JP3004831U - 愛玩動物の設置型墓標 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は愛玩動物の墓標を設置型のものに
して土地が無くても遠くまでいかなくても場所を選ばず
身近に置ける墓標とする。 【構成】 本考案は内部が空洞で底面に素材をもたな
い墓碑１と底を一部切り抜いてあるトレー２とを組んで
接合、一体化することにより墓碑の内部の空洞部分４が
トレーの底より開放され、骨壺の上から骨壺を覆うよう
に設置できるところの愛玩動物の設置型墓標である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、墓碑とトレーとを組み合わせ、接合し、一体化して設置型にした愛 玩動物の墓標に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、愛玩動物の墓標は土地を掘り返して墓碑を固定したものであった。また 集団で利用するよう設営されたところの墓所の一画にあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

最近は愛玩動物が人と家族化しているので、その動物が死んだときには供養の ための墓標を建てたいという要求が高まってきている。しかし土地は高価で手に 入りにくく、集団で利用する墓所が近くにあることは稀で不便かつ不経済である 。本考案は場所を選ばず身近に置ける墓標とすることで課題を解決しようとする ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は課題解決のために墓碑とトレーとを組み合わせて設置型の墓標にしよ うとするものである。そこで図面に従って説明すれば１の墓碑及び２のトレーを 構成する素材は板状である。墓碑は垂直面と上面１ａがあるが底の面を構成する 素材をもたず墓碑の内部は空洞４である。またトレーは底を一部分切除する。 このトレーの上に墓碑を接合することにより墓碑の空洞部分４がトレーの底にお いて開放されているところの設置型墓標となる。

【０００５】

【作用】

本考案は以上のように構成されており、この一体化した設置型墓標を骨壺の上 より覆いかくすように置き骨壺を墓碑の空洞内に納める。またトレーの墓碑まわ りの容積部には土、小石を入れて墓標としての形体を整える。

【０００６】

【実施例】

本考案はその実施にあたりつぎのごときことが出来る。 イ 素材を合成樹脂にする。 ロ 墓碑銘を刻んだりプリントする。 ハ 供花、供物の設備を墓標部分に取り付ける。

【０００７】

【考案の効果】

従って愛玩動物の墓標が場所を選ばず身近に置ける独立した設置型墓標となり 、土地が無くても、遠くまでいかなくても設置できるので、供養するものは安ら ぎを得る。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の愛玩動物の設置型墓標の利用斜視図あ
る。

【図２】本愛玩動物の設置型墓標の切断面図である。

【符号の説明】

１ 墓碑 ２ トレー ３ 供花器 ４ 墓碑内空洞部分

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 板状の素材で構成され内部が空洞の墓碑
   とトレーとを組み合わせ、接合し、一体化した愛玩動物
   の設置型墓標。
2. 【請求項２】 トレーの底の一部分を切除し、トレーの
   底から墓碑の空洞を開放したところを特徴とする請求項
   １の愛玩動物の設置型墓標。