JP3006325U - ロボット玩具 - Google Patents

ロボット玩具

Info

Publication number
JP3006325U
JP3006325U JP1994004338U JP433894U JP3006325U JP 3006325 U JP3006325 U JP 3006325U JP 1994004338 U JP1994004338 U JP 1994004338U JP 433894 U JP433894 U JP 433894U JP 3006325 U JP3006325 U JP 3006325U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot toy
motor
gear
robot
toy body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994004338U
Other languages
English (en)
Inventor
一彦 密本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomy Co Ltd filed Critical Tomy Co Ltd
Priority to JP1994004338U priority Critical patent/JP3006325U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006325U publication Critical patent/JP3006325U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡素で、小型化に適した構造を持つロ
ボット玩具を提供する。 【構成】 コントローラと、このコントローラにケーブ
ルを介して接続されるロボット玩具本体とを有し、コン
トローラの操作釦の操作によってモータを正逆回転させ
てロボット玩具本体の動作を制御するように構成された
ロボット玩具であって、前記ロボット玩具本体には、幅
方向中央にモータ軸の軸線が位置するようにモータが組
み込まれ、前記モータ軸にはモータピニオンが付設さ
れ、このモータピニオンの近傍には、当該モータピニオ
ンに噛合され前記モータの正逆回転によって前記ロボッ
ト玩具本体の左・右に移動する切換え歯車が設けられ、
前記ロボット玩具本体の左、右には、それぞれ、前記切
換え歯車の左、右への移動によって当該切換え歯車と択
一的に連結される左側動作機構、右側動作機構が設けら
れ、この左側動作機構の機構部品と右側動作機構の機構
部品とは、左右対称に配置され、前記ロボット玩具本体
の左右に存する少なくとも足廻り部品を択一的に動作さ
せるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロボット玩具に関するもので、さらに詳しくは、コントローラの操 作子の操作によってモータを正逆回転させてロボット玩具本体の動作を制御する ように構成されたロボット玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コントローラと、このコントローラとケーブルを介して接続されるロボ ット玩具本体とを有し、コントローラの操作釦の操作によってモータを正逆回転 させてロボット玩具本体の動作を制御するように構成されたロボット玩具が存在 する。このロボット玩具は、コントローラの操作釦の押圧切換えによって、モー タを正転させたり、逆転させたりして、ロボット玩具本体を前進させたり、後退 させたりするように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような有線式のロボット玩具は無線式のロボット玩具に比べて構造が簡素 であることから、安価であり、幼児や、小学校低学年の子供たちにも入手し易い ものとなっている。しかし、一方において、例えば前進と後退しかできないなど 、ロボット玩具本体の動作が単純であり、無線式のロボット玩具に比べると満足 度の少ないものであった。また、有線式のロボット玩具は、内部の機構部品の数 も少なく、比較的小型かつ軽量であることから、身体動作をさせる場合、左右の バランスが取り難いという問題があった。
【0004】 本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、左右のバランスが良 く、しかも従来の有線式のものに比べて動作態様が多いロボット玩具を提供する ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 第1の手段は、コントローラと、このコントローラにケーブルを介して接続さ れるロボット玩具本体とを有し、コントローラの操作釦の操作によってモータを 正逆回転させてロボット玩具本体の動作を制御するように構成されたロボット玩 具であって、前記ロボット玩具本体には、当該ロボット玩具本体の幅方向中央に モータ軸の軸線が位置するようにモータが組み込まれ、前記モータ軸にはモータ ピニオンが付設され、このモータピニオンの近傍には、当該モータピニオンに噛 合され前記モータの正逆回転によって前記ロボット玩具本体の左・右に移動する 切換え歯車が設けられ、前記ロボット玩具本体の左、右には、それぞれ、前記切 換え歯車の左、右への移動によって当該切換え歯車と択一的に連結される左側動 作機構、右側動作機構が設けられ、この左側動作機構の機構部品と右側動作機構 の機構部品とは、左右対称に配置され、前記ロボット玩具本体の左右に存する少 なくとも足廻り部品を択一的に動作させるようになっていることを特徴とするも のである。
【0006】 第2の手段は、第1の手段において、前記モータピニオンに、回転運動を前記 ロボット玩具本体の幅方向に延びる軸を中心とする歯車の回転に変える歯車機構 が連結され、前記歯車と同軸には当該歯車と一体回転可能に頭部動作用のカムが 付設され、このカムには、幅方向に延在する軸を有する頭部が当該軸を中心に上 下に首振り動作可能に連結されていることを特徴とするものである。
【0007】 第3の手段は、前記ロボット玩具本体に、幅方向中央の軸を中心に回転可能な 回転部品と、前記モータピニオンに常時に連結されて前記回転部品を回転させる 歯車機構とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】 第4の手段は、第3の手段において、前記回転部品が、前記ロボット本体の前 側に付設されたドリルであることを特徴とするものである。
【0009】 第5の手段は、第3の手段において、前記回転部品が、前記ロボット本体の上 半身であることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
上記した手段によれば、モータの正転、逆転に応じたモータピニオンの回転方 向により、切換え歯車が左側動作機構または右側動作機構に連結され、例えば左 脚部または右脚部が動作する。このような動きをコントローラの操作子によるモ ータの正逆回転と、モータ軸に付設されたモータピニオンの回転に伴う切換え歯 車の左右移動だけによって行わせているので、ロボット玩具本体内の機構が頗る 簡素となる。また、左側動作機構の機構部品と右側動作機構の機構部品とを左右 対称のものとしているので、ロボット玩具本体の左右のバランスが極めて良くな る。さらに、コントローラによりモータの正転、逆転をこまめに行えば、例えば 、左旋回や右旋回だけでなく、それらの組合せ動作を行うことになり、その分動 作態様が増えることになる。
【0011】 また、例えば左脚部または右脚部が動作している時に、ロボット玩具本体の幅 方向中央にある回転部品や頭部が常時動作するので、ロボット玩具の付加価値が より高まることになる。この場合でも、当該構成部品を動作させる機構を左右対 称のものとすることができるので、左右のバランスの崩れを最小限に押さえるこ とができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基いて本考案の実施例に係るロボット玩具について説明する。
【0013】 図1において符号1は第1実施例のロボット玩具を指示し、このロボット玩具 1はコントローラ2とロボット玩具本体3とから構成されている。コントローラ 2内にはバッテリB(図3参照)が搭載されるとともに、このコントローラ2表 面には操作釦2a,2bが付設されている。このうち操作釦2aはロボット玩具 本体3の右足を、操作釦2bはその左足をそれぞれ動作させるためのものである 。そして、このコントローラ2はコード5を介してロボット玩具本体3に接続さ れている。
【0014】 ロボット玩具本体3は、図2に示すように、胴部21に、胸部22、胴部下蓋 23、右脚部(足廻り部品)24、左脚部(左側足廻り部品)25、右腕部26 、左腕部27および胴部上蓋28と、図4に示すように、胸プロテクタ91、肩 プロテクタ92,92および頭部29(図4)を取り付けた構造となっている。
【0015】 胴部21には、図2に示すように、モータ軸30が鉛直方向に延在するように モータMが組み込まれている。このモータMには、図3に示すように、モータ駆 動回路を介して、前記コントローラ2に内蔵のバッテリBが接続されている。モ ータ駆動回路は、操作釦2aおよび2bの押圧切換えにより、モータMへの印加 電圧の極性を変えて、モータMを正転・逆転させる働きを持つ。
【0016】 胴部21の両横の軸21aには、図2に示すように、クラウン歯車31,31 が取り付けられる。このクラウン歯車31,31は胴部21を挟んで歯面同士が 互いに対向するように取り付けられる。このクラウン歯車31,31には、それ と一体的に偏心カム32,32(但し、右側の偏心カムは図示されていない)が 位相が180度ずれるようにして設けられている。この偏心カム32,32には 右脚部24、左脚部25が孔24a,25aを介して嵌合している。この右脚部 24と左脚部25にはその下端内側に支持部24b,25bが付設されている。 一方、胴部21下側には胴部下蓋23が取り付けられる。この胴部21への胴部 下蓋23の取付けは、胴部21と胴部下蓋23の弾性爪21b,23aを相手方 の係合部23b,21cに係合させることによって行われる。この際、右脚部2 4と左脚部25の中程内側に付設された「T」字状の係合部24c,25cが胴 部下蓋23の切欠部23c,23cに係合させる。この係合部24c,25cは 切欠部23c,23c内で回転できるようになっている。この右脚部24と左脚 部25の組付けは切欠部23c,23cにスリットを介して連設される底部開口 を通じて行われる。
【0017】 また、胴部21両横に付設された軸21d,21dには右腕部26、左腕部2 7が孔26a,27aを介して嵌合している。この腕26,27の内側には溝2 6b,27bが形成され、この溝26b,27bには右脚部24および左脚部2 5外側に付設されたピン24d,25dが係合している。そして、右脚部24が スキップするようにして前方へ繰り出されたとき右腕26が、左脚部25がスキ ップするようにして前方へ繰り出されたとき左腕27がそれぞれ前方へ突き出さ れるようになっている。
【0018】 また、胴部21上部前側には胸部22が取り付けられる。この胸部22はその 軸22aが胴部21へ載置されるようにして胴部21に取り付けられる。この胸 部22はロボット玩具本体3の走行に伴って軸22aを中心に上下動する。
【0019】 さらに、胴部21には胴部上蓋28が取り付けられる。この胴部上蓋28は、 胸部22の軸22aと、右脚部24および左脚部25の付け根部分と、右腕部2 6および左腕部27の付け根部分とを被覆可能な形状となっており、この胴部上 蓋28によって、胸部22、右脚部24、左脚部25、右腕部26および左腕部 27の胴部21からの脱落が防がれている。
【0020】 また、この胴部21と胴部上蓋28にはモータ軸30と同心的に弧状のガイド 溝21e,28aが形成されている。このガイド溝21e,28aは180゜に 亘って延びており、このガイド溝21e,28aには、2重歯車からなる切換え 歯車(遊星歯車)32a,32bの軸が嵌合している。切換え歯車32a,32 bは、切換え歯車32aのモータピニオン(太陽歯車)30aに対する転動によ って、モータピニオン30aの回りに公転可能となっており、切換え歯車32b はその公転方向によってクラウン歯車31,31に択一的に噛合可能となってい る。
【0021】 さらに、胴部上蓋28には、図4に示すように、胸プロテクタ91が弾性爪2 8bによって係合可能となっており、この胸プロテクタ91のピン91aには頭 部29が取り付けられるようになっている。また、胴部上蓋28の両横には左右 肩プロテクタ92,92が取り付けられるようになっている。
【0022】 このように構成されたロボット玩具1によれば、モータMが正転あるいは逆転 している間は、左右いずれか一方の脚部が連続的にスキップを行い、他方の脚部 は休止する。したがって、ロボット玩具本体1は、その休止側へ旋回することに なる。一方、モータMの正転・逆転の切替えをこまめに行うときには、左右の脚 部24,25が交互に駆動されるので、ロボット玩具本体1は左右の脚部24, 25を交互に踏み違えるようにして前方へ進むことになる。
【0023】 このような動きをコントローラ2の操作釦2a,2bによるモータMの正逆転 と、それに伴う切換え歯車32a,32bの移動だけによって行わせているので 、有線式コントローラ2にはモータに加える電圧の極性を単に変え得る電気回路 を有すれば足りる。また、ロボット玩具本体3に組み込まれるモータMは縦置き となっているので、ロボット玩具本体3の横幅を小さく構成できることになる。 小型化を図った場合、切換え歯車32a,32bの点を除いては、機構が左右対 称となるので、バランス良く、歩行ができることになる。
【0024】 次に、第2実施例を図5(第2実施例の主要部分を示す図)に基づいて説明す る。
【0025】 この第2実施例が第1実施例と異なる点を中心に説明し、第1実施例と機能的 に見て同様な構成部分または構成部材については同一符号を付し、その詳しい説 明を省略する。
【0026】 この第2実施例が第1実施例と大きく異なる点は、ロボット玩具本体の右腕部 26および左腕部27が動作しないで、頭部29が上下に頷き動作を行うように なっている点であり、その他、右脚部24および左脚部25のロボット玩具本体 への取付け方が第1実施例とは異なっている。
【0027】 すなわち、第2実施例においては、胴部上蓋28には、開口28bが設けられ 、この開口28bからは前記モータピニオン30aが露出している。また、胴部 上蓋28の前側には軸受け板28cが設けられ、この軸受け板28cには軸33 が立設されている。この軸33には、前記モータピニオン30aに噛合する歯車 34aと、この歯車34aと一体化されたウォーム34bとが取り付けられてい る。また、歯車34aおよびウォーム34bの前側には、軸受け35a,35a が設けられ、この軸受け35a,35aには、歯車36aと、この歯車36aと 一体化された偏心カム36bが軸支されている。一方、胸プロテクタ91には、 軸29a,29aにて頭部29が軸支されている。そして、この頭部29下側に 付設した当て板29bが前記偏心カム36bに自重により当接している。
【0028】 また、右脚部24と左脚部25は、その中程内側に付設された「T」字状の係 合部24c,25c(但し、右脚部24の係合部24cは図示されていない。) が腰部(第1実施例の胴部下蓋23に相当。したがって符号23を用いる。)2 3の「T」字状の溝23c,23cに係合しているが、第1実施例とは異なり、 右脚部24と左脚部25は右腕部26、左腕部27とは係合していない。なお、 係合部24c,25cは溝23c,23c内である程度上下動および回転ができ るようになっている。
【0029】 この第2実施例によれば、右脚部24および左脚部25のいずれか一方が動作 している間中、ロボット玩具本体3の頭部29が常時上下動するので、ロボット 玩具1の付加価値がより高まることになる。また、頭部29を動作させる機構も 左右がほぼ対称であるので、左右のバランスの崩れを最小限に押さえることがで きる。
【0030】 次に、第3実施例を図6(第3実施例の主要部分を示す図)に基づいて説明す る。
【0031】 この第3実施例が第2実施例と異なる点を中心に説明し、第1および第2実施 例と機能的に見て同様な構成部分または構成部材については同一符号を付し、そ の詳しい説明を省略する。
【0032】 この第3実施例が第2実施例と異なる点は、頭部29(図6には示していない 。)が動作しないで、ロボット玩具本体の胸部22前側に設けたドリル(回転部 品)61が回転するように構成されているところである。
【0033】 すなわち、第3実施例においては、モータMのモータ軸30に付設されたモー タピニオン30aに、ドリル61を回転させる歯車機構62が連結されている。 この歯車機構62は、前後方向に延びる軸を有しモータピニオン30aに噛合す るクラウン歯車62aと、このクラウン歯車62aの軸に付設された歯車62b と、ドリル62bの基部に付設された歯車62cによって構成され、これら歯車 によって、前後方向に延びる軸22bを中心にドリル61を回転させるようにな っている。
【0034】 この第3実施例によれば、右脚部24および左脚部25のいずれか一方が動作 している間中、ドリル61が正転あるいは逆転するので、ロボット玩具1の付加 価値がより高まることになる。また、頭部29を動作させる機構も左右がほぼ対 称であるので、左右のバランスの崩れを最小限に押さえることができる。
【0035】 次に、第4実施例を図7(第4実施例の主要部分を示す図)に基づいて説明す る。
【0036】 この第4実施例が第2実施例と異なる点を中心に説明し、第1および第2実施 例と機能的に見て同様な構成部分または構成部材については同一符号を付し、そ の詳しい説明を省略する。
【0037】 この第4実施例が第1実施例と異なる点は、ロボット玩具本体が歩行ではなく て、左・右の車輪(足廻り部品)40,41の転動によって走行するようにされ ていること、頭部および肩プロテクタからなる上半身(回転体)70が回転する ようになっていることである。
【0038】 すなわち、第4実施例は、モータMのモータ軸30に付設されたモータピニオ ン30aに切換え歯車32a,32bが噛合し、切換え歯車32a,32bが所 定角度範囲で左・右に移動できるようにされている点においては、第1実施例と 同様であるが、それ以降の機構が異なっている。具体的には、切換え歯車32a ,32bが、切換え歯車32aのモータピニオン(太陽歯車)30aに対する転 動によって、モータピニオン30aの回りに公転した場合に、左側平歯車42、 右側平歯車43に択一的に噛合可能となっている。平歯車42,43と同軸には それぞれウォーム44,45が付設されている。この左・右のウォーム44,4 5では歯のねじれ方向が逆となっている。また、ウォーム44,45は、それぞ れ、車輪本体40a,41aと一体的に構成された平歯付きホイール40b,4 1bに噛合している。なお、車輪本体40a,41aには、それぞれ、環状のゴ ム帯40c,41cがはめられている。また、この第4実施例においては、前記 車輪40,41の車軸に対して直交する方向に延びる軸46aを有する補助輪4 6が胴部下蓋23に付設されている。この補助輪46はロボット玩具の旋回を容 易化する働きをする。
【0039】 また、第4実施例においては、モータMのモータ軸30に付設されたモータピ ニオン30aに、上半身70を回転させる歯車機構72が連結されている。この 歯車機構72は、上下方向に延びる軸を有しモータピニオン30aに噛合する平 歯車72aによって構成され、この平歯車72aの軸には円板72bが嵌合され 、この円板72bに、上半身70の穴70aが嵌合されている。
【0040】 この第4実施例によれば、左車輪40および右車輪41のいずれか一方が動作 している間中、上半身70が正転あるいは逆転するので、ロボット玩具1の付加 価値がより高まることになる。また、上半身70を動作させる機構も左右がほぼ 対称であるので、左右のバランスの崩れを最小限に押さえることができる。
【0041】 以上、本考案者がなした実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例 に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることはい うまでもない。
【0042】 例えば、前記実施例によれば、モータMを縦置きとしたが、モータMをモータ 軸30が前後方向に延在するように設置しても良い。要は、モータ軸30が幅方 向中央にあれば良い。また、回転部品としてドリル61や上半身70を例にあげ たが、頭部だけあるいは肩部だけを回転させるようにしても良い。
【0043】
【考案の効果】
以上のように、本考案の代表的なものによれば、コントローラと、このコント ローラにケーブルを介して接続されるロボット玩具本体とを有し、コントローラ の操作釦の操作によってモータを正逆回転させてロボット玩具本体の動作を制御 するように構成されたロボット玩具であって、前記ロボット玩具本体には、当該 ロボット玩具本体の幅方向中央にモータ軸の軸線が位置するようにモータが組み 込まれ、前記モータ軸にはモータピニオンが付設され、このモータピニオンの近 傍には、当該モータピニオンに噛合され前記モータの正逆回転によって前記ロボ ット玩具本体の左・右に移動する切換え歯車が設けられ、前記ロボット玩具本体 の左、右には、それぞれ、前記切換え歯車の左、右への移動によって当該切換え 歯車と択一的に連結される左側動作機構、右側動作機構が設けられ、この左側動 作機構の機構部品と右側動作機構の機構部品とは、左右対称に配置され、前記ロ ボット玩具本体の左右に存する少なくとも足廻り部品を択一的に動作させるよう になっているので、構造が簡素で、小型化に適した構造のロボット玩具の実現が 図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のロボット玩具の外観の斜視図であ
る。
【図2】ロボット玩具の主要部分の分解斜視図である。
【図3】ロボット玩具のコントローラの電気回路図であ
る。
【図4】ロボット玩具のプロテクタおよび頭部の取付け
構造を示す分解斜視図である。
【図5】第2実施例のロボット玩具の主要部分の分解斜
視図である。
【図6】第3実施例のロボット玩具の主要部分の分解斜
視図である。
【図7】第4実施例のロボット玩具の主要部分の分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 ロボット玩具 2 コントローラ 2a,2b 操作釦 3 ロボット玩具本体 30 モータピニオン 32a,32b 切換え歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 31/08 E

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラと、このコントローラにケ
    ーブルを介して接続されるロボット玩具本体とを有し、
    コントローラの操作釦の操作によってモータを正逆回転
    させてロボット玩具本体の動作を制御するように構成さ
    れたロボット玩具であって、前記ロボット玩具本体に
    は、当該ロボット玩具本体の幅方向中央にモータ軸の軸
    線が位置するようにモータが組み込まれ、前記モータ軸
    にはモータピニオンが付設され、このモータピニオンの
    近傍には、当該モータピニオンに噛合され前記モータの
    正逆回転によって前記ロボット玩具本体の左・右に移動
    する切換え歯車が設けられ、前記ロボット玩具本体の
    左、右には、それぞれ、前記切換え歯車の左、右への移
    動によって当該切換え歯車と択一的に連結される左側動
    作機構、右側動作機構が設けられ、この左側動作機構の
    機構部品と右側動作機構の機構部品とは、左右対称に配
    置され、前記ロボット玩具本体の左右に存する少なくと
    も足廻り部品を択一的に動作させるようになっているこ
    とを特徴とするロボット玩具。
  2. 【請求項2】 前記モータピニオンには、当該モータピ
    ニオンの回転運動を前記ロボット玩具本体の幅方向に延
    びる軸を中心とする歯車の回転運動に変える歯車機構が
    連結され、前記歯車と同軸には当該歯車と一体回転可能
    に頭部動作用のカムが付設され、このカムには、幅方向
    に延在する軸を有する頭部が当該軸を中心に上下に首振
    り動作可能に連結されていることを特徴とする請求項1
    記載のロボット玩具。
  3. 【請求項3】 前記ロボット玩具本体に、幅方向中央の
    軸を中心に回転可能な回転部品と、前記モータピニオン
    に常時に連結されて前記回転部品を回転させる歯車機構
    とを設けたことを特徴とする請求項1記載のロボット玩
    具。
  4. 【請求項4】 前記回転部品は、前記ロボット本体の前
    側に付設されたドリルであることを特徴とする請求項3
    記載のロボット玩具。
  5. 【請求項5】 前記回転部品は、前記ロボット本体の上
    半身であることを特徴とする請求項3記載のロボット玩
    具。
JP1994004338U 1993-03-30 1994-03-30 ロボット玩具 Expired - Lifetime JP3006325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994004338U JP3006325U (ja) 1993-03-30 1994-03-30 ロボット玩具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2101693 1993-03-30
JP5-21016 1993-03-30
JP1994004338U JP3006325U (ja) 1993-03-30 1994-03-30 ロボット玩具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006325U true JP3006325U (ja) 1995-01-24

Family

ID=43142194

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994004338U Expired - Lifetime JP3006325U (ja) 1993-03-30 1994-03-30 ロボット玩具
JP1994004337U Expired - Lifetime JP3006324U (ja) 1993-03-30 1994-03-30 ロボット玩具

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994004337U Expired - Lifetime JP3006324U (ja) 1993-03-30 1994-03-30 ロボット玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP3006325U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109876464A (zh) * 2019-03-29 2019-06-14 乐森机器人(深圳)有限公司 一种变形机器人

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2012359758A1 (en) * 2012-01-31 2013-09-19 Tomy Company, Ltd. Robot toy

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109876464A (zh) * 2019-03-29 2019-06-14 乐森机器人(深圳)有限公司 一种变形机器人

Also Published As

Publication number Publication date
JP3006324U (ja) 1995-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2957881B2 (ja) 2足歩行ロボット
US20140124275A1 (en) Walking machine
GB2174011A (en) Robot-like toy vehicle
JP2004283940A (ja) 協調駆動機構およびそれを用いたロボット用関節機構
US4231182A (en) Toy vehicle having reversing mechanism
JP3006325U (ja) ロボット玩具
JP3683508B2 (ja) 歩行ロボット玩具
JP2002219673A (ja) 二足歩行型ロボット
JP2904000B2 (ja) ロボット玩具
JPH0465712B2 (ja)
JP3140175U (ja) モーターロボット
JP3627775B2 (ja) コントローラ
US20040127141A1 (en) Biped toy that can walk on two feet
JP2006280405A (ja) 走行玩具
JP4981655B2 (ja) モーターロボット
JP3095271U (ja) 二足歩行ロボット玩具
JP2637347B2 (ja) 走行玩具
JPH077998Y2 (ja) 軌道走行玩具用変速装置
JPH0633996Y2 (ja) 組立構成玩具の駆動ブロック
CN207187106U (zh) 一种新型玩具特技车
JPH0325827Y2 (ja)
JP3016442U (ja) 遠隔操作玩具
JPH0247997Y2 (ja)
JP4397287B2 (ja) 2足歩行玩具
KR19990022174U (ko) 감지센서에의해보행이가능한완구용로보트