JP3002032U - 椅子リフト装置 - Google Patents
椅子リフト装置Info
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- JP3002032U JP3002032U JP1994002131U JP213194U JP3002032U JP 3002032 U JP3002032 U JP 3002032U JP 1994002131 U JP1994002131 U JP 1994002131U JP 213194 U JP213194 U JP 213194U JP 3002032 U JP3002032 U JP 3002032U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で小型可能にし、製作が容易な椅
子リフト装置を提供することが目的である。 【構成】 上下端開口部に上,下キャップ を封着した筒
状シリンダの中空部上段内に、上,下固定栓を固定し、
該上,下固定栓 間に可圧縮媒体を収容した蓄圧空間を形
成すると共に、連通路をなす定チューブを取り付け、該
チューブ内に制御ロッドを移動可能に貫通させ、該制御
ロッドの下端に上記下固定栓の底面に形成した調節孔を
開閉するバルブを取り付け、かつ該シリンダ中空部下段
にピストンロッドに固定したピストンを摺動自在に挿入
させ、該ピストンにより作動油を充満した上,下油圧室
に仕切って、ピストンに上記上,下油圧室を連通する連
通孔を設け、さらに上記上固定栓の上端より突出した上
記制御ロッドの上端にばねにより常時上向きに押圧され
る制御ボタンを設けて構成している。
子リフト装置を提供することが目的である。 【構成】 上下端開口部に上,下キャップ を封着した筒
状シリンダの中空部上段内に、上,下固定栓を固定し、
該上,下固定栓 間に可圧縮媒体を収容した蓄圧空間を形
成すると共に、連通路をなす定チューブを取り付け、該
チューブ内に制御ロッドを移動可能に貫通させ、該制御
ロッドの下端に上記下固定栓の底面に形成した調節孔を
開閉するバルブを取り付け、かつ該シリンダ中空部下段
にピストンロッドに固定したピストンを摺動自在に挿入
させ、該ピストンにより作動油を充満した上,下油圧室
に仕切って、ピストンに上記上,下油圧室を連通する連
通孔を設け、さらに上記上固定栓の上端より突出した上
記制御ロッドの上端にばねにより常時上向きに押圧され
る制御ボタンを設けて構成している。
Description
【0001】
本考案は椅子リフト装置に関し、特に構造が簡単でコンパクトになり、より製 造・組立が容易な椅子リフト装置に関する。
【0002】
図6に示すのは、従来の椅子リフト装置の例として挙げた台湾新型専利第60 306号の側視断面図であり、この種の椅子リフト装置1は、主として、2重の 中空円筒状内,外シリンダ11,12の上,下端をそれぞれ上,下密封キャップ13 ,14で封着して構成され、そのうち、該内シリンダ11内部の圧力室111に 軸向きに滑動するピストン151を設け、該ピストン151に取り付けられたピ ストンロッド15を該内部圧力室111内の上記下密封キャップ14中央部より 貫通させて椅子の脚枠16上部に固定し、そして、該内,外シリンダ11,12間 に形成された外部圧力室121はコイルばね17を内装して、該コイルばね17 と上密封キャップ13との間に滑動座18を該コイルばね17に圧接した状態で 設けると共に、該滑動座18上方に蓄圧空間181を形成して、該蓄圧空間18 1と該内部圧力室111を上記上密封キャップ13内部に設けられた通路131 により連通させ、さらに該上密封キャップ13に該通路131をばね192で封 止するバルブ19を設けて、座席10を該上密封キャップ13上部に固定する一 方、該バルブ19の開き動作を制御するための制御ボタン191を該上密封キャ ップ13上方より突出させ、該制御ボタン191と連動する該バルブ19が該通 路131を封止するように該制御ボタン191を常時上方に押圧するばね192 を該制御ボタン191の下方に設ける。 (図6では簡単に表示してあるが、一般 には棒状部材等により、てこ式に制御ボタンを押圧できるように設置される)。
【0003】 上記のような従来の椅子リフト装置1で椅子座席10を低く調整したいときは 、該制御ボタン191を押すと、該通路131が開通し、この際に該座席10に 下向き荷重がかかると、該内部圧力室111内に留まっていた作動油が該通路1 31を経て蓄圧空間181に流入して滑動座18を介してコイルばね17を圧縮 し、互いに連動する該内、外シリンダ11,12を該ピストンロッド15に相対 して下向きに移動させることができる。そして、該制御ボタン191の押圧を除 くと、該内部圧力室111内の作動油の上向き押圧および該制御ボタン191下 方のばね192の突張り弾力により、該バルブ19が上向きに移動して該通路1 31を封止することになり、その結果、内部圧力室111と蓄圧空間181との 間の連通が遮断されて、これにより該ピストンロッド15と内,外シリンダ11, 12を一定の位置関係に保持することができる。同様な理屈から、椅子座席10 を高くしたいときは、座席10に荷重がかからない状態で、該制御ボタン191 を押すと、蓄圧空間181内にあった作動油が該コイルばね17の弾性押圧によ り該通路131を経て該内部圧力室111に流れ、該内,外シリンダ11,12が 該ピストンロッド15に相対して上昇移動することになり、さらに該制御ボタン 191の押圧を止めると該座席10の上昇が止まり、そのままの位置に保持する ことができる。
【0004】 このように、従来の椅子リフト装置1は無段 (Stepless)昇降の機能を備えて いるが、上記の例から分かるように、数多くの部材の中心を同一軸線上に配置し なければならない煩わしさがあって製作上容易ではない。即ち、図6に示すよう に、従来の椅子リフト装置1は、製作時に内,外シリンダ11,12の中心軸線を 一致させ、その上下端に取付ける上,下密封キャップ13,14も極めて正確に該 両シリンダ11,12に固定しなければならないうえに、該内シリンダ11内部 に設けられて相対昇降運動をするピストンロッド15の中心軸線も必ず対応一致 させなければ順調に昇降運動できないので、これら部材の中心軸線を全部対応一 致させる必要がある。このため、製作上、製品を設計通りにスムーズに作動させ るのが難しく、これが従来の椅子用リフト装置1の大きな問題点であった。
【0005】
そこで、本考案は上記従来の椅子リフト装置の問題点に鑑み、構造が簡単で小 型化を可能にし、製作が容易な椅子リフト装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案は、上下端開口を上,下キャップ 密封された 中空筒状シリンダ 内の上部と中間部に、上、下固定栓 を固定して、シリンダ 内の中空部を上下に仕切り、上記下キャップ を貫通してシリンダ 内の中空部に 突出したピストンロッド の上端に、シリンダ の内周面に摺接するピストン を 固定し、該ピストン により下キャップ と下固定栓 との間を、作動油を充満さ せた上,下油圧室 に仕切ると共に、ピストン に上,下油圧室 を連通する連通孔 を設ける一方、 上,下固定栓 の中心穴にチューブ の上下両端を固定して取り付け、該チュー ブ の外周面、シリンダ の内周面および上下固定栓 で囲まれた蓄圧空間 に可圧 縮媒体を封入し、かつ、上記チューブ の中空部を遊挿すると共に上下固定栓 の 中心穴を貫通する制御ロッド を設け、該制御ロッド の下端に下固定栓 の中心 穴に連通して形成した調節孔 を開閉するバルブ を取り付ける一方、該制御ロッ ド の上端に、上キャップ を貫通してシリンダ の上端より突出させた制御ボタ ン を、ばね で上方へ付勢して取り付け、該制御ボタン のばね に抗する押し下 げで上記調節孔 が開いて、蓄圧空間 と上油圧室 とをチューブ に形成した通孔 を介して連通する構成としている。
【0007】 なお、上記蓄圧空間内に可圧縮媒体として窒素ガスを充満させたり、または、 ばね手段を設けたり、或いは、上記固定チューブ周囲に上,下締め金により膨張 自在な嚢体を密封装着してもよい。
【0008】
上記のように構成される本考案は、制御ボタンを外力によって押し下げない限 り、制御ロッドは該制御ボタンがばねの弾力を受けていることから上向きに移動 定着し、その下端のバルブは該下固定栓の調節孔下方を封止して、該上,下油圧 室内のそれぞれ作動油は平衡状態を保って該リフト装置を一定の高さに保持する 。
【0009】 そして、椅子座席を低くしたいときは、該ばねの弾力を克服するよう該制御ボ タンを押して該制御ロッドを下向きに移動させ、該下固定栓底面の調節孔を開放 し、この状態で該椅子座席上面に荷重をかけると、該シリンダが該ピストンロッ ドに相対して下向き移動し、該上油圧室の内部容積がだんだんと縮小して内部の 作動油が該連通孔を経て下油圧室に流入する。しかし、該下油圧室内をピストン ロッドが貫通しており、作動油の入る部分の断面積が該上油圧室よりも小さいた めに、該上油圧室から流入する作動油を全部受け入れることができず、残り部分 の作動油が蓄圧空間内に流入して可圧縮媒体を圧縮することになる。そして、椅 子座席が適当な高さに来れば、該制御ボタンを押していた力を抜くと、該上油圧 室内の作動油の押圧および該ばねの弾力から該制御ロッドが上向きに移動定着し て、該バルブが該調節孔を封止し、該上,下油圧室内の作動油の流動が止まって 該椅子座席をそのままの高さに保持でき、椅子座席を低く調整する目的を達成す る。
【0010】 同様な理屈から、該椅子座席を高くしたいときは、座席に荷重がかからない状 態のもとで該制御ボタンを押し下げると、椅子座席を低くしたときに該蓄圧空間 内に流入した作動油により圧縮されていた可圧縮媒体の蓄積した圧力が解放され て該蓄圧空間内の作動油を上油圧室に押し返すことになり、該上油圧室内にだん だんと作動油が増加することによって、該シリンダーは該調節孔が封止されるま で、或いは上,下油圧室内の油圧が平衡状態になるまで上向き移動し、該椅子座 席が適当な高さになったときに制御ボタンを押していた力を抜くと、該椅子座席 を好みの高さに調整することができる。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図を参照して説明する。まず、図1に示すように、 本実施例は、中空状シリンダ2の上下端開口部を封止する上,下キャップ21,2 2を装着して内部に室を形成すると共に、該内部室上段に制御手段4となる領域 を形成するために該上キャップ21の下方に上固定栓41さらに該上固定栓41 の下方に適当な間隔をあけて下固定栓42を嵌め込む一方、該下キャップ22中 央部を貫通して該室内を軸方向に移動するピストンロッド3を挿入して、該ピス トンロッド3の該シリンダ2内に位置付けられる一端に該シリンダ2内周壁に外 周壁が滑り自在に接触するピストン31を取り付け、該ピストン31により該シ リンダ2内部の該下キャップ22と該下固定栓42の間に形成される室を上,下 油圧室23,24に仕切って、該上,下油圧室23,24内に油圧液として作動油 を格納させ、かつ該ピストン31に該上,下油圧室23,24へ連通する連通孔3 11を設ける。
【0012】 上記制御手段4は、該上,下固定栓41,42の間に連通路となる中空状の固定 チューブ43を取り付けると共に、該固定チューブ43外周面と該シリンダ2内 周壁との間に圧縮可能な窒素ガスを収容する蓄圧空間25を形成して、該固定チ ューブ43中空内部に上記連通路の内周壁に差し支えない制御ロッド44を挿入 し、さらに該下固定栓42の該制御ロッド44を挿入した適当な部位の内周壁に 間隙状の調節孔421を形成して、該制御ロッド44下端に該調節孔421を適 時に封止するバルブ441を取り付け、そして、該蓄圧空間25に調節機能を備 えさせるため、該固定チューブ43周壁であって該下固定栓42の上面位置近傍 に該蓄圧空間25と連通する通孔431を設けて、該制御ロッド44の該シリン ダ2上端より突出した先端部に押し下げ可能な制御ボタン45を取り付け、並び に該制御ボタン45と該上キャップ21との間に凹室211を形成して、該凹室 211内の該制御ロッド44の周囲に該制御ボタン45を常時上向きに押圧する ばね46を設ける。
【0013】 このように構成される本考案は、該制御ボタン45を押し下げない限り、該制 御ロッド44は該制御ボタン45がばね46の弾力を受けていることから上向き に移動定着して、その下端のバルブ441は該下固定栓42の調節孔421下方 を封止しており、この際、該上,下油圧室23,24内のそれぞれ作動油は一定の 平衡状態を保って該リフト装置を一定の高さに保持するのである。
【0014】 そして、椅子座席を低く調整したいときは、図2に示すように、該ばね46の 弾力を克服するよう該制御ボタン45を押して該制御ロッド44を下向きに移動 させ、かつ該下固定栓42底面の調節孔421を開放する。この際に、該椅子座 席上面に荷重がかかると、該シリンダー2が該ピストンロッド3に相対して下向 き移動し、この作動過程において、該上油圧室23の内部容積がだんだんと縮小 するので、その内部の作動油が該連通孔311を経て下油圧室24に流入する。 しかし、図2から分かるように、本考案における上,下油圧室23,24の内径 は等しく設けられているが、該下油圧室24内をピストンロッド3が貫通してい るため、該上,下油圧室23,24の長さが同じであっても内容積は等しくない。 例えば、該シリンダー2の内部断面積をA1とし、該ピストンロッド3の断面 積をA2として、該シリンダ2をある高さLだけ下向き移動させると、該上油圧 室23から流出した作動油の体積は、A1×Lであり、該下油圧室24の増加し た体積は (A1−A2)×Lである。即ち、この椅子座席が下向き移動した過程 で該上油圧室23から押し出された作動油の全部が該下油圧室24に流入するこ とはできず、該下油圧室24の収容できない作動油の量 (A2×L)は、必ず該 調節孔421、固定チューブ43と制御ロッド44によって形成される環状空間 部423および通孔431を経て蓄圧空間25内に流入し、これにより該蓄圧空 間25内に封入された窒素ガスが圧縮される。
【0015】 そして、該椅子座席を適当な高さに調整して、該制御ボタン45を押していた 力を抜くと、該上油圧室23内の作動油の押圧および該ばね46の弾力から該制 御ロッド44が上向きに移動定着して、該バルブ441が該調節孔421を封止 し、該バルブ441が封止した後の上,下油圧室23,24内の作動油は平衡を保 って該椅子座席をそのままの高さに保持することができ、該椅子座席を低くする 調整の目的を達成する。
【0016】 同様な理屈から、該椅子座席を高く調整したいときは、該椅子座席に荷重がか からない状態のもとで、該制御ボタン45を押し下げると、圧縮されていた窒素 ガスの蓄積した圧力が解放されて該蓄圧空間25内の作動油を上油圧室23に押 し返すことになり、該上油圧室23内にだんだんと作動油が増加することにより 、該シリンダ2は該調節孔421が封止されるまで、或いは上,下油圧室23,2 4内の油圧が平衡状態になるまで上向き移動するので、該椅子座席が適当な高さ になれば該制御ボタン45を押していた力を抜くと、該椅子座席を好みの高さに 調整することができる。
【0017】 上記実施例で開示された構造は、圧縮可能な窒素ガスを作動油の調整媒体にし ているが、本考案は上記と同様な目的を達成するため、図3に示すように、該上 ,下固定栓61,62の間に滑り座63を設けて、更に該滑り座63と上固定栓6 1との間にばね手段64を設けてもよい。上記実施例と同様の理屈から、椅子座 席を低くしたいときは、該上油圧室65内に収容された作動油を該調節孔621 より上方の蓄圧空間66内に流入させ、該ばね手段64を押圧して圧縮状態にし 、そして、椅子座席を高くしたいときは、椅子座席上面の荷重を除いて該調節孔 621を開けば、蓄圧空間66内に流入した作動油が該ばね手段64の弾性回復 により上油圧室65に押し返されて、平衡状態に保たせることができる。したが って、本考案はばね手段64を使って調整媒体にすることもできる。
【0018】 また、図4に示すように、該固定チューブ71外周囲に上,下両締め金72に より可撓性の膨張自在な嚢体73を密封装着して、該嚢体73を窒素ガスを収容 する該蓄圧空間74内に設け、該嚢体73内部空間と該固定チューブ71の通孔 711を連通させる。そして、該固定チューブ71内に設けられた制御ロッド7 5が圧力を受けて下向き移動し、かつ該シリンダ2上端が押圧を受けると、該シ リンダ2下方のピストンロッド3が該シリンダ2に相対して上昇移動することに なり、該上油圧室78内にある作動油が該下油圧室79に流入する他に該密封状 の嚢体73にも流入して、上記調整の目的を達成することができる。本実施例に おいて、該蓄圧空間74内にさらに作動油が流入する密封状嚢体73を設けたの は、該蓄圧空間74内の窒素ガスが調節作動の過程で該下油圧室79に流入する のを防止するためであり、これにより調整上の困難さを避けることができる。
【0019】 勿論、本考案の目的を達成するため、図5に示すように、調整用の圧縮可能な 窒素ガスを密封隔離された該嚢体73’内に封入するようにして、該嚢体73’ 周回りの蓄圧空間74’に作動油を流入させるようにしてもよいが、ただ本実施 例の嚢体73’は必ず該固定チューブ71’の通孔711’上方に緊着固定させ るべきであり、これにより上記同様に調整の目的を達成すると共に、窒素ガスが 該上油圧室78’に流入するのを防止することができる。
【0020】
以上の説明で明らかなように、本考案は、シリンダの中空内部下段にピストン を取り付けたピストンロッドを設け、該シリンダの中空内部上段に制御手段を設 けて、該シリンダの中空内部を蓄圧空間および上,下油圧室に仕切り、かつ該蓄 圧空間内に可圧縮窒素ガス又はばね手段などの媒体を配置して、該上,下油圧室 に不可圧縮の作動油を充満させ、そして、必要に応じて、該作動油を適宜に上, 下油圧室に流動させるだけでなく、該蓄圧空間にも部分流動させたり又は可圧縮 媒体によって逆流させたりすることができるので、椅子座席を好みの高さに容易 に調整することができ、かつこのような構造から、スムーズに機能させるために 必ず中心軸線を対応一致させなければならない部材が極めて少なくなり、したが って、構造が新規であるばかりでなく、製作上、組立てをかなり簡単,容易に行 うことができる。
【図1】 本考案における比較的好ましい実施例の組立
側視断面図である。
側視断面図である。
【図2】 該実施例の作動表示図である。
【図3】 本考案におけるもう一つの実施例の組立側視
断面図である。
断面図である。
【図4】 本考案における又もう一つの実施例の組立側
視断面図である。
視断面図である。
【図5】 本考案における更にもう一つの実施例の組立
側視断面図である。
側視断面図である。
【図6】 台湾新型専利第60309号の組立側視断面
図である。
図である。
2 シリンダ 21,22 上,下キャップ 23,24 上,下油圧室 25,66,74 蓄圧空間 3 ピストンロッド 31 ピストン 311 連通孔 4 制御手段 41,42 上,下固定栓 421 調節孔 43,71 固定チューブ 44 制御ロッド 441 バルブ 45 制御ボタン 46 ばね 64 ばね手段 72,76 上,下締め金 73 嚢体
Claims (5)
- 【請求項1】 上下端開口を上,下キャップ (21,2
2)で密封された中空筒状シリンダ (2)内の上部と中
間部に、上、下固定栓 (41,42)を固定して、シリ
ンダ (2)内の中空部を上下に仕切り、 上記下キャップ (22)を貫通してシリンダ (2)内の
中空部に突出したピストンロッド (3)の上端に、シリ
ンダ (2)の内周面に摺接するピストン (31)を固定
し、該ピストン (31)により下キャップ (22)と下
固定栓 (42)との間を、作動油を充満させた上,下油
圧室 (23,24)に仕切ると共に、ピストン (31)
に上,下油圧室 (23,24)を連通する連通孔 (31
1)を設ける一方、 上,下固定栓 (41,42)の中心穴にチューブ (43)
の上下両端を固定して取り付け、該チューブ (43)の
外周面、シリンダ (2)の内周面および上下固定栓 (4
1、42)で囲まれた蓄圧空間 (25)に可圧縮媒体を
封入し、かつ、上記チューブ (43)の中空部を遊挿す
ると共に上下固定栓 (41,42)の中心穴を貫通する
制御ロッド (44)を設け、該制御ロッド (44)の下
端に下固定栓 (42)の中心穴に連通して形成した調節
孔 (421)を開閉するバルブ (441)を取り付ける
一方、該制御ロッド (44)の上端に、上キャップ (2
1)を貫通してシリンダ (2)の上端より突出させた制
御ボタン (45)を、ばね(46)で上方へ付勢して取
り付け、該制御ボタン (45)のばね (46)に抗する
押し下げで上記調節孔 (421)が開いて、蓄圧空間
(25)と上油圧室 (23)とをチューブ (43)に形
成した通孔 (431)を介して連通する構成としている
椅子リフト装置。 - 【請求項2】 上記蓄圧空間 (25)の内部に封入する
可圧縮媒体として窒素ガスを用いている請求項1記載の
椅子リフト装置。 - 【請求項3】 上下端開口を上,下キャップ (21,2
2)で密封された中空筒状シリンダ (2)内の上部と中
間部に、上、下固定栓 (61、62)を固定して、シリ
ンダ (2)内の中空部を上下に仕切り、 上記下キャップ (22)を貫通してシリンダ (2)内の
中空部に突出したピストンロッド (3)の上端に、シリ
ンダ (2)の内周面に摺接するピストン (31)を固定
し、該ピストン (31)により下キャップ (22)と下
固定栓 (62)との間を、作動油を充満させた上,下油
圧室 (65,68)に仕切ると共に、ピストン (31)
に上,下油圧室 (65,68)を連通する連通孔 (31
1)を設ける一方、 上,下固定栓 (61,62)の間に滑り座 (63)をシリ
ンダ (2)の内周面に摺動自在に嵌合し、上記上下固定
栓 (61,62)および滑り座 (63)の中心穴にチュ
ーブ(43)を通し、該チューブ (43)の上下両端を
上下固定栓 (61,62)に固定し、該チューブ (4
3)の外周面、シリンダ (2)の内周面および滑り座
(63)と下固定栓 (62)で囲まれた蓄圧空間 (6
6)に作動油をを封入する一方、滑り座 (63)と上固
定栓 (61)の間にバネ (64)を縮装し、 かつ、上記チューブ (43)の中空部を遊挿すると共に
上下固定栓 (61,62)の中心穴を貫通する制御ロッ
ド (44)を設け、該制御ロッド (44)の下端に下固
定栓 (62)の中心穴に連通して形成した調節孔 (62
1)を開閉するバルブ (441)を取り付ける一方、該
制御ロッド (44)の上端に、上キャップ (21)を貫
通してシリンダ (2)の上端より突出させた制御ボタン
(45)を、ばね (46)で上方へ付勢して取り付け、
該制御ボタン (45)のばね (46)に抗する押し下げ
で上記調節孔 (621)が開いて、蓄圧空間 (66)と
上油圧室 (65)とをチューブ (43)に形成した通孔
(431)を介して連通する構成としている椅子リフト
装置。 - 【請求項4】 上下端開口を上,下キャップ (21,2
2)で密封された中空筒状シリンダ (2)内の上部と中
間部に、上、下固定栓 (41、42)を固定して、シリ
ンダ (2)内の中空部を上下に仕切り、 上記下キャップ (22)を貫通してシリンダ (2)内の
中空部に突出したピストンロッド (3)の上端に、シリ
ンダ (2)の内周面に摺接するピストン (31)を固定
し、該ピストン (31)により下キャップ (22)と下
固定栓 (42)との間を、作動油を充満させた上,下油
圧室 (78,79)に仕切ると共に、ピストン (31)
に上,下油圧室 (78,79)を連通する連通孔 (31
1)を設ける一方、 上,下固定栓 (41,42)の中心穴にチューブ (71)
の上下両端を固定して取り付け、該チューブ (71)の
周囲に上,下締め金(72,76)により膨張自在な嚢体
(73)を密封装着し、該チューブ(71)の外周面、該嚢
体(73)の外周面、シリンダ (2)の内周面および上下
固定栓 (41,42)で囲まれた蓄圧空間(74)に可圧
縮媒体を封入し、かつ、上記チューブ(71)の中空部を
遊挿すると共に上下固定栓 (41,42)の中心穴を貫
通する制御ロッド (75)を設け、該制御ロッド (7
5)の下端に下固定栓 (42)の中心穴に連通して形成
した調節孔 (421)を開閉するバルブ (441)を取
り付ける一方、該制御ロッド(44)の上端に、上キャ
ップ (21)を貫通してシリンダ (2)の上端より突出
させた制御ボタン (45)を、ばね (46)で上方へ付
勢して取り付け、該制御ボタン (45)のばね (46)
に抗する押し下げで上記調節孔 (421)が開いて、嚢
体(73)内部と上油圧室 (78)とをチューブ (71)
に形成した通孔(711)を介して連通する構成として
いる椅子リフト装置。 - 【請求項5】 上下端開口を上,下キャップ(21,22)
で密封された中空状シリンダ(2)内の上部と中間部に、
上,下固定栓(41,42)を固定して、シリンダ(2)内の
中空部を上下に仕切り、 上記下キャップ(22)を貫通してシリンダ(2)内の中空
部に突出したピストンロッド(3)の上端に、シリンダ
(2)の内周面に摺接するピストン(31)を固定し、該ピ
ストン(31)により下キャップ(22)と下固定栓(42)
との間を、作動油で充満させた上,下油圧室(78',7
9')に仕切ると共に、ピストン(31)に上,下油圧室(7
8',79')を連通する連通孔(311)を設ける一方、 上下固定栓(41,42)の中心穴にチューブ(71')の上
下両端を固定して取り付け、該チューブ(71')の周囲
に上,下締め金(72',76')により膨張自在な嚢体(7
3')を内部に可圧縮媒体を封入して密封装着し、かつ、
上記チューブ(71')の中空部を遊挿すると共に上下固
定栓(41,42)の中心穴を貫通する制御ロッド(75')
を設け、該制御ロッド(75')の下端に下固定栓(42)
の中止穴に連通して形成した調節孔(421)を開閉す
るバルブ(441)を取り付ける一方、該制御ロッド
(75’)の上端に、上キャップ(21)を貫通してシ
リンダ(2)の上端より突出させた制御ボタン(45)
をばね(46)で上方へ付勢して取り付け、制御ボタン
(45)のばね(46)に抗する押し上げで上記調節孔
(421)が開いて、上油圧室(78’)と上記チュー
ブ(71')の外周面、該嚢体(73')の外周面、シリンダ
(2)の内周面および上,下固定栓(41,42)で囲まれた
蓄圧空間(74')とをチューブ(71’)に形成した通
孔(711’)を介して連通する構成としている椅子リ
フト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002131U JP3002032U (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 椅子リフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002131U JP3002032U (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 椅子リフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002032U true JP3002032U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=43138002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994002131U Expired - Lifetime JP3002032U (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 椅子リフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002032U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004116779A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Suspa Compart Gmbh | 長さ調整可能な圧縮バネ |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP1994002131U patent/JP3002032U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004116779A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Suspa Compart Gmbh | 長さ調整可能な圧縮バネ |
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