JP3003625U - 原稿用紙 - Google Patents

原稿用紙

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JP3003625U JP1994005829U JP582994U JP3003625U JP 3003625 U JP3003625 U JP 3003625U JP 1994005829 U JP1994005829 U JP 1994005829U JP 582994 U JP582994 U JP 582994U JP 3003625 U JP3003625 U JP 3003625U
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Inventor
三津子 坂本
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有限会社みみプリント
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿用紙において、でき上がる本の1頁当たり
の文字・符号等の数を、一般の書籍と同様のものにで
き、挿絵や図とその説明文とを同じ頁にでき、またコピ
ーで本を作成するなら、枡目の罫線が写らぬようにでき
て、読者に読み易くかつ見栄えの良い本を作成可能とす
る。 【構成】原稿用紙1に縦・横の罫線2で形成される枡目
3の字数および行数を、市販されている一般的な書籍の
1頁分または2頁分の字数と行数の最大数に対応するも
のとし、かつ、上記枡目3を形成する罫線2を、黒色以
外の色のインクを薄めたもので印刷してなるもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は原稿用紙、即ち文字や符号等を記入して文章を作成するため、縦・横 の罫線で多数の枡目(碁盤目)が形成された用紙の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
原稿用紙は上記の如く、用紙に所定数の文字や符号等を記入するため、予め縦 横の罫線で多数の枡目を印刷したものである。その原稿用紙において1頁当たり の枡目の数は一般に、縦書き用では縦20字で横へ10行か、縦20字で横へ2 0行、または2倍の大きさの用紙を左右の2頁に区分して、各頁毎に縦20字で 横へ10行となっている。
【0003】 また横書き用では横20字で縦へ10行か、横20字で縦へ20行、または2 倍の大きさの用紙を左右の2頁に区分して、各頁毎に横20字で縦へ20行とし たものが殆どである。一般人が入手して使用可能な原稿用紙は、上記のものに限 られる、と言ってよい状態である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近時は一般人も気楽に自叙伝や、自らの主張・研究や文芸作品等を 本にして発表・発行することも少なくない。この際、上記従来の原稿用紙を用い て、例えば縦書きで1頁当たり縦20字で横へ10行、または2倍の大きさの用 紙で左右の各頁毎に縦20字で横へ10行で原稿を作成し、それをそのまま本に した場合には、一般の書籍に比べると1頁当たりの字数がきわめて少ない。
【0005】 そのため、上記の原稿用紙の1頁を本の1頁とした場合には、本の各頁の文字 ・符号等の数が一般の書籍と異なるので、読者には非常に読み辛いものになる。 原稿を印刷所へ持ち込み印刷してもらう場合にも、印刷の段階で原稿用紙におけ る1頁当たりの文字・符号等の数と関係なく、一般の書籍と同様な文字・符号等 の数に編集・調整してもらう作業が必要になった。
【0006】 それゆえに、印刷費用がコスト高になることもあるし、また原稿用紙の文字・ 符号等が印刷の段階で別の頁へ移動するので、挿絵や図とその説明文とが異なる 頁になり、この面でも読み辛い本になってしまった。
【0007】 さらに、本の発行部数が少ない場合には、印刷するのではなく、原稿用紙のま まで原稿をコピーして、それを製本して本に仕上げることが行われている。この 場合は上記の1頁当たりの文字・符号等の数の問題の他に、原稿用紙の枡目を形 成する罫線がそのままコピーされてしまうので、読み辛いし見栄えも良くない本 になってしまう。
【0008】 本考案は原稿用紙に関し、上記従来のものの問題点を解決しようとするもので ある。即ち本考案の目的は、一般人が原稿用紙に書いた原稿を本にする場合に、 出来上がる本の1頁当たりの文字・符号等の数を、一般の書籍と同様のものにで き、挿絵や図とその説明文とを同じ頁にでき、またコピーで本を作成するなら、 枡目の罫線が写らぬようにできて、読者に読み易くかつ見栄えの良い本を作成可 能とする、原稿用紙を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
1)本考案に係る原稿用紙の第1は、
【0010】 原稿用紙1に縦・横の罫線2で形成される枡目3の字数および行数を、市販さ れている一般的な書籍の1頁分の字数と行数の最大数に対応可能なものとし、
【0011】 かつ、上記枡目3を形成する罫線2を、黒色以外の色のインクを薄めたもので 印刷してなるものである。
【0012】 2)本考案に係る原稿用紙の第2は、
【0013】 原稿用紙1に縦・横の罫線2で形成される枡目3の字数および行数を、市販さ れている一般的な書籍の2頁分の字数と行数の最大数に対応可能なものとし、
【0014】 かつ、上記枡目3を形成する罫線2を、黒色以外の色のインクを薄めたもので 印刷してなるものである。
【0015】 上記構成において、原稿用紙1の枡目3の数は、市販されている一般的な書籍 の1頁分または2頁分の字数と行数の最大数に対応可能なものとする。即ち、一 般的な書籍としては、A4判、A4判、A5変判、B5判、B5変判、B6判、 新書判等があるので、原稿用紙1の枡目3の数も、この内で最大のA4判にも対 応可能な最大数とする。
【0016】 そのため、縦書き用の原稿用紙1では、1頁分を縦50字で横へ20行程度、 2頁分では原稿用紙1を左右に区分して、その各頁毎に縦50字で横へ20行程 度の枡目3を形成する。また横書き用の原稿用紙では、1頁分を横45字で縦へ 40行程度、2頁分では原稿用紙1を左右に区分して、その各頁毎に横45字で 縦へ40行程度の枡目3を形成しておく。
【0017】 上記の枡目3を形成する罫線2は、上記の如く黒以外の色のインクを薄めて印 刷し、原稿用紙として文字・符号等を記入時には目で見える濃さであり、コピー 機でコピーしても写らない程度に薄いものとする。
【0018】 なお、原稿用紙1の欄外に、ルーズリーフ式に複数個の小孔4を形成しておく のがよい。
【0019】
【作用】
上記本考案に係る原稿用紙の使用状態は、以下の如くである。 まず、自分が発行しようとする本の判(サイズ)により、その1頁における字 数および行数を決める。それには、市販されているその判の書籍における字数お よび行数を参考にして、それにできるだけ近いものにしておく。
【0020】 次に本考案に係る原稿用紙1の各枡目3に、文字・符号等4を記入して原稿を 作成するが、その際この原稿用紙1の各頁の多数の枡目3の内で、上記で決めた 字数・行数に対応するものだけを使用すればよい。
【0021】 即ち、この原稿用紙1は、市販されている一般的な書籍の1頁分の字数と行数 の最大数に対応するものにしてあるので、自分が作ろうとする本の判や字数・行 数により、原稿用紙1の各頁の枡目3の内で必要な字数・行数だけを使用して、 原稿を作成すればよく、必要以外の部分は空けておく。
【0022】 例えばA4判の本を作るなら、この原稿用紙1の各頁の各枡目3は殆ど全部を 使用することになるが、例えばA6判や新書判の本を作るなら、この原稿用紙1 の枡目3の多くは空白部分として残しておくことになる。これで、一般的にはど の判の本についても、本原稿用紙1の1頁分が出来上がる本の1頁分になり、本 原稿用紙1が1種類あれば、殆どの判の本に対応して原稿を作成できる。
【0023】 上記の如く、原稿用紙1の1頁分が出来上がる本の1頁分になることにより、 例えば挿絵や図とその説明文とが本の同一頁、または本を開いた際の隣の頁にく るように、原稿作成段階で配慮することができ、予定通りに本が出来上がる。ま た原稿用紙1の枚数と出来上がった本の枚数が同じになるので、原稿を作成し終 わった時点で、本全体の頁数を正確に知ることができる。
【0024】 この原稿用紙で原稿を作成した後は、それを印刷所へ持ち込んで印刷して貰え ばよい。その際、上記の如くこの原稿用紙1の1頁分が本の1頁分になるので、 印刷作業を容易・迅速に行えることになる。
【0025】 また、原稿量や発行部数が少ない場合は、印刷ではなくコピーして製本すれば よい。その場合に、この原稿用紙1の枡目3を形成する罫線2は、上記の如く黒 以外の色のインクを薄めて印刷してあるので、原稿を作成中には枡目3が見える が、コピーすれば枡目3や罫線2は写らない。
【0026】 そのため、コピーしたものを製本して作った本に枡目3や罫線2がなく、読み 易く見栄えも良い本を作成でき、また自筆の特徴を生かすこともできる。
【0027】 なお、この原稿用紙1の欄外に、リーズリーフ式に複数個の小孔5を形成して あれば、製本する際にその小孔5を利用して綴じることができるし、原稿用紙1 をバインダーで綴じたり、加徐を行うことが容易になる。
【0028】
【実施例】
図1および図2は、本考案に係る原稿用紙の実施例を示し、その内で図1のも のは、本になった際に1頁分となる縦書き用のものであ。
【0029】 原稿用紙1に縦・横の罫線2で印刷される枡目3の字数および行数は、市販さ れている一般的な書籍の1頁分の字数と行数の最大数に対応すべく、ここでは縦 40字で横へ20行になるように形成してある。
【0030】 上記枡目3を形成する罫線2は、黒色以外の色のインクを薄めたもので、例え ば青色のインクを薄めたもので印刷してある。
【0031】 図2は、本になった際に2頁分となる縦書き用の原稿用紙1であり、枡目3の 字数および行数は、市販されている一般的な書籍の2頁分の字数と行数の最大数 に対応すべく、ここでは原稿用紙を左右に2分しその各頁毎に縦40字で横へ2 0行の枡目を形成してある。
【0032】 上記枡目3を形成する罫線2は、黒色以外の色のインクを薄めたもので、例え ば赤色のインクを薄めたもので印刷する。
【0033】 図示は省略するが、横書き用の原稿用紙の場合には、枡目を1頁分が横45字 で縦へ40行とし、2頁分では原稿用紙を左右に区分した各頁毎に、縦45字で 横へ40行の枡目を形成しておく。上記各枡目は、原稿用紙1の表面だけでなく 裏面にも形成してよい。原稿用紙の欄外に形成した小孔4の数は、2個に限らず それ以上でもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上で明らかな如く、本考案に係る原稿用紙によれば、次の効果を奏する。 a)一般人が原稿用紙に書いた原稿を本にする場合に、この原稿用紙はその枡 目を市販されている一般的な書籍の1頁分または2頁分の字数と行数の最大数に 対応するものにしてある。
【0035】 そのため、自分が作ろうとする本の判や字数・行数により、原稿用紙の各頁の 枡目の内で必要な字数・行数だけを使用して原稿を作成すれば、この本原稿用紙 は、A4判から新書判まで一般的な判の本の原稿に対応することができ、この原 稿用紙が1種類あれば、多くの判の本の原稿を作成することができる。
【0036】 b)上記の如く、自分が作ろうとする本の判や字数・行数により、原稿用紙の 枡目の内で必要な字数・行数だけを使用して原稿を作成するので、原稿用紙の各 頁の内容がそのまま本の各頁になる。そのため、字・符号等の数を一般の書籍と 同様のものにでき、読者に読み易い本が作れるし、挿絵や図とその説明文とが本 の同じ頁または本を開いた際の隣の頁にくるようになり、この面でも読者に読み 易い本を作ることができる。
【0037】 c)同じく原稿用紙の1頁分が本の1頁分になることで、原稿用紙の枚数が本 の枚数と等しくなり、原稿を作成し終わった時点で、その本全体の頁数が正確に 判る。また印刷所でも、原稿の字数や挿絵や図の位置をチェックすること無くそ のまま印刷してもよいので、印刷し易くなる。
【0038】 d)しかも、原稿量が少ない場合には、印刷ではなく原稿用紙をコピーして製 本して本を作成すればよいが、その際にこの原稿用紙の枡目を形成する罫線はコ ピーしても写らないものにしてある。そのため、コピーしたものを製本して作っ た本は、枡目が写っていないので読者に読み易くかつ見栄えも良いものになり、 自筆の特徴を生かした本を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る原稿用紙の実施例を示し、縦書き
用で1頁分のものを示す一部省略平面図である。
【図2】本考案に係る原稿用紙の実施例を示し、縦書き
用で2頁分のものを示す一部省略平面図である。
【符号の説明】
1−原稿用紙 2−枡目 3−罫線 4−小孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿用紙1に縦横の罫線2で形成される枡
    目3の字数と行数を、市販されている一般的な書籍の1
    頁分の字数と行数の最大数に対応可能なものにし、 かつ、上記枡目3を形成する罫線2を、黒色以外の色の
    インクを薄めたもので印刷してなる、原稿用紙。
  2. 【請求項2】原稿用紙1に縦横の罫線2で形成される枡
    目3の字数と行数を、市販されている一般的な書籍の2
    頁分の字数と行数の最大数に対応可能なものにし、 かつ、上記枡目3を形成する罫線2を、黒色以外の色の
    インクを薄めたもので印刷してなる、原稿用紙。
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