JP3005942B2 - ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法Info
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- JP3005942B2 JP3005942B2 JP2319737A JP31973790A JP3005942B2 JP 3005942 B2 JP3005942 B2 JP 3005942B2 JP 2319737 A JP2319737 A JP 2319737A JP 31973790 A JP31973790 A JP 31973790A JP 3005942 B2 JP3005942 B2 JP 3005942B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料(以下、感材)の
製造方法に関し、特に帯電防止性にすぐれた感材の製造
方法に関する。
製造方法に関し、特に帯電防止性にすぐれた感材の製造
方法に関する。
(従来の技術) 感材に帯電防止性を付与する研究は従来から長年続け
られている。
られている。
一般的にはイオン性又はノニオン性の外面活性剤を用
いることにより帯電防止性を付与せしめているがこれら
界面活性剤による方法は感材の置かれる周囲の湿度変化
に左右される欠点を有している。
いることにより帯電防止性を付与せしめているがこれら
界面活性剤による方法は感材の置かれる周囲の湿度変化
に左右される欠点を有している。
これらの欠点を改良する方法として特願昭63−162146
号、同63−169316号、特開昭63−63035号、特願昭63−2
63257号、同63−325385号に記載されている導電性金属
酸化物や、導電性高分子化合物を用いる方法がある。
号、同63−169316号、特開昭63−63035号、特願昭63−2
63257号、同63−325385号に記載されている導電性金属
酸化物や、導電性高分子化合物を用いる方法がある。
しかしながら導電性金属酸化物を含有する導電層を用
いた場合、多層同時塗布において、屡、金属酸化物の凝
集により、塗布層が乱される故障が起きる。安定な製造
をおこなうために、この欠点を改善することが強く望ま
れていた。
いた場合、多層同時塗布において、屡、金属酸化物の凝
集により、塗布層が乱される故障が起きる。安定な製造
をおこなうために、この欠点を改善することが強く望ま
れていた。
(発明の目的) 本発明の目的は、帯電防止性を付与したハロゲン化銀
写真感光材料を安定に製造する方法を提供することであ
る。
写真感光材料を安定に製造する方法を提供することであ
る。
(発明の構成) 本発明の上記目的は支持体上に少なくとも1層の導電
性金属酸化物を含有する層及びその層に隣接して親水性
コロイド層を有するハロゲン化銀写真感光材料の多層同
時塗布方法による製造方法において該隣接する親水性コ
ロイド層中のアルカリ金属原子イオンの濃度を0.01モル
/以上とすることを特徴とするハロゲン化銀写真感光
材料の製造方法により達成された。
性金属酸化物を含有する層及びその層に隣接して親水性
コロイド層を有するハロゲン化銀写真感光材料の多層同
時塗布方法による製造方法において該隣接する親水性コ
ロイド層中のアルカリ金属原子イオンの濃度を0.01モル
/以上とすることを特徴とするハロゲン化銀写真感光
材料の製造方法により達成された。
本発明に用いられる導電性金属酸化物として好ましい
のは結晶性の金属酸化物粒子であるが、酸素欠陥を含む
もの及び用いられる金属酸化物に対してドナーを形成す
る異種原子を少量含むもの等は一般的に言って導電性が
高いので特に好ましく、特に後者はハロゲン化銀乳剤に
カブリを与えないので特に好ましい。金属酸化物の例と
してはZnO、TiO2、SnO2、Al2O3、In2O3、SiO2、MgO、Ba
O3、V2O5等、あるいはこれらの複合酸化物が良く、特に
ZnO、TiO2及びSnO2が好ましい。異種原子を含む例とし
ては、例えばZnOに対してはAl、In等の添加、SnO2に対
してはSb、Nb、ハロゲン元素等の添加、またはTiO2に対
してはNb、Ta等の添加が効果的である。これら異種原子
の添加量は0.10mol%〜30mol%の範囲が好ましいが、0.
1mol%〜10mol%であれば特に好ましい。
のは結晶性の金属酸化物粒子であるが、酸素欠陥を含む
もの及び用いられる金属酸化物に対してドナーを形成す
る異種原子を少量含むもの等は一般的に言って導電性が
高いので特に好ましく、特に後者はハロゲン化銀乳剤に
カブリを与えないので特に好ましい。金属酸化物の例と
してはZnO、TiO2、SnO2、Al2O3、In2O3、SiO2、MgO、Ba
O3、V2O5等、あるいはこれらの複合酸化物が良く、特に
ZnO、TiO2及びSnO2が好ましい。異種原子を含む例とし
ては、例えばZnOに対してはAl、In等の添加、SnO2に対
してはSb、Nb、ハロゲン元素等の添加、またはTiO2に対
してはNb、Ta等の添加が効果的である。これら異種原子
の添加量は0.10mol%〜30mol%の範囲が好ましいが、0.
1mol%〜10mol%であれば特に好ましい。
本発明の金属酸化物微粒子は導電性を有しており、そ
の体積抵抗率は107Ω−cm以下、特に105Ω−cm以下であ
ることが好ましい。
の体積抵抗率は107Ω−cm以下、特に105Ω−cm以下であ
ることが好ましい。
これらの酸化物については特開昭56−143431号、同56
−120516号、同58−62647号などに記載されている。
−120516号、同58−62647号などに記載されている。
更に又、特公昭59−6235号に記載のごとく、他の結晶
性金属酸化物粒子あるいは繊維状物(例えば酸化チタ
ン)に上記の金属酸化物を付着させた導電性素材を使用
してもよい。
性金属酸化物粒子あるいは繊維状物(例えば酸化チタ
ン)に上記の金属酸化物を付着させた導電性素材を使用
してもよい。
利用できる粒子サイズは10μ以下が好ましいが、2μ
以下であると分散後の安定性が良く使用し易い、また光
散乱性をできるだけ小さくする為に、0.5μ以下の導電
性粒子を利用すると透明感光材料を形成することが可能
となり大変好ましい。
以下であると分散後の安定性が良く使用し易い、また光
散乱性をできるだけ小さくする為に、0.5μ以下の導電
性粒子を利用すると透明感光材料を形成することが可能
となり大変好ましい。
又、導電性材料が針状あるいは繊維状の場合はその長
さは30μm以下で直径が2μ以下が好ましく、特に好ま
しいのは長さが25μm以下で直径0.5μ以下であり長さ
/直径比が3以上である。
さは30μm以下で直径が2μ以下が好ましく、特に好ま
しいのは長さが25μm以下で直径0.5μ以下であり長さ
/直径比が3以上である。
本発明の導電性金属酸化物はバインダー中に分散させ
て用いられる。
て用いられる。
バインダーとしては、フィルム形成能を有するもので
あれば特に限定されるものではないが、例えばゼラチ
ン、カゼイン等の蛋白質、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルセルロー
ス、ジアセチルセルロース、トリアセチルモルロース等
のセルロース化合物、デキストラン、寒天、アルギン酸
ソーダ、澱粉誘導体等の糖類、ポリビニルアルコール、
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリメタク
リル酸エステル、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、
ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリエステル、ポリ塩化
ビニル、ポリアクリル酸等の合成ポリマー等を挙げるこ
とができる。
あれば特に限定されるものではないが、例えばゼラチ
ン、カゼイン等の蛋白質、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルセルロー
ス、ジアセチルセルロース、トリアセチルモルロース等
のセルロース化合物、デキストラン、寒天、アルギン酸
ソーダ、澱粉誘導体等の糖類、ポリビニルアルコール、
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリメタク
リル酸エステル、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、
ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリエステル、ポリ塩化
ビニル、ポリアクリル酸等の合成ポリマー等を挙げるこ
とができる。
特に、ゼラチン(石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン、酵素分解ゼラチン、フタル化ゼラチン、アセチル化
ゼラチン等)、アセチルセルロース、ジアセチルセルロ
ース、トリアセチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリ
ルアミド、デキストラン等が好ましい。
ン、酵素分解ゼラチン、フタル化ゼラチン、アセチル化
ゼラチン等)、アセチルセルロース、ジアセチルセルロ
ース、トリアセチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリ
ルアミド、デキストラン等が好ましい。
本発明の導電性金属酸化物をより効果的に使用して導
電層の抵抗を下げるために、導電層中における導電性物
質の体積含有率は高い方が好ましいが、層としての強度
を十分に持たせるために最低5%程度のバインダーが必
要であるので、導電性金属酸化物の体積含有率は5〜95
%の範囲が望ましい。
電層の抵抗を下げるために、導電層中における導電性物
質の体積含有率は高い方が好ましいが、層としての強度
を十分に持たせるために最低5%程度のバインダーが必
要であるので、導電性金属酸化物の体積含有率は5〜95
%の範囲が望ましい。
本発明においては導電性金属酸化物を含有する層とそ
れに隣接する親水性コロイド層とは同時に塗布される。
この隣接層に用いられる親水性コロイドは上記導電性金
属酸化物を含有する層に用いられるバインダーと同じも
のを用いることができる。
れに隣接する親水性コロイド層とは同時に塗布される。
この隣接層に用いられる親水性コロイドは上記導電性金
属酸化物を含有する層に用いられるバインダーと同じも
のを用いることができる。
本発明における該隣接層中におけるアルカリ金属原子
の濃度は0.01モル/以上であるが好ましくは、0.01〜
0.5モル/、さらに0.02〜0.4モル/である。
の濃度は0.01モル/以上であるが好ましくは、0.01〜
0.5モル/、さらに0.02〜0.4モル/である。
アルカリ金属原子の濃度を上記の如き値とする為に該
塗布液中に添加するものとしては、特に制限はないがNa
Cl、LiCl、KCl、CH3COONa等として添加することが好ま
しい。
塗布液中に添加するものとしては、特に制限はないがNa
Cl、LiCl、KCl、CH3COONa等として添加することが好ま
しい。
本発明における該隣接層は金属酸化物を含有する層の
一方の側に隣接していてもよく、両方の側に隣接してい
てもよい。
一方の側に隣接していてもよく、両方の側に隣接してい
てもよい。
両方の側に隣接層を有する場合はそのいづれかの層の
塗布液中のアルカリ金属原子濃度が0.01モル/以上で
あればよいが、好ましくは両側の塗布液とも0.01モル/
以上である。
塗布液中のアルカリ金属原子濃度が0.01モル/以上で
あればよいが、好ましくは両側の塗布液とも0.01モル/
以上である。
本発明における該隣接層の乾燥後の厚みとしては特に
制限はないが0.1μm〜5.0μmであることが好ましい。
制限はないが0.1μm〜5.0μmであることが好ましい。
本発明においては該隣接層にさらに隣接する層を設け
てもよく、かかる層にもアルカリ金属原子を存在せしめ
ることが好ましい。
てもよく、かかる層にもアルカリ金属原子を存在せしめ
ることが好ましい。
本発明における導電性金属酸化物を含有する層は支持
体のいづれの側に存在せしめてもよい。
体のいづれの側に存在せしめてもよい。
たとえばハロゲン化銀乳剤層と支持体の間でもよく該
乳剤層とは反対の側(云わゆるバック側)に存在しせめ
てもよい。
乳剤層とは反対の側(云わゆるバック側)に存在しせめ
てもよい。
特に好ましいのはバック側である。
本発明の感材のその他の構成要件、例えば支持体、ハ
ロゲン化銀乳剤、各種添加剤、現像方法等については特
に制限はなく例えば下記該当する個所に記載されたもの
を好ましく用いることができる。
ロゲン化銀乳剤、各種添加剤、現像方法等については特
に制限はなく例えば下記該当する個所に記載されたもの
を好ましく用いることができる。
項 目 該当個所 1)ヒドラジン造核剤 特開平2−12236 号公報第2頁右上欄1 9行目から同第7頁右 上欄3行目。
2)造核造進剤 特開平2−10353 6号公報第9頁右上欄 13行目から同第16 頁左上欄10行目。
3)ハロゲン化銀乳剤 特開平2−97937 とその製法 号公報第20頁右下欄 12行目から同第21 頁左下欄14行目及び 特開平2−12236 号公報第7頁右上欄1 9行目から同第8頁左 下欄12行目。
4)分光増感色素 特開平2−12236 号公報第8頁左下欄1 3行目から同右下欄4 行目及び特開平2−1 03536号公報第1 6頁右下欄3行目から 同第17頁左下欄20 行目。
5)界面活性剤・帯電 特開平2−12236 防止剤 号公報第9右上欄7 行目から同右下欄7行 目及び特開平2−18 542号公報第2頁左 下欄13行目から同第 4頁右下欄18行目。
6)カブリ防止剤・ 特開平2−10352 安定剤 6号公報第17頁右下 欄19行目から同第1 8頁右上欄4行目及び 同右下欄1行目から5 行目。
7)ポリマーラテッ 同第18頁左下欄12 クス 行目から同20行目。
8)酸基を有する 同第18頁右下欄6行 化合物 目から同第19頁左上 欄1行目。
9)マット剤・滑り 同第19頁左上欄15 剤・可塑剤 行目から同第19頁右 上欄15行目。
10)硬膜剤 特開平2−10353 6号公報第18頁右上 欄5行目から同17行目。
11)染 料 同第17頁右下欄1行 目から同18行目。
12)バインダー 特開平2−18542 号公報第3頁右下欄1 行目から20行目。
13)現像液及び現像 特開平2−10353 方法 6号公報第19頁右上 欄16行目から同第2 1頁左上欄8行目。
本発明の感材の製造方法における他の要件、たとえば
多層同時塗布方法、乾燥方法等に関しては特に制限はな
く、たとえば、米国特許第3206323号、同第3220877号、
同第2761417号、同第3749053号、同第3627564号、同第3
508947号、同第2681294号、同第2761791号、同2898882
号、同第3589022号、同2620285号、同第3672066号等の
記載を参考にすることができる。
多層同時塗布方法、乾燥方法等に関しては特に制限はな
く、たとえば、米国特許第3206323号、同第3220877号、
同第2761417号、同第3749053号、同第3627564号、同第3
508947号、同第2681294号、同第2761791号、同2898882
号、同第3589022号、同2620285号、同第3672066号等の
記載を参考にすることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例−1 二軸延伸した厚味100μのポリエチレンテレフタレー
ト支持体の両面に下記処方−(1)の下塗第1層及び処
方−(2)の下塗第2層を順次塗布した。
ト支持体の両面に下記処方−(1)の下塗第1層及び処
方−(2)の下塗第2層を順次塗布した。
処方−(1) 下塗第1層 塩化ビニリデンラテックス(コアシェルタイプのラテ
ックス水分散物 コア部90重量%、シェル部10重量%) 15重量部 コア部 塩化ビニリデン:メチルアクリレート:メチ
ルメタクリレート:アクリロニトリル:アクリル酸 (93:3:3:0.9:0.1) シェル部 塩化ビニリデン:メチルアクリレート:メ
チルメタクリレート:アクリロニトリル:アクリル酸 (90:3:3:2:2) 2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−s−トリアジン 0.25重量部 ポリスチレン微粒子(平均粒径3μm) 0.05重量部 蒸留水を加えて 100重量部 さらに、10重量%のKOHを加え、pH=6±0.3に調整。
ックス水分散物 コア部90重量%、シェル部10重量%) 15重量部 コア部 塩化ビニリデン:メチルアクリレート:メチ
ルメタクリレート:アクリロニトリル:アクリル酸 (93:3:3:0.9:0.1) シェル部 塩化ビニリデン:メチルアクリレート:メ
チルメタクリレート:アクリロニトリル:アクリル酸 (90:3:3:2:2) 2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−s−トリアジン 0.25重量部 ポリスチレン微粒子(平均粒径3μm) 0.05重量部 蒸留水を加えて 100重量部 さらに、10重量%のKOHを加え、pH=6±0.3に調整。
この塗布液を液温10℃、乾燥温度180℃2分間で乾燥
膜厚1μmになる様に塗布した。
膜厚1μmになる様に塗布した。
処方−(2) 下塗第2層 ゼラチン 1重量部 メチルセルロース 0.05重量部 化合物− 0.02重量部 C12H25O(CH2CH2O)10H 0.03重量部 化合物− 3.5×10-3重量部 酢 酸 0.2重量部 水を加えて 100重量部 この塗布液を乾燥温度170℃2分間で、乾燥膜厚が0.1
μmになる様に塗布した。
μmになる様に塗布した。
この様にして得られた支持体の一方の側に、下記処方
−(3)、−(4)の導電層及びバック層の2層を同時
に重層塗布した。
−(3)、−(4)の導電層及びバック層の2層を同時
に重層塗布した。
処方−(4)のバック層にLiCl、NaCl、KClをそれぞ
れ加えて、表−1に示す含有量のものを作成した。
れ加えて、表−1に示す含有量のものを作成した。
なお、上記表1について、バック層には「本発明」及
び「比較」のいずれにおいても、アルカリ金属原子含有
量としては、表1に示した量に加えて、界面活性剤から
くるものであり、それは約0.0043mol/lであり、本発明
の規定量に対し圧倒的に少量である。(これは以下の実
施例及び比較例においても同様である。)。
び「比較」のいずれにおいても、アルカリ金属原子含有
量としては、表1に示した量に加えて、界面活性剤から
くるものであり、それは約0.0043mol/lであり、本発明
の規定量に対し圧倒的に少量である。(これは以下の実
施例及び比較例においても同様である。)。
処方−(3)導電層 SnO2/Sb(9/1重量比、平均粒径0.25μ) 300mg/m2 ゼラチン 170mg/m2 化合物− 7mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 10mg/m2 ジヘキシル−α−スルホサクシナートナトリウム塩 40mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 9mg/m2 処方−(4) バック層(塗布液60cc/m2) ゼラチン 2.9g/m2 化合物− 10mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 70mg/m2 ジベンジル−α−スルホサクシナートナトリウム塩 15mg/m2 1,1′ビス(ビニルスルホニル)メタン 150mg/m2 エチルアクリレートラテックス(平均粒径0.05μ) 500mg/m2 パーフルオロオクタンスルホン酸リチウム塩 10mg/m2 二酸化ケイ素微粉末粒子(平均粒径4μ、細孔直径17
0Å、表面積300m2/g) 35mg/m2 さらに、その反対側の面に下記処方−(5)、
(6)、(7)、(8)のハロゲン化銀乳剤層−1、−
2、保護層−2、−3を順次塗布した。
0Å、表面積300m2/g) 35mg/m2 さらに、その反対側の面に下記処方−(5)、
(6)、(7)、(8)のハロゲン化銀乳剤層−1、−
2、保護層−2、−3を順次塗布した。
処方−(5) ハロゲン化銀乳剤層−1 I 液;水300ml、ゼラチン9g II 液;AgNO3 100g、水400ml III液;NaCl 37g、(NH4)3RhCl6 1.1ml、水400ml 45℃に保ったI液中にII液とIII液を同時に一定の速
度で添加した。この乳剤を当業者でよく知られた常法で
可溶性塩類を除去した後、ゼラチンを加え、安定剤とし
て6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テトラザイ
ンデンを添加した。この乳剤の平均粒子サイズは0.20μ
の単分散乳剤であり、乳剤の収量1kg当たりに含有する
ゼラチン量は60gであった。
度で添加した。この乳剤を当業者でよく知られた常法で
可溶性塩類を除去した後、ゼラチンを加え、安定剤とし
て6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テトラザイ
ンデンを添加した。この乳剤の平均粒子サイズは0.20μ
の単分散乳剤であり、乳剤の収量1kg当たりに含有する
ゼラチン量は60gであった。
こうして得られた乳剤に以下の化合物を添加した。
化合物− 6×10-3モル/Aglモル 化合物− 60mg/m2 化合物− 9mg/m2 化合物− 10mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 40mg/m2 N−オレオイル−N−メチルタウリンナトリウム塩 50mg/m2 1,1′−ビス(ビニルスルホニル)メタン 70mg/m2 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 3mg/m2 エチルアクリレートラテックス(平均粒径0.05μ) 0.46g/m2 この様にして得られた塗布液を塗布銀量1.3g/m2にな
るように塗布した。
るように塗布した。
処方− ハロゲン化銀乳剤層−2 I 液;水300ml、ゼラチン9g II 液;AgNO3 100g、水400ml III液;NaCl 37g、(NH4)3RhCl6 2.2ml、水400ml 処方−(5)の乳剤と同様の方法でI液中にII液とII
I液を同時に添加して乳剤を調整した。この乳剤は平均
粒子サイズ0.20μの単分散乳剤であった。
I液を同時に添加して乳剤を調整した。この乳剤は平均
粒子サイズ0.20μの単分散乳剤であった。
こうして得られた乳剤に以下の化合物を添加した。
ヒドラジン誘導体の乳化分散物 化合物− として5×10-3モル/Aglモル 化合物− 60mg/m2 化合物− 9mg/m2 化合物− 10mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 50mg/m2 N−オレオイル−N−メチルタウリンナトリウム塩 40mg/m2 1,1′−ビス(ビニルスルホニル)メタン 80mg/m2 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 3mg/m2 エチルアクリレートラテックス(平均粒径0.05μ) 0.40g/m2 この様にして得られた塗布液を塗布銀量1.3g/m2にな
るように塗布した。
るように塗布した。
処方−(7) 保護層−2 ゼラチン 1.0g/m2 リポ酸 5mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 5mg/m2 化合物− 20mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 10mg/m2 化合物− 20mg/m2 エチルアクリレートラテックス(平均粒径0.05μ) 200mg/m2 処方−(8) 保護層−3 ゼラチン 1.0g/m2 二酸化ケイ素微粉末粒子(平均粒径3.5μ、細孔直径2
5Å、表面積700m2/g) 50mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 20mg/m2 パーフルオロオクタンスルホン酸カリウム塩 10mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタジウム塩 3mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 2mg/m2 ポリ(重合度5)オキシエチレンノニルフェニルエー
テルの硫酸エステルナトリウム塩 20mg/m2 <ヒドラジン誘導体の乳化分散物調整方法> 65℃に加温し、均一に溶解させ、I液とした。
5Å、表面積700m2/g) 50mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 20mg/m2 パーフルオロオクタンスルホン酸カリウム塩 10mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタジウム塩 3mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 2mg/m2 ポリ(重合度5)オキシエチレンノニルフェニルエー
テルの硫酸エステルナトリウム塩 20mg/m2 <ヒドラジン誘導体の乳化分散物調整方法> 65℃に加温し、均一に溶解させ、I液とした。
65℃に加温し、均一に溶解させ、II液とした。
I液とII液を混合し、ホモジナイザー(日本精機製作
所製)にて高速攪拌して、微粒子乳化分散物を得た。こ
の乳化物を加熱減圧蒸留により、酢酸エチルを除去した
後、水を加え250gとした。残留酢酸エチルは0.2%であ
った。
所製)にて高速攪拌して、微粒子乳化分散物を得た。こ
の乳化物を加熱減圧蒸留により、酢酸エチルを除去した
後、水を加え250gとした。残留酢酸エチルは0.2%であ
った。
こうして得られた試料−1〜18の導電性を調べた。そ
の結果を表−1に示す。
の結果を表−1に示す。
*導電性の測定方法 試料を1cm×5cmの短冊状に裁断し、長辺の両側のエッ
ヂ部に導電性樹脂〔ドータイトD−550藤倉化成
(株)〕を塗布し、25℃10%RHで3hr放置後タケダ理研
製エレクトロメーターTR8651を用いて1分後の値を測定
した。
ヂ部に導電性樹脂〔ドータイトD−550藤倉化成
(株)〕を塗布し、25℃10%RHで3hr放置後タケダ理研
製エレクトロメーターTR8651を用いて1分後の値を測定
した。
表−1から明らかな様に本発明の試料は導電性が高い
ことがわかる。
ことがわかる。
実施例−2 実施例−1の試料−7〜12において、処方−(4)の
バック層を下層に、処方−(3)の導電層を上層にし
て、同時塗布をし、その他は実施例−1と同様にして、
試料−19〜24を作成し、実施例−1と同様に導電性を調
べた。その結果を表−2に示す。
バック層を下層に、処方−(3)の導電層を上層にし
て、同時塗布をし、その他は実施例−1と同様にして、
試料−19〜24を作成し、実施例−1と同様に導電性を調
べた。その結果を表−2に示す。
表−2から明らかな様に本発明の試料−21〜24は導電
性が高いことがわかる。
性が高いことがわかる。
実施例−3 二軸延伸した厚味100μの青味染色されたポリエチレ
ンテレフタレート支持体の両面にゼラチン14mg/m2、ジ
エチレントリアミンとアジピン酸よりなるポリアミドと
エピクロルヒドリジンの反応物9mg/m2になる様に下塗層
を塗布した。この支持体の一方の側に下記処方−
(9)、(10)、(11)の導電層、バック層及びバック
保護層の3層を同時に重層塗布した。
ンテレフタレート支持体の両面にゼラチン14mg/m2、ジ
エチレントリアミンとアジピン酸よりなるポリアミドと
エピクロルヒドリジンの反応物9mg/m2になる様に下塗層
を塗布した。この支持体の一方の側に下記処方−
(9)、(10)、(11)の導電層、バック層及びバック
保護層の3層を同時に重層塗布した。
処方−(9) 導電層 SnO2/Sb(9/1重量比、平均粒径0.25μm) 400mg/m2 ゼラチン 220mg/m2 化合物− 1mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 25mg/m2 ジヘキシル−α−スルホサクシナートナトリウム塩 45mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 9mg/m2 処方−(10) バック層(塗布液60cc/m2) ゼラチン 4.7mg/m2 5−メチルベンゾトリアゾール 9mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 70mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 10mg/m2 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 160mg/m2 処方−(11) バック保護層(塗布液30cc/m2) ゼラチン 1.2mg/m2 ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒径2.5μ
m) 30mg/m2 硫酸バリウム−ストロンチウム微粒子(平均粒径1.0
μm) 100mg/m2 化合物− 3mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタシウム塩 3mg/m2 塩化ナトリウム 0.02mol/ 化合物 30mg/m2 このように形成した塗膜の乾燥後の、導電層の隣接層
であるバック層中のアルカリ金属原子イオン濃度は、バ
ック保護層との拡散により0.0106mol/であった。
m) 30mg/m2 硫酸バリウム−ストロンチウム微粒子(平均粒径1.0
μm) 100mg/m2 化合物− 3mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタシウム塩 3mg/m2 塩化ナトリウム 0.02mol/ 化合物 30mg/m2 このように形成した塗膜の乾燥後の、導電層の隣接層
であるバック層中のアルカリ金属原子イオン濃度は、バ
ック保護層との拡散により0.0106mol/であった。
さらに、その反対側の面に下記処方−(12)、(1
3)、(14)、(15)のハロゲン化銀乳剤層−1、−
2、−3及び保護層を塗布した。
3)、(14)、(15)のハロゲン化銀乳剤層−1、−
2、−3及び保護層を塗布した。
処方−(12) ハロゲン化銀乳剤層−1 臭化カリウムの水溶液と硝酸銀の水溶液をゼラチン水
溶液中に激しく攪拌しながら、40℃で約20分同時添加
し、平均粒子径0.08μmの臭化銀乳剤を得た。この乳剤
にそれぞれAg1mol当り580mgのチオ硫酸ナトリウムと塩
化金酸(4水塩)を加え、75℃で80分間加熱することに
より化学増感処理を行った。こうして得られた臭化銀粒
子乳剤をコアとして、第1回目の沈殿環境と同様に、但
し、溶液のpAgが7.90になる様にコントロールしながら
粒子を成長させ、最終的に平均粒径0.18μmのコア/シ
ェル型単分散臭化銀乳剤を得た。水洗・脱塩後、この乳
剤にそれぞれAg1mol当り6.2mgのチオ硫酸ナトリウムと
塩化金酸(4水塩)を加え、65℃で60分加熱して化学増
感処理をして、乳剤を作成した。この乳剤にかぶらせ剤
としてアンヒドロ−2−〔3−(フェニルヒドラゾロ)
ブチル〕−3−(3−スルホプロピル)ベンゾチアゾリ
ウムハイドロオキサイドを、増感色素として化合物−
をそれぞれAg1mole当り257mgと140mg添加した。さらに
塗布助剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩10mg/m2を増粘剤剤として、ポリスチレンスルホン酸
ナトリウム塩20mg/m2を加え、塗布銀量が1.0g/m2になる
様に塗布した。
溶液中に激しく攪拌しながら、40℃で約20分同時添加
し、平均粒子径0.08μmの臭化銀乳剤を得た。この乳剤
にそれぞれAg1mol当り580mgのチオ硫酸ナトリウムと塩
化金酸(4水塩)を加え、75℃で80分間加熱することに
より化学増感処理を行った。こうして得られた臭化銀粒
子乳剤をコアとして、第1回目の沈殿環境と同様に、但
し、溶液のpAgが7.90になる様にコントロールしながら
粒子を成長させ、最終的に平均粒径0.18μmのコア/シ
ェル型単分散臭化銀乳剤を得た。水洗・脱塩後、この乳
剤にそれぞれAg1mol当り6.2mgのチオ硫酸ナトリウムと
塩化金酸(4水塩)を加え、65℃で60分加熱して化学増
感処理をして、乳剤を作成した。この乳剤にかぶらせ剤
としてアンヒドロ−2−〔3−(フェニルヒドラゾロ)
ブチル〕−3−(3−スルホプロピル)ベンゾチアゾリ
ウムハイドロオキサイドを、増感色素として化合物−
をそれぞれAg1mole当り257mgと140mg添加した。さらに
塗布助剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩10mg/m2を増粘剤剤として、ポリスチレンスルホン酸
ナトリウム塩20mg/m2を加え、塗布銀量が1.0g/m2になる
様に塗布した。
化合物− 処方−(13) ハロゲン化銀乳剤層−2 臭化カリウムの水溶液と硝酸銀の水溶液をゼラチン水
溶液に激しく攪拌しながら、45℃で約40分を要して同時
に添加し、平均粒子径が0.2μmの臭化銀乳剤を得た。
この乳剤に銀1モル当りそれぞれ5mgのチオ硫酸ナトリ
ウム及び塩化金酸(4水塩)を加え75℃で80分間加熱す
ることにより化学増感処理を行なった。
溶液に激しく攪拌しながら、45℃で約40分を要して同時
に添加し、平均粒子径が0.2μmの臭化銀乳剤を得た。
この乳剤に銀1モル当りそれぞれ5mgのチオ硫酸ナトリ
ウム及び塩化金酸(4水塩)を加え75℃で80分間加熱す
ることにより化学増感処理を行なった。
こうして得た臭化銀粒子をコアとして、第1回目と同
じ沈澱環境でさらに40分間処理することによりさらに成
長させ、最終的に平均粒子径0.35μmの八面体単分散コ
ア/シェル臭化銀乳剤を得た。この乳剤をさらに2等分
して、第3表に示す量のチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸
(4水塩)を加え65℃で60分加熱して化学増感処理を行
い、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を得た。
じ沈澱環境でさらに40分間処理することによりさらに成
長させ、最終的に平均粒子径0.35μmの八面体単分散コ
ア/シェル臭化銀乳剤を得た。この乳剤をさらに2等分
して、第3表に示す量のチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸
(4水塩)を加え65℃で60分加熱して化学増感処理を行
い、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を得た。
この乳剤に処方−(12)に用いたかぶらせ剤と増感色
素をそれぞれAg1mole当り257mgと200mg添加した。さら
に処方−(12)で用いた塗布助剤と増粘剤をそれぞれ3m
g/m2と4mg/m2、硬膜剤として、1,3−ジビニルスルホニ
ル−2−プロパノール62mg/m2を加え、塗布銀量が0.8g/
m2になる様に塗布した。
素をそれぞれAg1mole当り257mgと200mg添加した。さら
に処方−(12)で用いた塗布助剤と増粘剤をそれぞれ3m
g/m2と4mg/m2、硬膜剤として、1,3−ジビニルスルホニ
ル−2−プロパノール62mg/m2を加え、塗布銀量が0.8g/
m2になる様に塗布した。
処方−(14) ハロゲン化銀乳剤層−3 臭化カリウムの水溶液と硝酸銀の水溶液をゼラチン水
溶液に激しく攪拌しながら、75℃で約40分を要して同時
に添加し、平均粒子径が0.4μmの臭化銀乳剤を得た。
この乳剤に銀1モル当りそれぞれ4mgのチオ硫酸ナトリ
ウム及び塩化金酸(4水塩)を加え75℃で80分間加熱す
ることにより化学増粘剤処理を行なった。
溶液に激しく攪拌しながら、75℃で約40分を要して同時
に添加し、平均粒子径が0.4μmの臭化銀乳剤を得た。
この乳剤に銀1モル当りそれぞれ4mgのチオ硫酸ナトリ
ウム及び塩化金酸(4水塩)を加え75℃で80分間加熱す
ることにより化学増粘剤処理を行なった。
こうして得た臭化銀粒子をコアとして、第1回目と同
じ沈澱環境でさらに40分間処理することによりさらに成
長させ、最終的に平均粒子径0.6μmの八面体単分散コ
ア/シェル臭化銀乳剤を得た。水洗・脱塩後この乳剤に
銀1モル当り0.9mgのチオ硫酸ナトリウムを加え65℃で6
0分加熱して化学増感処理を行い、内部潜像型ハロゲン
化銀乳剤を得た。
じ沈澱環境でさらに40分間処理することによりさらに成
長させ、最終的に平均粒子径0.6μmの八面体単分散コ
ア/シェル臭化銀乳剤を得た。水洗・脱塩後この乳剤に
銀1モル当り0.9mgのチオ硫酸ナトリウムを加え65℃で6
0分加熱して化学増感処理を行い、内部潜像型ハロゲン
化銀乳剤を得た。
この乳剤に処方−(12)に用いたかぶらせ剤と増感色
素をそれぞれAg1mole当り257mgと200mg添加した。さら
に処方−(12)で用いた塗布助剤と増粘剤をそれぞれ3m
g/m2と4mg/m2、化合物−を10mg/m2を加え、塗布銀量
が1.5g/m2になる様に塗布した。
素をそれぞれAg1mole当り257mgと200mg添加した。さら
に処方−(12)で用いた塗布助剤と増粘剤をそれぞれ3m
g/m2と4mg/m2、化合物−を10mg/m2を加え、塗布銀量
が1.5g/m2になる様に塗布した。
処方−(15) 保護層 ゼラチン 1.7g/m2 硫酸バリウム−ストロンチウム微粒子(平均粒径1.0
μm) 85mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 45mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタジウム塩 2mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 10mg/m2 1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパノール53mg/m2 比較試料として、処方−(11)のNaClを除去し その他は同じものを用いて、試料を作成した。その結
果、比較試料の導電性が5×1015Ωに対して本発明の試
料の導電性は3×1010Ω(25℃10%RH)であった。
μm) 85mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 45mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタジウム塩 2mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩 10mg/m2 1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパノール53mg/m2 比較試料として、処方−(11)のNaClを除去し その他は同じものを用いて、試料を作成した。その結
果、比較試料の導電性が5×1015Ωに対して本発明の試
料の導電性は3×1010Ω(25℃10%RH)であった。
実施例−4 両面に下塗層を有する二軸延伸したポリエチレンテレ
フタレート(厚み175μ)支持体の一方の側に下記処方
−(16)、−(17)の導電性及びバック層の2層を同時
に重層塗布した。
フタレート(厚み175μ)支持体の一方の側に下記処方
−(16)、−(17)の導電性及びバック層の2層を同時
に重層塗布した。
処方−(16) 導電層 SnO2/Sb(9/1重量比、(平均粒径0.25μ) 300mg/m2 ゼラチン 170mg/m2 プロキセル 7mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 10mg/m2 ジヘキシル−α−スルホンサクシナートナトリウム 40mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 9mg/m2 処方−(17) バック層(塗布液35cc/m2) ゼラチン 1580mg/m2 塩化ナトリウム 0.02mol/ 硫酸バリウム−ストロンチウム(平均粒径1.5μm) 50mg/m2 流動パラフィン 60mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタシウム 5mg/m2 ドデシルベンゼンスクホン酸ナトリウム 9mg/m2 ジヘキシル−α−スルホサクシナートナトリウム 34mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 4mg/m2 プロキセル 5mg/m2 さらにその反対側の面に下記処方−(18)、(19)の
乳剤層及び保護層を塗布した。
グリシンポタシウム 5mg/m2 ドデシルベンゼンスクホン酸ナトリウム 9mg/m2 ジヘキシル−α−スルホサクシナートナトリウム 34mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 4mg/m2 プロキセル 5mg/m2 さらにその反対側の面に下記処方−(18)、(19)の
乳剤層及び保護層を塗布した。
処方−(18) 乳剤層 乳剤I 75℃ 溶液II 35℃ 溶液III 35℃ 溶液IV 室 温 溶液Iに対して、溶液IIと溶液IIIとを5分間同時に
添加し、平均粒径が0.10μmの八面体粒子を形成させた
時点でII液、III液の添加を一時停止し、銀1モル当
り、チオ硫酸ナトリウムと塩化金酸四水塩とをそれぞれ
115mgずつ添加し、引続き75℃で60分間化学増感処理を
施した。こうして得た化学増感したコア粒子に再び溶液
IIと溶液IIIとの同時添加を続行させ、II液の添加再開
5分後に溶液IVを5分間かけて添加し混合液のpAg値が
7.50になるようにIII液の添加速度を調節しながら、75
℃で40分かけてII液を全量添加した。溶液IIの添加終了
後、引続き沈降法により水洗・脱塩後、不活性ゼラチン
100gを含む水溶液に分散させた。この乳剤に銀1モル当
りチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸4水塩とをそれぞれ34
mgずつ添加し、pH、pAg値をそれぞれ8.9と7.0(40℃)
に調節してから、75℃で60分間化学増感処理を行なっ
た。
添加し、平均粒径が0.10μmの八面体粒子を形成させた
時点でII液、III液の添加を一時停止し、銀1モル当
り、チオ硫酸ナトリウムと塩化金酸四水塩とをそれぞれ
115mgずつ添加し、引続き75℃で60分間化学増感処理を
施した。こうして得た化学増感したコア粒子に再び溶液
IIと溶液IIIとの同時添加を続行させ、II液の添加再開
5分後に溶液IVを5分間かけて添加し混合液のpAg値が
7.50になるようにIII液の添加速度を調節しながら、75
℃で40分かけてII液を全量添加した。溶液IIの添加終了
後、引続き沈降法により水洗・脱塩後、不活性ゼラチン
100gを含む水溶液に分散させた。この乳剤に銀1モル当
りチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸4水塩とをそれぞれ34
mgずつ添加し、pH、pAg値をそれぞれ8.9と7.0(40℃)
に調節してから、75℃で60分間化学増感処理を行なっ
た。
こうして、最終的に平均粒子径0.28μmの表面が化学
増感された内部潜像型立方体コア/シェル乳剤を得た。
この乳剤に以下に示す化合物を添加し、塗布銀量が1.7g
/m2になる様に塗布した。
増感された内部潜像型立方体コア/シェル乳剤を得た。
この乳剤に以下に示す化合物を添加し、塗布銀量が1.7g
/m2になる様に塗布した。
造核剤 (化合物−) 0.04mg/m2 増感色素( 〃 −) 24mg/m2 5−メチルベンゾトリアゾール 4.1mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 5mg/m2 1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパノール56mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 35mg/m2 処方−(19)<保護層> 不活性ゼラチン 1300mg/m2 コロイダルシリカ 249mg/m2 流動パラフィン 60mg/m2 硫酸バリウムストロンチウム(平均粒径1.5μm) 32mg/m2 プロキセル 4.3mg/m2 N−パーフルオロオクタンスルホニル−N−プロピル
グリシンポタシウム塩 5.0mg/m2 1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパノール56mg/m2 化合物− 30mg/m2 化合物− 比較試料として、処方−(17)のNaClを除去し、 その他は同じものを用いて、試料を作成した。その結
果比較試料の導電性が4.5×1015に対して本発明の試料
の導電性は2×1010Ω(25℃10%RH)であった。
グリシンポタシウム塩 5.0mg/m2 1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパノール56mg/m2 化合物− 30mg/m2 化合物− 比較試料として、処方−(17)のNaClを除去し、 その他は同じものを用いて、試料を作成した。その結
果比較試料の導電性が4.5×1015に対して本発明の試料
の導電性は2×1010Ω(25℃10%RH)であった。
(本発明の効果) 帯電防止性を付与したハロゲン化銀写真感光材料にお
いて単一の粒子形状の導電性金属酸化物を使用した場合
でもより高い導電性を得ることができる。
いて単一の粒子形状の導電性金属酸化物を使用した場合
でもより高い導電性を得ることができる。
電気抵抗を効率良く低下させることが出来る為、導電
性金属酸化物の使用量を減少させることが可能となり、
コストダウン、透明性良化にもつながった。
性金属酸化物の使用量を減少させることが可能となり、
コストダウン、透明性良化にもつながった。
Claims (1)
- 【請求項1】支持体上に少なくとも1層の導電性金属酸
化物を含有する層及びその層に隣接して親水性コロイド
層を有するハロゲン化銀写真感光材料の多層同時塗布方
法による製造方法において該隣接する親水性コロイド層
中のアルカリ金属原子イオンの濃度を0.01モル/以上
とすることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319737A JP3005942B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319737A JP3005942B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04194843A JPH04194843A (ja) | 1992-07-14 |
JP3005942B2 true JP3005942B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=18113618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319737A Expired - Fee Related JP3005942B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005942B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103320089A (zh) * | 2013-05-10 | 2013-09-25 | 张悦雯 | 一种纳米吸光材料 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62173460A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPS6363035A (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP2319737A patent/JP3005942B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04194843A (ja) | 1992-07-14 |
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