JPH07260034A - 2ポート電磁弁 - Google Patents

2ポート電磁弁

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JPH07260034A
JPH07260034A JP7445894A JP7445894A JPH07260034A JP H07260034 A JPH07260034 A JP H07260034A JP 7445894 A JP7445894 A JP 7445894A JP 7445894 A JP7445894 A JP 7445894A JP H07260034 A JPH07260034 A JP H07260034A
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JP
Japan
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valve
valve body
iron core
attached
pin
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JP7445894A
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Kosaku Inamoto
本 幸 作 稲
Masaaki Yasuzawa
澤 正 明 安
Masaaki Ono
野 正 明 小
Takenao Miwa
輪 武 尚 三
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SMC Corp
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SMC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の部品によって、常閉形にも常開形にも
できる2ポート電磁弁を提供する。 【構成】 電磁駆動部32の固定鉄心40に凹部43と
貫通孔44を設け、可動鉄心41の端面に同形の取付孔
41a,41aを設けて、これらの取付孔にロッド45
の取付部45bとピン46とを圧入固定する。ピン46
の先端に弁体37を取付けて弁部31に組み付けると常
閉形の電磁弁となり、貫通孔を通るロッドの突出杆45
cの先端に弁体37を取付けて弁部31に組み付けると
常開形の電磁弁となる。 【効果】 部品点数が少なくなるので、2ポート電磁弁
を安価になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2ポート電磁弁に関す
るものであり、特に詳しくは、同一の部品によって常閉
形と常開形の2種類の電磁弁を構成できる2ポート電磁
弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】常時は弁体が弁座を閉鎖し、コイルへの
通電により弁体が弁座を開放する常閉形2ポート電磁
弁、及び常時は弁体が弁座を開放し、コイルへの通電に
より弁体が弁座を閉鎖する常開形2ポート電磁弁は、い
ずれも本出願前すでに知られている。
【0003】図7は公知の常閉形2ポート電磁弁の一例
を示し、この2ポート電磁弁1は、適宜の手段によって
一体に連結された弁部2と、直流用の電磁駆動部3を備
えている。上記弁部2の弁本体4は、圧力流体の入力ポ
ートP、出力ポートA及びこれらのポートが開口する弁
室5を備え、入口ポートPの弁室5への開口部に弁座6
が形成されている。上記電磁駆動部3は、コイル8を巻
いたボビン9、該ボビン9を囲む磁気枠10、その端面
に取付けられた磁気板11、ボビン9の中心孔9aの弁
部2と反対側に固定された固定鉄心12、上記中心孔9
aに摺動可能に挿入された可動鉄心13、及びこれらの
鉄心12,13間に縮設した復帰ばね15を備え、可動
鉄心13の先端に、弁座6を開閉する弁体16が取付け
られている。図7中の符号17は、電磁駆動部3を覆う
カバーである。
【0004】上記常閉形2ポート電磁弁1は、コイル8
に非通電のときは復帰ばね15の付勢力により弁体16
が弁座6を閉鎖し、コイル8に通電すると固定鉄心12
が可動鉄心13を吸引して弁体16が弁座6を開放す
る。
【0005】図8は公知の常開形2ポート電磁弁の一例
を示し、この2ポート電磁弁21は、上記弁部2と直流
用の電磁駆動部23とを備えている。上記電磁駆動部2
3は、コイル8を巻いたボビン9、該ボビン9を囲む磁
気枠10、その端面に取付けられた磁気板11、ボビン
9の中心孔9aの弁部2側に固定された筒状の固定鉄心
24、上記中心孔9aに摺動可能に挿入された可動鉄心
25、及びこれらの鉄心24,25間に縮設した復帰ば
ね26を備え、可動鉄心25の一端面に取付けられ、固
定鉄心24の中心孔24aを通る弁棒27の先端に、弁
座6を開閉する弁体16が取付けられている。
【0006】上記常開形2ポート電磁弁21は、コイル
8に非通電のときは復帰ばね26の付勢力により弁体1
6が弁座6を開放し、コイル8に通電すると固定鉄心2
4が可動鉄心25を吸引して弁体16が弁座6を閉鎖す
る。
【0007】これら公知の2ポート電磁弁1と21は、
弁部2を同一の構成にすることができるが、コイル8へ
の通電とその解除による弁体16の作動が異なるため
に、電磁駆動部3と23を、同一の部品によって構成す
ることができない。このため、必要な部品点数が多くな
るので、2ポート電磁弁が高価になるという問題があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、常閉形と常開形の2種類の電磁弁を
同一または殆ど同一の部品で構成することにより、安価
なものにできる2ポート電磁弁を提供することにある。
また、本発明が解決しようとする第2の課題は、上記2
ポート電磁弁の電磁駆動部の作動を外部から目視するこ
とができ、或いは手動によって弁体を作動できるように
することにある。さらに、本発明が解決しようとする第
3の課題は、これらの2ポート電磁弁の可動鉄心の摺動
に伴う衝撃を緩和できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題第1を解決する
ため、本発明は、圧力流体の入力ポート、出力ポート及
びこれらのポート間の弁座を有する弁部と、コイルを巻
いたボビン、該ボビンを囲む磁気枠、該磁気枠の一端に
取付けた磁気板、上記ボビンの中心孔の一端に固定した
固定鉄心、上記ボビン中心孔に摺動可能に挿入された可
動鉄心、及び該可動鉄心の復帰ばねを有する電磁駆動部
と、該電磁駆動部で駆動されて上記弁座を開閉する弁体
とを備えた2ポート電磁弁において、上記固定鉄心に、
可動鉄心側が開口する凹部と、該凹部の底面に開口する
軸方向の貫通孔とを設けるとともに、上記可動鉄心の軸
方向端面に、上記貫通孔に遊挿するピンと、少なくとも
貫通孔に遊挿する先端がこれと同径のロッドとを固着
し、上記弁体を、ピン及びロッドの先端に固定可能とし
て構成し、上記ピンが、該ピンに取付けた弁体が弁座を
閉鎖できる軸方向長さを有し、上記ロッドが、該ロッド
の先端に取付けた弁体が弁座を開放する軸方向長さを有
していることを特徴としている。
【0010】また、第2の課題を解決するため、上記2
ポート電磁弁において、ピンが、該ピンに弁体を取付け
たときに弁体が弁座を閉鎖することができ、弁体を取付
けないときに固定鉄心の貫通孔から突出する軸方向長さ
を有し、ロッドが、該ロッドに弁体を取付けたときに弁
体が弁座を開放することができ、弁体を取付けないとき
に上記貫通孔から突出する軸方向長さを有していること
を特徴としている。
【0011】さらに、第3の課題を解決するため、これ
らの2ポート電磁弁において、可動鉄心の一方の端面に
緩衝部材を設け、ピンとロッドを、可動鉄心の緩衝部材
側の端面と、これと反対側の端面とに選択的に取付け可
能としたことを特徴としている。
【0012】
【作用】電磁駆動部のピンに弁体を取付けて該電磁駆動
部と弁部とを組み付けると、コイルに非通電のときに弁
体が弁座を閉鎖し、コイルに通電すると弁体が弁座を開
放する常閉形2ポート電磁弁を構成することができる。
また、電磁駆動部のロッドに弁体を取付けて該電磁駆動
部と弁部とを組み付けると、コイルに非通電のときに弁
体が弁座を開放し、コイルに通電すると弁体が弁座を閉
鎖する常開形2ポート電磁弁を構成することができる。
したがって、電磁駆動部のピンまたはロッドに、弁体を
選択的に取付けることによって、同一の部品によって常
閉形と常開形の2種類の2ポート電磁弁を構成すること
ができる。
【0013】また、常閉形2ポート弁の場合はロッドの
先端が、常開形2ポート弁の場合はピンの先端が、いず
れも電磁駆動部から突出するので、これらの動きによっ
て弁体が作動したか否かを外部において目視することが
できる。また、ロッドの先端部分を摘んで僅かに引き出
し、或いはピンを電磁駆動部に向けて押圧すると、手動
によって弁体を操作することができる。
【0014】さらに、可動鉄心の一方の端面に緩衝部材
を取付けたので、可動鉄心の摺動に伴う衝撃を緩和する
ことができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示し、この2ポ
ート電磁弁は、弁部31、直流用の電磁駆動部32、及
び該電磁駆動部を覆うカバー33を備え、これらは図示
を省略している適宜の手段によって一体に組み立てられ
る。上記弁部31の弁本体34は、弁室35の開口部に
段部35aを備え、該段部35aと、弁本体34に載置
した押え板36の突部36aとの間に、弁座6を開閉す
る弁体37の周縁肉厚部が気密に挟持されている。上記
弁本体34の他の構成は、図7及び8に示す弁本体4と
同じであるから、図の同一の箇所に同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。なお、図示の例においては、入
力ポートPと出力ポートAがほぼ直交する方向に開設さ
れているが、例えば入力ポートPを屈曲させて弁本体3
4の外周面に開口させたり、或いは出力ポートAを図示
の入力ポートとほぼ平行に開設してもよい。
【0016】上記弁体37は、合成ゴム等の弾性材より
なるダイヤフラム弁として構成されており、中心部分の
上部に形設した係合部37aが、剛体で形成した弁体ホ
ルダ38の係合溝38aに係合している。したがって、
係合部37aと係合溝38aとを係合して、押え板36
を弁本体34に取付けると、弁体37と弁体ホルダ38
が弁本体34に組み付けられ、これによって弁部31が
構成される。
【0017】上記電磁駆動部32は、コイル8を巻いた
ボビン9と、該ボビンを囲む磁気枠10と、該磁気枠の
一端に設けた磁気板11と、ボビン9の中心孔9aの一
方に固定された固定鉄心40と、ボビンの中心孔9aに
摺動可能に挿入された可動鉄心41とを備え、磁気枠1
0、磁気板11及び押え板36の中心孔は、ボビン9の
中心孔9aとほぼ同径にされている。上記固定鉄心40
は、可動鉄心41側が開口する凹部43と、該凹部43
底面中心部分に開設した軸方向の貫通孔44とを備え、
可動鉄心41の両端面中心部分には、ロッド45及びピ
ン46を取付けるための同形状の取付孔41a,41a
が形成されている。
【0018】上記ロッド45は、凹部43に遊嵌する本
体45aと、上記取付孔41aに圧入される取付部45
bと、貫通孔44とカバー33の孔33aを通って外部
に突出するとともに、先端に弁体ホルダ38の取付孔3
8bが圧入等によって固定可能な突出杆45cとを備
え、本体45aの肩部と凹部43の底面との間に復帰ば
ね47が縮設されている。また、ピン46は、上記取付
部45bとほぼ同形状で、一端が可動鉄心41の取付孔
41aに、他端が弁体ホルダ38の取付孔38bに、い
ずれも圧入等によって固定可能とされている。
【0019】上記ピン46は、該ピン46に弁体37を
取付けた場合に、可動鉄心41が復帰ばね47の付勢力
により固定鉄心40から離間した状態、即ちコイル8に
非通電のときに、弁体37が弁座6を閉鎖することがで
き、かつ弁体37を取付けない場合に、カバー33から
突出する軸方向長さを有し、ロッド45は、突出杆45
cに弁体37を取付けた場合に、同様の状態において弁
体37が弁座6を開放することができ、かつ弁体37を
取付けない場合に、カバー33から突出する軸方向長さ
を有している。
【0020】上記第1実施例は、図2に示すように、ピ
ン46の弁体ホルダ38の取付孔38bへの圧入により
電磁駆動部32を弁部31に組み付けて、該電磁駆動部
にカバー33を嵌着すると、コイル8に非通電のときに
弁体37が弁座6を閉鎖する常閉形の2ポート弁30A
が構成される。また、図3に示すように、電磁駆動部3
2を図1に図示の状態から反転させて、ロッド45の突
出杆45cの先端の弁体ホルダ38の取付孔38bへの
圧入により電磁駆動部32を弁部31に組み付けて、該
電磁駆動部にカバー33を嵌着すると、コイル8に非通
電のときに弁体37が弁座6を解放する常開形の2ポー
ト電磁弁30Bが構成される。したがって、同一の部品
によって弁部31と電磁駆動部32をそれぞれ組み付
け、電磁駆動部32の弁部31に対する取付姿勢を代え
ることによって、常閉形と常開形の2種類の2ポート電
磁弁30A,30Bを構成することができ、これらの2
ポート電磁弁30A,30Bにおける可動鉄心41のス
トロークは、ほぼ同じである。
【0021】上記常閉形及び常開形の2ポート電磁弁3
0A,30Bは、ロッドの突出杆45cまたはピン46
の先端が、カバー33の中心孔33aから突出するので
(図2及び図3参照)、突出杆またはピンによって、電
磁駆動部32が正常に作動しているか否かを外部におい
て目視することができる。また、停電等の事故によって
電磁駆動部32が作動しないときは、突出杆45cの先
端を摘んで僅かに引き出し、またはピン46の先端を押
圧することによって、弁体37を作動させることができ
る。上記常閉形及び常開形の2ポート電磁弁30A,3
0Bにおけるコイル8への通電とその解除における弁体
37による弁座6の開閉動作は、いずれも公知の常閉形
及び常開形2ポート電磁弁と同じであるから、説明は省
略する。
【0022】図4は、弁体ホルダの変形例を示し、この
弁体ホルダ49は、先端部分に可動鉄心41の端面に当
接する当接する突出部49a,・・を備えている。弁体
ホルダ49の他の構成は弁体ホルダ38と同じである。
この弁体ホルダ49は、常閉形の電磁弁30Aに使用す
るもので、該弁体ホルダの取付孔49bにピン46を圧
入すると、突出部49a,・・が可動鉄心41の端面に
当接するので、ピン46の屈曲を防止することができ
る。上記弁体ホルダ49を使用した場合には、弁体ホル
ダ38と49が、2種類の2ポート電磁弁において異な
る部品となる。
【0023】図5及び図6は本発明の第2実施例を示
し、第2実施例の電磁駆動部52における可動鉄心54
は、両端面に取付孔41aと同形状の取付孔54a,5
4aを備え、一方の端面に、弾性を有する素材で形成し
た環状の緩衝部材55が取付けられている。上記第2実
施例は、緩衝部材55側の取付孔54aにロッドの取付
部45bを圧入すると、図5に示す常閉形の2ポート電
磁弁50Aが構成され、また、緩衝部材55側の取付孔
54aにピン46を圧入すると、図6に示す常開形の2
ポート電磁弁50Bが構成される。
【0024】したがって、同一のロッド45とピン46
の可動鉄心の取付孔54a,54aへの選択的な取付け
によって、常閉形と常開形の2種類の2ポート電磁弁を
構成することができ、可動鉄心54の摺動に伴う衝撃
が、緩衝部材55と弁体37とによって緩和される。第
2実施例の他の構成及び作用は第1実施例と同じである
から、図の主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳
細な説明は省略する。
【0025】上記第2実施例は、緩衝部材55側の取付
孔にロッド45を取付けたものと、ピン46を取付けた
ものとの2種類の可動鉄心を予め設けておき、必要に応
じていずれかの可動鉄心をボビン9の中心孔9aに組み
付けて、常閉形及び常開形の2ポート電磁弁とすること
もできる。この場合も、2種類の可動鉄心を同一の部品
によって構成することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の2ポート電磁弁は、同一の部品
または殆ど同一の部品によって、常閉形と常開形の2種
類の2ポート電磁弁を組み立てることができるので、必
要な部品点数が少なくなって、これらの2ポート電磁弁
を安価なものとすることができる。
【0027】また、弁体を取付けないロッドの突出杆ま
たはピンによって、電磁駆動部の作動を外部において確
認することができる。さらに、可動鉄心の一方の端面に
緩衝部材を設けたので、常閉形及び常開形のいずれの2
ポート電磁弁においても、弁体と緩衝部材によって可動
鉄心の摺動に伴う衝撃を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解縦断図である。
【図2】常閉形2ポート電磁弁とした第1実施例の縦断
図である。
【図3】常開形2ポート電磁弁とした第1実施例の縦断
図である。
【図4】弁体ホルダの変形例の断面図である。
【図5】常閉形2ポート電磁弁とした第2実施例の縦断
面図である。
【図6】常開形2ポート電磁弁とした第2実施例の縦断
面図である。
【図7】公知の常閉形2ポート電磁弁の断面図である。
【図8】公知の常開形2ポート電磁弁の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
6 弁座 8 コイル 9 ボビン 10 磁気枠 11 磁気板 30A,50A 常閉形2ポート弁 30B,50B 常開形2ポート弁 31 弁部 32,52 電磁駆動部 37 弁体 40 固定鉄心 41,54 可動鉄心 43 凹部 44 貫通孔 45 ロッド 46 ピン 47 復帰ばね 55 緩衝部材 A,P ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三 輪 武 尚 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力流体の入力ポート、出力ポート及び
    これらのポート間の弁座を有する弁部と、コイルを巻い
    たボビン、該ボビンを囲む磁気枠、該磁気枠の一端に取
    付けた磁気板、上記ボビンの中心孔の一端に固定した固
    定鉄心、上記ボビン中心孔に摺動可能に挿入された可動
    鉄心、及び該可動鉄心の復帰ばねを有する電磁駆動部
    と、該電磁駆動部で駆動されて上記弁座を開閉する弁体
    とを備えた2ポート電磁弁において、 上記固定鉄心に、可動鉄心側が開口する凹部と、該凹部
    の底面に開口する軸方向の貫通孔とを設けるとともに、
    上記可動鉄心の軸方向端面に、上記貫通孔に遊挿するピ
    ンと、少なくとも貫通孔に遊挿する先端がこれと同径の
    ロッドとを固着し、 上記弁体を、ピン及びロッドの先端に固定可能として構
    成し、 上記ピンが、該ピンに取付けた弁体が弁座を閉鎖できる
    軸方向長さを有し、上記ロッドが、該ロッドの先端に取
    付けた弁体が弁座を開放する軸方向長さを有している、
    ことを特徴とする2ポート電磁弁。
  2. 【請求項2】 ピンが、該ピンに弁体を取付けたときに
    弁体が弁座を閉鎖することができ、弁体を取付けないと
    きに固定鉄心の貫通孔から突出する軸方向長さを有し、 ロッドが、該ロッドに弁体を取付けたときに弁体が弁座
    を開放することができ、弁体を取付けないときに上記貫
    通孔から突出する軸方向長さを有している、ことを特徴
    とする請求項1に記載した2ポート電磁弁。
  3. 【請求項3】 可動鉄心の一方の端面に緩衝部材を設
    け、 ピンとロッドを、可動鉄心の緩衝部材側の端面と、これ
    と反対側の端面とに選択的に取付け可能とした、ことを
    特徴とする請求項1または2に記載した2ポート電磁
    弁。
JP7445894A 1994-03-18 1994-03-18 2ポート電磁弁 Pending JPH07260034A (ja)

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