JP3001690U - ビデオコントローラ - Google Patents

ビデオコントローラ

Info

Publication number
JP3001690U
JP3001690U JP1994000515U JP51594U JP3001690U JP 3001690 U JP3001690 U JP 3001690U JP 1994000515 U JP1994000515 U JP 1994000515U JP 51594 U JP51594 U JP 51594U JP 3001690 U JP3001690 U JP 3001690U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
stop
video
control terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994000515U
Other languages
English (en)
Inventor
克 五郎川
Original Assignee
有限会社横浜ポラリス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社横浜ポラリス filed Critical 有限会社横浜ポラリス
Priority to JP1994000515U priority Critical patent/JP3001690U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001690U publication Critical patent/JP3001690U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオテープレコーダの操作に要する手間を
軽減可能なビデオコントローラを提供する。 【構成】 内部にスイッチが設けられたマット5を跳び
箱等の前方に置く。跳び箱運動を終えた生徒がマット5
を踏むと、ビデオコントローラ3はビデオテープレコー
ダの録画を停止させる。同時に、ビデオコントローラ3
はビデオテープレコーダにおけるテープ巻き戻しおよび
再生を行う。これにより、生徒が跳び箱運動をする様子
を自動的にディスプレイ4上に再生することができ、ビ
デオテープレコーダの操作に伴う手間を軽減することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、画像記録システム、詳しくは体育教育等の実技指導に使用される画 像記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、体育の授業等においては、ビデオカメラおよびビデオテープレコー ダ等の画像記録システムを用いた実技指導が行われるようになってきた。例えば 、生徒が跳び箱運動をする様子をビデオカメラで撮影し、ビデオテープレコーダ に記録する。そして、生徒の実技が終了すると、生徒もしくは先生がビデオテー プレコーダを停止し、さらに巻き戻し、再生等の一連の操作を行う。この結果、 ディスプレイ上に実技の様子が再生され、先生は生徒の実技の指導を行うことが できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像記録システムにあっては、生徒が大勢いるような場 合にはそれぞれの生徒の動作に合わせてビデオテープレコーダの記録、停止、再 生等の一連の操作を繰り返し行わなければならないため、操作に要する手間は膨 大なものとなっていた。また、生徒自身が、ビデオテープレコーダを操作しよう としても、多機能化された近年のビデオテープレコーダを操作することは極めて 困難である。
【0004】 本考案の第1の目的は、ビデオテープレコーダの操作に要する手間を軽減する ことの可能なビデオコントローラを提供することにある。また、本考案の第2の 目的は、ビデオテープレコーダの操作を容易ならしめるビデオコントローラを提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、テープ走行 制御用の信号を入力可能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビ デオコントローラにおいて、人物が所定位置を通過したことを検出して検出信号 を出力する検出手段と、検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し 信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、録画停止信号、巻き戻し信号、 再生信号を順に上記制御端子に送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とす るビデオコントローラである。
【0006】 請求項2記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、上記検出手 段は、スイッチが踏まれたことを検出して、検出信号を出力することを特徴とし た請求項1記載のビデオコントローラである。
【0007】 請求項3記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、上記検出手 段は、光束が遮断されたことを検出して、検出信号を出力する請求項1記載のビ デオコントローラである。
【0008】 請求項4記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、テープ走行 制御用の信号を入力可能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビ デオコントローラにおいて、録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、停止 信号を生成する停止操作手段と、人物が所定位置を通過したことを検出して検出 信号を出力する検出手段と、検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き 戻し信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、録画開始信号および停止信 号を上記制御端子に送信するとともに、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号 を順に上記制御端子に送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とするビデオ コントローラである。
【0009】 請求項5記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、請求項4記 載の検出手段は、スイッチが踏まれたことを検出して、検出信号を出力すること を特徴としたビデオコントローラである。
【0010】 請求項6記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、テープ走行 制御用の信号を入力可能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビ デオコントローラにおいて、録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、停止 信号を生成する停止操作手段と、テープ再生速度の調整を行う再生速度調整信号 を生成可能な再生速度調整手段と、人物が所定位置を通過したことを検出して検 出信号を出力する検出手段と、検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻 き戻し信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、録画開始信号および停止 信号を上記制御端子に送信するとともに、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信 号を順に上記制御端子に送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とするビデ オコントローラである。
【0011】 請求項7記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、テープ走行 制御用の制御信号を入力可能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御す るビデオコントローラにおいて、スイッチが踏まれたことを検出してオンまたは オフの状態が反転する録画停止用トランジスタと、録画停止用トランジスタによ り駆動され、録画停止信号を発生させる録画停止用スイッチと、録画停止用トラ ンジスタにより充電される第1のコンデンサと第1のコンデンサにより充電され る第2のコンデンサと、第2のコンデンサに接続され、オンまたはオフの状態が 反転する巻き戻し用トランジスタと、巻き戻し用トランジスタにより駆動され、 巻き戻し信号を発生させる巻き戻し用スイッチと、録画停止信号、巻き戻し信号 を上記制御端子に送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とするビデオコン トローラである。
【0012】 請求項8記載の考案は、上記第1の目的を達成するためのもので、テープ走行 制御用の制御信号を入力可能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御す るビデオコントローラにおいて、スイッチが踏まれたことを検出してオンまたは オフの状態が反転する録画停止用トランジスタと、録画停止用トランジスタによ り駆動され、録画停止信号を発生させる録画停止用スイッチと、録画停止用トラ ンジスタにより充電される第1のコンデンサと、第1のコンデンサにより充電さ れる第2のコンデンサと、第2のコンデンサに接続され、オンまたはオフの状態 が反転する巻き戻し用トランジスタと、巻き戻し用トランジスタにより駆動され 、巻き戻し信号を発生させる巻き戻し用スイッチと、第1のコンデンサにより充 電される第3のコンデンサと、第3のコンデンサに接続され、オンまたはオフの 状態が反転する巻き戻し表示用トランジスタと、巻き戻し表示用トランジスタに より駆動される発光ダイオードと、録画停止信号、巻き戻し信号を上記制御端子 に送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とするビデオコントローラである 。
【0013】 請求項9記載の考案は、上記第2の目的を達成するためのもので、テープ走行 制御用の制御信号を入力可能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御す るビデオコントローラにおいて、録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、 停止信号を生成する停止操作手段と、スイッチが踏まれたことを検出して、検出 信号を出力する検出手段と、検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き 戻し信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、録画停止信号、巻き戻し信 号、再生信号を順に上記制御端子に送信する信号送信手段と、操作パネルとを備 え、録画開始操作手段および停止操作手段は、操作パネル上に隣接して設けられ ていることを特徴とするビデオコントローラである。
【0014】 請求項10記載の考案は、テープ走行制御用の制御信号を入力可能な制御端子 を備えたビデオテープレコーダを制御するビデオコントローラにおいて、録画開 始信号を生成する録画開始操作手段と、停止信号を生成する停止操作手段と、ス イッチが踏まれたことを検出して、検出信号を出力する検出手段と、検出信号を 入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順に生成する信号 生成手段と、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順に上記制御端子に送信 する信号送信手段と、操作パネルとを備え、録画開始操作手段および停止操作手 段は、操作パネル上に隣接して設けられているとともに、互いに異なる色彩を有 することを特徴とするビデオコントローラである。
【0015】
【作用】
請求項1記載の考案において、例えば生徒が跳び箱運動をする様子をビデオテ ープレコーダに録画する。そして、跳び箱運動を終えた生徒が跳び箱から離れ、 所定位置を通過したとする。検出手段は、生徒がこの位置を通過したことを検出 して検出信号を出力する。この検出信号を入力した信号生成手段は、録画停止信 号、巻き戻し信号、再生信号を順に生成する。信号送信手段は、生成された録画 停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順にビデオテープレコーダの制御端子に送 信する。ビデオテープレコーダは、これらの信号に従い録画を停止した後、自動 的に録画開始位置までテープを巻き戻し、そして再生を開始する。したがって、 本考案によれば、実技をする者の動作に合わせて自動的にビデオテープレコーダ における録画停止、巻き戻し、再生等を行うことができるため、操作する手間を 軽減することが可能となる。
【0016】 請求項2記載の考案において、上記検出手段は、スイッチが踏まれたことを検 出し、検出信号を出力する。これにより、実技を終えた生徒等を確実に検出する ことができる。したがって、上述した請求項1記載の考案と同様に、本考案によ ればビデオテープレコーダの操作に要する手間を軽減することができる。
【0017】 請求項3記載の考案において、検出手段は、光束が遮断されたことを検出して 、検出信号を出力する。例えば、発光ダイオードからの光束が遮断されたことを フォトセンサにより検出する。これにより、実技を終えた生徒を確実によりとら えることができる。
【0018】 請求項4記載の考案において、録画開始操作手段を操作することにより、ビデ オテープレコーダの録画を開始する。これにより、生徒が跳び箱運動等の実技を 行っている様子を録画することができる。実技を終えた生徒が跳び箱から離れ、 所定位置を通過したとする。検出手段は、生徒がこの位置を通過したことを検出 して検出信号を出力する。この検出信号を入力した信号生成手段は、録画停止信 号、巻き戻し信号、再生信号を順に生成する。そして、信号送信手段は、録画停 止信号、巻き戻し信号、再生信号を順にビデオテープレコーダの制御端子に送信 する。これらの信号に従いビデオテープレコーダは録画を停止した後、自動的に 録画開始位置までテープを巻き戻し、再生を開始する。したがって、ビデオテー プレコーダを自動的に制御することができるためビデオテープレコーダを手動で 操作する手間を軽減することが可能となる。また、本考案にあっては、停止操作 手段を備えているため、テープ走行を手動で停止することが可能である。
【0019】 請求項5記載の考案において、録画開始操作手段を操作することにより、ビデ オテープレコーダの録画を開始する。これにより、生徒が跳び箱運動等の実技を 行っている様子を録画することができる。実技を終えた生徒が跳び箱から離れる 際にスイッチを踏み込むと、検出手段から検出信号が出力されるこの検出信号を 入力した信号生成手段は、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順に生成す る。そして、信号送信手段は、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順にビ デオテープレコーダの制御端子に送信する。これらの信号に従いビデオテープレ コーダは録画を停止した後、自動的に録画開始位置までテープを巻き戻し、再生 を開始する。したがって、ビデオテープレコーダを自動的に制御することができ 、ビデオテープレコーダを手動で操作する手間を軽減することが可能となる。ま た、本考案にあっては、停止操作手段を備えているため、テープ走行を手動で停 止することが可能である。
【0020】 請求項6記載の考案において、録画開始操作手段を操作することにより、ビデ オテープレコーダの録画を開始する。これにより、生徒が跳び箱運動等の実技を 行っている様子を録画することができる。実技を終えた生徒が跳び箱から離れ、 所定位置を通過したとする。検出手段は、生徒がこの位置を通過したことを検出 して検出信号を出力する。この検出信号を入力した信号生成手段は、録画停止信 号、巻き戻し信号、再生信号を順に生成する。そして、信号送信手段は、録画停 止信号、巻き戻し信号、再生信号を順にビデオテープレコーダの制御端子に送信 する。これらの信号に従いビデオテープレコーダは録画を停止した後、自動的に 録画開始位置までテープを巻き戻し、再生を開始する。したがって、ビデオテー プレコーダを手動で操作する手間を軽減することが可能となる。また、本考案に あっては、停止操作手段を備えているため、テープ走行を手動で停止することが 可能である。さらに、再生速度調査手段により、テープ再生速度の調整を行うこ ともできる。
【0021】 請求項7記載の考案にあっては、録画停止用トランジスタは、スイッチが踏ま れたことを検出し、オンまたはオフの状態が反転する。同時に、録画停止用トラ ンジスタにより駆動される録画停止用スイッチは録画停止信号を発生させる。ビ デオテープレコーダは録画停止用信号を受信し、録画を停止させる。また、録画 開始用トランジスタにより充電されていた第1のコンデンサは、さらに第2のコ ンデンサを充電する。第2のコンデンサが充電されるに従い、第2のコンデンサ の電位が上昇する。この結果、第2のコンデンサに接続された巻き戻し用トラン ジスタの状態が反転し、巻き戻し用スイッチから巻き戻し信号が発せられる。さ らに所定時間が経過すると、第1のコンデンサが放電し、第2のコンデンサの電 位が下降する。これにより、巻き戻し用トランジスタは反転し、巻き戻し信号も また反転する。すなわち、本考案によれば、録画停止後、一定時間巻き戻しを自 動的の行うことができる。したがって、ビデオテープレコーダを自動的に制御す ることができ、ビデオテープレコーダの操作の手間を軽減することが可能となる 。
【0022】 請求項8記載の考案は、請求項7記載の考案に加えてさらに、第1のコンデン サにより充電される第3のコンデンサが設けられている。巻き戻し表示用トラン ジスタは、第3のコンデンサの電位の変化によって、オンまたはオフを繰り返す 。これにより、発光ダイオードが点灯し、テープが巻き戻し中であることを知ら せることができる。
【0023】 請求項9記載の考案にあっては 録画開始操作手段および停止操作手段は、操 作パネル上に隣接して設けられている。このため、録画開始および停止の操作を 容易に行うことができる。
【0024】 請求項10記載の考案にあっては、録画開始操作手段および停止操作手段は、 操作パネル上に隣接して設けられているとともに、互いに異なる色彩を有してい る。これにより、録画開始および停止の操作を誤ることなく容易に行うことが可 能となる。
【0025】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0026】 図1は、本実施例に係るビデオコントローラを使用した画像記録システムの外 観図である。また、図2は本画像記録システムを跳び箱の実技指導に適用して示 した図である。ビデオカメラ1は生徒の実技を撮影するためのものである。この ビデオカメラ1は、受光用のCCD、映像信号の増幅および処理を行うプロセス 回路、水平同期信号および垂直同期信号を発生させる同期回路、RGB信号の平 衡変調を行うエンコーダ回路等を備えている。ビデオカメラ1から出力された映 像信号は、RGB信号に同期信号が付加された、いわゆるコンポジット(複合) 信号である。この映像信号は、ビデオテープレコーダ2の背面に設けられたビデ オ入力端子に入力されている。
【0027】 ビデオテープレコーダ2は映像の記録再生を行うものであって、ビデオテープ を走行させる走行機構、映像信号の低域色変換等の処理を行う記録再生回路等を 備えている。また、ビデオテープレコーダ2の背面には、上述したビデオ入力端 子の他に音声信号を入力する音声入力端子、再生された映像信号を出力するビデ オ出力端子、制御信号を入力する制御端子が設けられている。さらに、ビデオテ ープレコーダ2の前面にはジョグシャトル等の操作スイッチが配設されている。 制御信号は、後述するようにテープの巻き戻し、再生、停止等の指示を表す信号 である。
【0028】 ディスプレイ4はビデオテープレコーダ2のビデオ出力端子に接続され、再生 された映像信号およびビデオカメラ1のモニタ映像を表示可能である。このディ スプレイ4は、コンポジット映像信号をデコードするデコーダ回路、偏向信号を 発生する偏向回路等を備えている。
【0029】 なお、ビデオカメラ1、ビデオテープレコーダ2、ディスプレイ4は、上述し た条件を満たす限り市販のものを使用することが可能である。
【0030】 ビデオコントローラ3はビデオテープレコーダ2の制御を行うものである。す なわち、ビデオコントローラ3を操作することにより、ビデオテープレコーダ2 における録画、再生、停止、巻き戻し等のテープ走行を制御することができる。 ビデオコントローラ3から出力された制御信号は、ビデオテープレコーダ2の制 御端子に入力されている。また、ビデオコントローラ3の背面にはスイッチ端子 が設けられ、このスイッチ端子にはマット5が接続されている。
【0031】 マット5の内部にはスイッチが設けれている。図2に示すように、跳び箱運動 を終えた生徒がマット5を踏むことにより内部のスイッチがオンまたはオフし、 ビデオテープレコーダ2におけるテープ走行の制御を行うことが可能となるもの である。
【0032】 次に、図3を参照しながらビデオコントローラ3の操作パネルを説明する。ス タートボタン301は録画開始用のものである。このスタートボタン301を押 すことにより、ビデオテープレコーダ2における録画が開始する。ストップボタ ン302はテープ停止用のものである。スタートボタン301、ストップボタン 302は他のボタンに比べて使用頻度が高いことから、これらのボタン301、 302は他のボタンに比べて大きく構成されている。このため、年少者等であっ てもスタートボタン301、ストップボタン302を容易に操作することができ る。また、スタートボタン301は赤色に着色され、ストップボタン302は白 色に着色されているため、操作ミスを防止することが可能である。
【0033】 ジョグダイヤル303はテープ再生スピードを調整するためのものであり、ジ ョグダイヤル303の回転角に応じて再生スピードを自由に調整することができ る。また、ジョグダイヤル303の回転方向により、テープを正逆両方向に走行 させることも可能である。一時停止ボタン304を押すと録画再生が一時停止し 、さらにもう一度押すと一時停止が解除される。ストップボタン305はテープ 停止用のものである。
【0034】 切り換えスイッチ306は、ストップボタン302またはマット5のいずれに よりテープ停止の操作を行うかを切り換えるためのスイッチである。切り換えス イッチ306をマニュアル側に設定した場合にはストップボタン302によりテ ープを停止可能となり、オート側に設定した場合にはマット5によりテープを停 止可能となる。したがって、ストップボタン302を押さなくとも切り換えスイ ッチ306をオート側に設定することにより、生徒等がマット5を踏むのを検出 してテープを停止することができる。電源投入表示307は電源が投入されてい ることを表示する発光ダイオードであり、巻き戻し表示308はテープが巻き戻 しされていることを表示する発光ダイオードである。カウンタリセットボタン3 09はビデオテープレコーダ2のカウンタをクリアするためのボタンである。
【0035】 図4は、本実施例に係るビデオコントローラの回路図である。リモートCPU 310は、スイッチ301、302等からの信号を入力する入力インタフェース 、入力された信号をエンコードするエンコーダ、エンコードされたパラレルデー タをシリアルデータに変換するシフトレジスタ、シリアルデータを出力する出力 インタフェース等を備えている。リモートCPU310から出力されたシリアル データは、図示されていないドライバを介して発光ダイオードD7に印加されて いる。発光ダイオードD7から発せられた光パルスは光ファイバ320を介して ビデオテープレコーダ2の制御端子(開口部)に入力される。これにより、ビデ オテープレコーダ2におけるテープ走行を制御することが可能となる。
【0036】 切り換えスイッチ306は、ストップボタン302またはセンサ入力端子31 1のいずれかを選択的にトランジスタTr1に接続するものである。同図はスト ップボタン302が選択された状態を表している。この状態でストップボタン3 02を押圧すると、ダイオードD1および抵抗R1を介してトランジスタTr1 のベースにハイレベルの信号が印加され、トランジスタTr1がオン状態となる 。これによりリレーRL1が作動し、スイッチSW1、SW2が切り変わる。ス イッチSW1はリモートCPU310のストップ信号入力端子に接続されており 、リモートCPU310はテープを停止させる制御信号を発光ダイオードD7を 介してビデオテープレコーダ2に与える。この結果、ビデオテープレコーダにお いてテープが停止する。
【0037】 一方、スイッチSW2において、コンデンサC3は電源VccからダイオードD 2、D3に切り換えられる。コンデンサC3は電源Vccに接続されていたため、 その端子はハイレベルの状態となっている。このため、ダイオードD2、D3に はハイレベルの信号が印加される。ところが、ダイオードD2、D3には比較的 に大容量のコンデンサC1、C2が接続されているため、所定の時間遅れを伴っ てトランジスタTr2、Tr3のベース電圧が上昇する。ベース電圧が約0.7 Vにまで上昇するとトランジスタTr2、Tr3がオン状態となる。これにより 、リレーRL2およびスイッチSW3が切り換わり、テープがスタート位置まで 巻き戻される。また、発光ダイオードD6が発光し、巻き戻し状態であることを 操作者に知らせる。
【0038】 さらに時間が経過すると、コンデンサC3に蓄えられていた電荷が放出され、 トランジスタTr2、Tr3のベース電圧は下降する。ベース電圧が約0.7V 以下になると、トランジスタTr2、Tr3はオフ状態となる。この結果、ビデ オテープレコーダ2におけるテープ走行が巻き戻しから再生へと切り換わる。同 時に、発光ダイオードD6は消灯する。すなわち、本実施例によれば、テープを 停止させると、自動的に一定時間テープの巻き戻しを行ったのちに再生を開始す ることができる。なお、テープの巻き戻し時間は、コンデンサC1、C2、C3 および抵抗R2、R4の値により、適宜変更可能である。なお、本実施例におい ては、コンデンサC1、C2、C3の容量はそれぞれ100μF、200μF、 1000μFに設定されている。
【0039】 以上のように構成されたビデオコントローラの作用を説明する。先ず、ビデオ コントローラ3のスタートボタン301を操作し、ビデオテープレコーダ2の録 画を開始させる。これにより、ビデオカメラ1により撮影された映像がビデオテ ープレコーダ2に録画される。例えば、図2において、跳び箱の順番待ちの生徒 がスタート位置Aに来た後、跳び箱に向かって走り始めたとする。この生徒が跳 び箱を跳ぶ様子は、ビデオカメラ1によって撮影される。なお、ビデオカメラ1 の撮影領域Bを跳び箱周辺に合わせておくことが好ましい。跳び箱を跳び終えた 生徒はマット5上を通り過ぎる際にマット5を踏むと、マット5内に設けられた スイッチが作動し、ビデオコントローラ3にマット5が踏まれたことを表す信号 が与えられる。ビデオコントローラ3は一定時間テープを巻き戻す旨の制御信号 をビデオテープレコーダ2に送出する。テープがスタート位置まで巻き戻される と、ビデオコントローラ3からビデオテープレコーダ2にテープ再生を表す制御 信号を送出する。
【0040】 この結果、生徒が跳び箱を跳ぶ様子が自動的にディスプレイ3に表示される。 テープの再生スピードは、ビデオコントローラ3のジョグダイヤル303を操作 することにより自由に変更可能である。また、一時停止ボタン304を押圧する ことにより任意の場面でテープを一時停止することもできる。このようにして再 生された映像を見ながら体育の実技指導を効率的に行うことが可能となる。
【0041】 本考案は、上述した実施例に限定されることなく実施可能である。例えば、マ ット5の代わりに、フォトセンサを用いてもよく、また静電センサ等を用いても よい。
【0042】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によれば、生徒等が実技を終えたことを自動的に検 出して録画を停止し、巻き戻しおよび再生を自動的に行うビデオコントローラを 提供することにより、ビデオテープレコーダの操作に要する手間を軽減すること が可能となる。また、ストップボタン、スタートボタン等をビデオコントローラ の操作パネル上に操作しやすい様に配置することにより、ビデオテープレコーダ を容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るビデオコントローラの
外観図。
【図2】本考案の一実施例に係るビデオコントローラの
適用例を表す図。
【図3】本考案の一実施例に係るビデオコントローラの
パネルを示す図。
【図4】本考案の一実施例に係るビデオコントローラの
回路図。
【符号の説明】
2・・・ ビデオテープレコーダ 3・・・ ビデオコントローラ 301・・・ スタートボタン(録画開始操作手段) 302・・・ ストップボタン(停止操作手段) 303・・・ ジョグダイヤル(再生速度調整手段) Tr1・・・ トランジスタ(録画停止用トランジスタ) Tr2・・・ トランジスタ(巻き戻し用トランジスタ) Tr3・・・ トランジスタ(巻き戻し表示用トランジス
タ) SW1・・・ スイッチ(録画停止用スイッチ) SW3・・・ スイッチ(巻き戻し用スイッチ) C1・・・ コンデンサ(第2のコンデンサ) C2・・・ コンデンサ(第1のコンデンサ) C3・・・ コンデンサ(第3のコンデンサ) D6・・・ 発光ダイオード

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ走行制御用の信号を入力可能な制
    御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビデオ
    コントローラにおいて、 人物が所定位置を通過したことを検出して検出信号を出
    力する検出手段と、 検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し
    信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、 録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順に上記制御
    端子に送信する信号送信手段とを備えたことを特徴とす
    るビデオコントローラ。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、スイッチが踏まれたこ
    とを検出して、検出信号を出力することを特徴とする請
    求項1記載のビデオコントローラ。
  3. 【請求項3】 上記検出手段は、光束が遮断されたこと
    を検出して、検出信号を出力することを特徴とする請求
    項1記載のビデオコントローラ。
  4. 【請求項4】 テープ走行制御用の信号を入力可能な制
    御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビデオ
    コントローラにおいて、 録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、 停止信号を生成する停止操作手段と、 人物が所定位置を通過したことを検出して検出信号を出
    力する検出手段と、 検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し
    信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、 録画開始信号および停止信号を上記制御端子に送信する
    とともに、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順
    に上記制御端子に送信する信号送信手段とを備えたこと
    を特徴とするビデオコントローラ。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、スイッチが踏まれたこ
    とを検出して、検出信号を出力することを特徴とする請
    求項4記載のビデオコントローラ。
  6. 【請求項6】 テープ走行制御用の信号を入力可能な制
    御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビデオ
    コントローラにおいて、 録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、 停止信号を生成する停止操作手段と、 テープ再生速度の調整を行う再生速度調整信号を生成可
    能な再生速度調整手段と、 人物が所定位置を通過したことを検出して検出信号を出
    力する検出手段と、 検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し
    信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、 録画開始信号および停止信号を上記制御端子に送信する
    とともに、録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順
    に上記制御端子に送信する信号送信手段とを備えたこと
    を特徴とするビデオコントローラ。
  7. 【請求項7】 テープ走行制御用の制御信号を入力可能
    な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビ
    デオコントローラにおいて、 スイッチが踏まれたことを検出してオンまたはオフの状
    態が反転する録画停止用トランジスタと、 録画停止用トランジスタにより駆動され、録画停止信号
    を発生させる録画停止用スイッチと、 録画停止用トランジスタにより充電される第1のコンデ
    ンサと第1のコンデンサにより充電される第2のコンデ
    ンサと、 第2のコンデンサに接続され、オンまたはオフの状態が
    反転する巻き戻し用トランジスタと、 巻き戻し用トランジスタにより駆動され、巻き戻し信号
    を発生させる巻き戻し用スイッチと、 録画停止信号、巻き戻し信号を上記制御端子に送信する
    信号送信手段とを備えたことを特徴とするビデオコント
    ローラ。
  8. 【請求項8】 テープ走行制御用の制御信号を入力可能
    な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビ
    デオコントローラにおいて、 スイッチが踏まれたことを検出してオンまたはオフの状
    態が反転する録画停止用トランジスタと、 録画停止用トランジスタにより駆動され、録画停止信号
    を発生させる録画停止用スイッチと、 録画停止用トランジスタにより充電される第1のコンデ
    ンサと第1のコンデンサにより充電される第2のコンデ
    ンサと、 第2のコンデンサに接続され、オンまたはオフの状態が
    反転する巻き戻し用トランジスタと、 巻き戻し用トランジスタにより駆動され、巻き戻し信号
    を発生させる巻き戻し用スイッチと、 第1のコンデンサにより充電される第3のコンデンサ
    と、 第3のコンデンサに接続され、オンまたはオフの状態が
    反転する巻き戻し表示用トランジスタと、 巻き戻し表示用トランジスタにより駆動される発光ダイ
    オードと、 録画停止信号、巻き戻し信号を上記制御端子に送信する
    信号送信手段とを備えたことを特徴とするビデオコント
    ローラ。
  9. 【請求項9】 テープ走行制御用の制御信号を入力可能
    な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御するビ
    デオコントローラにおいて、 録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、 停止信号を生成する停止操作手段と、 スイッチが踏まれたことを検出して、検出信号を出力す
    る検出手段と、 検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し
    信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、 録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順に上記制御
    端子に送信する信号送信手段と、 操作パネルとを備え、 録画開始操作手段および停止操作手段は、操作パネル上
    に隣接して設けられていることを特徴とするビデオコン
    トローラ。
  10. 【請求項10】 テープ走行制御用の制御信号を入力可
    能な制御端子を備えたビデオテープレコーダを制御する
    ビデオコントローラにおいて、 録画開始信号を生成する録画開始操作手段と、 停止信号を生成する停止操作手段と、 スイッチが踏まれたことを検出して、検出信号を出力す
    る検出手段と、 検出信号を入力した場合には、録画停止信号、巻き戻し
    信号、再生信号を順に生成する信号生成手段と、 録画停止信号、巻き戻し信号、再生信号を順に上記制御
    端子に送信する信号送信手段と、 操作パネルとを備え、 録画開始操作手段および停止操作手段は、操作パネル上
    に隣接して設けられているとともに、互いに異なる色彩
    を有することを特徴とするビデオコントローラ。
JP1994000515U 1994-02-09 1994-02-09 ビデオコントローラ Expired - Lifetime JP3001690U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994000515U JP3001690U (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ビデオコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994000515U JP3001690U (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ビデオコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3001690U true JP3001690U (ja) 1994-09-06

Family

ID=43137666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994000515U Expired - Lifetime JP3001690U (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ビデオコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001690U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3225356B2 (ja) スチルビデオカメラ
US4943867A (en) Electronic still camera
JPH03117083A (ja) ビデオシステム
CA1257386A (en) Method of and system for controlling video tape recorder with computer
KR920004564B1 (ko) 원 키(one key)리모콘의 다기능 수행방법
JP3001690U (ja) ビデオコントローラ
US3706844A (en) Film format and stop circuit for an electronic video recording player
JP3529018B2 (ja) 画面インタフェース型制御装置
GB2251716A (en) Controlling the recording operation of a camorder
JPH0248647A (ja) ビデオカメラ
JP4168307B2 (ja) 情報再生装置および画像表示制御方法、並びに記録媒体
JP2774158B2 (ja) Vtrシステムの画面アンコール方法
US4999719A (en) Magnetic recorder-reproducer including a one-frame-taking control sequence
JPS6240778B2 (ja)
JP4046814B2 (ja) 画像編集システム
JPH0713329Y2 (ja) 電子スチルカメラ
JPS6316041Y2 (ja)
KR100194492B1 (ko) 캠코더의 라이트스위치에 의한 자동녹화시스템
JPS6360680A (ja) スチルビデオレコ−ダ
JPS6360595B2 (ja)
JPH02189779A (ja) 磁気記録再生装置
JPS6362483A (ja) 電子スチルカメラ
JPH0479054A (ja) 反復再生機能付ビデオテープレコーダ
JPH04224776A (ja) トレーニング装置
JPS5943578Y2 (ja) 教材作成装置