JP3002375U - Led面照光装置 - Google Patents

Led面照光装置

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知和 細井
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キムラ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指向性を有して強く発光するLEDを照光板
に接近させて斜めに取付けてLED面照光装置を薄形に
形成する。 【構成】 放物線状の曲面に形成した反射面部25を具
えた反射鏡23を箱体22の内部に収容し、該反射面部
内に指向性特性を有して強い光を発するLED19を複
数斜めに取付け、前記反射鏡の前方に位置させて前記L
EDに接近させて照光板を18を取付けることにより薄
形のLED面照光装置を形成する。 【効果】 LEDを直接照光しないように照光板に対し
て斜めに取付けたので、該LEDと照光板を接近して取
付けることにより薄形に形成しても均一な照光面を得る
ことができ、使用するLEDを少なくすることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、指向性を有して強く発光するLEDを複数斜めに取り付けることに より薄形に形成したLED面照光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のLED面照光装置1は、図21、22に示す如く照光板2の照光面積及 び必要とする一定の明るさを得るために、LED3を反射鏡4の内面に形成した 曲面状の反射面5に連続して設けた底面部6に、前記照光板2と直交するように 複数並べて取付けた箱体7の正面に拡散板材からなる照光板2を取付けて照光し ている。この場合、一個で必要な明るさが得られるよう強く発光するLED3a を、図23、24に示した底面部6aの中央に前記照光板2aに直交させて取付 けると、該LED3aから発した強い光は前方の照光板2aの中央部分に小円形 の明光部8が生じ、その周囲が薄暗くなって照光板2aの全体を均一に照光する ことができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、複数個のLED3を用いて均一で必要な明るさをした照光板 2を得るためには、指向性のやや弱い複数のLED3を底面部6に複数、例えば 4個或いはそれ以上取付けると、プリント基板が複雑になって取付作業を繰り返 し行わなければならないため手数を要して作業時間が長くかかった。その上、複 数のLED3を用いるので材料費や部品代が上昇してコストアップとなり、生産 性が悪いという欠点を有していた。 本考案は、従来のLED面照光装置と同じ明るさを得るのに、強い光を発して 指向性特性を有するLEDを少なく使用し、照光板に接近させて斜めに取付ける ことにより薄形に形成し、均一な照光面を得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、内面を放物線状の曲面に形成して反射面部を具えた反射鏡を箱体の 内部に収容し、該反射面部内に指向性特性を有して強い光を発するLEDを複数 斜めに取付け、前記反射鏡の前面に位置して光を拡散させる照光板を前記LED に接近させて取付け、LEDの光を反射面部で反射させて前記照光板を均一に照 光することを特徴とする。また、強い光を発するLEDが一定間隔ごとに直列方 向及び対向方向に斜めに取付け、さらに、該LEDの取付角度が照光板と平行な 反射鏡の底面から30度の範囲内であり、また、反射面部の表面が荒面に形成さ れて光が乱反射するようにし、さらに、LEDを斜めに取付ける反射鏡と箱体の 正面に取付ける照光板との間に、該反射面部で反射した光を拡散させる内部拡散 板を配したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
指向性特性を有して強い光を発するLEDを照光板に対して斜めに取付け、こ のLEDの数を従来に比べて少なくし、該LEDの周囲に配した放物線状の曲面 をした反射面部でLEDからの光を反射させてから正面に設けた照光板を照光す る。このLEDからの強い光は、該LEDの周囲に位置した反射面部で反射した あと照光板を照光し、また、該LEDの側面から発した弱い光の一部は直接照光 板を照光し、さらに、LEDの側面から発した弱い光の他部は該反射面部で反射 することにより前記LEDからの強い光と共に照光板を照光し、従来のLED面 照光装置に比べて使用するLEDの数を少なくすると共に、薄形にして均一な照 光面を得ることができる。
【0006】
【実施例】
本考案を実施例の図面に基づいて説明すると、図1〜3において、第1のLE D面照光装置11を形成するために、合成樹脂材や金属材等で細長く形成した第 1の箱体12の内部に、合成樹脂材やガラスで形成して内面を放物線状の曲面に 形成した第1の反射面部15を設けた第1の反射鏡13を取付ける。この場合、 第1のLED面照光装置11は左右方向に長く、1個のLEDを一端に設けるだ けでは明るさが不足するため、2個のLED19を第1の反射鏡13の両端に位 置して夫々中心に向けて照光板と平行な反射鏡の底面から30度、好ましくは5 〜15度の範囲に斜めに取付けてある。
【0007】 この第1の反射鏡13の内部には、正面に位置する照光板18に対して夫々内 面が放物線状の曲面に形成した第1の反射面部15を設け、該照光板18に対す る第1の底面部16は該反射面部15の一部をなすように連続して形成してある 。また、この底面部16の両端には、指向性特性を有して強い光を発する2個の LED19を夫々傾斜して取付け、該LED19の脚片20を第1の反射鏡13 に設けた取付孔14に挿通して外部に引き出して固定してある。この場合、内面 を放物線状の曲面に形成した反射面部15を有する反射鏡13の形状は、例えば 、丸形、三角形、方形、多角形、ひし形、その他の形状でもよく、特に形を限定 するものでないが、通常は、丸形や方形をしたものが多く用いられる。
【0008】 本実施例の作用について説明すると、LED19の先端から発した強い光は、 放物線状の曲面からなる第1の反射面部15で反射し、光の拡散機能を有する照 光板18を内側から照光する。また、このLED19の側面から発した弱い光の 一部は、反射面部15及び底面部16で反射してから前記照光板18を照光し、 さらに、弱い光の他の一部は直接照光板18を照光するもので、それらによって 該照光板の表面は一定の明るさで均一な照光面に形成することができる。この場 合、LEDの取付角度は、LED19の中心線の延長が直接照光板18に届かな いように斜めに取付けるため、照光板18をLED19に接近して取付けること ができる。そのためLED面照光装置を薄形に形成できる。
【0009】 このLEDを反射鏡に斜めに取付けたため照光板18と該LEDを接近させて も、該照光板に局部的に明るいスポットを形成するのを防止できる。この第1の 反射面部15は、LED19から直進した強い光が正面に位置した照光板18に 反射するように放物線状の曲面に形成してあり、この照光板18は半透明であっ て、合成樹脂材またはガラスなどで光を拡散するように形成してある。即ち、必 要に応じて各種の色に着色したり、厚みを変えたり、裏面に荒面を形成すること によって光の拡散度を調整することができる。
【0010】 図4、5、6において、第2実施例である第2のLED面照光装置について説 明すると、第1実施例より細長い第2のLED面照光装置21を形成するため、 合成樹脂材や金属材等で細長く形成した第2の箱体22の内部に、合成樹脂材や ガラス等で内面を放物線状の曲面に形成した第2の反射面部25を設けた第2の 反射鏡23を取付けてある。この第2のLED面照光装置21は左右方向に長く 、1又は2個のLEDでは明るさが不足するため、複数のLED19を第2の反 射面部25の底面に一定間隔毎に位置して夫々一定方向及び対向方向に斜めに取 付けてある。
【0011】 LED19の取付角度は、正面に位置した照光板28と平行な底面から30度 、好ましくは5〜15度の範囲内に取付けてあるが、照光板28が左右方向に長 いため一方のLED19から直進した強い光は、照光板28の手前部分を直接照 光することはないが、遠く離れた個所を直接照光することはある。しかし、その 場合、光は弱まると共に照光板28に斜めに照射するため、該照光板に局部的に 明るいスポットを形成することがなく、反射面部25からの反射光により照光板 28全体を照光して均一な照光面を得ることができる。第2の反射鏡23の内面 には、正面に位置した照光板28に対して放物線状の曲面に形成した第2の反射 面部25を設け、該照光板に対して位置する該反射面部25の一部をなす底面部 26を連続して形成してある。このLED19の脚片20を第2の反射鏡23に 設けた取付孔24に挿通して外部に引き出して取付けてある。
【0012】 反射面部25の表面は、LED19からの光を照光板28側に反射させるが、 この反射光をできるだけ乱反射させて照光面の均一化を図るため、シボ加工等に より荒面に形成してもよい。即ち、図8Aに示す如く放物線状の曲面をした反射 面部25の表面である平坦な曲面25aに球状凸部25bを形成したり、また、 図8Bに示す如く球状凸部25cを連続して形成したり、図8Cに示すように平 坦な曲面25aに角錐状凸部25dを一定間隔毎に形成したり、さらに、図8D に示すように角錐状凸部25eを連続して形成することにより乱反射の効果を一 段と高めることができる。また、他の手段で荒面に形成しても乱反射の効果を高 めることができ、このように、LED19と照光板28を一層近づけて、該照光 板を明るく照光すると共に均一の明るさにすることができる。
【0013】 本実施例の作用について説明すると、LED19の先端から発した強い光は、 まず第2の反射面部25で反射してから第2の照光板28を照光する。また、L ED19の側面の一部から発した弱い光の一部は、反射面部25及び底面部26 で反射し、さらに、弱い光の他の一部は直接照光板28を照光するため、それら により該照光板を内側から照光して一定の明るさで均一に照光することができる ものであり、さらに、反射面部を球状凸部や角錐状凸部などの荒面に形成するこ とにより乱反射の効果を一段と高めることができる。
【0014】 この照光板28は光を拡散させるものであるから、半透明で合成樹脂材やガラ ス等の拡散板材で形成してあり、該照光板は必要に応じて各種の色に着色したり 、厚みを変えたり、裏面を荒面を形成することにより光の拡散度を調整すること ができる。なお、図6においてLED19から発した強い光は、直接照光板28 を照光しないように斜めに取付けてあるが、直接照光した場合でも、LED19 から離れた個所を照光するため、光が弱まると共に斜めに照射するため局部的に 明るいスポットを形成することなく、必要な明るさで均一な照光面を得ることが できる。
【0015】 図9〜11は第3実施例を示したもので、図4〜6に示した第2のLED面照 光装置21に比べて、同じ数のLED19を用いて同じ長さの照光板をさらに明 るく照光した実施例について説明する。 第3のLED面照光装置31を形成するため、合成樹脂材や金属材などで細長 く形成した第3の箱体32の内部に、ガラスや合成樹脂材で内面を放物線状の曲 面に形成して第3の反射面部35を有した第3の反射鏡33を取付ける。この場 合、正面に位置した照光板38と平行な底面から30度、好ましくは5〜15度 の範囲内に複数のLED19を一定間隔毎に一定方向及び対向方向に斜めに取付 けてある。この場合、0〜30度の角度の範囲内において、全て同じ角度に取付 けてもよいし、少しづつ角度を違えて取付けても良く、該LED19からの発光 が直接照光板38を照光しないようにとりつけるものであり、また、直接照光板 を照光してもLEDの光が弱まる程離れた位置の照光板を照光し、且つ、斜めに 照射するため明るいスポットを形成することがなく均一に照光できる。
【0016】 第3の反射鏡33の内部には、正面に位置する照光板38に対して放物線状の 曲面に形成した第3の反射面部35を設け、該照光板に対して位置する該反射面 部35の一部をなす底部には、各LEDに夫々対応して波形の曲面状に形成した 小反射鏡部37を一体または別体に夫々形成してある。また、LED19の脚片 20を反射鏡33に設けた取付孔34から外部に引き出して取付けてある。
【0017】 本実施例の作用について説明すると、LED19の先端から発した強力な光は 、放物線状の曲面をした第3の反射面部35で反射してから照光板38を照光す る。また、LED19の側面から発した弱い光の一部は反射面部35や各小反射 鏡部37で夫々反射し、また、弱い光の他部は直接照光板38を照光するもので あり、前記強力な光と相まって該照光板を一定の明るさで均一な照光面を形成す ることができる。第3の反射面部35および小反射鏡部37は、該LED19か ら直進した強い光が正面に位置する照光板38に効率よく反射させるように夫々 放物線状の曲面に形成してあるが、前記した図8A、図8B、図8C、図8Dに 示す如く反射面部を荒面に形成して一層乱反射の効果を高めることができる。
【0018】 この反射面部35の底部に、各LED19に対して夫々小反射鏡部37を一体 または別体に順次形成してあるため、各LEDの先端から発した強い光は反射面 部19及び各小反射鏡部37で反射し、効果的に照光板38側に光を反射させる ことにより、該照光板を一層明るく照光するものである。このようにして、照光 板38を一層明るく照光することができ、該照光板38は光を拡散する機能を有 する拡散板材で形成し、必要に応じて各種の色に着色したり、厚みを変えたり、 裏面を荒面に形成することにより光の拡散度を調整することができる。
【0019】 図12〜15により、第4実施例の第4のLED面照光装置41について説明 すると、大きい面照光装置を形成するため、合成樹脂材や金属材等で大きく形成 した第4の箱体42の内部に、合成樹脂材やガラス等で内面を放物線状の曲面に 形成して第4の反射面部45を形成した第4の反射鏡43を取付けてある。この 場合、第4のLED面照光装置41は大きな第4の照光板48のため、複数のL ED19を第4の反射面部45の底面部46上に、一定間隔毎に直列に位置させ ると共に、直列に位置したLEDを夫々幅方向に互い違いに並列に配すると共に 、該LEDを斜めに取付けて正面に位置させた第4の照光板48と平行な底面か ら30度、好ましくは5〜15度の範囲内に各LED19を斜めに取付け、該L ED19の脚片20を第4の反射鏡43に設けた取付孔44に挿通して外部に引 き出して固定する。
【0020】 第4の反射鏡43の内部に、正面に位置した照光板48に対して放物線状に形 成した第4の反射面部45を設け、該反射面部45の一部をなす第4の底面部4 6は該反射面部45に連続して形成してある。さらに、照光板48の内側には該 照光板と平行に内部拡散板48aを取付け、両者の間に空気層48bからなる空 間を介在させてある。即ち、LED19からの強い光は第4の反射面部45で反 射し、該反射光は先ず内部拡散板48aを通過しながら1次的に拡散し、ついで 、図13に示すように空気層48bを通過する際に屈折してから照光板48で光 を拡散するため光を一層均一に照光することができる。この空気層48bと照光 板48と内部拡散板48aとは、夫々光の屈折率が相違するため拡散効果を一段 と高めることができる。この場合、内部拡散板48aに明るいスポット48cが 出来ても、正面側に照光板48が位置しているため、該照光板にスポットが生じ ることはないので何ら支障とはならないものである。
【0021】 本実施例の作用について説明すると、LED19の先端から直線状に発した強 い光は、放物線状の曲面をした第4の反射面部45で反射し、さらに内部拡散板 48aを通過してから空気層48cを通って照光板48を照光する。LED19 の側面から発した弱い光の一部は反射面部45で反射してから内部拡散板48a を通過し、また、弱い光の他の一部は直接内部拡散板48aを通過すると共に空 気層48bを通過して照光板48を照光することにより、一定の明るさで均一な 照光面を得ることができる。この第4の反射面部45の表面は、LED19から 発した強い光が、図8A、図8B、図8C、図8Dに示したような荒面に形成す れば乱反射の効果を一段と高めることができ、内部拡散板48a及び空気層48 bと相まって照光板48を一層均一に照光することができる。この照光板48は 、光を拡散させるため半透明で合成樹脂材からなり拡散機能を有している。また 、照光板48または内部拡散板48aは必要に応じて各種の色に着色したり、厚 みを変えたり、裏面を荒面に形成することにより光の拡散度を調整できる。
【0022】 図16〜18において、第5のLED面照光装置51について説明すると、一 つのLED19を使用した方形の第5のLED面照光装置51を形成するため、 合成樹脂材や金属材等で形成した第5の箱体52の内部に、合成樹脂材等で形成 して内面を放物線状の曲面に形成した第5の反射面部55を有する第5の反射鏡 53を取付ける。この場合、LED19を第5の反射面部55の一端に位置し、 且つ、該LEDの角度を照光板58と平行な反射鏡53の底面から30度以内、 好ましくは5〜15度の範囲に斜めに取付けてある。第5の反射鏡53の内部に は、正面に位置する照光板58に対して夫々内面が放物線状の曲面に形成した第 5の反射面部55を設け、該照光板58に対する第5の底面部56は該反射面部 の一部をなすように連続して形成してある。また、前記LED19の脚片20を 第5の反射鏡53に設けた取付孔54に挿通し外部に引き出して固定してある。
【0023】 本実施例の作用について説明すると、LED19の先端から発した強い光は、 放物線状の曲面からなる第5の反射面部55で反射してから光の拡散機能を有す る照光板58を照光する。また、LED19の側面から発した弱い光の一部は、 該反射面部55および底面部56で反射してから前記照光板58を照光し、さら に、弱い光の他の一部は直接照光板58を照光するもので、それらによって照光 板58を一定の明るさで均一に照光することができる。この場合、LEDの取付 角度は、原則としてLED19の中心線の延長が直接照光板58に届かないよう にしてあるので、該LEDからの直射光によって照光板58に局部的な明るいス ポットを形成するのを防止できる。この照光板58は光を拡散させるため半透明 であって、合成樹脂材またはガラスなどの拡散板材で形成してあり、必要に応じ て各種の色に着色したり、厚みを変えたり、裏面を荒面に形成して光の拡散度を 調整することができる。
【0024】 図19に示す如く、LED19を一定間隔に配置する場合、必ずしも直線的に 配するとは限らず、円形に配置させても良い。即ち、第6のLED面照光装置7 1を形成する場合、合成樹脂材や金属材等で外形を円形に形成した第6の箱体7 2の内部に、放物線状の曲面に形成した第6の反射面部75を設けて全体を略逆 円錐形に形成した反射鏡73を取付けてある。この反射鏡73の内部には複数の LED19を一定間隔ごとに斜めに取付けてある。この場合、発光する色の異な るLED19m、19nを夫々配し、該色の異なるLED19m、19nを交互 に照射して照光面の色を変えることができる。例えば、危険を表す赤色や安全を 表す緑色を交互に変化させることにより、本来有している照光板の機能の他に別 の機能をも合わせて表すことができる。さらに、図20に示す如くLED19a 、19bを高さを違え多段に取付け、一方の取付角度を変えることにより上下に 位置したLED19a、19bの照射範囲を略同一にして照光面78を明るく照 光させることができるもので、特に広い円形をした照光面を均一に照光させる場 合に効果的である。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、以下のような効果を有するものである。 LEDを斜めに取付けるため、該LEDを照光板に接近して取付けることがで き、必要な明るさを得るLED面照光装置の厚みを薄形に形成したためコンパク トで軽量にすることができて取り扱いが便利である。 従来のLED面照光装置に比べて、該LEDの使用数を少なくしたためプリン ト基板を単純化して簡単に形成することができ、製品の歩留りを向上させること がきる。 部品点数を削減したため部品数を少なくして軽量化を促進でき、その上、取付 作業や部品コストを軽減することができると共に、部品在庫を軽減することがで きて、製品のて生産能率を向上させることができる。 使用するLEDの数が少ないため発熱量を軽減し、さらに部品の耐久性を高め てLED面照光装置の信頼性を高めることができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線方向断面図である。
【図3】図1のB−B線方向断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す正面図である。
【図5】図4のC−C線方向断面図である。
【図6】図4のD−D線方向断面図である。
【図7】本考案に係る第2実施例の細長いLED面照光
装置を示した斜視図である。
【図8】反射面部を荒面に形成した表面部分の拡大状態
を示したもので、図8Aは球状凸部を一定間隔ごとに形
成し、図8Bは球状凸部を連続して形成し、図8Cは角
錐状凸部を一定間隔ごとに形成し、図8Dは角錐状凸部
を連続して形成した状態を夫々示した一部拡大断面図で
ある。
【図9】本考案の第3実施例を示す正面図である。
【図10】図9のE−E線方向断面図である。
【図11】図9のF−F線方向断面図である。
【図12】本考案の第4実施例を示す正面図である。
【図13】図12のG−G線方向断面図である。
【図14】内部拡散板に一次的に光を照光した状態の正
面図である。
【図15】照光板に2次的に光を照光した状態の正面図
である。
【図16】本考案の第5実施例を示す正面図である。
【図17】図16のH−H線方向断面図である。
【図18】図16のI−I線方向断面図である。
【図19】本考案の第6実施例を示す正面図である。
【図20】図19のL−L線断面図である。
【図21】従来のLED面照光装置の正面図である。
【図22】図21のJ−J線断面図である。
【図23】従来の面照光装置の他の例を示す正面図であ
る。
【図24】図23のK−K線断面図である。
【符号の説明】
11 第1のLED面照光装置 12 箱体 13 反射鏡 15 反射面部 16 底面部 18 照光板 19 LED 21 第2のLED面照光装置 22 箱体 23 反射鏡 25 反射面部 25a 平坦な曲面 25b 球状凸部 25c 球状凸部 25d 角錐状凸部 25e 角錐状凸部 26 底面部 28 照光板 31 第3のLED面照光装置 32 箱体 33 反射鏡 35 反射面部 37 小反射鏡部 38 照光板 41 第4のLED面照光装置 43 反射鏡 45 反射面部 48 照光板 48a 内部拡散板 48b 空気層 48c 明るいスポット 51 第5のLED面照光装置 53 反射鏡 55 反射面部 58 照光板 71 第6のLED面照光装置 73 反射鏡 75 反射面部 78 照光面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面を放物線状の曲面に形成して反射面
    部を具えた反射鏡を箱体の内部に収容し、該反射面部内
    に指向性特性を有して強い光を発するLEDを複数斜め
    に取付け、前記反射鏡の前面に位置して光を拡散させる
    照光板を前記LEDに接近させて取付け、LEDの光を
    反射面部で反射させて前記照光板を均一に照光すること
    を特徴とするLED面照光装置。
  2. 【請求項2】 強い光を発するLEDが、一定間隔ごと
    に直列方向及び対向方向に斜めに取付けた請求項1記載
    のLED面照光装置。
  3. 【請求項3】 LEDの取付角度が、照光板と平行な反
    射鏡の底面から30度の範囲内である請求項1または2
    記載のLED面照光装置。
  4. 【請求項4】 反射面部の表面が、荒面に形成されて光
    が乱反射するようにした請求項1、2、3いずれかに記
    載のLED面照光装置。
  5. 【請求項5】 LEDを斜めに取付ける反射鏡と、箱体
    の正面に取付ける照光板との間に、空気層を介して光を
    拡散させる内部拡散板を配した請求項1、2、3、4い
    ずれかに記載のLED面照光装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003264299A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Honda Motor Co Ltd 受光装置、発光装置及び光無線通信装置
WO2011033551A1 (ja) * 2009-09-15 2011-03-24 アリスト・エンジニアリング プライベート リミテッド 照明装置

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