JP3003296B2 - 連続圧延ラインのピンチロール装置 - Google Patents

連続圧延ラインのピンチロール装置

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JP3003296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延されたストリップを
複数のダウンコイラーにて巻き取らせる際に、巻取りを
行わせるダウンコイラー側へ向けてストリップの先端を
誘導するために用いる連続圧延ラインのピンチロール装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱間連続圧延ラインにおいては、仕上圧
延終了後のストリップを複数のダウンコイラーにて順次
巻きとることが行われている。その一例を図3に示す
と、仕上圧延機aで圧延されたストリップs1を、ラン
アウトテーブルb上を走行させながら冷却装置cによっ
て所定の温度に冷却した後、第1ピンチロール装置eに
よりストリップs1の先端を第1ダウンコイラーgに誘
導してストリップs1をコイル状に巻き取らせ、そのコ
イルが所要の巻数(重量)になると、走間シャーdにて
ストリップs1を切断させるようにし、第1ダウンコイ
ラーgによる巻き取りが完了すると、上記走間シャーd
により切断された後続ストリップs2の先端をオーバー
テーブルi上へ導くように切り換え、次に、下流に位置
する第2ピンチロール装置fにより後続のストリップs
2の先端を第2ダウンコイラーhへ誘導して、後続のス
トリップs2を第2ダウンコイラーhにてコイル状に巻
き取らせるようにし、更に、上記第2ダウンコイラーh
による巻き取りが完了すると、再び第1ピンチロール装
置eによりストリップ搬送経路を第1ダウンコイラーg
側へ切り換えて更に後続するストリップの巻き取りを第
1ダウンコイラーgに行わせ、以後、同様な工程を繰り
返して行うようにしてある。
【0003】上記熱間連続圧延ラインでは、上述した如
く、第1ダウンコイラーgの入側に位置する第1ピンチ
ロール装置eにより、ストリップs1,s2・・・の搬
送経路を第1ダウンコイラーg側と第2ダウンコイラー
h側へ切り換えて誘導する必要がある。
【0004】かかるピンチロール装置によるストリップ
搬送経路の切り換え方式の一例としては、従来、特開平
2−160109号公報に開示されたものの如く、上ピ
ンチロールを下ピンチロールに対して圧延ライン方向下
流側へオフセット配置し、且つピンチロールハウジング
を上ピンチロールと一体に圧延ライン方向上流側へ傾倒
可能に構成し、上ピンチロールのオフセットによりスト
リップを第1ダウンコイラー側へ誘導させられるように
すると共に、ピンチロールハウジングを傾倒させて上ピ
ンチロールのオフセットを解除することによりストリッ
プを下流の第2ダウンコイラー側へ誘導させられるよう
にしたものがある。又、上下ピンチロールの出側に三角
ゲートを上下方向へ傾動可能に配置してストリップの搬
送経路を切り換えるようにした方式のものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の上ピ
ンチロールをオフセットさせる方式の場合には、ピンチ
ロールハウジングを全体的に傾倒させる操作が必要にな
るため、装置が全体的に大掛かりとなる問題がある。
又、上下ピンチロールの出側に三角ゲートを配置する方
式の場合には、限られたスペース内で下ピンチロールと
三角ゲートとを最適な位置関係にすることは困難であっ
た。
【0006】因に、従来では、上ピンチロールをリンク
モーションにてオフセットさせる方式もあるが、上ロー
ルには昇降装置が連結される関係上、リンクを接続する
と、ロール交換性が阻害される問題がある。
【0007】そこで、本発明は、上下ピンチロールの出
側に三角ゲートを配置して搬送経路を切り換える方式の
ピンチロール装置において、搬送経路切り換え時に、下
ピンチロールと三角ゲートとの位置関係が良好となって
安定した誘導性能が得られるようにし、しかもロール交
換性が阻害されることがないようにしようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、連続圧延ライン中に設置した複数のダウ
ンコイラーのうち、最下流位置よりも上流に位置するダ
ウンコイラーの入側に配置されて、ピンチロールハウジ
ングに昇降可能に支持させた上ピンチロールと、該上ピ
ンチロールに対峙させた下ピンチロールと、該上下ピン
チロールの出側部に上下方向へ傾動自在に設けた三角ゲ
ートとを有する連続圧延ラインのピンチロール装置にお
いて、上記下ピンチロールを圧延ライン方向へ移動可能
に上記ピンチロールハウジングに支持させ、且つ該下ピ
ンチロールを圧延ライン方向へ移動させて上ピンチロー
ルに対しオフセットさせるためのオフセット装置を上記
ピンチロールハウジングに設置し、更に、下ピンチロー
ルを下流側へシフトさせて上ピンチロールの真下に位置
させたときに該下ピンチロールとその上流のテーブルロ
ーラとの間に形成される隙間を塞ぐための通板補助プレ
ートを、補助油圧シリンダにより上下動できるように備
えてなる構成とする。
【0009】
【作用】三角ゲートを上方へ傾動させ、下ピンチロール
を上流側へオフセットすると、ストリップは上下ピンチ
ロールのオフセット作用で下方へ曲げられること、更
に、下ピンチロールと三角ゲートとの間が広く離れてい
ることから、本ピンチロール装置の出側にあるダウンコ
イラーへ確実に誘導される。一方、三角ゲートを下方へ
傾動させ、下ピンチロールのオフセットを解除し、更
に、通板補助プレートを補助油圧シリンダにより上昇さ
せると、三角ゲートと下ピンチロールとが近接させられ
て、下ピンチロールとその上流のテーブルローラとの間
に形成される隙間が通板補助プレートで塞がれることか
ら、ストリップは三角ゲートの上面側を通過して下流の
ダウンコイラー側へ導かれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、仕上圧延終了後のストリップを第1ダウンコイラ
ー1と第2ダウンコイラー2で交互にコイル状に巻き取
るようにしてある連続圧延ラインにおいて、上記第1ダ
ウンコイラー1の入側に、先行のストリップS1を第1
ダウンコイラー1側へ誘導したり、後続のストリップS
2を第2ダウンコイラー2側へ案内するように搬送経路
を切り換えるための第1ピンチロール装置3を配置し、
上記第2ダウンコイラー2の入側に、後続のストリップ
S2を第2ダウンコイラー2へ誘導するための第2ピン
チロール4を配置する。
【0012】上記第1ピンチロール装置3は、本発明の
特徴をなすものであり、次の如き構成としてある。すな
わち、大径の上ピンチロール5と小径の下ピンチロール
6を対峙させて配置し、上記上ピンチロール5の軸両端
を支持する軸箱10を、ピンチロールハウジング7の上
部に昇降装置として設置した昇降用流体圧シリンダ11
に接続して、上ピンチロール5が昇降用流体圧シリンダ
11の作動で昇降させられるようにし、一方、上記下ピ
ンチロール6の軸両端を支持する軸箱12を、ピンチロ
ールハウジング7に、圧延ライン方向へ移動自在に支持
させ、更に、上記ピンチロールハウジング7には、上記
上下ピンチロール5,6の出側部に、ピンチロールハウ
ジング7に傾動装置として設置した傾動用油圧シリンダ
8の作動により上下方向へ傾動して先行ストリップS1
と後続ストリップS2の搬送経路を第1ダウンコイラー
1側と第2ダウンコイラー2側へ切り換えるようにした
三角ゲート9を設ける。
【0013】上記ピンチロールハウジング7の入側下部
には、下ピンチロール6を移動させて上ピンチロール5
に対しオフセットさせるためのオフセット装置としてオ
フセット用スクリュージャッキ13を設置して、該スク
リュージャッキ13の先端を上記下ピンチロール軸箱1
2に接続すると共に、上記ピンチロールハウジング7の
出側下部に、がた吸収装置としてがた吸収用油圧シリン
ダ14を設置して、該がた吸収用油圧シリンダ14のロ
ッド先端を上記下ピンチロール軸箱12に接続し、上記
がた吸収用油圧シリンダ14でがたを吸収した状態で上
記オフセット用スクリュージャッキ13を作動させるこ
とにより軸箱12を介して下ピンチロール6が圧延ライ
ン上流側へオフセットさせられたり、上ピンチロール5
の真下に来てオフセットを解消させられたりできるよう
にし、更に、上記下ピンチロール6がオフセットせずに
上ピンチロール5の真下に位置したときに、下ピンチロ
ール6とその上流のテーブルローラ15との間に形成さ
れる隙間を塞ぐための通板補助プレート16を、上記ピ
ンチロールハウジング7の下部に設置した補助油圧シリ
ンダ17にて上下動させられるようにし、下ピンチロー
ル6を下流側へシフトさせてから後続ストリップの先端
が入って来るまでの間に該補助油圧シリンダ17の作動
で通板補助プレート16が下ピンチロール6の入側位置
にセットさせられるようにする。
【0014】なお、上記第2ピンチロール装置4は、第
1ピンチロール装置3と同様に上下一対のピンチロール
5,6からなるもので、搬送経路の切り換え機能や下ピ
ンチロール6のオフセット機能を有さない従来公知の構
成としてある。又、上記連続圧延ラインでは、図示して
ないが、第1ピンチロール装置3の上流側に、図3に示
す走間シャーdと同様な走間シャーが設置され、先行ス
トリップS1を切断して後続ストリップS2を形成する
ようにしてある。図1及び図2において、18はストリ
ップS1,S2をダウンコイラー1,2へ案内するガイ
ド板、19はピンチロール装置3,4間に配したオーバ
ーテーブルを示す。
【0015】先行ストリップS1を第1ダウンコイラー
1で巻き取る場合には、図1に示す如く、第1ピンチロ
ール装置3の三角ゲート9を傾動用油圧シリンダ8の作
動で上方へ傾動させてその先端を上ピンチロール5に近
付けて配置し、且つオフセット用スクリュージャッキ1
3の作動で下ピンチロール6を上流側へ移動させて上ピ
ンチロール5に対してオフセット配置する。この際、上
記オフセット用スクリュージャッキ13の作動と併せて
がた吸収用油圧ジャッキ14を作動させることにより、
軸箱12の移動に伴うがたを吸収できて下ピンチロール
6を安定した状態でオフセットさせることができる。こ
れにより、上流から送給された先行ストリップS1の先
端部が上下ピンチロール5,6間に噛み込まれると、下
ピンチロール6のオフセットの作用で下方に曲げられる
ため、先行ストリップS1はガイド板18に案内されて
第1ダウンコイラー1に送給され、コイル状に巻き取ら
れる。この際、三角ゲート9の先端は上方に向いている
ことと、下ピンチロール6が上流側へシフトされている
ことから下ピンチロール6との間が広く離されているの
で、先行ストリップS1の先端は第1ダウンコイラー1
側へ入り易くなり、容易且つ確実に誘導される。
【0016】次に、この第1ダウンコイラー1での巻き
取りが完了する直前に、図2に示す如く、第1ピンチロ
ール装置3の三角ゲート9を傾動用油圧シリンダ8の作
動で下方へ傾動させてその先端を下ピンチロール6側に
向け、更に、昇降用流体圧シリンダ11の作動で上ピン
チロール6を少し上昇させると共に、オフセット用スク
リュージャッキ13とがた吸収用油圧シリンダ14の作
動で下ピンチロール6を下流側へ移動させて上ピンチロ
ール5の真下の位置に移動させてオフセットを解除し、
後続ストリップS2を通過させる準備をする。更に、こ
の際、下ピンチロール6を上記の如く上ピンチロール5
の真下に位置させると、下ピンチロール6とその入側の
テーブルローラ15との間に隙間が形成されるので、補
助油圧シリンダ17の作動で通板補助プレート16を上
記の隙間に介入させて隙間を塞いだ状態としておく。こ
の状態で、先行ストリップS1の後端部が第1ダウンコ
イラー1にて巻き取られるため、上下ピンチロール5,
6間を抜けると、後続ストリップS2の先端部が直ちに
上下ピンチロール5,6間に進入してくるが、上下ピン
チロール5,6間はオフセットされておらず、且つ三角
ゲート9の先端が下ピンチロール6に接近して位置して
いるので、後続ストリップS2は第1ダウンコイラー1
側へ誘導されることなく、三角ゲート9の上面からオー
バーテーブル19上へ導かれ易くなり、円滑に第2ピン
チロール装置4に至る。したがって、後続ストリップS
2は第2ピンチロール装置4の上下のピンチロール5,
6により第2ダウンコイラー2側へ誘導され、第2ダウ
ンコイラー2にてコイル状に巻き取られる。
【0017】更に、後続ストリップS2の第2ダウンコ
イラー2での巻き取りが完了する直前に、図1に示す如
く、通板補助プレート16を下方へ退避させ、下ピンチ
ロール6を上流側へ移動させてオフセットし、三角ゲー
ト9を上方へ傾動させて、次の後続ストリップの先端部
の噛み込みの準備をする。後続ストリップS2が上下ピ
ンチロール5,6間を通過すると、直ちに送給される次
の後続ストリップの先端部が上下ピンチロール5,6間
に噛み込まれて下方へ曲げられ、三角ゲート9の下面と
ガイド板18に案内されて第1ダウンコイラー1に送給
されて巻き取られる。
【0018】上記において、下ピンチロール6を圧延ラ
イン方向へ移動させることができるので、三角ゲート9
によるストリップの搬送経路の切り換え時に、下ピンチ
ロール6と三角ゲート9の位置関係が良好になり、スト
リップを確実に第1ダウンコイラー1側と第2ダウンコ
イラー2側に仕分けすることができる。又、上ピンチロ
ール5は単に昇降するだけでよいので、ロール交換性が
阻害されることはない。
【0019】なお、上記実施例では、下ピンチロール6
をオフセット用スクリュージャッキ13により押し引き
してオフセットさせるようにした場合を示したが、リン
ク機構によるリンクモーションを用いてオフセットさせ
るようにしてもよいこと、又、実施例では、第1ダウン
コイラー1と第2ダウンコイラー2を有する連続圧延ラ
インにおいて第1ダウンコイラー1の入側に本発明のピ
ンチロール装置を配置した場合を示したが、ダウンコイ
ラーが3台以上設置されているラインにおいては最下流
位置のダウンコイラーを除いた他のダウンコイラーの入
側にそれぞれ設置するようにすればよいこと、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の連続圧延ライ
ンのピンチロール装置によれば、連続圧延ライン中に設
置した複数のダウンコイラーのうち、最下流位置よりも
上流に位置するダウンコイラーの入側に配置されて、ピ
ンチロールハウジングに昇降可能に支持させた上ピンチ
ロールと、該上ピンチロールに対峙させた下ピンチロー
ルと、該上下ピンチロールの出側部に上下方向へ傾動自
在に設けた三角ゲートとを有する連続圧延ラインのピン
チロール装置において、上記下ピンチロールを圧延ライ
ン方向へ移動可能に上記ピンチロールハウジングに支持
させ、且つ該下ピンチロールを圧延ライン方向へ移動さ
せて上ピンチロールに対しオフセットさせるためのオフ
セット装置を上記ピンチロールハウジングに設置し、更
に、下ピンチロールを下流側へシフトさせて上ピンチロ
ールの真下に位置させたときに該下ピンチロールとその
上流のテーブルローラとの間に形成される隙間を塞ぐた
めの通板補助プレートを、補助油圧シリンダにより上下
動できるように備えてなる構成としてあるので、上流側
のダウンコイラーへストリップを案内するときは、通板
補助プレートを下げて下ピンチロールを上ピンチロール
に対してオフセットさせることにより三角ゲートと下ピ
ンチロールとの間を広く開けることができてストリップ
が入り易くすることができ、又、下流側のダウンコイラ
ーへストリップを案内するときは、下ピンチロールを下
流側へシフトさせて上ピンチロールの真下に位置させる
ことによって三角ゲートと下ピンチロールとの間を狭く
することができ、この際、下ピンチロールとその上流の
テーブルローラ15との間に形成される隙間を通板補助
プレートで塞ぐことによりストリップを上下ピンチロー
ル間に確実に進入させることができて、三角ゲートの上
面側を通過させて後方へ送り易くすることができ、三角
ゲートと下ピンチロールの位置関係を良好に改善でき、
ストリップの搬送経路の切り換えを容易且つ確実に行う
ことができ、又、下ピンチロールをオフセットさせるこ
とでピンチロールハウジングの傾倒やリンクモーション
によるオフセットを不要としたので、装置全体を大掛か
りにしたり、ロール交換性を阻害するようなことをなく
すことができる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピンチロール装置の構成及び作動状態
を示す連続圧延ラインの概要図である。
【図2】異なる作動状態を示す連続圧延ラインの概要図
である。
【図3】熱間圧延ラインの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1,2 ダウンコイラー 3,4 ピンチロール装置 5 上ピンチロール 6 下ピンチロール 7 ピンチロールハウジング 9 三角ゲート 13 オフセット用スクリュージャッキ(オフセット装
置) 16 通板補助プレート 17 補助油圧シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続圧延ライン中に設置した複数のダ
    ウンコイラーのうち、最下流位置よりも上流に位置する
    ダウンコイラーの入側に配置されて、ピンチロールハウ
    ジングに昇降可能に支持させた上ピンチロールと、該上
    ピンチロールに対峙させた下ピンチロールと、該上下ピ
    ンチロールの出側部に上下方向へ傾動自在に設けた三角
    ゲートとを有する連続圧延ラインのピンチロール装置に
    おいて、上記下ピンチロールを圧延ライン方向へ移動可
    能に上記ピンチロールハウジングに支持させ、且つ該下
    ピンチロールを圧延ライン方向へ移動させて上ピンチロ
    ールに対しオフセットさせるためのオフセット装置を上
    記ピンチロールハウジングに設置し、更に、下ピンチロ
    ールを下流側へシフトさせて上ピンチロールの真下に位
    置させたときに該下ピンチロールとその上流のテーブル
    ローラとの間に形成される隙間を塞ぐための通板補助プ
    レートを、補助油圧シリンダにより上下動できるように
    備えてなることを特徴とする連続圧延ラインのピンチロ
    ール装置。
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