JP3118116U - 楽して節水できる植木鉢とプランター - Google Patents

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Abstract

【課題】 植木鉢やプランターにおいて、取り扱い等の既成概念を壊さないで、底面水を利用する事で、自動的に一定期間保湿して、水遣りの回数を減らす。又、低面を利用する為に、塞がれる通気孔を、移動させ通気を確保する。
【解決手段】 既にある、底板付きの植木鉢とプランターの、本体下部の水溜め部分を、貯水槽にする為に、水抜き栓を注排水栓に変えて、貯水部のすぐ上に通気孔を複数あける。底板は、網状ではなく漏斗状に改良して、孔は、その上部外周に沿って開けた複数の通気孔と水路口しか開いていない。下に突き出した筒の部分が水路となり、この水路口から毛細管現象により土壌を保湿する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、植木鉢とプランターに関する物である。
従来の底板付き植木鉢やプランターに、水遣りをすると、余剰の水は、網の底板を潜り底に溜まり、溜まった水は、利用される事が無く、毎日水遣りをする必要があった。
現代、底面水利用の物や潅水装置が付いた物は、あるにはありますが、価格や取り扱い等の問題で、未だ、普及しているとは言えない。
上記の様な、人的労力と水の無駄を考えると、底面水利用は有効的手段と考えられる。しかし、底面を利用する事により、通気孔が塞がれて、土壌に空気が送れないという問題が発生する。空気は、植物にとって、水や肥料と共に欠かせない要素である。一般的に、一番使われているプラスチック製は、陶器製の物とは違い、全く通気しないという欠点があり、底面に貯水槽を作った場合、通気の確保が重要な課題となる。次に、既存している様々な節水・省力型の商品は、幅広い年齢層の消費者に対応しきれず、受け入れられていないという現実がある。本考案は、通気孔問題を解決した上で、消費者の既成概念を壊さぬように、価格や形、及び、取り扱い等の変化を、最小限に抑えて提供する事で、広く社会に流通させる事を目的とする。
前記の目的を達成する為に、次の手段を講じた。本考案の植木鉢とプランターは、本体と底板で構成され、本体下部の水溜め場を貯水槽に改良して、底板を漏斗のような形に改良するが、基本的には、従来のものと大きな相違はない。但し、底板の材質は、変形しない丈夫な物が必要である。貯水槽に、底板を固定する受け台と密閉出来るキャップ付きの注排水口を作る。この注排水口は、注水と冬場の凍結防止の排水口になる。次に、この貯水部と土壌部の境目の土壌部分側に、通気孔を複数開ける。これは、通気と雨や遣り過ぎた水の排水口になり、その都度貯水槽のキャップを開閉する手間が掛からない。底板は、円形鉢の場合、平面ではなく平らな椀状で、孔は、水路口と通気孔しか開いていない漏斗のような形状で、突き出した筒が水路となり、底に届き吸排水する。由って、土壌の保湿は、毛細管現象で行なわれる。又、丸い普通サイズの植木鉢は、この水路が一箇所で役目を果たすが、大きな鉢やプランターの場合は、本体の形状に合わせた、底板の外周の内側に、漏斗状の水路を複数設ける。これらの底板の外周は、数センチ斜めに立ち上がっていて、その端から外周に沿って、各々一センチ前後内側に、通気孔を複数開けて、その内側に、受け台の収まる凹部分を設ける。水路口は、底に届き水の流れを良くする為に切り込みを入れておく。本体の貯水槽、通気孔、底板受け台、注排水口、及び、底板の通気孔、水路、底板受け台凹部分は、其々の条件により、数や大きさ、形が変わる。次に、本体に底板を填めて出来た僅かな隙間で通気する。この時、本体の通気孔より、底板の通気孔が上部にあるので、余剰水は、必要以上に土壌の中に溢れる事無く、本体の通気孔より排水される。
諸事情により、潅水が不可能な時も、貯水して置く事により、一定期間保湿するのが、可能となり、通気も確保出来る。又、貯水自体は、注水口もありますが、上からの水遣りの量を増やすだけでも出来る。本考案の場合、大切な水資源の浪費と、人的労力の負担を軽減すると共に、従来の節水省力型の物より、簡単な構造なので、コストを下げる事が可能である。
本考案は、現代一般的に、流通していない節水省力型の、植木鉢やプランターの欠点である、価格や取り扱いの問題に、重点を置く事で構築されている。今、使っているのと使い方や形状が、それ程変わらないのに、保湿機能がある物を作る事で、広く社会に普及させて、この様な節水省力型を使用するのが、社会通念となる事を目指す物である。
以下、本考案の実施例について、添付図面を参照して説明する。植木鉢、及び、プランターは、種々の既存する材質で作られるが、底板は、今使われている様な材質ではなく、図4と図8にある様な形状なので、本体の様な丈夫で変形しない物で作る。図1の様に、本体に底板を填め込み、底板受け台3に底板の凹部分6を収める。植栽して、本体の底面に、注水口2からの注水や掛け水で水を溜める。底板の孔は、図3と図7の様に通気孔5と水路口1だけで、底面の余剰水は、図2・図6の本体の通気孔4から排水されるので、図5の通気孔5には届かず、土壌に水が溢れることはない。図1の場合も同じである。水路口1から水を吸排水するので、土壌の保湿は、毛細管現象で行なわれる。この場合、水路や水路口は、空洞にならない様に、土や紐・スポンジ等を入れる。尚、貯水槽の水を入れ替えたい時の注水や水遣りは、土の表面が少し乾いてきて、底が空になってから行なう。夏は、他の季節に比べて、保湿期間は短くなる。尚、添付図面は、一例である。
本考案の植木鉢とプランターに、花を植えた状況を示した側断面図である。添付図面の、植木鉢とプランターの側断面の形状は、同じ形状である。 図1の植木鉢とプランターの側面図である。 本考案の丸い鉢の、底板の上から見た図である。 図3の斜視図である。 本考案のプランターの、前断面図である。 図5の前側面図である。 図5の底板の上部から見た図である。 図7の斜視図である。 1の拡大図。
符号の説明
1 水路口
2 注排水口で密閉するキャップ付き
3 底板の受け台
4 本体の通気孔
5 底板の通気孔
6 本体受け台の収まる凹部分

Claims (2)

  1. 種々の材質、及び、形状の本体と、その内径に填まる底板からなる、植木鉢とプランターで、本体下部の水溜め部を貯水槽に改良して、この貯水槽に、キャップ付き注排水口、及び、底板を固定する受け台を設けて、貯水槽と土壌部の境目の土壌部分側に、通気孔を複数開ける。この通気孔は、雨等の余剰水の排水口でもある。貯水槽、通気孔、底板受け台、注水口の大きさや数は、本体の形状に由って異なる。
  2. 底板は、円形鉢の場合、平らな椀状で、孔は水路口と通気孔しか開いていない漏斗の様な形状で、筒が水路となり、底に届き掛け水の捌け口と、貯水槽に溜まるその水を毛細管現象により、吸水する水路口となる。水路口の先端は、水の通り良くする為の切り込みを入れる。この水路は、丸い普通サイズの鉢は一箇所で役目を果たすが、大きな鉢やプランターの場合は、本体形状に合わせた底板の、外周の内側に、漏斗状の水路を複数設ける。これらの底板の外周は、斜めに数センチ立ち上がっている。この外周の端から、各々一センチ前後内側に、外周に沿って通気孔を複数開けて、受け台の収まる凹部分を設ける。水路、水路口、通気孔、受け台の凹部の数や大きさは、底板の形状により異なる。これらの底板は、その形状から材質は変形しない丈夫な物にする。本体に底板を填めたら、其々の通気孔が、僅かな隙間で通気する。其の上、本体より底板の通気孔が上部にあるので、余剰水は、土壌に溢れる事無く排水される。由って、底面水を使い毛細管現象で保湿して、余剰水は、本体通気孔から自動的に排水するが、通気も行なえる物である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110393100A (zh) * 2019-05-14 2019-11-01 李春平 一种保水排涝盆栽种植器

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