JP3004656B2 - 出力制御装置 - Google Patents

出力制御装置

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JP3004656B2
JP3004656B2 JP1-174132A JP17413289A JP3004656B2 JP 3004656 B2 JP3004656 B2 JP 3004656B2 JP 17413289 A JP17413289 A JP 17413289A JP 3004656 B2 JP3004656 B2 JP 3004656B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力されるイメージデータと異なる複数
のフォーム情報とを重ね合わせて出力するオーバレイ出
力を制御する出力制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、入力された印字データを一時バッファリングし
て搬送されるシート状記録媒体の片面または両面に印字
データを選択的に印字できる両面印字装置が提案されて
いる。
また、第10図に示すように帳票等の固定フォーマット
F1と入力される印字データP1とを重ね合せて印字するフ
ォームオーバレイ機能を有する両面印字装置が提案され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の印字装置(片面印字用)においては、各ページ
データ間、すなわちフォームフィード直後やリセット直
後等にオーバレイ登録が可能であったが、両面印字装置
においては、エンジンの構造上の制約により第1面と第
2面のデータが揃わなければ印字できないため、第1面
用として登録したオーバレイが第2面用としてオーバレ
イ登録を行うことで、既に登録してあったオーバレイが
消去され、新しいものと置き換わってしまい意図した結
果が得られないという問題点があった。
この発明は、、上記の問題点を解決するためになされ
たもので、第一面に記録されるべき第一パターンデータ
と第二面に記録されるべき第二のパターンデータとを準
備して、第一面及び第二面のパターンデータと印刷デー
タが準備されてから、記録材の両面に印刷処理を開始す
るための前記パターンデータと印刷データに基づいて前
記ビットマップメモリにイメージデータを展開する際
に、第一面に記録されるべき第一パターンデータが登録
されている状態で第二面に記録されるべき第二パターン
データの登録が指示された場合に、第一パターンデータ
が記録される前に第一パターンデータを利用可能に保持
しつつ、第二パターンデータを登録し、第一パターンデ
ータが記録された後に第一パターンデータのクリアもし
くは第一パターンデータが記憶されている領域を開放さ
せるので、記録処理終了後にパターンデータが削除もし
くはパターンデータの領域が開放される出力装置におい
て、記録材の両面に異なるパターンデータを印刷データ
に重ね合わせて両面フォームオーバレイ記録処理を効率
よく行うことができる出力制御装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る出力制御装置は、記録処理終了後にパ
ターンデータが削除もしくはパターンデータの領域が開
放される出力制御装置であって、パターンデータを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記パター
ンデータに基づいてイメージデータと外部装置から受信
される印刷データに基づいてビットマップメモリにイメ
ージデータとを重ね合わせて展開する展開手段と、第一
面に記録されるべき第一パターンデータが登録されてい
る状態で第二面に記録されるべき第二パターンデータの
登録が指示された場合に、第一パターンデータが記録さ
れる前は第一パターンデータを利用可能に保持しつつ前
記第二パターンデータを登録し、第一パターンデータが
記録された後に第一パターンデータのクリアもしくは第
一パターンデータが記憶されている領域を開放する登録
手段と、第一面及び第二面のパターンデータと印刷デー
タが準備されてから、記録材の両面に印刷処理を開始す
るための前記展開手段により前記パターンデータと前記
印刷データに基づいて前記ビットマップメモリにイメー
ジデータを展開するように制御する制御手段とを有する
ものである。
また、前記第一及び第二パターンデータは、外部装置
から受信するプリントデータと重ね合わされて出力され
るイメージデータを生成するためのフォーム情報であ
る。
さらに、第1及び第2パターンデータは、外字データ
である。
また、前記記憶手段は、複数のパターンデータをそれ
ぞれ異なる識別コードに対応して記憶可能である。
さらに、前記第1及び前記第2パターンデータは、同
一の識別コードに対応する。
〔作用〕
この発明においては、第一面に記録されるべき第一パ
ターンデータと第二面に記録されるべき第二のパターン
データとを準備して、第一面及び第二面のパターンデー
タと印刷データが準備されてから、記録材の両面に印刷
処理を開始するための前記展開手段により前記パターン
データと前記印刷データに基づいて前記ビットマップメ
モリにイメージデータを展開する際に、登録手段により
第一面に記録されるべき第一パターンデータが登録され
ている状態で第二面に記録されるべき第二パターンデー
タの登録が指示された場合に、第一パターンデータが記
録される前は第一パターンデータを利用可能に保持しつ
つ前記第二パターンデータを登録し、第一パターンデー
タが記録された後に第一パターンデータのクリアもしく
は第一パターンデータが記憶されている領域を開放させ
て、第一面に対するパターンデータの登録後、さらに、
第二面に対するパターンデータの登録が指示されても、
第一面のパターンデータが消失することなく保持しつ
つ、第二面のパターンデータを保持して、第一面と第二
面とで異なるパターンデータと受信する印刷データとを
重ね合わせたオーバレイ記録処理を可能としつつ、該オ
ーバレイ記録処理終了後に、先に登録したパターンデー
タの保持された領域を開放して、さらに、異なるパター
ンのデータを保持可能として、各記録材毎に第一面と第
二面とで異なるパターンデータと受信する印刷データと
を重ね合わせたオーバレイ記録処理を可能とする。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す出力制御装置の構
成を説明するブロック図であり、例えば両面印字装置に
適用した場合に対応する。
図において、1はCPUで、ROMに格納された制御プログ
ラムに基づいて印字情報の受信と印字情報のプリンタ出
力を総括的に制御する。
2は例えばRAM等で構成される管理情報記憶部で、一
時保存用ポインタ2a,オーバレイポインタ2b,フラグエリ
ア2cを記憶している。なお、オーバレイポインタ2bは指
定手段として機能し、フォーム情報記憶手段となるペー
ジ制御テーブルフラグエリア部4の各ページ制御テーブ
ル(PCT1)4a,ページ制御テーブル(PCT2)4bへのオー
バレイ情報登録を順次指示する。5はフォームオーバレ
イ情報メモリ部で、例えばフォームオーバレイ情報メモ
リ(FOI1)5a,フォームオーバレイ情報メモリ(FOI2)5
bから構成され、両面印字の際に重畳する固定フォーマ
ットイメージ情報を記憶している。6はオーバレイ用ペ
ージバッファで、ビットマップメモリからなり、データ
入力機構3から入力される印字情報に対するイメージデ
ータおよびフォームオーバレイ情報メモリ5a,5b、ペー
ジ制御テーブル4a,4bに記憶される任意の固定フォーマ
ットイメージ情報とを重畳記憶し、CPU1の管理の下で、
順次読み出され、プリンタインタフェース(プリンタI/
F)7を介して画像形成機構に重畳されたイメージデー
タが出力される。
なお、複数のフォーム情報記憶手段となるページ制御
テーブル4a,4bに対してページバッファとなるオーバレ
イ用ページバッファ6に順次展開する任意のフォーム情
報が記憶されると、CPU1が各ページ制御テーブル4a,4b
に順次記憶されるフォーム情報を選択し、選択された一
方のフォーム情報をオーバレイ用ページバッファ6に展
開された印字情報に重畳展開する。
また、オーバレイポインタ2bにより各ページ制御テー
ブル4a,4bへのフォーム情報の書込み要求に基づいて書
込み先が順次指示されると、CPU1が先指示された一方の
ページ制御テーブル4aに記憶されたフォーム情報と、後
指示された他方のページ制御テーブル4bに書き込まれる
フォーム情報とを独立して管理し、書き込み順位を保持
する。
さらに、CPU1が一時保存用ポインタ2aにより一方のペ
ージ制御テーブル4aに記憶されるフォーム情報を管理す
る場合は、CPU1がページ制御テーブル4aへのフォーム情
報の書込み要求に基づく書込み先を他方のページ制御テ
ーブル4bに優先させ、一方のページ制御テーブル4aに先
書込みされたフォーム情報を一時的に保持させる。そし
て、両面印字終了後、一時保存用ポインタ2aをクリアす
るとともに、ページ制御テーブル4aの内容をクリアす
る。
第2図は、第1図に示したページ制御テーブル4a,4b
への書込み指示を説明する模式図であり、第1図と同一
のものには同じ符号を付してある。
第3図(a)〜(e)はこの発明によるフォーム情報
登録処理を説明する登録状態推移図であり、第1図と同
一のものには同じ符号を付してある。以下、フォーム情
報登録処理について説明する。
先ず、第1面印字データを作成する前の状態が同図
(a)に対応し、このとき一時保存用ポインタ2aが指示
するページ制御テーブル4bおよびオーバレイポインタ2b
が指示するページ制御テーブル4aはともにページバッフ
ァを持たないため、空き状態となる。なお、当然ながら
保存フラグ(フラグエリア2cに設定される)もオフとな
る。
この状態で、オーバレイ登録を行うと、オーバレイポ
インタ2bが指示するページ制御テーブル4aが空き状態で
あるため、同図(b)に示すようにページ制御テーブル
4aにフォームオーバレイ情報メモリ5aに記憶されたフォ
ーマットイメージが登録される。
次いで、第1図の印字データが受信され印字用のペー
ジバッファの作成が終了すると、第1面に重ねるオーバ
レイのページ情報のアドレスとして、オーバレイポイン
タ2bの内容、すなわちページ制御テーブル4aの先頭アド
レスが第1面用のページ制御テーブル4aに設定される。
次に第2面以降に重ねるためのオーバレイ登録開始命令
の処理終了後、同図(c)に示す状態となる。すなわ
ち、先のオーバレイポインタ2bが指示していたページ制
御テーブル4aの先頭アドレスと、一時保存用ポインタ2a
が指示するページ制御テーブル4bの先頭アドレスを交換
することにより、一時保存用ポインタ2aが第1面のペー
ジ制御テーブル4aを指示するオーバレイポインタ2bと交
代する。このとき、保存フラグ(フラグエリア2cに設定
される)がON状態となる。
そして、第2面以降に重ねるためのオーバレイ情報
は、同図(d)に示すように空き状態となってオーバレ
イポインタ2bに指示されるページ制御テーブル4bに登録
される。そして、第2面のデータを受信・作成後、現在
のオーバレイポインタ2bの指示するページ制御テーブル
4bの先頭アドレスを第2面のページ制御テーブルとなる
ページ制御テーブル4bにオーバレイページ情報として設
定する。そして、第1面,第2面用のデータを印字した
用紙を排紙完了した時点で、保存フラグの設定状態を調
べ、ON状態であれば一時保存用ポインタ2aに指示されて
いるページ制御テーブル4aのオーバレイ情報は必要なく
なるため、保存フラグをクリアして、一時保存用ポイン
タ2aに指示されているページ制御テーブル4aにリンクす
るページバッファの情報を削除する。これにより、同図
(e)に示すように、一方のページバッファ情報がクリ
アされ、同図(b)に示した状態となる。
なお、上記保存フラグの機能は、単にページバッファ
の削除処理のためにだけ存在するのではなく、同図
(d)に示した状態で、第2面のデータ受信前にさらに
オーバレイ等録がなされた場合に再び登録処理を行う
と、先に保存したオーバレイ情報が結果的に消失してし
まう事態が発生する。これを防ぐため、第2面のデータ
受信前にさらにオーバレイ登録がなされた場合に、保存
フラグがON状態の場合には、最新登録された、すなわち
現在のオーバレイポインタ2bの指示するページ制御テー
ブル4bを消去して、新たなページ制御テーブル4bを作成
する。
次に、第4図および第5図を参照しながらこの発明に
係る記録制御装置におけるフォームオーバレイ登録処理
ならびに排紙終了処理について説明する。
第4図はこの発明によるフォームオーバレイ登録処理
手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)
〜(7)は各ステップを示す。
先ず、CPU1は登録前の前処理(各フラグ等の初期化)
を実行し(1)、第2面のデータ作成直前かどうかを判
断し(2)、NOならばステップ(7)以降に進み、YES
ならばCPU1は第1面にオーバレイを使用するかどうか
(現在登録されているオーバレイ情報は存在するが、第
1面に重ね合わせなさいという指示がなく、第1面のペ
ージ情報内に設定されないための保存が必要でない場合
があるから)を判断し(3)、NOならばステップ(7)
以降に進み、YESならばCPU1は保存フラグがOFF状態であ
るかどうかを判断し(4)、NOならばステップ(7)以
降に進み、YESならば保存処理を実行するため、保存フ
ラグをONし(5)、現在のオーバレイポインタ2bが指示
する内容と一時保存用ポインタ2aの指示する内容とを交
換し(6)、登録開始後処理、すなわちオーバレイポイ
ンタ2bが指示するページ制御テーブルに既にオーバレイ
情報がリンクしていた場合削除して、登録可能な状態に
設定する(7)。
第5図はこの発明に係る記録制御装置における排紙終
了処理手順の一例を説明するフローチャートである。な
お、(1)〜(3)は各ステップを示す。
先ず、CPU1は保存フラグがONかどうかを判断し
(1)、NOならば処理終了し、YESならば保存フラグをO
FFし(2)、一時保存用ポインタ2aの指示するページ制
御テーブル内のページ情報を削除し(3)、処理を終了
する。
なお、上記実施例では、フォームオーバレイを両面に
行う際に、第1面へのフォームオーバレイ情報の改変が
発生しないように一時記憶する場合について説明した
が、フォームオーバレイ情報ばかりでなく、外字情報の
両面印字にこの発明を適用することも可能である。
すなわち、第1面に対してコード7777Hに、例えば
「」という外字を登録し、この外字を使用して印字
データを構成していたとする。そして、第2面印字直前
に同じコード7777Hに対してという外字を登録した場
合、第1面でと印字すべき箇所がすべてに化ける。
そこで、同一コードで登録された第1面のという外
字と第2面で登録されたという外字とを共存させるこ
とを許容させることにより、同一コードながら異なる外
字パターンを記録材の両面に印字させることができる。
そして、排紙終了後、不必要となるという外字パター
ンのみを削除する。
次に、この発明の他の実施例について説明する。
第6図はこの発明の他の実施例を示す出力制御装置に
おけるデータ処理経過を説明する流れ図である。
ホスト装置100(例えばコンピュータ)から送られて
くる文字コードデータ,コピー枚数等の種々のデータは
入力部101を介して解釈格納部102に入力される。この解
釈格納部102では、入力されるデータの種類(文字コー
ドデータ,コピー枚数データ,サイズデータ等)を識別
して、ページバッファ103のそれぞれのエリアに格納さ
れる。そして、ページバッファ103から読み出された文
字コードデータは、展開制御部105において、フォント
パターン格納部104に格納されたフォントパターンに基
づいてドットパターンに変換された後、ビットマップメ
モリ106に書き込まれる。そして、ビットマップメモリ1
06から読み出されたドッタパターンは出力制御部107を
介してビデオ信号としてエンジン部108に出力される。
エンジン部108は、例えばレーザと電子写真プロセスを
組み合わせたレーザビームプリンタであって、ビデオ信
号VIDEOがレーザドライバに印加され、この結果レーザ
が発光し、印字動作を行う。
第7図は、第6図に示したデータ処理を実行する制御
ブロック図であり、第6図と同一のものには同じ符号を
付してある。
図において、120はシステムバス、121は操作パネル
で、所望とするコントロールモードを設定する、122は
ディップスイッチ、123はスキャンバッファで、走査す
るビデオデータを記憶し、インタフェースI/F33を介し
てエンジン部108へ出力する。124はプログラムROMで、C
PU109が実行する制御プログラムが記憶されている。125
はフォントメモリ部で、本体に着脱自在に構成されてい
る。
なお、CPU109が上記解釈格納部102,展開制御部105,出
力制御部107の機能を担ってデータ処理を実行する。
また、ページバッファ103およびビットマップメモリ1
06は、RAM110の各RAM領域110b,110cにそれぞれ対応し、
RAM領域(ページバッファ領域)110bは、複数頁分のデ
ータを格納可能となっている。また、各RAM領域110a
は、ページコントロールテーブル(PCT)を記憶し、各R
AM領域110dは各種フラグ,ポインタ領域として機能す
る。
第8図はこの発明に係るページコントロールテーブル
とページバッファとのデータ処理関係を説明する模式図
である。なお、第7図と同一または相当部分には同一符
号を付してある。
ホスト装置100から送られてくるデータは、通常ペー
ジ用とオーバレイページ用の2種類があり、印字装置内
部で格納する方法を区別している。
すなわち、通常のページデータは、通常ページ用のペ
ージコントロールテーブルPCT11〜1Nを制御テーブルと
して印字データを格納するページバッファPBUを管理し
ている。
一方、オーバレイページのデータは、オーバレイポイ
ンタの示すオーバレイポインタOPO1の指示するオーバレ
イ用ページコントロールテーブルPCT21,PCT22を制御テ
ーブルとして、オーバレイ用印字データをページバッフ
ァOPBU1,OPBU2に格納登録する。
ある通常ページにオーバレイを重ねようとした場合
は、第9図に示すように、通常ページ用のページコント
ロールテーブルPCT11〜1N内にあるオーバレイ用PCTへの
ポインタDIRPOにオーバレイポインタOPO1の指示するオ
ーバレイ用PCTのアドレスを格納することで、通常ペー
ジとオーバレイページとをリンクする。
上記状態からオーバレイ復帰をさらに登録(2ページ
の通常ページのデータがくる前)しようとすると、オー
バレイポインタOPO1の指示するオーバレイ用PCTの内容
を書き換えてしまうため、1ページ目の通常ページのオ
ーバレイの内容が変わってしまう事態が発生する。そこ
で、オーバレイポインタOPO1の指示するPCTと一時保存
用ポインタOPO2の内容を交代して(交代時にフラグFFが
ONとなる)、空いているPCTの方をオーバレイ用ポイン
タに指示させ、一時保存用ポインタOPO2が以前のオーバ
レイ用PCTをおさえておくことにより、登録が可能とな
る。2ページ目の通常ページにオーバレイ情報を重ねる
要求があれば、これらの方をリンクする。
2ページ分の印字データが揃った時点で、印字処理に
入り、第2面用のオーバレイ情報と通常データとをビッ
トマップ領域上に展開し、ビットマップメモリ領域から
データを読み出して記録材の第2面に印字する。そし
て、第1面用のオーバレイ情報と通常のデータとを同様
にビットマップメモリ領域上に展開した後、記録材の第
1面に印字し、用紙排紙後に一時保存用ポインタOPO2が
指示するオーバレイ用PCTのページバッファを開放する
(開放時に交代時にフラグFFがOFFとなる)。
なお、上記フォームオーバレイ登録処理および排紙終
了処理は、第4図,第5図の場合と同様であるので説明
は省略する。
このように制御することにより、新規オーバレイ登録
処理により先登録されたオーバレイ情報の改変消失を未
然に防止でき、各面に固有のフォーム情報を印字情報と
からなる重ね印字を正確に行うことができる。
また、上記実施例では記録材の両面にオーバレイ記録
を行う構成としたが、この発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば記録材の同一面上の異なる領域にそれ
ぞれオーバレイ記録を行うようにする場合にもこの発明
を適用することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、第一面に記
録されるべき第一パターンデータと第二面に記録される
べき第二のパターンデータとを準備して、第一面及び第
二面のパターンデータと印刷データが準備されてから、
記録材の両面に印刷処理を開始するための前記展開手段
により前記パターンデータと前記印刷データに基づいて
前記ビットマップメモリにイメージデータを展開する際
に、登録手段により第一面に記録されるべき第一パター
ンデータが登録されている状態で第二面に記録されるべ
き第二パターンデータの登録が指示された場合に、第一
パターンデータが記録される前は第一パターンデータを
利用可能に保持しつつ前記第二パターンデータを登録
し、第一パターンデータが記録された後に第一パターン
データのクリアもしくは第一パターンデータが記憶され
ている領域を開放させるので、記録処理終了後にパター
ンデータが削除もしくはパターンデータ領域が開放され
る出力装置において、記録材の両面に異なるパターンデ
ータを印刷データに重ね合わせて両面フォームオーバレ
イ記録処理を効率よく行うことができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す出力制御装置の構成
を説明するブロック図、第2図は、第1図に示したペー
ジ制御テーブルへの書込み指示を説明する模式図、第3
図(a)〜(e)はこの発明によるフォーム情報登録処
理を説明する登録状態推移図、第4図はこの発明による
フォームオーバレイ登録処理手順の一例を示すフローチ
ャート、第5図はこの発明に係る出力制御装置における
排紙終了処理手順の一例を説明するフローチャート、第
6図はこの発明の他の実施例を示す記録制御装置におけ
るデータ処理経過を説明する流れ図、第7図は、第6図
に示したデータ処理を実行する制御ブロック図、第8
図,第9図はこの発明に係るページコントロールテーブ
ルとページバッファとのデータ処理関係を説明する模式
図、第10図は重ね印字処理動作の一例を説明する模式図
である。 図中、1,109はCPU、2は管理情報記憶部、3はデータ入
力機構、4はページ制御テーブルフラグエリア部、5は
フォームオーバレイ情報メモリ、6はオーバレイ用ペー
ジバッファ、7はプリンタインタフェースである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 21/00 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録処理終了後にパターンデータが削除も
    しくはパターンデータの領域が開放される出力制御装置
    であって、 パターンデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶される前記パターンデータに基づい
    たイメージデータと外部装置から受信される印刷データ
    に基づいてビットマップメモリにイメージデータとを重
    ね合わせて展開する展開手段と、 第一面に記録されるべき第一パターンデータが登録され
    ている状態で第二面に記録されるべき第二パターンデー
    タの登録が指示された場合に、第一パターンデータが記
    録される前は第一パターンデータを利用可能に保持しつ
    つ前記第二パターンデータを登録し、第一パターンデー
    タが記録された後に第一パターンデータのクリアもしく
    は第一パターンデータが記憶されている領域を開放する
    登録手段と、 第一面及び第二面のパターンデータと印刷データが準備
    されてから、記録材の両面に印刷処理を開始するための
    前記展開手段により前記パターンデータと前記印刷デー
    タに基づいて前記ビットマップメモリにイメージデータ
    を展開するように制御する制御手段と、 を有することを特徴とする出力制御装置。
  2. 【請求項2】前記第一及び第二パターンデータは、外部
    装置から受信するプリントデータと重ね合わされて出力
    されるイメージデータを生成するためのフォーム情報で
    あることを特徴とする請求項(1)記載の出力制御装
    置。
  3. 【請求項3】第1及び第2パターンデータは、外字デー
    タであることを特徴とする請求項(1)記載の出力制御
    装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、複数のパターンデータを
    それぞれ異なる識別コードに対応して記憶可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力制御装置。
  5. 【請求項5】前記第1及び前記第2パターンデータは、
    同一の識別コードに対応することを特徴とする請求項
    (1)記載の出力制御装置。
JP1-174132A 1988-07-08 1989-07-07 出力制御装置 Expired - Lifetime JP3004656B2 (ja)

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JP63-168869 1988-07-08
JP16886988 1988-07-08

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JPH02125779A JPH02125779A (ja) 1990-05-14
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