JP3005129B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミリ - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミリ

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JP3005129B2
JP3005129B2 JP4-280105A JP28010592A JP3005129B2 JP 3005129 B2 JP3005129 B2 JP 3005129B2 JP 28010592 A JP28010592 A JP 28010592A JP 3005129 B2 JP3005129 B2 JP 3005129B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体に関
し、詳しくは特定の構造を有する樹脂を含有する感光層
を有する電子写真感光体に関する。また、本発明は、上
記電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット
及びファクシミリに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真感光体としては、有機光
導電材料を用いたものが、無公害性や高生産性、材料設
計の容易性及び将来性の点で優れるので、数多くのもの
が提案され、また、実用化されている。これらの電子写
真感光体には、当然ながら、適用される電子写真プロセ
スに応じた電気的、機械的、更には光学的特性など様々
な特性が要求される。特に繰り返し使用される感光体に
あっては、その表面にはコロナ帯電、画像露光、トナー
現像、紙への転写及びクリーニング処理と言った電気
的、あるいは機械的外力が直接加えられるため、それら
に対する耐久性が要求される。
【0003】具体的には、コロナ帯電時に発生するオゾ
ンによる特性の劣化、即ち、感度低下、電位低下及び残
留電位増加、転写やクリーニングなどの際の感光体表面
の摺擦によって生じる表面の摩耗や傷に対する耐久性な
どが要求されている。
【0004】感光体の表面は一般に非常に薄い樹脂層で
あり、樹脂の特性は感光体の構成の中でも極めて重要な
要件のひとつである。上述の条件を満足する樹脂とし
て、従来ビスフェノールAを骨格として有するポリカー
ボネート樹脂が用いられてきたが、この樹脂が、電子写
真感光体用の樹脂に要求される特性の全てを十二分に満
足していたわけではなく、例えば以下のような問題を有
していた。 (1)溶解性に乏しく、ジクロロメタンや1、2−ジク
ロロエタンなどのハロゲン化脂肪族炭化水素類の一部に
しか良好な溶解性を示さない。これらのハロゲン化脂肪
族炭化水素類は低沸点のため、これらの溶剤で調液した
塗工液を用いて感光体を製造すると塗工面が白化し易
い。また、塗工液の固形分等の工程管理にも手間がかか
る。 (2)ハロゲン化脂肪族炭化水素類以外の溶剤に対して
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シクロヘキサノ
ン、あるいはそれらの混合溶剤に一部可溶であるが、そ
の溶液は数日以内でゲル化してしまうなど経時安定性が
悪く、感光体の大量生産の為には不向きである。 (3)更に、上記(1)及び(2)に挙げた欠点が改善
されたとしてもビスフェノールAもしくはビスフェノー
ルA誘導体のみが主鎖骨格のポリカーボネート樹脂には
ソルベントクラックが発生し易い。 (4)加えて従来のポリカーボネート樹脂で形成された
被膜は良好な潤滑性を有さなかったため感光体に傷が発
生し易く、画像欠陥となったり、クリーニングブレード
の早期の劣化に起因するクリーニング不良やクリーニン
グブレードの反転によるクリーニング不良が生じてしま
うこともあった。
【0005】従来、(1)及び(2)に挙げた溶液安定
性については、ポリマーの構造単位として崇高いシクロ
ヘキシレン基を有するポリカーボネートZ樹脂を使用す
ることによって解決されてきた。しかしながら、ポリカ
ーボネートZ樹脂は、特に溶液からキャスト法によって
被膜を形成する際の体積収縮が比較的大きく、被膜内部
に応力を残す場合があるため応力腐触に対して比較的弱
いという欠点を有していた。この問題を解決するため、
例えば特開昭61−62040号公報には、ポリカーボ
ネートA樹脂とポリカーボネートZ樹脂を混合すること
により応力腐触割れが低減する方法が提案されている。
また、特開昭61−62039号公報には、ビスフェノ
ールAとビスフェノールZを共重合することにより応力
腐触割れを低減する方法が開示されているが、いずれの
方法についてもソルベントクラックについて十分な物で
はなかった。
【0006】加えて(4)に示したように、通常のポリ
カーボネート樹脂は電子写真プロセスに使用されるクリ
ーニングブレードに対しての潤滑性が比較的低く、耐久
の進行に伴って生じるブレードの劣化や反転に起因して
クリーニング不良が発生したり、感光体表面に強い力が
加えられるために傷が発生するといった欠点が指摘され
ていた。これらの問題を解決する方法として、シリコー
ンオイルを添加する方法、あるいは特開昭61−132
954号公報に開示されているように、ポリジメチルシ
ロキサンブロックをポリカーボネート樹脂に共重合する
といった方法が知られている。
【0007】しかしながら、シリコーンオイルを添加す
る方法では、電子写真における電気的特性、具体的には
感度及び残留電位特性を劣化させたり、耐久の進行によ
り表面層にあったシリコンオイルが失われ、永続的な潤
滑性を得ることができないといった欠点があった。
【0008】また、前述のポリジメチルシロキサンブロ
ックを共重合した物を使用すると潤滑性については良好
な物となるが、従来のポリジメチルシロキサン共重合体
は溶液とした場合に白濁したり、ゲル化するなどの難点
があり、電子写真感光体の表面層として使用しても耐久
性の点で満足できるものではなかった。
【0009】更に、近年の有機電子写真感光体の高感度
化に対する要求から、電荷輸送物質などの低分子量化合
物は比較的大量に添加される場合が多いが、電子写真感
光体を長期にわたって保存すると前述の低分子量成分が
析出してしまい、層分離するといった問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
カーボネート樹脂を表面層として使用した電子写真感光
体が従来有していた、上述したような様々な問題点を解
決し、潤滑性及び耐摩耗性を向上させることによって、
優れた機械的特性及び耐久性を有し、かつ保存安定性に
もにも優れ、しかも製造が容易な電子写真感光体を提供
することにある。
【0011】また、本発明の目的は、上記電子写真感光
体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミ
リを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該
電子写真感光体の表面層が下記式(1)
【0013】
【外4】 (式中、Aは炭素数1乃至15の直鎖、分岐鎖あるいは
環状のアルキリデン基、アリール置換アルキリデン基、
アリーレンジアルキリデン基、又は−O−,−S−,−
CO−,−SO−及び−SO2 −を示し、R11乃至R18
は水素、ハロゲン又は炭素数1乃至4のアルキル基、ア
ルケニル基及びアリール基を示す。)で示される構成単
位を有する重合体、及び下記式(2)及び(3)
【0014】
【外5】 (式中、Bは炭素数1乃至15の直鎖、分岐鎖あるいは
環状のアルキリデン基、アリール置換アルキリデン基、
アリーレンジアルキリデン基、又は−O−,−S−,−
CO−,−SO−及び−SO2 −を示し、R21乃至R28
は水素、ハロゲン又は炭素数1乃至4のアルキル基及び
アルケニル基を示す。)
【0015】
【外6】 (式中、R31は炭素数2乃至6のアルキレン基又はアル
キリデン基、R32乃至R 35は炭素数1乃至3のアルキル
基、フェニル基又は置換フェニル基、nは1乃至200
を示す。)で示される構成単位を有する重合体を含有す
ることを特徴とする電子写真感光体である。
【0016】また、本発明は上記電子写真感光体を有す
る電子写真装置、装置ユニット及びファクシミリであ
る。
【0017】本発明に用いられる式(1)で示される構
成単位の好ましい具体例を以下に示すが、これらに限ら
れるものではない。
【0018】
【外7】
【0019】
【外8】
【0020】
【外9】
【0021】
【外10】
【0022】
【外11】
【0023】
【外12】
【0024】
【外13】
【0025】これらの構成単位のうち、No.7、1
9、20及び25の構成単位が特に好ましく、更にはN
o.19の構成単位が好ましい。
【0026】本発明で用いられる式(2)で示される構
成単位の好ましい具体例としては、上述の式(1)で示
される構成単位の好ましい具体例と同じものが挙げられ
る。特に好ましい例としては、No.7、19、20及
び25の構成単位が挙げられ、更に好ましくはNo.7
及び19の構成単位が挙げられる。
【0027】以下に、本発明で用いられる式(3)で示
される構成単位の好ましい具体例を示すが、これらに限
られるものではない。
【0028】
【外14】
【0029】
【外15】
【0030】これらの中でも、特にNo.27で示され
る構成単位が好ましい。
【0031】本発明に用いられる、式(2)及び(3)
で示される構成単位を有する重合体は、下記式(4)
【0032】
【外16】 (式中、B及びR21乃至R28は前記のものと同じ。)で
示されるビスフェノールと下記式(5)
【0033】
【外17】 (式中、R31乃至R35及びnは前記のものと同じ。)で
示されるビスフェノールをホスゲン、炭酸エステル又は
クロロホーメートなどの存在下、界面重合させることに
よって得ることができる。
【0034】本発明においては、式(2)で示される構
成単位の重量をαとし、式(3)で示される構成単位の
重量をβとしたときにβ/(α+β)の値が、0.01
〜0.9の範囲であることが好ましく、特には0.01
〜0.1の範囲であることが好ましい。
【0035】また、式(3)におけるnは1〜200を
示し、5〜100であることが特に好ましい。R31とし
ては、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレ
ン及びペンチレンなどが挙げられるが、特にはエチレ
ン、プロピレン及びイソプロピレンが好ましい。
【0036】本発明の電子写真感光体は、特に優れた耐
ソルベントクラック性、表面潤滑性、保存安定性を有す
るが、この理由としては、表面層に耐薬品性を有する、
式(2)及び(3)で示される構成単位を有する重合体
を導入することによりソルベントクラックの要因となる
薬品が感光層に侵入する速度を低下させ、被膜に異常を
発生する速度を低下しているものと考えられる。更にま
た、かかる重合体の添加により、感光層中に添加される
低分子量成分の析出による層分離が顕著に防止される。
この原因としては、式(3)で示される構成単位のシロ
キサン骨格が電荷輸送物質に対して特に相溶化剤として
も機能するためと考えられる。
【0037】本発明の電子写真感光体表面層に含有され
る重合体は、電子写真プロセスに応じて要求される耐キ
ズ性、硬度、製造安定性及び保存安定性などを考慮して
決定されなければならない。このとき用いる式(1)で
示される構成単位を有する重合体と式(2)及び(3)
で示される構成単位を有する重合体の割合は、耐ソルベ
ントクラック性、耐久性及び電気特性に対する環境安定
性、更には溶液安定性に依存する製造安定性をも考慮し
て制御しなければならないが、式(2)及び(3)で示
される構成単位を有する重合体が式(1)で示される構
成単位を有する重合体に対して重量割合で0.1〜95
重量%の範囲であることが好ましく、特には0.5〜8
0重量%の範囲であることが好ましい。特に、式(2)
で示される構成単位の重量をαとし、式(3)で示され
る構成単位の重量をβとしたときのβ/(α+β)の値
が、0.01〜0.1の範囲であるときは、前記重合体
の割合は1〜15重量%の範囲であることが好ましく、
特には3〜10重量%の範囲であることが好ましい。
【0038】本発明の電子写真感光体の感光層は、前述
の電荷発生物質と電荷輸送物質を同一の層に含有する所
謂単層型であっても、電荷発生物質を含有する電荷発生
層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を積層した積層
型であってもよいが、電子写真感光体に要求される諸特
性を満足するためには後者の積層型の感光層であること
が好ましい。
【0039】本発明の電子写真感光体に用いられる電荷
発生物質としては、セレン−テルル;ピリリウム及びチ
オピリリウム系染料;各種の中心金属及び結晶形、具体
的には例えば、α、β、γ、ε及びX型などの結晶形を
有するフタロシアニン化合物;アントアントロン顔料;
ジベンズピレンキノン顔料;ピラントロン顔料;トリス
アゾ顔料;ジスアゾ顔料;アゾ顔料;インジゴ顔料;キ
ナクリドン顔料;非対称キノシアニン顔料;キノシアニ
ン顔料;あるいは特開昭54−143645号公報に記
載のアモルファスシリコンなどが挙げられる。
【0040】電荷発生層は、前記の電荷発生物質を導電
性支持体上に真空蒸着するか、電荷発生物質を0.3〜
4倍量の結着樹脂及び溶剤と共にホモジナイザー、超音
波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、ア
トライター、及びロールミルなどの方法でよく分散し、
この分散液を塗布し、乾燥することにより形成される。
膜厚は5μm以下、特には0.1〜2μmの範囲である
ことが好ましい。
【0041】また、電荷輸送物質としては、ピレン、N
−エチルカルバゾール、N−イソプロピルカルバゾー
ル、N−メチル−N−フェニルヒドラジノ−3−メチリ
デン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジフェニルヒ
ドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、
N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10
−エチルフェノチアジン、N,N−ジフェニルヒドラジ
ノ−3−メチリデン−10−エチルフェノキサジン、p
−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,N−ジフェニ
ルヒドラゾン、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−
N−α−ナフチル−N−フェニルヒドラゾン、p−ピロ
リノジベンズアルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾ
ン、1,3,3−トリメチルインドレニン−ω−アルデ
ヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン及びp−ジエチル
ベンズアルデヒド−3−メチルベンズチアゾリノン−2
−ヒドラゾンなどのヒドラゾン類;2,5−ビス(p−
ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾ
ール、1−フェニル−3−(p−ジエチルアミノスチリ
ル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−〔キノリン(2)〕−3−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピ
ラゾリン、1−〔ピリジル(2)−3−)(p−ジエチ
ルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン、1−〔6−メトキシ−ピリジル
(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−
(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピ
リジル(3)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)
−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1
−〔ピリジン(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチルアミノ
フェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−
(α−メチル−p−ジエチルアミノスチリル)−5−
(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−フェ
ニル−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−メチ
ル−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、
1−フェニル−3−(α−ベンジル−p−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピ
ラゾリン及びスピロピラゾリンなどのピラゾリン類;2
−(p−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエチルアミ
ノベンズオキサゾール及び2−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)−4−(p−ジメチルアミノフェニル)−5−
(2−クロロフェニル)オキサゾールなどのオキサゾー
ル系化合物;2−(p−ジエチルアミノスチリル)−6
−ジエチルアミノベンゾチアゾールなどのチアゾール系
化合物;ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニ
ル)フェニルメタンなどのトリアリールメタン系化合
物;及び1,1−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−
2−メチルフェニル)ヘプタン及び1,1,2,2−テ
トラキス−4−N,N−ジメチルアミノ−2−メチルフ
ェニル)エタンなどのポリアリールアルカン類などが挙
げられる。
【0042】電荷輸送層は、上記の電荷輸送物質と結着
樹脂を溶剤を用いて溶解した溶液を塗布し、乾燥するこ
とにより形成される。電荷輸送物質と結着樹脂の混合割
合は2:1〜1:2(重量比)程度であることが好まし
く、また層の膜厚は、5〜40μmであることが好まし
く、特には15〜30μmであることが好ましい。
【0043】感光層が単層型である場合、上述の電荷発
生物質と電荷輸送物質を適当な溶剤を用いて結着樹脂に
分散、含有した溶液を塗布し、乾燥することにより形成
される。層の膜厚は、5〜40μmであることが好まし
く、特には15〜30μmであることが好ましい。
【0044】これらの層に用いられる結着樹脂として
は、層が表面層であるときは、本発明の重合体が用いら
れるが、表面層でないときは、電荷発生層にはポリビニ
ルブチラール、ポリビニルベンザール、ポリアリレー
ト、ポリカーボネート、ポリエステル、フェノキシ樹
脂、セルロース系樹脂、アクリル樹脂及びポリウレタン
などを用いることができ、電荷輸送層には、アクリル樹
脂、ポリアリレート、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレンコポリ
マー、ポリアクリルアミド、ポリアミド及び塩素化ゴム
などを用いることができ、単層型の感光層には上述した
樹脂を用いることができる。
【0045】また、本発明においては、必要に応じて、
感光層上に表面保護層として本発明の表面層を用いるこ
ともできる。本発明の表面層を表面保護層として使用す
る場合には、適用する電子写真プロセスに応じた電気的
特性を満足するために酸化錫、酸化インジウム、ITO
及び酸化チタンなどといった導電性粉体もしくはそれら
の混合物、あるいは電荷輸送物質を添加することもでき
る。その添加量としては、表面保護層全重量に対して1
重量%〜50重量%であることが好ましい。表面保護層
には更にテフロン粒子などの潤滑材を添加してもよい。
【0046】本発明に用いられる導電性支持体として
は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステ
ンレス、バナジウム、モリブデン、クロム、チタン、ニ
ッケル、インジウム、金及び白金などが挙げられる。ま
た、こうした金属あるいは合金を、真空蒸着法によって
被覆形成したプラスチック(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレ
ート及びアクリル樹脂など)や、導電性粒子(例えばカ
ーボンブラック及び銀粒子など)を適当な結着樹脂と共
にプラスチックまたは金属あるいは合金の基板上に被覆
した支持体あるいは導電性粒子をプラスチックや紙に含
浸した支持体などが挙げられる。支持体の形状として
は、ドラム状、シート状及びベルト状などが挙げられる
が、適用される電子写真装置に最も適した形状にするこ
とが好ましい。
【0047】本発明においては、導電性支持体の上に
は、バリアー機能と接着機能をもつ下引層を設けること
ができる。下引層は感光層の接着性改良、塗工性改良、
支持体の保護、支持体上の欠陥の被覆、支持体からの電
荷注入性改良及び感光層の電気的破壊に対する保護など
のために形成される。下引層の材料としては、ポリビニ
ルアルコール、ポリ−N−ビニルイミダゾール、ポリエ
チレンオキシド、エチルセルロース、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、カゼイン、ポリアミド、共重合ナイロ
ン、ニカワ及びゼラチンなどが挙げられる。これらはそ
れぞれに適した溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗布
し、乾燥することにより形成される。膜厚は0.1〜2
μm程度が好ましい。
【0048】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、ファクシミリ、レーザービーム
プリンター、CRTプリンター、LEDプリンター、液
晶プリンター及びレーザー製版などの電子写真応用分野
にも広く用いることができる。
【0049】図1に本発明の電子写真感光体を用いた電
子写真装置の概略構成を示した。
【0050】図において、1は像担持体としてのドラム
型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度
で回転駆動される。該感光体1は、その回転過程で帯電
手段2によりその周面に正または負の所定電位の均一帯
電を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手段によ
り光像露光L(スリット露光・レーザービーム走査露光
など)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応
した静電潜像が順次形成されていく。
【0051】その静電潜像は次いで現像手段4でトナー
現像され、このトナー現像像は、不図示の給紙部から感
光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と同期取り
されて給送された転写材Pに転写手段5により順次転写
されていく。
【0052】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0053】像転写後の感光体1の表面はクリーニング
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化され
て、さらに、前露光手段7により除電処理されて繰り返
して像形成に使用される。
【0054】感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。本発明
においては、上述の感光体、現像手段及びクリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも1つを
感光体と共に一体に支持してユニツトを形成し、装置本
体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールな
どの案内手段を用いて着脱自在の構成にしても良い。こ
のとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段及び/ま
たは現像手段を伴って構成しても良い。
【0055】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光を感光体に照射すること、あるいは、センサーで
原稿を読取り、信号化し、この信号にしたがってレーザ
ービームの走査、LEDアレイの駆動、または液晶シャ
ッターアレイの駆動などを行い感光体に光を照射するこ
となどにより行われる。
【0056】また、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、光像露光Lは受信データをプリントす
るための露光になる。図2はこの場合の1例をブロック
図で示したものである。
【0057】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路13を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路12を通してプリンタ
ー19に送られる。画像メモリには所定の画像データが
記憶される。プリンタコントローラ18はプリンター1
9を制御している。14は電話である。
【0058】回線15から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路12で復調された後、CPU17は画像情報の複号処
理を行い順次画像メモリ16に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像がメモリ16に格納されると、
そのページの画像記録を行う。CPU17は、メモリ1
6より1ページの画像情報を読み出しプリンタコントロ
ーラ18に複号化された1ページの画像情報を送出す
る。プリンタコントローラ18は、CPU17からの1
ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情報記
録を行うべく、プリンタ19を制御する。
【0059】尚、CPU17は、プリンタ19による記
録中に、次のページの受信を行っている。
【0060】以上のようにして、画像の受信と記録が行
われる。
【0061】次に、本発明を実施例により更に詳細に説
明する。
【0062】
【実施例】
実施例1 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
導電性酸化チタン粉体50部(重量部、以下同様)、フ
ェノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、メタノ
ール5部及びシリコーンオイル(ポリジメチルシロキサ
ンポリオキシアルキレン共重合体、重量平均分子量30
00)0.002部をφ1mmガラスビーズを用いたサ
ンドミル装置で2時間分散して導電層用塗料を得た。こ
の塗料を30φのアルミニウムシリンダー上に浸漬塗布
方法で塗布し、140℃で30分間乾燥して、膜厚20
μmの導電層を形成した。
【0063】次に、N−メトキシメチル化ナイロン5部
をメタノール95部中に溶解し、下引層用塗料を作成し
た。この塗料を前記の導電層上に浸漬塗布方法によって
塗布し、100℃で20分間乾燥して0.6μmの下引
層を形成した。
【0064】次に、CuKaのX線回折におけるブラッ
ク角2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.9
°及び27.1°に強いピークを有するオキシチタニウ
ムフタロシアニンを3部、ポリビニルブチラール樹脂
(積水化学製、エスレックBM2)2部及びシクロヘキ
サノン35部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミ
ル装置で2時間分散した後に酢酸エチル60部を加えて
電荷発生層用分散液を得た。この分散液を前記の下引層
上に浸漬塗布方法で塗布して100℃で15分間乾燥し
て、膜厚0.2μmの電荷発生層を得た。
【0065】次いで、下記式
【0066】
【外18】 で示される化合物8部、下記式
【0067】
【外19】 で示される化合物2部、下記式
【0068】
【外20】 で示される構成単位からなる重合体(粘度平均分子量
2.05×104 )9部及び下記式
【0069】
【外21】 で示される構成単位からなる共重合体であり、成分
(a)が共重合体の全重量の95重量%である共重合体
(粘度平均分子量2.21×104 )1部をジクロロメ
タン20部、モノクロルベンゼン40部の混合溶媒中に
溶解した溶液を前述の電荷発生層上に浸清塗布方法で塗
布し、120℃で60分間乾燥して膜厚23μmの電荷
輸送層を形成した。
【0070】得られた電子写真感光体の表面潤滑性、経
時析出性及び耐ソルベントクラック性を評価した。表面
潤滑性については複写機用のウレタンゴム製のクリーニ
ングブレードを当接角30°で感光体表面に当接し、そ
の滑り抵抗をHEIDON−14型表面性試験機(新東
化学(株)製)を用いて測定した。更に、この表面層に
ウレタンクリーニングブレードを圧接し、75℃で保存
し析出性に対する加速試験を行った。評価については2
週間後に感光体を顕微鏡により観察し、析出の有無を評
価した。またソルベントクラック性についてはこの表面
層に指脂を付着し、24時間及び2日間、常温常湿に放
置した後顕微鏡によりソルベントクラックの有無を観察
した。更に、この感光体を40℃、93%RH下で24
時間放置した後、キヤノン製LBP−LXに入れ500
0枚連続で通紙耐久を行ない、感光体表面に付着したト
ナーが原因の黒ポチの有無を観察した。
【0071】結果を表2に示す。
【0072】実施例2〜20 共重合体中の
【0073】
【外22】 で示される構成単位の重量比と共重合体の重量部を表1
のように変えた他は実施例1と同様に電子写真感光体を
作成し、評価した。
【0074】結果を表2に示す。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】 注1)黒ポチが認められた時点の枚数とは、感光体一回
転分の間に0.5mmφ以上の黒点が5個以上確認され
た時の枚数のことである。 注2)◎:クラックが全くない。
【0077】〇:200倍の顕微鏡で、微小なクラック
が3本以下認められるが画像上影響はない。
【0078】△:200倍の顕微鏡で、微小なクラック
が10本以下認められるが画像上影響はない。
【0079】×:200倍の顕微鏡で、0.5mm以上
のクラックが10本以下認められ、画像に影響する。
【0080】××:200倍の顕微鏡で、0.5mm以
上のクラックが無数に認められ、画像に著しく影響す
る。
【0081】実施例21 実施例1と同様にして、アルミニウムシリンダー上に導
電層及び下引層を形成した。
【0082】次いで、下記式
【0083】
【外23】 で示されるジスアゾ顔料3部、ポリビニルベンザール
(ベンザール化率80%、重量平均分子量11000)
2部及びシクロヘキサノン35部をφ1mmガラスビー
ズを用いたサンドミル装置で12時間分散した後にメチ
ルエチルケトン60部を加えて電荷発生層用分散液を得
た。この分散液を前記の中間層上に浸漬コーティング法
で塗布し、80℃で20分間乾燥して、膜厚0.2μm
の電荷発生層を得た。
【0084】次いで、下記式
【0085】
【外24】 で示される化合物10部、下記式
【0086】
【外25】 で示される構成単位からなる重合体(粘度平均分子量
2.05×104 )5部及び下記式
【0087】
【外26】 で示される構成単位からなる共重合体であり、成分
(C)が共重合体の全重量の95重量%である共重合体
(粘度平均分子量2.21×104 )5部をジクロロメ
タン20部、モノクロルベンゼン40部の混合溶媒中に
溶解した溶液を前述の電荷発生層上に実施例1と同様に
して塗布し、120℃で60分間乾燥して膜厚23μm
の電荷輸送層を形成した。
【0088】得られた感光体を実施例1と同様にして評
価した。
【0089】結果を表3に示す。
【0090】実施例22 実施例1と同様にして、アルミニウムシリンダー上に導
電層、下引層及び電荷発生層を形成した。
【0091】次いで、樹脂として下記式
【0092】
【外27】 で示される構成単位からなる重合体(粘度平均分子量
8.56×104 )8部、及び下記式
【0093】
【外28】 で示される構成単位からなる共重合体であり、成分
(e)が共重合体の全重量の99重量%である共重合体
(粘度平均分子量2.25×104 )2部を用いた以外
は実施例1と同様にして電荷輸送層を形成した。
【0094】得られた感光体を実施例1と同様にして評
価した。
【0095】結果を表3に示す。
【0096】実施例23 実施例1と同様にして、アルミニウムシリンダー上に導
電層、下引層及び電荷発生層を形成した。
【0097】次いで、樹脂として下記式
【0098】
【外29】 で示される構成単位からなる重合体(粘度平均分子量
3.31×104 )2部、及び下記式
【0099】
【外30】 で示される構成単位からなる共重合体であり、成分
(g)が共重合体の全重量の90重量%である共重合体
(粘度平均分子量2.25×104 )8部を用いた以外
は実施例1と同様にして電荷輸送層を形成した。
【0100】得られた感光体を実施例1と同様にして評
価した。
【0101】結果を表3に示す。
【0102】実施例24 実施例1と同様にして、アルミニウムシリンダー上に導
電層、下引層及び電荷発生層を形成した。
【0103】次いで、樹脂として下記式
【0104】
【外31】 で示される構成単位からなる重合体(粘度平均分子量
3.01×104 )5部、及び下記式
【0105】
【外32】 で示される構成単位からなる共重合体であり、成分
(i)が共重合体の全重量の95重量%である共重合体
(粘度平均分子量3.13×104 )5部を用いた以外
は実施例1と同様にして電荷輸送層を形成した。
【0106】得られた感光体を実施例1と同様にして評
価した。
【0107】結果を表3に示す。
【0108】実施例25 実施例1と同様にして、アルミニウムシリンダー上に導
電層、下引層及び電荷発生層を形成した。
【0109】次いで、電荷輸送物質として下記式
【0110】
【外33】 で示される化合物10部、及び樹脂として下記式
【0111】
【外34】 で示される構成単位からなる重合体(粘度平均分子量
2.53×104 )5部、及び下記式
【0112】
【外35】 で示される構成単位からなる共重合体であり、成分
(k)が共重合体の全重量の95重量%である共重合体
(粘度平均分子量3.25×104 )5部を用いた以外
は実施例1と同様にして電荷輸送層を形成した。
【0113】得られた感光体を実施例1と同様にして評
価した。
【0114】結果を表3に示す。
【0115】比較例1 樹脂としてポリカーボネートZ(粘度平均分子量1.9
2×104 )10部を用いて電荷輸送層を形成した以外
は、実施例1と同様にして感光体を作成し、評価した。
【0116】結果を表3に示す。
【0117】
【表3】
【0118】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、優れた
表面潤滑性、耐摩耗性、保存安定性、クリーニング特性
及び耐ソルベントクラック性を有する電子写真感光体、
該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット
及びファクシミリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置
の概略構成の例を示す図である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図の例を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体 1a 軸 2 帯電手段 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリーニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段 L 光像露光 P 転写材
フロントページの続き (72)発明者 藤村 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 穴山 秀樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉原 淑之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 相野谷 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−72753(JP,A) 特開 平4−234050(JP,A) 特開 平2−236556(JP,A) 特開 昭61−132954(JP,A) 特開 平5−88398(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該電子写真感光体の表面層が下記式
    (1) 【外1】 (式中、Aは炭素数1乃至15の直鎖、分岐鎖あるいは
    環状のアルキリデン基、アリール置換アルキリデン基、
    アリーレンジアルキリデン基、又は−O−,−S−,−
    CO−,−SO−及び−SO2 −を示し、R11乃至R18
    は水素、ハロゲン又は炭素数1乃至4のアルキル基、ア
    ルケニル基及びアリール基を示す。)で示される構成単
    位を有する重合体、及び下記式(2)及び(3) 【外2】 (式中、Bは炭素数1乃至15の直鎖、分岐鎖あるいは
    環状のアルキリデン基、アリール置換アルキリデン基、
    アリーレンジアルキリデン基、又は−O−,−S−,−
    CO−,−SO−及び−SO2 −を示し、R21乃至R28
    は水素、ハロゲン又は炭素数1乃至4のアルキル基及び
    アルケニル基を示す。) 【外3】 (式中、R31は炭素数2乃至6のアルキレン基又はアル
    キリデン基、R32乃至R35は炭素数1乃至3のアルキル
    基、フェニル基又は置換フェニル基、nは1乃至200
    を示す。)で示される構成単位を有する重合体を含有す
    ることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子写真感光体、静電潜
    像形成手段、形成した静電潜像を現像する手段及び現像
    した像を転写材に転写する手段を有することを特徴とす
    る電子写真装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子写真感光体、及び帯
    電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群より
    選ばれる少なくともひとつの手段を一体に支持し、かつ
    装置本体に着脱自在であることを特徴とする装置ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子写真感光体を有する
    電子写真装置、及びリモート端末からの画像情報を受信
    する受信手段を有することを特徴とするファクシミリ。
JP4-280105A 1991-10-17 1992-10-19 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置、装置ユニット及びファクシミリ Expired - Lifetime JP3005129B2 (ja)

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JP29664591 1991-10-17
JP3-296645 1991-10-17

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JPH05297620A JPH05297620A (ja) 1993-11-12
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