JP3004952U - 真空包装体 - Google Patents

真空包装体

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JP3004952U
JP3004952U JP1994007629U JP762994U JP3004952U JP 3004952 U JP3004952 U JP 3004952U JP 1994007629 U JP1994007629 U JP 1994007629U JP 762994 U JP762994 U JP 762994U JP 3004952 U JP3004952 U JP 3004952U
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Japan
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vacuum
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JP1994007629U
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Inventor
内 義 弘 阪
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株式会社ティーピーパック
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装体内において、内容物をしっかり保持
し、保護できると共に、嵩張ることのない真空包装体を
提供する。 【構成】 液体3a及び固形物3bからなる内容物3を
真空包装した真空包装体において、前記内容物3が包装
前に収容される可撓性の樹脂製トレイ1と、前記トレイ
1及び内容物3を収納し、真空状態で密封可能な袋状の
包装体4とで構成されたことを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体及び固形物からなる内容物を収納する容器に係り、詳しくは、 調理した魚及び汁等を真空包装するに最適な容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体及び固形物からなる内容物を、そのまま袋状の包装体に入れ、真空 包装していた。
【0003】 また、実開昭63−32113号に開示されているものがあった。この食品包 装体は、図4に示すように、合成樹脂性のトレイ11の底面に、多数の凸部12 が形成され、さらに、この凸部12の長手方向に直交する凸部13が形成されて いる。
【0004】 そして、凸部12,13により区画された複数の載置部14に調理した魚の切 り身5を収容し、このトレイ11をアルミ箔に合成樹脂フィルムをラミネートし た素材より成る袋状容器16内に入れ、真空包装手段により密封し、加熱処理し ていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前者のように構成された包装体は、真空包装しても包装体が軟質材で構成され ているため、真空包装体の形が容易に変形してしまい、搬送等の際、荷崩れが起 こり易いと共に、内容物が傷つきやすい等の欠点があった。
【0006】 また、後者に関してはトレイ11が非変形物であるため、真空後の包装体の体 積が大きく、嵩張ってしまう欠点があった。 さらに、後者は、凸部12と凸部12との間隔が、収容する内容物(魚の切り 身)5の大きさに適していないため、内容物5が凸部12,12間で動いてしま い、お互いに傷つけあってしまう欠点があった。
【0007】 本考案は、前記欠点を解決するためになされたものであり、包装体内において 、内容物をしっかり保持し、保護できると共に、嵩張ることのない真空包装体を 提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
液体及び固形物からなる内容物を真空包装した真空包装体において、前記内容 物が包装前に収容される可撓性の樹脂製トレイと、前記トレイ及び内容物を収納 し、真空状態で密封可能な袋状の包装体とで構成されたことを特徴とするもので ある。
【0009】 そして、前記内容物は、魚を調理した食品であることを特徴とするものである 。
【0010】 また、前記トレイには、補強用凹部が複数形成されたことを特徴とするもので ある。
【0011】 また、前記トレイの素材は、ポリプロピレンであることを特徴とするものであ る。
【0012】
【作用】
トレイ内に決められた量の内容物を収容した後、このトレイを包装体内に収納 して、この包装体を真空包装する。 そして、このトレイは内容物を構成する液体に浸り、包装体の外部から見えな くなると共に、トレイが内容物を構成する固形物を包みこむ。
【0013】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す断面斜視図であり、図2は前記実施例のトレイ の斜視図である。
【0014】 図2に示すように、1は可撓性のトレイであり、合成樹脂、例えば、ポリプロ ピレンを素材として盆状に成形され、その側面には補強用の凹部2が形成されて いる。ここで、図3のように、トレイ1の側面だけでなく底面にも補強用の凹部 2を形成しても良い。
【0015】 また、図1に示すように、トレイ1内には、液体(液汁)3aと固形物(調理 済魚の切り身)3bとからなる内容物(食品)3を収容し、このトレイ1を袋状 で透明な合成樹脂製包装体4に入れる。 そして、図示しない真空包装機(例えば、バキュームシーラー)によって包装 体4内を脱気し、包装体4の開口部を熱融着し、包装体4を内部を真空密封する 。
【0016】 ここで、包装体4内の脱気中に、包装体4が収縮するにつれて、可撓性である トレイ1は、固形物(魚の切り身)3bを包むように折り畳まれる。
【0017】 以上のように、トレイ1内に、一度内容物(食品)3を収容してから、包装体 4に収納するため、内容物(食品)3の計量及び充填が容易にできる。
【0018】 また、トレイ1が固形物(魚の切り身)3bを包んだ際、トレイ1には、補強 用凹部2が形成されているので、トレイ1は包んだ型を維持し、包装体4の強度 が増す。
【0019】 さらに、トレイ1自体は乳白色である有色体であるが、液体(液汁)3a内に トレイ1が浸されると、包装体4の外からトレイ1がほとんど見えなくなる。
【0020】
【考案の効果】 以上、詳細に説明したように、本考案は、内容物がトレイに包まれた状態で、 包装体内に収納されているため、真空包装体の強度があがり、これらを積載して も内容物を保護できると共に、荷崩れを防止することができる。 また、包装体内にトレイ及び内容物を収納した際、トレイは内容物が含む液体 によって透明度が増し、トレイが包装体内に入っていることが包装体の外部から 見えにくくなるため、商品の外観を損ねることがない。 さらに、内容物を一旦トレイ内に収容するため、内容物の充填や計量が従来に 比べ容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面斜視図である。
【図2】前記実施例のトレイを示す概略斜視図である。
【図3】図2に示したトレイの他の実施例を示す概略斜
視図である。
【図4】従来の真空包装体を示す一部断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 トレイ 2 凹部 3 内容物 3a 液体 3b 固形物 4 包装体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体及び固形物からなる内容物を真空包
    装した真空包装体において、前記内容物が包装前に収容
    される可撓性の合成樹脂製トレイと、前記トレイ及び内
    容物を収納し、真空状態で密封可能な袋状の包装体とで
    構成されたことを特徴とする真空包装体。
  2. 【請求項2】 前記内容物は、魚を調理した食品である
    ことを特徴とする請求項1記載の真空包装体。
  3. 【請求項3】 前記トレイには、補強用凹部が、複数形
    成されたことを特徴とする請求項1及び2記載の真空包
    装体。
  4. 【請求項4】 前記トレイの素材は、ポリプロピレンで
    あることを特徴とする請求項1,2又は3記載の真空包
    装体。
JP1994007629U 1994-06-03 1994-06-03 真空包装体 Expired - Lifetime JP3004952U (ja)

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JP1994007629U JP3004952U (ja) 1994-06-03 1994-06-03 真空包装体

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ID=43140862

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130955A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Tact:Kk 真空パック園芸用粒状土およびその製造方法

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