枠の着脱ができてフイルタの交換や掃除が容易となるのである。
【0007】 また、外枠内に配置したフイルタを内枠で押圧して周部の夫々の係合部で係合 させることで保持枠とするものでは、フイルタが簡単に着脱できてその交換が容 易となるのである。さらに、四角形の吹き出しボックスの三側面を吹き出し部と すれば、吹き出し強さを加減できて吹き出し風による弊害を防止できるのである 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1に示す本例において、1は 送風機であってウエザーカバー2が被着してあり、該カバー2内における送風機 1の下に水沫補集材3を取り付けて送風ユニットとしている。水沫補集材3は、 屈曲した邪魔板31を多数配置して多数の屈曲通路32を形成したもので、水沫 が邪魔板31に当たることで補集され、空気だけが送風機1に送られるのである 。
【0009】 送風機1の送風口11は室内天井5の裏部に開口し、蛇腹式ダクト4を介して 、天井5裏部に配した給気ダクト60に接続している。給気ダクト60は室内に 吊り下げ固定した吹き出しボックス6の上面中央に連結してあり、吹き出しボッ クス6は金属製の四角箱型であって近接する壁側を除いた三側面を吹き出し部と なる吹き出し扉7としている。
【0010】 夫々の吹き出し扉7は、図2のように、吹き出しボックス6の吹き出し枠部6 1に蝶番62を介して横方向に開閉可能となっており、前面にルーバー71を備 え、その周囲を囲む取付枠72を磁着できる金属製で形成している。8はフイル タ部材であり、図3のように、フイルタ80を収容保持する保持枠81の前面枠 部に板状の磁石82を貼着している。そして、図4のように、保持枠81の前面 磁石82部を取付枠72に磁着することで、吹き出し扉7と成している。
【0011】 本例はこのように構成したため、送風機1を作動させることにより、まず、吸 引した空気と共に侵入した水沫が、水沫補集材3の多数の屈曲邪魔板31でその 侵入を阻止されて空気だけが送風機1に送られ、ダクト4を通って吹き出しボッ クス6に送られフイルタ80で濾過されて清浄空気だけが吹き出し扉7から室内 に吹き出されるのである。
【0012】 本例によると、水沫が水沫補集材3で除去され、埃がフイルタ80で補集され るため清浄空気が室内に圧送されることになり、室内圧が高くなってすき間から の虫や埃の侵入を防止するのである。
【0013】 また、吹き出し扉7を開き、磁着しているフイルタ部材8を取付枠72から離 すことでフイルタ部材8が容易に外れ、フイルタ80を保持枠81から外すこと でフイルタ80の交換や掃除が簡単にできるのである。
【0014】 本例は前記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、送風機の種類や構成は問わず、フイルタの材質や形状も限定されない。また 、水沫補集材も邪魔板を多数配置して多数の屈曲通路を形成していればよい。さ らに吹き出しボックスの構成や形状も適宜であり、送風ユニットと吹き出しボッ クスの取付部位も任意である。
【0015】 フイルタ部材を吹き出し部に磁着する場合は、本例と逆に、吹き出し枠部に磁 石を取り付けて、フイルタを備える金属製保持枠を磁着させてもよい。また、フ イルタ部材の構成も適宜であり、図5のように、取付枠72に磁着できる外枠9 1の内周に係合凸部92を突設し、該係合凸部92と係合する係合凹部93を外 周に設けた内枠94とで保持枠9を形成して成り、外枠91内にフイルタ95を 配置した後、係合凸部92に係合凹部93を係合させて内枠94を係着すること でフイルタ95の周端部を圧着してフイルタ95を保持する構成としてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案の請求項1によると、水沫が水沫補集材で除去され、埃がフイルタで補 集されるため清浄空気が室内に圧送されることになり、室内圧が高くなってすき 間からの虫や埃の侵入を防止できるのである。また、請求項2及び請求項3では 、吹き出し部が扉となっており、磁着しているフイルタ部材を取付枠から離すこ とでフイルタ部材が容易に外れ、フイルタを保持枠から外すことでフイルタの交 換や掃除が簡単にできるのである。
【0017】 請求項4及び請求項5のものでは、磁着しているフイルタ部材を取付枠から離 すことでフイルタ部材が容易に外れ、保持枠からのフイルタの着脱が簡単にでき るのである。請求項6のものは、吹き出し量を分散できその吹き出し強さを弱く できて吹き出し風による弊害を防止できるのである。請求項7のものは、吹き出 し量を分散できその吹き出し強さを弱くできて吹き出し風による弊害を防止でき ると共に、フイルタの着脱が容易となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】その吹き出しボックスの吹き出し扉を開いた状
態の斜視図である。
【図3】そのフイルタ部材の一部断面した斜視図であ
る。
【図4】その吹き出し扉の横断平面図である。
【図5】その吹き出し扉の別例の横断平面図である。
【符号の説明】
1 送風機 11 送風口 2 ウエザーカバー 3 水沫補集材 31 邪魔板 32 屈曲通路 4 蛇腹式ダクト 5 天井 6 吹き出しボックス 60 給気ダクト 61 吹き出し枠部 62 蝶番 7 吹き出し扉 71 ルーバー 72 取付枠 8 フイルタ部材 80,95 フイルタ 81,9 保持枠 82 磁石 91 外枠 92 係合凸部 93 係合凹部 94 内枠

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機を有する送風ユニットと、フイル
    タを有する室内に設置する吹き出しボックスとをダクト
    で連結するものにおいて、送風ユニットの送風機の空気
    取り入れ口に、邪魔板を多数配置して多数の屈曲通路を
    形成した水沫補集材を設置して成り、水沫を除去して室
    内に送風することを特徴とする室内の昇圧装置。
  2. 【請求項2】 保持枠にフイルタを着脱自在に保持する
    と共に、保持枠に磁石を取り付け、扉体の金属製取付枠
    に保持枠を磁着させて成る吹き出し扉を開閉可能に吹き
    出しボックスに備えた請求項1の昇圧装置。
  3. 【請求項3】 磁着できる金属製保持枠にフイルタを着
    脱自在に保持し、扉体の取付枠に磁石を取り付け、該取
    付枠に保持枠を磁着させて成る吹き出し扉を開閉可能に
    吹き出しボックスに備えた請求項1の昇圧装置。
  4. 【請求項4】 吹き出し扉の取付枠に磁着できる外枠
    と、該外枠の内周に設けた係合部と係合する係合部を外
    周に設けた内枠とで保持枠を形成して成り、外枠内に配
    置したフイルタを内枠で押圧して夫々の係合部で係合さ
    せてフイルタを保持する請求項2の昇圧装置。
  5. 【請求項5】 吹き出し扉の取付枠に磁着できる外枠
    と、該外枠の内周に設けた係合部と係合する係合部を外
    周に設けた内枠とで保持枠を形成して成り、外枠内に配
    置したフイルタを内枠で押圧して夫々の係合部で係合さ
    せてフイルタを保持する請求項3の昇圧装置。
  6. 【請求項6】 四角形の吹き出しボックスの三側面を吹
    き出し部とした請求項1の昇圧装置。
  7. 【請求項7】 四角形の吹き出しボックスの三側面に吹
    き出し扉を備えた請求項2又は請求項3又は請求項4又
    は請求項5の昇圧装置。
JP1994009971U 1994-07-19 1994-07-19 室内の昇圧装置 Expired - Lifetime JP3006908U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078061A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Panasonic Corp サウナ装置
JP2011183261A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Nitta Corp エアフィルタ装置
JP2014525264A (ja) * 2011-08-31 2014-09-29 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ バイオリアクター用排ガスフィルター装置

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US9795909B2 (en) 2011-08-31 2017-10-24 Ge Healthcare Bio-Sciences Ab Gas exhaust filter device for a bioreactor

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