JP3005816U - 粘着テープカッター - Google Patents
粘着テープカッターInfo
- Publication number
- JP3005816U JP3005816U JP1994009519U JP951994U JP3005816U JP 3005816 U JP3005816 U JP 3005816U JP 1994009519 U JP1994009519 U JP 1994009519U JP 951994 U JP951994 U JP 951994U JP 3005816 U JP3005816 U JP 3005816U
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- Japan
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- adhesive tape
- double
- sided
- roller
- separating member
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着面に手に触れないようにして、接着力の
低下を防止する。シールテープを剥がす手間を省く。 【構成】 両面粘着テープ17を保持部12に保持し、
通路部18を通し、先端の分離部材19で粘着テープ1
7aとシールテープ17bとを分離する。分離部材19
を経た粘着テープ17aをローラ20で案内し、粘着テ
ープ17aを使用部所に押付けるようにする。分離部材
19及びローラ20の表面には難接着面を設ける。通路
部18に押しボタン21を設け、これを押すと、両面粘
着テープ17を押さえて移動を止め、同時に刃27を分
離部材19とローラ20との間から突出させ、粘着テー
プ17aを切断する。
低下を防止する。シールテープを剥がす手間を省く。 【構成】 両面粘着テープ17を保持部12に保持し、
通路部18を通し、先端の分離部材19で粘着テープ1
7aとシールテープ17bとを分離する。分離部材19
を経た粘着テープ17aをローラ20で案内し、粘着テ
ープ17aを使用部所に押付けるようにする。分離部材
19及びローラ20の表面には難接着面を設ける。通路
部18に押しボタン21を設け、これを押すと、両面粘
着テープ17を押さえて移動を止め、同時に刃27を分
離部材19とローラ20との間から突出させ、粘着テー
プ17aを切断する。
Description
【0001】
本考案は、粘着テープ、特に両面粘着テープを、粘着面に手を触れることなく 使用部所に付着し、切断するために使用される粘着テープカッターに関する。
【0002】
従来の粘着テープカッターは、粘着テープに刃を取付けたもの、あるいは粘着 テープのホルダーに刃を取付けたものである。したがって、両面粘着テープにつ いて使用する場合は、一旦、手で必要な長さに切取り、この後、使用部所に貼付 けてシールテープを剥がすか、あるいはシールテープを剥がしてから使用部所に 貼付けることになる。
【0003】 このため、使用に不便であり、また、切取る際、手に付着させるので接着力が 低下し、剥がれやすくなる。端部分は、シールテープを剥がすため、手に何度も 触れることになり、特に剥がれやすくなる。
【0004】
そこで、本考案は、より使い易く、かつ、接着面に手に触れないようにして、 接着力の低下を防止した、新たな粘着テープカッターを提供することを目的とし たものである。
【0005】
本考案は、両面粘着テープを保持することのできる保持部と、この保持部から の両面粘着テープを導く通路部と、この通路部の先端に設けられ、両面粘着テー プの粘着テープとシールテープとを分離する分離部材と、この分離部材を経た粘 着テープを案内し、粘着テープを使用部所に押付けることのできるローラと、前 記分離部材及びローラの表面に設けられ、凹凸形状又はポリ4弗化エチレンを用 いて形成され、粘着テープの裏面が強く接着することを防ぐ難接着面と、前記通 路部に設けられ、バネで突出するよう付勢され、指で押すことにより、両面粘着 テープを押して、通路部に設けられる受け部との間に挟み、移動を止めることの できる押しボタンと、この押しボタンと結合され、押しボタンを押すことにより 、前記分離部材とローラとの間から突出し、粘着テープを切断することのできる 刃とを有する粘着テープカッターである。
【0006】 本考案は、上記において、分離部材に近接した位置に、切断した後、粘着テー プの表面を付着させることのできる付着部を設け、片面粘着テープについても使 用可能となった粘着テープカッターを包含する。
【0007】 さらに本考案は、上記において、受け部の高さが調節可能となり、片面粘着テ ープについて使用するとき、低く設定して、刃を多く突出させ、切断した後、粘 着テープが容易に付着部に付着するようになった粘着テープカッターを包含する 。
【0008】
以下、本考案を図示する実施例について具体的に説明する。
【0009】 この粘着テープカッター10において、本体11全体は略棒状となり、上端部 に保持部12が形成されている。この保持部12は、本体11にコ字状の凹部1 3を形成し、この下部に2の保持ローラ14,14、上部に1の保持ローラ15 を設け、この上部の保持ローラ15をバネ16で下方に付勢してなり、上下の保 持ローラ14,14,15間に巻回した両面粘着テープ17を挟んで保持するこ とができる。
【0010】 本体11の中央から下部は、通路部18となり、この中を両面粘着テープ17 が通る。
【0012】 本体11下端の通路部18先端に、分離部材19が設けられる。この分離部材 19は、断面が略くさび型で、両面粘着テープ17を粘着テープ17aとシール テープ17bとに分離し、粘着テープ17aを下方へ、シールテープ17bを上 方へ送る。
【0013】 本体11の下端には、ローラ20が設けられ、分離部材19を経た粘着テープ 17aを案内し、粘着テープ17aを使用部所に押付けることができる。
【0014】 分離部材19及びローラ20の表面は、凹凸形状とすること、ポリ4弗化エチ レン製とすること、あるいはこれら両方を併用することにより、難接着面となり 、粘着テープ17aの裏面が強く接着しないようになっている。
【0015】 本体11の通路部18側面には、押しボタン21が設けられている。この押し ボタン21は、バネ22により突出するよう付勢され、指で押すと、両面粘着テ ープ17を、凸型となった先端23が通路部18対向面の受け部24との間に挟 み、両面粘着テープ17が移動しないように止めることができる。
【0016】 この受け部24には、受け部材25が本体11に対し移動可能に設けられ、こ の移動により受け部24の高さが高低調節可能となっている。すなわち、この受 け部材25を下降させ、押しボタンの先端23に当たるよう位置させると、受け 部24は高くなり、押しボタン21を押すストロークは少なくなり、受け部材2 5を上昇させ、押しボタンの先端23が当たるらないよう位置させると、受け部 24は低くなり、押しボタン21を押すストロークが大きくなる。
【0017】 押しボタン21には、リンク26の一端が結合し、このリンク26の他端には 刃27が設けられ、このため押しボタン21を押すと、刃27が分離部材19と ローラ20との間から突出し、粘着テープ17aを切断することができる。
【0018】 分離部材19のに近接した位置に、ここを通る粘着テープ17aの表面に向っ て付着部28が設けられている。
【0019】 この粘着テープカッター10は、以上の構成であり、次のように使用され、作 動する。
【0020】 この粘着テープカッター10に、図2に示すように、両面粘着テープ17を取 付ける。すなわち、保持部12の保持ローラ14,14,15間に巻回した両面 粘着テープ17を挟み、両面粘着テープ17を引き出して、通路部18を通し、 先端で粘着テープ17aとシールテープ17bとに分離し、シールテープ17b を分離部材19上方へ送り、粘着テープ17aを分離部材19表面に延びるよう にする。なお、受け部材25は、下降させた状態としておく。
【0021】 両面粘着テープ17を使用するには、本体11を手で持って、粘着テープ17 a表面を使用部所の先端に付着させて移動させ、ローラ20で押さえながら粘着 テープ17aを繰り出し、順次付着させていく。このとき、分離部材19及びロ ーラ20の表面は難接着面となっているから、これらに粘着テープ17a裏面が 接するが、スムーズに繰り出される。使用部所終端に達すると、押しボタン21 を押し、移動を続けると、刃27が突出し、両面粘着テープ17は押しボタン先 端23と受け部24で挟まれて繰り出されなくなるので、粘着テープ17aが切 断される。この後、押しボタン21から指を放すと、押しボタン先端23、刃2 7は元の位置に戻り、粘着テープ17a先端は、分離部材19表面に付着し、次 の使用に備える状態となる。
【0022】 この粘着テープカッター10は、片面粘着テープについても使用可能であり、 この場合は次のようにする。
【0023】 保持部12に、両面粘着テープの場合と同様に、片面粘着テープを取付け、通 路部18を通し、先端を分離部材19と付着部28の間を通して引き出す。なお 、受け部材25は、上昇させた状態としておく。
【0024】 粘着テープを使用するには、前述の両面粘着テープと同様にする。この場合、 受け部材25が上昇し受け部24が低くなっているから、押しボタン21を押し たとき、刃27が大きく突出し、このため、切断後粘着テープは付着部28に容 易に付着し、戻ることが防止される。なお切断時には、刃27が大きく突出する ので、本体11を傾けて刃27が使用部所に当たらないようにすることが必要で ある。
【0025】 上記例では、付着部を設け、受け部に受け部材を設けて高さ調節可能とし、片 面粘着テープについても使用し得るようにしているが、これらを省いて、両面粘 着テープ専用としてもよい。なお、片面粘着テープに使用可能とする場合、両面 粘着テープ切断時の使い易さが若干低下することを容認すれば、受け部の高さ調 節を省いて、常に刃が多く突出するようにすることもできる。
【0026】
本考案の粘着テープカッターは、上述のように、粘着面に全く手を触れずに、 シールテープを剥がし、付着させ、切断することができ、しかもシールテープを 剥がす操作も不要であるので、接着力を低下させることがなく、はなはだ使い易 いものである。
【0027】 さらに、付着部、受け部の高さ調節機構を設けると、片面粘着テープについて も使用可能となり、より便利なものとなる。
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】同例の側断面図である。
【図3】同例の押しボタン、刃部分を正面からみた説明
図である。
図である。
【図4】同例の押しボタンを押した状態の部分側断面図
である。
である。
【図5】同例のローラ部分を示す部分底面図である。
10…粘着テープカッター、11…本体、12…保持
部、13…凹部、14,14,15…保持ローラ、16
…バネ、17…両面粘着テープ、17a…粘着テープ、
17b…シールテープ、18…通路部、19…分離部
材、20…ローラ、21…押しボタン、22…バネ、2
3…押しボタンの先端、24…受け部、25…受け部
材、26…リンク、27…刃、28…付着部。
部、13…凹部、14,14,15…保持ローラ、16
…バネ、17…両面粘着テープ、17a…粘着テープ、
17b…シールテープ、18…通路部、19…分離部
材、20…ローラ、21…押しボタン、22…バネ、2
3…押しボタンの先端、24…受け部、25…受け部
材、26…リンク、27…刃、28…付着部。
Claims (3)
- 【請求項1】 両面粘着テープを保持することのできる
保持部と、この保持部からの両面粘着テープを導く通路
部と、この通路部の先端に設けられ、両面粘着テープの
粘着テープとシールテープとを分離する分離部材と、こ
の分離部材を経た粘着テープを案内し、粘着テープを使
用部所に押付けることのできるローラと、前記分離部材
及びローラの表面に設けられ、凹凸形状又はポリ4弗化
エチレンを用いて形成され、粘着テープの裏面が強く接
着することを防ぐ難接着面と、前記通路部に設けられ、
バネで突出するよう付勢され、指で押すことにより、両
面粘着テープを押して、通路部に設けられる受け部との
間に挟み、移動を止めることのできる押しボタンと、こ
の押しボタンと結合され、押しボタンを押すことによ
り、前記分離部材とローラとの間から突出し、粘着テー
プを切断することのできる刃とを有する粘着テープカッ
ター。 - 【請求項2】 請求項1において、分離部材に近接した
位置に、切断した後、粘着テープの表面を付着させるこ
とのできる付着部を設け、片面粘着テープについても使
用可能となった粘着テープカッター。 - 【請求項3】 請求項2において、受け部の高さが調節
可能となり、片面粘着テープについて使用するとき、低
く設定して、刃を多く突出させ、切断した後、粘着テー
プが容易に付着部に付着するようになった粘着テープカ
ッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009519U JP3005816U (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 粘着テープカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009519U JP3005816U (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 粘着テープカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3005816U true JP3005816U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=43141703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009519U Expired - Lifetime JP3005816U (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 粘着テープカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005816U (ja) |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP1994009519U patent/JP3005816U/ja not_active Expired - Lifetime
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