JP3004445B2 - 建築用パネル - Google Patents
建築用パネルInfo
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Description
成するための一体型の建築用パネルに関するものであ
る。
図20(a)、(b)に示すように左右端に雄雌連結構
造を形成し、一端を固定具βにより躯体α1 に固定し他
端を固定された一端にその雄雌連結構造により連結固定
していくものであり、作業は、躯体α1 の表面側から、
足場を組んで下段から上段に向かって施工していくもの
であった。
建築用パネルaでは、一枚一枚を現場で張り上げるもの
であり、作業が繁雑となり、また、作業員も多数必要で
あった。また、建築物の密集化に伴い、建築物同士の立
地間隔が狭く、表面側から施工することができず、足場
も組めないような条件下では、上記した建築用パネルa
は使用することができなかった。
を除去するため、四角形状に組んだ枠体上に、長尺状パ
ネルを複数枚一度に施工し、長尺状のパネルの左右端を
断面略コ字状の止縁により被覆し、パネルの最下端には
枠体下面より下方に突出した化粧面を有する水切りを取
り付けて一体化したユニット形式の建築用パネルを提案
するものである。
ルの一実施例について詳細に説明する。図1は本発明に
係る建築用パネルPを用いて形成した壁面の一例を示す
平面図であり、図2に示すような建築用パネルPを複数
枚、躯体α1 に取り付けたものである。
α、固定具β、パネルA、雄止縁B、雌止縁C、水切り
D、止縁E、後記するスタータF、パッキング材Gより
なり、建築用パネルPをユニット形式にすることによ
り、現場での作業の簡略化を図り、工期の短縮化、作業
人数の低減を図るものである。
さHで構築物の躯体α1 の下地ピッチに合わせて形成し
たものであり、900mm、1200mm、1800m
m、2700mm、3600mm等で形成したものであ
る。その素材としてはリップ溝型鋼、角型鋼管等の鋼
材、あるいは木材等よりなり、この素材を溶接、ボルト
止め等により四角形状に組んだものであり、下地となる
構築物の躯体α1 に建築用パネルPを取り付ける固定部
として機能すると共に、パネルAを複数枚取り付ける下
地となるものである。
裏面材2間に芯材3を一体にサンドイッチし、左右端部
に雌実部4、雄実部5を形成した長尺状の乾式のパネル
A、あるいは窯業系、ALC板、タイル等よりなる無機
系の乾式のパネルAよりなり、図12に示すように連結
されるものである。
不燃性の金属薄板材よりなり、例えばAl、Fe、C
u、ステンレス、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、カラー
鋼板、ホーロー鋼板、フッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼
板、サンドイッチ鋼板等の一種をプレス成形、押出成
形、ロール成形等によって形成したもの、あるいは裏面
材2としてアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフ
ェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂
シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ
紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミ
ネートしたもの、防水処理、難燃処理されたシートなど
からなるものである。
い、断熱材、防水材、防音材、緩衝材、防火材等として
機能するものであり、例えばポリイソシアヌレートフォ
ーム、フェノールフォーム、ポリウレアフォーム、ポリ
イミドフォーム等の合成樹脂発泡体、およびこれら合成
樹脂発泡体に難燃剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩等)、
難燃助剤(石膏スラグ、タルク、シラスバルーン等)、
骨材(パーライト、ガラスビーズ等)、繊維状物(長、
短繊維)等を混入したもの、パーライトの周囲にフェノ
ールフォーム粉末をコーティングし、これを加温、加圧
して発泡させたもの、石膏ボード、岩綿ボード、グラス
ウールボード、ALC、インシュレーションボード、木
片チップボード、グラスウール等で、単一素材、あるい
は複数の素材を組み合わせて形成したものであり、表面
材1、裏面材2間の樋状部に充填するものである。
であり図のような本実構造、あるいは相决り構造、引っ
掛け構造等よりなるものである。
うな長尺状板材を屈曲成形し、図13に示すように建築
用パネルPの左右端部を連結すると共に、パネルAの左
右端部を被覆し、パネルAの木口が外部に露出するのを
防止すると共に、端部の防水性を強化するためのもので
ある。その素材としては前記表面材1と同質の金属薄板
材よりなるものである。
6の一端を上方に突出すると共に外方に突出した凸部7
と、凸部7の上端を固定片6側に屈曲した化粧面8と、
コ字状部9とからなるものである。
片10の一端を上方に突出すると共に内方に突出した凹
部11と、凹部11の上端を固定片10側に屈曲した化
粧面12と、コ字状部13とからなるものである。
屈曲成形し、図14に示すようにパネルAの下端および
上端を被覆するためのものであり、その素材としては前
記表面材1と同質の金属薄板材よりなるものである。
の固定片14と、固定片14の下端を傾斜して突出した
水切り片15と、水切り片15の先端を内方に屈曲した
突起16と、突起16の内端を下方に垂下した化粧面1
7と、化粧面17の下端を傾斜して突出した傾斜化粧面
18と、傾斜化粧面の下端を上方に屈曲した下縁19
と、下縁19の上端を屈曲した係合片20と、断面略U
字状の係合溝21とからなるものである。
うに雄止縁B、雌止縁Cの断面形状に対応して切り欠き
15a、15b、17a、17bを形成し、建築用パネ
ルPを連結した際の納まり、および雄止縁B、雌止縁C
との継ぎ目を美しくし、間隙が形成されないように形成
したものである。
曲成形し、図14に示すようにパネルAの上端部を被覆
するためのものであり、その素材としては前記表面材1
と同質の金属薄板材よりなるものである。
固定片22と、固定片22の上端を略90°で屈曲した
水平片23と、水平片23の先端を下方に屈曲した被覆
面24と、被覆面24の下端を外方に略U字状で屈曲し
た嵌合片25と、断面略U字状の嵌合溝26と、コ字状
部27とからなるものである。
パネルPを連結した際に、水切りDの係合片20を嵌合
し、建築用パネルPの上下方向を連結するものである。
うに、雄止縁B、雌止縁Cの断面形状に対応して切り欠
き23a、23b、24a、24bを形成し、建築用パ
ネルPを連結した際の納まり、および雄止縁B、雌止縁
Cとの継ぎ目を美しくし、間隙が形成されないように形
成したものである。
材を屈曲成形し、図14に示すようにパネルAの下端の
雄実部5を係止するためのものであり、その素材として
は前記表面材1と同質の金属薄板材よりなるものであ
る。
状の固定片28と、固定片28の下端を外方に略90°
で屈曲した水平片29と、水平片29の先端を上方に突
出した係止片30と、コ字状部31とからなるものであ
る。
角型鋼管とリップ溝型鋼よりなる図2、図3に示すよう
な幅W=3600mm、H=3600mmの正方形の枠
体α上に、図4に示すようなパネルAを施工するとす
る。まず、枠体αの下端に図9に示すような水切りD、
図11に示すようなスタータFを図14に示すように固
定具βにより固定する。次に枠体αの左右端に図5、図
6に示すような雄止縁B、雌止縁Cを図13に示すよう
に固定具βにより固定する。
B、雌止縁Cのコ字状部9、13間に挿入し、図12、
図14に示すように固定具βにより枠体αに固定する。
枠体αの上端までパネルAを固定したら、パネルAの上
端を図14に示すように図10に示すような止縁Eを枠
体αに固定して取り付けるものである。
切りD、止縁E間の隙間には、コーキング材を植設し、
仕上げるものである。
法について簡単に説明する。まず、横方向の継ぎとして
は、図13に示すように、図2に示すような建築用パネ
ルPを当接し、枠体αのリップ溝型鋼同士をボルト−ナ
ット等β1 により連結するものである。
に、下段の建築用パネルP1 の止縁Eの嵌合溝26に上
段の建築用パネルP2 の係合片20を落とし込むと共
に、枠体αの上下端の角型鋼管同士をボルト−ナット等
β1 により連結するものである。勿論、枠体αは建築物
の躯体α1 に、ボルト−ナット等β1 、溶接、あるいは
等辺山型鋼(短尺、長尺)を介して取り付けられている
ものである。勿論、建築用パネルAは最上階に取り付け
たクレーン等により吊り下げて施工するものである。
築用パネルの一実施例にすぎず、図15(a)〜
(c)、図16(a)〜(c)、図17(a)〜
(d)、図18(a)〜(d)、図19(a)〜(e)
に示すような雄止縁B、雌止縁C、水切りD、止縁Eに
より形成することができる。
(a)、(b)図はパッキング材Gを形成し防水性、密
封性を強化した雄止縁B、(c)図は敷目板B1 と化粧
材B2 の2部材よりなる雄止縁Bである。また、図16
(a)〜(c)において(a)、(b)図はパッキング
材Gを形成し、防水性、密封性を強化した雌止縁C、
(c)図は敷目板C1 と化粧材C2 の2部材により形成
した雌止縁Cである。
(a)〜(d)は水切りDの変形例であり、図17
(a)〜(d)において(a)図は係合片20を削除し
た水切りD、(b)図はパッキング材Gを形成した水切
りD、(c)図は凹溝32を形成した水切りD、(d)
図は凹溝32にパッキング材Gを形成し、防水性、密封
性を強化した水切りDである。また図18(a)〜
(d)において(a)図は凹溝32に図のようにパッキ
ング材Gを形成した水切りD、(b)図は水切り片15
の裏面にパッキング材Gを形成した水切りD、(c)、
(d)図は固定片14の先端を下方にU字状に形成し、
スタータFも兼用するようにした水切りDである。
形例であり、(a)図は嵌合片25を除去した止縁E、
(b)図は凸部33を形成し、図17(c)、(d)、
図18(a)に係合するようにした止縁E、(c)、
(d)図はパッキング材Gを形成した止縁E、(e)図
は敷目板E1 化粧材E2 の2部材により形成した止縁E
である。
用パネルによれば、建築物の表側からのパネルの取り
付けができない条件下であっても、パネルをその裏面側
(室内側)から通常の取付強度と施工性を失うことなく
取り付けることができる。大型でユニット型の建築用
パネルであるため、施工が簡略化し、工期の短縮化、作
業員の減少が図れる。現場での建築用パネルの繁雑な
加工作業がなく、加工作業による残材がなくなり、作業
環境を美しく保てる。等の特徴、効果がある。
面図である。
である。
る。
る。
る。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 四角形状に組んだ枠体上に、左右に雄雌
連結構造を有する長尺状パネルが枠体の幅、高さに合わ
せて複数段固定具により固定され、取り付けられたパネ
ルの左右端は略コ字状断面の長尺状で枠体の左右端に固
定された止縁により被覆され、パネルの下端は垂直平面
状の固定片と、該固定片の下端を外方に傾斜して突出し
た水切り片と、該水切り片の先端を下方に垂下し、枠体
よりも下方に突出した化粧面とからなる長尺状の枠体の
下部に固定片が固定された水切りの水切り片に略当接さ
れていることを特徴とする建築用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4024799A JP3004445B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 建築用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4024799A JP3004445B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 建築用パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05187117A JPH05187117A (ja) | 1993-07-27 |
JP3004445B2 true JP3004445B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=12148248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4024799A Expired - Fee Related JP3004445B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 建築用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3004445B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6039261B2 (ja) * | 2012-04-02 | 2016-12-07 | 日鉄住金鋼板株式会社 | パネル側端の排水構造 |
KR102147815B1 (ko) * | 2019-11-08 | 2020-08-27 | (주)석영에스텍 | 내구성과 지지강도가 향상된 친환경 합성 목재 패널 및 그의 제조방법 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4024799A patent/JP3004445B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05187117A (ja) | 1993-07-27 |
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