JP3006639B2 - 自動実装機の部品供給部への部品配置決定方法 - Google Patents

自動実装機の部品供給部への部品配置決定方法

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JP3006639B2 JP3334471A JP33447191A JP3006639B2 JP 3006639 B2 JP3006639 B2 JP 3006639B2 JP 3334471 A JP3334471 A JP 3334471A JP 33447191 A JP33447191 A JP 33447191A JP 3006639 B2 JP3006639 B2 JP 3006639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上に電子
部品を実装する自動実装機の部品供給部への部品配置決
定方法に係り、特に、部品供給時間の短い自動実装機の
部品供給部への部品配置決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動実装機の部品供給部への部品
配置方式には、(1)部品段取りの削減を目的に、使用
頻度の高い部品を一定期間、固定的に配置したままとす
る方式と、(2)部品段取りの削減を目的に、プリント
基板の種類が変わるごとに、セット済の部品はそのまま
の配置で使用し、それ以外の部品を適宜セットし直す方
式(特開昭62−219700公報参照)とがある。こ
れらの方法では、部品段取りの削減はできるが、部品供
給時間による実装時間のロスが発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した前者の使用頻
度の高い部品を一定期間、固定的に配置したままとする
方式では、部品供給部のステ−ションにセットできない
部品が生じる。このため、部品供給部のステ−ションに
セットできない部品の実装は、人手で行われることにな
り、作業工数が増大するという問題がある。
【0004】また、上記した後者のプリント基板の種類
が変わるごとに、セット済の部品はそのままの配置で使
用し、それ以外の部品を適宜セットし直す方式では、部
品段取りの削減はできるが、部品供給時間による実装時
間のロスが発生する、という問題があった。
【0005】本発明の目的は、自動実装機の動作特性に
合わせ、各プリント基板ごとに部品供給時間を短くでき
る部品供給部への部品配置決定方法を提供することにあ
る。また本発明の他の目的は、部品段取りが少なく、各
プリント基板ごとの部品供給時間の短い部品供給部への
部品配置決定方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による自動実装機
の部品供給部への部品配置決定方法は、上記した目的を
達成するため、一定時間内に連続実装可能な部品の組合
せの出現頻度を各部品間で求めて、該頻度を評価関数と
して部品間の近接度を求め、次に、該近接度の大きい部
品順に連続するように部品の間に順序付けを行ない、次
に、該順序に基づき部品供給部の各ステ−ションへの部
品配置を行うようにされる。
【0007】また、本発明による自動実装機の部品供給
部への部品配置決定方法は、上記した目的を達成するた
め、プリント基板上の各部品の数を求めて、該数の多い
部品順に各部品を、例えば部品供給部の中央のステーシ
ョンから、あるいは実装機ヘッドの初期位置に近いステ
ーションから配置するようにされる。
【0008】また、本発明においては、上記した2つの
部品配置決定方法のうちの何れかを、自動実装機の部品
供給動作に合わせ自動選択するようにもされる。
【0009】また、本発明による部品供給部の一部ステ
−ションの部品配置が決まっている自動実装機の部品供
給部への部品配置決定方法においては、プリント基板に
搭載する部品のうち部品供給部への配置が未定の部品を
選択した後、この配置未定の部品と部品供給部上の配置
未定のステ−ションのみを対象に、上記した2つの部品
配置決定方法のうちの何れか一方を適用するようにされ
る。
【0010】
【作用】プリント基板上に部品を搭載する順序は、例え
ばXYテ−ブルの移動等による実装のロスタイムを最小
化するように決定される。そして、一定時間内に連続実
装可能な部品の組合せの出現頻度を各部品間で求めて、
該頻度を評価関数として部品間の近接度を求め、次に、
該近接度の大きい部品順に連続するように部品の間に順
序付けを行い、次に、該順序に基づき部品供給部の各ス
テ−ションへの部品配置を行うことで、部品供給部が移
動して部品を供給する形態の実装機では、XYテ−ブル
の移動等による実装のロスタイムが小さい部品(一定時
間内に連続実装可能な部品)が、部品供給部上でも近く
に配置され、XYテ−ブルの移動等による実装のロスタ
イム及び部品供給部の移動による実装のロスタイムの双
方が少ない搭載順序を選択可能な、部品供給部への部品
配置が決定できる。
【0011】また、プリント基板上の各部品の数を求め
て、該部品数の多い順に各部品を、部品供給部の中央の
ステーションから、あるいは実装機ヘッドの初期位置に
近いステーションから配置することで、部品供給部が固
定され実装機ヘッドが部品を取りにいく形態の実装機で
は、実装機ヘッドの移動量の少ない部品供給部への部品
配置が決定できる。
【0012】さらに、自動実装機の部品供給動作に合わ
せ、上記した2つの部品配置決定方法のいづれかを自動
選択することで、自動実装機の動作特性に合わせた部品
供給部への部品配置が決定できる。
【0013】さらにまた、プリント基板に搭載する部品
のうち部品供給部への配置が未定の部品を選択した後、
この配置未定の部品と部品供給部上の配置未定のステ−
ションのみを対象に、上記した2つの部品配置決定方法
のいづれかを適用することで、部品段取りが少なく、各
プリント基板ごとの部品供給時間の短い部品供給部への
部品配置が決定できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。まず、本発明による部品供給部への部品配置決定方
法を適用する実装機の動作特性を説明する。図6、図7
は本発明が適用される実装機の2つの例を示したもので
ある。実装機は、挿入機(インサ−タ)と装着機(マウ
ンタ)に大別できるが、更に装着機は、部品を把持(吸
着)するヘッドの動作等の違いからも分類できる。図6
はワンバイワン-ランダムアクセス-XYテ−ブル方式装
着機、図7はワンバイワン-ランダムアクセス-XYヘッ
ド方式装着機である。本発明は挿入機にも適用可能であ
るが、図6、図7に図示した2つの方式の装着機に適用
するのに好適である。
【0015】図6に示したワンバイワン-ランダムアク
セス-XYテ−ブル方式装着機は、部品供給部60が図
示したように一定方向に移動し、この部品供給部60か
ら回転可能なマウンタ61に搭載された装着ヘッド62
が装着順に部品を取り込み、XYテーブル63上に載置
されたプリント基板64に部品を装着する動作形態をと
る。そして、部品供給部60の移動、XYテ−ブル63
の移動、装着ヘッド62の回転等は、図示せぬロ−タリ
−インデックスの1部品分の回転時間内で行なわれるた
め、XYテ−ブル64の移動による実装のロスタイムが
小さい部品(一定時間内に連続実装可能な部品)が、部
品供給部60上でも近くに配置され、XYテ−ブル63
の移動等による実装のロスタイム及び部品供給部60の
移動による実装のロスタイムの双方が少ない搭載順序を
選択可能な、部品供給部への部品配置を決定する必要が
ある。
【0016】図7に示したワンバイワン-ランダムアク
セス-XYヘッド方式装着機は、部品供給部70並びに
プリント基板71を固定し、装着ヘッド(XY可動ヘッ
ド)72がXY方向に移動しながら、部品を取り込み装
着する動作形態をとり、装着ヘッド(XY可動ヘッド)
72の移動時間を最小化できる部品供給部への部品配置
を決定する必要がある。
【0017】次に、本発明の具体的な説明を、図1〜図
5により行なう。図2は本発明の方法が適用されるシス
テムの制御系の構成の一例を示すブロック図で、同図に
おいて、21は磁気ディスク装置で、部品供給部の配置
に関する情報、実装機の動作特性に関する情報、プリン
ト基板上の部品の実装位置等々を記憶している。22は
実装機システム全体の統括制御を司る処理装置で、本発
明を実行するための各種演算処理を行なう。3はF/D
(フロッピ−ディスク)入出力装置であり、プリント基
板上の部品の実装位置情報の入力格納や記憶データの出
力を行なう。また、4は補助入力装置としてのキ−ボ−
ド装置、5は補助出力装置としてのプリンタである。
【0018】図1は本発明の一実施例による部品供給部
への部品配置決定方法の概略処理フロ−を示すフローチ
ャート図で、次に図1により部品供給部への部品配置決
定方法の処理手順を説明する。図1のステップST1で
は、先ず各実装機の動作特性に基づき以降の処理を自動
選択する。そして、部品供給部が移動し部品を供給する
形態の前記図6に示した実装機では、以下のステップS
T2〜ST13の処理が実行され、部品供給部は固定
で、装着ヘッドがXYに移動しながら部品を取り込み装
着する前記図7に示した実装機では、以下のステップS
T14〜ST17の処理が実行される。
【0019】ステップST2では、プリント基板に搭載
する部品のうち部品供給部への配置が未定の部品、及び
部品供給部上の配置未定のステ−ションを、搭載する部
品の情報と、部品供給部の配置情報を比較し、選択す
る。そして、ここで選択された部品及びステ−ションを
対象に以下のステップST3〜ST13を行う。また、
部品供給部の配置がすべて未定の場合は、全部品、全ス
テ−ションを対象に以下のステップST3〜ST13を
行う。
【0020】ステップST3では、プリント基板情報な
どに基づき近接範囲(連続実装可能な範囲)の設定を行
って、次のステップST4に進む。ステップST4では
或る部品Iをi=1とし、ステップST5では、i=1
とした部品Iと比較する部品Jをj=i+1として、次
のステップST6で部品iとj(部品Iと部品J)とが
設定した近接範囲内にあるか否かを判定する。そして、
ステップST6でYESの判定されると、ステップST
7で部品種I、Jの近接度とすべくカウントアップし
て、ステップST8へ進み、ステップST6でNOの判
定されると直ちにステップST8へ進む。ステップST
8では、i=1とした或る部品Iと比較する次の部品
(例えば部品K)をj=j+1として、ステップST9
へ進む。ステップST9では上記或る部品Iと比較すべ
き他の部品総べてにわたって比較が行われたか否かが問
われ、YESなら次のステップST10へ進み、NOな
らステップST6からステップST9の処理ルーチンを
繰り返す。ステップST10では、次の或る部品(例え
ば部品J)をi=i+1として、ステップST11へ進
む。ステップST11では、iとおいた部品が対象とす
る部品総べてにわたって行われたか否かが問われ、YE
Sなら次のステップST12へ進み、NOならステップ
ST5からステップST11の処理ルーチンを繰り返
す。
【0021】このようにして、一定時間内に連続実装可
能な部品の組合せの出現頻度を各部品間で求め、これを
評価関数として各部品間の近接度を求め記憶する。な
お、部品を連続して実装するのに要する時間は、磁気デ
ィスク上に記憶された実装機のXYテ−ブル移動スピ−
ド、部品の座標等の情報から算出する。また、一定時間
としては、例えば、実装機のXYテ−ブルや装着ヘッド
の移動スピ−ドに相当する部品供給部の移動時間、ロ−
タリ−インデックスが1ピッチ回転するのに要する時間
等を設定する。
【0022】ステップST12では、上述した各ステッ
プによって算出した近接度の大きい部品から順に連続す
るように部品の間に順序付けを行って、次のステップS
T13へ進む。ステップST13では、ステップST1
2の順序付けの順に部品供給部の端のステ−ションか
ら、部品供給部の各ステ−ションへの部品配置を行い、
この部品供給部が移動し部品を供給する形態の前記図6
に示した実装機に対する一連の処理を終了する。
【0023】一方、前記ステップST14でも、プリン
ト基板に搭載する部品のうち部品供給部への配置が未定
の部品、及び部品供給部上の配置未定のステ−ション
を、搭載する部品の情報と、部品供給部の配置情報を比
較し、選択する。そして、ここで選択された部品及びス
テ−ションを対象に以下のステップST15〜ST17
の処理を行う。また、部品供給部の配置がすべて未定の
場合は、全部品、全ステ−ションを対象に以下のステッ
プST15〜ST17の処理を行う。
【0024】ステップST15ではプリント基板上の各
部品の数を求め、次のステップST16へ進み、ステッ
プST16では部品数の多い順に部品を並べるソート処
理が行われて、次のステップST17へ進む。ステップ
ST17では、部品数の多い順序に基づき、部品供給部
の中央から両側に部品配置を行うか、あるいは、実装機
ヘッドの初期位置に近いステ−ションから両側に部品配
置を行い、この部品供給部は固定で、装着ヘッドがXY
に移動しながら部品を取り込み装着する前記図7に示し
た実装機に対する一連の処理を終了する。
【0025】図3〜図5に部品供給部の配置がすべて未
定のワンバイワン-ランダムアクセス-XYテ−ブル方式
装着機において部品配置を決めた一例を示す。図3のプ
リント基板31には、部品Aが2ヶ、部品Bが6ヶ、部
品Cが2ヶ、部品Dが2ヶ、それぞれ図示の位置に搭載
される。一定時間内に連続実装可能な範囲が、5cm以
内(図3でハッチングを施した範囲)とすれば、部品間
の近接度は、図4のマトリクスに示すようになる。この
近接度に基づき近接度の大きい部品がこの順に連続する
ように部品の間に順序付けをすると、A→B→C→Dの
順に順序付けられる。これを、図5に示すように、部品
供給部51の第1ステ−ション(端のステーション)か
ら第4ステ−ションにA,B,C,Dと配置するように
される。
【0026】斯様に本実施例によれば、自動実装機の部
品供給動作に合わせ、連続実装することにより生じるロ
スタイムの短い部品同士が、部品供給部上でも近接して
配置される部品配置方法、あるいは、部品数の多い部品
が部品供給部の中央もしくは装着ヘッドの初期位置に近
い位置に置かれる部品配置方法を自動選択するため、汎
用的に部品供給時間の短い、部品配置決定が可能であ
り、実装作業時間が短縮できる。また、部品供給部の一
部の配置が既に決まっている実装機においても、配置未
定の部品及び供給ステ−ションを選択した後、自動実装
機の部品供給動作に合わせ、連続実装することにより生
じるロスタイムの短い部品同士が、部品供給部上でも近
接して配置される部品配置方法、あるいは、部品数の多
い部品が部品供給部の中央もしくは装着ヘッドの初期位
置に近い位置に置かれる部品配置方法を自動選択するた
め、汎用的に部品供給時間の短い、部品配置決定が可能
であり、実装作業時間が短縮できる。さらにまた、使用
頻度の高い部品を固定配置とすることで、実装基板変更
時の部品供給部配置変更による段取時間が削減できる。
【0027】本発明の他の実施例を図8により説明す
る。本実施例は、本発明による部品供給部への部品配置
決定方法を実装機用NCデ−タ作成システムで使用する
ものである。実装機用NCデ−タ作成システムでは、部
品ごとにそれを実装する実装機を決定した後、各実装機
ごとに部品の実装順序を決める。図8はこのような順序
決定において、実装時間の短縮を図るため、本発明によ
る部品供給部への部品配置決定方法を用いる場合の概略
処理フロ−を示している。
【0028】図8のステップST801では、各部品を
実装する実装機を選択し(仮選択し)、次のステップS
T802では、ステップST801で選択した実装機で
実装した場合に、実装機ヘッドと周辺部品との干渉(ぶ
つかり)が発生するか否かをチェックする。そして、ス
テップST802で干渉が発生する場合には、次のステ
ップST803で干渉を避けるように、各部品を実装す
る実装機を再選択し、干渉が発生しない場合には、ステ
ップST801で仮選択した実装機を本選択し、次のス
テップST804へ進む。ステップST804では、各
実装機の動作特性に基づき以降の処理を自動選択し、部
品供給部が移動し部品を供給する形態の前記図6の実装
機では、以下のステップST805〜ST809の処理
を実行し、部品供給部は固定で装着ヘッドがXYに移動
しながら部品を取り込み装着する前記図7の実装機で
は、以下のステップST810〜ST813及びST8
09の処理を実行する。
【0029】ステップST805では、プリント基板に
搭載する部品のうち部品供給部への配置が未定の部品、
及び部品供給部上の配置未定のステ−ションを、搭載す
る部品の情報と、部品供給部の配置情報を比較し、選択
する。そして、ここで選択された部品及びステ−ション
を対象に以下のステップST806〜ST809を行
う。また、部品供給部の配置がすべて未定の場合は、全
部品、全ステ−ションを対象に以下のステップST80
6〜ST809を行う。
【0030】ステップST806では、一定時間内に連
続実装可能な部品の組合せの出現頻度を各部品間で求
め、これを各部品間の近接度とする。部品を連続して実
装するのに要する時間は、磁気ディスク上に記憶された
実装機のXYテ−ブル移動スピ−ド、部品の座標等の情
報から算出する。また、一定時間としては、例えば、実
装機のXYテ−ブルや装着ヘッドの移動スピ−ドに相当
する部品供給部の移動時間、ロ−タリ−インデックスが
1ピッチ回転するのに要する時間等を設定する。
【0031】ステップST807では、前ステップST
806で算出した近接度の大きい部品順に連続するよう
に部品の間に順序付けをし、ステップST808へ進
む。ステップST808では、前ステップST807で
順序付けした順に部品供給部の端のステ−ションから部
品供給部の各ステ−ションへの部品配置を行い、ステッ
プST809へ進む。そして、ステップST809で
は、決められた部品供給部への部品配置から、部品実装
時間最小の実装順序を決定し、この部品供給部が移動し
部品を供給する形態の実装機に対する一連の処理を終了
する。
【0032】一方、前記ステップST810でも、プリ
ント基板に搭載する部品のうち部品供給部への配置が未
定の部品、及び部品供給部上の配置未定のステ−ション
を、搭載する部品の情報と、部品供給部の配置情報を比
較し、選択する。そして、ここで選択された部品及びス
テ−ションを対象に以下のステップST811〜ST8
13及びST809を行う。また、部品供給部の配置が
すべて未定の場合は、全部品、全ステ−ションを対象に
以下のST811〜ST813及びST809を行う。
【0033】ステップST811ではプリント基板上の
各部品の数を求めて、ステップST812へ進み、ステ
ップST812では部品数の多い順に部品を並べるソー
ト処理を行い、次のステップST813へ進む。ステッ
プST813では、前ステップST812でソート処理
された順序に基づき、部品供給部の中央から両側に部品
配置を行うか、あるいは、実装機ヘッドの初期位置に近
いステ−ションから両側に部品配置を行い、前記ステッ
プST809へ進む。ステップST809では、決めら
れた部品供給部への部品配置から、部品実装時間最小の
実装順序を決定し、これにより、部品供給部は固定で装
着ヘッドがXYに移動しながら部品を取り込み装着する
実装機に対する一連の処理を終了する。
【0034】斯様に本実施例によれば、自動実装機の部
品供給動作に合わせ部品配置を決定した後、該部品配置
に基づき部品実装順序を決定することで実装作業時間が
短縮できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、連続実装
することにより生じるロスタイムの短い部品同士が、部
品供給部上でも近接して配置されるため、部品供給部が
移動して部品供給をするタイプの自動実装機において、
部品供給時間の短い部品配置の決定が可能となり、実装
作業時間が短縮できる。
【0036】また本発明によれば、部品数の多い部品が
部品供給部の中央もしくは実装機ヘッドの初期位置に近
いステーションに置かれるため、ヘッドが移動して部品
を供給をするタイプの自動実装機において、部品供給時
間の短い部品配置の決定が可能となり、実装作業時間が
短縮できる。
【0037】また本発明によれば、自動実装機の供給動
作に合わせ部品配置方法を自動選択するため、汎用的に
部品供給時間の短い、部品配置の決定が可能となり、実
装作業時間が短縮できる。
【0038】また本発明によれば、部品供給部の一部の
配置が既に決まっている実装機においても、配置未定の
部品及び供給ステ−ションを選択した後、自動実装機の
部品供給動作に合わせ、連続実装することにより生じる
ロスタイムの短い部品同士が、部品供給部上でも近接し
て配置される部品配置方法、あるいは部品数の多い部品
が部品供給部の中央もしくは実装機ヘッドの初期位置に
近いステーションに置かれる部品配置方法を自動選択す
るため、汎用的に部品供給時間の短い、部品配置の決定
が可能となり、実装作業時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動実装機の部品供給
部への部品配置決定方法の概略処理フロ−を示す説明図
である。
【図2】本発明の実施例による部品供給部への部品配置
決定方法が適用されるシステムの制御系の概略構成の一
例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例による部品供給部への部品配置
を決定するためのプリント基板上の部品配置の一例を示
す説明図である。
【図4】図3の部品間の近接度をマトリクスで示す説明
図である。
【図5】図4の近接度の順序付けに従った部品供給部へ
の部品配置を示す簡略化した説明図である。
【図6】本発明が適用されるワンバイワン−ランダムア
クセス−XYテーブル方式装着機を簡略化して示す説明
図である。
【図7】本発明が適用されるワンバイワン−ランダムア
クセス−XYヘッド方式装着機を簡略化して示す説明図
である。
【図8】本発明の他の実施例に係る自動実装機の部品供
給部への部品配置決定方法の概略処理フロ−を示す説明
図である。
【符号の説明】
21 磁気ディスク装置 22 処理装置 23 F/D(フロッピ−ディスク)入出力装置 24 キ−ボ−ド装置 25 プリンタ 31 プリント基板 51 部品供給部 60 部品供給部 61 マウンタ 62 装着ヘッド 63 XYテーブル 64 プリント基板 70 部品供給部 71 プリント基板 72 装着ヘッド(XY可動ヘッド)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−283604(JP,A) 特開 昭62−219700(JP,A) 特開 平1−192200(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 21/00 307 H05K 13/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の種別毎に、一定時間内に
    連続実装可能な部品の組合せの出現頻度を各部品間で求
    めて、該頻度を評価関数として部品間の近接度を求め、
    次に、該近接度の大きい部品順に連続するように部品の
    間に順序付けを行ない、次に、該順序に基づき部品供給
    部の各ステ−ションへの部品配置を行うことを特徴とす
    る自動実装機の部品供給部への部品配置決定方法。
  2. 【請求項2】 プリント基板の種別毎にプリント基板上
    の各部品の数を求めて、該数の多い部品順に各部品を、
    部品供給部の中央のステーションから、もしくは実装機
    ヘッドの初期位置に近いステーションから配置すること
    を特徴とする自動実装機の部品供給部への部品配置決定
    方法。
  3. 【請求項3】 自動実装機の部品供給動作形態に合わせ
    て、前記請求項1または2記載の方法を自動選択するこ
    とを特徴とする自動実装機の部品供給部への部品配置決
    定方法。
  4. 【請求項4】 部品供給部の一部ステ−ションの部品配
    置が決まっている自動実装機の部品供給部への部品配置
    決定方法において、 プリント基板に搭載する部品のうち部品供給部への配置
    が未定の部品を選択した後、この配置未定の部品と部品
    供給部上の配置未定のステ−ションのみを対象に、前記
    請求項1記載の方法を実施することを特徴とする自動実
    装機の部品供給部への部品配置決定方法。
  5. 【請求項5】 部品供給部の一部ステ−ションの部品配
    置が決まっている自動実装機の部品供給部への部品配置
    決定方法において、 プリント基板に搭載する部品のうち部品供給部への配置
    が未定の部品を選択した後、この配置未定の部品と部品
    供給部上の配置未定のステ−ションのみを対象に、前記
    請求項2記載の方法を実施することを特徴とする自動実
    装機の部品供給部への部品配置決定方法。
  6. 【請求項6】 部品供給部の一部ステ−ションの部品配
    置が決まっている自動実装機の部品供給部への部品配置
    決定方法において、 自動実装機の部品供給動作形態に合わせて前記請求項4
    または5記載の方法を自動選択することを特徴とする自
    動実装機の部品供給部への部品配置決定方法。
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