JP3003277U - 汚濁防止装置 - Google Patents

汚濁防止装置

Info

Publication number
JP3003277U
JP3003277U JP1994003216U JP321694U JP3003277U JP 3003277 U JP3003277 U JP 3003277U JP 1994003216 U JP1994003216 U JP 1994003216U JP 321694 U JP321694 U JP 321694U JP 3003277 U JP3003277 U JP 3003277U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pollution control
control device
curtain
wire mesh
pollution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994003216U
Other languages
English (en)
Inventor
君雄 大竹
章雄 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Kogyo Co Ltd filed Critical Taiyo Kogyo Co Ltd
Priority to JP1994003216U priority Critical patent/JP3003277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003277U publication Critical patent/JP3003277U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 干満差により干上がる場所に設置せらるべき
汚濁防止装置のカーテン生地が激しい波浪の往復動によ
って海底地盤と摺擦しても損傷を来すことがないように
する。 【構成】 汚濁防止装置10に用いる合成繊維から成る
カーテン生地12に金網13を重畳し、そして、海底地
盤Rにカーテン生地が摺擦しても損傷を来さないように
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、汚濁防止装置に関するものであり、特に、干満差により干上がる 場所に汚濁防止装置を設置したときに於て、合成繊維から成るカーテン生地が海 底地盤と摺擦して損傷することがないようにした汚濁防止装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、干満差により干上がる場所に於ける汚濁防止装置1は図4に示すように 、合成繊維から成るカーテン生地1aの上端部にフロート1b、及び下端部に重 錘1cを取付けて構成されている。 而して、該汚濁防止装置1を干満差により干上がる場所に設置しているときは 大きな波浪の往復動が激しく、従って、図4の鎖線にて示すように該カーテン生 地19の下部が海底地盤と摺擦して損傷することになる。
【0003】 そこで、干満差により干上がる場所に設置せられるべき汚濁防止装置のカーテ ン生地が、激しい波浪の往復動によって海底地盤と摺擦しても損傷しないように するために解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該課題を 解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために提案せられたものであり、水面に浮上す るフロートに汚濁拡散防止膜が吊設された汚濁防止装置に於て、上記汚濁拡散防 止膜は合成繊維から成るカーテン生地に金網が重ねられて形成された汚濁防止装 置、及び上記汚濁拡散防止膜は合成繊維から成るカーテン生地を両側面から挟持 するように金網が張設されている汚濁防止装置、並びに上記汚濁拡散防止膜は合 成繊維から成るカーテン生地の海底に摺擦する部位の両側面に金網を張設した汚 濁防止装置を提供するものである。
【0005】
【作用】
請求項1及び2記載の考案は、合成繊維から成るカーテン生地が金網を片面又 は両面に重ねて張設しているので、この考案の汚濁防止装置を干満差により干上 がる場所に設置され、そして、激しい波浪に遭遇したとしてもカーテン生地は金 網によって保護せられ、該波浪による損傷は回避される。
【0006】 又、請求項3記載の考案は、浅瀬等に於て、海底岩盤にカーテン生地及び之に 張設されている金網の下部が前記潮の往復動によって摺擦するときに於ても、該 金網によってカーテン生地が保護されて損傷することはない。更に又、該金網は 請求項1記載の考案のようにカーテン生地の片面に張設されているとしても、波 浪が激しく衝突する反対側に該金網を張設しておけば、海底地盤と激しく摺擦す る際に於ては該金網によって保護されており、例えば波浪の復動時に於ては該カ ーテン生地は海底地盤と激しく摺擦することがないので、前述せる如く、該金網 はカーテン生地の片面側でもよい。勿論、請求項2記載の考案のように両側面に 張設すれば、波浪が激しく往復動する浅瀬に於ても両側面に張設された金網にて 該カーテン生地が保護されて損傷することはない。
【0007】 更に、前述の浅瀬に於て海底岩盤に摺擦する部分のみに前記金網を張設した請 求項3記載の考案は、該金網によって海底地盤との摺擦時におけるカーテン生地 の損傷は回避されることは当然であるが、金網の使用も節減される。更に、之等 金網の張設によってカーテン生地の重錘を兼ねることもできる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に従って詳述する。図に於て10は汚 濁防止装置である。該汚濁防止装置10は水面に浮上するフロート11と、該フ ロート11に取付具を介して吊設される合成繊維から成るカーテン生地12と、 該カーテン生地12に重畳して張設される金網13とから成る。
【0009】 而して、図1に於ては該カーテン生地12の全面に及んでその片面に前記金網 13を重ねて張設してあり、且つ、該金網13とカーテン生地12とは止具14 ,14…にて適宜個所を止着してある。又、下端部には重錘15を取付けてもよ い。 又、図2に於ては、前記カーテン生地12の全面に及んでその両側面に前記金 網13,13が張設してある。之等カーテン生地12と金網13,13とは止具 14,14…にて適宜止着されており、更に、下端部には重錘15を取付けても よい。
【0010】 図3(a)に於ては、前記金網13,13はカーテン生地12の両側面に止具 14,14…にて止着されているが、その位置は図3(b)に示すように干満時 に潮面が高さHだけ下降したとき、カーテン生地12の下端部のhの長さ相当分 は波浪の往復動によって海底地盤R面上に摺擦することになる。そこで、該海底 地盤R面上を摺擦する部分に前記金網13,13を重ねて張設する。尚、下端部 には前記重錘15を取付けてもよい。
【0011】 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、 そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0012】
【考案の効果】
この発明は上記一実施例にて詳述せる如き装置に係るから、干満差により干上 がる場所に設置するとき、合成繊維から成るカーテン生地は金網によって保護せ られて損傷から回避せられ、依って汚濁防止装置としての機能が破壊されること はない。
【0013】 斯くして、本装置は干満差により干上がる場所に設置せられる汚濁防止装置と して最も効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の考案の一実施例を示し、その縦
断側面図。
【図2】請求項2記載の考案の一実施例を示し、その縦
断側面図。
【図3】(a)は請求項3記載の考案の一実施例を示
し、その縦断側面図。(b)は図3(a)に示す実施例
の作動状態を示す縦断側面図。
【図4】(a)(b)(c)は従来例の縦断側面図。
【符号の説明】
10 汚濁防止装置 11 フロート 12 カーテン生地 13 金網 R 海底地盤
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】従来例の縦断側面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水面に浮上するフロートに汚濁拡散防止
    膜が吊設された汚濁防止装置に於て、上記汚濁拡散防止
    膜は合成繊維から成るカーテン生地に金網が重ねられて
    形成されたことを特徴とする汚濁防止装置。
  2. 【請求項2】 水面に浮上するフロートに汚濁拡散防止
    膜が吊設された汚濁防止装置に於て、上記汚濁拡散防止
    膜は合成繊維から成るカーテン生地を両側面から挟持す
    るように金網が張設されていることを特徴とする汚濁防
    止装置。
  3. 【請求項3】 水面に浮上するフロートに汚濁拡散防止
    膜が吊設された汚濁防止装置に於て、上記汚濁拡散防止
    膜は合成繊維から成るカーテン生地の海底に摺擦する部
    位の両側面に金網を張設したことを特徴とする汚濁防止
    装置。
JP1994003216U 1994-04-01 1994-04-01 汚濁防止装置 Expired - Lifetime JP3003277U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003216U JP3003277U (ja) 1994-04-01 1994-04-01 汚濁防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003216U JP3003277U (ja) 1994-04-01 1994-04-01 汚濁防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3003277U true JP3003277U (ja) 1994-10-18

Family

ID=43139227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003216U Expired - Lifetime JP3003277U (ja) 1994-04-01 1994-04-01 汚濁防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003277U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031555A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 株式会社三晴 保護ネット付き汚濁防止膜

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031555A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 株式会社三晴 保護ネット付き汚濁防止膜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3003277U (ja) 汚濁防止装置
US3584462A (en) Apparatus for gathering and cleaning water surfaces of pollution
US5591333A (en) Modular shoreline oil spill barrier assembly
KR102220976B1 (ko) 오탁방지막 연결부 보강구조
JP2923335B2 (ja) 汚濁防止膜
JP3919955B2 (ja) 鋼製魚礁
JPH06284849A (ja) 貝類の付着を防止した汚濁防止膜
JPH047227Y2 (ja)
JPH0229902Y2 (ja)
CN212000990U (zh) 一种码头海面油污应急处理装置
KR100562065B1 (ko) 잠재형 수평 및 수직 유연막 방파제 시스템
JP3427985B2 (ja) 浮沈式消波装置
JPH0643025U (ja) 消波装置
JP2736108B2 (ja) 汚濁液拡散防止装置
JPS62171627A (ja) いけす装置
JPH03251129A (ja) 浮揚枠体
JP2515774Y2 (ja) 汚濁防止膜
JPH027937Y2 (ja)
JP3328084B2 (ja) マット部材の取り付け構造
JP2746676B2 (ja) 袋状構造物の据付構造
JPH0527538Y2 (ja)
JPS6040672Y2 (ja) 海洋汚濁防止膜
KR200226536Y1 (ko) 완충 계류 장치를 구비한 원통이나 다각형 형태의 부어초
JPH044523Y2 (ja)
JP2560263B2 (ja) 流出海藻の捕捉装置