JP3001459U - 樹幹施薬固形棒状処理具 - Google Patents
樹幹施薬固形棒状処理具Info
- Publication number
- JP3001459U JP3001459U JP1994003231U JP323194U JP3001459U JP 3001459 U JP3001459 U JP 3001459U JP 1994003231 U JP1994003231 U JP 1994003231U JP 323194 U JP323194 U JP 323194U JP 3001459 U JP3001459 U JP 3001459U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trunk
- tree
- drug
- cartridge
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】農林業の分野で緑化樹木の生育促進及び樹勢回
復または病害虫の防除には、カートリッジ付カプセルの
樹幹埋込方式と注入器による樹幹注入方式がとられてい
るが、(1)プラステック製カートリッジが樹幹内に埋
込まれることに対する使用者の違和感また抵抗があり、
普及上重大な障害、(2)注入器の場合、容器の回収及
び安全管理面、(3)処理から注入完了まで長時間必
要、(4)樹幹注入中の管理等の問題があり、本発明に
よりそれらの問題点を改良しようとするものである。 【構成】本発明は樹幹にあけた穴に固形棒状に加工した
薬剤と結合した頭部キャップを押込みながら挿入し、薬
剤が樹液により徐々に樹体内に溶出し、樹木の生育促進
及び樹勢回復または殺虫、殺菌の効果を発揮することか
実証されており、(a)プラステック製カートリッジの
樹幹内埋込みに対する違和感、抵抗の解消、(b)容器
の回収不要及び管理も安全で便利、(c)処理時間の短
縮、(d)薬剤投与も確実等の改良点がある。
復または病害虫の防除には、カートリッジ付カプセルの
樹幹埋込方式と注入器による樹幹注入方式がとられてい
るが、(1)プラステック製カートリッジが樹幹内に埋
込まれることに対する使用者の違和感また抵抗があり、
普及上重大な障害、(2)注入器の場合、容器の回収及
び安全管理面、(3)処理から注入完了まで長時間必
要、(4)樹幹注入中の管理等の問題があり、本発明に
よりそれらの問題点を改良しようとするものである。 【構成】本発明は樹幹にあけた穴に固形棒状に加工した
薬剤と結合した頭部キャップを押込みながら挿入し、薬
剤が樹液により徐々に樹体内に溶出し、樹木の生育促進
及び樹勢回復または殺虫、殺菌の効果を発揮することか
実証されており、(a)プラステック製カートリッジの
樹幹内埋込みに対する違和感、抵抗の解消、(b)容器
の回収不要及び管理も安全で便利、(c)処理時間の短
縮、(d)薬剤投与も確実等の改良点がある。
Description
【0001】 [産業上の利用分野] 農林業の緑化樹木の生育促進及び樹勢回復または病害虫防除
【0002】 [従来の技術] 現在樹木の生育促進及び樹勢回復または病害虫の防除には樹幹内に埋込 むプラスティック製カートリッジの薬剤入りカプセルと樹幹部に穴をあ け樹幹に押し込む薬液の入った注入器のいずれかの施薬処理具が用いら れている。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] それぞれの処理具には次のような問題点がある。 1.カートリッジ付カプセルの場合は、薬剤の入ったカプセルが通常プ ラスティック製のカートリッジで組み立てられている為、消費者は もとより処理業者にとっても強い違和感や抵抗があり、一般に広く 普及していくうえでの最大の障害となっている。 2.一方、注入器は、注入完了までに数時間を要する場合があり、作業 員が再度処理現場にきて容器の回収をするなど労力と時間の無駄が ある。 3.また、回収した容器は焼却するか安全な方法で管理する必要がある 。 4.さらに、樹幹に薬液の入った注入器が差込まれた状態である為、作 業員以外の者が触れないよう効果の面また安全性の点からも縄囲い などの処置が要求される。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本発明は肥料及び活力栄養剤または殺虫剤、殺菌剤等の粉剤が入ったプ ラッスティック製カートリッジ付カプセルまたは薬液の入った注入器の かわりに、薬剤を固形の棒状に加工し、薬剤が樹幹の穴に保持するよう に、その頭部にコルクあるいは他の適宜な材料を用いたキャップが取付 けられた樹幹施薬処理具で、樹木の生育促進及び樹勢回復または病害虫 の防除を行うものである。
【0005】 [作 用] 樹幹内に保持された固形の棒状に加工した肥料及び活力栄養剤または殺 虫剤、あるいは殺菌剤等の薬剤の有効成分は樹液により徐々に樹木内に 溶出し、樹木の生育促進及び樹勢回復または殺虫、殺菌の効果を発揮す ることが実証されている。
【0006】 [考案の効果] 前述の問題点を改良し下記の効果がある。 (a)プラスチック製のカートリッジの異物が樹幹内に埋込まれること がないので、違和感や抵抗がなく普及するうえでの障害が取除か れる。 (b)頭部キャップは、コルク等の天然の材料を使用しているので、違 和感はさらに解消される。 (c)頭部キャップは、棒状の薬剤が樹液の圧力により押出されること を防止することは当然であるが、同時に樹幹の穴の開口部を閉じ 病原菌等の侵入を防止する効果もある。 (d)注入器の場合のように、容器回収の必要がなく 管理面で便利で 、しかも安全であるばかりでなく、大幅な処理時間の短縮ができ 、処理も簡単である。 (e)注入器による処理の際の薬液の漏れの心配がなく、カートリッジ 付カプセル埋込処理具と較べても薬剤投与がより確実である。
【図1】固形棒状の薬剤部分1と結合した頭部キャップ
2の樹幹施薬処理具を示した平面図である。
2の樹幹施薬処理具を示した平面図である。
【図2】樹幹にあけた穴3に固形棒状の薬剤部分1を頭
部キャップ2を押込みながら挿入し、薬剤の有効成分が
樹体内に溶出するように制作され、頭部キャップにより
薬剤部分が樹液の圧力により押出されないように固定
し、穴の開口部も閉じられていることを示した断面図で
ある。
部キャップ2を押込みながら挿入し、薬剤の有効成分が
樹体内に溶出するように制作され、頭部キャップにより
薬剤部分が樹液の圧力により押出されないように固定
し、穴の開口部も閉じられていることを示した断面図で
ある。
1…固形棒状の薬剤、2…頭部キャップ、3…樹幹にあ
けた穴
けた穴
Claims (1)
- 【請求項1】樹木の生育促進及び樹勢回復用の肥料及び
活力栄養剤、または病害虫防除用の薬剤、又はそれら薬
剤の配合剤を固形の棒状に加工し、薬剤が樹幹の穴に保
持するようにその頭部にキャップが取付けられた樹幹施
薬処理具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003231U JP3001459U (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 樹幹施薬固形棒状処理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003231U JP3001459U (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 樹幹施薬固形棒状処理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001459U true JP3001459U (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=43137438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003231U Expired - Lifetime JP3001459U (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 樹幹施薬固形棒状処理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001459U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192301A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-17 | Shunkei Sai | 浸透性殺虫剤の樹幹注入による樹木の害虫防除方法 |
CN115005222A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-09-06 | 浙江钱江生物化学股份有限公司 | 林业用条剂、制备方法以及使用方法 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP1994003231U patent/JP3001459U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192301A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-17 | Shunkei Sai | 浸透性殺虫剤の樹幹注入による樹木の害虫防除方法 |
CN115005222A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-09-06 | 浙江钱江生物化学股份有限公司 | 林业用条剂、制备方法以及使用方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2007011602A3 (en) | High concentration multiaction topical insecticides containing pyrethroids | |
JP3001459U (ja) | 樹幹施薬固形棒状処理具 | |
JP2811512B2 (ja) | 樹木の病害虫駆除方法 | |
PT1824339E (pt) | Método para repelir pragas com uma composição repelente de insectos à base de alho | |
KR101456412B1 (ko) | 수간 주사바늘 및 수간 주사기 키트 | |
CN1209273A (zh) | 一种无公害植物杀蚊蝇剂 | |
CN104430580A (zh) | 一种中药材仓储害虫驱避剂 | |
JPH0236369Y2 (ja) | ||
Azmi | Status and biological control of Chromolaena odorata in Malaysia. | |
JPS61254501A (ja) | 野菜類植物の病害虫防除方法 | |
KR101641924B1 (ko) | 수목 치료용 방제공구 및 방제방법 | |
JP4297985B2 (ja) | 土壌燻蒸方法 | |
RU2790678C2 (ru) | Применение родентицидов для борьбы с грызунами растений | |
CN103833478B (zh) | 一种葡萄增产杀虫降解农残专用液体药肥及其制备方法 | |
KR980007977A (ko) | 수간주입법을 이용한 버즘나무 방패벌레와 흰불나방의 통제방법 | |
CN107494631A (zh) | 一种新型环保型农药 | |
JP2506308B2 (ja) | 防除材 | |
JPH1029902A (ja) | 植物用防除材 | |
CN109197872A (zh) | 一种防治兰花虫害的物质 | |
JP2009062395A (ja) | 土壌燻蒸方法 | |
NZ240177A (en) | Horticultural injectable formulation containing trichoderma viride | |
CN1206559A (zh) | 一种可杀灭甲壳虫、瓢虫的杀虫剂及制造方法 | |
KR101615612B1 (ko) | 수목 치료용 방제액 및 방제방법 | |
JPH08325108A (ja) | 土壌燻蒸剤の燻蒸方法 | |
KR20040072517A (ko) | 제충국을 이용한 기능성 천연 살충제 |