JP3004718B2 - カリウムチャネルオープナーおよび5α―レダクターゼ抑制剤を用いる育毛刺激 - Google Patents
カリウムチャネルオープナーおよび5α―レダクターゼ抑制剤を用いる育毛刺激Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ミノキシジル(minoxidil)、クロマカリ
ム(cromakalim)、ピナシジル(pinacidil)またはs
−トリアジン誘導体、ベンゾピラン誘導体、ピリジノピ
ラン誘導体およびチアン−1−オキシド化合物のような
カリウムチャネルオープナーの群から選択される化合物
のようなカリウムチャネルオープナーと、5α−レダク
ターゼ抑制剤の17β−(N−tert−ブチルカルバモイ
ル)−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3
−オンとの併用投与による育毛の促進改良法および促進
組成物に関する。
ム(cromakalim)、ピナシジル(pinacidil)またはs
−トリアジン誘導体、ベンゾピラン誘導体、ピリジノピ
ラン誘導体およびチアン−1−オキシド化合物のような
カリウムチャネルオープナーの群から選択される化合物
のようなカリウムチャネルオープナーと、5α−レダク
ターゼ抑制剤の17β−(N−tert−ブチルカルバモイ
ル)−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3
−オンとの併用投与による育毛の促進改良法および促進
組成物に関する。
ミノキシジルが育毛を促進し、通常、「雄型禿頭症」
として知られているアンドロゲン性脱毛症(androgenet
ic alopecia)(米国特許第4,596,812号;第4,139,619
号)、円形脱毛症および雌の禿頭症の治療に有用である
という知見があって以後、他の活性成分を配合するこ
と、例えば、ミノキシジル/ヒドロコルチゾンおよびミ
ノキシジル/レチノイド(DE3827467−A)の組み合わ
せによって、局所用ミノキシジル組成物の単独使用を改
良する試みに対する努力がなされてきた。
として知られているアンドロゲン性脱毛症(androgenet
ic alopecia)(米国特許第4,596,812号;第4,139,619
号)、円形脱毛症および雌の禿頭症の治療に有用である
という知見があって以後、他の活性成分を配合するこ
と、例えば、ミノキシジル/ヒドロコルチゾンおよびミ
ノキシジル/レチノイド(DE3827467−A)の組み合わ
せによって、局所用ミノキシジル組成物の単独使用を改
良する試みに対する努力がなされてきた。
もう一つ別のアプローチとして、濾胞レベルで育毛の
開始および調整に関与しており、育毛を刺激する治療因
を介在する生物学的機構を同定し、定量する試みがなさ
れている。思春期の始まりが内分泌物レベルの変化をも
たらし、その結果、他の変化のうち、顔面育毛(雄)、
腋窩部育毛(雄および雌)および恥骨部育毛(雄および
雌)を刺激することがよく知られている。これらの作用
に関連する一連の化合物がアンドロゲンである。
開始および調整に関与しており、育毛を刺激する治療因
を介在する生物学的機構を同定し、定量する試みがなさ
れている。思春期の始まりが内分泌物レベルの変化をも
たらし、その結果、他の変化のうち、顔面育毛(雄)、
腋窩部育毛(雄および雌)および恥骨部育毛(雄および
雌)を刺激することがよく知られている。これらの作用
に関連する一連の化合物がアンドロゲンである。
アンドロゲンが、アンドロゲン性脱毛症(雄型禿頭
症)の発展および進行に主たる役割を果たしているよう
である。リットマスター・アール・エス(Rittmaster,
R.S.)、クリン・ダーマトール(Clin.Dermatol.),6,1
22(1988)。このことは、ヒトにおいて、思春期前に去
勢された男性が雄型禿頭症を発展させないことで証明さ
れた。ハミルトン・ジェイ・ビー(Hamilton,J.B.)ア
メリカン・ジャーナル・オブ・アナトミー(Am.J.Ana
t.),71,451(1942)。皮膚において、おそらく濾胞に
て、イフェクター・アンドロゲンは、ジヒドロテストス
テロン(DHT)、すなわち、5α−レダクターゼ酵素に
よるテストステロンのDHTへの酵素変換生成物である。
エブリング・エフ(Ebling.F.)、ジャーナル・オブ・
クリニカル・エンドクリノロジー・アンド・メタボリズ
ム(J.Clin.Endocrinol.Metab.),15,319(1986);プ
ライス・ヴイ・エッチ(Price,V.H.)、アーカイブス・
オブ・ダーマトロジー(Arch.Dermatol.),111,1496(1
975)。DHTの役割に関するさらなる証拠は、雄型禿頭症
の男性が毛髪濾胞および前頭皮にて高い5α−レダクタ
ーゼ濃度を有し、5α−レダクターゼを欠く男性が雄型
禿頭症を発展させないという報告から由来する。ビンガ
ム・ケイ・ディー、ショウ・ディー・エイ(Bingham,K.
D.,Shaw,D.A.)、ジャーナル・オブ・エンドクリノロジ
ー(J.Endocrinol.),57,111(1973);シュワイカート
・エッチ・ユー、ウィルソン・ジェイ・ディー(Schwei
kert,H.U.,Wilson.J.D.)、ジャーナル・オブ・クリニ
カル・エンドクリノロジー・アンド・メタボリズム,38
5,811(1974)。
症)の発展および進行に主たる役割を果たしているよう
である。リットマスター・アール・エス(Rittmaster,
R.S.)、クリン・ダーマトール(Clin.Dermatol.),6,1
22(1988)。このことは、ヒトにおいて、思春期前に去
勢された男性が雄型禿頭症を発展させないことで証明さ
れた。ハミルトン・ジェイ・ビー(Hamilton,J.B.)ア
メリカン・ジャーナル・オブ・アナトミー(Am.J.Ana
t.),71,451(1942)。皮膚において、おそらく濾胞に
て、イフェクター・アンドロゲンは、ジヒドロテストス
テロン(DHT)、すなわち、5α−レダクターゼ酵素に
よるテストステロンのDHTへの酵素変換生成物である。
エブリング・エフ(Ebling.F.)、ジャーナル・オブ・
クリニカル・エンドクリノロジー・アンド・メタボリズ
ム(J.Clin.Endocrinol.Metab.),15,319(1986);プ
ライス・ヴイ・エッチ(Price,V.H.)、アーカイブス・
オブ・ダーマトロジー(Arch.Dermatol.),111,1496(1
975)。DHTの役割に関するさらなる証拠は、雄型禿頭症
の男性が毛髪濾胞および前頭皮にて高い5α−レダクタ
ーゼ濃度を有し、5α−レダクターゼを欠く男性が雄型
禿頭症を発展させないという報告から由来する。ビンガ
ム・ケイ・ディー、ショウ・ディー・エイ(Bingham,K.
D.,Shaw,D.A.)、ジャーナル・オブ・エンドクリノロジ
ー(J.Endocrinol.),57,111(1973);シュワイカート
・エッチ・ユー、ウィルソン・ジェイ・ディー(Schwei
kert,H.U.,Wilson.J.D.)、ジャーナル・オブ・クリニ
カル・エンドクリノロジー・アンド・メタボリズム,38
5,811(1974)。
抗アンドロゲン療法は男性および女性の雄型禿頭症の
治療に対する介在の可能性を提案し、高アンドロゲン濃
度が雄型禿頭症の出現の原因であることを示唆してい
る。リットマスター・アール・エス、ロリアックス・デ
ィー・エル(Rittmaster,R.S.,Loriaux,D.L.)、アン・
インターン・メド(Ann,Intern,Med.),106,95(198
7)。この種の抗アンドロゲン化合物は、2つの主要な
範疇の、アンドロゲン受容体遮断剤と5α−レダクダー
ゼ抑制剤に細別される。アンドロゲン受容体遮断剤は、
アンドロゲン、テストステロンおよびジヒドロテストス
テロン(DHT)のその受容体への結合を妨げるのに対し
て、5α−レダクターゼ抑制剤はテストステロンのDHT
への変換を妨げる。シプロテロン・アセテート(cyprot
erone acetate)のようなアンドロゲン遮断剤の男性に
おける臨床使用は、正常な性的機能の全身性作用を悪化
させる。これは女性の場合には該当せず、これらの薬剤
が用いられる。バーケ・ビー・エム、クンリフ・ダブリ
ュ・ジェイ(Burke,B.M.,Cunliff,W.J.)、ブリティッ
シュ・ジャーナル・オブ・ダーマトロジー(Br.J.Derma
tol.),112,124(1985);ダウバー・アール・ピー・ア
ール、ソンネックス・ティー、ラルフス・アイ(Dawbe
r,R.P.R.,Sonnex,T.,Ralfs,I.)、ブリティッシュ・ジ
ャーナル・オブ・ダーマトロジー,Suppl.107,20(198
2)。他の種類の抗アンドロゲンは5α−レダクターゼ
抑制剤である。これらの化合物は5α−レダクターゼの
作用を遮断し、かくして末梢組織におけるDHTの濃度を
減少させる。リットマスター・アール・エス、ストナー
・イー、トンプソン・ディー・エル、ナンス・ディー、
ラッセター・ケイ・シー(Rittmaster,R.S.,Stoner,E.,
Thompson,D.L.,Nance,D.,Lasseter,K.C.)、ジャーナル
・オブ・アンドロロジー(J.Androl.),10,259(198
9)。ブルックス・ジェイ・アール・バーマン・シー・
プリムカ・アール・エル、レイノルズ・ジー・エフ、ラ
スムッソン・ジー・エッチ(Brooks,J.R.,Berman,C.,Pr
imka,R.L.,Reynolds,G.F.,Rasmusson,G.H.)、ステロイ
ズ(Steroids),47,1(1986)、リットマスター・アー
ル・エス、ウノ・エッチ、ポバー・エム・エル(Rittma
ster.R.S.,Uno,H.,Povar,M.L.)は、ジャーナル・オブ
・クリニカル・エンドクリノロジー・アンド・メタボリ
ズム,65,188(1987)において、青年期前のマカッタ属
の尾の短いサルの5α−レダクターゼ抑制剤4MAでの局
所治療が、この種族で通常観察される禿頭症の進行を妨
げることを明らかにした。ヒトにおける同様な研究は未
だ報告されていない。
治療に対する介在の可能性を提案し、高アンドロゲン濃
度が雄型禿頭症の出現の原因であることを示唆してい
る。リットマスター・アール・エス、ロリアックス・デ
ィー・エル(Rittmaster,R.S.,Loriaux,D.L.)、アン・
インターン・メド(Ann,Intern,Med.),106,95(198
7)。この種の抗アンドロゲン化合物は、2つの主要な
範疇の、アンドロゲン受容体遮断剤と5α−レダクダー
ゼ抑制剤に細別される。アンドロゲン受容体遮断剤は、
アンドロゲン、テストステロンおよびジヒドロテストス
テロン(DHT)のその受容体への結合を妨げるのに対し
て、5α−レダクターゼ抑制剤はテストステロンのDHT
への変換を妨げる。シプロテロン・アセテート(cyprot
erone acetate)のようなアンドロゲン遮断剤の男性に
おける臨床使用は、正常な性的機能の全身性作用を悪化
させる。これは女性の場合には該当せず、これらの薬剤
が用いられる。バーケ・ビー・エム、クンリフ・ダブリ
ュ・ジェイ(Burke,B.M.,Cunliff,W.J.)、ブリティッ
シュ・ジャーナル・オブ・ダーマトロジー(Br.J.Derma
tol.),112,124(1985);ダウバー・アール・ピー・ア
ール、ソンネックス・ティー、ラルフス・アイ(Dawbe
r,R.P.R.,Sonnex,T.,Ralfs,I.)、ブリティッシュ・ジ
ャーナル・オブ・ダーマトロジー,Suppl.107,20(198
2)。他の種類の抗アンドロゲンは5α−レダクターゼ
抑制剤である。これらの化合物は5α−レダクターゼの
作用を遮断し、かくして末梢組織におけるDHTの濃度を
減少させる。リットマスター・アール・エス、ストナー
・イー、トンプソン・ディー・エル、ナンス・ディー、
ラッセター・ケイ・シー(Rittmaster,R.S.,Stoner,E.,
Thompson,D.L.,Nance,D.,Lasseter,K.C.)、ジャーナル
・オブ・アンドロロジー(J.Androl.),10,259(198
9)。ブルックス・ジェイ・アール・バーマン・シー・
プリムカ・アール・エル、レイノルズ・ジー・エフ、ラ
スムッソン・ジー・エッチ(Brooks,J.R.,Berman,C.,Pr
imka,R.L.,Reynolds,G.F.,Rasmusson,G.H.)、ステロイ
ズ(Steroids),47,1(1986)、リットマスター・アー
ル・エス、ウノ・エッチ、ポバー・エム・エル(Rittma
ster.R.S.,Uno,H.,Povar,M.L.)は、ジャーナル・オブ
・クリニカル・エンドクリノロジー・アンド・メタボリ
ズム,65,188(1987)において、青年期前のマカッタ属
の尾の短いサルの5α−レダクターゼ抑制剤4MAでの局
所治療が、この種族で通常観察される禿頭症の進行を妨
げることを明らかにした。ヒトにおける同様な研究は未
だ報告されていない。
育毛刺激とカリウムチャネル活性化とのカップリング
は、数種の血管拡張剤、ミノキシジル(その代謝産物の
ミノキシジルサルフェートを介する)、ピナシジルおよ
びジアゾオキシドの文献報告から、経口投与後に種々の
多毛症を引き起こすことが推論される。ジンス・ジー・
アール(Zins,G.R.)、クリン・ダーマトール(Clin.De
rmatol.),6,132(1988);ゴールドバーグ・エム・ア
ール(Goldberg,M.R.)、ジャーナル・オブ・カルジオ
バスキュラー・ファーマコロジー(J.Cardiovasc.Pharm
acol.),12(Suppl.2),S41(1988);オクン・アー
ル、ルッセン・アール・ピー、ウィクルソン・ダブリュ
・アール(Okun,R.,Russel,R,P.,Wiklson,W.R.)、アー
カイブス・インターナシャナル・メディスン(Arch Int
er.Med.),112,886(1963)。また、局所用ミノキシジ
ルがアンドロゲン性脱毛症の効果的な治療剤であること
は当該分野において公知である。これらの化合物、ミノ
キジジル(その代謝産物のミノキシジルサルフェートを
介する)、ピナシジルおよびジアゾキシドが血管平滑筋
を拡張する機構は、カリウムチャネルのオープン化(活
性化)を介すると報告されている。ロバートソン・ディ
ー・ダブリュ、スタインバーグ・エム・アイ(Robertso
n,D.W.,Steinberg,M.I.)、ジャーナル・オブ・メディ
シナル・ケミストリー(J.Med.Chem.),33,1529(199
0)。カリウムチャネルオープナーはアンドロゲン性脱
毛症の治療に有用である。
は、数種の血管拡張剤、ミノキシジル(その代謝産物の
ミノキシジルサルフェートを介する)、ピナシジルおよ
びジアゾオキシドの文献報告から、経口投与後に種々の
多毛症を引き起こすことが推論される。ジンス・ジー・
アール(Zins,G.R.)、クリン・ダーマトール(Clin.De
rmatol.),6,132(1988);ゴールドバーグ・エム・ア
ール(Goldberg,M.R.)、ジャーナル・オブ・カルジオ
バスキュラー・ファーマコロジー(J.Cardiovasc.Pharm
acol.),12(Suppl.2),S41(1988);オクン・アー
ル、ルッセン・アール・ピー、ウィクルソン・ダブリュ
・アール(Okun,R.,Russel,R,P.,Wiklson,W.R.)、アー
カイブス・インターナシャナル・メディスン(Arch Int
er.Med.),112,886(1963)。また、局所用ミノキシジ
ルがアンドロゲン性脱毛症の効果的な治療剤であること
は当該分野において公知である。これらの化合物、ミノ
キジジル(その代謝産物のミノキシジルサルフェートを
介する)、ピナシジルおよびジアゾキシドが血管平滑筋
を拡張する機構は、カリウムチャネルのオープン化(活
性化)を介すると報告されている。ロバートソン・ディ
ー・ダブリュ、スタインバーグ・エム・アイ(Robertso
n,D.W.,Steinberg,M.I.)、ジャーナル・オブ・メディ
シナル・ケミストリー(J.Med.Chem.),33,1529(199
0)。カリウムチャネルオープナーはアンドロゲン性脱
毛症の治療に有用である。
驚くべきかつ意外な結果である本発明の対象は、17β
−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−
α−アンドロスト−1−エン−3−オンとミノキシジル
のようなカリウムチャネルオープナーの両方を育毛を刺
激または促進するのに用いた場合に、各薬剤単独の場合
と比較して統計学的に有意な様式にて観察される共同効
果にある。
−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−
α−アンドロスト−1−エン−3−オンとミノキシジル
のようなカリウムチャネルオープナーの両方を育毛を刺
激または促進するのに用いた場合に、各薬剤単独の場合
と比較して統計学的に有意な様式にて観察される共同効
果にある。
情報開示記載 局所用ミノキシジルは米国特許第4,596,812号および
第4,139,619号に記載されているように雄型禿頭症の効
果的な治療剤であることがわかった。アンドロゲン性脱
毛症の治療に17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)
−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オ
ンを用いることが欧州特許出願第285382 A2に開示され
ている。アンドロゲン受容体遮断剤(抗アンドロゲン)
と5α−レダクターゼ抑制剤(17β−(N−tert−ブチ
ルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロスト−
1−エン−3−オンではない)との組み合わせ使用が米
国特許第4,684,635号に開示されている。さらに、雄型
禿頭症の治療用にミノキシジルとアンドロゲン受容体遮
断剤の組み合わせが特許出願DE3615−396−AおよびWO8
700−427−Aに開示されている。また、雄型禿頭症の治
療用にミノキシジルと5α−レダクターゼ抑制剤との組
み合わせが日本国特許出願JA1305−017−Aに開示され
ている。
第4,139,619号に記載されているように雄型禿頭症の効
果的な治療剤であることがわかった。アンドロゲン性脱
毛症の治療に17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)
−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オ
ンを用いることが欧州特許出願第285382 A2に開示され
ている。アンドロゲン受容体遮断剤(抗アンドロゲン)
と5α−レダクターゼ抑制剤(17β−(N−tert−ブチ
ルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロスト−
1−エン−3−オンではない)との組み合わせ使用が米
国特許第4,684,635号に開示されている。さらに、雄型
禿頭症の治療用にミノキシジルとアンドロゲン受容体遮
断剤の組み合わせが特許出願DE3615−396−AおよびWO8
700−427−Aに開示されている。また、雄型禿頭症の治
療用にミノキシジルと5α−レダクターゼ抑制剤との組
み合わせが日本国特許出願JA1305−017−Aに開示され
ている。
発明の要約 1つの態様にて、本発明は、カリウムチャネルオープ
ナーを有効量にて投与し、17β−(N−tert−ブチルカ
ルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−
エン−3−オンを有効量にて投与することからなり、そ
れにより、育毛がカリウムチャネルオープナーの単独投
与の際よりも強められる、哺乳動物における育毛を促進
する改良方法に向けられる。各成分の投与経路は、種々
のいずれの手段であってもよく、好ましくは経口、局所
または該2つの手段のいずれの組み合わせとすることも
できる。さらに好ましくかつ有利には、2つの成分を一
緒に局所的に塗布することである。
ナーを有効量にて投与し、17β−(N−tert−ブチルカ
ルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−
エン−3−オンを有効量にて投与することからなり、そ
れにより、育毛がカリウムチャネルオープナーの単独投
与の際よりも強められる、哺乳動物における育毛を促進
する改良方法に向けられる。各成分の投与経路は、種々
のいずれの手段であってもよく、好ましくは経口、局所
または該2つの手段のいずれの組み合わせとすることも
できる。さらに好ましくかつ有利には、2つの成分を一
緒に局所的に塗布することである。
カリウムチャネルオープナーは、約0.01〜約20重量%
の量にて局所的に、または約0.001〜約50mg/kg体重の量
にて経口的に投与することができる。17β−(N−tert
−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロ
スト−1−エン−3−オンは、組成物の約0.01〜約10重
量%の量にて局所投与するか、または約0.001〜約10mg/
kg体重の量にて経口投与することができる。該カリウム
チャネルオープナーおよび/または17β−(N−tert−
ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロス
ト−1−エン−3−オンは、一般に、経口投与用の医薬
担体中にて、または局所塗布用の医薬上許容される担体
中にて投与される。
の量にて局所的に、または約0.001〜約50mg/kg体重の量
にて経口的に投与することができる。17β−(N−tert
−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロ
スト−1−エン−3−オンは、組成物の約0.01〜約10重
量%の量にて局所投与するか、または約0.001〜約10mg/
kg体重の量にて経口投与することができる。該カリウム
チャネルオープナーおよび/または17β−(N−tert−
ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロス
ト−1−エン−3−オンは、一般に、経口投与用の医薬
担体中にて、または局所塗布用の医薬上許容される担体
中にて投与される。
好ましくは、該カリウムチャネルオープナーおよび17
β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5
−α−アンドロスト−1−エン−3−オンを局所塗布用
の医薬担体中に合する。該カリウムチャネルオープナー
は、通常、17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−
4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン
の投与と併用して治療域に塗布することができる。
β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5
−α−アンドロスト−1−エン−3−オンを局所塗布用
の医薬担体中に合する。該カリウムチャネルオープナー
は、通常、17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−
4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン
の投与と併用して治療域に塗布することができる。
該カリウムチャネルオープナーは、ミノキシジル、ク
ロマカリム、ピナシジルまたはs−トリアジン、チアン
−1−オキシド、ベンゾピラン、ピリジノピランおよび
その誘導体の群から選ばれる化合物またはその医薬上許
容される塩である。
ロマカリム、ピナシジルまたはs−トリアジン、チアン
−1−オキシド、ベンゾピラン、ピリジノピランおよび
その誘導体の群から選ばれる化合物またはその医薬上許
容される塩である。
もう一つ別の態様において、本発明は、有効量のカリ
ウムチャネルオープナーと、有効量の17β−(N−tert
−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロ
スト−1−エン−3−オンと、局所塗布用の医薬担体と
からなる医薬組成物に向けられる。該医薬担体は、ペト
ロラタム、ラノリン、プロピレングリコール、N−メチ
ル−2−ピロリジノン、ポリエチレングリコール、オレ
イルアルコール、エチルアルコールまたはその混合物と
することができる。
ウムチャネルオープナーと、有効量の17β−(N−tert
−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロ
スト−1−エン−3−オンと、局所塗布用の医薬担体と
からなる医薬組成物に向けられる。該医薬担体は、ペト
ロラタム、ラノリン、プロピレングリコール、N−メチ
ル−2−ピロリジノン、ポリエチレングリコール、オレ
イルアルコール、エチルアルコールまたはその混合物と
することができる。
発明の詳細な記載 本発明は、脱毛症または雄型禿頭症のような育毛疾患
を患っている、ヒトを包合する哺乳動物において、正常
な育毛を強めまたは育毛を回復させる意図の育毛促進方
法に関する。育毛の促進または回復は、カリウムチャネ
ルオープナー(活性化剤)と5α−レダクターゼ抑制剤
の17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ
−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンの併用投
与により有意に強められることが見いだされた。
を患っている、ヒトを包合する哺乳動物において、正常
な育毛を強めまたは育毛を回復させる意図の育毛促進方
法に関する。育毛の促進または回復は、カリウムチャネ
ルオープナー(活性化剤)と5α−レダクターゼ抑制剤
の17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ
−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンの併用投
与により有意に強められることが見いだされた。
本発明の意図する「カリウムチャネルオープナー」ま
たは「カリウムチャネルオープナー血管拡張剤」の代表
例は、ミノキシジル、クロマカリム、ピナシジルおよび
s−トリアジン、ベンゾピラン、ピリジノピランおよび
チアン−1−オキシドその誘導体の群から選ばれる化合
物ならびに医薬上許容される塩である。
たは「カリウムチャネルオープナー血管拡張剤」の代表
例は、ミノキシジル、クロマカリム、ピナシジルおよび
s−トリアジン、ベンゾピラン、ピリジノピランおよび
チアン−1−オキシドその誘導体の群から選ばれる化合
物ならびに医薬上許容される塩である。
ミノキシジルは、化学的には、6−アミノ−1,2−ジ
ヒドロ−ヒドロキシ−2−イミノ−4−ピペリジノピリ
ミジンおよびその類似体である。これらの化合物の製造
は、米国特許第3,382,247号、第3,461,461号および第3,
644,364号ならびにジェイ・エム・マックコール(J.M.M
c Call)らのジャーナル・オブ・オーガニック・ケミス
トリー(J.Org.Chem.),40,3304(1975)に記載されて
いる。関連化合物は、参考のためここに挙げる、米国特
許第4,287,338号に記載されているスルホキシピリミジ
ニウム、−ピリジニウムおよび−トリアジニウムであ
る。以下、「ミノキシジル」なる語は、6−アミノ−1,
2−ジヒドロ−ヒドロキシ−2−イミノ−4−ピペリジ
ノピリミジン、その誘導体および類似体の種々の形態の
いずれをも意味する。ミノキシジルは、ミシガン州、カ
ラマズーにあるジ・アップジョン・カンパニー(The Up
john Company)より販売されている。
ヒドロ−ヒドロキシ−2−イミノ−4−ピペリジノピリ
ミジンおよびその類似体である。これらの化合物の製造
は、米国特許第3,382,247号、第3,461,461号および第3,
644,364号ならびにジェイ・エム・マックコール(J.M.M
c Call)らのジャーナル・オブ・オーガニック・ケミス
トリー(J.Org.Chem.),40,3304(1975)に記載されて
いる。関連化合物は、参考のためここに挙げる、米国特
許第4,287,338号に記載されているスルホキシピリミジ
ニウム、−ピリジニウムおよび−トリアジニウムであ
る。以下、「ミノキシジル」なる語は、6−アミノ−1,
2−ジヒドロ−ヒドロキシ−2−イミノ−4−ピペリジ
ノピリミジン、その誘導体および類似体の種々の形態の
いずれをも意味する。ミノキシジルは、ミシガン州、カ
ラマズーにあるジ・アップジョン・カンパニー(The Up
john Company)より販売されている。
クロマカリムは、化学的には、(3S−トランス)3,4
−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−1−ベンゾピ
ラン−6−カルボニトリルであって、分子量が286.33g
で、融点が224.5〜225.5℃である。クロマカリムは、ペ
ンシルベニア州、フィラデルフィアにあるスミスクライ
ン・コンシュマー・プロダクツ(Smith−Kline Consume
r Products)により販売されている。
−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−1−ベンゾピ
ラン−6−カルボニトリルであって、分子量が286.33g
で、融点が224.5〜225.5℃である。クロマカリムは、ペ
ンシルベニア州、フィラデルフィアにあるスミスクライ
ン・コンシュマー・プロダクツ(Smith−Kline Consume
r Products)により販売されている。
ピナシジルは、化学的には、N−シアノ−N′−ピリ
ジニル−N″−(1,2,2,−トリメチルプロピル)−グア
ニジン・モノ水和物であって、分子量が263.34gで、融
点が110〜116℃である。ピナシジルの製造は、米国特許
第4,057,636号およびドイツ特許第2,557,438号に記載さ
れており、インディアナ州、インディアナポリスにある
エリ・リリー・アンド・カンパニー(Eli Lilly and Co
mpany)により販売されている。
ジニル−N″−(1,2,2,−トリメチルプロピル)−グア
ニジン・モノ水和物であって、分子量が263.34gで、融
点が110〜116℃である。ピナシジルの製造は、米国特許
第4,057,636号およびドイツ特許第2,557,438号に記載さ
れており、インディアナ州、インディアナポリスにある
エリ・リリー・アンド・カンパニー(Eli Lilly and Co
mpany)により販売されている。
s−トリアジン化合物または2,6−ジアミノ−4−置
換−s−トリアジン−1−オキシドは、ミシガン州、カ
ラマズーにあるジ・アップジョン・カンパニーに譲渡さ
れた米国特許第3,270,041号に記載されている。これら
の化合物の個々の例は:N4−ヘキシル−2,4,6−トリアミ
ノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシド;N4−ブチル−2,
4,6−トリアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシド;N
4−ペンチル−2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリアジン
−1−オキシド;4−(N,N−ジプロピル)−2,6−ジアミ
ノ−1,3,5−トリアジン−1−オシシド;4−(N,N−ジブ
チル)−2,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキ
シド;4−(1−ピロリジニル)−2,6−ジアミノ−1,3,5
−トリアジン−1−オキシド;4−(N,N−ジ(2−メチ
ル−2−プロペニル)アミノ)−2,6−ジアミノ−1,3,5
−トリアジン−1−オキシド;4−(N,N−(ジアリルア
ミノ)−2,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキ
シド;4−(N,N−ジメチルアミノ)−2,6−ジアミノ−1,
3,5−トリアジン−1−オキシド;4−(1−ピペリジニ
ル)−2,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシ
ド;N4−プロピル−2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリア
ジン−1−オキシド;N4−エチル−2,4,6−トリアミノ−
1,3,5−トリアジン−1−オキシド;N4−(1,1,4,4−テ
トラメチルブチル)−2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリ
アジン−1−オキシド;およびN4−ヘプチル−2,4,6−
トリアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシドを包含
する。
換−s−トリアジン−1−オキシドは、ミシガン州、カ
ラマズーにあるジ・アップジョン・カンパニーに譲渡さ
れた米国特許第3,270,041号に記載されている。これら
の化合物の個々の例は:N4−ヘキシル−2,4,6−トリアミ
ノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシド;N4−ブチル−2,
4,6−トリアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシド;N
4−ペンチル−2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリアジン
−1−オキシド;4−(N,N−ジプロピル)−2,6−ジアミ
ノ−1,3,5−トリアジン−1−オシシド;4−(N,N−ジブ
チル)−2,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキ
シド;4−(1−ピロリジニル)−2,6−ジアミノ−1,3,5
−トリアジン−1−オキシド;4−(N,N−ジ(2−メチ
ル−2−プロペニル)アミノ)−2,6−ジアミノ−1,3,5
−トリアジン−1−オキシド;4−(N,N−(ジアリルア
ミノ)−2,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキ
シド;4−(N,N−ジメチルアミノ)−2,6−ジアミノ−1,
3,5−トリアジン−1−オキシド;4−(1−ピペリジニ
ル)−2,6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシ
ド;N4−プロピル−2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリア
ジン−1−オキシド;N4−エチル−2,4,6−トリアミノ−
1,3,5−トリアジン−1−オキシド;N4−(1,1,4,4−テ
トラメチルブチル)−2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリ
アジン−1−オキシド;およびN4−ヘプチル−2,4,6−
トリアミノ−1,3,5−トリアジン−1−オキシドを包含
する。
チアン−1−オキシド化合物は、フランス、クルブヴ
ォアにあるローヌープーラン・サンテ(Rhone−Poulenc
Sante)に譲渡された米国特許第4,568,682号に記載さ
れている。本発明で意図するかかる化合物の例は、N−
メチル−2−(ピリジン−3−イル)テトラヒドロチオ
ピラン−2−カルボチオアミド−1−オキシドである。
ォアにあるローヌープーラン・サンテ(Rhone−Poulenc
Sante)に譲渡された米国特許第4,568,682号に記載さ
れている。本発明で意図するかかる化合物の例は、N−
メチル−2−(ピリジン−3−イル)テトラヒドロチオ
ピラン−2−カルボチオアミド−1−オキシドである。
他のカリウムチャネルオープナーは、特許出願GB2204
868Aに記載されているピラノピリジン誘導体および特許
出願GB2204868A、EP314446A2、EP339562A、EP340718A、
EP337179、AU A 18556/88、JA1294677A、EP359537Aおよ
び米国特許第4,900,752号に記載されているベンゾピラ
ン誘導体を包含する。
868Aに記載されているピラノピリジン誘導体および特許
出願GB2204868A、EP314446A2、EP339562A、EP340718A、
EP337179、AU A 18556/88、JA1294677A、EP359537Aおよ
び米国特許第4,900,752号に記載されているベンゾピラ
ン誘導体を包含する。
該カリウムチャネルオープナーの医薬上許容される塩
は、例えば、次の:アセテート、アジペート、アルギネ
ート、アスパルテート、ベンゾエート、ベンゼンスルホ
ネート、ビサルフェート、ブチレート、シトレート、カ
ンホレート、カンホスルホネート、シクロペンタンプロ
ピオネート、ジグルコネート、ドデシルサルフェート、
エタンスルホネート、フマレート、グルコヘプタノエー
ト、グリセロスホスフェート、ヘミサルフェート、ヘプ
タノエート、ヘキサノエート、ハイドロクロリド、ハイ
ドロブロミド、ハイドロイオダイド、2−ヒドロキシエ
タンスルホネート、ラクテート、マレエート、メタンス
ルホネート、2−ナフタレンスルホネート、ニコチネー
ト、オキサレート、パーモエート、ペクチネート、パー
サルフェート、3−フェニルプロピオネート、ピクレー
ト、ピバレート、プロピオネート、スクシネート、ター
トレート、チオシアネート、トシレートおよびウンデカ
ノエートから選択できる酸付加塩である。
は、例えば、次の:アセテート、アジペート、アルギネ
ート、アスパルテート、ベンゾエート、ベンゼンスルホ
ネート、ビサルフェート、ブチレート、シトレート、カ
ンホレート、カンホスルホネート、シクロペンタンプロ
ピオネート、ジグルコネート、ドデシルサルフェート、
エタンスルホネート、フマレート、グルコヘプタノエー
ト、グリセロスホスフェート、ヘミサルフェート、ヘプ
タノエート、ヘキサノエート、ハイドロクロリド、ハイ
ドロブロミド、ハイドロイオダイド、2−ヒドロキシエ
タンスルホネート、ラクテート、マレエート、メタンス
ルホネート、2−ナフタレンスルホネート、ニコチネー
ト、オキサレート、パーモエート、ペクチネート、パー
サルフェート、3−フェニルプロピオネート、ピクレー
ト、ピバレート、プロピオネート、スクシネート、ター
トレート、チオシアネート、トシレートおよびウンデカ
ノエートから選択できる酸付加塩である。
該カリウムチャネルオープナーの医薬上許容されるカ
チオン性付加塩は:薬理学上許容される金属カチオン、
アンモニウム、アミンカチオンまたは第四級アンモニウ
ムカチオンを包含する。他の金属、例えば、アルミニウ
ム、亜鉛および鉄のカチオン形もまた本発明の範囲内で
あるが、特に好ましい金属カチオンは、アルカリ金属、
例えば、リチウム、ナトリウムおよびカリウムから、ア
ルカリ土類金属、例えば、マグネシウムおよびカルシウ
ムから誘導されるものである。薬理学上許容されるアミ
ンカチオンは、第一級、第二級および第三級アミンから
誘導されるものである。
チオン性付加塩は:薬理学上許容される金属カチオン、
アンモニウム、アミンカチオンまたは第四級アンモニウ
ムカチオンを包含する。他の金属、例えば、アルミニウ
ム、亜鉛および鉄のカチオン形もまた本発明の範囲内で
あるが、特に好ましい金属カチオンは、アルカリ金属、
例えば、リチウム、ナトリウムおよびカリウムから、ア
ルカリ土類金属、例えば、マグネシウムおよびカルシウ
ムから誘導されるものである。薬理学上許容されるアミ
ンカチオンは、第一級、第二級および第三級アミンから
誘導されるものである。
本発明の第2の必須の活性成分は、17β−(N−tert
−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン化合物(以下、「TBCAA」と
称する)であり、該化合物は分子量が372.56である。こ
の化合物は5α−レダクターゼ抑制剤であり、ニュージ
ャージー州、ラーウエイにあるメルク&カンパニー・イ
ンコーポレイテッド(Merck&Co.,Inc.)に譲渡され
た、1988年10月5日に公開された公開番号第0285382号
の欧州特許出願第88302807.8に記載されている。この刊
行物は種々のTBCAA類似体を開示し、そのうちの全てが
テストステロン5α−レダクターゼ抑制剤として活性で
あり、したがって雄型禿頭症を包含するアンドロゲン性
脱毛症の治療に有用であると開示している。TBCAAの好
ましい投与は局所投与である。TBCAAは、カリウムチャ
ネルオープナーで可能であるのと同様に種々のいずれの
経路によっても投与することができる。
−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロ
スト−1−エン−3−オン化合物(以下、「TBCAA」と
称する)であり、該化合物は分子量が372.56である。こ
の化合物は5α−レダクターゼ抑制剤であり、ニュージ
ャージー州、ラーウエイにあるメルク&カンパニー・イ
ンコーポレイテッド(Merck&Co.,Inc.)に譲渡され
た、1988年10月5日に公開された公開番号第0285382号
の欧州特許出願第88302807.8に記載されている。この刊
行物は種々のTBCAA類似体を開示し、そのうちの全てが
テストステロン5α−レダクターゼ抑制剤として活性で
あり、したがって雄型禿頭症を包含するアンドロゲン性
脱毛症の治療に有用であると開示している。TBCAAの好
ましい投与は局所投与である。TBCAAは、カリウムチャ
ネルオープナーで可能であるのと同様に種々のいずれの
経路によっても投与することができる。
本発明の2種の成分の投与経路は、局所、経口、非経
口または直腸とすることができる。典型的には、TBCAA
はカリウムチャネルオープナーと共に局所的に投与され
るか、または該カリウムチャネルオープナーは局所的に
塗布する一方で経口的に投与するかのいずれかである。
好ましく、かつ最も有利には、投与経路は、TBCAAをカ
リウムチャネルオープナーと共に医薬局所ビヒクル中に
混ぜ合わせることである。
口または直腸とすることができる。典型的には、TBCAA
はカリウムチャネルオープナーと共に局所的に投与され
るか、または該カリウムチャネルオープナーは局所的に
塗布する一方で経口的に投与するかのいずれかである。
好ましく、かつ最も有利には、投与経路は、TBCAAをカ
リウムチャネルオープナーと共に医薬局所ビヒクル中に
混ぜ合わせることである。
典型的には、カリウムチャネルオープナーと、所望に
より17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−ア
ザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン化合物
を、育毛を欲する皮膚域に医薬担体と一緒に塗布する。
より好ましくは、該医薬担体は、治療すべき表面と直接
接触させることで外部的に塗布することのできるそれら
の医薬形のような局所的塗布に用いられる。
より17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−ア
ザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン化合物
を、育毛を欲する皮膚域に医薬担体と一緒に塗布する。
より好ましくは、該医薬担体は、治療すべき表面と直接
接触させることで外部的に塗布することのできるそれら
の医薬形のような局所的塗布に用いられる。
この目的用の通常の医薬形は、水性または非水性処方
における軟膏、ワックス、ゲル、ローション、ペース
ト、ジェル、スプレー、エアロゾル等を包含する。「軟
膏」なる語は、油性、吸収性、水可溶性およびエマルジ
ョン型ベース、例えば、ペトロラタム、ラノリン、ポリ
エチレングリコール、N−メチル−2−ピロリジノン、
オレイルアルコールならびにこれらの混合物を有する処
方(クリームを含む)を包含する。
における軟膏、ワックス、ゲル、ローション、ペース
ト、ジェル、スプレー、エアロゾル等を包含する。「軟
膏」なる語は、油性、吸収性、水可溶性およびエマルジ
ョン型ベース、例えば、ペトロラタム、ラノリン、ポリ
エチレングリコール、N−メチル−2−ピロリジノン、
オレイルアルコールならびにこれらの混合物を有する処
方(クリームを含む)を包含する。
ミノキシジル局所用組成物の製造は、参考のためここ
に挙げられている、カリウムチャネルオープナーおよび
/または17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4
−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンの
いずれの局所用組成物の製造方法の例示として、米国特
許第4,139,619号および第4,596,812号に開示されてい
る。
に挙げられている、カリウムチャネルオープナーおよび
/または17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4
−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンの
いずれの局所用組成物の製造方法の例示として、米国特
許第4,139,619号および第4,596,812号に開示されてい
る。
加えて、該カリウムチャネルオープナーおよび/また
は17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ
−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン化合物
は、育毛の治療用の他の化合物と混合することができ
る。全組成物または治療剤に含めることのできるかかる
化合物は、カリウムチャネルオープナーの種々の組み合
わせ体である、ベタメタゾン・ジプロピオネート(beta
methasone dipropionate)のような血管収縮剤、ヒドロ
コルチゾン(hydrocortisone)のようなコルチコステロ
イド、スコポラミン(scopolamine)およびシオクトー
ル(cyoctol)およびシプロテロン・アセテート(cypro
terone acetate)のような抗アンドロゲンである。
は17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ
−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン化合物
は、育毛の治療用の他の化合物と混合することができ
る。全組成物または治療剤に含めることのできるかかる
化合物は、カリウムチャネルオープナーの種々の組み合
わせ体である、ベタメタゾン・ジプロピオネート(beta
methasone dipropionate)のような血管収縮剤、ヒドロ
コルチゾン(hydrocortisone)のようなコルチコステロ
イド、スコポラミン(scopolamine)およびシオクトー
ル(cyoctol)およびシプロテロン・アセテート(cypro
terone acetate)のような抗アンドロゲンである。
典型的には、カリウムチャネルオープナーは、育毛を
強めるかまたは引き起こすために、育毛を促進し、また
は育毛疾患を治療するに十分な量である有効量にて用い
る。該カリウムチャネルオープナーは、組成物の約0.00
1〜約10重量%、好ましくは、0.01〜約5重量%の量に
て加える。
強めるかまたは引き起こすために、育毛を促進し、また
は育毛疾患を治療するに十分な量である有効量にて用い
る。該カリウムチャネルオープナーは、組成物の約0.00
1〜約10重量%、好ましくは、0.01〜約5重量%の量に
て加える。
17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ
−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンを化合物
は、有効量、すなわち、カリウムチャネルオープナー単
独での投与によって強められまたは引き起こされるより
も、育毛を強化または引き起こすように、育毛を促進
し、また育毛疾患を治療するに十分な量にて用いる。テ
ストステロン5α−レダクターゼ抑制剤であるTBCAA
は、組成物の約0.0001〜約10重量%、好ましくは、0.00
1〜約5重量%の量にて加える。
−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンを化合物
は、有効量、すなわち、カリウムチャネルオープナー単
独での投与によって強められまたは引き起こされるより
も、育毛を強化または引き起こすように、育毛を促進
し、また育毛疾患を治療するに十分な量にて用いる。テ
ストステロン5α−レダクターゼ抑制剤であるTBCAA
は、組成物の約0.0001〜約10重量%、好ましくは、0.00
1〜約5重量%の量にて加える。
局所塗布においては、該化合物または処方組成物を、
噴霧し、塗り付け、または綿棒で塗ることにより、ヒト
の頭皮のような哺乳動物における治療すべき領域に塗布
することができる。活性成分(類)を毛髪濾胞の領域に
送達する条件で、特異的でない他の方法も用いることが
できる。該化合物または処方組成物を、育毛の前、中お
よび後の慣例に基づき、治療域に定期的に塗布すること
が好ましい。一般に、慣例的な治療は、より頻繁な塗布
を用いることもできるが、少なくとも毎日、好ましくは
1日2回、該化合物または処方組成物を塗布することで
ある。
噴霧し、塗り付け、または綿棒で塗ることにより、ヒト
の頭皮のような哺乳動物における治療すべき領域に塗布
することができる。活性成分(類)を毛髪濾胞の領域に
送達する条件で、特異的でない他の方法も用いることが
できる。該化合物または処方組成物を、育毛の前、中お
よび後の慣例に基づき、治療域に定期的に塗布すること
が好ましい。一般に、慣例的な治療は、より頻繁な塗布
を用いることもできるが、少なくとも毎日、好ましくは
1日2回、該化合物または処方組成物を塗布することで
ある。
ここで用いる活性成分であるカリウムチャネルオープ
ナーおよび17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−
4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン
化合物の重量%は、正常な育毛を強化するか、または脱
毛症の種々の形態を治療するに十分な量である有効量の
範囲に及び、それにより該化合物のいずれかが単独で投
与された場合よりもより有意に育毛がなされる。局所用
調製物において、局所塗布用の医薬担体が該調製物の主
要量を構成する。典型的には、活性成分は該局所用組成
物の約0.01〜約10全重量%、好ましくは、0.1〜5全重
量%の範囲内にある。
ナーおよび17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−
4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オン
化合物の重量%は、正常な育毛を強化するか、または脱
毛症の種々の形態を治療するに十分な量である有効量の
範囲に及び、それにより該化合物のいずれかが単独で投
与された場合よりもより有意に育毛がなされる。局所用
調製物において、局所塗布用の医薬担体が該調製物の主
要量を構成する。典型的には、活性成分は該局所用組成
物の約0.01〜約10全重量%、好ましくは、0.1〜5全重
量%の範囲内にある。
実験: 以下のプロトコルをマカック属の尾の短いサルに用
い、育毛を促進する、ミノキシジルおよび17β−(N−
tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アン
ドロスト−1−エン−3−オン(「TBCAA」)の共同作
用を測定した。
い、育毛を促進する、ミノキシジルおよび17β−(N−
tert−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アン
ドロスト−1−エン−3−オン(「TBCAA」)の共同作
用を測定した。
21匹の雄のマカック属(マカカ・スペコイサ(Macaca
specoisa))の尾の短いサルを、ベースライン毛髪重
量データに基づき、ビヒクル対照と薬剤処理群に割り当
てた。この割り当て操作は、各対照および実験群での平
均ベースライン育毛が比較できるようにする必要があっ
た。対照および薬剤処理群は以下のとおりであった: 1.局所用50:30:20ビヒクル(N=6) 2.経口TBCAAおよび局所用50:30:20ビヒクル(N=5) 3.経口TBCAAおよび局所用100mMミノキシジル(N=5) 4.局所用100mMミノキシジル(N=5) 該ビヒクルはプロピレングリコール50%、エタノール
30%および水20%からなる。該100mM濃度の局所用ミノ
キシジルをこのビヒクル中にて処方した。TBCAAは、サ
ル(動物間の重量範囲9.5〜15.5kg)1匹に付き0.5mgの
経口用量として調製した。該研究の投与段階の直前に、
禿かかった頭皮の中にて1平方インチの領域(4つの入
れ墨により明示)の頭髪を除去した。この頭髪収集量
が、治療開始前のベースライン育毛測定量である。約25
0μLのビヒクルまたは100mMのミノキシジル(ビヒクル
中に調製)を該頭皮の入れ墨域に局所投与した。局所お
よび経口用量を合して受ける群の場合、0.5mg/サルのTB
CAAを、局所用量を投与すると同時にサルに経口摂取さ
せた。該サルに、1日に1回、1週間に7日で20週間の
間投与した。
specoisa))の尾の短いサルを、ベースライン毛髪重
量データに基づき、ビヒクル対照と薬剤処理群に割り当
てた。この割り当て操作は、各対照および実験群での平
均ベースライン育毛が比較できるようにする必要があっ
た。対照および薬剤処理群は以下のとおりであった: 1.局所用50:30:20ビヒクル(N=6) 2.経口TBCAAおよび局所用50:30:20ビヒクル(N=5) 3.経口TBCAAおよび局所用100mMミノキシジル(N=5) 4.局所用100mMミノキシジル(N=5) 該ビヒクルはプロピレングリコール50%、エタノール
30%および水20%からなる。該100mM濃度の局所用ミノ
キシジルをこのビヒクル中にて処方した。TBCAAは、サ
ル(動物間の重量範囲9.5〜15.5kg)1匹に付き0.5mgの
経口用量として調製した。該研究の投与段階の直前に、
禿かかった頭皮の中にて1平方インチの領域(4つの入
れ墨により明示)の頭髪を除去した。この頭髪収集量
が、治療開始前のベースライン育毛測定量である。約25
0μLのビヒクルまたは100mMのミノキシジル(ビヒクル
中に調製)を該頭皮の入れ墨域に局所投与した。局所お
よび経口用量を合して受ける群の場合、0.5mg/サルのTB
CAAを、局所用量を投与すると同時にサルに経口摂取さ
せた。該サルに、1日に1回、1週間に7日で20週間の
間投与した。
該研究の投与段階を通して4週間の間隔で、各サルの
毛髪を剃り、該毛髪を収集して秤量した。体重データ
(ベースラインでのおよび検定の間の)を、非母数のウ
ィルコクソン・ランクーサム検定(Wilcoxon rank−sum
test)により解析した。差異は、p<0.05で有意であ
った。ビヒクルおよび処理群について、各4週間の収集
での毛髪重量データ(平均±SEM)をベースラインから
の変化として表す。統計学的分析(ANOVA)を行い、各
4週間の収集での群間の全体の差異がp<0.10でわずか
に有意、p<0.05で有意、およびp<0.01で非常に有意
であると示す、該データのランク付けを行った。
毛髪を剃り、該毛髪を収集して秤量した。体重データ
(ベースラインでのおよび検定の間の)を、非母数のウ
ィルコクソン・ランクーサム検定(Wilcoxon rank−sum
test)により解析した。差異は、p<0.05で有意であ
った。ビヒクルおよび処理群について、各4週間の収集
での毛髪重量データ(平均±SEM)をベースラインから
の変化として表す。統計学的分析(ANOVA)を行い、各
4週間の収集での群間の全体の差異がp<0.10でわずか
に有意、p<0.05で有意、およびp<0.01で非常に有意
であると示す、該データのランク付けを行った。
結果: 表IおよびIIに報告されているデータは、投与の12週
間後に、表IIIおよびIVは投与の16週間後に、および表
VおよびVIでは投与の20週間後に得られたものである。
それらは、TBCAAとミノキシジルの組み合わせが、この
実験における育毛促進において、該構成薬剤単独よりも
統計的に優れていることを示す。
間後に、表IIIおよびIVは投与の16週間後に、および表
VおよびVIでは投与の20週間後に得られたものである。
それらは、TBCAAとミノキシジルの組み合わせが、この
実験における育毛促進において、該構成薬剤単独よりも
統計的に優れていることを示す。
前記データは、カリウムチャネルオープナー(ミノキ
シジル)およびテストステロン5α−レダクターゼ抑制
剤(TBCAA)の個々の育毛に作用する公知特性にもかか
わらず、育毛促進が予期されず統計的に有意に増加する
ことを示す。したがって、該2種の活性生物の組み合わ
せが、当該分野において、哺乳動物の育毛を促進し、維
持し、または回復するという有意な利点を示す。
シジル)およびテストステロン5α−レダクターゼ抑制
剤(TBCAA)の個々の育毛に作用する公知特性にもかか
わらず、育毛促進が予期されず統計的に有意に増加する
ことを示す。したがって、該2種の活性生物の組み合わ
せが、当該分野において、哺乳動物の育毛を促進し、維
持し、または回復するという有意な利点を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ショステアーツ,ハインリッチ・ヨセフ アメリカ合衆国ミシガン州49002、ポー テイジ、サーリー6417番 (56)参考文献 特開 昭62−84012(JP,A) 特開 昭62−84015(JP,A) 欧州公開285382(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/06 A61K 31/565 WPIL(DERWENT)
Claims (10)
- 【請求項1】哺乳動物における育毛促進に使用する併用
投与用の組合せ生成物として、カリウムチャンネルオー
プナーと17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4
−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オンと
を含む組成物であって、該育毛が該カリウムチャンネル
オープナーの単独投与よりも強められる該組成物。 - 【請求項2】カリウムチャンネルオープナーが局所投与
用の形態である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】0.01〜20重量%のカリウムチャンネルオー
プナーを含む請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)
−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オ
ンが局所投与用の形態である請求項1〜3いずるか1項
記載の組成物。 - 【請求項5】0.001〜10重量%の17β−(N−tert−ブ
チルカルバモイル)−4−アザ−5−α−アンドロスト
−1−エン−3−オンを含む請求項4記載の組成物。 - 【請求項6】ペトロラタム、ラノリン、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、オレイルアルコー
ル、エチルアルコール、N−メチル−2−ピロリジノン
およびそれらの混合物から選択される医薬担体を含む請
求項2〜5いずれか1項記載の組成物。 - 【請求項7】17β−(N−tert−ブチルカルバモイル)
−4−アザ−5−α−アンドロスト−1−エン−3−オ
ンが経口投与用の形態である請求項1〜3いずれか1項
記載の組成物。 - 【請求項8】カリウムチャンネルオープナーが、ミノキ
シジル、クロマカリム、ピナシジルおよびs−トリアジ
ン、チアン−1−オキシド、ベンゾピランおよびピリジ
ノピランの誘導体、ならびにそれらの医薬上許容される
塩から選択される請求項1〜7いずれか1項記載の組成
物。 - 【請求項9】カリウムチャンネルオープナーがミノキシ
ジルである請求項8記載の組成物。 - 【請求項10】ミノキシジル、血管収縮剤、コルチコス
テロイド、スコポラミン、抗アンドロゲンおよびそれら
の混合物から選択される化合物を含む請求項1〜9いず
れか1項記載の組成物。
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TW382595B (en) * | 1993-10-15 | 2000-02-21 | Merck & Co Inc | Pharmaceutical composition for use in arresting and reversing androgenic alopecia |
WO1995013815A1 (en) * | 1993-11-18 | 1995-05-26 | Merck & Co., Inc. | Combination method for the treatment of patterned alopecia |
FR2717381B1 (fr) * | 1994-03-15 | 1996-04-19 | Oreal | Compositions à base d'alpha-pyrones pour induire et stimuler la croissance des cheveux et/ou freiner leur chute et utilisation. |
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US6458835B2 (en) | 1997-08-13 | 2002-10-01 | Bristol-Myers Squibb Company | Method of inhibiting or treating chemotherapy-induced hair loss |
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