JP3003284U - 理美容院用加湿装置 - Google Patents

理美容院用加湿装置

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JP3003284U JP1994005511U JP551194U JP3003284U JP 3003284 U JP3003284 U JP 3003284U JP 1994005511 U JP1994005511 U JP 1994005511U JP 551194 U JP551194 U JP 551194U JP 3003284 U JP3003284 U JP 3003284U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 理美容院用加湿装置において、1基で2基備
えた同様の機能を生じさせるとともに、これに伴う装置
の拡大化を防ぐ。 【構成】 蒸気発生手段と霧発生手段と両手段により発
生させた蒸気と霧を混合する手段と蒸気発生手段と霧発
生手段のそれぞれに液体を供給する手段を備えた理美容
院用加湿装置において、蒸気と霧の混合物の吐出口に該
混合物の貯留空間を設けるとともに、該貯留空間に2つ
の吐出口を設け、その吐出口には、それぞれに開閉自在
な蓋を取り付けるとともに、蒸気と霧の混合物を加熱す
る手段を設ける。また、前記の理美容院用加湿装置にお
いて、超音波発生用振動子と送風手段を有する霧化室に
霧の排出口を2つもうけ、該2つの排出口に開閉自在な
蓋を取り付ける。また、前記の理美容院用加湿装置にお
いて、超音波発生用振動子と送風手段を有する霧化室の
内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する霧
化室分割手段を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に美容院・理容院等において使用する理美容院加湿装置の改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、理美容院用加湿装置としては、基盤に、給水タンクと、霧発生機と、蒸 気発生機と、霧と蒸気の混合タンクとを固定支持し、混合タンクに霧と蒸気の混 合物吐出口を形成し、霧と蒸気の混合物の給送手段を設けたものや、又は基盤に 、水タンクと、霧発生機と、霧加熱筒を固定支持し、霧加熱筒に霧吐出口を形成 し、霧の給送手段を設けたものなどがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたもののうち、前者においては、装置を構成する各部分にお いて、給水タンク、超音波発生用振動子により超音波を放射して液体を霧化する 霧発生機、ヒーターにより蒸気を発生させる蒸気発生機、霧と蒸気の混合タンク などを必要とし、一体としての加湿装置それ自体に相当な場所や空間を必要とし 、特に都市部の理美容院にあっては、土地の価格問題等の諸条件によって店舗面 積に制約を受けやすく、この種の装置の台数を増やすことのできない状況があっ た。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的は、加湿装置一基で、二基備えたと同様の機能を生じさせることにあ る。
【0005】 なお、従来の技術として述べたもののうち、後者においては、発生した霧を加 熱筒で加熱するのみであることから、発生させる霧の量に限界があり、基本的に 本考案が解決しようとする上記のような課題それ自体の設定が困難である。
【0006】 次に、一基の加湿装置で二基備えたと同様の機能を生じさせる場合においても 、理美容院においてはパーマ、ヘアーカラー、トリートメントなど被施術者の要 求は、個別に多様化しており、その際、その施術の内容によって霧と蒸気の混合 物の温度も異なるものが要求される外、施術に要する時間も各個別となる。
【0007】 本考案は、このような要請を解決するためになされたものであり、その目的と するところは、一基の加湿装置を使って同時に複数の被施術者に処置を行う場合 に、施術の内容によって異なる温度の霧と蒸気の混合物を生じさせ、これを用い ることができるようにする外、複数の被施術者に使用している場合に、その内の 一人が必要な使用時間を終わっても、他の被施術者になお継続して霧と蒸気の混 合物が供給されることを可能にすることにある。
【0008】 さらに、従来の技術で述べたものの内、前者においては、霧と蒸気とを混合し て、これを供給するため、霧と蒸気の混合タンクを必要とする。そして、その混 合の際、その混合気体は、温度差あるいはタンクの内壁との接触により、混合タ ンク内で結露して水滴となり、タンク内に落下して滞留する。従来、この混合タ ンクと、結露した水滴を滞留させる結露タンクを1つのタンクで2つの機能を生 じさせるため、その容量が大きくなり、大きなスペースを必要とした。この結露 タンク分のスーペス省略のためには、混合タンク内に水滴となって落下した水を 、給水タンクと霧発生機と蒸気発生機の下方部のそれぞれに連通管を設けて連通 させると共に、混合タンクの下方部に給水タンクとを連通する連通管を設け結露 した水滴を加湿装置内部で循環させることによってある程度解決されるが、理美 容院においては、パーマーネント等のために用途により数多くの薬品を使用し、 これらの薬品が加湿装置内部に浸透し、これら薬品が加湿装置内部で循環する液 体の中に混入し、そのような薬品が混入した液体が装置内部を循環すると、加湿 装置内の各装置に劣化を生じさせ、装置の耐久性が低下するという問題があった 。。本考案は、一基の加湿装置を、二基備えたと同様の機能を発揮させるにあた り、装置を構成する機構が増え、その分加湿装置が大きくなることを防ぐと共に 、薬品を含んだ液体が加湿装置内部を循環することなく、容易に装置外に排水さ せることを目的とするものである。
【0009】 さらに、従来の加湿装置において、ヘアーキャップを使用する場合、コネクタ を一体的に固着したものであったため、薬液付着により廃棄するとコスト高にな るという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるために、本考案は、蒸気発生手段と、霧発生手段と、当 該両手段により発生させた蒸気と霧を混合して給送する手段を備えた理美容院用 加湿装置において、蒸気と霧の混合物の吐出口を2つ以上備えてなるものである 。
【0011】 また、蒸気と霧の混合物の吐出口にフレキシブルホースを接続し、当該フレキ シブルホースの先端に拡散ノズルを取着したこと、また、連通孔を穿設したヘア ーキャップの連通孔近傍にコネクタを着脱自在に取着し、当該コネクタにフレキ シブルホースの先端を接続することを特徴とする。
【0012】 次に、蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両手段により発生した蒸気と霧を 混合する手段と、蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手段を 備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混合手段の蒸気と霧の混合物の 吐出口に蒸気と霧の混合物の貯留空間を設けるとともに、該貯留空間に2つの吐 出口を設け、その2つの吐出口にはそれぞれに開閉自在な蓋を取り付けるととも に、貯留空間に設けられた2つの吐出口のそれぞれに送風経路にそって蒸気と霧 の混合物を加熱する手段を設けたことを特徴とする。
【0013】 前記加湿装置の蒸気と霧の混合物の吐出口にサーミスタを配置することができ 、また蒸気と霧の加熱手段によって加熱された蒸気と霧の混合物の送風経路にサ ーミスタ及び紫外線球又は殺菌球又はイオン発生装置又はオゾン発生装置を配置 することもできる。
【0014】 また、液体を供給する手段と蒸気と霧を混合する手段とを結ぶ連通管を備える こともできる。
【0015】 次に、蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両手段により発生した蒸気と霧を 混合する手段と、蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手段を 備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段は、超音波発生用振動子と、こ れにより発生した霧を蒸気と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室で あって、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排出口に開閉自在な蓋を 取り付けたことを特徴とする。
【0016】 さらに上記加湿装置の蒸気発生手段と蒸気と霧を混合する手段は、霧化室の霧 排出口を2つもうけたことに対応するように2つ配置し、また、液体を供給する 手段と2つ設けられた蒸気と霧の混合手段をそれぞれ連通管によって結ぶことが でき、蒸気と霧の混合物の吐出口にサーミスタ及び紫外線球又は殺菌球又はイオ ン発生装置又はオゾン発生装置を配置することができる。
【0017】 また、2つ設けられた蒸気と霧の混合手段相互間を、連通管で結び、該連通管 の経路の途中に蒸気と霧の混合手段内部で結露した液体を貯留する手段を設ける ことを特徴とする。
【0018】 次に、蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両手段により発生した蒸気と霧を 混合する手段と、蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手段を 備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段は、超音波発生用振動子を備え た霧化室であって、その内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する霧 化室分割手段と、分割手段により分割された左側空間部と右側空間部のそれぞれ に空気を送気する送風手段を設け、該霧化室の左側空間部と右側空間部のそれぞ れに霧の排出口を設けたことを特徴とする。
【0019】 上記加湿装置において、霧化室の左側空間部と右側空間部のそれぞれに霧の排 出口を設けたことに対応して、蒸気発生手段と蒸気と霧の混合手段を2つ配置し 、また蒸気と霧の混合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口に、サーミスタ及び紫外 線球又は殺菌球又はイオン発生装置又はオゾン発生装置を配置することができ、 さらに液体を供給する手段と2つ設けられた蒸気と霧を混合する手段とをそれぞ れ連通管によって結ぶこともできる。また前記連通管の経路途中に蒸気と霧の混 合手段内部で結露した液体を貯留する手段を設けることを特徴とする。
【作 用】
【0020】 蒸気と霧の混合物の吐出口を2以上備えることによって、蒸気と霧の混合物が 一基の装置で同時に2系統以上の流路に給送される。
【0021】 そして、蒸気と霧の混合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口に該混合物の貯留空 間を設け、その貯留空間に2つの吐出口を設けると共に、その2つの吐出口には 、開閉自在な蓋を取り付けることにより、蒸気と霧の混合物が2系統の流路に給 送されても、その1つの給送が不要となれば、この蓋を閉じることにより、1系 統の流路は給送が止まるが、他系続の流路へは依然として給送が継続されること になる。
【0022】 さらに、前記2つの吐出口の送風経路にそって、各個の吐出口に、蒸気と霧の 混合物の加熱手段を設けることにより、2系統の流路に給送される蒸気と霧の混 合物の温度を系統ごとに異なる温度にすることができる。
【0023】 また、霧発生手段は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気と混 合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であるが、該霧化室の霧の排出口 を2つもうけることにより、発生した霧を2系統以上の流路に給送することがで きると共に、該排出口に開閉自在な蓋を取り付けることにより、霧が2系統以上 の流路に給送されても、その1つへの給送が不要となれば、この蓋を閉じること により1系統の流路は霧の給送がとまるが、他系統の流路へは依然として給送が 継続されることになる。
【0024】 次に超音波発生用振動子とこれにより発生した霧と蒸気を混合する手段に給送 する送風手段を有する霧化室の内部を、上方から下方に向けて霧化室を左右に分 割する分割部を形成する霧化室分割手段によって、霧化室は左側空間部と右側空 間部に分割され、これにより形成される左右の空間部のそれぞれに空気を送気す る送風手段と、霧の排出口を設けることによって霧化室で発生した霧は2系統の 流路に給送されることになる。霧化室内部が分割形成手段によって分割されてい るので、2つもうけた霧の排出口に開閉自在な蓋をもうけることなく、発生した 霧を2系統の流路に給送することができる。
【0025】 以上のように、2系統以上の流路に給送される場合、その給送されるものは、 あるいは霧であったり、あるいは霧と蒸気の混合物であったりするが、単なる霧 の場合に、理美容の施術に必要な温度を得るために、別にもうけた蒸気発生手段 により発生させた蒸気との混合を必要とする。したがって、霧のみを2系統以上 の流路に送風する場合、2系統のそれぞれに蒸気発生手段により発生させた蒸気 と該霧発生手段により発生した霧とを混合する混合タンクをもうけ、蒸気と霧の 混合物として、それぞれの吐出口から吐出すことにより、一基の加湿装置を二基 として使用することができるようになる。
【0026】 このような、蒸気と霧の混合手段内部においては、該手段内部の壁に蒸気と霧 の混合気体が衝突して結露し、水滴となるが、このような2系統のそれぞれにも うけられた蒸気と霧の混合手段を相互に連通管で連通し、その連通管を給水手段 に接続させれば結露した液体は給水手段を経て加湿装置内部を循環することにな る。また蒸気と霧の混合手段相互を結ぶ連通管の経路の途中に結露した水滴を貯 留する手段をもうけることにより、混合手段内で生じた水滴を貯留する手段に集 める加湿装置内を循環することなく、装置外に容易に排出させることが可能とな る。
【0027】 また、拡散ノズルを使用すれば給送された蒸気と霧の混合物は、拡散ノズルか ら広範囲にわたって拡散状に噴出される。
【0028】 ヘアーキャップを使用する場合、コネクタとヘアーキャップが着脱自在に取着 されていることにより、ヘアーキャップを容易に交換できる。
【0029】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1〜図4において、図示されない基盤上に加湿に用いる水を貯水し、給水す る給水タンク1と、給水タンク1から供給された水を霧化するミストタンク2と 、蒸気を発生させるスチームタンク3とがそれぞれの下部から各タンクを連通す る連通管4によって連通されている。
【0030】 給水タンク1内の水は、連通管4によってミストタンクに供給される。ミスト タンク2内は、側壁が円筒パイプで形成され、その底面に超音波発生用振動子5 が4個設置されている。またミストタンク2内は、中心軸を一致させてミストタ ンク本体より径の小さい円筒6が垂設されている外、ミストタンク2内の水位を 検出する水位検出器7とサーマルスイッチ8が設置されている。また、ミストタ ンク2の上部に超音波発生用振動子5によって水を霧化した霧の排出口8が穿設 されている外、ミストタンクの外壁には、空気を送風する送風器9が設置され、 その送風器の送風通路がミストタンク2の側面壁を貫通し、ミストタンク2の下 部に送風口が開設されている。前記送風器9と送風口の途中経路には、ハニカム 状に形成された周知のヒーター10が嵌入固定されている。
【0031】 スチームタンク3は、側壁が円筒パイプで形成され、内部にシーズヒーター1 1が装置されていて、電気制禦回路からの駆動信号によって発熱し、スチームタ ンク3内に蒸気が発生する。発生した蒸気は、スチームタンク内に穿設された蒸 気の排出口12より排出される。また、このスチームタンクには、2つのサーモ スタット13が装着されている。
【0032】 ミストタンク2で発生した霧及びスチームタンク3で発生した蒸気は、それぞ れ各タンク内に穿設された排出口から、霧はスチームタンク2内の送風器9から の風により、他方、蒸気は蒸気圧によって蒸気と霧のミックスタンク14に給送 される。ミックスタンク14内では霧と蒸気が混合され、その混合気体がタンク の内壁にぶっかって水滴となる。この水滴は、ミックスタンク14内に貯留し、 かつミックスタンク14の下部と給水タンク1とが連通管15によって連通され ているため、この連通管15を通して給水タンク1に還流される。通常、このミ ックスタンク14は蒸気と霧を混合するためと、この混合物が結露し水滴となっ たものを貯留するタンク(これを以下「結露タンク」という)としての機能を併 せ有し、したがって、このミックスタンク14の下部には、結露した水を排出す るドレイン管16が設けられる。このようにミックスタンク14は、結露タンク としての機能も併せ有するため、タンク内部に貯留した水の水位を検出するため の水位検出器17が設置されている。
【0033】 前記の給水タンク1とミストタンク2及びスチームタンク3は、それぞれのタ ンクの底面に液体の供給口が穿設され、これら各供給は、連通管4によって連通 され、給水タンク1の液体はこの連通管4によってミストタンク2及びスチーム タンク3に供給される。
【0034】 図1は、請求項1、同4、同5、同6、同7、同8、同9に関する実施例(以 下「実施例1」という)を示すものである。前記のように蒸気と霧を混合する混 合タンク14には、蒸気と霧の混合物の排出口18が穿設され、その下流には蒸 気と霧の混合物の送風経路にそってサーミスタ19が装着されている。更にその 下流の経路に、蒸気と霧の混合物の貯留室20が設けられ、ミックスタンク14 で混合された蒸気と霧の混合物は、排出口18及びサーミスタ19を経てこの貯 留室20に貯留される。貯留室20には、蒸気と霧の混合物の排出口21が2つ 穿設され、この2つの排出口には、図示されていない電磁モーターによって駆動 される開閉自在な蓋22が取り付けられている。この貯留室20に設けられた2 つの排出口21のさらに送風経路の下流には2つの排出口21のそれぞれに対応 する形で筒状の容器23に収容されたシーズヒーター24が取り付けられており 、貯留室20に貯留された蒸気と霧の混合物は、このシーズヒーター24を通過 する際に、所望の温度にまで加熱される。所望の温度に加熱する必要のない場合 には、シーズヒーター24は作動しない。このシーズヒーターが装着されている 筒状の容器23には、容器内を通過してきた蒸気と霧の混合物の排出口25が穿 設され、その排出口25の近傍にサーミスタ26が装着されている。2系統ある 蒸気と霧の混合物の経路を通過する蒸気と霧の混合物の排出温度を、同じ温度で 2系統同時使用する場合、シーズヒーター24及びサーミスタ26は作動するこ となく、ミックスタンクの排出口18付近に装着されたサーミスタ19のみが、 作動して一定温度を保たせるが、2系統の吹出温度を異なるように温度設定した 場合には、2系統のうちの1系統に装着したサーミスタ26が設定温度不足を感 知させ、シーズヒーター24を作動させて、1系統に流通する蒸気と霧の混合物 を所定の温度にまで加熱する。このように、系統ごとに吹出温度が異なる蒸気と 霧の混合物は、経路の下流に設置された紫外線球を介して吐出口28から吐出さ れる。
【0035】 図2は、請求項10〜16に関する実施例を示すものである(以下「実施例2 」という)。実施例2におけるミストタンク2の上部には、超音波発生用振動子 5によって水を霧化した霧の排出口8が2つ穿設され、2つの排出口には図示さ れていない電磁モーターによって駆動される開閉自在な蓋が取り付けられている 。この2つの蓋はそれぞれ別個のタイマーに連動しており、1つのタイマーの作 動により、所定時間を経過すると、この蓋の内1つが電磁モーターの駆動により 排出口8を出口を閉ざす結果となる。実施例2においては、ミストタンクの上部 に霧の排出口を2つ設けたことに対応して、蒸気を発生させるスチームタンク3 及び蒸気と霧を混合するミックスタンク14もそれぞれ2つ設置し、ミストタン ク2の排出口8は、2つ設置されたミックスタンク14とタンクの上部で連通管 によって連通されるとともに、スチームタンク3に穿設されている蒸気の排出口 12もミックスタンク14と連通管によって接続され、1つのミストタンク2で 発生した霧は、2つの排出口8を通じてそれぞれと連通するミックスタンク14 に給送され、スチームタンク3で発生し給送された蒸気と混合される。実施例2 のように蒸気を発生させるスチームタンク3を2つ設けた場合、加湿装置全体の 大きさを一定限度内におさえるために、その容量が小さくならざるをえず、この 場合に発生した蒸気が霧と混合されてもこの混合物の温度が理美容に必要な所望 の温度に不足する場合があるため、そのための処置としてスチームタンク2の側 壁に取り付けられた送風器9とスチームタンク2内に穿設された空気の送風口と の途中経路に、ハニカム状に形成された周知のヒーター10が嵌入固定され、送 風器9により送られた空気を加熱して、送風温度を上げる。次に、実施例2では 、ミストタンクに排出口8が2つ穿設されたことに対応して、蒸気と霧を混合す るミックスタンク14も2つ設置されるが、このミックスタンク14の下部には 、給水タンク1の下部で連通する連通管15が設けられ、この連通管によって2 つのミックスタンク14及び給水タンク1が連通し、ミックスタンク14内で蒸 気と霧の混合物が結露して水滴となったものが給水タンクに還流し、給水タンク 1はその底面において、ミストタンク2と2つ設けられたスチームタンク3とが それぞれ連通管によって連通されているため、加湿装置内部を循環することにな る。なお、2つ設けられたミックスタンク14の底面には、ドレイン管が接続さ れ、これによりミックスタンク14内に貯留した水を容易に排出させる。
【0036】 図3は、請求項17ないし20に関する実施例を示すものである(以下「実施 例3」という)。実施例3におけるミストタンク2は、側壁が円筒パイプで形成 され、その内部の上方から下方にかけて内部を左側空間部と右側空間部に2分す る仕切板29が垂設されている。この2分された左側空間部と右側空間部のそれ ぞれに対応するように、ミストタンク2の側壁に空気を送風する送風機9がそれ ぞれ設置され、その送風機の送風経路がミストタンク2の側面壁を貫通し、ミス トタンク2の下部に送風口が左側空間部と右側空間部のそれぞれに穿設されてい る。前記送風機9と送風口の途中経路には、ハニカム状に形成された周知のヒー ター10が嵌入固定されている。ミストタンク2の内部が仕切板29によって左 側空間部と右側空間部に分割されていることに対応して、それぞれの空間部にミ ストタンク2内で発生した霧の排出口8が穿設されている。この霧の排出口8に は、実施例2の加湿装置には存在した電磁モーターによって駆動される開閉自在 の蓋は取り付けられていない。ミストタンク2内で発生した霧を2系統に給送す るための一手段として上部から下部に垂設されている仕切板29が取り付けられ ているのである。
【0037】 図4は、請求項21、同22に関する実施例を示すものである(以下「実施例 4」という)。実施例4は、実施例3とほぼ同じであるが、2つ設けられた蒸気 と霧を混合するミックスタンク14の下部に、2つのミックスタンクを相互に連 通する連通管30を備え、その管路の途中に2つのミックスタンクに対応するよ うに逆流防止弁31をそれぞれ取り付け、さらに該連通管30の経路途中にミッ クスタンク14で結露した水滴を貯留する結露タンク32を設けて結露した水滴 を貯留させ、該結露タンク32の内部には、結露タンク内に貯留した水の水位を 検出する水位検出器33が取り付けられている外、結露タンクに貯留した水を容 易に装置外に排出できる排出管34が設けられている。
【0038】 図5は、請求項2、同3に関するものである。フレキシブルホース35の先端 に着脱自在にコネクタの雌側部36嵌め入れ、ヘアーキャップ37には、連通孔 40が穿設してある外、小孔39を複数穿設してある。このヘアーキャップ37 にはコネクタの雄側部38が取り付けられている。フレキシブルホース35の他 方の端は、加湿装置の蒸気と霧の混合物の吐出口28に接続されている。図5に 示すように、ヘアーキャップ37に穿設した連通孔40にコネクタの雌側部36 と雄側部38とを対向して臨ませ、雌側部の周囲に形成した嵌合溝に雄側部の嵌 着筒部を嵌め入れると、ヘアーキャップに穿設した連通孔40近傍が、嵌着筒部 と嵌合溝に挟着支持された状態となる。このヘアーキャップを被施術者にかぶせ た上で、作動時間及び温度を設定し、作動させると、加湿装置の吐出口28から 蒸気と霧の混合物がフレキシブルホースを通ってヘアーキャップ内に給送される 。また、拡散ノズルを、フレキシブルホース35の先端に装着することもでき、 加湿機の吐出口28から吐出された蒸気と霧の混合物は、フレキシブルホース3 5を通って拡散ノズルから放射方向へ拡散しながら噴出する。これによって拡散 ノズル又はヘアーキャップ37内に給送された蒸気と霧の混合物は、適度な温度 を保ちながら被施術者の髪に湿り気を与えて膨潤させる。蒸気と霧の混合物はあ る程度の圧力をもって給送されるため、ヘアーキャップ37を内側から押し広げ るが、ヘアーキャップ37に小孔39を複数穿設しておくことにより、この小孔 39が減圧機能を発揮し、ヘアーキャップ37が被施術者の頭部から外れたりす ることはない。
【0039】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0040】 請求項1の加湿装置においては、蒸気と霧の混合物の吐出口が2以上あるので 、蒸気と霧の混合物は、一基の装置で2系統以上の流路へ給送することができ、 一度に2人以上の被施術者に対しての使用が可能となる。その結果、比較的狭あ いな店舗面積しか確保することができない都市部の理美容院にあっても効率良く 調髪作業をすることができる。
【0041】 請求項2の考案においては、給送された蒸気と霧の混合物は、拡散ノズルから 放射方向へ拡散しながら広範囲にわたって噴出されるため、調髪作業が容易とな る。
【0042】 請求項3の考案においては、コネクタとヘアーキャップが着脱自在に取着され ていることにより、ヘアーキャップを連通孔を穿設しただけの安易なものを容易 に着脱できることになり、パーマやヘアダイ用の薬液が付着することにより汚れ たヘアーキャップ取替に要するコストを低く押えることもできるという実用的効 果を奏する。
【0043】 請求項4ないし9の加湿装置においては、蒸気と霧の混合物の吐出口が2つあ るので蒸気と霧の混合物は一基の加湿装置で2系統への流路へ給送することがで きるが、その流路の先に蒸気と霧の混合物を加熱する手段により、系統ごとに吹 出温度が異なる蒸気と霧の混合物を供給することができ、一台の加湿装置で異な る調髪が同時にできるようになる。また、その2系統に分岐させる吐出口のそれ ぞれに開閉自在な蓋があることによって、このような吹出温度の異なる蒸気と霧 の混合物の2系統への給送をコントロールすることができ、加湿装置一台で機能 の異なる働きを同時に発揮させる効果を有する。
【0044】 請求項10ないし6の加湿装置においては、一基の加湿装置で2系統の流路へ 蒸気と霧の混合物を給送することができるが、個々の系統ごとに加熱手段を別個 に設けるとすれば、装置全体の規模が大きくなるところ、霧化室の内部に2つ設 けた霧の排出口に開閉自在な蓋を取り付けたことにより、装置全体の規模に影響 を与えないで吹出温度の異なる蒸気と霧の混合物の供給ができるようになる。
【0045】 請求項17、同18、同20も、一基の加湿装置で2系統への流路へ蒸気と霧 の混合物を給送することができ、しかも、霧化室の内部を分割部形成手段により 分割することによって霧自体を2系統へ給送し、もって装置全体の規模に影響を 与えないで吹出温度の異なる蒸気と霧の混合物の供給ができるようになる。
【0046】 請求項19の加湿装置においては、複数ある蒸気と霧の混合手段と液体を供給 する手段が連通管によって結ばれているため、蒸気と供給の混合手段内部で蒸気 と霧の混合物が結露し水滴となったものは液体を供給する手段に還流されるため 、蒸気と霧の混合手段それ自体の中に貯留する必要がなく、ひいて蒸気と霧の混 合手段の小型化をもたらすことができる。一基の加湿装置で2基あると同様の機 能を発揮させる場合、必然的に加湿装置を構成する各部分装置が増え、ひいては 加湿装置全体の規模の増大をもたらすことになるが、蒸気と霧の混合手段を小型 化させることにより、このような増大を防ぐ効果を有する。
【0047】 請求項21、同22の加湿装置においては、複数の蒸気と霧の混合手段相互間 が連通管によって結ばれ、その経路の途中に蒸気と霧の混合手段内部で結露した 水を貯留する手段をもうけたことにより、調髪の際使用された加湿装置内部の液 体に浸透した薬品の加湿装置内部での循環を防ぎ、ひいて薬品の影響による装置 の機能や装置それ自体の劣化を防ぐとともに、そのような液体の貯留手段に排出 管を設けたことにより、容易に装置外へ排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の加湿装置の一断面システムブロック
図である。
【図2】実施例2の加湿装置の一断面システムブロック
図である。
【図3】実施例3の加湿装置の一断面システムブロック
図である。
【図4】実施例4の加湿装置の一断面システムブロック
図である。
【図5】ヘアーキャップとコネクタの一部縦断分解側面
図である。
【符合の説明】
1 給水タンク 2 ミストタンク 3 スチームタンク 4 連通管 5 超音波発生用振動子 6 円筒 7 水位検出器 8 霧の排出口 9 送風器 10 ハニカムヒーター 11 シーズヒーター 12 蒸気の排出口 13 サーモスタット 14 ミックスタンク 15 連通管 16 ドレイン管 17 水位検出器 18 蒸気と霧の混合物の排出口 19 サーミスタ 20 蒸気と霧の混合物の貯留室 21 蒸気と霧の排出口 22 蓋 23 筒状容器 24 シーズヒーター 25 蒸気と霧の排出口 26 サーミスタ 27 紫外線球 28 吐出口 29 仕切板 30 連通管 31 逆流防止弁 32 結露タンク 33 水位検出器 34 排出管 35 フレキシブルホース 36 コネクタ雌側部 37 ヘアーキャップ 38 コネクタ雄側部 39 小孔 40 連通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A45D 20/22 7114−3B F24F 6/02 B 9140−3L

Claims (22)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    手段により発生させた蒸気と霧を混合して給送する手段
    を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混合
    物の吐出口を2以上備えたことを特徴とする理美容院用
    加湿装置。
  2. 【請求項2】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    手段により発生させた蒸気と霧を混合して給送する手段
    を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混合
    物の吐出口にフレキシブルホースを接続し、当該フレキ
    シブルホースの先端に拡散ノズルを取着したことを特徴
    とする理美容院用加湿装置。
  3. 【請求項3】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    手段により発生させた蒸気と霧を混合して給送する手段
    を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混合
    物の吐出口にフレキシブルホースを接続し、連通孔を穿
    設したヘアーキャップの連通孔近傍にコネクタを着脱自
    在に取着し、当該コネクタにフレキシブルホースの先端
    を接続したことを特徴とする理美容院用加湿装置。
  4. 【請求項4】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、蒸
    気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手
    段を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混
    合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口に、蒸気と霧の混合
    物の貯留空間をもうけるとともに、該貯留空間に2つの
    吐出口をもうけ、その2つの吐出口にはそれぞれに開閉
    自在な蓋を取り付けるとともに、貯留空間にもうけられ
    た2つの吐出口のそれぞれに、送風経路にそって蒸気と
    霧の混合物を加熱する手段をもうけたことを特徴とする
    理美容院用加湿装置。
  5. 【請求項5】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、蒸
    気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手
    段を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混
    合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口に、蒸気と霧の混合
    物の貯留空間をもうけるとともに、該貯留空間に2つの
    吐出口をもうけ、その2つの吐出口にはそれぞれに開閉
    自在な蓋を取り付けるとともに、貯留空間にもうけられ
    た2つの吐出口のそれぞれに送風経路にそって蒸気と霧
    の混合物を加熱する手段をもうけ、液体を供給する手段
    と蒸気と霧を混合する手段とを結ぶ連通管を備えたこと
    を特徴とする理美容院用加湿装置。
  6. 【請求項6】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、蒸
    気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手
    段を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混
    合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口にサーミスタを配置
    し蒸気と霧の混合物の貯留空間をもうけるとともに、該
    貯留空間に2つの吐出口をもうけ、その2つの吐出口に
    はそれぞれに開閉自在な蓋を取り付けるとともに、2つ
    の吐出口のそれぞれに送風経路にそって蒸気と霧の混合
    物を加熱する手段をもうけ、加熱された蒸気と霧の混合
    物の各送風経路にサーミスタを配置したことを特徴とす
    る理美容院用加湿装置。
  7. 【請求項7】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、蒸
    気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手
    段を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混
    合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口にサーミスタを配置
    し蒸気と霧の混合物の貯留空間をもうけるとともに、該
    貯留空間に2つの吐出口をもうけ、その2つの吐出口に
    はそれぞれに開閉自在な蓋を取り付けるとともに、2つ
    の吐出口のそれぞれに送風経路にそって蒸気と霧の混合
    物を加熱する手段をもうけ、加熱された蒸気と霧の混合
    物の各送風経路にサーミスタを配置し、液体を供給する
    手段と蒸気と霧を混合する手段とを結ぶ連通管を備えた
    ことを特徴とする理美容院用加湿装置。
  8. 【請求項8】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、蒸
    気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手
    段を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混
    合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口にサーミスタを配置
    し蒸気と霧の混合物の貯留空間をもうけるとともに、該
    貯留空間に2つの吐出口をもうけ、その2つの吐出口に
    はそれぞれに開閉自在な蓋を取り付けるとともに、2つ
    の吐出口のそれぞれに送風経路にそって蒸気と霧の加熱
    手段をもうけ、加熱された蒸気と霧の混合物の各送風経
    路にサーミスタ及び紫外線球又は殺菌球又はイオン発生
    装置又はオゾン発生装置を配置したことを特徴とする理
    美容院用加湿装置。
  9. 【請求項9】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該両
    発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、蒸
    気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する手
    段を備えた理美容院用加湿装置において、蒸気と霧の混
    合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口にサーミスタを配置
    し蒸気と霧の混合物の貯留空間をもうけるとともに、該
    貯留空間に2つの吐出口をもうけ、その2つの吐出口に
    はそれぞれに開閉自在な蓋を取り付けるとともに、2つ
    の吐出口のそれぞれに送風経路にそって蒸気と霧の加熱
    手段をもうけ、加熱された蒸気と霧の混合物の各送風経
    路にサーミスタ及び紫外線球又は殺菌球又はイオン発生
    装置又はオゾン発生装置を配置し、液体を供給する手段
    と蒸気と霧を混合する手段とを結ぶ連通管を備えたこと
    を特徴とする理美容院用加湿装置。
  10. 【請求項10】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付けたことを特徴とする理美
    容院用加湿装置。
  11. 【請求項11】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付け、液体を供給する手段と
    蒸気と霧を混合する手段とを結ぶ連通管を備えたことを
    特徴とする理美容院用加湿装置。
  12. 【請求項12】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付けるとともに、蒸気発生手
    段と蒸気と霧を混合する手段は、霧化室の霧排出口を2
    つもうけたことに対応するように2個配置したことを特
    徴とする理美容院用加湿装置。
  13. 【請求項13】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付けるとともに、蒸気発生手
    段と蒸気と霧を混合する手段は、霧化室の霧排出口を2
    つもうけたことに対応するように2個配置し、液体を供
    給する手段と2つもうけられた蒸気と霧の混合手段を結
    ぶ連通管を備えていることを特徴とする理美容院用加湿
    装置。
  14. 【請求項14】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付けるとともに、蒸気発生手
    段と蒸気と霧を混合する手段は、霧化室の霧排出口を2
    つもうけたことに対応するように2個配置し、液体を供
    給する手段と2つもうけられた蒸気と霧の混合手段を結
    ぶ連通管を備え、2つ設けられた蒸気と霧の混合手段相
    互間を連通管で結び、該連通管の経路の途中に前記混合
    手段内部で結露した液体を貯留する手段を設けたことを
    特徴とする理美容院用加湿装置。
  15. 【請求項15】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付けるとともに、蒸気発生手
    段と蒸気と霧を混合する手段は、霧化室の霧排出口を2
    つもうけたことに対応するように2個配置し、蒸気と霧
    の混合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口に、サーミスタ
    及び紫外線球又は殺菌球又はイオン発生装置又はオゾン
    発生装置を配置したことを特徴とする理美容院用加湿装
    置。
  16. 【請求項16】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子とこれにより発生した霧を蒸気
    と混合する手段に給送する送風手段を有する霧化室であ
    って、該霧化室に霧の排出口を2つもうけ、該2つの排
    出口に開閉自在な蓋を取り付けるとともに、蒸気発生手
    段と蒸気と霧を混合する手段は、霧化室の霧排出口を2
    つもうけたことに対応するように2個配置し、蒸気と霧
    の混合手段の蒸気と霧の混合物の吐出口に、サーミスタ
    及び紫外線球又は殺菌球又はイオン発生装置又はオゾン
    発生装置を配置し、液体を供給する手段と2つもうけら
    れた蒸気と霧を混合する手段とをそれぞれ結ぶ連通管を
    備えたことを特徴とする理美容院用加湿装置。
  17. 【請求項17】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子を備えた霧化室であって、その
    内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する分
    割部を形成する霧化室分割手段と、前記分割手段により
    分割された左側空間部と右側空間部に、それぞれに空気
    を送気する送風手段をもうけ、該霧化室の左側空間部と
    右側空間部のそれぞれに霧の排出口を設けたことを特徴
    とする理美容院用加湿装置。
  18. 【請求項18】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子を備えた霧化室であって、その
    内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する分
    割部を形成する霧化室分割手段と、分割手段により分割
    された左側空間部と右側空間部のそれぞれに空気を送気
    する送風手段を設け、該霧化室の左側空間部と右側空間
    部のそれぞれに霧の排出口を設け、霧化室に霧の排出口
    を2つもうけたことに対応して、蒸気発生手段と蒸気と
    霧の混合手段を2つ配置したことを特徴とする理美容院
    用加湿装置。
  19. 【請求項19】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子を備えた霧化室であって、その
    内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する分
    割部を形成する霧化室分割手段と、分割手段により分割
    された左側空間部と右側空間部のそれぞれに空気を送気
    する送風手段を設け、該霧化室の左側空間部と右側空間
    部のそれぞれに霧の排出口を設け、霧化室に霧の排出口
    を2つもうけたことに対応して、蒸気発生手段と蒸気と
    霧の混合手段を2つ配置し、液体を供給する手段と2つ
    もうけられた蒸気と霧の混合手段を結ぶ連通管を備えて
    いることを特徴とする理美容院用加湿装置。
  20. 【請求項20】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子を備えた霧化室であって、その
    内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する分
    割部を形成する霧化室分割手段と、分割手段により分割
    された左側空間部と右側空間部のそれぞれに空気を送気
    する送風手段を設け、該霧化室の左側空間部と右側空間
    部のそれぞれに霧の排出口を設け、霧化室に霧の排出口
    を2つもうけたことに対応して、蒸気発生手段と蒸気と
    霧の混合手段を2つ配置し、蒸気と霧の混合手段の蒸気
    と霧の混合物の吐出口に、サーミスタ及び紫外線球又は
    殺菌球又はイオン発生装置又はオゾン発生装置を配置し
    たことを特徴とする理美容院用加湿装置。
  21. 【請求項21】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子を備えた霧化室であって、その
    内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する分
    割部を形成する霧化室分割手段と、分割手段により分割
    された左側空間部と右側空間部のそれぞれに空気を送気
    する送風手段を設け、該霧化室の左側空間部と右側空間
    部のそれぞれに霧の排出口を設け、霧化室に霧の排出口
    を2つもうけたことに対応して、蒸気発生手段と蒸気と
    霧の混合手段を2つ配置し、2つもうけられた蒸気と霧
    の混合手段を相互に連通する連通管を設け、該連通管の
    経路途中に蒸気と霧の混合手段内部で結露した液体を貯
    留する手段を設けたことを特徴とする理美容院用加湿装
    置。
  22. 【請求項22】 蒸気発生手段と、霧発生手段と、当該
    両発生手段により発生した蒸気と霧を混合する手段と、
    蒸気発生手段と霧発生手段のそれぞれに液体を供給する
    手段を備えた理美容院用加湿装置において、霧発生手段
    は、超音波発生用振動子を備えた霧化室であって、その
    内部を上方から下方に向けて霧化室を左右に分割する分
    割部を形成する霧化室分割手段と、分割手段により分割
    された左側空間部と右側空間部のそれぞれに空気を送気
    する送風手段を設け、該霧化室の左側空間部と右側空間
    部のそれぞれに霧の排出口を設け、霧化室に霧の排出口
    を2つもうけたことに対応して、蒸気発生手段と蒸気と
    霧の混合手段を2つ配置し、蒸気と霧の混合手段の蒸気
    と霧の混合物の吐出口に、サーミスタ及び紫外線球又は
    殺菌球又はイオン発生装置又はオゾン発生装置を配置
    し、前記2つもうけられた蒸気と霧の混合手段とを相互
    に連通する連通管を設け、該連通管の経路途中に蒸気と
    霧の混合手段内部で結露した液体を貯留する手段を設け
    たことを特徴とする理美容院用加湿装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013174387A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Kan Hyon Un 加熱蒸気を利用した温風器、並びに乾燥機

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