JP3005308U - 手動切換装置付き自己保持型電磁弁 - Google Patents

手動切換装置付き自己保持型電磁弁

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JP3005308U
JP3005308U JP1994008251U JP825194U JP3005308U JP 3005308 U JP3005308 U JP 3005308U JP 1994008251 U JP1994008251 U JP 1994008251U JP 825194 U JP825194 U JP 825194U JP 3005308 U JP3005308 U JP 3005308U
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pressing
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JP1994008251U
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野 喜 弘 深
山 徹 中
部 豪 苅
部 惇 西
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個の操作子で自己保持型の可動鉄心の位置
を切り換えられ、かつ操作子の復帰忘れがない、手動切
換装置付き自己保持形電磁弁を提供する。 【構成】 手動切換装置13が、可動鉄心31の移動方
向とほぼ直交する操作子孔39と、該操作子孔に摺動及
び回転可能に挿入された操作子38と、操作子を可動鉄
心の移動範囲から離間させる操作子復帰ばね39を備
え、操作子38に、押圧により復帰位置と自己保持位置
にある可動鉄心31を反対方向に移動させる第1押圧部
45aと第2押圧部45bを設ける。第2押圧部45b
を自己保持位置にある可動鉄心31に対向させて、操作
子38を押圧すると自己保持された可動鉄心を復帰させ
ることができ、押圧を解除すると操作子38が操作子復
帰ばねによって押圧前の位置に復帰する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手動切換装置を有する自己保持型電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電磁弁には、停電等の事故によって電磁操作部が作動しなくなったときのため に、復帰位置にある可動鉄心を押圧して移動させる手動切換装置が設けられてい る。 しかしながら、固定鉄心に吸着された可動鉄心がその位置に保持される自己保 持型電磁弁においては、電磁操作部が作動しなくなっても、自己保持位置にある 可動鉄心は復帰しないので、公知の手動操作装置によっては、自己保持された可 動鉄心を復帰させることができない。
【0003】 この問題を解決するものとして、図8に概略を示す手動切換装置を有する自己 保持型電磁弁が、実開平4−75279号公報において提案されている。 この手動切換装置1は、先端に突起3を有する可動鉄心2と、回転軸線4aを 通る押圧面5を有する操作子4とを備えている。 上記手動切換装置1は、操作子4の押圧面5が可動鉄心2の移動方向と平行し ている中立位置にあるときは、可動鉄心2が軸方向に移動自在である(同図A参 照)。中立位置から操作子4を図における反時計方向に回転すると、押圧面5が 可動鉄心2の突起3を押圧して固定鉄心6に吸着される自己保持位置に移動させ (同図B参照)、操作子4を逆方向に回転すると、押圧面5が突起3を逆方向に 押圧して可動鉄心2を固定鉄6心から離間する復帰位置に移動させる(同図C参 照)。
【0004】 この手動切換装置1は、1個の操作子4によって自己保持型電磁弁の可動鉄心 の位置を切り換えることができるので、その構成が簡単であるが、手動操作終了 後に操作子4を中立位置に復帰させる必要があり、操作子の復帰を忘れると、電 磁操作部の作動によって手動切換装置が破損する恐れがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、1個の操作子によって可動鉄心の位置を切 り換えることができ、しかも操作子の復帰忘れがない手動切換装置付き自己保持 型電磁弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の手動切換装置付き自己保持型電磁弁は、複 数のポートと、これらのポートを連通させる流路中の弁座と、該弁座を開閉する 弁体とを備えた弁部; コイルを巻いたボビンと、固定鉄心と、可動鉄心と、該可動鉄心の復帰ばね及 び自己保持用の永久磁石とを備え、上記コイルの所定方向の通電により固定鉄心 に吸着された可動鉄心が永久磁石によって自己保持され、コイルの逆方向の通電 により可動鉄心の保持が解除されて、可動鉄心が復帰ばねの付勢力により復帰す る電磁操作部;並びに、手動によって可動鉄心の位置を切り換える手動切換装置 を備えた手動切換装置付き自己保持型電磁弁において、上記手動切換装置が、可 動鉄心の移動方向とほぼ直交する方向の操作子孔と、該操作子孔に摺動及び回転 可能に挿入された操作子と、該操作子を可動鉄心の移動範囲から放射方向に離間 させる操作子復帰ばねとを備え、上記操作子が、復帰位置にある可動鉄心を押圧 して該可動鉄心を固定鉄心側に移動させる第1押圧部と、自己保持位置にある可 動鉄心を押圧して自己保持を解除させる第2押圧部とを備え、上記操作子の押圧 により、第1押圧部と第2押圧部が復帰位置と自己保持位置にある可動鉄心を移 動させ、押圧の解除により操作子復帰ばねが操作子を押圧前の位置に復帰させる ことを特徴としている。
【0007】 また、同様の課題を解決するため、上記手動切換装置付き自己保持型電磁弁の 操作子が径方向のストッパを備え、操作子孔の拡径孔が上記ストッパの当接によ り第1押圧部と第2押圧部を復帰位置と自己保持位置にある可動鉄心に対向させ る当接部を備えていることを特徴としている。 さらに、同様の課題を解決するため、これらの手動切換装置付き電磁弁の操作 子が、押圧部の形成方向に設けた深さが深い係止溝と、これと直交する方向の深 さが浅い位置規制溝とを有するばね装着溝を備え、操作子復帰ばねが、長手方向 中間に屈伸部を有し、先端が上記係止溝に長手方向及び回転方向に移動可能に挿 入されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】
可動鉄心が復帰位置にある場合に停電等の事故によって電磁操作部が作動しな くなったときは、操作子の第1押圧部を復帰位置にある可動鉄心に対向させて押 圧すると、第1押圧部が可動鉄心を固定鉄心に向けて移動させるので、可動鉄心 は永久磁石の磁力によって自己保持され、操作子の押圧を解除すると、操作子復 帰ばねの付勢力によって操作子が押圧前の位置に復帰する。 可動鉄心が自己保持位置にある場合に電磁操作部が作動しなくなったときは、 操作子の第2押圧部を自己保持位置にある可動鉄心に対向させて押圧すると、第 2押圧部が可動鉄心を弁部側に移動させて自己保持を解除するので、可動鉄心は 復帰ばねの付勢力によって復帰し、操作子の押圧を解除すると、同様に操作子が 押圧前の位置に復帰する。 したがって、1個の操作子によって自己保持型電磁弁を手動操作することがで き、押圧を解除すると操作子復帰ばねの付勢力によって操作子が押圧前の位置に 復帰するので、復帰忘れによる手動切換装置の破損を確実に防止することができ る。
【0009】 操作子を回転して、該操作子に設けたストッパを拡径孔の当接部に当接させる と、第1押圧部と第2押圧部が復帰位置と自己保持位置にある可動鉄心に対向す るので、操作子の位置決めが容易である。 また、操作子のばね装着溝に、深さが深い係止溝とこれらの係止溝間の深さが 浅い位置規制溝とを設けて、復帰ばねの先端を上記係止溝に長手方向及び回転方 向に移動可能に挿入したことにより、係止溝間の深さの浅い位置規制溝が操作子 の回転抵抗となるので、振動等によって操作子が回転することはない。
【0010】
【実施例】
図1ないし図7は本考案の実施例を示し、この自己保持型電磁弁10は、弁部 11と、電磁操作部12と、手動切換部13とを備えている。 上記弁部11の弁本体15は、圧縮空気の入力ポートP、出力ポートA及び排 出ポートRと、入力ポートPと出力ポートAを連通させる流路中の供給弁座16 と、凹部とを備え、該凹部に、出力ポートAと排出ポートRを連通させる流路中 の排出弁座17を有するリテイナ18が、弁座16と17を対向させて気密に嵌 着されており、これらの弁座間に移動可能に挿入された弁体20は、弁ばね21 によって排出弁座17の閉鎖方向に付勢されている。
【0011】 上記電磁操作部12は、ボビン23に巻いたコイル24と、ボビン23を覆う 磁気枠25及び磁気板26とを備え、ボビン23の中心孔に自己保持用の永久磁 石27と固定鉄心28が気密に固定されており、磁気枠25の周囲はモールド2 9されている。ボビン23の中心孔に移動可能に挿入された可動鉄心31は、先 端部分に、拡径部32と、排出弁座17を通って弁室内に伸びる小径の弁体押圧 部33とを有し、磁気板26と拡径部32との間に、弁ばね21よりも付勢力が 大きい復帰ばね34が縮設されている。 したがって、コイル24に非通電の図1に示す状態では、弁体押圧部33に押 圧された弁体20が、供給弁座16を閉鎖して排出弁座17を開放している。ま た、可動鉄心31の拡径部32には、軸方向両側が中心に向いて傾斜する第1受 圧部35aと第2受圧部35bが形成されている(図6及び図7も参照)。
【0012】 弁本体15の一側面に取付けられたアダプタボディ37は、可動鉄心31の移 動方向とほぼ直交する操作子孔39を備え、該操作子孔39に、上記手動切換部 13を構成する操作子38が気密にかつ摺動及び回転可能に挿入されている。 図2ないし図5に詳細を示す上記操作子38は、基端面に回転工具を挿入する ための操作溝41を、基端部の放射方向にストッパ42を、先端の直径方向両側 に脚43,43を、軸方向中間の外周面にばね装着溝44をそれぞれ備え、適宜 の素材によって一体に形成されている。
【0013】 ストッパ42とほぼ直交する方向に設けられた上記脚43,43には、同一の 方向に傾斜する第1押圧部45aと第2押圧部45bが(図2参照)、上記受圧 部とほぼ同角度に形成されている。また、アダプタボディ37に設けた操作子孔 39は、ストッパ42が回転する拡径孔47を有し、該拡径孔47の円周方向の 両側にストッパ42が当接する当接部47a,47bが形成されている(図4参 照)。 上記ストッパ42と当接部47a,47bは、ストッパ42が当接部47aに 当接すると第1押圧部45aが復帰位置にある可動鉄心の第1受圧部35aに、 当接部47bに当接すると第2押圧部45bが自己保持位置にある可動鉄心の第 2受圧部35bに、それぞれ対向するように関係付けられている。 上記ばね装着溝44は、図5に示すように、脚43,43の形成方向と同方向 に設けた深さが深い係止溝44a,44aと、これと直交する方向に設けた深さ が浅い位置規制溝44b,44bとを備えている。 また、上記リテイナ18には、操作子38の脚43,43が通る貫通孔18a が形成されており(図1参照)、これによって操作子38を押圧したときの回転 を防止している。
【0014】 基端がアダプタボディ37の壁に当接する操作子復帰ばね48は、板ばねとし て形成され、長手方向の中間に弾性を付与するための屈伸部49を有し、先端が 係止溝44aの底面との間に僅かの間隔を存して摺動及び回転可能に挿入されて おり、これによって操作子38を可動鉄心31の移動範囲から放射方向に離間さ せるとともに、操作子38が操作子孔39から抜け出すことを防止している。 操作子38を回転すると、操作子復帰ばね48の先端が位置規制溝44bに押 圧されて屈伸部49が屈曲し、位置規制溝44bが通り過ぎると屈伸部49が伸 長して操作子復帰ばね48の先端が他方の係止溝44aに挿入される。したがっ て、位置規制溝44bによって操作子38に回転抵抗が付与されるので、操作子 38が振動等によってみだりに回転することはない。
【0015】 モールド29には、適宜の手段によって回路板50が取付けられており、回路 板50に取付けられた電気・電子部品51,・・と端子52,52(一方のみ図 示)は、回路板50にプリントされた電気回路によって電気的に接続されるとと もに、この回路によってコイル端子(図示省略)に電気的に接続されている。 図1中の符号53は、回路板50等を覆うカバーである。
【0016】 上記実施例は、コイル24に所定方向の電流を通電すると、固定鉄心28が復 帰ばね34の付勢力に抗して可動鉄心31を吸着するので、弁ばね21の付勢力 により弁体20が供給弁座16を開放して排出弁座17を閉鎖する。固定鉄心2 8が可動鉄心31を吸着した後にコイル24の通電を解除しても、可動鉄心31 は永久磁石27の磁力によって自己保持される。 コイル24に逆方向の電流を通電すると、永久磁石27による可動鉄心21の 自己保持が解除されて、可動鉄心31が復帰ばね34の付勢力により復帰位置に 移動するので、弁体20が供給弁座16を閉鎖して排出弁座17を開放する。そ の後コイル24への通電を解除しても、可動鉄心31は復帰ばね34の付勢力に よって復帰位置に停止している。 電磁操作部12による可動鉄心31の移動時は、操作子復帰ばね48の付勢力 によって操作子38が可動鉄心31の移動範囲から後退しているので、可動鉄心 の往復動に支障はない。
【0017】 可動鉄心31が復帰位置にある場合に停電等の事故によって電磁操作部12が 作動しなくなったときは、第1押圧部45aを可動鉄心31の第1受圧部35a に対向させて(図6A参照)操作子38押圧すると、第1押圧部45aが第1受 圧部35aを押圧して可動鉄心31を固定鉄心28側に移動させるので(同図B 参照)、弁体20が供給弁座16を開放して排出弁座17を閉鎖する。操作子3 8の押圧を解除すると、操作子38は操作子復帰ばね48の付勢力によって押圧 前の位置に復帰するが、可動鉄心31は永久磁石27の磁力によって自己保持さ れる。
【0018】 可動鉄心31が自己保持位置にある場合に電磁操作部12が作動しなくなった ときは、第2押圧部45bを可動鉄心31の第2受圧部35bに対向させて(図 7A参照)操作子38を押圧すると、第2押圧部45bが第2受圧部35bを押 圧して可動鉄心31を弁部11側に移動させるので、可動鉄心31の自己保持が 解除され(同図B参照)、自己保持が解除された可動鉄心31が復帰ばね34の 付勢力によって復帰するので、弁体20が供給弁座16を閉鎖して排出弁座17 を開放する。操作子38の押圧を解除すると、操作子38は操作子復帰ばね48 の付勢力によって押圧前の位置に復帰するが、可動鉄心31は復帰ばね34の付 勢力によって復帰位置に停止している。
【0019】 上記手動切換装置13は、1個の操作子38によって自己保持型電磁弁の可動 鉄心31の位置を切り換えることができるので、構成が簡単である。 また、操作子38は、操作溝41にドライバ等の回転工具(図示省略)を挿入 して押圧及び回転をさせることができ、しかもストッパ42を当接部47a及び 47bに当接させると、操作子38の押圧部45a,45bが可動鉄心31の受 圧部35a,35bに対向するので、操作子38の位置決めが容易である。 さらに、操作子38の押圧を解除すると、操作子38が操作子復帰ばね48の 付勢力で押圧前の位置に復帰して電磁操作部12による作動ができるために、操 作子38を手動によって中立位置に復帰させる必要がないので、操作子の復帰忘 れによる手動切換装置13の破損を確実に防止することができる。 また、操作子38の回転位置が、ばね装着溝44に設けた係止溝44a及び位 置規制溝44bと操作子復帰ばね48とによって保持されるので、電磁弁の振動 によって操作子38がみだりに回転することはない。
【0020】 なお、図示の実施例は常閉型の3ポート弁であるが、本考案の自己保持型電磁 弁はこれに限定されるものではなく、常開型の3ポート弁、或いは常閉型または 常開型の2ポート弁とすることができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の自己保持型電磁弁は、1個の操作子の押圧または回転及び押圧によっ て、復帰位置及び自己保持位置にある可動鉄心を移動させることができるので、 手動切換装置の構成が簡単であり、操作子の押圧を解除すると操作子復帰ばねの 付勢力によって操作子が押圧前の位置に復帰するので、操作子の復帰忘れによる 手動切換装置の破損を確実に防止することができる。 また、ストッパが拡径孔の当接部に当接すると、操作子の第1押圧部及び第2 押圧部が復帰位置及び自己保持位置にある可動鉄心に対向するので、操作子の位 置決めが容易である。 さらに、係止溝間の位置規制溝によって操作子の回転に抵抗を付与したので、 振動等に基づく操作子の回転を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断正面部である。
【図2】操作子の正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく操作子孔に挿入した状態の平面図であ
る。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】A,Bは操作子による操作の説明図である。
【図7】A,Bは操作子による他の操作の説明図であ
る。
【図8】A〜Cは公知の手動切換装置の説明図である。
【符号の説明】
10 自己保持型電磁弁 11 弁部 12 電磁操作部 13 手動切換部 16 供給弁座 17 排出弁座 20 弁体 23 ボビン 24 コイル 27 永久磁石 28 固定鉄心 31 可動鉄心 34 復帰ばね 38 操作子 39 操作子孔 42 ストッパ 44 ばね装着溝 44a 係止溝 44b 位置規制溝 45a,45b 押圧部 47 拡径孔 47a,47b 当接部 48 操作子復帰ばね 49 屈伸部
フロントページの続き (72)考案者 西 部 惇 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポートと、これらのポートを連通
    させる流路中の弁座と、該弁座を開閉する弁体とを備え
    た弁部;コイルを巻いたボビンと、固定鉄心と、可動鉄
    心と、該可動鉄心の復帰ばね及び自己保持用の永久磁石
    とを備え、上記コイルの所定方向の通電により固定鉄心
    に吸着された可動鉄心が永久磁石によって自己保持さ
    れ、コイルの逆方向の通電により可動鉄心の保持が解除
    されて、可動鉄心が復帰ばねの付勢力により復帰する電
    磁操作部;並びに、手動によって可動鉄心の位置を切り
    換える手動切換装置を備えた手動切換装置付き自己保持
    型電磁弁において、 上記手動切換装置が、可動鉄心の移動方向とほぼ直交す
    る方向の操作子孔と、該操作子孔に摺動及び回転可能に
    挿入された操作子と、該操作子を可動鉄心の移動範囲か
    ら放射方向に離間させる操作子復帰ばねとを備え、 上記操作子が、復帰位置にある可動鉄心を押圧して該可
    動鉄心を固定鉄心側に移動させる第1押圧部と、自己保
    持位置にある可動鉄心を押圧して自己保持を解除させる
    第2押圧部とを備え、 上記操作子の押圧により、第1押圧部と第2押圧部が復
    帰位置と自己保持位置にある可動鉄心を移動させ、押圧
    の解除により操作子復帰ばねが操作子を押圧前の位置に
    復帰させる、 ことを特徴とする手動切換装置付き自己保持型電磁弁。
  2. 【請求項2】 操作子が径方向のストッパを備え、操作
    子孔の拡径孔が上記ストッパの当接により第1押圧部と
    第2押圧部を復帰位置と自己保持位置にある可動鉄心に
    対向させる当接部を備えている、 ことを特徴とする請求項1に記載した手動切換装置付き
    自己保持型電磁弁。
  3. 【請求項3】 操作子が、押圧部の形成方向に設けた深
    さが深い係止溝と、これと直交する方向の深さが浅い位
    置規制溝とを有するばね装着溝を備え、 操作子復帰ばねが、長手方向中間に屈伸部を有し、先端
    が上記係止溝に長手方向及び回転方向に移動可能に挿入
    されている、 ことを特徴とする請求項1または2に記載した手動切換
    装置付き自己保持型電磁弁。
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