JP3006705U - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

Info

Publication number
JP3006705U
JP3006705U JP1994003526U JP352694U JP3006705U JP 3006705 U JP3006705 U JP 3006705U JP 1994003526 U JP1994003526 U JP 1994003526U JP 352694 U JP352694 U JP 352694U JP 3006705 U JP3006705 U JP 3006705U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
rinsing
pipe
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994003526U
Other languages
English (en)
Inventor
孝一郎 澤田
恵治 伊藤
Original Assignee
株式会社シェルパ製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シェルパ製作所 filed Critical 株式会社シェルパ製作所
Priority to JP1994003526U priority Critical patent/JP3006705U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006705U publication Critical patent/JP3006705U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄水が濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内
の濯ぎ水に混入することなく食器の濯ぎ効率を高めるこ
とができ、しかも確実に濯ぎ水を止水することのできる
食器洗浄機の提供にある。 【構成】 少なくとも濯ぎ水タンクを本体内の内蔵して
なる食器洗浄機であって、濯ぎ水タンクは空気抜き孔を
介して洗浄槽と連結されており、噴射パイプは洗浄槽内
の上側部と底部にそれぞれ設けられ、この洗浄水噴射パ
イプは洗浄水用ポンプ及び洗浄水パイプを介して洗浄水
タンクに連結されており、洗浄槽の後方上部で濯ぎ水タ
ンクの最高水位より高位置には分岐パイプが設けられ、
分岐パイプは濯ぎ水用ポンプが設けられた濯ぎ水パイプ
を介して濯ぎ水タンクに連結されるとともに分岐パイプ
には洗浄槽内上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連
結され且つ洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ
が連結パイプを介して連結されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は食器洗浄機に係り、特に少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タンク を本体内に内蔵した食器洗浄機に関し、その目的は洗浄水が濯ぎ水用ポンプ及び 濯ぎ水タンク内の濯ぎ水に混入することなく食器の濯ぎ効率を高めることができ 、しかも確実に濯ぎ水を止水することのできる食器洗浄機の提供にある。
【0002】
【従来の技術】
従来の少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タンクを本体内に内蔵した食器洗浄 機としては、例えば図5に示すように、洗浄槽(B)内部の上下部に洗浄水噴射 パイプ(C)が設けられるとともに濯ぎ水噴射パイプ(D)(D)が設けられて おり、この洗浄槽(B)の下部に洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示せず)、 濯ぎ水(I)を貯留する濯ぎ水タンク(E)、及び洗浄水用ポンプ(図示せず) 、濯ぎ水用ポンプ(F)が設けられている。 この洗浄水噴射パイプ(C)及び濯ぎ水噴射パイプ(D)(D)には、それぞ れ噴射ノズル(図示せず)が設けられている。
【0003】 尚、図5にあっては洗浄水噴射パイプ(C)は洗浄槽(B)の下部のみに設け られているが、上部にもこの洗浄水噴射パイプが設けられている。 濯ぎ水タンク(E)は連結パイプ(図示せず)を介して濯ぎ水用ポンプ(F) に連結され、該濯ぎ水用ポンプ(F)は中途部に逆止弁(G)を有する濯ぎ水パ イプ(図示せず)を介して洗浄槽(B)内の下部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ (D)に連結されるとともに、分岐部(H)を介して洗浄槽(B)内の上部に設 けられた濯ぎ水噴射パイプ(D)に連結されている。 また、この濯ぎ水タンク(E)は、空気抜き孔(図示せず)を介して洗浄槽( B)に連結されている。 尚、前記洗浄水タンクは、洗浄水用ポンプと洗浄水パイプ(図示せず)を介し て洗浄槽(B)内部の上下部に設けられた洗浄水噴射パイプ(C)に連結されて いる。
【0004】 この従来の食器洗浄機(A)を使用するには次のようにして行う。 まず、洗浄槽(B)内に食器を収納した収納籠(図示せず)を収納し、その後 に洗浄水用ポンプを作動させる。 この洗浄水用ポンプの作動により、洗浄水タンク内に貯留された洗浄水が洗浄 水パイプを介して洗浄水噴射パイプ(C)の噴射ノズルから噴射し、洗浄槽(B )内に収納した食器を洗浄する。 所要時間経過後に、洗浄水用ポンプを停止するとともに濯ぎ水用ポンプ(F) を作動させる。 この濯ぎ水用ポンプ(F)の作動により、濯ぎ水タンク(E)内に貯留した濯 ぎ水(I)が濯ぎ水パイプ、逆止弁(G)、分岐部(H)を介して濯ぎ水噴射パ イプ(D)(D)の噴射ノズルから噴射し、洗浄槽(B)内に収納した食器を濯 ぐ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の食器洗浄機は、食器洗浄した後に洗浄水用ポンプを停止すると 、洗浄水が濯ぎ水用噴射部の噴射ノズルから流入し、濯ぎ水パイプ、濯ぎ水用ポ ンプを経て濯ぎ水タンク内の濯ぎ水に洗浄水が混入するので逆止弁を濯ぎ水パイ プの中途部に設けている。 しかし、濯ぎ水に洗浄水が混入しないように逆止弁を設けているために、濯ぎ 水パイプ内を流通する濯ぎ水の流量がこの逆止弁による圧力損失によって低下し てしまい、濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルから噴射する噴射力が小さく、食器の 濯ぎ効率が悪かった。 また、永続してこの食器洗浄機を使用しているうちに逆止弁が機能を果たさな くなり、洗浄水用ポンプを停止した時に洗浄水が濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズル から流入し、濯ぎ水パイプ、濯ぎ水用ポンプを経て濯ぎ水タンク内で濯ぎ水に洗 浄水が混入する可能性がある。
【0006】 更に、食器を濯いだ後に濯ぎ水用ポンプを停止すると、濯ぎ水タンク内に負圧 が生じて空気抜き孔から空気を吸引することとなる。この吸引された空気によっ て濯ぎ水タンク内の濯ぎ水が押圧され、濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルから濯ぎ 水が漏れ出してしまう可能性がある。 尚、大きい噴射力を得るために能力の大きい濯ぎ水用ポンプ、つまり大型のポ ンプを用いると食器洗浄機自体が大型化してしまい、好ましいものではない。 また、逆止弁を設けるために部品点数が多く、製造工程も多くなる。
【0007】 そこでこの考案者は上記実情に鑑み、洗浄水が濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タン ク内の濯ぎ水に混入することなく食器の濯ぎ効率を高めることができ、しかも確 実に濯ぎ水を止水することのできる食器洗浄機について鋭意研究を続けた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案は、少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タンクを本体内の内 蔵し洗浄水を貯留する洗浄水タンクと食器を収納する洗浄槽とこの洗浄槽上に配 設される開閉蓋と洗浄槽内に収納される食器収納籠と洗浄水及び濯ぎ水をそれぞ れ噴射する噴射パイプとから構成されてなる食器洗浄機であって、濯ぎ水タンク は空気抜き孔を介して洗浄槽と連結されており、噴射パイプは前記洗浄槽内の上 側部と底部にそれぞれ設けられ、この洗浄水噴射パイプは洗浄水用ポンプ及び洗 浄水パイプを介して前記洗浄水タンクに連結されており、洗浄槽の後方上部で前 記濯ぎ水タンクの最高水位より高位置には分岐パイプが設けられ、この分岐パイ プは濯ぎ水用ポンプが設けられた濯ぎ水パイプを介して濯ぎ水タンクに連結され るとともに分岐パイプには前記洗浄槽内上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが 連結され且つ前記洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連結パイプを介 して連結されてなることを特徴とする食器洗浄機に係る。
【0009】 また、少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タンクを本体内に内蔵し洗浄水を貯 留する洗浄水タンクと食器を収納する洗浄槽とこの洗浄槽上に配設される開閉蓋 と洗浄槽内に収納される食器収納籠と洗浄水及び濯ぎ水をそれぞれ噴射する噴射 パイプとから構成されてなる食器洗浄機であって、濯ぎ水タンクは空気抜き孔を 介して洗浄槽と連結されており、洗浄水及び濯ぎ水噴射パイプは取付自在な所要 数の噴射ノズルを有し前記洗浄槽内の上側両側部にそれぞれ設けられるとともに 洗浄槽内の底部に回動自在にそれぞれ設けられ、洗浄水タンクは前記洗浄槽下部 に配設されるとともに洗浄水用ポンプ及び洗浄水パイプを介して洗浄水噴射パイ プに連結されており、洗浄槽の後方上部で前記濯ぎ水タンクの最高水位より高位 置には分岐パイプが設けられ該分岐パイプは濯ぎ水用ポンプが設けられた濯ぎ水 パイプを介して濯ぎ水タンクに連結されるとともに分岐パイプには前記洗浄槽内 上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連結され且つ前記洗浄槽内底部に設けら れた濯ぎ水噴射パイプが連結パイプを介して連結されてなることを特徴とする食 器洗浄機に係る。
【0010】 前記濯ぎ水タンクを洗浄槽の側部に配設するのが好ましい。
【0011】 前記濯ぎ水噴射パイプを断面略L字状の継手部材を介して分岐パイプの下部に 連結するのが好ましい。
【0012】 前記洗浄槽の底部に開口部を設け、該開口部に残飯受け部を着脱自在に設ける のが好ましい。
【0013】 前記濯ぎ水タンクに濯ぎ水供給パイプを挿通し、該濯ぎ水供給パイプ先端に浮 子を有する弁機構を設けるのが好ましい。
【0014】 前記開閉蓋を前蓋と後蓋とから構成しこれら前蓋と後蓋とをヒンジ部を介して 連結するとともに、後蓋の後部に取付板を設け軸を介して洗浄槽内上部に取設す るのが好ましい。
【0015】
【作用】
濯ぎ水タンク内に貯留された濯ぎ水を一旦、該濯ぎ水タンク内の濯ぎ水の最高 水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水を洗浄槽内上側部に設けられた濯ぎ水噴 射パイプ及び洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルに供給す る。 従って、洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルから洗浄水 が流入した場合であっても、濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水に混入 しない。
【0016】 また、濯ぎ水タンク内に貯留された濯ぎ水を一旦、該濯ぎ水タンク内の濯ぎ水 の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水を洗浄槽内上側部に設けられた濯 ぎ水噴射パイプ及び洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルか ら噴射する。 従って、濯ぎ水用ポンプの停止後には濯ぎ水タンク内に負圧が生じて空気抜き 孔から空気を吸引し、この空気によって濯ぎ水タンク内の濯ぎ水が押圧されるこ ととなるが、濯ぎ水供給パイプ内の濯ぎ水は濯ぎ水タンク内の濯ぎ水の最高水位 より上昇しない。 また、濯ぎ水パイプ内を流通する濯ぎ水が圧力損失を受けず、濯ぎ水噴射パイ プの噴射ノズルから噴射する噴射力が大きく、食器の濯ぎ効率が良い。 分岐パイプを濯ぎ水タンクの最高水位より高位置に設けているので、洗浄水の 濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水への混入を永続して防止することが できる。
【0017】 前記濯ぎ水噴射パイプを断面略L字状の継手部材を介して分岐パイプの下部に 連結する。 従って、濯ぎ水噴射パイプ部内の濯ぎ水が分岐パイプ内に逆流することがない 。
【0018】 前記洗浄槽の底部に開口部を設け、該開口部に残飯受け部を着脱自在に設ける 。 従って、洗浄槽内を清掃する際に残飯を容易に回収することができる。
【0019】 前記濯ぎ水タンクに濯ぎ水供給パイプを挿通し、該濯ぎ水供給パイプ先端に浮 子を有する弁機構を設ける。 従って、濯ぎ水タンク内への濯ぎ水の供給を自動で行うことができる。
【0020】 前記開閉蓋を前蓋と後蓋とから構成しこれら前蓋と後蓋とをヒンジ部を介して 連結するとともに、後蓋の後部に取付板を設け軸を介して洗浄槽内上部に取設す る。 従って、前蓋を持ち上げつつ後方へ押すと、前蓋と後蓋との底面同士が互いに 近接した状態で折り畳むことができるので、高さの低い所に食器洗浄機を設置し た場合であっても洗浄槽を開放することができる。
【0021】
【実施例】
以下、この考案に係る食器洗浄機の実施例について、図面に基づいて説明する 。 図1はこの考案の一実施例に係る食器洗浄機を示す概略構成図、図2は図1と 同様に食器洗浄機を示す概略断面正面図、図3は開閉蓋を示す概略説明図、図4 はこの考案の一実施例に係る食器洗浄機の使用状態を示す概略説明図である。
【0022】 (1)は少なくとも濯ぎ水タンクを本体内に内蔵した食器洗浄機であって、こ の食器洗浄機(1)は図1及び図2に示すように、洗浄水タンク(2)と、濯ぎ 水タンク(3)と、食器(図示せず)を収納する洗浄槽(4)と、開閉蓋(5) と、洗浄槽(4)内に収納される食器収納籠(図示せず)と、洗浄水噴射パイプ (6a)(6b)と、濯ぎ水噴射パイプ(7a)(7b)とから構成されている 。 洗浄槽(4)の両側部には該洗浄槽(4)内の所要位置、好ましくは後述する 洗浄水噴射パイプ(6b)及び濯ぎ水噴射パイプ(7b)の近傍位置で食器収納 籠を載置する載置部(8)が設けられている。 また、この洗浄槽(4)の底部には開口部(図示せず)が設けられており、こ の開口部には残飯受け部(9)(9)が着脱自在に設けられている。 この残飯受け部(9)(9)を着脱自在に設けることにより、洗浄槽(4)内 を清掃する際に残飯を容易に回収することができる。
【0023】 開閉蓋(5)は洗浄槽(4)上に配設されており、この開閉蓋(5)は図3に 示すように、前蓋(5a)と後蓋(5b)とから構成されている。 この前蓋(5a)と後蓋(5b)とはヒンジ部(10)を介して連結されてお り、後蓋(5b)の後部には取付板(11)が設けられ、この取付板(11)は 軸(12)を介して洗浄槽(4)内の上部に取設されている。 前蓋(5a)の上面には図1に示すように、把手部(13)が設けられている 。 このように開閉蓋(5)を構成することにより、前蓋(5a)を持ち上げつつ 後方へ押すと、図3示の二点鎖線で示すように前蓋(5a)と後蓋(5b)との 底面同士が互いに近接した状態で折り畳むことができるので、高さの低い所に食 器洗浄機(1)を設置した場合であっても洗浄槽(4)を開放することができる 。 尚、この開閉蓋(5)は上記した如く構成することが好ましいが、本考案はこ れに限られるものではなく、例えば蛇腹状に開閉する開閉蓋、一枚板で形成され た開閉蓋、食器洗浄機(1)と別体の開閉蓋等であっても良い。
【0024】 洗浄水噴射パイプ(6a)(6b)は後述する洗浄水タンク(2)内に貯留し た洗浄水を噴射するものであって、この洗浄水噴射パイプ(6a)は洗浄槽(4 )内の上側両側部に設けられており、洗浄水噴射パイプ(6b)は洗浄槽(4) 内の底部に回動自在に設けられている。 これら洗浄水噴射パイプ(6a)(6b)には、所要数の噴射ノズル(14a )(14a)・・・が取付自在に設けられている。
【0025】 尚、図1にあっては洗浄槽(4)内の上側一側部のみに洗浄水噴射パイプ(6 a)が設けられているが、洗浄槽(4)内の上側他側部にも洗浄水噴射パイプが 設けられている。勿論、この洗浄槽(4)内の上側他側部に設けられた洗浄水噴 射パイプにも所要数の噴射ノズルが取付自在に設けられている。 また、洗浄槽(4)内の底部に設けられた洗浄水噴射パイプ(6b)のうち、 回転軸(17)の一方側に設けられた洗浄水噴射パイプ(6b)のみに噴射ノズ ル(14a)(14a)・・・が設けられているが、回転軸(17)の他方側に 設けられた洗浄水噴射パイプ(6b)にも所要数の噴射ノズルが取付自在に設け られている。
【0026】 濯ぎ水噴射パイプ(7a)(7b)は後述する濯ぎ水タンク(3)内に貯留し た濯ぎ水(18)を噴射するものであって、この濯ぎ水噴射パイプ(7a)は洗 浄槽(4)内の上側両側部に設けられており、濯ぎ水噴射パイプ(7b)は洗浄 槽(4)内の底部に回動自在に設けられている。 これら濯ぎ水噴射パイプ(7a)(7b)には、所要数の噴射ノズル(14b )(14b)・・・が取付自在に設けられている。 尚、図1にあっては洗浄槽(4)内の上側一側部に設けられた濯ぎ水噴射パイ プ(7a)のみに噴射ノズル(14b)(14b)・・・が設けられているが、 洗浄槽(4)内の上側他側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7a)、及び洗浄 槽(4)内の底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7b)にも所要数の噴射ノズ ルが取付自在に設けられている。
【0027】 洗浄水タンク(2)は洗浄水を貯留するものであって、この洗浄水タンク(2 )は前記洗浄槽(4)の下部に配設されている。 また、この洗浄水タンク(2)は洗浄水用ポンプ(15)及び洗浄水パイプ( 16)(16)を介して、洗浄水噴射パイプ(6a)(6b)に連結されている 。 尚、この洗浄水用ポンプ(15)は洗浄水タンク(2)の下部に配設されてい る。
【0028】 濯ぎ水タンク(3)は濯ぎ水(18)を貯留するものであって、この濯ぎ水タ ンク(3)の配設位置は、好ましくは洗浄槽(4)の側部に配設されている。 この濯ぎ水タンク(3)は、該濯ぎ水タンク(3)の上方側に設けられた空気 抜き孔(図示せず)を介して洗浄槽(4)に連結されている。 また、濯ぎ水タンク(3)内には図1に示すように、濯ぎ水供給パイプ(19 )が挿通されており、この濯ぎ水供給パイプ(19)の先端には浮子(20)を 有する弁機構(21)が設けられている。 この弁機構(21)は、濯ぎ水(18)を濯ぎ水供給パイプ(19)を介して 濯ぎ水タンク(3)内へ所要量供給した際に浮子(20)が浮上し、弁機構(2 1)内に設けられた弁体(図示せず)によってこの弁機構(21)内を閉塞し、 濯ぎ水(18)の供給を停止してなる機構である。 この浮子(20)を有する弁機構(21)を設けることによって、濯ぎ水タン ク(3)内への濯ぎ水(18)の供給を自動で行うことができる。
【0029】 また、濯ぎ水タンク(3)の下部には濯ぎ水パイプ(22)が連結されている 。 この濯ぎ水パイプ(22)の所要位置には濯ぎ水用ポンプ(23)が設けられ ており、且つ濯ぎ水パイプ(22)の先端は分岐パイプ(24)に連結されてい る。 尚、この濯ぎ水用ポンプ(23)は前記洗浄水用ポンプ(15)と同様に、洗 浄水タンク(2)の下部に配設されている。
【0030】 分岐パイプ(24)は図1及び図2に示すように、洗浄槽(4)の後方上部で 前記濯ぎ水タンク(3)の最高水位より高位置に設けられている。 また、この分岐パイプ(24)の下部には前記洗浄槽(4)内の上側部に設け られた濯ぎ水噴射パイプ(7a)(7a)が断面略L字状の継手部材(26)( 26)を介して連結され、且つ洗浄槽(4)内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイ プ(7b)が連結パイプ(25)を介して連結されている。
【0031】 次に、上記の如く構成された食器洗浄機(1)の使用状態を図1及び図4に基 づいて説明する。 この食器洗浄機(1)を使用する前に、予め洗浄水タンク(2)内に洗浄水を 供給するとともに、濯ぎ水タンク(3)内に濯ぎ水(18)を供給する。 その後、食器が収納された食器収納籠を洗浄槽(4)内に設けられた載置部( 8)に載置し、開閉蓋(5)を閉じる。 洗浄水用ポンプ(15)を作動させ、該洗浄水用ポンプ(15)の作動により 、洗浄水タンク(2)内に貯留された洗浄水が洗浄水パイプ(16)を介して洗 浄水噴射パイプ(6a)(6b)に設けられた噴射ノズル(14a)(14a) ・・・から噴射して食器を洗浄する。 尚、この洗浄水の噴射時には、洗浄槽(4)内の底部に設けられた洗浄水噴射 パイプ(6b)は回動する。
【0032】 所要時間経過後に、洗浄水用ポンプ(15)を停止するとともに、濯ぎ水用ポ ンプ(23)を作動させる。 この濯ぎ水用ポンプ(23)の作動により、濯ぎ水タンク(3)内に貯留され た濯ぎ水(18)は、濯ぎ水パイプ(22)を介して濯ぎ水タンク(3)の最高 水位より高位置に設けられた分岐パイプ(24)に供給される。 この分岐パイプ(24)に供給された濯ぎ水(18)は濯ぎ水噴射パイプ(7 a)(7a)に設けられた噴射ノズル(14b)(14b)・・・から噴射する とともに、連結パイプ(25)を介して濯ぎ水噴射パイプ(7b)に設けられた 噴射ノズルから噴射して食器を濯ぐ。 尚、この濯ぎ水(18)の噴射時には、洗浄槽(4)内の底部に設けられた濯 ぎ水噴射パイプ(7b)は回動する。
【0033】 このように、分岐パイプ(24)を濯ぎ水タンク(3)の最高水位より高位置 に設けるようにしたので、食器の洗浄中に濯ぎ水噴射パイプ(7a)(7b)の 噴射ノズル(14a)(14b)・・・から流入した洗浄水が濯ぎ水用ポンプ( 23)及び濯ぎ水タンク(3)内の濯ぎ水(18)に混入することがない。 つまり、濯ぎ水タンク(3)内に貯留された濯ぎ水(18)を一旦、該濯ぎ水 タンク(3)内の濯ぎ水(18)の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水 (18)を洗浄槽(4)内上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7a)及び洗 浄槽(4)内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7b)の噴射ノズル(14a )(14b)・・・に供給するようにしたので、洗浄槽(4)内底部に設けられ た濯ぎ水噴射パイプ(7b)の噴射ノズル(14b)から洗浄水が流入した場合 であっても、濯ぎ水用ポンプ(23)及び濯ぎ水タンク(3)内の濯ぎ水に混入 することがない。
【0034】 また、濯ぎ水タンク(3)内に貯留された濯ぎ水(18)を一旦、該濯ぎ水タ ンク(18)内の濯ぎ水(18)の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水 (18)を洗浄槽(4)内上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7a)及び洗 浄槽(4)内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7b)の噴射ノズル(14a )(14b)・・・から噴射するようにしたので、濯ぎ水用ポンプ(23)を停 止した際に確実に濯ぎ水を止水することができる。 つまり、濯ぎ水用ポンプ(23)の停止後には濯ぎ水タンク(3)内に負圧が 生じて空気抜き孔から空気を吸引し、この空気によって濯ぎ水タンク(3)内の 濯ぎ水(18)が押圧されることとなるが、濯ぎ水パイプ(22)内の濯ぎ水は 濯ぎ水タンク(3)内の濯ぎ水(18)の最高水位より上昇せず、洗浄槽(4) 内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプ(7b)の噴射ノズル(14b)から濯ぎ 水が漏れ出ることがない。
【0035】 また、従来のように逆止弁で洗浄水の濯ぎ水用ポンプ(23)及び濯ぎ水タン ク(3)内の濯ぎ水(18)への混入を防止していないために、濯ぎ水パイプ( 22)内を流通する濯ぎ水(18)が圧力損失を受けず、従って濯ぎ水噴射パイ プ(7a)(7b)の噴射ノズル(14b)(14b)・・・から噴射する噴射 力が大きく、食器の濯ぎ効率が良い。 分岐パイプ(24)を濯ぎ水タンク(3)の最高水位より高位置に設けている ので、洗浄水の濯ぎ水用ポンプ(23)及び濯ぎ水タンク(3)内の濯ぎ水(1 8)への混入を永続して防止することができる。 また、従来のように逆止弁を用いていないために、能力の小さい濯ぎ水用ポン プ(23)で大きい噴射力を得ることができ、食器洗浄機の小型化を図ることが でき、しかも部品点数が少なく、製造工程も減少することができる。
【0036】 前記濯ぎ水噴射パイプ(7a)(7a)を断面略L字状の継手部材(26)( 26)を介して分岐パイプ(24)の下部に連結するようにすると、濯ぎ水噴射 パイプ(7a)(7a)内に流入した洗浄水が分岐パイプ(24)内に流入する ことがない。
【0037】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タンク を本体内の内蔵し洗浄水を貯留する洗浄水タンクと食器を収納する洗浄槽とこの 洗浄槽上に配設される開閉蓋と洗浄槽内に収納される食器収納籠と洗浄水及び濯 ぎ水をそれぞれ噴射する噴射パイプとから構成されてなる食器洗浄機であって、 濯ぎ水タンクは空気抜き孔を介して洗浄槽と連結されており、噴射パイプは前記 洗浄槽内の上側部と底部にそれぞれ設けられ、この洗浄水噴射パイプは洗浄水用 ポンプ及び洗浄水パイプを介して前記洗浄水タンクに連結されており、洗浄槽の 後方上部で前記濯ぎ水タンクの最高水位より高位置には分岐パイプが設けられ、 この分岐パイプは濯ぎ水用ポンプが設けられた濯ぎ水パイプを介して濯ぎ水タン クに連結されるとともに分岐パイプには前記洗浄槽内上側部に設けられた濯ぎ水 噴射パイプが連結され且つ前記洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連 結パイプを介して連結されてなることを特徴とする食器洗浄機であるから、以下 の効果を奏する。
【0038】 即ち、分岐パイプを濯ぎ水タンクの最高水位より高位置に設けるようにしたの で、食器の洗浄中に濯ぎ水噴射パイプから流入した洗浄水が濯ぎ水用ポンプ及び 濯ぎ水タンク内の濯ぎ水に混入することがない。 つまり、濯ぎ水タンク内に貯留された濯ぎ水を一旦、該濯ぎ水タンク内の濯ぎ 水の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水を洗浄槽内上側部に設けられた 濯ぎ水噴射パイプ及び洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプに供給するよ うにしたので、洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプから洗浄水が流入し た場合であっても、濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水に混入すること がない。
【0039】 また、濯ぎ水タンク内に貯留された濯ぎ水を一旦、該濯ぎ水タンク内の濯ぎ水 の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水を洗浄槽内上側部に設けられた濯 ぎ水噴射パイプ及び洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプから噴射するよ うにしたので、濯ぎ水用ポンプを停止した際に確実に濯ぎ水を止水することがで きる。 つまり、濯ぎ水用ポンプの停止後には濯ぎ水タンク内に負圧が生じて空気抜き 孔から空気を吸引し、この空気によって濯ぎ水タンク内の濯ぎ水が押圧されるこ ととなるが、濯ぎ水パイプ内の濯ぎ水は濯ぎ水タンク内の濯ぎ水の最高水位より 上昇せず、洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプから濯ぎ水が漏れ出るこ とがない。
【0040】 従来のように逆止弁で洗浄水の濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水へ の混入を防止していないために、濯ぎ水パイプ内を流通する濯ぎ水が圧力損失を 受けず、従って濯ぎ水噴射パイプから噴射する噴射力が大きく、食器の濯ぎ効率 が良い。 分岐パイプを濯ぎ水タンクの最高水位より高位置に設けているので、洗浄水の 濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水への混入を永続して防止することが できる。 従来のように逆止弁を用いていないために、能力の小さい濯ぎ水用ポンプで大 きい噴射力を得ることができ、食器洗浄機の小型化を図ることができ、しかも部 品点数が少なく、製造工程も減少することができる。
【0041】 また、少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タンクを本体内に内蔵し洗浄水を貯 留する洗浄水タンクと食器を収納する洗浄槽とこの洗浄槽上に配設される開閉蓋 と洗浄槽内に収納される食器収納籠と洗浄水及び濯ぎ水をそれぞれ噴射する噴射 パイプとから構成されてなる食器洗浄機であって、濯ぎ水タンクは空気抜き孔を 介して洗浄槽と連結されており、洗浄水及び濯ぎ水噴射パイプは取付自在な所要 数の噴射ノズルを有し前記洗浄槽内の上側両側部にそれぞれ設けられるとともに 洗浄槽内の底部に回動自在にそれぞれ設けられ、洗浄水タンクは前記洗浄槽下部 に配設されるとともに洗浄水用ポンプ及び洗浄水パイプを介して洗浄水噴射パイ プに連結されており、洗浄槽の後方上部で前記濯ぎ水タンクの最高水位より高位 置には分岐パイプが設けられ該分岐パイプは濯ぎ水用ポンプが設けられた濯ぎ水 パイプを介して濯ぎ水タンクに連結されるとともに分岐パイプには前記洗浄槽内 上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連結され且つ前記洗浄槽内底部に設けら れた濯ぎ水噴射パイプが連結パイプを介して連結されてなることを特徴とする食 器洗浄機であるから、以下の効果を奏する。
【0042】 即ち、分岐パイプを濯ぎ水タンクの最高水位より高位置に設けるようにしたの で、食器の洗浄中に濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルから流入した洗浄水が濯ぎ水 用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水に混入することがない。 つまり、濯ぎ水タンク内に貯留された濯ぎ水を一旦、該濯ぎ水タンク内の濯ぎ 水の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水を洗浄槽内上側部に設けられた 濯ぎ水噴射パイプ及び洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズル に供給するようにしたので、洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射 ノズルから洗浄水が流入した場合であっても、濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク 内の濯ぎ水に混入することがない。
【0043】 また、濯ぎ水タンク内に貯留された濯ぎ水を一旦、該濯ぎ水タンク内の濯ぎ水 の最高水位より高位置に供給した後に、濯ぎ水を洗浄槽内上側部に設けられた濯 ぎ水噴射パイプ及び洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルか ら噴射するようにしたので、濯ぎ水用ポンプを停止した際に確実に濯ぎ水を止水 することができる。 つまり、濯ぎ水用ポンプの停止後には濯ぎ水タンク内に負圧が生じて空気抜き 孔から空気を吸引し、この空気によって濯ぎ水タンク内の濯ぎ水が押圧されるこ ととなるが、濯ぎ水パイプ内の濯ぎ水は濯ぎ水タンク内の濯ぎ水の最高水位より 上昇せず、洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルから濯ぎ水 が漏れ出ることがない。
【0044】 従来のように逆止弁で洗浄水の濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水へ の混入を防止していないために、濯ぎ水パイプ内を流通する濯ぎ水が圧力損失を 受けず、従って濯ぎ水噴射パイプの噴射ノズルから噴射する噴射力が大きく、食 器の濯ぎ効率が良い。 分岐パイプを濯ぎ水タンクの最高水位より高位置に設けているので、洗浄水の 濯ぎ水用ポンプ及び濯ぎ水タンク内の濯ぎ水への混入を永続して防止することが できる。 従来のように逆止弁を用いていないために、能力の小さい濯ぎ水用ポンプで大 きい噴射力を得ることができ、食器洗浄機の小型化を図ることができ、しかも部 品点数が少なく、製造工程も減少することができる。
【0045】 前記濯ぎ水噴射パイプを断面略L字状の継手部材を介して分岐パイプの下部に 連結するようにすると、濯ぎ水噴射パイプ内に流入した洗浄水が分岐パイプ内に 流入することがない。
【0046】 前記洗浄槽の底部に開口部を設け、該開口部に残飯受け部を着脱自在に設ける ようにすると、洗浄槽内を清掃する際に残飯を容易に回収することができる。
【0047】 前記濯ぎ水タンクに濯ぎ水供給パイプを挿通し、該濯ぎ水供給パイプ先端に浮 子を有する弁機構を設けるようにすると、濯ぎ水タンク内への濯ぎ水の供給を自 動で行うことができる。
【0048】 前記開閉蓋を前蓋と後蓋とから構成しこれら前蓋と後蓋とをヒンジ部を介して 連結するとともに、後蓋の後部に取付板を設け軸を介して洗浄槽内上部に取設す るようにすると、前蓋を持ち上げつつ後方へ押すと、前蓋と後蓋との底面同士が 互いに近接した状態で折り畳むことができるので、高さの低い所に食器洗浄機を 設置した場合であっても洗浄槽を開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る食器洗浄機を示す概
略構成図である。
【図2】図1と同様に食器洗浄機を示す概略断面正面図
である。
【図3】開閉蓋を示す概略説明図である。
【図4】この考案の一実施例に係る食器洗浄機の使用状
態を示す概略説明図である。
【図5】従来の食器洗浄機を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄機 2 洗浄水タンク 3 濯ぎ水タンク 4 洗浄槽 5 開閉蓋 5a 前蓋 5b 後蓋 6a 洗浄水噴射パイプ 6b 洗浄水噴射パイプ 7a 濯ぎ水噴射パイプ 7b 濯ぎ水噴射パイプ 9 残飯受け部 10 ヒンジ部 11 取付部 12 軸 14a 噴射ノズル 14b 噴射ノズル 15 洗浄水用ポンプ 16 洗浄水パイプ 18 濯ぎ水 19 濯ぎ水供給パイプ 20 浮子 21 弁機構 22 濯ぎ水パイプ 23 濯ぎ水用ポンプ 24 分岐パイプ 25 連結パイプ 26 継手部材
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タン
    クを本体内の内蔵し洗浄水を貯留する洗浄水タンクと食
    器を収納する洗浄槽とこの洗浄槽上に配設される開閉蓋
    と洗浄槽内に収納される食器収納籠と洗浄水及び濯ぎ水
    をそれぞれ噴射する噴射パイプとから構成されてなる食
    器洗浄機であって、濯ぎ水タンクは空気抜き孔を介して
    洗浄槽と連結されており、噴射パイプは前記洗浄槽内の
    上側部と底部にそれぞれ設けられ、この洗浄水噴射パイ
    プは洗浄水用ポンプ及び洗浄水パイプを介して前記洗浄
    水タンクに連結されており、洗浄槽の後方上部で前記濯
    ぎ水タンクの最高水位より高位置には分岐パイプが設け
    られ、この分岐パイプは濯ぎ水用ポンプが設けられた濯
    ぎ水パイプを介して濯ぎ水タンクに連結されるとともに
    分岐パイプには前記洗浄槽内上側部に設けられた濯ぎ水
    噴射パイプが連結され且つ前記洗浄槽内底部に設けられ
    た濯ぎ水噴射パイプが連結パイプを介して連結されてな
    ることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 少なくとも濯ぎ水を貯留する濯ぎ水タン
    クを本体内に内蔵し洗浄水を貯留する洗浄水タンクと食
    器を収納する洗浄槽とこの洗浄槽上に配設される開閉蓋
    と洗浄槽内に収納される食器収納籠と洗浄水及び濯ぎ水
    をそれぞれ噴射する噴射パイプとから構成されてなる食
    器洗浄機であって、濯ぎ水タンクは空気抜き孔を介して
    洗浄槽と連結されており、洗浄水及び濯ぎ水噴射パイプ
    は取付自在な所要数の噴射ノズルを有し前記洗浄槽内の
    上側両側部にそれぞれ設けられるとともに洗浄槽内の底
    部に回動自在にそれぞれ設けられ、洗浄水タンクは前記
    洗浄槽下部に配設されるとともに洗浄水用ポンプ及び洗
    浄水パイプを介して洗浄水噴射パイプに連結されてお
    り、洗浄槽の後方上部で前記濯ぎ水タンクの最高水位よ
    り高位置には分岐パイプが設けられ該分岐パイプは濯ぎ
    水用ポンプが設けられた濯ぎ水パイプを介して濯ぎ水タ
    ンクに連結されるとともに分岐パイプには前記洗浄槽内
    上側部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連結され且つ前
    記洗浄槽内底部に設けられた濯ぎ水噴射パイプが連結パ
    イプを介して連結されてなることを特徴とする食器洗浄
    機。
  3. 【請求項3】 前記濯ぎ水タンクを洗浄槽の側部に配設
    してなることを特徴とる請求項第1項及び第2項記載の
    食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記濯ぎ水噴射パイプを断面略L字状の
    継手部材を介して分岐パイプの下部に連結してなること
    を特徴とする請求項第1項乃至第3項記載の食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 前記洗浄槽の底部に開口部を設け、該開
    口部に残飯受け部を着脱自在に設けてなることを特徴と
    する請求項第1項乃至第4項記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 前記濯ぎ水タンクに濯ぎ水供給パイプを
    挿通し、該濯ぎ水供給パイプ先端に浮子を有する弁機構
    を設けてなることを特徴とする請求項第1項乃至第5項
    記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 前記開閉蓋を前蓋と後蓋とから構成しこ
    れら前蓋と後蓋とをヒンジ部を介して連結するととも
    に、後蓋の後部に取付板を設け軸を介して洗浄槽内上部
    に取設してなることを特徴とする請求項第1後乃至第6
    項記載の食器洗浄機。
JP1994003526U 1994-03-14 1994-03-14 食器洗浄機 Expired - Lifetime JP3006705U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003526U JP3006705U (ja) 1994-03-14 1994-03-14 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003526U JP3006705U (ja) 1994-03-14 1994-03-14 食器洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006705U true JP3006705U (ja) 1995-01-31

Family

ID=43142563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003526U Expired - Lifetime JP3006705U (ja) 1994-03-14 1994-03-14 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006705U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2375957B1 (en) Pre-rinsing of dishes
JP4459505B2 (ja) 食器洗浄機
JP4191178B2 (ja) 食器洗浄機
WO2006075385A1 (ja) 食器洗浄機
CN108185852A (zh) 清洗装置和组合式厨房电器
JP3006705U (ja) 食器洗浄機
KR101241458B1 (ko) 식기 세척기의 노즐 홀더 결합 구조
KR100767891B1 (ko) 식기 세척기
JP4347225B2 (ja) 食器洗浄機
CN207356052U (zh) 一种水气混合餐具清洗机
CN206007198U (zh) 一种喷水式自动洗鞋机
JPH04325135A (ja) 食器洗浄機
KR101268686B1 (ko) 식기 세척기
JP4146771B2 (ja) 食器洗浄機
JPH02277427A (ja) 食器洗浄機
CN217141591U (zh) 一种黄酒储罐内部清洗装置
KR102075387B1 (ko) 수압과 초음파를 이용한 다기능 식기세척기
CN208755925U (zh) 清洗装置和组合式厨房电器
CN209695140U (zh) 一种简易洗碗机
CN101325903B (zh) 洗碗机
JP3060431U (ja) 食器洗浄装置
JPH0616588Y2 (ja) 食器等洗浄機
CN114871228A (zh) 煎药容器清洗单元
JPH1147064A (ja) 洗浄機
JP4583645B2 (ja) 食器洗浄機