JP3029315U - 自動で吸い上げを止める手動式エヤーポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体を移し替えるとき、手動式エヤーポンプ
を使用するが常に監視し、適当な時期に手動で停止させ
ていた。これを自動的に停止させる。また、吸入管内に
液体が残留しないようにする。これにより常に監視を不
要とし、誤って零すことのないようにする。 【構成】 手動式エヤーポンプ１の吸入管２に、管４を
接続し管４の中に、浮き子５と弁６通気口７、それに管
４が固定できる移動する固定具８を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、手動式エヤーポンプの吸入側に、浮き子の浮力を利用して開閉す る弁で、空気を取り入れ吸い上げを自動停止さす件に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、手動式エヤーポンプは、空気注入口を手動で開き空気を取り入れ吸い上 げを止めるものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。

【０００４】 手動式エヤーポンプの吸い上げを停止するまで、常に監視する必要があった。

【０００５】 また、停止時期を失して液体が零れることがあった。

【０００６】 さらに、手動式エヤーポンプを取り外すとき、吸入管内に液体が残留している のでこぼすことがあった。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

管４の中に、浮き子５と弁６通気口７を設け、さらに管４と吸入管２と接続し 、管４に移動できる固定具８設ける。

【０００８】

【作用】

液体を移し換える容器に、吐出菅３と管４を容器に固定具８で固定する。液体 が溜まってくると浮き子５が浮上し、浮き子に直結した弁６が開き、通気口７か ら吸入管２に空気が入り吸い上げが止まる。また吸入管２内の液体は逆流して残 留しない。

【０００９】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。

【００１０】 管４の中に浮き子５と、浮き子に直結した弁６とその下部に通気口７を設ける 。

【００１１】 管４を吸入管２に接続する。

【００１２】 管４と吐出管３に移動できる固定具８をもうける。

【００１３】 本考案は、以上のような構造で、これを使用するとき移動できる固定具８で管 ４と吐出管３を容器に固定して手動式エヤーポンプ１を使う。

【００１４】 また、吸入管２に空気を注入し、吸い上げを停止させる構造であるので、吸入 管２内に液体は残留しない。

【００１５】

【考案の効果】

自動的に吸い上げを停止するので、常に監視する必要がなくなる。また、停止 させたい位置で止まるので零れることがなくなる。

【００１６】 また、吸入管内に液体が残留しないので、手動式エヤーポンプを移動するとき 過ってこぼすことがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図である。

【符号の説明】

１ 手動式エヤーポンプ ２ 吸入管 ３ 吐出管 ４ 管 ５ 浮き子 ６ 弁 ７ 通気口 ８ 固定具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】手動式エヤーポンプ１の吸入管２に、管４
   を接続しその中に、浮き子５と弁６それに、移動できる
   固定具８を設けた手動式エヤーポンプ。