JP3003074B2 - 弁駆動装置 - Google Patents

弁駆動装置

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JP3003074B2
JP3003074B2 JP9041574A JP4157497A JP3003074B2 JP 3003074 B2 JP3003074 B2 JP 3003074B2 JP 9041574 A JP9041574 A JP 9041574A JP 4157497 A JP4157497 A JP 4157497A JP 3003074 B2 JP3003074 B2 JP 3003074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータ内
のピストンロッドを往復運動させるによってバルブを開
閉する弁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気やガスなどの気体を気圧シリンダに
送り、この気圧シリンダ内のピストンに直結したピスト
ンロッドをその軸方向の一方へ移動させてバルブを開き
又は閉じると共に、このピストンロッドと同軸上に設け
たバネを圧縮し、上記流体圧シリンダの圧力除去時に、
このバネの弾発力によってバルブを閉じ又は開けるよう
に構成されたアクチュエータは従来から多く用いられて
いる。
【0003】例えば、図8は、主としてガス、油、水な
どを供給する配管に接続されるバルブを開閉するために
多く用いられているアクチュエータの一例を示す横断面
図であり、図6,図7は、図8に示すようなアクチュエ
ータ102を用いた弁駆動装置101,201の回路図
である。
【0004】図6及び図8において、アクチュエータ1
02の気圧シリンダ121に、電磁弁107が図中の状
態から切替えられて、レシーバタンク105内の圧力空
気が給排口121aから送入されると、ピストン126
が押されて左方へ移動すると共に、このピストン126
に直結したピストンロッド122が左方に移動し、この
ピストンロッド122に固定したピン127がスコッチ
ヨーク128を揺動させ、これに伴い出力軸129が反
時計回りに回転してバルブ104を開け又は閉じ、同時
にバネ圧シリンダ123内のバネ124を圧縮する。
【0005】次に、電磁弁107が切替えられて図中の
状態になると、気圧シリンダ121が大気への放出管1
06に通じ、気圧シリンダ121に送り込まれた空気が
給排口121aから除去され、バネ124の弾発力によ
ってピストンロッド122が右方へ押され、ピン127
がスコッチヨーク128を揺動させるのに伴い、バルブ
104のステム104aが時計回りに回転して、バルブ
104を閉じ又は開け、図中の状態に戻る。図中、10
3は圧力空気供給配管であって、レシーバタンク105
内の圧力が低下すると圧力空気が補給されて、レシーバ
タンク105内の圧力が上昇する。
【0006】また、図7は、図8に示すアクチュエータ
102の動力源として、パイプラインのガスの圧力を利
用した場合の弁駆動装置201の一例を示す回路図であ
って、203はガスパイプライン、205は減圧弁、そ
の他は、図6における場合と同じであり、同一符号を用
いて説明する。ガスパイプライン203から送られるガ
スは、減圧弁205によって所要の圧力に減圧して電磁
弁107に送られ、電磁弁107の切替によって、気圧
シリンダ121へのガスの送入、排出が行なわれ、図6
における場合と同様、バルブ104の開閉が行なわれ
る。
【0007】そして、図9は、従来のアクチュエータの
他の例を示した横断面図であって、実開平5−7767
5号公報に示されたものである。このアクチュエータ2
02は、上述したアクチュエータ102のバネ圧シリン
ダ123の代わりにガス圧シリンダ223を採用し、ま
た、運動変換機構にラックアンドピニオン機構を採用し
ている。
【0008】気圧シリンダ221内のピストン226に
ピストンロッド222が直結されており、気圧シリンダ
221に給排口221aから空気が送り込まれると、ピ
ストンロッド222が図に示した状態から左方へ移動す
る。ピストンロッド222には、ラック227が形成さ
れており、これにかみ合うピニオン228が出力軸22
9に固定されていて、ピストンロッド222の左方への
移動によって出力軸229が反時計回りに回転し、出力
軸229に直結されたバタフライバルブやボールバルブ
のステムを回転して、バルブを開け又は閉じる。一方、
ピストンロッド222が左方へ移動すると、ガス圧シリ
ンダ223内の小径ピストン224が左方に移動して、
内部のガス圧が上昇する。
【0009】また、気圧シリンダ221内の流体が給排
口221aから除去される時には、このガス圧シリンダ
223内の上昇したガス圧によって小径ピストン224
が右方へ押出され、これに伴ってピストンロッド222
が右方へ移動して、ピニオン228が時計回りに回転し
てバルブを閉じ又は開ける。
【0010】図10は、従来のアクチュエータの更に他
の例を示した横断面図であって、実公平7−20462
号公報に示されたものである。このアクチュエータ30
2は、ガス圧シリンダ323とピストンロッド322と
がベローズ324で接続されていて、ピストンロッド3
22が図の状態から左方へ移動すると、ベローズ324
が圧縮されてガス圧シリンダ323内の容積が小さくな
り、内部のガス圧が上昇する。気圧シリンダ321内の
流体が給排口321aから除去される時には、このガス
圧シリンダ323内の上昇したガス圧によってベローズ
324内の容積が広がり、ピストンロッド322が右方
へ移動する。その他の作用は、図9の場合と同様であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、レシーバタン
ク105から気圧シリンダ121に供給される圧力空気
の圧力は、4〜7kg/cm2Gであり、気圧シリンダ121
は、この圧力でバルブ104を往運動させると共にバネ
124を圧縮するだけの力を出さなければならず、気圧
シリンダ121は大型なものが必要である。
【0012】従って、圧力空気の消費量も多く、圧力空
気のための配管や器具が大きくなって高価になるうえ
に、アクチュエータ102が大型で高価なものであるた
め、弁駆動装置全体が高価なものになってしまう上に、
消費空気量が多くなると閉又は開運動に時間を要し、高
速開閉ができず緊急遮断用として使用できない。更に、
広い空間を必要とし、維持経費も高く、また、圧力空気
の供給が得られない所では使用できない等の問題があ
る。
【0013】また、図7に示すガスパイプライン203
から送られるガスは、減圧弁205によって所要の圧力
に減圧し電磁弁107に送られ、また、使用済みのガス
が大気に放出されるので、ガスの性質により使用できる
場所が限定される。また、このようなパイプラインのガ
ス、特に高圧ガス、のための減圧弁205は、技術的に
難しく高価なものであるなどの課題を有している。
【0014】そして、バネ圧シリンダ123を有するア
クチュエータ102は、バネ圧シリンダ123が所要の
出力とストロークを得るために長く大きくなり、重くな
る。また、バネ圧シリンダ123の分解及び組立ての際
には、圧縮されたバネ124の飛び出しを防止する特殊
構造と特殊工具が必要でありコスト高になる。更に、長
期使用によってバネ124が折損することもあるなど、
多くの問題点を有している。
【0015】一方、ガス圧シリンダ223,323を有
するアクチュエータ202,302は、上述のようなバ
ネ圧シリンダ123を有する種々のアクチュエータが持
つ多くの問題点を解決し、短く小さく軽くなっており、
バネ124の飛び出しによる危険がなく、特殊構造や特
殊工具を必要としない。
【0016】しかしながら、これらの構造では小径ピス
トン224やベローズ324がピストンロッド222,
322に押されてガス圧シリンダ223,323内のガ
スを圧縮する圧縮比が比較的小さく、このため、流体圧
シリンダ221,321内でピストン226,326が
流体圧によって動き始める時からガス圧シリンダ22
3,323内のガス圧が高くてこれによる抵抗が大き
く、一般に弁体の動き始めに大きな力が必要なバルブの
ためには、気圧シリンダ221,321の出力を大きく
しておかなければならず、アクチュエータ202,30
2が大きく重くなり、コスト高になるという問題点を有
している。また、ベローズ324には余り高い圧力が掛
けられないという課題も有している。
【0017】本発明は上記の課題を解決するために開発
したものであり、その目的とするところは、圧力空気の
供給源がない場合、また、圧力空気がなく、高圧パイプ
ラインが天然ガスなど可燃性ガスなどで大気放出すれ
ば、危険で使用できない場合でも使用できると共に、ア
クチュエータの軽量化、高出力化を達成して、装置全体
をコンパクトかつ安価に製造でき、さらに、バルブの高
速開閉が可能である弁駆動装置を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、液体圧シリンダと副シリンダの内部の圧
力差によってピストンロッドを往復運動させてバルブを
開閉するアクチュエータを有する弁駆動装置であって、
ポンプによって、所要の圧力に昇圧したタンクからの液
体を、液体圧シリンダ内に送ることでピストンロッドを
往運動させ、又液体圧シリンダとタンクとの間の戻り管
に設けた開閉弁を開いて液体圧シリンダ内の液体を排出
させる一方、ピストンロッドの往運動により圧縮された
増圧器の低圧部内の流体の圧力によって、増圧器の高圧
部内の流体を副シリンダ内に送ることでピストンロッド
を復運動させるように構成した。
【0019】上記弁駆動装置は、まず、戻り管に設けた
開閉弁を閉じ、ポンプを作動させてタンクの液体を液体
圧シリンダに送ると、液体圧シリンダ内においてピスト
ンロッドを押し出す力が働いてピストンロッドが副シリ
ンダ側に移動し、これによってバルブを開け又は閉じ
る。同時に、このピストンロッドの一端が副シリンダに
挿入されると、副シリンダ及びこの副シリンダに接続さ
れた増圧器の高圧部の内部圧力が高められ、増圧器の高
圧部と低圧部とを隔てるピストン部が低圧部側に押さ
れ、低圧部内の流体を圧縮する。
【0020】次に、戻り管に設けた開閉弁を開くと、ピ
ストンロッドを副シリンダ側に押す圧力の減少に伴い、
増圧器の低圧部内の流体が膨張しながらピストン部を押
し、高圧部の流体を副シリンダ側へ送り、副シリンダ内
のピストンロッドを液体圧シリンダ側に移動させる。そ
して、ピストンロッドに固定された液体圧シリンダ内の
ピストンが、液体圧シリンダ内の液体を戻り管に送り出
し、タンクへ排出させる。この時のピストンロッドの移
動によってバルブを閉じ又は開ける。
【0021】なお、上記副シリンダと上記ピストン部と
を一体に形成しても良い。また、上記の開閉弁には、自
動弁や電磁弁を使用すればよく、液体には油を使用すれ
ばよいが、防錆剤を加えた水などの他の液体を用いても
よい。
【0022】また、上記増圧器の高圧部と低圧部とを、
異なる面積の圧力作用面を有するピストン部によって隔
てると良い。この場合、高圧部内の流体の圧力作用面
を、低圧部内の流体の圧力作用面よりも狭くして、高圧
部内の流体の圧力を低圧部内の流体の圧力よりも低くす
ることにより、ピストン部の初期の応答性が良くなる。
【0023】また、上記副シリンダ及び増圧器の高圧部
内の流体を液体とし、上記増圧器の低圧部の流体を気体
としても良い。この場合、副シリンダ及び増圧器の高圧
部内の流体は、非圧縮性である油などの液体で、増圧器
の低圧部の流体は、圧縮性の気体であるので、ピストン
ロッド及びピストン部の応答性が良くなる。
【0024】上記アクチュエータは、上記ピストンロッ
ドの往復運動を回転運動に変換する運動変換機構部の一
方に上記液体圧シリンダを、他方に上記副シリンダ若し
くは上記増圧器を設けても良い。この場合、上記ピスト
ンロッドの往復運動をラックアンドピニオン式、スコッ
チヨーク式などの運動変換機構によって出力軸の回転運
動に変換し、この出力軸の回転運動によってバタフライ
バルブやボールバルブなどを開閉することができる。
【0025】上記ポンプの出口側に逆止弁を設け、この
逆止弁と液体圧シリンダとの間の配管に枝管を設け、こ
の枝管にリリーフ弁を接続すると良い。この場合、ポン
プの停止後、配管が太陽熱を受けて液体が膨張するなど
して起こる異常昇圧を防ぐことができる。なお、ポンプ
の停止後の太陽熱などによる異常昇圧をピストンロッド
が更に移動できる余裕を設けることによって、液体の熱
膨張を許し、異常昇圧を防ぐこともできる。
【0026】上記ポンプの作動の停止を上記ピストンロ
ッドの往運動の終了位置用に設けたりミットスイッチの
働きによって行うようにしても良い。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明におけ
る弁駆動装置の好ましい実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の弁駆動装置の一実施形態を示す回路図
であり、弁駆動装置1は、アクチュエータ2と、このア
クチュエータ2の液体圧シリンダ21に、液体を出し入
れするために接続した配管回路3とで構成され、アクチ
ュエータ2とバルブ4のステム4aとを連結することに
より、バルブ4の開閉を行なっている。
【0028】配管回路3は、液体、例えば油など、を貯
留するタンク5からポンプ6、逆止弁7を通り液体圧シ
リンダ21に液体を送る主管3aと、主管3aのタンク
5とポンプ6との間から分岐し、開閉弁8を通り、主管
3aの逆止弁7と液体圧シリンダ21との間に接続され
る戻り管3bと、主管3aの逆止弁7と液体圧シリンダ
21との間から分岐される枝管3cとから成り、枝管3
cには、圧力計9、リリーフ弁10を接続している。な
お、11はドレンの受け皿であって、この受け皿11は
一般にはタンク5と接続されている。また、12はリミ
ットスイッチで、このアクチュエータ2の往運動の終了
位置で作用するように設けられている。
【0029】図2は、上記弁駆動装置1に用いたアクチ
ュエータ2を示す横断面図であって、21は液体圧シリ
ンダ、22はピストンロッド、23は副シリンダ、24
は増圧器、26は運動変換機構部である。
【0030】このアクチュエータ2は、運動変換機構部
26の一方(図において右方)に液体圧シリンダ21を
固定し、他方(図において左方)に増圧器24を固定
し、さらに、アクチュエータ2の中心線に沿って、増圧
器24内の副シリンダ23から液体圧シリンダ21まで
往復移動自在にピストンロッド22を設けている。
【0031】運動変換機構部26は、スコッチヨーク式
のものが用いられ、出力軸29に固定したスコッチヨー
ク28を、ピストンロッド22に固定したピン27によ
って揺動させることによって、出力軸29を回転させ、
ピストンロッド22の往復運動を出力軸29の回転運動
に変換するものである。なお、ピストンロッドにラック
を形成し、このラックと出力軸に固定したピニオンとを
噛み合わせ、ピストンロッドの往復運動を出力軸の回転
運動に変換するラックアンドピニオン式の運動変換機構
部を用いても良い。
【0032】増圧器24は、略中空円柱状のハウジング
24a内部に、往復移動自在に副シリンダ23を内蔵
し、ピストンロッド22を貫通する通孔24bを設けた
一端を運動変換機構部26に固定し、さらに、他端に副
シリンダ23の先端部を突出させるガイド孔24cを形
成している。そして、増圧器24の内部を高圧部24h
と低圧部24lとに隔てるピストン部は副シリンダ23
と兼用で一体に形成され、高圧部24hには油などの流
体、低圧部24lには空気,ガスなどの気体を満たして
いる。
【0033】副シリンダ23は、中空の略円柱状で、増
圧器の高圧部24h内の流体と同一の流体が内部に満た
され、運動変換機構部側の一端に、ピストンロッド22
を挿入する挿入孔23aが設けられ、さらに、ピストン
部と兼用するため、増圧器24の内部を高圧部24hと
低圧部24lとに隔てる摺動リング部23bが周壁に突
設され、副シリンダ23の増圧器高圧部側の側部に貫通
孔23cを設けて、高圧部24h内部と副シリンダ23
内部との相互に流体が移動できるようにしている。
【0034】次に、上述した弁駆動装置1の作用を説明
する。まず、戻り管3bに設けた開閉弁8を閉じ、ポン
プ6を作動させ、タンク5内の液体を、所要の圧力に上
昇させてポンプ6から送り出す。ポンプ6から送り出さ
れた液体は、逆止弁7を押し開いて液体圧シリンダ21
に送入される。
【0035】液体圧シリンダ21内に所要圧力の液体が
送りこまれると、液体圧シリンダ21内の圧力が上昇
し、ピストンロッド22が液体圧シリンダ21内から押
し出され、ピストンロッド22は往運動を行う。このピ
ストンロッド22の往運動に伴って、ピストンロッド2
2に固定したピン27が、スコッチヨーク28を(図2
において反時計回りに)揺動させて、スコッチヨーク2
8に固定した出力軸29を回転させ、バルブ4を開又は
閉する。
【0036】一方、ピストンロッド22の往運動に伴っ
て、ピストンロッド22の一端が更に副シリンダ23内
に進入する。これによってピストンロッド22が副シリ
ンダ23内の液体を押し出し、増圧器の高圧部24h内
の圧力を上昇させる。すると、増圧器の低圧部24l内
よりも高圧部24h内の圧力が上昇し、副シリンダ23
が増圧器24の低圧部側に移動する。
【0037】そして、バルブ4が開又は閉した時、リミ
ットスイッチ12がこれを検知しポンプ6を停止させ
る。ポンプ6が停止すると、ピストンロッド22が停止
すると共に、液体圧シリンダ21内の圧力、副シリンダ
23内の圧力、増圧器の高圧部24h内の圧力及び増圧
器の低圧部24l内の圧力が均衡し、副シリンダ23の
移動が停止する。この時、副シリンダ23(ピストン
部)の高圧部側の圧力作用面の面積は、低圧部側の圧力
作用面の面積よりも、副シリンダ23(ピストン部)の
断面面積−ピストンロッド22の断面面積、だけ小さく
なっており、高圧部側の圧力作用面の面積×高圧部の液
体の圧力=低圧部側の圧力作用面の面積×低圧部の気体
の圧力の関係から、低圧部内の気体の圧力は高圧部内の
液体の圧力よりも低くなる。
【0038】次に、開閉弁8を開くと、液体圧シリンダ
21内の圧力が低下し、各内部圧力の均衡が崩れ、増圧
器の低圧部24lの圧縮された気体の膨張に伴って、副
シリンダ23が増圧器24の高圧部側に移動する。この
副シリンダ23の移動に伴って、高圧部24h内の液体
が副シリンダ23内へ送り返されて、ピストンロッド2
2が液体圧シリンダ側に押し出され、ピストンロッド2
2の復運動が行なわれる。このピストンロッドの復運動
に伴って、出力軸が回転してバルブを閉又開すると共
に、液体圧シリンダ21内の液体を、戻り管3bを介し
てタンク5に排出する。
【0039】本発明の弁駆動装置1は、開閉弁8とし
て、一般に自動弁又は電磁弁が使われ、また、上記液体
圧シリンダ21内に送入する液体は油に限られるもので
なく、防錆剤を加えた水などでもよい。
【0040】なお、配管回路3が太陽熱を受けるなどし
て液体が膨張し、圧力が更に異常に上昇するのを、この
配管回路3の枝管3cに接続したリリーフ弁10から液
体を逃がすことによって防ぐことができる。また、ポン
プ6の停止後の太陽熱などによる異常昇圧をピストンロ
ッド22が更に移動できる余裕を副シリンダ23内に設
けて、配管回路3内の液体の膨張を許すことによって防
いでもよい。
【0041】上記ポンプ6は、高圧ポンプであって、液
体圧シリンダ21に送入する液体圧は高いので、液体圧
シリンダ21の径は小さくてよく、また、液体圧シリン
ダ21に送入する液体も少なくてよいので、タンク5を
小さくすることができる。このため、このアクチュエー
タ2の直線運動を回転運動に変換する運動変換機構部2
6のハウジング26aを液体タンクとして使用すること
もできる。
【0042】上述した弁駆動装置1は、タンク5,ポン
プ6等を含めた弁駆動装置1全体をコンパクトにするこ
とができ、圧力空気が得られない場合でもポンプ6と開
閉弁8を作動させるための電源さえ得られれば、どこで
も使用することができ、パイプラインのガス圧を利用す
ることができない場所に好適である。
【0043】次に、図3を用いて本発明の弁駆動装置の
アクチュエータの他の実施形態を説明する。このアクチ
ュエータ42は、図2に示すアクチュエータ2同様、運
動変換機構部26の一方(図において右方)に液体圧シ
リンダ21を固定し、他方(図において左方)に増圧器
54を固定し、さらに、アクチュエータ42の中心線に
沿って、増圧器54内の副シリンダ53から液体圧シリ
ンダ21まで往復移動自在にピストンロッド52を設け
ている。なお、図2に示すアクチュエータ2と略同一で
ある運動変換機構部26や液体圧シリンダ21等は同一
符号を用い、それぞれの説明は省略する。
【0044】増圧器54は、略中空円柱状のハウジング
54aの一端に設けたガイド孔54cから、副シリンダ
53の運動変換機構部側の一端を往復移動自在に突出さ
せ、かつ、このハウジング54a一端を運動変換機構部
26に固定している。そして、副シリンダ53の一端に
形成したピストン部54pによって、内部を高圧部54
hと低圧部54lとに隔てて、高圧部54hには油など
の流体、低圧部54lには空気,ガスなどの気体を満た
している。なお、運動変換機構部26の増圧器側端部に
は、増圧器のガイド孔54cから突出した副シリンダ5
3が往復運動できるようにスペースが設けられている。
【0045】副シリンダ53は、略中空円柱状で、増圧
器の高圧部54h内の流体と同一の流体が内部に満たさ
れ、運動変換機構部側の一端に、ピストンロッド52を
挿入する挿入孔53aが設けられ、さらに、他端に、増
圧器54の内部を高圧部54hと低圧部54lとに隔て
るピストン部54pが一体形成され、側部に貫通孔53
cを設けて増圧器の高圧部24h内部と相互に流体が移
動できるようにしている。
【0046】以下、上述したアクチュエータ42の作用
を説明する。開閉弁8を閉じ、液体圧シリンダ21内に
液体を送り込むと、ピストンロッド52が副シリンダ側
に移動し、ピストンロッド52の一端が副シリンダ53
内に更に挿入され、副シリンダ53内の液体が貫通孔5
3cを通って増圧器の高圧部54hに押し出され、副シ
リンダ53の一端に形成した増圧器54のピストン部5
4pが、増圧器54の低圧部側(図において左方)へ移
動し、低圧部54l内の気体を圧縮し圧力を上昇させ
る。
【0047】次に、開閉弁8を開くと、液体圧シリンダ
21内の圧力が低下し、各内部圧力の均衡が崩れ、増圧
器の低圧部54lの圧縮された気体の膨張に伴って、副
シリンダ53の一端に形成したピストン部54pが高圧
部側に押圧され、副シリンダ53が運動変換機構部側に
移動する。この副シリンダ53の移動に伴って、高圧部
54h内の液体が副シリンダ53内へ送り返されて、ピ
ストンロッド52が液体圧シリンダ側に押し出され、元
の位置に戻る。その他の作用は、図2に示したアクチュ
エータ2を用いた場合と同様であるので、説明は省略す
る。
【0048】次に、図4を用いて本発明の弁駆動装置の
アクチュエータのその他の実施形態を説明する。このア
クチュエータ62は、運動変換機構部26の一方(図に
おいて右方)に液体圧シリンダ21を固定し、他方(図
において左方)に副シリンダ73を固定し、さらに、ア
クチュエータ62の中心線に沿って、副シリンダ73か
ら液体圧シリンダ21まで往復移動自在にピストンロッ
ド72を設けている。なお、図2に示すアクチュエータ
2と略同一である運動変換機構部26や液体圧シリンダ
21等は同一符号を用い、それぞれの説明は省略する。
【0049】副シリンダ73は、略中空円柱状で、運動
変換機構部側の一端に、ピストンロッド72を挿入する
挿入孔73aを有する円板状のフランジ部73bが設け
られ、このフランジ部73bを運動変換機構部26に固
定している。さらに、他端に、増圧器74の内部を高圧
部74hと低圧部74lとに隔てるピストン部74pが
一体形成され、増圧器74内に恒に挿入されている側部
位置に貫通孔73cを設けて、増圧器の高圧部74h内
部と相互に流体が移動できるようにしている。さらに、
副シリンダ73内には、増圧器の高圧部74h内の流体
と同一流体が内部に満たされる。
【0050】増圧器74は、副シリンダ73に一体に形
成したピストン部74pを内蔵して、内部を高圧部74
hと低圧部74lとに隔て、一端に設けたガイド孔74
cから副シリンダ73のフランジ部側を突出させ、副シ
リンダ73に対して増幅器のハウジング74aが往復運
動できるように取り付けられている。さらに、高圧部7
4hには油などの流体、低圧部74lには空気,ガス等
の気体を満たしている。
【0051】以下、上述したアクチュエータ62の作用
を説明する。開閉弁8を閉じ、液体圧シリンダ21内に
液体を送り込むと、ピストンロッド72が増圧器側に移
動し、ピストンロッド72の一端が副シリンダ73内に
更に挿入され、副シリンダ73内の液体が貫通孔73c
を通って増圧器の高圧部74hに押し出され、増圧器の
ハウジング74aが運動変換機構側(図においては右
方)へ移動し、副シリンダ73に一体形成したピストン
部74pが、低圧部74l内の気体を圧縮し圧力を上昇
させる。
【0052】次に、開閉弁8を開くと、液体圧シリンダ
21内の圧力が低下し、各内部圧力の均衡が崩れ、増圧
器の低圧部74lの圧縮された気体の膨張に伴って、増
圧器のハウジング74aが運動変換機構部26の反対側
(図において左側)に移動する。この増圧器のハウジン
グ74aの移動により、高圧部74h内の液体が副シリ
ンダ73内へ送り返されて、ピストンロッド72が液体
圧シリンダ側に押し出され、元の位置に戻る。その他の
作用は、図2に示したアクチュエータ2を用いた場合と
同様であるので、説明は省略する。
【0053】次に、図5を用いて本発明の弁駆動装置の
アクチュエータのその他の実施形態を説明する。このア
クチュエータ82は、副シリンダ93と増圧器94とを
個別に設けてこの間を配管95で結んだ単純な構造のも
のであり、運動変換機構部26の一方(図において右
方)に、液体圧シリンダ21を固定し、他方(図におい
て左方)に、副シリンダ93を固定し、この副シリンダ
93にピストンロッド92の一端が挿入されていて、ピ
ストンロッド92の左方への移動によって、この副シリ
ンダ93内の液体が配管95に押し出される。この配管
95は、増圧器の高圧部94h側に接続されており、配
管95内の液体は増圧器の高圧部94h内に送り込ま
れ、増圧器94内に設けたピストン部94pが低圧部側
に移動し、低圧部94l内の気体を圧縮し圧力を上昇さ
せる。
【0054】次に、開閉弁8を開くと、液体圧シリンダ
21内の圧力が低下し、各内部圧力の均衡が崩れ、増圧
器の低圧部94lの圧縮された気体の膨張に伴って、増
圧器94内のピストン部94pが高圧部側に移動する。
このピストン部94pの移動に伴って、高圧部94h内
の液体が押し出され、配管95を介して、副シリンダ9
3内に送り込まれ、ピストンロッド92が液体圧シリン
ダ側に押し出され、元の位置に戻る。その他の作用は、
図2に示したアクチュエータ2を用いた場合と同様であ
るので、説明は省略する。
【0055】以上に説明した本発明の弁駆動装置1は、
液体圧シリンダ21に液体圧を加えてバルブ4を開ける
ように構成すると、緊急遮断用となり、バルブ4を閉じ
るようにすると緊急開放用になる。また、上記のポンプ
には電動式の他、空気圧(4kgf/cm2)程度があれば、
いわゆるインテングファイア式(動力空気より高圧の液
圧を発生させるポンプ)を使用しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の弁駆動
装置は、ポンプによって高圧に昇圧した液圧を用い、極
めて簡単な回路を用いているので、配管や器具やアクチ
ュエータが小型であって安価なものであり、広い空間を
必要とせず、圧力空気が得られない場合でもポンプと開
閉弁の電磁弁を作動させるための電源さえ得られれば使
用することができ、パイプラインのガス圧を利用する駆
動装置のように使用場所を制限されず、パイプラインの
ガス圧を利用することができない場所にも好適であるな
ど優れた効果を発揮する。
【0057】さらに、従来のつる巻きバネを用いたもの
とは異なり、小形で軽量で安価であって、危険防止のた
めに特殊構造や特殊工具を必要とせず、また、つる巻き
バネのような変形する部分がなく折損のような故障が起
きない。また、ベローズのような高圧に耐えない部品を
用いていないので、副シリンダ及び増圧器が高圧に耐
え、コンパクト化することができる。更に、増圧器の低
圧部の気体の圧縮比を大きくすることができ、動き始め
に大きな力を必要とする弁のために動き始めの増圧器の
低圧部の圧力を低くして液体圧シリンダの出力の損失を
小さくすることができ、この低圧部の気体の圧縮比を適
宜に決めることによって最適でコンパクトな弁駆動装置
を作ることができ、緊急遮断用や緊急開放用に使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弁駆動装置の一実施形態を示す回路図
である。
【図2】図1に示す弁駆動装置に用いたアクチュエータ
の横断面図である。
【図3】本発明の弁駆動装置に用いるアクチュエータの
他の実施形態を示す部分横断面図である。
【図4】本発明の弁駆動装置に用いるアクチュエータの
その他の実施形態を示す部分横断面図である。
【図5】本発明の弁駆動装置に用いるアクチュエータの
その他の実施形態を示す部分横断面図である。
【図6】従来の弁駆動装置の例を示す回路図である。
【図7】従来の弁駆動装置の例を示す回路図である。
【図8】従来の弁駆動装置に用いるアクチュエータを示
す横断面図である。
【図9】従来の弁駆動装置に用いる他のアクチュエータ
を示す横断面図である。
【図10】従来の弁駆動装置に用いるその他のアクチュ
エータを示す横断面図である。
【符号の説明】
1 弁駆動装置 2,42,62,82 アクチュエータ 21 液体圧シリンダ 22,52,72,92 ピストンロッド 23,53,73,93 副シリンダ 24,54,74,94 増圧器 24h,54h,74h,94h 高圧部 24l,54l,74l,94l 低圧部 54p,74p,94p ピストン部 26 運動変換機構部 3b 戻り管 3c 枝管 4 バルブ 5 タンク 6 ポンプ 7 逆止弁 8 開閉弁 10 リリーフ弁 12 リミットスイッチ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体圧シリンダと副シリンダの内部の圧
    力差によってピストンロッドを往復運動させてバルブを
    開閉するアクチュエータを有する弁駆動装置であって、
    ポンプによって、所要の圧力に昇圧したタンクからの液
    体を、液体圧シリンダ内に送ることでピストンロッドを
    往運動させ、又液体圧シリンダとタンクとの間の戻り管
    に設けた開閉弁を開いて液体圧シリンダ内の液体を排出
    させる一方、ピストンロッドの往運動により圧縮された
    増圧器の低圧部内の流体の圧力によって、増圧器の高圧
    部内の流体を副シリンダ内に送ることでピストンロッド
    を復運動させるようにしたことを特徴とする弁駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 上記増圧器の高圧部と低圧部とを、異な
    る面積の圧力作用面を有するピストン部によって隔てた
    請求項1記載の弁駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記副シリンダ及び増圧器の高圧部内の
    流体を液体とし、上記増圧器の低圧部の流体を気体とし
    た請求項1又は2記載の弁駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記副シリンダと上記ピストン部とを一
    体に形成した請求項2又は3記載の弁駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記アクチュエータは、上記ピストンロ
    ッドの往復運動を回転運動に変換する運動変換機構部の
    一方に上記液体圧シリンダを、他方に上記副シリンダを
    設けた請求項1乃至4の何れか1項に記載の弁駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 上記アクチュエータは、上記ピストンロ
    ッドの往復運動を回転運動に変換する運動変換機構部の
    一方に上記液体圧シリンダを、他方に上記増圧器を設け
    た請求項1乃至4の何れか1項に記載の弁駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記ポンプの出口側に逆止弁を設け、こ
    の逆止弁と液体圧シリンダとの間の配管に枝管を設け、
    この枝管にリリーフ弁を接続した請求項1乃至6の何れ
    か1項に記載の弁駆動装置。
  8. 【請求項8】 上記ポンプの作動の停止を上記ピストン
    ロッドの往運動の終了位置用に設けたりミットスイッチ
    の働きによって行うようにした請求項1乃至7の何れか
    1項に記載の弁駆動装置。
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