JP3005465B2 - バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置

Info

Publication number
JP3005465B2
JP3005465B2 JP8021071A JP2107196A JP3005465B2 JP 3005465 B2 JP3005465 B2 JP 3005465B2 JP 8021071 A JP8021071 A JP 8021071A JP 2107196 A JP2107196 A JP 2107196A JP 3005465 B2 JP3005465 B2 JP 3005465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar code
barcode
read
reading
reader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8021071A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09212575A (ja
Inventor
伸一 佐藤
元彦 伊藤
光雄 渡辺
一郎 篠田
功 岩口
弘晃 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP8021071A priority Critical patent/JP3005465B2/ja
Priority to GB9620025A priority patent/GB2310066B/en
Priority to US08/718,891 priority patent/US5898163A/en
Priority to CNB96112427XA priority patent/CN1150483C/zh
Publication of JPH09212575A publication Critical patent/JPH09212575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3005465B2 publication Critical patent/JP3005465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
    • G06K7/10851Circuits for pulse shaping, amplifying, eliminating noise signals, checking the function of the sensing device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバーコード読取方
法、及び、バーコード読取装置に係り、特に、手持ち可
能なレーザ式のバーコードリーダにおけるバーコード読
取方法、及び、バーコード読取装置に関する。
【0002】近年、流通業界等のPOS(Point
Of Sales)システムに代表されるように非接触
で読み取りができるレーザ式のバーコードリーダが盛ん
に利用されている。また、取り扱う商品も様々になって
きており、バーコードリーダの取り扱いも多様化されて
いる。このため、多様な商品に対応可能なようにバーコ
ードリーダの形態も手持ち可能なレーザ式のバーコード
リーダの開発が進められている。
【0003】
【従来の技術】手持ち可能なバーコードリーダの運用形
態の一つとしてバーコードメニューを用いた入力があ
る。これはバーコードを張り付けられない商品をバーコ
ード入力するために考えられたもので、商品のバーコー
ドを一覧表にして必要に応じてバーコードリーダを近づ
けてバーコードの入力を行うものである。バーコードメ
ニューに用いられるバーコードリーダとしては現在はペ
ン式やタッチスキャナのような読み取り深度の浅いバー
コードリーダが用いられている。
【0004】一方、上記のレーザ式のバーコードリーダ
は読み取り深度が深いことに特徴があり、清算カウンタ
等の上に固定され設置され、通常の商品にバーコードが
貼付された商品を扱うときにはリーダーから離れた位置
でも商品を読み取り口にかざすだけでバーコードの読み
取りが可能とされている。
【0005】近年、レーザ式のバーコードリーダを手持
型とすることによりバーコードが貼付された商品のバー
コードを読み取るときにはバーコードリーダをスタンド
などに固定して商品をかざすだけの操作で読み取りを可
能とし、バーコードが貼付できない商品に対応して別紙
に印刷されたバーコード、重量物等のようにバーコード
リーダにかざすことができない商品に貼付、あるいは別
紙に印刷されたバーコードを読み取るときにはバーコー
ドリーダをスタンドからはずし、手持ちで別紙に印刷さ
れた商品に対応するバーコードあるいは商品に貼付され
たバーコードにバーコードリーダを向けて、バーコード
を読み取ることができるバーコードリーダが開発されて
いる。
【0006】このような、手持ち可能なレーザ式のバー
コードリーダは読み取り深度が深いため、このままでは
手持式で用いた場合には読み取るべきバーコードに隣接
して設けられた他のバーコードまでも読み取ってしま
う。また、目的とするバーコードリーダの位置までバー
コードリーダを移動させている間も走査光が射出されて
いるため、無関係なバーコードまでも走査して読み取っ
てしまっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の手持
ち可能なレーザ式バーコードリーダでは、手持ちでバー
コードリーダを読み取る際には読み取り深度を浅くし
て、目的とするバーコード以外は読み取らなくなるよう
な制御を行っていたため、手持ち操作時にはレーザ式バ
ーコードリーダの読み取り深度が深い点を有効に用いる
ことができない等の問題点があった。また、読取深度を
浅くしても、無関係なバーコードを走査、読取る可能性
はなくならない。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、読み取り深度は深く保ったままで、手持ちでの読み
取りが可能となるバーコード読取方法、及び、バーコー
ド読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、走
査光をバーコードに照射し、該走査光の該バーコードか
らの反射光をバーコード読取装置により受光することに
よりバーコードの読取を行い、前記バーコードと前記バ
ーコード読取装置とが相対的に移動しているか否かを判
定し、前記バーコードと前記バーコード読取装置とが相
対的に移動していると判定された場合には読み取られた
バーコードは無効とし、前記バーコードと前記バーコー
ド読取装置とが相対的に停止していると判定された場合
には読み取られたバーコードを有効とすることを特徴と
する。
【0010】請求項1によれば、バーコード読取装置を
移動させているときに読み取られたバーコードは無効と
され、バーコード読取装置が停止したときに読み取られ
たバーコードは有効とすることにより読み取るべきバー
コードの位置でバーコード読取装置を停止するだけで読
取深度を低下させることなく必要とするバーコードを読
み取ることができる。
【0011】請求項2は、前記バーコード読取装置によ
り読み取られた複数のバーコード情報が同一であるとき
に、前記バーコード読取装置が停止中であるとと判断す
ることを特徴とする。請求項2によれば、バーコード読
取装置により読み取られた複数のバーコード情報が同一
であるときには、バーコード読取装置に対するバーコー
ドの相対的な位置が一定であると判断できるため、バー
コード読取装置が停止中であるとと判断でき、したがっ
て、必要とするバーコードリーダだけを確実に読み取る
ことができる。
【0012】請求項3は、前記バーコード読取装置によ
り読み取られた複数のバーコード情報の読取間隔が整数
倍の関係にあるときに、前記バーコード読取装置が停止
中であるとと判断することを特徴とする。請求項3によ
れば、バーコード読取装置により読み取られた複数のバ
ーコード情報が整数倍の関係にあるときには、バーコー
ド読取装置に対するバーコードの相対的な位置が一定で
あると判断できるため、バーコード読取装置が停止中で
あるとと判断でき、したがって、必要とするバーコード
だけを確実に読み取ることができる。
【0013】請求項4は、前記バーコード読取装置によ
り読み取られた複数のバーコード情報の全てに共通する
基本的なパターンを読み取り、該共通する基本的なパタ
ーンが同一であったとき前記バーコード読取装置が停止
中であるとと判断することを特徴とする。
【0014】請求項4によれば、バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報の全てに共通す
る基本的なパターンを読み取り、共通する基本的なパタ
ーンが一定回数とも同一であったときには、バーコード
読取装置に対するバーコードの相対的な位置が一定であ
ると判断できるため、バーコード読取装置が停止中であ
るとと判断でき、したがって、必要とするバーコードだ
けを確実に読み取ることができる。
【0015】請求項5は、前記バーコード読取装置によ
り読み取られた複数のバーコード情報のそれぞれが読み
取られた走査位置とバーコードの読み取り位置との関係
が同一であるとき前記バーコード読取装置が停止中であ
るとと判断することを特徴とする。
【0016】請求項5によれば、バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報のそれぞれが読
み取られた走査位置とバーコードの読み取り位置との関
係が同一であるときには、バーコード読取装置に対する
バーコードの相対的な位置が一定であると判断できるた
め、バーコード読取装置が停止中であるとと判断でき、
したがって、必要とするバーコードだけを確実に読み取
ることができる。
【0017】請求項6は、前記バーコード読取装置を移
動させている間に読み取られたバーコードは無効とし、
前記バーコード読取装置が停止したときに読み取られた
バーコードを有効とする認識機能を有効とするか否かを
選択することを特徴とする。請求項6によれば、バーコ
ード読取装置を移動させている間に読み取られたバーコ
ードは無効とし、バーコード読取装置が停止したときに
読み取られたバーコードを有効とする認識機能を有効又
は無効とする選択機能を有することにより、必要に応じ
て上記の認識機能を実行できる。
【0018】請求項7は、前記バーコード読取装置を保
持部に保持し、前記バーコード読取装置が前記保持部か
らはずされたことを検出し、前記バーコード読取装置が
前記保持部からはずされたことを検出したとき、前記認
識機能を有効とすることを特徴とする。
【0019】請求項7によれば、前記バーコード読取装
置が保持部からはずされたことを検出したとき、認識機
能を有効とすることによりバーコード読取装置を手持ち
にすると自動的に上記の認識機能が有効となり、操作性
を向上させることができる。請求項8は、 前記バーコ
ード読取装置により読み取られたバーコードが特定のバ
ーコードのとき前記認識機能を有効にすることを特徴と
する。
【0020】請求項8によれば、バーコード読取装置に
より読み取られたバーコードが特定のバーコードのとき
認識機能を有効にすることにより、上記認識機能を有効
とするための操作が不要となる。請求項9は、前記バー
コード読取装置により読み取られたバーコードと予め記
憶された特定のバーコードパターンとを比較し、前記バ
ーコード読取装置により読み取られたバーコードと予め
記憶された特定のバーコードパターンとが一致したとき
に前記認識機能を有効にすることを特徴とする。
【0021】請求項9によれば、バーコード読取装置で
読み取られたバーコードが記憶された特定のバーコード
パターンと一致したときに上記認識機能を実行すべきバ
ーコード情報であると判断することにより、予め記憶さ
せておいたバーコード情報で上記認識機能を実行でき
る。
【0022】請求項10は、前記バーコード読取装置で
読み取られたバーコードのうち最小のバー幅と読み取ら
れるべきバーコードの最小の基準バー幅とを比較し、前
記読み取られたバー幅が基準バー幅より大きいときに前
記バーコード読取手段で読み取ったバーコードを有効と
することを特徴とする。
【0023】請求項10によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードのうち基本となる基本バー幅
が予め設定された設定バー幅より大きいときに読み取っ
たバーコードを有効とすることにより、バーコード読取
装置とバーコードとの距離が所定の距離となったときに
読み取ったバーコードが有効と判断されるため、必要と
するバーコードのみを有効にできる。
【0024】請求項11は、前記バーコード読取装置で
読み取られたバーコードと前記特定のバーコードとを比
較し、前記バーコード読取装置で読み取られたバーコー
ドと前記特定のバーコードとが一致したときには、複数
のバーコードから1つのバーコードを生成する分割読取
機能を無効とすることを特徴とする。
【0025】請求項11によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードがバーコード記憶手段に記憶
されている特定のバーコードパターンを同一のときに
は、分割読取機能を無効とすることにより、複数の走査
を合成して得られたバーコードは無効とされ、一方向の
走査で得られたバーコードが有効とされるため、バーコ
ードを合成する処理が不要となり、確実、かつ、高速に
必要とするバーコードが得られる。
【0026】請求項12は、バーコードを読み取るバー
コード読取装置において、前記バーコードを走査する走
査光を発生する光源と、前記バーコードからの反射光を
検知する検知手段と、前記バーコード読取装置と前記バ
ーコードとが相対的に移動しているか否かを判別する判
別手段と、前記判別手段により前記バーコード読取装置
と前記検知手段により検知されたバーコードとが相対的
に移動していると判断されたときには前記検知手段によ
り検知されたバーコードを無効とし、前記判別手段によ
り前記バーコード読取装置と前記検知手段により検知さ
れたバーコードとが相対的に停止していると判断された
ときには前記検知手段により検知されたバーコードを有
効する制御手段を有することを特徴とする。
【0027】請求項12によれば、バーコード読取装置
を移動させているときに読み取られたバーコードは無効
とされ、バーコード読取装置が停止したときに読み取ら
れたバーコードは有効とすることにより読み取るべきバ
ーコードの位置でバーコード読取装置を停止するだけで
読取深度を低下させることなく必要とするバーコードを
読み取ることができる。
【0028】請求項13は、前記判別手段を読み取られ
た複数のバーコード情報が同一であるときに、前記バー
コード読取装置が停止中であるとと判断する構成として
なる。請求項13によれば、バーコード読取装置により
読み取られた複数のバーコード情報が同一であるときに
は、バーコード読取装置に対するバーコードの相対的な
位置が一定であると判断できるため、バーコード読取装
置が停止中であるとと判断でき、したがって、必要とす
るバーコードリーダだけを確実に読み取ることができ
る。
【0029】請求項14は、前記判別手段を読み取られ
た複数のバーコード情報の読取間隔が整数倍の関係にあ
るときに、前記バーコード読取装置が停止中であるとと
判断する構成としてなる。請求項14によれば、バーコ
ード読取装置により読み取られた複数のバーコード情報
が整数倍の関係にあるときには、バーコード読取装置に
対するバーコードの相対的な位置が一定であると判断で
きるため、バーコード読取装置が停止中であるとと判断
でき、したがって、必要とするバーコードだけを確実に
読み取ることができる。
【0030】請求項15は、前記バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報の全てに共通す
る基本的なパターンを読み取り、該共通する基本的なパ
ターンが同一であったとき前記バーコード読取装置が停
止中であるとと判断することを特徴とする。
【0031】請求項15によれば、バーコード読取装置
により読み取られた複数のバーコード情報の全てに共通
する基本的なパターンを読み取り、共通する基本的なパ
ターンが一定回数とも同一であったときには、バーコー
ド読取装置に対するバーコードの相対的な位置が一定で
あると判断できるため、バーコード読取装置が停止中で
あるとと判断でき、したがって、必要とするバーコード
だけを確実に読み取ることができる。
【0032】請求項16は、前記判別手段を読み取られ
た複数のバーコード情報のそれぞれが読み取られた走査
位置とバーコードの読み取り位置との関係が同一である
とき前記バーコード読取装置が停止中であるとと判断す
る構成としてなる。請求項16によれば、バーコード読
取装置により読み取られた複数のバーコード情報のそれ
ぞれが読み取られた走査位置とバーコードの読み取り位
置との関係が同一であるときには、バーコード読取装置
に対するバーコードの相対的な位置が一定であると判断
できるため、バーコード読取装置が停止中であるとと判
断でき、したがって、必要とするバーコードだけを確実
に読み取ることができる。
【0033】請求項17は、前記判別手段を前記バーコ
ード読取装置を移動させている間に読み取られたバーコ
ードは無効とし、前記バーコード読取装置が停止したと
きに読み取られたバーコードを有効とする認識機能と、
前記認識機能を有効とするか否かを選択する選択手段と
を有する構成としてなる。
【0034】請求項17によれば、バーコード読取装置
を移動させている間に読み取られたバーコードは無効と
し、バーコード読取装置が停止したときに読み取られた
バーコードを有効とする認識機能を有効又は無効とする
選択機能を有することにより、必要に応じて上記の認識
機能を実行できる。
【0035】請求項18は、前記バーコード読取装置を
保持する保持部と、前記バーコード読取装置が前記保持
部からはずされたことを検出する検出手段とを有し、前
記判別手段を前記検出手段により前記バーコード読取装
置が前記保持部からはずされたことを検出したとき、前
記選択手段により前記認識機能を有効にする構成として
なる。
【0036】請求項18によれば、前記バーコード読取
装置が保持部からはずされたことを検出したとき、認識
機能を有効とすることによりバーコード読取装置を手持
ちにすると自動的に上記の認識機能が有効となり、操作
性を向上させることができる。
【0037】請求項19は、前記判別手段を前記バーコ
ード読取装置により読み取られたバーコードが特定のバ
ーコードのとき前記認識機能を有効にする構成としてな
る。請求項19によれば、バーコード読取装置により読
み取られたバーコードが特定のバーコードのとき認識機
能を有効にすることにより、上記認識機能を有効とする
ための操作が不要となる。
【0038】請求項20は、前記特定のバーコードパタ
ーンを記憶するバーコード記憶手段を有し、前記判別手
段を読み取られたバーコードが前記バーコード記憶手段
に記憶されたバーコードパターンのときに前記選択手段
により前記認識機能を有効にする構成としてなる。
【0039】請求項20によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードが記憶された特定のバーコー
ドパターンと一致したときに上記認識機能を実行すべき
バーコード情報であると判断することにより、予め記憶
させておいたバーコード情報で上記認識機能を実行でき
る。
【0040】請求項21は、前記判別手段を読み取られ
たバーコードのうち最小のバー幅と読み取られるべきバ
ーコードの最小の基準バー幅とを比較し、前記読み取ら
れたバー幅が基準バー幅より大きいときに読み取ったバ
ーコードを有効とする構成としてなる。
【0041】請求項21によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードのうち基本となる基本バー幅
が予め設定された設定バー幅より大きいときに読み取っ
たバーコードを有効とすることにより、バーコード読取
装置とバーコードとの距離が所定の距離となったときに
読み取ったバーコードが有効と判断されるため、必要と
するバーコードのみを有効にできる。
【0042】請求項22は、前記判別手段を読み取られ
たバーコードを組み合わせて1つのバーコードを生成す
る分割読取機能を有し、読み取られたバーコードが前記
バーコード記憶手段に記憶されているときには、前記分
割読取機能を無効とする構成としてなる。
【0043】請求項22によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードがバーコード記憶手段に記憶
されている特定のバーコードパターンを同一のときに
は、分割読取機能を無効とすることにより、複数の走査
を合成して得られたバーコードは無効とされ、一方向の
走査で得られたバーコードが有効とされるため、バーコ
ードを合成する処理が不要となり、確実、かつ、高速に
必要とするバーコードが得られる。
【0044】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。本実施例のバーコードリーダ1は、レ
ーザ式のバーコードリーダを構成しており、バーコード
にレーザ走査光を照射し、バーコードからの反射光を検
出することによりバーコードの読取を行うもので、バー
コードが貼付された商品のバーコードを読み取るときに
はバーコードリーダをスタンドなどに固定して商品をか
ざすだけの操作で読み取りを可能とし、バーコードが貼
付できない商品に対応して別紙に印刷されたバーコー
ド、バーコードリーダにかざすことができない商品に貼
付、あるいは別紙に印刷されたバーコードを読み取ると
きにはバーコードリーダをスタンドからはずし、手持ち
で別紙に印刷された商品に対応するバーコードあるいは
商品に貼付されたバーコードを読み取る。
【0045】図2に本発明の一実施例の外観図を示す。
図2(A)は正面図、図2(B)は側面図、図2(C)
は背面図を示す。本実施例のバーコードリーダ1はヘッ
ド部1aと手持ち部1bとを有し、手持ち部1bをホル
ダ等に保持することにより、固定して用いることができ
る。
【0046】ヘッド部1aにはレーザー光源、ポリゴン
ミラー、走査光を分割するミラー、光検出器が内蔵され
ている。ベッド部1aで生成されたレーザ走査光は読取
窓1cから出力される。固定使用時には商品に貼付され
たバーコードを読取窓1cにかざすように通過させるこ
とによりバーコードが読み取られる。
【0047】また、手持ち使用時にはバーコードが印刷
された用紙にバーコードリーダ1を近づけて読み取らせ
るべきバーコードが印刷された箇所に読取窓1cを近接
させることによりバーコードが読み取られる。図1に戻
って説明を続ける。
【0048】バーコードリーダ1は、レーザダイオード
(LD)2でレーザ光L1 を発生する。LD2で発生し
たレーザ光L1 はポリゴン3に照射される。ポリゴン3
はモータ4により回転されており、複数の反射面を有す
る。LD2から照射されたレーザ光L1 はポリゴン3に
より走査され、ミラーMに照射される。ミラーMは、複
数枚のミラーから構成されている。レーザ走査光L2
分割ミラーMにより反射され、読取窓5から外部に照射
される。
【0049】図3に本発明の一実施例の光学系の構成図
を示す。図3(A)は平面図、図3(B)は側面図を示
す。図3に示すようにレーザ光L1 はポリゴン3により
走査され、ミラーMに照査される。分割ミラーMはミラ
ーM1 、M2 、M3 よりなる三面鏡より構成されてい
る。ポリゴン3により走査されたレーザ走査光L2 は分
割ミラーMを構成する3枚のミラーM1 、M2 、M3
より反射されることにより3方向のビームB1、B2
3 に分割される。
【0050】分割ミラーMのポリゴン3により反射され
たレーザ走査光L2 が最初に照射する部分に光センサS
L が設けられていて、光センサSL によりレーザ走査光
2を検出することにより走査の開始を検出できる。ま
た、ポリゴン3を回転させるモータ4にはポリゴン3の
回転を検出するための回転センサ23が設けられてい
て、ポリゴン3の回転を検出できる。回転センサ23は
ポリゴン23又はモータ4の1回転に所定数のパルスを
発生する。
【0051】このため、光センサSL によりレーザ走査
光L2 を検出し、光センサSL によりレーザ走査光L2
を検出してからの回転センサ23に発生するパルス数を
カウントすることによりレーザ走査光L2 の走査位置を
検出することができ、レーザビームB1 、B2 、B3
どのレーザビームにより走査されたかを検出できる。
【0052】図4に本発明の一実施例の光学系のタイミ
ングチャートを示す。ポリゴン3の1つの反射面で反射
され走査されたレーザ光は、三面鏡M1 、M 2 、M3
より反射され、3方向の走査ビームB1 、B2 、B3
分割される。図4でポリゴン3の1つの反射面により反
射され、走査されたレーザ光L2 は期間Tm0の間に三面
鏡M1 、M2 、M3 に順次照査される。ポリゴン3によ
り走査されたレーザ光L2 は最初の期間TA0の間三面鏡
うちの1つのミラーM2 に照射され、反射されて図3に
示されるビームB2 を生成する。ポリゴン3により走査
されたレーザ光L2 は最初の期間TA0の次の期間TB0
間三面鏡うちの1つのミラーM1 に照射され、反射され
て図3に示されるビームB1 を生成する。ポリゴン3に
より走査されたレーザ光L2 は次の期間TBOの次の期間
C0の間三面鏡うちの1つのミラーM3 に照射され、反
射されて図3に示されるビームB3 を生成する。
【0053】このとき、ポリゴン3が一定の速度で回転
していれば、ビームB1 、B2 、B 3 が出射される期間
A0、TB0、TCOはポリゴン3の1つの反射面により走
査される期間Tm0の略1/3の期間になるように設定さ
れている。このため、光センサSL によりレーザ走査光
2 を検出してからの回転センサ23によりポリゴン3
の回転量を検出することにより3方向のビームB1 、B
2 、B3 のうちどのビームによりバーコードが読み取ら
れたかを検出できる。まお、出力される3方向のビーム
1 、B2 、B3 のうちビームB1 は0°ビームと呼ば
れ、通常バーコードを読み取る際にバーコードの延在方
向と同じ方向に走査されるビームで、バーコードを一気
貫通読取に最も適したビームである。
【0054】図1に戻って説明を続ける。バーコードリ
ーダ1から照射されたレーザ走査光L2 (B1 、B2
3 )は外部で商品6等に貼付されたバーコード6に照
射される。バーコード6はレーザ走査光L2 を反射する
部分と吸収する部分とがUPC(Universal Product Co
de;万国製品コード)、EAN(European Article Cod
e ;ヨーロッパ製品コード)、JAN(Japan Article
Number (code) ;日本共通商品(コード))等で規格化
された所定の配置で配列された構成とされている。
【0055】バーコード6に照射されたレーザ走査光L
2 はバーコード6で反射される。バーコード6で反射さ
れた反射光L3 は、読取窓5を介してフォトダイオード
(PD)8に入射される。PD8は反射光L3 に応じて
光電流を発生する。PD8で反射光L3 により発生した
光電流はアンプ9に供給される。アンプ9は反射光L3
に応じた光電流を増幅する。
【0056】アンプ9で増幅された反射光L3 に応じた
信号は、アナログ/ディジタル(A/D)変換器10に
供給される。A/D変換器10は、アンプ9から供給さ
れる反射光L3 に応じた信号レベルを基準レベルと比較
して、信号レベルが基準レベルより大きいときにハイレ
ベルとなり、信号レベルが基準レベルより小さいときに
ローレベルとなるパルスに変換して、バー幅カウンタ1
1に供給する。バー幅カウンタ11にはA/D変換器1
0から反射光L3 に応じたパルスが供給されると共に、
クロック発生回路12からクロックが供給される。
【0057】バー幅カウンタ11は、A/D変換器10
から供給される反射光L3 に応じたパルスのローレベル
及びハイレベルのパルス幅をクロック発生回路12から
供給されるクロックによりカウントして、ローレベルの
パルス幅に応じたカウント値及びハイレベルのパルス幅
に応じたカウント値を測定する。バー幅カウンタ11で
測定されたカウント値はダイレクトメモリアクセス制御
回路(DMAC;Direct Memory Access Conntroller)
13を介してRAM(Random Access Memory)に格納さ
れる。
【0058】RAM14はバス15を介してCPU16
に接続されている。RAM14に格納された読み取った
バーコード6のパターンに応じたカウント値はCPU1
6に供給される。CPU16では後述するようなコード
を認識するための認識処理を行う。CPU16で認識さ
れたコードはインタフェース回路17及びインタフェー
スケーブル18を介してPOSシステム19に供給され
る。
【0059】バス15にはRAM14、CPU16、イ
ンタフェース回路17の他に、タイマ20、不揮発性メ
モリ21、入出力ポート22が接続されており、CPU
16は後述するようにタイマ20、不揮発性メモリ2
1、入出力ポート22に供給される信号によりバーコー
ド6の認識を制御する。
【0060】入出力ポート22にはポリゴン3の回転位
置を検出する回転センサ23、手持操作を認識させるス
イッチ24、認識動作の状態を表示する発光ダイオード
(LED)25、コード認識の可否を知らせるブザー2
6が接続され、CPU16による認識制御動作に応じて
制御される。
【0061】CPU16で制御される読取動作として
は、通常読取モードと静止検出読取モードとがある。通
常読取モードはRAM14に格納された復調データをそ
のまま読み取りデータとして認識し、インタフェース回
路17、インタフェースケーブル18を介してPOSシ
ステム19に送信するモードである。
【0062】また、静止検出読取モードはRAM14に
格納された復調データによりバーコードとの相対位置が
静止状態となったときの復調データを読み取りデータと
して認識する、すなわち、バーコードとバーコードリー
ダとが相対的に移動している場合には読み取ったデータ
を無効とするモードである。
【0063】不揮発性メモリ21には、静止検出読取モ
ードを実施すべきデータが格納されている。不揮発性メ
モリ21へのデータの格納は運用前にCPU16をデー
タ書き込みモードに設定し、通常読取モードでは静止検
出読取モードを実施すべきデータのバーコードを読み取
ることにより格納される。このとき、データ書き込みモ
ードへの移行は例えば、バーコードリーダに設けられた
ディップスイッチDSを切り替えることにより行われ
る。また、データ書き込みモードに移行するデータをバ
ーコード化したモード移行用バーコードを作成してお
き、このモード移行用バーコードをバーコードリーダに
読み込ませることによりCPU16にデータ書き込みモ
ードへの移行を認識させ、データ書き込みモードに移行
させ、特定パターンデータを読み込ませる構成とするこ
ともできる。
【0064】また、運用前にPOSシステム19からイ
ンタフェースケーブル18、インタフェース回路17を
介して入力することもできる。なお、不揮発性メモリ2
1で構成することにより、電源などを切断した場合でも
特定パターンデータを保存できる。
【0065】また、バーコードリーダ1には、ディップ
スイッチDSが設けられいる。ディップスイッチDSを
切り替えることにより、バーコードを読み取る読取モー
ドと静止読取モードに移行するデータを決定する特定デ
ータを不揮発性メモリ21に格納する特定データ読取モ
ードとの切り替えが行われる。
【0066】次にCPU16の動作を説明する。図5に
本発明の一実施例のCPUの動作フローチャートを示
す。CPU16はレーザ走査光L2 の走査位置を回転セ
ンサ23からの回転パルス信号に応じて検出する(ステ
ップS1−1)。
【0067】次に、バーコード6が復調され、RAM1
4に格納されたか否かを検出する(ステップS1−
2)。ステップS1−2で、バーコードが復調され、そ
の復調データがRAM14内に格納されると、次に、不
揮発性メモリ21に予め格納された特定パターンのデー
タを検索する(ステップS1−3)。不揮発性メモリ2
1に予め格納されている特定パターンデータは静止読取
モードに移行する前に予め不揮発性メモリ21に読み取
らせたものである。
【0068】なお、特定データの読取は、バーコードリ
ーダ1を特定データ読取モードに設定することにより可
能とされる。特定データの読取モードはバーコードリー
ダ1に設けられたディップスイッチ(DIP−SW)D
Sの切り替えにより、通常読取及び静止読取と静止読取
時に用いられる特定データを読み込むための特定データ
読取モードとの切り替えを行っても良い。
【0069】特定データ読取モードでは読み取られたデ
ータが不揮発性メモリ21に特定データとして記憶され
るとともに、読取時に基本バー幅Eが検出され、設定基
本バー幅Eとして記憶される。ステップ1−3は特定パ
ターンデータが不揮発性メモリ21に読み取られたか否
かを判別するための処理である。
【0070】ステップS1−3の検索結果、不揮発性メ
モリ21内にRAM14に格納された復調データと同一
のものがあるときには、RAM14に格納された復調デ
ータは静止検出読取モードで読み取るべきデータである
と判断できるため、静止検出読取モードが実行され、デ
ータも読取が実行され、不揮発性メモリ21内にRAM
14に格納された復調データと同一のものがないときに
は、RAM14に格納された復調データは通常読取モー
ドで読み取るべきデータであると判断できるため、読み
取られた復調データをそのまま読み取りデータと認識し
てインタフェース回路17、インタフェースケーブル1
8を介してPOSシステム19に供給する通常読取モー
ドで処理される(ステップS1−4、S1−5)。
【0071】ステップS1−1〜S1−5が実施される
ときにはLED25は消灯され、LED25はステップ
S1−6以降に進むと点灯される。すなわち、通常読取
モードのステップS1−1〜S1−5が実施されている
ときは、消灯し、ステップS1−6以降の静止検出読取
モードでは点灯する。
【0072】したがって、LED25の点灯により静止
検出読取モードを認識することができる。ステップS1
−4で、復調データと同一のデータが不揮発性メモリ2
1内に存在すれば、次に、ステップS1−1で検出され
たレーザ走査光L2 の走査方向が矢印B方向(0°ビー
ム)、すなわち、一回の走査でバーコードの読取が可能
な方向であるあか否かを判断する(ステップS1−
6)。なお、走査位置の判断は前述したように光センサ
L 及び回転センサ23によりモータ4又はポリゴン3
の回転位置を判別することにより行われる。
【0073】ステップS1−6で、レーザ走査光L2
走査方向が矢印B方向(0°ビーム)以外の走査方向の
ときに読み取られた復調データであるときには、RAM
14内に格納された復調データを廃棄し、RAM14を
初期化する(ステップS1−7)。
【0074】ステップS1−6で、読み取られた復調デ
ータが矢印B方向(0°ビーム)に走査されたレーザ走
査光L2 により読み取られたときには、次に、復調デー
タが分割読取を必要とするか否かの判断を行う(ステッ
プS1−8)。図6に分割読取を説明するための図を示
す。
【0075】分割読取はバーコードを複数のビーム
2 、b3 、b4 、b5 で読み取ったバーコードを組み
合わせて1つのバーコードデータを作成することをい
う。例えば、図6でビームb2 が走査され、ビームb2
により読取可能なバーコードのブロックGB、CHR1
〜4、CBを復調し、ビームb4 又はb5 が走査され、
ビームb4 又はb5 により走査可能なバーコードのブロ
ックCHR4、CB、CHR5〜8、GBを復調し、ビ
ームb2 で復調されたブロックGB、CHR1〜4、C
B及びビームb4 又はb5 により復調されたブロックC
HR4、CB、CHR5〜8、GBから1つのバーコー
ドを構成するブロックGB、CHR1〜4、CB、CH
R5〜8、GBを復元する。以上のように分割して読み
取られたブロックから1つのバーコードを読み取り復調
することを分割読取という。
【0076】なお、図6でビームb1 はバーコードの全
てのブロックGB、CHR1〜4、CB、CHR5〜
8、GBを貫通して読取が行われるため、ビームb1
より読み取られることは分割読取とはいわず、一気貫通
といわれる。図5に戻って説明を続ける。
【0077】ステップS1−8で、復調データが分割読
取を必要とする状態のときには、静止読取モードのとき
には1走査でバーコードが完全に走査されたもののみを
有効とすることになっていいるので、RAM14内に格
納された復調データは無効とし、RAM14に格納され
た復調データを廃棄し、RAM14を初期化する(ステ
ップS1−7)。
【0078】また、ステップS1−8で、RAM14に
格納された復調データが分割読取を必要としないときに
は、次に、タイマ20を起動すると共に、CPU16の
レジスタCに読み取った復調データの基本バー幅を格納
し、レジスタDに回転センサ23から復調時点までの時
間を格納し、レジスタAに読み取った復調データを格納
する(ステップS1−9)。
【0079】ここで、復調データの基本バー幅は、例え
ば、UPCバーコードの場合、バーコードに向かって左
側の最初のキャラクタ(ガードバーの次)から右側のキ
ャラクタ(ガードバーの手前)までの長さとする。ただ
し、基本バー幅はこれに限られるものではなない。
【0080】次に、タイマ20が起動してから同一の復
調データを得るのに充分な時間である300msec経
過したか否かを検出する(ステップS1−10)。ステ
ップS1−10で、300msec以内であれば、次
に、バーコード読取を行っているビームがビームB
1 (0°ビーム)、すなわち、一気貫通に適したビーム
であるあか否かを判断する(ステップS1−11、S1
−12)。ステップS1−12で、ビームがビームB1
(0°ビーム)のときにレーザーダイオードLD2から
レーザ光を出力する(ステップS1−13)。また、ス
テップS1−12で、ビームがビームB1 (0°ビー
ム)以外のビームB2 、B3 ときには、レーザーダイオ
ードLD2をオフしてレーザ光の出力を停止する(ステ
ップS1−14)。ステップS1−10で設定された時
間300msecはこれに限られるものではなく、誤差
を見込んで大きめの値に設定しても良い。
【0081】なお、ステップS1−13、S1−14で
は、ビームがビームB1 の出力タイミングのときにレー
ザーダイオードLD2を点灯させ、ビームB2 、B3
ときに消灯させたが、他に、例えば、CPU16による
データの復調処理をビームがビームB1 の出力タイミン
グのときに動作させ、ビームB2 、B3 のときに停止さ
せる制御動作も考えられる。
【0082】ステップS1−11、S1−12、S1−
13、S1−14により静止検出読取モードで読み取り
を行うタイミングでのみLD2を発光させることによ
り、消費電力を低減できると共に、不要なバーコードの
読取を防止できる。ステップS1−12で、レーザ光が
発光されたとき、出力されたレーザ走査光L2 によりバ
ーコードが復調されたか否かが判断される(ステップS
1−15)。ステップS1−15で、復調データが得ら
れた場合には、次に、光センサSLでレーザ走査光L2
が検出されてから回転センサ23からの時間を計測し、
復調データが得られるまでのまでの時間を計測する(ス
テップS1−16)。
【0083】次に、得られた復調データが分割読取を必
要とするか否かを判断する(ステップS1−17)。ス
テップS1−17で、分割読取が必要なときには復調デ
ータは破棄され、次の読取タイミングを待つ(ステップ
S1−18)。
【0084】また、ステップS1−17で、分割読取が
不要、すなわち、一回の走査で読取が行われた復調デー
タであると判断された場合には、次に、RAM14に格
納された復調データがレジスタAに格納された復調デー
タを同一であるか否かを判断する(ステップS1−1
9)。ステップS1−19で、RAM14に格納された
復調データがレジスタAに格納された復調データとは異
なるときにはバーコードリーダ1が移動していると判断
できるため、初期化してステップS1−1に戻る(ステ
ップS1−7)。
【0085】また、ステップS1−19で、RAM14
に格納された復調データがレジスタAに格納された復調
データと同一のときには、バーコードリーダ1が停止し
て読み取るべきバーコードにレーザ走査光L2 が照射さ
れていると判断できる。ステップS1−19で、RAM
14に格納された復調データがレジスタAに格納された
復調データと同一のときには、バーコードリーダ1が停
止して読み取るべきバーコードにレーザ走査光L2 が照
射されていると判断されると、次に、RAM14に格納
された復調データから今回読み取られたバーコードの基
本バー幅をレジスタCに格納された初回に読み取られた
バーコードの基本バー幅と比較して、一致するか否かを
判断する(ステップS1−20)。
【0086】ステップS1−20で、RAM14に格納
された復調データから今回読み取られたバーコードの基
本バー幅とレジスタCに格納された初回に読み取られた
バーコードの基本バー幅とが不一致のとき、すなわち、
検出されたバーコードの大きさが異なり、バーコードリ
ーダとバーコードとの距離が近接又は離間しているとき
には、バーコードリーダ1がバーコードリーダとバーコ
ードと相対位置が近接又は離間する方向に移動している
状態であると判断できるため、初期化してステップS1
−1に戻る(ステップS1−7)。
【0087】ステップS1−20で、RAM14に格納
された復調データから今回読み取られたバーコードの基
本バー幅とレジスタCに格納された初回に読み取られた
バーコードの基本バー幅とが一致するときには、バーコ
ードリーダ1が停止して読み取るべきバーコードにレー
ザ走査光L2 が照射されていると判断できる。
【0088】ステップS1−20で、バーコードリーダ
1が停止して読み取るべきバーコードにレーザ走査光L
2 が照射されていると判断されると、次に、ステップS
1−16で計測した時間をステップS1−9で、レジス
タDに格納された初回のときの計測時間と比較して、一
致するか否かを判断する(ステップS1−21)。
【0089】図7にステップS1−21の判定動作説明
図を示す。図7(A)はセンサSLの出力波形図、図7
(B)はビームB1 、B2 、B3 のタイミング、図7
(C)は復調データD1 のタイミングを示す。図4で説
明したように期間Tm0、Tm1、Tm2でビームB1
2 、B3 の順に走査が繰り返される。図7で復調デー
タD1 がビームB1 で得られたとすると、バーコードと
バーコードリーダとの相対位置が静止状態であれば、復
調データD 1 は次に期間Tm1のビームB1 が出力される
タイミングTB1で得られることになるため、復調データ
1 は所定の周期で読み取られることになる。このた
め、復調データD1 がはじめに読み取られてから、次に
読み取られるまでの時間を光センサSL 、及び、回転セ
ンサ23を用いて計測し、計測した時間がモータ4の回
転速度から予測される時間(13.3msec)であれ
ば、バーコードとバーコードリーダとの相対位置が静止
状態であると判断できる。
【0090】ステップS1−21で、計測時間が相違し
ていれば、異なるビームでデータが復調されたと判断で
き、バーコードリーダ1が移動している途中であると判
断できる。このため、初期化してステップS1−1に戻
る(ステップS1−7)。また、ステップS1−21
で、計測時間が一致していれば、レーザ走査光L2がバ
ーコードの同一の位置を走査していると判断でき、バー
コードリーダ1がバーコードに対して停止していると判
断できる。ステップS1−21で、バーコードリーダ1
がバーコードに対して停止していると判断された場合に
は、次に、復調回数Bに1を加算し、ステップS1−1
0に戻る(ステップS1−22)。
【0091】ステップS1−10で、バーコードリーダ
1が停止したと判断できる予め設定された時間、例え
ば、300msecが経過すると、次に、ステップS1
−22でカウントされた復調回数Bがバーコードリーダ
1をバーコードに対して300msec停止させたとき
に復調可能な所定回数、例えば、5回より大きいか否か
を判断する(ステップS1−23)。
【0092】ステップS1−23で、復調回数Bが所定
回数5回より大きいときには、バーコードリーダ1がバ
ーコードに対して停止された状態であると判断できるた
め、このとき、レジスタA又はRAM14に格納された
復調データを読み取りデータとして認識し、数値化等の
処理を施して、インタフェース回路17、インタフェー
スケーブル18を介してPOSシステム19に送信する
(ステップS1−5)。
【0093】また、ステップS1−23で、復調回数B
が所定回数5回以下のときには、バーコードリーダ1が
バーコードに対して移動している状態であると判断でき
るため、初期化してステップS1−1に戻る(ステップ
S1−7)。以上のように、本実施例によれば、不揮発
性メモリ21に手持ちで読み込まれるバーコードの復調
データを予め格納しておき、読み込まれたバーコードの
復調データが不揮発性メモリ21に格納されたデータで
あれば、静止検出読取モードを適用することにより、特
別な操作なしに静止検出読取モードでバーコードを読み
取れる。
【0094】また、静止検出読取モードでは、バーコー
ドに接近させて読み取るという手持時のバーコードの読
取の特徴に対応してレーザ走査光L2 の走査方向を0°
ビームだけが出力されるように構成することにより、省
電力化、レーザダイオードの長寿命化及び不要のデータ
の読み込みの防止を実現している。
【0095】また、静止検出読取モードでは、復調デー
タが前回復調データと比較して一致するか否かを検出し
一致回数が所定の回数連続したときに、バーコードリー
ダ1が停止していることを検出し、停止時のバーコード
の復調データを読み取ることにより読み取るべきバーコ
ードを確実に認識できる構成としている。
【0096】また、復調データの一致のみならず基本バ
ー幅の一致により、バーコードリーダとバーコードとの
距離である読取高さを検出し、読取高さが先に検出され
た読取距離より小さい位置のときにすなわち、バーコー
ドリーダ1がバーコードに接近しているときにバーコー
ドを認識する構成とし、必要とするバーコードだけをよ
り正確に読み取ることができるようにしている。
【0097】さらに、静止検出読取モードで、回転セン
サ23によりレーザ走査光L2 の走査位置を検出できる
構成とし、基準となる位置からバーコードが読み取られ
るまでの時間を計測し、バーコードリーダ1に対するバ
ーコードの傾きを検出し、ユーザの読取意志を確認でき
るようにしている。
【0098】このように、復調データ、基本バー幅、走
査時間、復調回数などの複数の要素を組み合わせること
により、読取深度を浅くすることなく必要をするバーコ
ードだけを読み取ることができる。なお、このとき、基
本バー幅、走査時間等は誤差を見込んで判定を行っても
良い。
【0099】なお、本実施例では、特定の復調データを
得たときに、静止検出読取モードを実行する構成とした
が、静止検出読取モードの選択はこれに限られるもので
はなく、例えば、スイッチ23を押圧したときに静止検
出読取モードが選択される構成とすることも可能であ
る。
【0100】また、スイッチ23も押しボタンスイッチ
に限ることはなく、フォトインタラプタを用い、手持ち
にしたときに自動的に静止検出読取モードが選択される
構成も考えられる。図8に本発明の一実施例のスイッチ
の変形例の構成図を示す。
【0101】本変形例のスイッチ23は、フォトインタ
ラプタ23a、及び、バーコードリーダ1が保持される
ホルダ23bにより実現される。すなわち、バーコード
リーダ1をホルダ23bに保持して、固定型のバーコー
ドリーダとして使用するときには、フォトインタラプタ
23aの発光ダイオード23cとフォトトランジスタ2
3dとの間にホルダ23bに形成された突起23eが挿
入され、発光ダイオード23cからフォトトランジスタ
23dに光が供給されず、フォトトランジスタ23dは
オフとなり、ハイレベルとなる。また、バーコードリー
ダ1をホルダ23bから外して、手持式のバーコードリ
ーダとして使用するときには、フォトインタラプタ23
aの発光ダイオード23cとフォトトランジスタ23d
との間には障害物が排除され発光ダイオード23cから
フォトトランジスタ23dに光が供給され、フォトトラ
ンジスタ23dがオンして、出力はローレベルとなる。
【0102】フォトインタラプタ23aの出力を入出力
ポート22に供給し、CPU16ににフォトインタラプ
タ23aからハイレベル信号が供給されたときには、C
PU16は通常読取モードを実行し、CPU16にフォ
トインタラプタ23aからローレベル信号が供給された
ときには、CPU16は静止検出読取モードを実行する
ことにより実現できる。
【0103】さらに、タイマ20を起動して、静止検出
読取モードが選択されてから手持ちによるバーコードの
読取が終了するのに必要と思われる所定の時間、例え
ば、2秒間だけ静止検出読取モードとすることもでき
る。なお、本実施例では、図5に示す処理を全てバーコ
ードリーダ1内で実施しているが、図5に示す機能の全
てあるいは一部をPOSターミナル9側で処理するよう
にすることも考えられる。このような構成とすることに
より、バーコードリーダ側の処理を低減でき、構成を簡
略化できる。
【0104】例えば、本実施例ではバーコードリーダ内
に不揮発性メモリを設け、この不揮発性メモリに特定パ
ターンデータを運用前に予め格納しておき、復調データ
が静止読取モードで読み取るか否かの判断を行っている
が、特定パターンデータをPOSターミナル9側に記憶
させておき、運用前にPOSターミナル9側から特定パ
ターンデータを伝送し、不揮発性メモリ21に格納する
ことも可能である。このとき、電源などの投入の毎にP
OSターミナル9側から特定パターンデータの転送を行
う構成とすることにより、バーコードリーダに内蔵する
特定パターンデータ格納用のメモリは不揮発性とする必
要がなくなる。
【0105】また、使用形態がチェーン店等の場合に
は、特定パターンデータを各店舗のPOSターミナル1
9から供給するのではなく、POSターミナル19のさ
らに上位の処理装置から転送して、運用する構成も考え
られる。このような構成とすることにより各店舗で特定
パターンデータを読み込む必要がなくなり、一括して読
み込ませることができる。
【0106】なお、本実施例ではステップS1−20で
は単に復調されたバーコードの基本バー幅が先のバーコ
ードの基本バー幅と一致しているときに読み取るべきバ
ーコードと認識しているが、バーコードリーダ1から出
力されるレーザ光L2 は一点から出力されたレーザ光L
1 をポリゴン、ミラーなどを用いて扇状に走査するた
め、バーコードリーダ1の読取窓5からの距離に比例し
て走査速度が大きくなる特性があり、この特性を利用し
て、基本バー幅の大きさが所定の値より大きいときに読
み取るべきバーコードとすることにより読み取るべきバ
ーコードの認識を確実に行うことができる。
【0107】図9に本発明の一実施例の第1変形例の要
部の動作フローチャートを示す。同図中、図5と同一手
順には同一符号を付し、その説明は省略する。本変形例
では不揮発性メモリ21にバーコード7を読み取るとき
のバーコードリーダ1の読取窓5とバーコード7との距
離において読み取られたバーコードの基本バー幅Eが格
納されている。
【0108】図9の動作フローチャートは図5のステッ
プS1ー19とステップS1−20との間が異なる。本
変形例では、ステップS1−19で復調データが先のデ
ータと一致したとき、まず、ステップS1−9で演算さ
れ、格納された基本バー幅Cを読み出し、不揮発性メモ
リ21に格納された基本バー幅Eを読み出す(ステップ
S2−1)。
【0109】次に、読み出込まれたバーコード7の基本
バー幅Cと予め不揮発性メモリ21に読み込まれていた
基本バー幅Eとを比較する(ステップS2−2)。ステ
ップS2−2で、読み出込まれたバーコード7の基本バ
ー幅Cが予め不揮発性メモリ21に読み込まれていた基
本バー幅Eより大きければ(C>E)、レーザ光L2
走査速度が速く、バーコードの読取幅が狭いと判断でき
るので、バーコードリーダ1の読取窓5がバーコードに
予め設定された距離より遠くに位置すると判断できるた
め、ステップS1−7に戻ってメモリ14が初期化さ
れ、復調バーコードは廃棄される。
【0110】また、ステップS2−2で、読み出込まれ
たバーコード7の基本バー幅Cが予め不揮発性メモリ2
1に読み込まれていた基本バー幅Eより小さければ(C
≦E)、レーザ光L2 の走査速度が所定の走査速度とな
り、バーコードリーダ1の読取窓5がバーコードに予め
設定された距離より近接した位置にあり、近接したバー
コードを読み取る意志があると判断できるため、次のス
テップS1−20に移行する。
【0111】なお、本変形例では、読み出込まれたバー
コード7の基本バー幅Cを予め不揮発性メモリ21に読
み込まれていた基本バー幅Eとそのまま比較したが、ス
テップS2−1で不揮発性メモリ21から読み出された
基本バー幅E0 に定数Rをかけて必要に応じて比較する
基本バー幅の値E=E0 ×Rというように異ならせるこ
とができる。例えば、E=E0 ×0.7に設定すること
により、基本バー幅Eの値を低下させることができるた
め、基本バー幅E=E0 のときより、遠い位置でのバー
コードの読取が可能となる。
【0112】基本バー幅Eの登録時に登録基本バー幅E
=E0 ×0.7に設定することにより、遠い位置でのバ
ーコードの読取を可能とし、バーコードの読取位置に幅
を持たせることができる。また、本実施例では、ステッ
プS1−3、S1−4の特定データの検出は、不揮発性
メモリ21に予め格納されたバーコードと一致するとき
に特定データとしたが、これに限ることはなく、UPC
(Universal Product Code;万国製品コード)、EAN
(European Article Code ;ヨーロッパ製品コード)、
JAN(Japan Article Number (code) ;日本共通商品
(コード))のときは通常コード、それ以外の例えば、
C128、C39等のコードを特定コードとして設定し
ておき、C128、C39等のコードの特定コードのと
きに静止読取モードを実施する構成としても良い。
【0113】図10に本発明の一実施例の第2変形例の
動作フローチャートを示す。同図中、図5と同一処理手
順には同一符号を付しその説明は省略する。本変形例で
は、図5のステップS1−3、S1−4に代えて、ステ
ップS1−2でバーコードが復調されると、復調された
バーコードがUPC(Universal Product Code;万国製
品コード)、EAN(European Article Code ;ヨーロ
ッパ製品コード)、JAN(Japan Article Number (co
de) ;日本共通商品(コード))か、それ以外のバーコ
ードかを判断する手順(ステップS3−1)を設けてな
る。
【0114】ステップS3−1で、復調されたバーコー
ドがUPC(Universal Product Code;万国製品コー
ド)、EAN(European Article Code ;ヨーロッパ製
品コード)、JAN(Japan Article Number (code) ;
日本共通商品(コード))であれば、通常コードで静止
読取を行うべきコードではないと判別し、ステップS1
−5に移行し、復調バーコードを読み取り読取コードと
して認識する。
【0115】ステップS3−1で、復調されたバーコー
ドがUPC(Universal Product Code;万国製品コー
ド)、EAN(European Article Code ;ヨーロッパ製
品コード)、JAN(Japan Article Number (code) ;
日本共通商品(コード))以外のコード、例えば、C1
28、C39等の2値コードの場合には特定データとし
て認識し、ステップS1−6以下を実行する。
【0116】以上の本変形例によれば、コードの種類を
判別すれば良いので、不揮発性メモリ21内を全て検索
する必要がないのでCPU16の処理の負担を軽減でき
る。なお、本変形例は当然第1変形例に適用することも
できる。また、本変形例は一実施例の予め不揮発性メモ
リ21に格納されたデータを特定データとするものと組
み合わせて用いることもできる。
【0117】また、第2変形例では、復調されたバーコ
ードがUPC(Universal ProductCode;万国製品コー
ド)、EAN(European Article Code ;ヨーロッパ製
品コード)、JAN(Japan Article Number (code) ;
日本共通商品(コード))か、それ以外のコードである
かにより特定データの認識を行ったが、これに限ること
はなく、UPC(Universal Product Code;万国製品コ
ード)、EAN(European Article Code ;ヨーロッパ
製品コード)、JAN(Japan Article Number(code)
;日本共通商品(コード))に付与された国番号を示
すコードにより特定データの判別を行っても良い。
【0118】すなわち、UPC(Universal Product Co
de;万国製品コード)、EAN(European Article Cod
e ;ヨーロッパ製品コード)、JAN(Japan Article
Number (code) ;日本共通商品(コード))は先頭の2
桁が国番号を示すコードになっており、この国番号を示
すコードは例えば、’49’が日本、’50’が英国な
どに設定されており、’20’、及び、’02’はユー
ザが自由に使用できるコードとして設定されている。こ
の国番号が’20’又は’02’のときに特定データを
認識すれば良い。
【0119】図11に本発明の第3変形例の動作フロー
チャートを示す。同図中、図5と同一処理手順には同一
符号を付し、その説明は省略する。本変形例では、図5
のステップS1−3、S1−4に代えて、ステップS1
−2でバーコードが復調されると、復調されたバーコー
ドの先頭2桁の国番号を検出し、検出した国番号が’2
0’又は’02’のときに特定データと認識する手順
(ステップS4−1)を設けてなる。
【0120】ステップS4−1で、復調されたバーコー
ドが検出した国番号が’20’又は’02’以外の通常
の国番号であれば、静止読取を行うべきコードではない
通常コードと認識し、ステップS1−5に移行し、復調
バーコードを読み取り読取コードとして認識する。
【0121】ステップS3−1で、復調されたバーコー
ドが検出した国番号が’20’又は’02’であれば、
特定データとして認識し、ステップS1−6以下を実行
する。以上の本変形例によれば、先頭の2桁の国番号を
判別すれば良いので、不揮発性メモリ21内を全て検索
する必要がないのでCPU16の処理の負担を軽減でき
る。
【0122】また、本実施例では手持ち式のバーコード
リーダについて説明したが、これに限ることはなく、当
然定置式のバーコードリーダにも適応できることはいう
までもない。なお、本変形例は当然第1変形例に適用す
ることもできる。
【0123】また、本変形例は第2変形例と組み合わせ
て適用することもできる。すなわち、特定データを復調
されたバーコードがUPC(Universal Product Code;
万国製品コード)、EAN(European Article Code ;
ヨーロッパ製品コード)、JAN(Japan Article Numb
er (code) ;日本共通商品(コード))以外のバーコー
ドとUPC(Universal Product Code;万国製品コー
ド)、EAN(EuropeanArticle Code ;ヨーロッパ製
品コード)、JAN(Japan Article Number (code) ;
日本共通商品(コード))のうちの国番号が’20’又
は’02’のデータに設定することもでき、特定データ
の種類を増加させることができる。
【0124】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、バーコード読取装置を移動させているときに読み取
られたバーコードは無効とされ、バーコード読取装置が
停止したときに読み取られたバーコードは有効とするこ
とにより読み取るべきバーコードの位置でバーコード読
取装置を停止するだけで読取深度を低下させることなく
必要とするバーコードを読み取ることができる等の特長
を有する。
【0125】請求項2によれば、バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報が同一であると
きには、バーコード読取装置に対するバーコードの相対
的な位置が一定であると判断できるため、バーコード読
取装置が停止中であるとと判断でき、したがって、必要
とするバーコードリーダだけを確実に読み取ることがで
きる等の特長を有する。
【0126】請求項3によれば、バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報が整数倍の関係
にあるときには、バーコード読取装置に対するバーコー
ドの相対的な位置が一定であると判断できるため、バー
コード読取装置が停止中であるとと判断でき、したがっ
て、必要とするバーコードだけを確実に読み取ることが
できる等の特長を有する。
【0127】請求項4によれば、バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報の全てに共通す
る基本的なパターンを読み取り、共通する基本的なパタ
ーンが一定回数とも同一であったときには、バーコード
読取装置に対するバーコードの相対的な位置が一定であ
ると判断できるため、バーコード読取装置が停止中であ
るとと判断でき、したがって、必要とするバーコードだ
けを確実に読み取ることができる等の特長を有する。
【0128】請求項5によれば、バーコード読取装置に
より読み取られた複数のバーコード情報のそれぞれが読
み取られた走査位置とバーコードの読み取り位置との関
係が同一であるときには、バーコード読取装置に対する
バーコードの相対的な位置が一定であると判断できるた
め、バーコード読取装置が停止中であるとと判断でき、
したがって、必要とするバーコードだけを確実に読み取
ることができる等の特長を有する。
【0129】請求項6によれば、バーコード読取装置を
移動させている間に読み取られたバーコードは無効と
し、バーコード読取装置が停止したときに読み取られた
バーコードを有効とする認識機能を有効又は無効とする
選択機能を有することにより、必要に応じて上記の認識
機能を実行できる等の特長を有する。
【0130】請求項7によれば、前記バーコード読取装
置が保持部からはずされたことを検出したとき、認識機
能を有効とすることによりバーコード読取装置を手持ち
にすると自動的に上記の認識機能が有効となり、操作性
を向上させることができる等の特長を有する。
【0131】請求項8によれば、バーコード読取装置に
より読み取られたバーコードが特定のバーコードのとき
認識機能を有効にすることにより、上記認識機能を有効
とするための操作が不要となる等の特長を有する。請求
項9によれば、バーコード読取装置で読み取られたバー
コードが記憶された特定のバーコードパターンと一致し
たときに上記認識機能を実行すべきバーコード情報であ
ると判断することにより、予め記憶させておいたバーコ
ード情報で上記認識機能を実行できる等の特長を有す
る。
【0132】請求項10によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードのうち基本となる基本バー幅
が予め設定された設定バー幅より大きいときに読み取っ
たバーコードを有効とすることにより、バーコード読取
装置とバーコードとの距離が所定の距離となったときに
読み取ったバーコードが有効と判断されるため、必要と
するバーコードのみを有効にできる等の特長を有する。
【0133】請求項11によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードがバーコード記憶手段に記憶
されている特定のバーコードパターンを同一のときに
は、分割読取機能を無効とすることにより、複数の走査
を合成して得られたバーコードは無効とされ、一方向の
走査で得られたバーコードが有効とされるため、バーコ
ードを合成する処理が不要となり、確実、かつ、高速に
必要とするバーコードが得られる等の特長を有する。
【0134】請求項12によれば、バーコード読取装置
を移動させているときに読み取られたバーコードは無効
とされ、バーコード読取装置が停止したときに読み取ら
れたバーコードは有効とすることにより読み取るべきバ
ーコードの位置でバーコード読取装置を停止するだけで
読取深度を低下させることなく必要とするバーコードを
読み取ることができる等の特長を有する。
【0135】請求項13によれば、バーコード読取装置
により読み取られた複数のバーコード情報が同一である
ときには、バーコード読取装置に対するバーコードの相
対的な位置が一定であると判断できるため、バーコード
読取装置が停止中であるとと判断でき、したがって、必
要とするバーコードリーダだけを確実に読み取ることが
できる等の特長を有する。
【0136】請求項14によれば、バーコード読取装置
により読み取られた複数のバーコード情報が整数倍の関
係にあるときには、バーコード読取装置に対するバーコ
ードの相対的な位置が一定であると判断できるため、バ
ーコード読取装置が停止中であるとと判断でき、したが
って、必要とするバーコードだけを確実に読み取ること
ができる等の特長を有する。
【0137】請求項15によれば、バーコード読取装置
により読み取られた複数のバーコード情報の全てに共通
する基本的なパターンを読み取り、共通する基本的なパ
ターンが一定回数とも同一であったときには、バーコー
ド読取装置に対するバーコードの相対的な位置が一定で
あると判断できるため、バーコード読取装置が停止中で
あるとと判断でき、したがって、必要とするバーコード
だけを確実に読み取ることができる等の特長を有する。
【0138】請求項16によれば、バーコード読取装置
により読み取られた複数のバーコード情報のそれぞれが
読み取られた走査位置とバーコードの読み取り位置との
関係が同一であるときには、バーコード読取装置に対す
るバーコードの相対的な位置が一定であると判断できる
ため、バーコード読取装置が停止中であるとと判断で
き、したがって、必要とするバーコードだけを確実に読
み取ることができる等の特長を有する。
【0139】請求項17によれば、バーコード読取装置
を移動させている間に読み取られたバーコードは無効と
し、バーコード読取装置が停止したときに読み取られた
バーコードを有効とする認識機能を有効又は無効とする
選択機能を有することにより、必要に応じて上記の認識
機能を実行できる等の特長を有する。
【0140】請求項18によれば、前記バーコード読取
装置が保持部からはずされたことを検出したとき、認識
機能を有効とすることによりバーコード読取装置を手持
ちにすると自動的に上記の認識機能が有効となり、操作
性を向上させることができる。
【0141】請求項19によれば、バーコード読取装置
により読み取られたバーコードが特定のバーコードのと
き認識機能を有効にすることにより、上記認識機能を有
効とするための操作が不要となる等の特長を有する。請
求項20によれば、バーコード読取装置で読み取られた
バーコードが記憶された特定のバーコードパターンと一
致したときに上記認識機能を実行すべきバーコード情報
であると判断することにより、予め記憶させておいたバ
ーコード情報で上記認識機能を実行できる。
【0142】請求項21によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードのうち基本となる基本バー幅
が予め設定された設定バー幅より大きいときに読み取っ
たバーコードを有効とすることにより、バーコード読取
装置とバーコードとの距離が所定の距離となったときに
読み取ったバーコードが有効と判断されるため、必要と
するバーコードのみを有効にできる等の特長を有する。
【0143】請求項22によれば、バーコード読取装置
で読み取られたバーコードがバーコード記憶手段に記憶
されている特定のバーコードパターンを同一のときに
は、分割読取機能を無効とすることにより、複数の走査
を合成して得られたバーコードは無効とされ、一方向の
走査で得られたバーコードが有効とされるため、バーコ
ードを合成する処理が不要となり、確実、かつ、高速に
必要とするバーコードが得られる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の外観図である。
【図3】本発明の一実施例の光学系の構成図である。
【図4】本発明の一実施例の光学系の動作タイミングチ
ャートである。
【図5】本発明の一実施例のCPUの動作フローチャー
トである。
【図6】分割読取を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施例のバーコード測定時間判定動
作を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例のスイッチの変形例の構成図
である。
【図9】本発明の一実施例の第1変形例の動作フローチ
ャートである。
【図10】本発明の一実施例の第2変形例の動作フロー
チャートである。
【図11】本発明の一実施例の第3変形例の動作フロー
チャートである。
【符号の説明】
1 バーコードリーダ 2 レーザダイオード 3 ポリゴン 4 モータ 5 読取窓 6 商品 7 バーコード 8 フォトダイオード 9 アンプ 10 A/D変換器 11 バー幅カウンタ 12 クロック発生回路 13 DMAC 14 RAM 15 バス 16 CPU 17 インタフェース回路 18 インタフェースケーブル 19 POSシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岩口 功 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 川合 弘晃 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10 G06K 7/00 G06K 9/58

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光をバーコードに照射し、該走査光
    の該バーコードからの反射光をバーコード読取装置によ
    り受光することによりバーコードの読取を行い、 前記バーコードと前記バーコード読取装置とが相対的に
    移動しているか否かを判定し、 前記バーコードと前記バーコード読取装置とが相対的に
    移動していると判定された場合には読み取られたバーコ
    ードは無効とし、 前記バーコードと前記バーコード読取装置とが相対的に
    停止していると判定された場合には読み取られたバーコ
    ードを有効とすることを特徴とするバーコード読取方
    法。
  2. 【請求項2】 前記バーコード読取装置により読み取ら
    れた複数のバーコード情報が同一であるときに、前記バ
    ーコード読取装置が停止中であるとと判断することを特
    徴とする請求項1記載のバーコード読取方法。
  3. 【請求項3】 前記バーコード読取装置により読み取ら
    れた複数のバーコード情報の読取間隔が整数倍の関係に
    あるときに、前記バーコード読取装置が停止中であると
    と判断することを特徴とする請求項1又は2記載のバー
    コード読取方法。
  4. 【請求項4】 前記バーコード読取装置により読み取ら
    れた複数のバーコード情報の全てに共通する基本的なパ
    ターンを読み取り、該共通する基本的なパターンが同一
    であったとき前記バーコード読取装置が停止中であると
    判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
    項記載のバーコード読取方法。
  5. 【請求項5】 前記バーコード読取装置により読み取ら
    れた複数のバーコード情報のそれぞれが読み取られた走
    査位置とバーコードの読み取り位置との関係が同一であ
    るとき前記バーコード読取装置が停止中であるとと判断
    することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記
    載のバーコード読取方法。
  6. 【請求項6】 前記バーコード読取装置を移動させてい
    る間に読み取られたバーコードは無効とし、前記バーコ
    ード読取装置が停止したときに読み取られたバーコード
    を有効とする認識機能を有効とするか否かを選択するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のバ
    ーコード読取方法。
  7. 【請求項7】 前記バーコード読取装置が前記保持部か
    らはずされたことを検出し、 前記バーコード読取装置が前記保持部からはずされたと
    き、前記認識機能を有効とすることを特徴とする請求項
    6記載のバーコード読取方法。
  8. 【請求項8】 前記バーコード読取装置により読み取
    られたバーコードが特定のバーコードのとき前記認識機
    能を有効にすることを特徴とする請求項6又は7記載の
    バーコード読取方法。
  9. 【請求項9】 前記バーコード読取装置により読み取ら
    れたバーコードと予め記憶された特定のバーコードパタ
    ーンとを比較し、 前記バーコード読取装置により読み取られたバーコード
    と予め記憶された特定のバーコードパターンとが一致し
    たときに前記認識機能を有効にすることを特徴とする請
    求項6乃至8いずれか一項記載のバーコード読取方法。
  10. 【請求項10】 前記バーコード読取装置で読み取られ
    たバーコードのうち最小のバー幅と読み取られるべきバ
    ーコードの最小の基準バー幅とを比較し、前記読み取ら
    れたバー幅が基準バー幅より大きいときに前記バーコー
    ド読取手段で読み取ったバーコードを有効とすることを
    特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項記載のバーコ
    ード読取方法。
  11. 【請求項11】 前記バーコード読取装置で読み取られ
    たバーコードと前記特定のバーコードとを比較し、 前記バーコード読取装置で読み取られたバーコードと前
    記特定のバーコードとが一致したときには、複数のバー
    コードから1つのバーコードを生成する分割読取機能を
    無効とすることを特徴とする請求項1乃至10のいずれ
    か一項記載のバーコード読取方法。
  12. 【請求項12】 バーコードを読み取るバーコード読取
    装置において、 前記バーコードを走査する走査光を発生する光源と、 前記バーコードからの反射光を検知する検知手段と、 前記バーコード読取装置と前記バーコードとが相対的に
    移動しているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記バーコード読取装置と前記検知
    手段により検知されたバーコードとが相対的に移動して
    いると判断されたときには前記検知手段により検知され
    たバーコードを無効とし、前記判別手段により前記バー
    コード読取装置と前記検知手段により検知されたバーコ
    ードとが相対的に停止していると判断されたときには前
    記検知手段により検知されたバーコードを有効する制御
    手段を有することを特徴とするバーコード読取装置。
  13. 【請求項13】 前記判別手段は、読み取られた複数の
    バーコード情報が同一であるときに、前記バーコード読
    取装置が停止中であるとと判断することを特徴とする請
    求項12記載のバーコード読取装置。
  14. 【請求項14】 前記判別手段は、読み取られた複数の
    バーコード情報の読取間隔が整数倍の関係にあるとき
    に、前記バーコード読取装置が停止中であるとと判断す
    ることを特徴とする請求項12又は13記載のバーコー
    ド読取装置。
  15. 【請求項15】 前記バーコード読取装置により読み取
    られた複数のバーコード情報の全てに共通する基本的な
    パターンを読み取り、該共通する基本的なパターンが同
    一であったとき前記バーコード読取装置が停止中である
    とと判断することを特徴とする請求項12乃至14のい
    ずれか一項記載のバーコード読取装置。
  16. 【請求項16】 前記判別手段は、読み取られた複数の
    バーコード情報のそれぞれが読み取られた走査位置とバ
    ーコードの読み取り位置との関係が同一であるとき前記
    バーコード読取装置が停止中であるとと判断することを
    特徴とする請求項12乃至15のいずれか一項記載のバ
    ーコード読取装置。
  17. 【請求項17】 前記判別手段は、前記バーコード読取
    装置を移動させている間に読み取られたバーコードは無
    効とし、前記バーコード読取装置が停止したときに読み
    取られたバーコードを有効とする認識機能と、 前記認識機能を有効とするか否かを選択する選択手段と
    を有することを特徴とする請求項12乃至16のいずれ
    か一項記載のバーコード読取装置。
  18. 【請求項18】 前記バーコード読取装置を保持する保
    持部と、 前記バーコード読取装置が前記保持部からはずされたこ
    とを検出する検出手段とを有し、 前記判別手段は、前記検出手段により前記バーコード読
    取装置が前記保持部からはずされたことを検出したと
    き、前記選択手段により前記認識機能を有効にすること
    を特徴とする請求項17記載のバーコード読取装置。
  19. 【請求項19】 前記判別手段は、前記バーコード読取
    装置により読み取られたバーコードが特定のバーコード
    のとき前記認識機能を有効にすることを特徴とする請求
    項17又は18記載のバーコード読取装置。
  20. 【請求項20】 前記特定のバーコードパターンを記憶
    するバーコード記憶手段を有し、 前記判別手段は、読み取られたバーコードが前記バーコ
    ード記憶手段に記憶されたバーコードパターンのときに
    前記選択手段により前記認識機能を有効にすることを特
    徴とする請求項17乃至19いずれか一項記載のバーコ
    ード読取装置。
  21. 【請求項21】 前記判別手段は、読み取られたバーコ
    ードのうち最小のバー幅と読み取られるべきバーコード
    の最小の基準バー幅とを比較し、前記読み取られたバー
    幅が基準バー幅より大きいときに読み取ったバーコード
    を有効とすることを特徴とする請求項12乃至20のい
    ずれか一項記載のバーコード読取装置。
  22. 【請求項22】 前記判別手段は、読み取られたバーコ
    ードを組み合わせて1つのバーコードを生成する分割読
    取機能を有し、 読み取られたバーコードが前記バーコード記憶手段に記
    憶されているときには、前記分割読取機能を無効とする
    ことを特徴とする請求項12乃至21のいずれか一項記
    載のバーコード読取装置。
JP8021071A 1996-02-07 1996-02-07 バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置 Expired - Fee Related JP3005465B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8021071A JP3005465B2 (ja) 1996-02-07 1996-02-07 バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置
GB9620025A GB2310066B (en) 1996-02-07 1996-09-24 Optical code reader and process for reading optical codes
US08/718,891 US5898163A (en) 1996-02-07 1996-09-24 Optical code reader and process for reading optical codes
CNB96112427XA CN1150483C (zh) 1996-02-07 1996-10-16 光代码阅读器及阅读光代码的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8021071A JP3005465B2 (ja) 1996-02-07 1996-02-07 バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09212575A JPH09212575A (ja) 1997-08-15
JP3005465B2 true JP3005465B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=12044663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8021071A Expired - Fee Related JP3005465B2 (ja) 1996-02-07 1996-02-07 バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5898163A (ja)
JP (1) JP3005465B2 (ja)
CN (1) CN1150483C (ja)
GB (1) GB2310066B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101622119B1 (ko) * 2012-12-17 2016-05-18 라이언 애그리컬처럴 이큅먼트 컴퍼니 리미티드. 유압구동 2차원 이동승하강식 농업용 차량프레임

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6220513B1 (en) * 1997-12-31 2001-04-24 Ncr Corporation Methods and apparatus for determining bar code label location information
US6394351B1 (en) * 1997-12-31 2002-05-28 Ncr Corporation Methods and apparatus for enhanced scanner operation employing bar code and bar code fragment time and position of data collection
JP4560952B2 (ja) * 1999-12-03 2010-10-13 株式会社セガ ゲーム装置及びゲームシステム
JP2003233788A (ja) * 2002-02-13 2003-08-22 Nec Infrontia Corp 図形コードシステム
JP4070631B2 (ja) * 2003-02-21 2008-04-02 富士通株式会社 バーコード読取装置およびバーコード読取方法
EP2315156B1 (en) * 2005-12-30 2013-04-24 Datalogic Scanning Group S.r.l. illumination lens for an optical code reader
JP4328332B2 (ja) * 2006-02-24 2009-09-09 富士通株式会社 バーコード読取り装置、バーコード読取り方法、バーコード読取りプログラム及びライブラリ装置
CN102982303B (zh) * 2011-09-02 2015-04-08 深圳光启高等理工研究院 基于照明灯的货物识别系统
JP6900855B2 (ja) * 2017-09-14 2021-07-07 株式会社デンソーウェーブ 光学的情報読取装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4354101A (en) * 1977-04-15 1982-10-12 Msi Data Corporation Method and apparatus for reading and decoding a high density linear bar code
US5545889A (en) * 1985-02-28 1996-08-13 Swartz; Jerome Portable laser diode scanning head
JPH02501867A (ja) * 1986-12-12 1990-06-21 メトロロジック・インストルメンツ・インコーポレーテッド デジタル入力データを処理する処理装置
GB2278217B (en) * 1990-08-03 1995-02-15 Symbol Technologies Inc Bar code scanner
JP2740418B2 (ja) * 1992-07-14 1998-04-15 富士通株式会社 バーコード読取復調方法
DE4323293C2 (de) * 1993-07-12 1996-07-25 Sick Optik Elektronik Erwin Verfahren und Abtastanordnung zur Identifizierung eines aus aufeinanderfolgenden hellen und dunklen Feldern bestehenden Codes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101622119B1 (ko) * 2012-12-17 2016-05-18 라이언 애그리컬처럴 이큅먼트 컴퍼니 리미티드. 유압구동 2차원 이동승하강식 농업용 차량프레임

Also Published As

Publication number Publication date
GB2310066B (en) 2000-03-29
US5898163A (en) 1999-04-27
GB2310066A (en) 1997-08-13
GB9620025D0 (en) 1996-11-13
CN1156864A (zh) 1997-08-13
CN1150483C (zh) 2004-05-19
JPH09212575A (ja) 1997-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3005465B2 (ja) バーコード読取方法、及び、バーコード読取装置
US3918028A (en) Hand held optical reader
KR920002926B1 (ko) 광학화상 판독장치
US7131592B2 (en) Bar code scanner and method with a plurality of operational modes
US4006343A (en) Code read-out means
JPH04302384A (ja) バーコード走査装置用モードスイッチ
US4916297A (en) Code reader
US5315097A (en) Method and apparatus for operating a triggerless hand-held optical scanner
JP3077616B2 (ja) バーコード読取方法
JP2000099620A (ja) バーコード読取装置及びバーコード読取方法
EP0492065A2 (en) Multi-laser scanning system and method of utilization thereof
JPH1153465A (ja) バーコード読取装置
AU759064B2 (en) Information carrier medium and reader for reading the information carrier medium
US5959286A (en) Method and apparatus for raster scanning of images
JPH083824B2 (ja) バ−コ−ドスキヤナ
US20140224554A1 (en) Produce lift apparatus
US4935609A (en) Composite lens for a hand-held bar code label reader
JPH10105639A (ja) 寸法測定機能付きバ−コ−ドスキャナ内蔵ハンディタ−ミナル
JPH10187871A (ja) 2次元コード読取装置
JP2732912B2 (ja) バーコードリーダー
JPH06314350A (ja) バーコードスキャナ
JP3329969B2 (ja) バーコード読取方法およびバーコード読取装置
US20020104888A1 (en) Systems and methods for an encoded information reader
JPS5461420A (en) Data input system
JP4048154B2 (ja) 読取方向の変更が可能なハンディタイプの2次元イメージ読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees