JP3001767B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3001767B2
JP3001767B2 JP6067435A JP6743594A JP3001767B2 JP 3001767 B2 JP3001767 B2 JP 3001767B2 JP 6067435 A JP6067435 A JP 6067435A JP 6743594 A JP6743594 A JP 6743594A JP 3001767 B2 JP3001767 B2 JP 3001767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、STN(スーパーツイ
ステッドネマティック)型の液晶表示装置に関し、特に
位相差板を用いて色補償を行う液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】STN型液晶表示装置では、複屈折現象
に起因して表示(透過光)が着色する。この着色をなく
し、優れた白黒表示を得るためには、光学補償板が用い
られる。たとえば特開平5−289052には、光学補
償板として2枚の位相差板を用いた反射型液晶表示装置
の例が開示されている。該公報によれば、位相差板のリ
タデーション値が400nm〜470nmに選ばれ、ポ
リカーボネートから成る2枚の位相差板を用いた例が記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平5−2
89052に開示された従来の反射型液晶表示装置で
は、充分な色補償効果が得られず、白色表示が黄色味を
帯びて着色するという問題が生じる。白色表示の着色
は、たとえば背景色を白色とした場合に顕著であり、表
示品位の低下を招く。
【0004】本発明の目的は、着色がなく表示品位の優
れた液晶表示装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の偏光板
間にスーパーツイステッドネマティック型の液晶表示素
子が配置され、いずれか一方の偏光板と液晶表示素子と
の間に互いに異なる波長分散特性を有する2枚の位相差
板が配置され、前記液晶表示素子側の位相差板の遅相軸
と、位相差板が配置されていない側の配向膜に最近接す
る液晶分子の配向軸とのなす角βは40°〜60°の範
囲に選ばれ、各位相差板の遅相軸のなす角δは30°〜
50°の範囲に選ばれることを特徴とする液晶表示装置
である。
【0006】
【0007】また本発明は、屈折率異方性をΔnとし、
波長をλとしたときにΔn=A+B/λ2(A:定数)
で表される定数Bを波長分散としたとき、前記2枚の位
相差板のそれぞれの波長分散B1,B2は、B1>B2
であり、波長分散B2は、340≦B2≦800の範囲
に選ばれ、B1−B2=ΔBとしたときのΔBは、10
0≦ΔB≦400の範囲に選ばれることを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記角βが50°に選ば
れ、前記角δが45°に選ばれ、前記波長分散B1が6
60に選ばれ、前記波長分散B2が480に選ばれるこ
とを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記一対の偏光板のうちの
いずれか一方の偏光板の液晶表示素子とは反対側に反射
板が配置されることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に従えば、液晶表示装置は一対の偏光板
間にSTN型の液晶表示素子が配置され、いずれか一方
の偏光板と液晶表示素子との間に互いに異なる波長分散
特性を有する2枚の位相差板が配置されて構成される。
位相差板によってSTN型液晶表示素子の複屈折現象に
起因する表示(透過光)の着色が補償され、無彩色に近
い白色表示が得られる。また、液晶の波長分散と位相差
板の波長分散とを最適化することによって無彩色化を図
ることが可能であり、本発明では、2枚の位相差板は互
いに異なる波長分散特性を有するので、位相差板の波長
分散を広範囲で制御することが可能となって無彩色に近
い白色表示が得られる。また、角βおよび角δが最適な
範囲に選ばれる。このように2枚の位相差板を配置する
ことによって、前述したように液晶表示素子の複屈折現
象に起因する表示(透過光)の着色が補償される。位相
差板の位置関係が上述した関係を満たさない場合には、
色補償効果が得られず、表示(透過光)が着色する。
【0011】
【0012】また本発明に従えば、2枚の位相差板のそ
れぞれの波長分散B1,B2は、B1>B2であり、波
長分散B2は340≦B2≦800の範囲に選ばれ、B
1−B2=ΔBとしたときのΔBは100≦ΔB≦40
0の範囲に選ばれる。このような波長分散特性に選ばれ
る2枚の位相差板を前述したように配置することによっ
て、白色表示の無彩色化を図ることが可能となる。波長
分散とは、コーシーの式、すなわちΔn=A+B/λ2
で表されるBの値である。波長分散B2が前記関係を満
たさない場合には、明度が低下し、ΔBが前記関係を満
たさない場合には白さの度合いが低下することが確認さ
れた。この条件を満たす位相差板を用いることによっ
て、より無彩色で輝度の低下のない表示が得られる。
【0013】また本発明に従えば、前記角βが50°に
選ばれ、前記角δが45°に選ばれ、前記波長分散B1
が660に選ばれ、前記波長分散B2が480に選ばれ
る。波長分散B1が660の位相差板はたとえばポリス
ルホンから成る一軸延伸フィルムで実現され、波長分散
B2が480の位相差板はたとえばポリアリレートから
成る一軸延伸フィルムで実現される。このような液晶表
示装置では、従来と比較して無彩色に近い白色表示が得
られることが確認された。
【0014】また本発明に従えば、上述したようにして
構成される液晶表示装置が反射型とされる。反射型であ
っても、透過型と同様に無彩色に近い白色表示が得られ
る。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である液晶表示装
置1の構成を示す断面図である。液晶表示装置1は、偏
光板2、位相差板3、位相差板4、液晶表示素子5、偏
光板6および反射板7をこの順番に配置して構成され
る。偏光板2,6は、たとえば単体透過率が44.5
%、偏光度が99.5%のものが選ばれる。位相差板3
は、たとえばポリアリレート(PAR)から成る一軸延
伸フィルムで実現される。該位相差板3の波長分散B2
はおよそ480であり、リタデーション値は430nm
である。位相差板4は、たとえばポリスルホン(PS)
から成る一軸延伸フィルムで実現される。該位相差板4
の波長分散B1はおよそ660であり、リタデーション
値は440nmである。なお、波長分散とは、コーシー
の式、すなわちΔn=A+B/λ2(Δn:屈折率異方
性、λ:波長、A:定数)で表されるBの値である。こ
の式は、A.L.Cauchyが光の弾性波動説に基づ
いて導き出した光の分散式である。
【0016】液晶表示素子5は、ガラスあるいはプラス
チックなどから成る一対の透光性基板8,9の対向する
表面に、それぞれITO(インジウム錫酸化物)などか
ら成る透明電極10,11およびポリイミドなどから成
る配向膜12,13をそれぞれこの順に積層して形成
し、配向膜12,13が対向するようにして基板8,9
を接着剤15で貼合せ、透光性基板8,9の間に左旋性
カイラル物質を添加した液晶材料を封入して液晶層14
を形成して構成される。液晶分子14aの基板8,9間
での捩れ角φは、240°とされ、d・Δn(d:液晶
層14の厚さ、Δn:封入した液晶材料の屈折率異方
性)は、0.84μmに選ばれる。なお、d=6μmに
設定され、Δn=0.140に選ばれる。透明電極1
0,11の形成パターンは、セグメント型、単純マトリ
クス型、アクティブマトリクス型のいずれであってもよ
い。図1には、互いに平行な複数の透明電極10と、該
透明電極10に直交する方向に設けられた複数の透明電
極11とを示しており、これは前記単純マトリクス型で
ある。
【0017】反射板7は、たとえばポリエステルから成
る光沢のないフィルム表面にアルミニウムを蒸着した無
指向性の反射板で実現される。なお反射板7としては半
透過型の反射板を用いることも可能である。
【0018】なお、本実施例では位相差板3の波長分散
をB2(=480)とし、位相差板4の波長分散をB1
(=660)としたけれども、位相差板3が波長分散B
1を有し、位相差板4が波長分散B2を有する例も本発
明の範囲に属するものであり、同様の効果が得られる。
また、反射板7を用いない透過型の液晶表示装置とする
ことも本発明の範囲に属するものである。
【0019】図2は、前記液晶表示装置1の各構成部材
の配置条件を示す図である。図2において、矢符P1は
液晶表示素子5を構成する透光性基板8に設けられた配
向膜12に最近接する液晶分子14aの配向軸を示し、
矢符P2は液晶表示素子5を構成する透光性基板9に設
けられた配向膜13に最近接する液晶分子14aの配向
軸を示し、矢符P3は偏光板2の吸収軸を示し、矢符P
4は偏光板6の吸収軸を示し、矢符P5は位相差板3の
遅相軸を示し、矢符P6は位相差板4の遅相軸を示す。
【0020】また、角αは液晶分子14aの配向軸P1
と偏光板2の吸収軸P3とのなす角を示し、角βは液晶
分子14aの配向軸P2と偏光板6の吸収軸P4とのな
す角を示し、角γは液晶分子14aの配向軸P1と位相
差板3の遅相軸P5とのなす角を示し、角δは位相差板
3の遅相軸P5と位相差板4の遅相軸P6とのなす角を
示し、角θは液晶分子14aの配向軸P1と位相差板4
の遅相軸P6とのなす角を示し、角φは液晶分子14a
の捩れ角を示す。
【0021】本実施例では、角α=45°、角β=50
°、角γ=115°、角δ=45°、角θ=70°、角
φ=240°に設定している。なお、角αは35°〜5
5°の範囲に選ばれ、角βは40°〜60°の範囲に選
ばれ、角γは105°〜125°の範囲に選ばれ、角δ
は40°〜60°の範囲に選ばれ、角θは60°〜80
°の範囲に選ばれる。この設定範囲を満たさない場合
は、良好な表示品位が得られない。特に、角βと角δと
の関係を満たさない場合、位相差板3,4による色補償
効果が得られず、液晶表示素子5の複屈折現象に起因す
る着色が生じる。
【0022】以上のようにして構成される液晶表示装置
1の表示特性を評価した結果について説明する。表示特
性としては、L*,a*,b*,W*を評価した。L
*,a*,b*は、CIE1976L*,a*,b*表
色系(JIS Z8729−(1980))において、
次の式(1),(2)および(3)で定義される均等知
覚色空間である。
【0023】 L*=116(Y/Y01/3−16 …(1) a*=500〔(X/X01/3−(Y/Y01/3〕 …(2) b*=200〔(Y/Y01/3−(Z/Z01/3〕 …(3) ここでX0,Y0,Z0は、照明に用いた標準の光の三刺
激値であり、X,Y,Zは対象としている物体の三刺激
値である。L*は明度を表し、a*,b*は彩度を表
す。また、W*は白さを表すものであり、W*=100
で無彩色な白となる。W*は、次の式(4)で定義され
る。
【0024】 W*=100−〔(100−L*)2+a*2+b*21/2 …(4) 以下の表1には、前記L*,a*,b*,W*を実施例
1として示している。なお、表1には後述のシミュレー
ションによって求めた結果を実施例2,3として示して
おり、また比較例として位相差板3,4をともにポリカ
ーボネート(PC)から成る一軸延伸フィルムで実現し
た例を示している。ポリカーボネートの波長分散はおよ
そ340である。
【0025】
【表1】
【0026】表1より、本実施例では比較例と比べてa
*,b*がともに小さくなっており、またW*が大きく
なっていることが判る。このことから液晶表示装置1
は、より無彩色に近い白色表示が得られることが判る。
なお、W*は1しか増加していないけれども、目視にお
いて充分な差を有した白色表示が得られたことを確認し
ている。このように波長分散が互いに異なる位相差板
(B1>B2)を用いることによって、無彩色化を図る
ことが可能であることが確認された。なお、W*は10
0が最大値であるけれども、液晶表示装置では偏光板を
用いることからW*は最も大きくても60程度である。
【0027】図3は、後述するシミュレーションによっ
て求めた位相差板2の波長分散B2と明度L*との関係
を示すグラフである。波長分散B2の増加に伴って、明
度L*が低下する傾向を有していることが判る。従来よ
り、明度L*の実用可能な範囲は、L*≧49とされて
おり、L*≧49を満たす波長分散B2の範囲は、34
0≦B2≦800とすることができる。
【0028】なお、波長分散B2の下限を340として
いるのは、現在実用可能な位相差板材料の中で最も小さ
い波長分散の値が340であるためである。この材料
は、前述したポリカーボネートである。本実施例の液晶
表示装置1の位相差板2の波長分散B2は、480であ
り、前記条件を満たすものである。
【0029】図4は、後述するシミュレーションによっ
て求めたΔBと白さW*との関係を表すグラフである。
ΔBは、ΔB=B1−B2で定義される。前述した比較
例(ΔB=0)の白さW*は49である。さらに向上し
た白さW*を得るためには、ΔBを100≦ΔB≦40
0の範囲に選べばよいことが判る。なお、図4から最適
値はΔB=200であることが判る。
【0030】上述した図3および図4に表される関係
は、「ベルマン 4×4マトリクス」の原理に基づいて
作成されたautronic社製のGmbH液晶ディス
プレイモデリングシステムというソフトウエアを用いて
求めたものである。
【0031】現在位相差板として用いられている材料と
しては、前述したポリカーボネート、ポリアリレートお
よびポリスルホンなどがある。波長分散は、これらの材
料に固有の値であり、現時点では波長分散を連続的に変
化させることはできない。そのため、本実施例では前記
ソフトウエアを用いてシミュレーションを行い、良好な
表示品位が得られる波長分散特性の範囲を限定した。
【0032】前記表1には、実施例2および実施例3と
して前記したシミュレーションによって求めた表示特性
を示している。実施例2として波長分散B1=540,
B2=340とした場合、すなわちΔB=200とし、
B2を下限値とした場合の結果を示している。実施例3
としては波長分散B1=1000,B2=800とした
場合、すなわちΔB=200とし、B2を上限値とした
場合の結果を示している。実施例2,3はともに比較例
と比べてa*,b*がともに小さくなっており、またW
*が大きくなっている。これは、実施例1と同様であ
り、このような特性の位相差板を用いても無彩色に近い
白色表示が得られると考えられる。なお、実施例3で
は、W*が2だけ増加し、L*が2だけ低下しているけ
れども、実施例1の結果からL*の低下による影響より
もW*の増加による影響の方が目視における無彩色化の
効果は大きいものと考えられる。
【0033】本実施例では、位相差板3,4がそれぞれ
ポリアリレートおよびポリスルホンから成る例について
説明したけれども、たとえばポリカーボネートおよびポ
リアリレートから成る例、あるいはポリカーボネートお
よびポリスルホンから成る例も本発明の範囲に属するも
のであり、前述したシミュレーション結果から判るよう
に、本実施例と同様の効果が得られるものと考えられ
る。
【0034】なお、特開平3−13916、特開平3−
13917には、2枚の高分子延伸フィルムから成る位
相差板と該位相差板を用いた液晶表示装置の例が開示さ
れている。前者の位相差板は、2枚の高分子フィルムの
延伸方向を互いに直交するようにして積層したものであ
り、後者の位相差板は光学的に正の一軸性を有するフィ
ルムと光学的に負の一軸性を有するフィルムとを互いの
延伸方向が平行となるようにして積層したものである。
両方の公報に記載されている液晶表示装置は、このよう
にして構成される位相差板を1枚だけ配置したものであ
り、本件の液晶表示とは構成が異なったものである。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、互いに異
なる波長分散特性を有する2枚の位相差板がいずれか一
方の偏光板と液晶表示素子との間に配置され、角βおよ
び角δが最適な範囲に選ばれる。したがって、液晶表示
素子の複屈折現象に起因する表示(透過光)の着色が確
実に補償され、無彩色に近い白色表示が得られる。
【0036】
【0037】また本発明によれば、前記2枚の位相差板
の波長分散B1,B2の関係が最適な範囲に選ばれる。
したがって、色補償効果が確実に得られ、無彩色に近
く、かつ輝度の低下のない白色表示に近い得られる。
【0038】また本発明によれば、前記角βが50°
に、角δが45°に、波長分散B1が660に、波長分
散B2が480にそれぞれ選ばれる。このような液晶表
示装置では、従来例と比較してより無彩色に近い白色表
示が得られ、また輝度の低下のない表示が得られた。
【0039】また本発明によれば、反射型の液晶表示装
置においても、無彩色に近い白色表示が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液晶表示装置1の構成
を示す断面図である。
【図2】前記液晶表示装置1の各構成部材の配置条件を
示す図である。
【図3】波長分散B2と明度L*との関係を示すグラフ
である。
【図4】ΔBと白さW*との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2,6 偏光板 3,4 位相差板 5 液晶表示素子 7 反射板 8,9 透光性基板 10,11 透明電極 12,13 配向膜 14 液晶層 14a 液晶分子 15 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−53105(JP,A) 特開 平2−285304(JP,A) 特開 平2−120804(JP,A) 特開 平5−196818(JP,A) 特開 平5−196817(JP,A) 特開 平4−343303(JP,A) 特開 平3−263013(JP,A) 特開 平5−45520(JP,A) 特開 平3−13916(JP,A) 特開 平3−13917(JP,A) 特開 平4−131824(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1335 610

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の偏光板間にスーパーツイステッド
    ネマティック型の液晶表示素子が配置され、いずれか一
    方の偏光板と液晶表示素子との間に互いに異なる波長分
    散特性を有する2枚の位相差板が配置され、 前記液晶表示素子側の位相差板の遅相軸と、位相差板が
    配置されていない側の配向膜に最近接する液晶分子の配
    向軸とのなす角βは40°〜60°の範囲に選ばれ、 各位相差板の遅相軸のなす角δは30°〜50°の範囲
    に選ばれることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 屈折率異方性をΔnとし、波長をλとし
    たときにΔn=A+B/λ2(A:定数)で表される定
    数Bを波長分散としたとき、前記2枚の位相差板のそれ
    ぞれの波長分散B1,B2は、B1>B2であり、 波長分散B2は、340≦B2≦800の範囲に選ば
    れ、 B1−B2=ΔBとしたときのΔBは、100≦ΔB≦
    400の範囲に選ばれることを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記角βが50°に選ばれ、前記角δが
    45°に選ばれ、前記波長分散B1が660に選ばれ、
    前記波長分散B2が480に選ばれることを特徴とする
    請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の偏光板のうちのいずれか一方
    の偏光板の液晶表示素子とは反対側に反射板が配置され
    ることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれかに記
    載の液晶表示装置。
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