JP3004581U - 石材用多葉切断機 - Google Patents

石材用多葉切断機

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JP3004581U
JP3004581U JP1994004381U JP438194U JP3004581U JP 3004581 U JP3004581 U JP 3004581U JP 1994004381 U JP1994004381 U JP 1994004381U JP 438194 U JP438194 U JP 438194U JP 3004581 U JP3004581 U JP 3004581U
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spindle
headstock
tailstock
saw blade
cutting machine
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JP1994004381U
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相云 李
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相云 李
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 石材の切断に使われる多葉切断機の加工能率
及び加工精密度を改善する。 【構成】 石塊の切断長さが台車の可動距離だけにより
制限されるようにスピンドル9を台車の移動方向に直角
に配置する。鋸刃11が台車の運動方向と平行を維持
し、鋸刃装着数を十分に確保するため、コラム1に装着
されたヘッドストック3とテールストック4によりスピ
ンドル9を支持する。少数の鋸刃使用の時に鋸刃位置の
変更なしに正確な切断幅で多段階の切断作業ができるよ
うにスピンドル9を支持台から左右に移送できるように
構成する。切断機の荷重重心を一定に保持できるように
バランス錘13を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は石材の切断に用いる多葉切断機に係り、特に加工能率と加工精密度を 改善した新しい構造の多葉切断機に関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来の大部分の石材用多葉切断機は、図7に示したように、コラム(a)にそ って上下に動くベッド(b)に往復台(c)を装着し、往復台(c)に、動力モ ーター(d)、スピンドル(e)および多数の鋸刃(f)を有し、往復台(c) がべッド(b)を移動し、台車(g)の上に置いてある石塊を一定間隔に切断す るようになっている。
【0003】 このような構造はスピンドル(e)がベッド(b)に直角に配置される構造で あり、スピンドル(e)の長さがベッド(b)の幅に制限され、構造上、鋸刃装 着数が少なく、鋸刃間の幅を拡大することが出来ない。
【0004】 また、往復台(c)をベッド(b)に沿って動かしながら石塊を切断する構造 であるので、石塊の切断の幅はコラムとコラムとの間のスパンに制限されるよう になる。
【0005】 よって、鋸刃の有効往復距離(スパン長さ−往復台の側端からスピンドルの中 心距離×2)以上の幅を有する石塊の切断ができないなど、加工効率および加工 能力に多大な制限があった。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】
本考案は、かかる従来の石材用切断機が持っている構造上の問題点を解決すべ くなされたもので、請求項1の石材用多葉切断機は、石塊の切断長さが台車の稼 動距離だけによって制限されるように、スピンドル(9)を台車(16)の移動 方向に直角に配置し、スピンドル(9)に装着された鋸刃(11)が台車(16 )の運動方向と平衡を保持するようにし、スピンドル(9)の鋸刃装着数を十分 に確保するためコラム(1)上に装着されたヘッドストック(3)とテールスト ック(4)によりスピンドル(9)を支持させ、少数鋸刃の使用の時、鋸刃位置 の変更なしに正確な切断幅で多段階切断作業が可能であるようにスピンドル(9 )を支持台から左右に移送できるように構成し、切断機の荷重重心を一定に保持 できるようにバランス錘(13)を構成部分にし、石材用多葉切断機の構造を改 善したものである。
【0007】 請求項2の石材用多葉切断機は、4個の円筒形コラム(1)の上部を矩形屋根 枠(2)により結合して本体を形成し、左右2個のコラム(1)を一対にして各 対のコラム(1)を支持軸にし、ヘッドストック(3)とテールストック(4) とを装着し、上記のヘッドストック(3)の外側には動力モーター(5)と動力 伝達装置(6)を搭載し、移送装置(8)を有する中空形主軸(7)がヘッドス トック(3)内で摺動可能に装着され、スピンドル(9)が主軸を貫通し、一端 はテールストック(4)に支持され、他端部は動力伝達装置(6)に結合された ままに外側に長く突出されるように装着され、主軸と回転対をなし、主軸により 水平運動が制止されるようにし、上記のヘッドストック(3)とテールストック (4)とは単一の動力源により稼動され、バックラッシ装置を有するリードスク リュー(10)によりコラム(1)にそって上下運動するようにし、スピンドル (9)には多数の鋸刃(11)を装着し、ヘッドストック(3)の両側部一点に 締結されるロープ(12)が屋根枠(2)を経て本体のテールストック(4)側 に延びるようにし、その端部に各々バランス錘(13)が結合されるように構成 したものである。
【0008】 請求項2の石材用多葉切断機によれば、動力モーター(5)、動力伝達装置 (6)、ヘッドストック(3)、テールストック(4)及びスピンドル(9)と 、それに結合された鋸刃(11)が一体に結合されたサドルはリードスクリュー (10)の稼動によりコラム(1)にそって上下運動し、主軸(7)はスピン ドル(9)と結合された状態で左右移送可能になる。スピンドル(9)と主軸( 7)の左右移送は左右移送装置(8)により微小長さになり、スピンドル(9) のヘッドストック(3)側の突出長さが移送可能の距離になる。
【0009】
【実施例】
図に示す本考案の実施例について説明する。
【0010】 図1〜図4は本考案を構成する各構成要素の配置関係を示している。
【0011】 以上の図面に示すように、本考案の石材用多葉切断機は、4個の円筒形コラム (1)とこれらの上部を矩形屋根枠(2)で組合せた構造から本体を形成してい る。左右2個のコラムを一対にして、各対のコラムを支持軸にしてヘッドストッ ク(3)とテールストック(4)を装着している。上記のヘッドストック(3) の外側には、動力モーター(5)と動力伝達装置(6)とを搭載している。移送 装置(8)を有する中空形主軸(7)がヘッドストック内に摺動可能に装着され ている。スピンドル(9)が主軸を貫通して、一端はテールストック(4)に支 持され、他端部は動力伝達装置(6)に結合された状態で外側に長く突出される ように装着されるが、主軸と回転対にし、主軸により水平運動が規制され、上記 のヘッドストック(3)とテールストック(4)は単一の動力源から稼動され、 バックラッシ(図示せず)を有するリードスクリュー(10)によりコラムに沿 って上下運動するようにしている。スピンドル(9)には多数の鋸刃(11)を 装着している。ヘッドストック(3)の両側部一点に締結されるロープ(12) が屋根枠(2)を経て本体のテールストック(4)に延びるようにし、その端部 に各々バランス錘(13)を結合している。
【0012】 上記の構成により、スピンドル(9)はテールストック(4)とヘッドストッ ク(3)に支持された状態で、動力モーター(5)から動力が伝達され、高速回 転が可能であり、振動現象が発生しない。
【0013】 図5は本考案の作動状態を図示している。
【0014】 動力モーター(5)、動力伝達装置(6)、ヘッドストック(3)、テールス トック(4)及びスピンドル(9)と、それに結合された鋸刃(11)が一体に 結合されたサドルはリードスクリュー(10)の稼動によりコラム(1)にそっ て上下運動し、主軸(7)はスピンドル(9)と結合された状態で左右移送可能 になる。
【0015】 スピンドル(9)と主軸(7)の左右移送は左右移送装置(8)により微小長 さになり、スピンドル(9)のヘッドストック(3)側の突出長さが移送可能の 距離になる。
【0016】 このようなスピンドル(9)の移送は鋸刃装着数を小さくして石塊を精密な幅 に切断しようとする場合、特に有用な効を奏する。即ち、一つまたは二つの鋸刃 だけヘッドストック側のスピンドルに装着して石塊を切断した後、鋸刃の装着位 置を変化させない状態で主軸移送装置だけを操作してスピンドルを移送すること により、後の切断位置を正確に捕捉できるようになり、多段階及び各段階別に切 断幅を調整する必要のある場合に大変有用な効を奏する。
【0017】 また、鋸刃装着可能の範囲が、ヘッドストック(3)とヘッドストック(3) との間のスピンドル距離であるので、装着可能の鋸刃数が顕著に増大し、鋸刃の 装着幅を選択する余地が多くなる。
【0018】 バランス錘(13)は重さ中心の不均衡による本体の捩じれの変形を防止する ためのもので、ストックの上下運動と連動して反対方向に上下運動しながら重さ の中心を本体中心部に位置させる機能を発揮する。
【0019】 図面中、符号14は鋸刃固定用ジグ、15はスピンドル保護用キャップ、16 は台車、17は石塊を示したものであり、矢印は各構成部の動き状態を示したも のである。
【0020】 上記のように、本考案は、従来の石材用多葉切断機を構成する各構成部分を合 理的に再配置して、加工機の安定性及び作業効率を顕著に改善したもので、大変 有用な考案である。
【0021】
【考案の効果】
この考案の石材用多葉切断機においては、加工効率と加工能力を向上させるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1の右側面図。
【図4】図1の平面図。
【図5】図1の装置の動作状態図。(a)はサドルの上
下の動きを示し、(b)は主軸の左右移送状態を示す。
【図6】図1の装置の使用状態図。
【図7】従来の石材用多葉切断機の概略図。
【符号の説明】
1 コラム 2 屋根枠 3 ヘッドストック 4 テールストック 5 動力モーター 6 動力伝達装置 7 主軸 8 主軸移送装置 9 スピンドル 10 リードスクリュー 11 鋸刃 12 ロープ 13 バランス錘 14 鋸刃固定用ジグ 15 スピンドル保護用キャップ 16 台車 17 石塊

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石塊の切断長さが台車の稼動距離だけに
    よって制限されるように、スピンドル(9)を台車(1
    6)の移動方向に直角に配置し、スピンドル(9)に装
    着された鋸刃(11)が台車(16)の運動方向と平衡
    を保持するようにし、スピンドル(9)の鋸刃装着数を
    十分に確保するためコラム(1)上に装着されたヘッド
    ストック(3)とテールストック(4)によりスピンド
    ル(9)を支持させ、少数鋸刃の使用の時、鋸刃位置の
    変更なしに正確な切断幅で多段階切断作業が可能である
    ようにスピンドル(9)を支持台から左右に移送できる
    ように構成し、切断機の荷重重心を一定に保持できるよ
    うにバランス錘(13)を構成部分にした石材用多葉切
    断機。
  2. 【請求項2】 4個の円筒形コラム(1)の上部を矩形
    屋根枠(2)により結合して本体を形成し、左右2個の
    コラム(1)を一対にして各対のコラム(1)を支持軸
    にし、ヘッドストック(3)とテールストック(4)と
    を装着し、上記のヘッドストック(3)の外側には動力
    モーター(5)と動力伝達装置(6)を搭載し、移送装
    置(8)を有する中空形主軸(7)がヘッドストック
    (3)内で摺動可能に装着され、スピンドル(9)が主
    軸を貫通し、一端はテールストック(4)に支持され、
    他端部は動力伝達装置(6)に結合されたままに外側に
    長く突出されるように装着され、主軸と回転対をなし、
    主軸により水平運動が制止されるようにし、上記のヘッ
    ドストック(3)とテールストック(4)とは単一の動
    力源により稼動され、バックラッシ装置を有するリード
    スクリュー(10)によりコラム(1)にそって上下運
    動するようにし、スピンドル(9)には多数の鋸刃(1
    1)を装着し、ヘッドストック(3)の両側部一点に締
    結されるロープ(12)が屋根枠(2)を経て本体のテ
    ールストック(4)側に延びるようにし、その端部に各
    々バランス錘(13)が結合されるように構成した石材
    用多葉切断機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108032444A (zh) * 2018-01-23 2018-05-15 泉州市海恩德机电科技发展有限公司 一种自校高稳锯片主轴箱总成及高效组合切石机
KR102070156B1 (ko) * 2019-11-19 2020-01-29 주식회사 경동 개량형 우드칩 샘플 채취장치 구조

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