JP3002671U - 手 袋 - Google Patents

手 袋

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JP3002671U
JP3002671U JP1994004332U JP433294U JP3002671U JP 3002671 U JP3002671 U JP 3002671U JP 1994004332 U JP1994004332 U JP 1994004332U JP 433294 U JP433294 U JP 433294U JP 3002671 U JP3002671 U JP 3002671U
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JP
Japan
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bag
knitted fabric
knitted
glove
knitting
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JP1994004332U
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English (en)
Inventor
清宣 中坪
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾性に優れ、装飾を施すのに編成以外の工
程を必要とせず、且つ、装飾により伸縮性が損なわれる
こともない手袋を提供する。 【構成】 編地平坦部に、指袋部とは別に編成した1又
はそれ以上の袋状突起部を設けた。上記袋状突起部を、
該袋状突起部と柄編地とにより表現される特定の形象の
突起部に模して配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として子供用の編手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、子供用の編手袋としては、趣きを添えるために手甲部に動物,植物ある いは人気のキャラクター等の柄を編み込んだ物があるが、平面的な柄編地による 表現には自ずと限界があった。そこで、手甲部に房やワッペン等の装飾を施した 物もあるが、この場合、それら装飾物を固定するために、編成以外の工程が必要 であるにも拘らず、上記装飾物は得てして脱落し易く、更には装飾物を設けたこ とにより、編手袋自体の伸縮性が損なわれる場合も有った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の手袋のこのような点を鑑みて、装飾性に優れ、装飾を施すの に編成以外の工程を必要とせず、且つ、装飾により伸縮性が損なわれることもな い手袋を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
編地平坦部に、指袋部とは別に編成した1又はそれ以上の袋状突起部を設けた 。上記袋状突起部を、該袋状突起部と柄編地とにより表現される特定の形象の突 起部に模して配置した。
【0005】
【作用】
袋状突起部は、親指袋部や他の指袋部と同様の編成方法で編立てる。上記袋状 突起部を柄編地等により表現される特定の形象の突起部、例えば、動物の耳,角 ,牙,尾等に模して配置することにより、立体的な装飾物が形成される。
【0006】
【実施例】 実施の一例について図面と共に説明する。
【0007】 図1及び図2に、本考案実施例の手袋1の一方(左側)を示す。 図において手袋1は、甲部2,掌部3よりなる筒状編地の基端を口ゴム部4と し、掌部3には親指袋部5を設けると共に、筒状編地の先端側には指袋部6を設 けてなるミトンであり、6aは指袋部6を掌部3に先かがりしたリンキング線で ある。
【0008】 また、甲部2から指袋部6ににかけては子犬の顔を図案化した色模様柄編地7 が編込まれ、該柄編地7の子犬の斑にあたる部分7aは図2に示す如く、掌部3 側まで達している。
【0009】 そして、上記甲部2の編地平坦部には、指袋部6とは別に2個の袋状突起部8 ,9を設けている。該袋状突起部8,9は、上記柄編地7の子犬の顔の両耳位置 に、該両耳を模して設けられ、手袋1を手に装着した際においては、人差し指と 小指の関節の外側に位置している。
【0010】 以下、袋状突起部8,9の編立てについて、該部の展開図である図3と共に説 明する。
【0011】 口ゴム部4より編出して途中親指袋部5を編立て、更に柄編地7を編込みなが らニードルラインがYに達すると、先ず、図3に示す一方の袋状突起部8のy1 〜y2間以外の針を針上げカム等により編成不可能な位置まで上げ、この後、キ ャリッジ(若しくはシリンダ)は、上記y1〜y2間の往復動を行い、1コース 毎に両側から1目ずつ針上げして順次目減らしをする。そして、所定の目数(図 3では目数5)を減らした後、これとは逆に、1コース毎に両側から1目ずつ針 下げして順次目増やしすると共に成形線gに沿って順次編目を結合することによ り、袋状突起部8を編立てる。
【0012】 上記一方の袋状突起部8の編立てが完了し針上げしたy1〜y2間の針を下ろ した後、他方の袋状突起部9を同様にして編立てた後に、正規のニードルライン に戻り、指袋部6まで編立てる。即ち、上記2個の袋状突起部8,9は、図示例 における親指袋部5や指袋部6、或いは靴下編成における踵袋等と同様に、横編 機や丸編機等により従来公知の編成方法で編立てることができ、装飾を施すのに 編立て以外の工程を必要としないので製造コストの面でも有利である。
【0013】 上述の如く構成された手袋1は、甲部2が編地7と2個の袋状突起部8,9と により子犬の顔が立体的に表現され、柄編地のみによる平面的な表現に比べて奇 抜で以外性のある装飾性に優れたものとなっている。
【0014】 また、袋状突起部8,9は手袋1の編地自体から編立てられているので、房や ワッペン等の装飾物の如く脱落することは有り得ず、且つ、装飾物により編地自 体の伸縮性が阻害されるということは無い。更に、上記実施例において、袋状突 起部8,9は手袋1を手に装着した際における人差し指及び小指のほぼ第二関節 の外側に位置しているので、物を把持する上で重要な上記両指の屈曲をむしろ容 易ならしめ、手袋1は使用の面においても優れたものとなっている。
【0015】 尚、上記実施例においては、2個の袋状突起部8,9を柄編地7により表現さ れる子犬の耳に模して編成し、配置した一例を示したが、本考案はこれに限定さ れず、他の動物の角,牙,尾等の突起部に模して適宜個所に編成することにより 、多種多様な形象の表現が可能であり、また、袋状突起部8,9をミトン以外の 手袋の任意の部分に設けても良いことは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
本考案の手袋は、上述の如く、編地平坦部に、指袋部とは別に編成した1又は それ以上の袋状突起部を設け、上記袋状突起部を、該袋状突起部と柄編地とによ り表現される特定の形象の突起部に模して配置したので、編地平坦部に上記形象 が立体的に表現され、奇抜で装飾性に優れているのみならず、装飾を施すのに編 立て以外の工程を必要とせず、製造コスト面でも有利であり、装飾物の脱落や装 飾物により編地の伸縮性が阻害されるといったことも無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の手袋を示す斜視図である。
【図2】本考案実施例の手袋を示す平面図である。
【図3】袋状突起部の展開図である。
【符号の説明】
1 手袋 2 甲部 3 掌部 4 口ゴム部 5 親指袋部 6 指袋部 7 柄編地 8,9 袋状突起部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編地平坦部に、指袋部とは別に編成した
    1又はそれ以上の袋状突起部を設けたことを特徴とする
    手袋。
  2. 【請求項2】 上記袋状突起部を、該袋状突起部と柄編
    地とにより表現される特定の形象の突起部に模して配置
    してなる請求項1記載の手袋。
JP1994004332U 1994-04-01 1994-04-01 手 袋 Expired - Lifetime JP3002671U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6260885B1 (ja) * 2017-05-17 2018-01-17 尚美 杉本 愛玩動物遊戯用保護手袋
KR20180000975U (ko) * 2016-09-30 2018-04-09 전철 쉽게 벗겨지지 않으면서 친근감을 갖는 유아용 손싸개

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4124748Y1 (ja) * 1964-01-27 1966-12-17

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