JP3003224U - 堅樋用簡易脱着ごみ受け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】近年は、雨樋の堅樋が埋設され排水桝に流出さ
れることが主流となってきたが、一旦堅樋がめづまりし
た場合、掃除が困難になることが多々生じるため、簡単
に脱着できて掃除できる器具を提供すること。 【構成】 堅樋下部を一部カットして、堅樋より少し大
型の茶碗蒸し食器形の、ごみ受け本体（１）と取り外し
時、堅樋にスライドして、ごみ受け本体を取り外し装着
後、降してごみ受け本体と堅樋を固定する蓋体（８）か
ら構成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、雨樋の堅樋に用いる、雨樋の部品となる堅樋用簡易脱着ごみ受けに 関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、雨樋の排水堅樋の排水口は、地上にたれ流し排水されていたが、近年は 地中に埋設されて排水桝に流出されることが主流となってきた。堅樋が埋設され たことにより、枯枝、枯落葉をはじめ、うっかり落した洗濯ハサミなど落下物が 、堅樋内にめづまりをした場合、堅樋を取り外したり、切断して後、補修を要す るなど困ることが生じてきた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

近年の埋設されてきたことにより、堅樋がめづまりをおこした場合にめづまり を取り除くことが難かしくなったものを、簡単に取り外して掃除をすることがで きる、雨樋部品となる、堅樋ごみ受けを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

堅樋下部に脱着自在に設置固定するため、開口部を堅樋より大型で拡大した、 茶碗蒸し食器形の桝壁からなる、ごみ受けとする。ごみを受ける網目が小さいと 、めづまりを誘発するため、できるだけ大形穿孔または荒目とする。蓋体は取り 外すとき、堅樋にスライドして上昇できるように設け、掃除後ごみ受けを設置し 開口部と桝壁に嵌入し、堅樋とごみ受けを固定装着できるよう設ける。

【０００５】

【作用】

取り外しは、蓋体をスライドして堅樋にそい上昇し、ごみ受けを下部切断堅樋 から外し掃除して、堅樋に取付け蓋体を引下げ、固着する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例を図によって説明する。 図１および図２に示すよう、堅樋より大形筒状で上部開口部（５）が外に拡ろ がり、下部に上向きに湾曲し大型穿孔を設けたごみ受け（２）を設け、下端部を 堅樋に嵌入する嵌入部（３）を設けた、茶碗蒸し食器形の桝形壁（４）からなる ごみ受け本体（１）を成形して設ける。 上部開口部（５）及び桝壁（４）に嵌入し、切断堅樋（６）にスライドできる 程度に嵌入できる筒（７）を有する形の蓋体（８）を成形して設ける。 本ごみ受けは主として、塩化ビニール樹脂にて成形されるが、他の樹脂または アルミをはじめ金属にて成形してもよい。

【０００７】

【考案の効果】

本考案により、埋設堅樋がめづまりした場合の掃除がいとも簡単にできる。 新築時の設置は勿論、既設雨樋の場合でも、日曜大工で堅樋の下部を十数セン チメートル程カットして簡単に設置することができる便利なものです。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を説明するための構造切断図である。

【図２】本考案の正面図である。

【図３】本考案の使用状態を説明するための斜視図であ
る。

【符号の説明】

１．ごみ受け本体 ２．ごみ受け ３．堅樋に嵌入部 ４．桝形壁 ５．上部開口部 ６．切断堅樋 ７．固定筒 ８．蓋体 ９．堅樋保持具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 雨樋の排水堅樋下部に、堅樋の形状に合
   った、上部が該、堅樋より大型で、上部開口が拡き、下
   部に荒い目のごみ受け（２）を設け、下端に切断堅樋に
   嵌入部（３）を有する桝形壁（４）を形成する。上部開
   口部（５）及び桝壁に嵌入し、切断堅樋（６）にスライ
   ドできる程度に嵌入できる筒（７）を有する蓋体（８）
   を形成する。該、蓋体（８）とごみ受け本体（１）から
   構成されることを特徴とした堅樋用簡易脱着ごみ受け。