JP3003765U - 傘式フード付き空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タバコの煙で汚れた空気を効率よく清浄し、
移動及び設置が簡単に出来るようにする。 【構成】 略テーブル板４を取り付けた台となる機構部
１０に、上部にボルト１２を溶接したボルト固定部１８
を固定した、柱となるタクト３を取り付ける、フードと
なる傘は、傘開閉部Ｂをダクト３に通してボルト１２に
ナット１１で止めシート９を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、事務所及びロビーなどに設置し、喫煙者のタバコの煙を清浄する装 置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の装置としては、イオン式空気清浄機及びファン式空気清浄機な どを室内に設置し、汚れた室内いの空気を清浄するものや、喫煙室に排気ファン などを取り付けて、汚れた空気を外に排気しているが、大きな事務所やロビーで は灰皿を設置するだけで、室内いの空気は非常に汚れていて、非喫煙者に害を与 えていると言われている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたもののうち前者においては、汚れた室内いの空気を空気清 浄機で清浄するため、室内いの空気は汚れていて非喫煙者に害を与えるという問 題点を有していた。

【０００４】 また、排気ファンなどを取り付ける場合は、設置場所やレイアウト変更の時に 多額の工事費がかかるという問題点を有していた。

【０００５】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、喫煙者のタバコの煙で室内いの空気を汚さないよう に、タバコの煙を清浄するとともに、設置場所やレイアウト変更を自由に行うこ とができるような、空気清浄機を提供しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における空気清浄機は、においと煙をとる ための活性炭フイルターと、ファンの入った機構部をテーブルの台とし、テーブ ルの中央に立つダクトを柱とし、上部に取り付けたフードの役目をする開閉でき る傘からなるものである。

【０００７】 そして、フードの役目をする傘のシートは取り外しができ、洗浄できることが 好ましい。

【０００８】 また、フードの役目をする傘の代わりに、ダクトに組み立て式のフードを取り 付けてもよい。

【０００９】 さらに、ダクトに取り付ける吸い込み口はダクトの側面でもよい。

【００１０】

【作用】

タバコの煙は軽いので浮遊及び上昇するため、吸い込み口は上に取り付けた方 がよく、拡散しないようにフードで覆った方が少ない動力で、タバコの煙を吸引 し清浄することができる。

【００１１】 そして、フードはある程度大きくなくてはならないし、固定式では移動が困難 であるが、フードの役目をする傘は開いたり閉じたりする事ができるので、移動 の時に閉じれば楽に移動することができる。

【００１２】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１から図４において、台となる機構部１０の中に活性炭をいれたフイルター６ とファン７を取り付け、排気口８は機構部１０に足２７を付け底部に取り付けて おく、排気口８は機構部１０の下部側面でもよい、フイルター６は交換できるよ うにし、上部にダクト３と結ぶフード５及び穴を開けたテーブル板４を取り付け る。

【００１３】 機構部１０に取り付ける柱となるダクト３は円形であるが角形でもよい、傘を 開いて固定する部分に対向する一対の固定ピン２０、２１を取り付け、ダクト３ の上部にポルト１２に溶接した十字のボルト固定部１８を取り付け固定し、フー ド５に取り外し出来るように固定する、固定ピン２１、２２は傘開閉部Ｂのスラ イド溝２３及びＬ字溝２４が通り易いように丸いピンとする。

【００１４】 傘は、外骨保持具１３に作動部１５で繋いだ外骨１と、固定リング２０を回転 するように取り付けた中骨保持具１９に作動部１６で繋いだ中骨２と、布、ビニ ール又は合成皮革を用い、縫製加工又は裁断したシート９で構成され、外骨１と 中骨２は作動部１７で繋ぐ。

【００１５】 柱となるダクト３にフードとなる傘を取り付けるには、固定リング２０を取り 付けた中骨保持具１９をダクト３にはめこみ、吸い込み口１４を取り付け、ダク ト３に対向する一対の固定ピン２１、２２と、固定リング２０を取り付けた中骨 保持具１９のスライド溝２３及びＬ字溝２４の位置を合わせて、外骨保持具１３ をボルト１２に填めナツト１１で締め付けることにより傘はダクト３に固定され 、上部にシート９を取り付ける、開閉するにはＬ字溝２４の縦溝を固定ピン２１ 、２２に合わせる事により開閉でき、固定ピン２１、２２とＬ字溝２４の横溝を 合わせる事により固定することができる。

【００１６】 図５及び図６において、台となる機構部１０に、片面に吸い込み口１４を取り 付けた長方形のダクト３と、灰皿２６を填める穴を開けたテーブル板４を固定す る、灰皿２６を填める穴はなくてもよい、柱となるダクト３にコの字型の固定フ ード２５を取り付けて、灰皿２６を填める。

【００１７】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１８】 請求項１の空気清浄機においては、吸い込み口が上部にあり、フードとなる傘 が取り付けてあるので、浮遊及び上昇するタバコの煙を少ない動力で効率よく吸 い込み、空気を清浄する事ができる。

【００１９】 また、フードとなる傘を開閉することができるので、移動や設置を簡単にする ことができる。

【００２０】 請求項２の空気清浄機においては、、吸い込み口が一方なので壁面やコーナー に設置でき、場所をとらない。

【図面の簡単な説明】

【図１】傘式フード付き空気清浄機の上面図である。

【図２】傘式フード付き空気清浄機正面の断面図であ
る。

【図３】傘固定部Ａの断面図である。

【図４】傘開閉部Ｂの断面図である。

【図５】固定フード付き空気清浄機の正面図である。

【図６】固定フード付き空気清浄機側面の断面図であ
る。

【符号の説明】

Ａ 傘固定部 Ｂ 傘開閉部 １ 外骨 ２ 中骨 ３ ダクト ４ 上板 ５ フード ６ フイルター ７ ファン ８ 排気口 ９ シート １０ 機構部 １１ ナット １２ ボルト １３ 外骨保持具 １４ 吸い込み口 １５、１６、１７ 作動部 １８ ボルト固定部 １９ 中骨保持具 ２０ 固定リング ２１、２２ 固定ピン ２３ スライド溝 ２４ Ｌ字溝 ２５ 固定フード ２６ 灰皿 ２７ 足

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 中に活性炭をいれたフイルター６とファ
   ン７及びフード５を取り付け排気口８を開けた機構部１
   ０を台とし、テーブル板４を取り付け、上の空気を吸い
   込むためのダクト３を取り付け柱とし、フードとなる傘
   を取り付け、開閉できるフードとした空気清浄機。
2. 【請求項２】 上部片面に吸い込み口１４を取り付け
   た、長方形のダクト３を台となる機構部１０の一面に取
   り付け柱とし、テーブル板４を取り付け、コの字型の固
   定フード２５を取り付けた空気清浄機。