JP3005601U - 汚物処理袋 - Google Patents

汚物処理袋

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Publication number
JP3005601U
JP3005601U JP1994001538U JP153894U JP3005601U JP 3005601 U JP3005601 U JP 3005601U JP 1994001538 U JP1994001538 U JP 1994001538U JP 153894 U JP153894 U JP 153894U JP 3005601 U JP3005601 U JP 3005601U
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JP
Japan
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bag
opening
sheet materials
hand
disposal bag
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994001538U
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English (en)
Inventor
守 小竹
なをみ 吉村
Original Assignee
株式会社東海総合企画
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手を汚さずに汚物を容易に把持して収納で
き、また、収納後の持ち運びにも便利な汚物処理袋を提
供すること。 【構成】 2枚の可撓性を有するシート材2・5が、内
部に手を挿入可能な開口部8を残して、周縁相互を熱溶
着されてミトン型の袋状に形成されて構成されている。
開口部8の近傍には、2枚のシート材2・5を貫通する
把持用孔3b・6bが形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、犬の糞等の汚物を取り除く際、手等を汚すことなく、汚物を把持し て収納することができる汚物処理袋に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来、道路等に落ちている犬の糞等の汚物を除去する場合には、手等が汚れな いように、紙やスコップ等で汚物を道路等から持ち上げ、その後、所定の袋内に 入れて処理していた。
【0003】 しかし、汚物を道路等から持ち上げる際、手が汚物と接触して汚れてしまう場 合がある。また、袋内に汚物を収納する際にも、注意を要する。
【0004】 この場合、安価な市販のポリエチレン袋等を使用して対処することができる。 すなわち、袋の中に手を入れた状態で、汚物を、袋を介在させて、手で把持して 持ち上げ、その状態で袋を裏返せば、手等を汚さずに汚物を袋内に収納すること ができる。
【0005】 しかしながら、市販のポリエチレン袋等の袋を使用するような場合には、袋の 形状が単に長方形形状としており、手を袋の中に入れると、袋の内周面で手の親 指が拘束されて自由に使えず、汚物を把持し難い場合がある。
【0006】 また、袋を裏返して袋の中に汚物を収納した後、その袋をゴミ箱等まで持ち運 ぶ際に、汚物の感触を避けるため、袋の端を手で把持して持ち運ぼうとする場合 、袋を落してしまう場合がある。
【0007】 本考案は、上述の課題を解決するものであり、手を汚さずに汚物を容易に把持 して収納でき、また、収納後の持ち運びにも便利な汚物処理袋を提供することを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る汚物処理袋は、2枚の可撓性を有するシート材が、内部に手を挿 入可能な開口部を残して、周縁相互を熱溶着されてミトン型の袋状に形成され、 前記開口部の近傍に、前記2枚のシート材を貫通する把持用孔が形成されてい る構成よりなることを特徴とする。
【0009】 上記汚物処理袋において、前記2枚のシート材における前記開口部付近を、開 口端側にかけて徐々に幅広に形成しても良い。
【0010】 さらに、2枚のシート材として、抗菌性・抗カビ性を有した材質のものを使用 しても良い。
【0011】
【考案の作用・効果】
本考案に係る汚物処理袋では、汚物を把持・収納する際には、開口部から手を 挿入し、袋を介在させて、汚物を手で把持して持ち上げ、その状態で袋を裏返せ ば、手等を汚さずに汚物を袋内に収納することができる。
【0012】 そして、袋を介在させて、汚物を把持する際、本考案の汚物処理袋では、ミト ン型としており、手の親指を自由に使用できることから、汚物を把持し易い。
【0013】 また、汚物を収納した後に袋を持ち運ぶ際、把持用孔に指を挿入して、開口部 周縁を把持できることから、落すことなく持ち運べ、持ち運びに便利となる。
【0014】 したがって、本考案に係る汚物処理袋では、手を汚さずに汚物を容易に把持し て収納でき、また、収納後の持ち運びにも便利となる。
【0015】 さらに、2枚のシート材における開口部付近を、開口端側にかけて徐々に幅広 に形成した場合、開口部がラッパ状に広がっていることから、袋内に手を挿入し 易く、また、汚物を袋内に収納する際の裏返す作業を円滑に行なうことができる 。
【0016】 さらにまた、2枚のシート材として、抗菌性・抗カビ性を有した材質のものを 使用すれば、汚物を収納した後、大腸菌やブドウ球菌等の細菌やカビの繁殖を防 止でき、衛生的に汚物を廃棄処理することができる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】 実施例の汚物処理袋1は、図1に示すように、2枚の可撓性を有するシート材 2・5が、内部に手を挿入可能な開口部8を残して、周縁相互を熱溶着されてミ トン型の袋状に形成されて構成されている。
【0019】 シート材2・5は、製造を容易とする熱溶着できるポリエチレンフィルム等の 合成樹脂シート等が使用できる。さらに、抗菌性・抗カビ性を有した材質のもの を使用すれば、汚物を収納した後、大腸菌やブドウ球菌等の細菌やカビの繁殖を 防止でき、衛生的に汚物を廃棄処理することができる。この抗菌性・抗カビ性を 有したシート材としては、商品名「イオンピュア」(石塚硝子(株)製)が例示 でき、このシート材は、抗菌性・抗カビ性を有する他、無公害であり、焼却も容 易に行なうことができる。
【0020】 また、これらのシート材2・5は、それぞれ、略半割り長円形状の本体部3・ 6と、本体部3・6の側部から、本体部3・6より小さい略半割り長円形状とし て突出する突出部4・7と、から構成される。突出部4・7は、手の親指を挿入 する部位となる。
【0021】 これらのシート材2・5は、本体部3・6における略半割り長円形状の弦を構 成する部位が、汚物処理袋1に手を挿入する開口部8となるため、その部位を残 して、本体部3・6や突出部4・7の周縁相互が熱溶着されている。
【0022】 また、これらのシート材2・5の本体部3・6における開口部8の近傍部位3 a・6aには、2枚のシート材2・5を貫通する把持用孔3b・6bが形成され ている。
【0023】 さらに、本体部3・6の開口部8側の部位3a・6aは、開口端側にかけて徐 々に幅広に形成されている。
【0024】 なお、この汚物処理袋1の製造は、シート材2・5となる素材シートを2枚重 ね、加熱したカッタ(開口部8を形成する部位と把持用孔3b・6bとは加熱さ せていないカッタを使用する)を使用し、シート材2・5の形状に熱溶着しつつ カットすることにより、行なう。
【0025】 この汚物処理袋1では、汚物を把持・収納する際には、図2に示すように、ま ず、開口部8から手Hを挿入する。その後、袋1を介在させて、汚物Oを手Hで 把持して持ち上げ、手Hで把持した状態で袋1を裏返せば、手H等を汚さずに汚 物Oを袋1内に収納することができる。そしてさらに、ゴミ箱等に汚物Oを収納 した袋1を廃棄する際には、把持用孔3b・6bに指を挿入して、開口部8周縁 を把持して持ち運べば良い。
【0026】 したがって、この汚物処理袋1では、袋1を介在させて、汚物Oを把持する際 、ミトン型としており、突出部4・7に挿入した手の親指を自由に使用できるこ とから、汚物Oを把持し易い。
【0027】 また、汚物Oを収納した後に袋1を持ち運ぶ際、把持用孔3b・6bに指を挿 入して、開口部8周縁を把持できることから、落すことなく持ち運べ、持ち運び に便利となる。
【0028】 さらに、2枚のシート材2・5における開口部付近3a・6aを、開口端側に かけて徐々に幅広に形成しており、開口部8がラッパ状に広がっていることから 、袋1内に手を挿入し易く、また、汚物Oを袋1内に収納する際の裏返す作業を 円滑に行なうことができる。
【0029】 さらにまた、2枚のシート材2・5として、抗菌性・抗カビ性を有した材質の ものを使用すれば、汚物Oを収納した後、大腸菌やブドウ球菌等の細菌やカビの 繁殖を防止でき、衛生的に汚物Oを廃棄処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す汚物処理袋の斜視図で
ある。
【図2】同実施例の使用態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1…汚物処理袋、 2・5…シート材、 3b・6b…把持用孔、 8…開口部、 O…汚物、 H…手。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の可撓性を有するシート材が、内部
    に手を挿入可能な開口部を残して、周縁相互を熱溶着さ
    れてミトン型の袋状に形成され、 前記開口部の近傍に、前記2枚のシート材を貫通する把
    持用孔が形成されている構成よりなる汚物処理袋。
  2. 【請求項2】 前記2枚のシート材における前記開口部
    付近が、開口端側にかけて徐々に幅広に形成されている
    ことを特徴とする汚物処理袋。
  3. 【請求項3】 前記2枚のシート材が、抗菌性・抗カビ
    性を有した材質から形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の汚物処理袋。
  4. 【請求項4】 前記2枚のシート材が、抗菌性・抗カビ
    性を有した材質から形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の汚物処理袋。
JP1994001538U 1994-03-03 1994-03-03 汚物処理袋 Expired - Lifetime JP3005601U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070325A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 英夫 山添 汚物処理袋、汚物処理具、および、汚物処理方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0158507B2 (ja) * 1980-12-19 1989-12-12 Canon Kk

Patent Citations (1)

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