JP3001203U - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP3001203U
JP3001203U JP1994002179U JP217994U JP3001203U JP 3001203 U JP3001203 U JP 3001203U JP 1994002179 U JP1994002179 U JP 1994002179U JP 217994 U JP217994 U JP 217994U JP 3001203 U JP3001203 U JP 3001203U
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air conditioner
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heating capacity
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利行 渡辺
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の暖房能力を超えた運転を行っている場
合においては運転状況を使用者に伝え、使用電力の省力
化を促進することを目的とする。 【構成】 暖房能力不足を判定するための基準温度と温
度差を算出する演算処理部と、前記基準温度若しくは温
度差と室内温度、空気調和機内の室内熱交換器温度とを
比較する演算処理部を備え、前記比較結果に基づき暖房
能力不足と判定した場合に空気調和機の運転、停止制御
を行う演算処理部と利用者にその状態を知らせるための
警報機能とを備えた空気調和機の制御装置とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、暖房機能を備える空気調和装置であって、特に暖房能力を超えて使 用する省電力制御を行なう空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
暖房機能を備え、室内機部と室外機部を持ち、この両者において熱交換を行っ ている空気調和機では、特に暖房運転時において、例えば室内温度の極度の低下 、室外機部周辺温度の低下等において暖房運転を行う時、前記室外機部の熱交換 器部に霜が付着することがあり、この状態で使用を続行すれば暖房能力の低下に つながり、この対策として、空気調和機に除霜運転を付加させ暖房運転中に霜が 付着した場合に、この除霜機能によって霜を排除している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の如く、従来の暖房機能を備える空気調和機では、能力を超える広さの空 間の暖房を行う場合、また室内温度が極端に低い場合等、空気調和機の能力を超 えて暖房運転を行う時には、除霜運転によって霜を排除しているが、この除霜運 転によっても空気調和機使用環境が変わらなければ、頻繁に暖房−除霜運転を繰 り返すことになる。
【0004】 周知の如く上記除霜運転とは、室外機部設置場所の温度の低下、若しくは、前 記の通り能力を超える空間の暖房を行う場合、また室内温度が極端に低い場合等 、空気調和機の能力を超えて暖房運転を行う時に、主に室外機部に付着する霜を 取り除くための運転動作をするものであり、上記運転は利用者側の操作によって 決定されるものではなく、自動的に切り替わり行われている。
【0005】 暖房運転中であっても前記除霜運転があった場合には、暖房運転が中断され除 霜運転となるために、室内温度は上昇せず、また電力使用量は通常の暖房運転時 と比較して増大する。即ち、暖房運転中であっても所望の動作を確保できないと いう不具合が発生する。
【0006】 本考案は上記課題を鑑みてなされたもので、通常の暖房能力を超えた運転を行 っている場合においては運転状況を使用者に伝え、使用電力の省力化を促進する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案では、暖房能力不足を判定するための基準温 度と温度差を算出する演算処理部と、前記基準温度若しくは温度差と室内温度、 空気調和機内の室内熱交換器温度とを比較する演算処理部を備え、前記比較結果 に基づき暖房能力不足と判定した場合に空気調和機の運転、停止制御を行う演算 処理部と利用者にその状態を知らせるための警報機能とを備えた空気調和機の制 御装置とする。前記それぞれの演算処理部は、1つの演算処理部であっても、ま た別々のものであってもよい。
【0008】
【作用】
上記構成により室内熱交換器温度と室内温度を監視し、これらを基準温度と比 較することにより、空気調和機運転時に運転環境により頻繁に除霜運転を行う場 合これを使用者に知らせ、またこのとき運転停止信号を出力することにより空気 調和機の運転を強制的に停止させ、不要な電力供給を止めることができる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例とする空気調和機のフローチャートを図1に示す。空気調和機 内に配置されるコンプレッサ動作時間とファンモータ風量によって、空気調和機 内のマイクロコンピュータ等で構成される演算処理部で暖房能力不足を判断する 基準温度T0とT1、温度差T2を算出する。
【0010】 室内熱交換気温度TCと前記T0とを比較し、TCがT0の温度以下のときは暖房能力 不足であり、前記演算処理部から暖房能力不足を示す信号が出力され、使用者に 警告を伝達する。逆にTCがT0の温度より高ければ前記TCとT1との比較を行う。
【0011】 前記TCとT1との比較において、TCがT1の温度より高ければ通常の暖房運転を継 続し、逆にTCがT1の温度以下のときは前記TCと室内温度TRとの差(TC-TR)とT2と の比較を行う。
【0012】 前記TC-TRとT2との比較において、TC-TRがT2の温度より高ければ通常の暖房運 転を継続し、逆にTC-TRがT1の温度以下のときは暖房能力不足と判断する。
【0013】 前記の如く暖房不足と判断した場合には、前記演算処理部から外部の表示部に 暖房不足を表示する信号が出力され、この後ブザー警報条件を満たしているか否 かの判断が行われる。このブザー警報条件は、例えば深夜等使用者が睡眠中の時 にはブザーを鳴らさないようにする等の制御を行う部分であり、ブザー警報条件 を満たしていない場合、即ちブザーを鳴らすことのできない場合にはそのまま運 転を継続させるか、若しくは運転を強制的に終了させる。逆にブザー警報条件を 満たしている場合にはブザーによる警報を行い、この後運転停止条件を満たして いるか否かの判断が行われ、満たしている時には空気調和機の運転を停止し、逆 に満たしていない場合には運転が継続して行われる。
【0014】 前記ブザー警報条件と運転停止条件は、周囲温度、運転時間等の条件により設 計時に演算処理部に記憶させることができる。
【0015】
【考案の効果】
上記構成により空気調和機において暖房を行うとき、能力以上の暖房運転を行 い、頻繁に除霜運転が行われるときには空気調和機の運転を強制的に停止できる ので、室内が暖まらないのにも関わらず不要な電力を消費するといった問題が解 決でき、効果的な省電力化が促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の空気調和機の制御装置のフローチャー
トを示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房能力不足を判定するための基準温度
    と温度差を算出する演算処理部と、前記基準温度若しく
    は温度差と室内温度、空気調和機内の室内熱交換器温度
    とを比較する演算処理部を備え、前記比較結果に基づき
    暖房能力不足と判定した場合に空気調和機の運転、停止
    制御を行う演算処理部と利用者にその状態を知らせるた
    めの警報機能とを備えた空気調和機の制御装置。
JP1994002179U 1994-02-18 1994-02-18 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JP3001203U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013183640A1 (ja) * 2012-06-06 2013-12-12 シャープ株式会社 空気調和機
JP2015178953A (ja) * 2013-05-17 2015-10-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America センサー搭載装置

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