JP3004542B2 - 多相psk信号復号装置及びサンプリング信号生成装置 - Google Patents

多相psk信号復号装置及びサンプリング信号生成装置

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JP3004542B2
JP3004542B2 JP6186466A JP18646694A JP3004542B2 JP 3004542 B2 JP3004542 B2 JP 3004542B2 JP 6186466 A JP6186466 A JP 6186466A JP 18646694 A JP18646694 A JP 18646694A JP 3004542 B2 JP3004542 B2 JP 3004542B2
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要道 亀尾
淳 鈴木
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株式会社衛星通信システム技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多相PSK信号復号装
置、及び多相PSK信号の位相同期検波された位相同期
検波信号からデジタル位相検波信号を生成するデジタル
変換手段が用いるサンプリング信号を生成するサンプリ
ング信号生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2を伴って次に述べる2相PS
K信号復号装置が提案されている。
【0003】すなわち、(イ)復号せんとする多相PS
K信号SAから、それが位相同期検波された位相同期検
波信号SDを生成する位相同期検波信号生成手段1と、
(ロ)サンプリング信号SMを生成するサンプリング信
号生成手段4と、(ハ)位相同期検波信号生成手段1で
生成される位相同期検波信号SDから、そのデジタル変
換されたデジタル化位相同期検波信号SHを、サンプリ
ング信号生成手段で生成されるサンプリング信号SM
を用いて生成するデジタル変換手段11と、(ニ)デジ
タル変換手段11で生成されるデジタル化位相同期検波
信号SHから、多相PSK信号SAのデジタル符号を表
している復号化デジタル符号SCを生成する復号化デジ
タル符号生成手段12とを有する。
【0004】この場合、位相同期検波信号生成手段1
は、2相PSK信号SAから、その搬送波と等しい周
波数を有し且つ2相PSK信号SAの搬送波の位相と同
期している位相検波用基準信号SRを生成する位相検波
用基準信号生成手段2と、2相PSK信号SAを、位
相検波用基準信号生成手段2で生成される位相検波用基
準信号SRによって位相同期検波し、その位相同期検波
出力を位相同期検波手段1の位相同期検波信号SDとし
て出力する位相同期検波手段3とを有する。
【0005】また、サンプリング信号生成手段4は、位
相同期検波信号SDからサンプリング信号SMの周波数
を有するサンプリング信号生成用信号S41を生成する
非線形回路41と、この非線形回路41で生成されるサ
ンプリング信号生成用信号S41から正弦波状のサンプ
リング信号用信号S42を生成する狭帯域フィルタ42
と、この帯域フィルタ42で生成されるサンプリング信
号生成用信号S42からその位相が補正されたサンプリ
ング信号生成用信号S43を生成する移相器43と、こ
の移相器43で生成されるサンプリング信号生成用信号
S43からパルス波状の信号をサンプリング信号SMと
して生成する波形整形回路44とを有する。
【0006】以上が、従来提案されている2相PSK信
号復号装置の構成である。
【0007】また、従来、図2に示す2相PSK信号復
号装置を構成しているサンプリング信号生成手段4を有
する装置が、多相PSK信号の位相同期検波された位相
同期検波信号からデジタル位相検波信号を生成するデジ
タル変換手段が用いるサンプリング信号を生成するサン
プリング信号生成装置として提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来の2相
PSK信号復号装置の場合、デジタル変換手段11が用
いる、サンプリング信号生成手段4で生成されるサンプ
リング信号SMを、位相同期検波信号生成手段1で生成
される位相同期検波信号SAを用いて生成するようにし
ており、従って、サンプリング信号生成手段4を含んだ
サンプリング信号SMに関するサーボループが構成され
ていず、しかも、サンプリング信号生成手段4を構成し
ている狭帯域フィルタ42が長い時定数を有する。
【0009】このため、サンプリング信号生成手段4で
生成されるサンプリング信号SMを、2相PSK信号S
Aが一時的に得られなくなって後得られるようになった
場合において、2相PSK信号SAのシンボルとの間で
正しく同期がとれているものとして、速やかに得ること
ができず、よって、復号化デジタル符号生成手段12で
生成される復号化デジタル符号SCを、2相PSK信号
SAが一時的に得られなくなって後得られるようになっ
た場合において、低い誤り率を有するものとして、速や
かに得ることができない、という欠点を有していた。
【0010】また、上述した従来のサンプリング信号生
成装置の場合、図2に示す従来の2相PSK信号復号装
置に用いられていることから明らかなように、図2に示
す従来の2相PSK信号復号装置を構成するように用い
られるとき、その2相PSK信号復号装置に、上述した
欠点を伴わせる、という欠点を有していた。
【0011】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規な多相PSK信号復号装置、及びサンプリング信号
生成装置を提案せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による多相PSK
信号復号装置は、図2で前述した従来の2相PSK信号
復号装置の場合と同様に、(イ)復号せんとする多相P
SK信号から、それが位相同期検波された位相同期検波
信号を生成する位相同期検波信号生成手段と、(ロ)サ
ンプリング信号を生成するサンプリング信号生成手段
と、(ハ)上記位相同期検波信号生成手段で生成される
上記位相同期検波信号から、そのデジタル変換されたデ
ジタル化位相同期検波信号を、上記サンプリング信号生
成手段で生成されるサンプリング信号を用いて生成する
デジタル変換手段と、(ニ)上記デジタル変換手段で生
成される上記デジタル化位相同期検波信号から、上記多
相PSK信号のデジタル符号を表している復号化デジタ
ル符号を生成する復号化デジタル符号生成手段とを有す
る。
【0013】しかしながら、本発明による多相PSK信
号復号装置は、このような多相PSK信号復号装置にお
いて、(ホ)上記サンプリング信号生成手段が、上記
多相PSK信号のシンボルの基準周期のk分の1の周期
(ただし、kは、比較的大きな値の整数)を有するクロ
ックパルスを発生するクロックパルス発生手段と、上
記多相PSK信号のシンボルの基準周期のm分の1の周
期(ただし、mはkに比し小さな値の整数)を、サンプ
リング基準周期として、上記クロックパルス発生手段で
発生されるクロックパルスのパルス数で表しているサン
プリング基準周期表示データを発生するサンプリング基
準周期表示データ発生手段と、(a)上記復号化デジ
タル符号生成手段で生成される復号化デジタル符号を用
い、(b)その復号化デジタル符号が、上記サンプリン
グ信号の一のパルス波Waが得られる時点に対応してい
る時点taでの2値表示の「1」から、上記サンプリン
グ信号の上記パルス波Waの次のパルス波Wbが得られ
る時点に対応している時点tbでの2値表示の「0」
に、またはその逆に振幅値が変化をする毎に、(c)上
記復号化デジタル符号が上記時点ta及びtb間で上記
時点taでの値と上記時点tbでの値との間の中間値を
とる時点を、実変化時点とする、その実変化時点前の上
記実変化時点に最も近く位置する上記多相PSK信号の
シンボルが存在するとするシンボル時点から、上記シン
ボル時点からみた上記実変化時点に対応している予定の
基準変化時点までの予定の基準時間と、上記シンボル時
点から上記実変化時点までの実時間との差を、時間差と
して、上記クロックパルス発生手段から発生されるクロ
ックパルスのパルス数で表している時間差表示データを
生成する時間差表示データ生成手段と、上記時間差表
示データ生成手段で生成される時間差表示データから、
それが表している上記時間差の平滑化された時間を、サ
ンプリング同期誤差時間として、上記クロックパルス発
生手段から発生されるクロックパルスのパルス数で表し
ているサンプリング同期誤差時間表示データを生成する
低域フィルタ手段でなるサンプリング同期誤差時間表示
データ生成手段と、上記サンプリング基準周期表示デ
ータ発生手段から発生されるサンプリング基準周期表示
データと、上記サンプリング同期誤差時間表示デ−タ生
成手段で生成されるサンプリング同期誤差時間表示デ−
タとを用い、上記サンプリング基準周期表示データが上
記クロックパルスのパルス数で表しているサンプリング
基準周期と、上記サンプリング同期誤差時間表示デ−タ
が上記クロックパルスのパルス数で表しているサンプリ
ング周期誤差時間との和を、補正用サンプリング周期と
して、上記クロックパルスのパルス数で表している補正
用サンプリング周期表示データを生成する補正用サンプ
リング周期表示データ生成手段と、上記クロックパル
ス発生手段から発生されるクロックパルスをカウント
し、そのカウント数が、上記補正用サンプリング周期表
示データ生成手段で生成される補正用サンプリング周期
表示データが表している補正用サンプリング周期が表し
ている上記クロックパルスのパルス数と一致する毎に、
1つのパルス波を、上記サンプリングパルス生成手段の
サンプリング信号の1つのパルス波として出力するカウ
ント手段とを有する。
【0014】なお、上述した本発明による多相PSK信
号復号装置において、上記復号化デジタル符号生成手段
が、上記デジタル変換手段で生成されるデジタル化位相
同期検波信号またはそれにもとずくデジタル化位相同期
検波信号に、(a)そのデジタル化位相同期検波信号が
予め設定された閾値以上またはその閾値よりも大きな振
幅値を有している場合、2値表示で「1」(または
「0」)をとり、上記デジタル化位相同期検波信号が上
記閾値以上または上記閾値よりも大きな振幅値を有して
いない場合、2値表示で「0」(または「1」)をとる
ように、または(b)上記デジタル化位相同期検波信号
が予め設定された第1の閾値以上の振幅値を有している
場合、2値表示で「1」(または「0」)をとり、上記
デジタル化位相同期検波信号が予め設定された第2の閾
値以下の振幅値を有している場合、2値表示で「0」を
とり、上記デジタル化位相同期検波信号が上記第1の閾
値以上の振幅値を有していず且つ上記デジタル化位相同
期検波信号が上記第2の閾値以下の振幅値を有していな
い場合、上記デジタル化位相同期検波信号のそのときの
振幅値をとるように、整形処理を施し、その整形処理の
施された信号を、上記復号化デジタル符号として生成す
る整形処理手段を有するのを可とする。
【0015】本発明によるサンプリング信号生成装置
は、多相PSK信号の位相同期検波された位相同期検波
信号からデジタル化位相同期検波信号を生成するデジタ
ル変換手段が用いるサンプリング信号を生成するサンプ
リング信号生成装置において、(イ)上記デジタル変換
手段で生成される上記デジタル化位相同期検波信号か
ら、上記多相PSK信号のデジタル符号を表している復
号化デジタル符号を生成する復号化デジタル符号生成手
段と、(ロ)上記多相PSK信号のシンボルの基準周
期のk分の1の周期(ただし、kは、比較的大きな値の
整数)を有するクロックパルスを発生するクロックパル
ス発生手段と、上記多相PSK信号のシンボルの基準
周期のm分の1の周期(ただし、mはkに比し小さな値
の整数)を、サンプリング基準周期として、上記クロッ
クパルス発生手段で発生されるクロックパルスのパルス
数で表しているサンプリング基準周期表示データを発生
するサンプリング基準周期表示データ発生手段と、
(a)上記復号化デジタル符号生成手段で生成される復
号化デジタル符号を用い、(b)その復号化デジタル符
号が、上記サンプリング信号の一のパルス波Waが得ら
れる時点に対応している時点taでの2値表示の「1」
から、上記サンプリング信号の上記パルス波Waの次の
パルス波Wbが得られる時点に対応している時点tbで
の2値表示の「0」に、またはその逆に振幅値が変化を
する毎に、(c)上記復号化デジタル符号が上記時点t
a及びtb間で上記時点taでの値と上記時点tbでの
値との間の中間値をとる時点を、実変化時点とする、そ
の実変化時点前の上記実変化時点に最も近く位置する上
記2相PSK信号のシンボルが存在するとするシンボル
時点から、上記シンボル時点からみた上記実変化時点に
対応している予定の基準変化時点までの予定の基準時間
と、上記シンボル時点から上記実変化時点までの実時間
との差を、時間差として、上記クロックパルス発生手段
から発生されるクロックパルスのパルス数で表している
時間差表示データを生成する時間差表示データ生成手段
と、上記時間差表示データ生成手段で生成される時間
差表示データから、それが表している上記時間差の平滑
化された時間を、サンプリング同期誤差時間として、上
記クロックパルス発生手段から発生されるクロックパル
スのパルス数で表しているサンプリング同期誤差時間表
示データを生成する低域フィルタ手段でなるサンプリン
グ同期誤差時間表示データ生成手段と、上記サンプリ
ング基準周期表示データ発生手段から発生されるサンプ
リング基準周期表示データと、上記サンプリング同期誤
差時間表示デ−タ生成手段で生成されるサンプリング同
期誤差時間表示デ−タとを用い、上記サンプリング基準
周期表示データが上記クロックパルスのパルス数で表し
ているサンプリング基準周期と、上記サンプリング同期
誤差時間表示デ−タが上記クロックパルスのパルス数で
表しているサンプリング周期誤差時間との和を、補正用
サンプリング周期として、上記クロックパルスのパルス
数で表している補正用サンプリング周期表示データを生
成する補正用サンプリング周期表示データ生成手段と、
上記クロックパルス発生手段から発生されるクロック
パルスをカウントし、そのカウント数が、上記補正用サ
ンプリング周期表示データ生成手段で生成される補正用
サンプリング周期表示データが表している補正用サンプ
リング周期が表している上記クロックパルスのパルス数
と一致する毎に、1つのパルス波を、上記サンプリング
パルス生成手段のサンプリング信号の1つのパルス波
して出力するカウント手段とを有する。
【0016】なお、上述した本発明によるサンプリング
信号生成装置においては、上記復号化デジタル符号生成
手段が、上記デジタル変換手段で生成されるデジタル化
位相同期検波信号またはそれにもとずくデジタル化位相
同期検波信号に、(a)そのデジタル化位相同期検波信
号が予め設定された閾値以上またはその閾値よりも大き
な振幅値を有している場合、2値表示で「1」(または
「0」)をとり、上記デジタル化位相同期検波信号が上
記閾値以上または上記閾値よりも大きな振幅値を有して
いない場合、2値表示で「0」(または「1」)をとる
ように、または(b)上記デジタル化位相同期検波信号
が予め設定された第1の閾値以上の振幅値を有している
場合、2値表示で「1」(または「0」)をとり、上記
デジタル化位相同期検波信号が予め設定された第2の閾
値以下の振幅値を有している場合、2値表示で「0」を
とり、上記デジタル化位相同期検波信号が上記第1の閾
値以上の振幅値を有していず且つ上記デジタル化位相同
期検波信号が上記第2の閾値以下の振幅値を有していな
い場合、上記デジタル化位相同期検波信号のそのときの
振幅値をとるように、整形処理を施し、その整形処理の
施された信号を、上記復号化デジタル符号として生成す
る整形処理手段を有するのを可とする。
【0017】
【作用・効果】本発明による多相PSK信号復号装置に
よれば、デジタル変換手段が用いる、サンプリング信号
生成手段で生成されるサンプリング信号を、図2で前述
した従来の2相PSK信号復号装置の場合とは異なり、
復号化デジタル符号生成手段で生成される復号化デジタ
ル符号を用いて生成するようにしており、従って、サン
プリング信号生成手段を含んだサンプリング信号に関す
るサーボループが構成されており、しかも、サンプリン
グ信号生成手段が、図2で前述した従来の2相PSK信
号復号装置のサンプリング信号生成手段を構成している
狭帯域フィルタが有するような長い時定数を有する手段
を有しない。
【0018】このため、サンプリング信号生成手段で生
成されるサンプリング信号を、多相PSK信号が一時的
に得られなくなって後得られるようになった場合におい
ても、多相PSK信号のシンボルとの間で正しく同期が
とれているものとして、図2で前述した従来の2相PS
K信号復号装置の場合に比しより速やかに得ることがで
き、よって、復号化デジタル符号生成手段で生成される
復号化デジタル符号を、多相PSK信号が一時的に得ら
れなくなって後得られるようになった場合においても、
図2で前述した従来の2相PSK信号復号装置の場合に
比しより低い誤り率しか有しないものとして、速やかに
得ることができる。
【0019】また、本発明によるサンプリング信号生成
装置によれば、それが上述した本発明による多相PSK
信号復号装置と同様のまたはそれに準じた多相PSK信
号復号装置を構成するように用いられるとき、その多相
PSK信号復号装置に、本発明による2相PSK信号復
号装置で述べた優れた作用・効果を伴わせることができ
る。
【0020】
【実施例1】次に、図1を伴って、本発明による多相P
SK信号復号装置の実施例を、2相PSK信号復号装置
の実施例で述べよう。
【0021】図1に示す本発明による2相PSK信号復
号装置の実施例は、次に述べる構成を有する。
【0022】すなわち、復号せんとする2相PSK信号
SAから、その位相同期検波された位相同期検波信号S
Dを生成する位相同期検波信号生成手段1を有する。
【0023】この位相同期検波信号生成手段1は、2
相PSK信号SAから、その搬送波と等しい周波数を有
し且つ2相PSK信号SAの搬送波の位相と同期してい
る位相検波用基準信号SRを生成するそれ自体は公知の
位相検波用基準信号生成手段2と、2相PSK信号S
Aを、位相検波用基準信号生成手段2で生成される位相
検波用基準信号SRによって位相同期検波し、その位相
同期検波出力を位相同期検波手段1の位相同期検波信号
SDとして出力するそれ自体は公知の位相同期検波手段
3とを有する。
【0024】また、サンプリング信号SMを生成するサ
ンプリング信号生成手段4を有する。
【0025】このサンプリング信号生成手段4は、2
相PSK信号SAのシンボルの基準周期Ts の1/k
(ただし、kは、例えば100というような比較的大き
な値の整数)の周期TCP(=TS /k)を有するクロッ
クパルスCPを発生する、それ自体公知のクロックパル
ス発生手段5を有する。
【0026】また、サンプリング信号生成手段4は、
2相PSK信号SAのシンボルの基準周期Tのm分の
1(ただし、mは、例えば4というようなkに比し小さ
な値の整数)の周期(=T/m)を、サンプリング基
準周期T(=T/m)として、クロックパルス発生
手段5から発生されるクロックパルスCPのパルス数N
で表しているサンプリング基準周期表示データDMを
発生するサンプリング基準周期表示データ発生手段6を
有する。
【0027】さらに、サンプリング信号生成手段4は、
(a)後述する復号化デジタル符号生成手段12で生
成される復号化デジタル符号SCを用い、(b)その復
号化デジタル符号SCが、サンプリング信号SMの一の
パルス波Waが得られる時点に対応している時点taで
の2値表示の「1」から、サンプリング信号SMのパル
ス波Waの次のパルス波Wbが得られる時点に対応して
いる時点tbでの2値表示の「0」に、またはその逆に
振幅値が変化をする毎に、(c)復号化デジタル符号S
Cが時点ta及びtb間で時点taでの値Vaと時点t
bでの値Vbとの間の中間値Vc(例えば((Va+V
b)/2の値)をとる時点を実変化時点tc とする、そ
の実変化時点tC 前の実変化時点tC に最も近く位置す
る2相PSK信号SAのシンボルが存在するとするシン
ボル時点tM から、シンボル時点tM からみた実変化時
点tC に対応している予定の基準変化時点tS までの予
定の基準時間TMSと、シンボル時点tM から実変化時点
C までの実時間TMCとの差(TMS−TMC)を、時間差
ΔTG (=TMS−TMC)として、クロックパルス発生手
段5から発生されるクロックパルスCPのパルス数ΔN
G で表している時間差表示データDGを生成する、それ
自体当業者によって種々の態様で容易に構成し得る時間
差表示データ生成手段7を有する。
【0028】また、サンプリング信号生成手段4は、
時間差表示データ生成手段7で生成される時間差表示デ
ータDGから、それが表している時間差ΔTG の平滑化
された時間を、サンプリング同期誤差時間ΔTE とし
て、クロックパルス発生手段5から発生されるクロック
パルスCPのパルス数ΔNE で表しているサンプリング
同期誤差時間表示データDEを生成する低域フィルタ手
段でなる、それ自体当業者によって種々の態様で容易に
構成し得るサンプリング同期誤差時間表示データ生成手
段8を有する。
【0029】さらに、サンプリング信号生成手段4は、
サンプリング基準周期表示データ発生手段6から発生
されるサンプリング基準周期表示データDMと、サンプ
リング同期誤差時間表示デ−タ生成手段8で生成される
サンプリング同期誤差時間表示デ−タDEとを用い、サ
ンプリング基準周期表示データDMがクロックパルスC
Pのパルス数NM で表しているサンプリング基準周期T
M と、サンプリング同期誤差時間表示デ−タDEがクロ
ックパルスCPのパルス数ΔNE で表しているサンプリ
ング同期誤差時間ΔTE との和(TM +ΔTE )を、
補正用サンプリング周期TD (=TM +ΔTE )とし
て、クロックパルスCPのパルス数ND (=NM +ΔN
E )で表している補正用サンプリング周期表示データD
Cを生成する、それ自体当業者によって種々の態様で容
易に構成し得る補正用サンプリング周期表示データ生成
手段9を有する。
【0030】また、サンプリング信号生成手段4は、
クロックパルス発生手段5から発生されるクロックパル
スCPをカウントし、そのカウント数が、補正用サンプ
リング周期表示データ生成手段9で生成される補正用サ
ンプリング周期表示データDCが表している補正用サン
プリング周期TD (=TM +ΔTE )が表しているクロ
ックパルスCPのパルス数ND (=NM +ΔNE )と一
致する毎に、1つのパルス波を、サンプリング信号生成
手段4のサンプリング信号SMの1つのパルス波として
出力する、それ自体当業者によって種々の態様で容易に
構成し得るカウント手段10を有する。
【0031】また、図1に示す本発明による2相PSK
信号復号装置は、上述した位相同期検波信号生成手段1
で生成される位相同期検波信号SDから、そのデジタル
変換されたデジタル化位相同期検波信号SHを、サンプ
リング信号生成手段4で上述したようにして生成される
サンプリング信号SMを用いて生成する、サンプリング
信号として上述したサンプリング信号生成手段4で生成
されるサンプリング信号SMを用いることを除いてそれ
自体公知のデジタル変換手段11を有する。
【0032】また、デジタル変換手段11で生成される
デジタル化位相同期検波信号SHから、2相PSK信号
SAのデジタル符号を表している復号化デジタル符号S
Cを生成する復号化デジタル符号生成手段12を有す
る。
【0033】この復号化デジタル符号生成手段12は、
デジタル変換手段11で生成されるデジタル化位相同
期検波信号SHを通すそれ自体公知の低域フィルタ手段
13と、その低域フィルタ手段13を通ったデジタル
化位相同期検波信号SH′に、そのデジタル化位相同期
検波信号SH′が予め設定された第1の閾値VT1以上の
振幅値を有している場合、2値表示で「1」(または
「0」)をとり、デジタル化位相同期検波信号SH′が
予め設定された第2の閾値VT2以下の振幅値を有してい
る場合、2値表示で「0」(または「1」)をとり、デ
ジタル化位相同期検波信号SH′が予め設定された第1
の閾値VT1以上の振幅値を有していず且つデジタル化位
相同期検波信号SH′が予め設定された第2の閾値VT2
以下の振幅値を有していない場合、デジタル化位相同期
検波信号SH′のそのときの振幅値をとるように、整形
処理を施し、その整形処理の施された信号を、復号化デ
ジタル符号生成手段12の復号化デジタル符号SCとし
て生成する、それ自体当業者によって種々の態様で容易
に構成し得る整形処理手段14とを有する。なお、この
復号化デジタル符号生成手段12が生成する復号化デジ
タル符号SCは、上述したところから明らかなように、
サンプリング信号生成手段4の時間差表示データ生成手
段7で2相PSK信号SAのシンボルが存在するとする
時点t M を用いて得られる時間差表示データDGを生成
するのに用いるのであるが、その復号化デジタル符号S
Cを用い、それが、時間差表示データDGを得るのに用
いたシンボル時点t M で「1」をとるか「0」をとるか
を判別するようにすれば、その判別結果が、2相PSK
信号SAの復号された符号を正しく表していることは明
らかであり、よって復号化デジタル符号SCから、2相
PSK信号SAの正しく復号化された復号化符号を得る
ことができることは明らかである。
【0034】以上が、本発明による多相PSK信号復号
装置の実施例としての2相PSK信号復号装置の実施例
の構成である。
【0035】図1に示す本発明による2相PSK信号復
号装置によれば、デジタル変換手段11が用いる、サン
プリング信号生成手段4で生成されるサンプリング信号
SMを、図2で前述した従来の2相PSK信号復号装置
の場合とは異なり、復号化デジタル符号生成手段12で
生成される復号化デジタル符号SCを用いて生成するよ
うにしており、従って、サンプリング信号生成手段4を
含んだサンプリング信号SMに関するサーボループが構
成されており、しかも、サンプリング信号生成手段4
が、図2で前述した従来の2相PSK信号復号装置のサ
ンプリング信号生成手段4を構成している狭帯域フィル
タ42が有するような長い時定数を有する手段を有しな
い。
【0036】このため、サンプリング信号生成手段4で
生成されるサンプリング信号SMを、2相PSK信号S
Aが一時的に得られなくなって後得られるようになった
場合においても、2相PSK信号SAのシンボルとの間
で正しく同期がとれているものとして、図2で前述した
従来の2相PSK信号復号装置の場合に比しより速やか
に得ることができ、よって、復号化デジタル符号生成手
段12で生成される復号化デジタル符号SCを、2相P
SK信号SAが一時的に得られなくなって後得られるよ
うになった場合においても、図2で前述した従来の2相
PSK信号復号装置の場合に比しより低い誤り率しか有
しないものとして、速やかに得ることができる。
【0037】
【実施例2】次に、本発明による、多相PSK信号の位
相同期検波された位相同期検波信号からデジタル位相検
波信号を生成するデジタル変換手段が用いるサンプリン
グ信号を生成するサンプリング信号生成装置の実施例を
述べよう。
【0038】本発明によるサンプリング信号生成装置の
実施例は、図示詳細説明は省略するが、図1に示す本発
明による2相PSK信号復号装置を構成している、
(イ)復号化デジタル符号生成手段12と、(ロ)サン
プリング信号生成手段4を構成しているクロックパル
ス発生手段5と、サンプリング基準周期表示データ発
生手段6と、時間差表示データ生成手段7と、サン
プリング同期誤差時間表示データ生成手段8と、補正
用サンプリング周期表示データ生成手段9と、カウン
ト手段10とを有する。
【0039】このような本発明によるサンプリング信号
生成装置によれば、それが図1に示す本発明による2相
PSK信号復号装置に用いられているところから明らか
なように、図1に示す本発明による2相PSK信号復号
装置を構成するように用いられるとき、その2相PSK
信号復号装置に、図1に示す本発明による2相PSK信
号復号装置で述べた優れた作用・効果を伴わせることが
できる。
【0040】なお、上述においては、本発明による多相
PSK信号復号装置について、それを2相PSK信号復
号装置に適用した場合で述べたが、本発明による多相P
SK信号復号装置について、それを、図1に示す2相P
SK信号復号装置の場合に準じて、4相PSK信号復号
装置、8相PSK信号復号装置などの多相PSK信号復
号装置に適用することもできることは明らかであろう。
【0041】また、上述においては、本発明によるサン
プリング信号生成装置について、それを、2相PSK信
号復号装置を構成するのに用いるものに適用した場合で
述べたが、本発明によるサンプリング信号生成装置につ
いて、それを、4相PSK信号復号装置、8相PSK信
号復号装置などの多相PSK信号復号装置を構成するの
に用いるものに適用することもできることは明らかであ
ろう。
【0042】その他、本発明の精神を脱することなし
に、種々の変型、変更をなし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多相PSK信号復号装置の実施例
としての2相PSK信号復号装置の実施例を示す略線的
系統図である。
【図2】従来の2相PSK信号復号装置を示す略線的系
統図である。
【符号の説明】
1 位相同期検波信号生成手段 2 位相検波用基準信号生成手段 3 位相同期検波手段 4 サンプリング信号生成手段 5 クロックパルス発生手段 6 サンプリング基準周期表示データ
発生手段 7 時間差表示データ生成手段 8 サンプリング同期誤差時間表示デ
ータ生成手段 9 補正用サンプリング周期表示デー
タ生成手段 10 カウント手段 11 デジタル変換手段 12 復号化デジタル符号生成手段 13 低域フィルタ手段 14 整形処理手段 CP クロックパルス DC 補正用サンプリング周期表示デ
ータ DE サンプリング同期誤差時間表示
データ DG 時間差表示データ DM サンプリング基準周期表示デー
タ SA 2相PSK信号 SC 復号化デジタル符号 SD 位相同期検波信号 SH、 デジタル化位相同期検波信号 SM サンプリング信号 SR 位相同期検波用基準信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−71736(JP,A) 特開 平1−261947(JP,A) 特開 平4−286148(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38 H04L 7/00 - 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)復号せんとする多相PSK信号か
    ら、それが位相同期検波された位相同期検波信号を生成
    する位相同期検波信号生成手段と、 (ロ)サンプリング信号を生成するサンプリング信号生
    成手段と、 (ハ)上記位相同期検波信号生成手段で生成される上記
    位相同期検波信号から、そのデジタル変換されたデジタ
    ル化位相同期検波信号を、上記サンプリング信号生成手
    段で生成されるサンプリング信号を用いて生成するデジ
    タル変換手段と、 (ニ)上記デジタル変換手段で生成される上記デジタル
    化位相同期検波信号から、上記多相PSK信号のデジタ
    ル符号を表している復号化デジタル符号を生成する復号
    化デジタル符号生成手段とを有する多相PSK信号復号
    装置において、 (ホ)上記サンプリング信号生成手段が、 上記多相PSK信号のシンボルの基準周期のk分の1
    の周期(ただし、kは、比較的大きな値の整数)を有す
    るクロックパルスを発生するクロックパルス発生手段
    と、 上記多相PSK信号のシンボルの基準周期のm分の1
    の周期(ただし、mはkに比し小さな値の整数)を、サ
    ンプリング基準周期として、上記クロックパルス発生手
    段で発生されるクロックパルスのパルス数で表している
    サンプリング基準周期表示データを発生するサンプリン
    グ基準周期表示データ発生手段と、 (a)上記復号化デジタル符号生成手段で生成される
    復号化デジタル符号を用い、(b)その復号化デジタル
    符号が、上記サンプリング信号の一のパルス波Waが得
    られる時点に対応している時点taでの2値表示の
    「1」から、上記サンプリング信号の上記パルス波Wa
    の次のパルス波Wbが得られる時点に対応している時点
    tbでの2値表示の「0」に、またはその逆に振幅値が
    変化をする毎に、(c)上記復号化デジタル符号が上記
    時点ta及びtb間で上記時点taでの値と上記時点t
    bでの値との間の中間値をとる時点を、実変化時点とす
    る、その実変化時点前の上記実変化時点に最も近く位置
    する上記多相PSK信号のシンボルが存在するとする
    ンボル時点から、そのシンボル時点からみた上記実変化
    時点に対応している予定の基準変化時点までの予定の基
    準時間と、上記シンボル時点から上記実変化時点までの
    実時間との差を、時間差として、上記クロックパルス発
    生手段から発生されるクロックパルスのパルス数で表し
    ている時間差表示データを生成する時間差表示データ生
    成手段と、 上記時間差表示データ生成手段で生成される時間差表
    示データから、それが表している上記時間差の平滑化さ
    れた時間を、サンプリング同期誤差時間として、上記ク
    ロックパルス発生手段から発生されるクロックパルスの
    パルス数で表しているサンプリング同期誤差時間表示デ
    ータを生成する低域フィルタ手段でなるサンプリング同
    期誤差時間表示データ生成手段と、 上記サンプリング基準周期表示データ発生手段から発
    生されるサンプリング基準周期表示データと、上記サン
    プリング同期誤差時間表示デ−タ生成手段で生成される
    サンプリング同期誤差時間表示デ−タとを用い、上記サ
    ンプリング基準周期表示データが上記クロックパルスの
    パルス数で表しているサンプリング基準周期と、上記サ
    ンプリング同期誤差時間表示デ−タが上記クロックパル
    スのパルス数で表しているサンプリング周期誤差時間と
    の和を、補正用サンプリング周期として、上記クロック
    パルスのパルス数で表している補正用サンプリング周期
    表示データを生成する補正用サンプリング周期表示デー
    タ生成手段と、 上記クロックパルス発生手段から発生されるクロック
    パルスをカウントし、そのカウント数が、上記補正用サ
    ンプリング周期表示データ生成手段で生成される補正用
    サンプリング周期表示データが表している補正用サンプ
    リング周期が表している上記クロックパルスのパルス数
    と一致する毎に、1つのパルス波を、上記サンプリング
    パルス生成手段のサンプリング信号の1つのパルス波
    して出力するカウント手段とを有することを特徴とする
    多相PSK信号復号装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多相PSK信号復号装置
    において、 上記復号化デジタル符号生成手段が、上記デジタル変換
    手段で生成されるデジタル化位相同期検波信号またはそ
    れにもとずくデジタル化位相同期検波信号に、(a)そ
    のデジタル化位相同期検波信号が予め設定された閾値以
    上またはその閾値よりも大きな振幅値を有している場
    合、2値表示で「1」(または「0」)をとり、上記デ
    ジタル化位相同期検波信号が上記閾値以上または上記閾
    値よりも大きな振幅値を有していない場合、2値表示で
    「0」(または「1」)をとるように、または(b)上
    記デジタル化位相同期検波信号が予め設定された第1の
    閾値以上の振幅値を有している場合、2値表示で「1」
    (または「0」)をとり、上記デジタル化位相同期検波
    信号が予め設定された第2の閾値以下の振幅値を有して
    いる場合、2値表示で「0」をとり、上記デジタル化位
    相同期検波信号が上記第1の閾値以上の振幅値を有して
    いず且つ上記デジタル化位相同期検波信号が上記第2の
    閾値以下の振幅値を有していない場合、上記デジタル化
    位相同期検波信号のそのときの振幅値をとるように、整
    形処理を施し、その整形処理の施された信号を、上記復
    号化デジタル符号として生成する整形処理手段を有する
    ことを特徴とする多相PSK信号復号装置。
  3. 【請求項3】 多相PSK信号の位相同期検波された位
    相同期検波信号からデジタル化位相同期検波信号を生成
    するデジタル変換手段が用いるサンプリング信号を生成
    するサンプリング信号生成装置において、 (イ)上記デジタル変換手段で生成される上記デジタル
    化位相同期検波信号から、上記多相PSK信号のデジタ
    ル符号を表している復号化デジタル符号を生成する復号
    化デジタル符号生成手段と、 (ロ)上記多相PSK信号のシンボルの基準周期のk
    分の1の周期(ただし、kは、比較的大きな値の整数)
    を有するクロックパルスを発生するクロックパルス発生
    手段と、 上記多相PSK信号のシンボルの基準周期のm分の1
    の周期(ただし、mはkに比し小さな値の整数)を、サ
    ンプリング基準周期として、上記クロックパルス発生手
    段で発生されるクロックパルスのパルス数で表している
    サンプリング基準周期表示データを発生するサンプリン
    グ基準周期表示データ発生手段と、 (a)上記復号化デジタル符号生成手段で生成される
    復号化デジタル符号を用い、(b)その復号化デジタル
    符号が、上記サンプリング信号の一のパルス波Waが得
    られる時点に対応している時点taでの2値表示の
    「1」から、上記サンプリング信号の上記パルス波Wa
    の次のパルス波Wbが得られる時点に対応している時点
    tbでの2値表示の「0」に、またはその逆に振幅値が
    変化をする毎に、(c)上記復号化デジタル符号が上記
    時点ta及びtb間で上記時点taでの値と上記時点t
    bでの値との間の中間値をとる時点を、実変化時点とす
    る、その実変化時点前の上記実変化時点に最も近く位置
    する上記多相PSK信号のシンボルが存在するとする
    ンボル時点から、上記シンボル時点からみた上記実変化
    時点に対応している予定の基準変化時点までの予定の基
    準時間と、上記シンボル時点から上記実変化時点までの
    実時間との差を、時間差として、上記クロックパルス発
    生手段から発生されるクロックパルスのパルス数で表し
    ている時間差表示データを生成する時間差表示データ生
    成手段と、 上記時間差表示データ生成手段で生成される時間差表
    示データから、それが表している上記時間差の平滑化さ
    れた時間を、サンプリング同期誤差時間として、上記ク
    ロックパルス発生手段から発生されるクロックパルスの
    パルス数で表しているサンプリング同期誤差時間表示デ
    ータを生成する低域フィルタ手段でなるサンプリング同
    期誤差時間表示データ生成手段と、 上記サンプリング基準周期表示データ発生手段から発
    生されるサンプリング基準周期表示データと、上記サン
    プリング同期誤差時間表示デ−タ生成手段で生成される
    サンプリング同期誤差時間表示デ−タとを用い、上記サ
    ンプリング基準周期表示データが上記クロックパルスの
    パルス数で表しているサンプリング基準周期と、上記サ
    ンプリング同期誤差時間表示デ−タが上記クロックパル
    スのパルス数で表しているサンプリング周期誤差時間と
    の和を、補正用サンプリング周期として、上記クロック
    パルスのパルス数で表している補正用サンプリング周期
    表示データを生成する補正用サンプリング周期表示デー
    タ生成手段と、 上記クロックパルス発生手段から発生されるクロック
    パルスをカウントし、そのカウント数が、上記補正用サ
    ンプリング周期表示データ生成手段で生成される補正用
    サンプリング周期表示データが表している補正用サンプ
    リング周期が表している上記クロックパルスのパルス数
    と一致する毎に、1つのパルス波を、上記サンプリング
    パルス生成手段のサンプリング信号の1つのパルス波
    して出力するカウント手段とを有することを特徴とする
    サンプリング信号生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のサンプリング信号生成装
    置において、 上記復号化デジタル符号生成手段が、上記デジタル変換
    手段で生成されるデジタル化位相同期検波信号またはそ
    れにもとずくデジタル化位相同期検波信号に、(a)そ
    のデジタル化位相同期検波信号が予め設定された閾値以
    上またはその閾値よりも大きな振幅値を有している場
    合、2値表示で「1」(または「0」)をとり、上記デ
    ジタル化位相同期検波信号が上記閾値以上または上記閾
    値よりも大きな振幅値を有していない場合、2値表示で
    「0」(または「1」)をとるように、または(b)上
    記デジタル化位相同期検波信号が予め設定された第1の
    閾値以上の振幅値を有している場合、2値表示で「1」
    (または「0」)をとり、上記デジタル化位相同期検波
    信号が予め設定された第2の閾値以下の振幅値を有して
    いる場合、2値表示で「0」をとり、上記デジタル化位
    相同期検波信号が上記第1の閾値以上の振幅値を有して
    いず且つ上記デジタル化位相同期検波信号が上記第2の
    閾値以下の振幅値を有していない場合、上記デジタル化
    位相同期検波信号のそのときの振幅値をとるように、整
    形処理を施し、その整形処理の施された信号を、上記復
    号化デジタル符号として生成する整形処理手段を有する
    ことを特徴とするサンプリング信号生成装置。
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