JP3006484U - 水洗便器の洗浄剤自動供給装置 - Google Patents

水洗便器の洗浄剤自動供給装置

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JP3006484U
JP3006484U JP1994009381U JP938194U JP3006484U JP 3006484 U JP3006484 U JP 3006484U JP 1994009381 U JP1994009381 U JP 1994009381U JP 938194 U JP938194 U JP 938194U JP 3006484 U JP3006484 U JP 3006484U
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JP
Japan
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water
container
cylinder
cleaning agent
piston
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Application number
JP1994009381U
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English (en)
Inventor
保雄 大津
昭一 奥村
Original Assignee
住金大阪プラント株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水洗便器に流す水に、毎回一定量の洗浄剤を
自動的に混入させる装置の提供。 【構成】 貯水タンク2内に、液状の洗浄剤を収納した
加圧ポンプ付き容器11を設置する。またシリンダー2
0を、そのピストン21の端部が前記容器11の加圧部
12aに接触するように設置する。該シリンダー20の
ピストン操作室22に通じる吸排孔23と、タンク給水
管3のボールタップ弁5にて開閉される給水口3′近傍
に穿設した孔26とを、ホース25で接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水洗便器に流す水に、常に一定量の洗浄剤を混入させる装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
近年、水洗便器に流す水に混入させて洗浄力強化や防臭を図る洗浄剤が各種販 売されている。これらの洗浄剤は、図3に示すように、いずれも水溶性の固形洗 浄剤27で、開口部28と針金等の固定具29を備えた専用の容器30に収納し てあり、貯水タンク2の水中に沈めてセットしておくと、容器30の開口部28 を介して水中に溶出した洗浄剤が水とともに便器1に流れるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような洗浄剤27は、使用回数が増す毎に次第に溶け細 ってゆき、その溶出量が減少してゆく。このため、洗浄効果が長続きせず、寿命 が短いという問題があった。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するためになされたものであり、水洗便器の 流水中に常に一定量の洗浄剤が混入される装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の装置は、水洗便器1の貯水タンク2内に、加圧ポ ンプを備えた液状洗浄剤の容器11を設置する。また、シリンダー20を、その ピストン21の端部が前記容器の加圧部12aに接触するように設置する。そし て、このシリンダー20のピストン操作室22に通じる吸排孔23と、貯水タン クに水を供給する給水管3のボールタップ弁5にて開閉される給水口3′近傍に 設けた孔26とを、ホース25で接続してなる。
【0006】
【作用】
上記の構成によれば、貯水タンク2内の水が便器1に排出されると、給水管3 のボールタップ弁5が開いて給水口3′より新たな水が貯水タンクに供給される 。この時、給水口に流れる水の一部が、ホース25を介してシリンダー20の吸 排孔23から操作室22に入る。この水圧で、ピストン21が押し下げられ、そ の端部に接触している容器11の加圧部12aを押す。これにより、容器11の 吐出口13から一定量の液状洗浄剤が貯水タンク2内に吐出され、前記給水口3 ′より供給される水に混入される。
【0007】 貯水タンク2内の水位が上昇し、ボールタップ弁5が閉じると、ホース25を 介してシリンダー20の操作室22に加わる水圧は零となる。すると、容器11 の加圧部12aは自前の復帰バネ19によって元の位置に復帰し、同時に、この バネ力でシリンダー20のピストン21も元の位置に押し上げられる。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案装置の一実施例であり、1は、水洗便器,2は、貯水タンク, 3は、貯水タンクに水を供給する給水管,4は、貯水タンク内の水位の変動に追 従する浮玉、5は、浮玉4の動きに連動して給水管の給水口を開閉するボールタ ップ弁,6は、貯水タンク底の排水弁7をリフトチェーン8および支持棒9を介 して操作する排水ハンドルを示している。
【0009】 貯水タンク2の上縁部には、2個のクランプ10a,10bを支持材10cに て上下に接続してなる取付け金具10が固定してある。この取付け金具10は、 洗浄剤容器11およびシリンダー20を貯水タンク2内に取付け、固定するため のものである。
【0010】 固定金具10の下側クランプ10bに、そのネック部分を挟持されて取付けら れている洗浄剤容器11には、液状の洗浄剤が収納してある。この容器11は、 シャンプー等の容器に使用されている加圧ポンプ付きの樹脂製容器であり、キヤ ップ11′より突出している加圧部12aを押す毎に、その先の吐出口13から ほぼ一定量の洗浄液が吐出される仕組になっている。
【0011】 すなわち、図2に示すように、容器のキヤップ11′から突出しているピスト ン12の加圧部12aを外筒14内に押し下げると、ピストンの貫通孔15を開 閉する弁16が開き、外筒14底から容器11底に通じる管17を開閉する弁1 8が閉じる。このため、ピストン12を押し下げた容量分だけ外筒14内の圧力 が高まり、外筒14内の液面が押し下げられて、外筒内の洗浄液が、ピストン1 2の細径部12b先から外気に通じているピストンの貫通孔15内に入り、加圧 部12a先の吐出口13から外部に吐出される。
【0012】 そして、加圧部12aに加える力を開放すると、ピストン12は圧縮されたバ ネ19の反発力で押し戻され、元の位置に復帰する。この時、ピストンの弁16 は閉じ、外筒の弁18は開くので、ピストン12の戻りにともない容器11内の 洗浄液Sが管17を通して外筒14内に吸入される。
【0013】 したがって、前期加圧部12aを押す毎に、ほぼ一定量(図示例では約1cc 程度)の洗浄液が吐出口13より外部へ吐出されるのである。
【0014】 洗浄剤容器11の上方に、前記取付け金具10の上側クランプ10aで固定さ れているシリンダー20は、その内部を摺動するピストン21の下端21′を、 洗浄液容器11の加圧部12aに接触させて取付けてある。なお、図示例のシリ ンダー20は注射器(ピストン径23φ)を応用したものである。
【0015】 上記ピストン21を操作するシリンダーの操作室22には、外部に通じる吸排 孔23が設けてあり、この吸排孔23に、継手金具24を介してホース25の一 端が接続してある。ホース25は内径5φ程度の樹脂管であり、その他端側は、 給水管3のボールタップ弁5にて開閉される給水口3′近傍に穿設された孔26 に、同じく継手金具24を介して接続してある。
【0016】 次に、上記構成よりなる装置の動作を説明する。
【0017】 用便後、排水ハンドル6を操作すると、支持棒9およびリフトチェーン8を介 して貯水タンク2底の排水弁7が開き、貯水タンク内の水が便器1に流れる。こ れにより、貯水タンクの水位が一定のレベルまで低下すると、浮玉4の動きに連 動して給水管3のボールタップ弁5が開き、給水口3′より水が貯水タンク2内 に供給される。この時、ボールタップ弁5を経て給水口3′に流れる水の一部が 孔26からホース25へと分流し、シリンダー20の吸排孔23からその操作室 22内に流入する。この水圧によってシリンダー20のピストン21が押し下げ られ、ピストンの下端21′で洗浄液容器11の加圧部12aが押される。これ により、容器11の吐出口13から一定量の洗浄液Sが貯水タンク2内に吐出さ れ、給水口3′より供給されている水に混入される。
【0018】 そして、貯水タンク2の水位が上昇し、一定レベルまで回復すると、浮玉4の 動きに連動して給水管3のボールタップ弁5が閉じ、給水が停止する。これによ り、ホース25への分流も停止し、シリンダー20の操作室22内の水圧は零と なる。すると、シリンダーのピストン下端21′で押し下げられていた洗浄剤容 器11の加圧部12aは、自前の復帰バネ19の反発力で元の位置に復帰し、こ れに接するシリンダー20のピストン21も元の位置まで押し上げられる。この 時、シリンダーの操作室22内の水は、ホース25を介して給水管3に戻され、 給水口3′から貯水タンク2内に流される。
【0019】 このようにして、排水の度に、貯水タンク2に溜められる水中には、毎回ほぼ 一定量の洗浄剤が自動的に混入されてゆくのである。
【0020】
【考案の効果】
以上に説明したとおり、本考案の装置によれば、便器に流す水中に、毎回一定 量の洗浄剤が確実に混入されることになり、一定の洗浄効果を長期間に渡って持 続させることができる。
【0021】 また、構造が簡単であり、既設のあらゆる貯水タンクに容易に取付けることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一例を示す断面図である。
【図2】加圧ポンプ付き容器の構造を示す断面図であ
る。
【図3】従来の洗浄剤の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 貯水タンク 3 給水管 11 加圧ポンプ付き容器 20 シリンダー 21 ピストン 22 操作室 23 吸排孔 25 ホース 26 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗便器1の貯水タンク2内に、加圧ポ
    ンプを備えた液状洗浄剤の容器11を設置し、かつ、シ
    リンダー20を、そのピストン21の端部が前記容器の
    加圧部12aに接触するように設置するとともに、該シ
    リンダーのピストン操作室22に通じる吸排孔23と、
    貯水タンクに水を供給する給水管3のボールタップ弁5
    にて開閉される給水口3′近傍に設けた孔26とを、ホ
    ース25で接続したことを特徴とする水洗便器の洗浄剤
    自動供給装置。
JP1994009381U 1994-07-08 1994-07-08 水洗便器の洗浄剤自動供給装置 Expired - Lifetime JP3006484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009381U JP3006484U (ja) 1994-07-08 1994-07-08 水洗便器の洗浄剤自動供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1994009381U JP3006484U (ja) 1994-07-08 1994-07-08 水洗便器の洗浄剤自動供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006484U true JP3006484U (ja) 1995-01-24

Family

ID=43142350

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JP1994009381U Expired - Lifetime JP3006484U (ja) 1994-07-08 1994-07-08 水洗便器の洗浄剤自動供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148206A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 洋風便器装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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