JP3003407U - 自動潅水植木鉢 - Google Patents

自動潅水植木鉢

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JP3003407U
JP3003407U JP1994005470U JP547094U JP3003407U JP 3003407 U JP3003407 U JP 3003407U JP 1994005470 U JP1994005470 U JP 1994005470U JP 547094 U JP547094 U JP 547094U JP 3003407 U JP3003407 U JP 3003407U
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water
passage
water tank
peripheral wall
pipe
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忠和 可知
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忠和 可知
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植えた植物の根元に常に微量の水を自動的に
供給することができる植木鉢を提供する。 【構成】 植木鉢10の周壁に空所16を形成するよう
に外周壁18と内周壁20とから構成し、底部に前記空
所16と連通する水槽22を形成するように外底部24
と内底部26とから構成する。植木鉢10の上端縁12
に開口し縦方向に伸長し、水槽22に水を供給する第一
の通路30を設け、これに対向して同様の第二の通路3
2を設る。この第二の通路32に逆U字形のパイプ34
の一端を挿入する。このパイプ34には水槽22内の水
を毛管現象で吸い上げて植物の根元に供給する吸水性の
心部材38が挿入してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動潅水植木鉢に関する。より詳細に述べると、植えた植物の根本 に常に微量の水を自動的に供給するようにした植木鉢に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
鉢物の植木や草花などは、日常の管理として適量の潅水、すなわち「水やり」 を怠らないことが肝要である。しかしながら、たとえば、長期間留守にするなど によって、その水やりを実行することができないために、折角の植物を枯らして しまうというようなことがある。
【0003】 この考案は、このような問題点を考慮して、鉢物の植物に人為的および機械的 手段を講ずることなく、常に自動的に適量の水を供給することができる植木鉢を 提供することを主目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案による自動潅水植木鉢は、鉢の内部に水 槽を設け、この水槽から鉢の周壁の一部に設けた通路を介して毛細現象を利用し て鉢内の頂面、すなわち植物の根元に常時少量の水を供給するようにして成るも のである。
【0005】
【実施例】
この考案の好ましい実施態様を図について詳細に説明する。
【0006】 図1に示すように、この考案の自動潅水植木鉢10は、その上端縁12から下 方に幾分か間隔をとった部位14から周壁に空所16を形成するように外周壁1 8と内周壁20とに形成し、さらに底部に前記周壁の空所16と連通する水槽2 2を形成できるように、外底壁24と内底壁26とから成る二重底にしてある。
【0007】 植木鉢10の上端縁12は全周に亘って充実部分28に構成してあって、その 一方の側に前記周壁の空所16に連通し、水槽22に水を供給するため、上端縁 12に開口し、縦方向に伸長する第一の通路30が設けてある。
【0008】 また、前記上端縁12の第一の通路30と対向する位置に、第一の通路と同様 の第二の通路32が設けてある。
【0009】 この第二の通路32には逆U字形のパイプ34の下端部36を挿入する。この パイプ34は、たとえば、可撓性の透明ビニールパイプを用いることが望ましい 。 このパイプ34には吸水性の細長い心部材38を挿入する。その心部材38 の一方の端部は少なくともパイプ34の上端部40に近接する位置で終わるよう にし、他端は水槽22の底部に至るようにしてある。
【0010】 パイプ34内に挿入する吸水性の心部材38は繊維質のものとし、植木鉢10 の空所16および水槽22に入れられた水を毛細現象によって下部からパイプ3 4の上端部40に導き、鉢内の土壌の表面42に滴下するものである。
【0011】 そのために、吸水性の心部材38としては、たとえばポリビニルアルコールを 原料とする多孔質の吸水材として市販されている「PVAスポンジ」(商品名) を使用することが望ましい。
【0012】 この考案によれば、植木鉢10の内底壁26の中央等、適当な位置に通常の植 木鉢と同様に排水孔44を設けることができる。
【0013】 また、植木鉢10の大きさによっては、前記第二の通路32を複数個とするこ とができる。
【0014】 なお、この考案を植木鉢として説明したが、これは単に説明上の便宜さによる ものであって、いわゆるプランターに適用することもできることは言うまでもな い。
【0015】
【考案の作用と効果】
この考案の自動潅水植木鉢10は以上に述べたとおりに構成してあるので、第 一の通路30の上部開口から水を植木鉢10内の水槽22に供給してこれを充満 させることができる。
【0016】 水槽22内の水は前述したように第二の通路32に挿入されたパイプ34内の 吸水性の心部材38の毛細現象によって汲み上げられて、パイプ34の上端部4 0から鉢の内部の土壌の表面42に極めて微量ずつ滴下する。
【0017】 したがって、植木鉢10内の土壌は乾燥することなく、植えられた植物に長期 に亘って常に自動的に潅水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の自動潅水植木鉢の一実施態様を示
す略断面図である。
【符号の説明】 10 自動潅水植木鉢 12 上端縁 16 空所 18 外周壁 20 内周壁 22 水槽 24 外底壁 26 内底壁 28 充実部分 30 第一の通路 32 第二の通路 34 逆U字形のパイプ 36 パイプ34の下端部 38 吸水性の心部材 40 パイプの上端部 42 土壌の表面 44 排水孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植木鉢の周囲に空所(16)を形成する
    ようにした外周壁(18)と内周壁(20)と、底部に
    前記空所(16)と連通する水槽(22)を形成するよ
    うにした外底部(24)と内底壁(26)と、前記植木
    鉢の上端縁(12)に開口し縦方向に伸長して前記空所
    (16)と水槽(22)とに水を供給するための第一の
    通路(30)と、前記第一の通路(30)に対向して設
    けた前記第一の通路(30)と同様の第二の通路(3
    2)と、前記第二の通路(32)に一端を挿入した逆U
    字形のパイプ(34)と、前記パイプ(34)に前記水
    槽(22)内の水を毛管現象で汲み上げる吸収性の細長
    い心部材(38)を挿入したこととから成る自動潅水植
    木鉢。
JP1994005470U 1994-04-21 1994-04-21 自動潅水植木鉢 Expired - Lifetime JP3003407U (ja)

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JPS4977149A (ja) * 1972-12-01 1974-07-25

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JPS4977149A (ja) * 1972-12-01 1974-07-25

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