JP3001102B2 - 画像記録再生システムおよび画像記録再生方法 - Google Patents

画像記録再生システムおよび画像記録再生方法

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JP3001102B2
JP3001102B2 JP8180789A JP8180789A JP3001102B2 JP 3001102 B2 JP3001102 B2 JP 3001102B2 JP 8180789 A JP8180789 A JP 8180789A JP 8180789 A JP8180789 A JP 8180789A JP 3001102 B2 JP3001102 B2 JP 3001102B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、時系列的に順序付けられた複数の画像を記
録し、管理,再生する画像記録再生システムおよび画像
記録再生方法に関し、特に、内視鏡画像および記録再生
するのに適した画像記録再生システムおよび画像記録再
生方法に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡(スコープまたはファイバスコープとも呼ぶ)。が
広く用いられている。
また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた電子スコープの種々使用されている。この
電子スコープは、ファイバスコープに比べ解像度が高
く、画像の記録及び再生等が容易であり、また、画像の
拡大や2画面の比較等の画像処理が容易にできる、VTR,
静止画像記録装置等によって電気的画像記録が容易にで
きる等の利点を有する。
画像記録装置としては、例えばビデオディスクレコー
ダ装置が知られている。これは、ビデオ信号を光ディス
クのトラック上に記録し、再生するものであり、静止画
記録再生、動画記録再生が共に行なえ、更に、画像の特
定フレームのランダムアクセスが容易に行なえるといっ
た特徴を有する。
ところで、内視鏡検査では、例えば観察部位を注目し
ながら、被検査者に薬剤を投入し、観察部位の薬剤によ
る変化を調べる場合に、例えば、前記ビデオディスクレ
コーダ装置にて動画記録、あるいは所定のタイミングに
て間欠的に静止画記録をし、後でこれらの時系列に順序
付けられて記録された画像を再生して、より正確な観察
をすることが行われている。
尚、特開昭63−6965号公報には、簡便な操作にて画像
のこま送りや一定枚数離れた画像へのこま送りのできる
画像ファイリング装置が示されている。
[発明が解決しようとする課題] 前述したような内視鏡検査を行なう場合、薬剤を投入
してから一定時間経過した画像及びそれから更に所定時
間経過した画像同士を、それぞれ再生し比較観察するこ
とが重要であるが、例えば数分間の動画記録であって
も、フレーム数としては数千枚にもなり、これらの中か
ら所望の画像を的確に選び出し再生するのには、多大の
労力が必要であった。
例えば、前述の特開昭63−6965号公報に開示された技
術を用いたとしても、このような時間的に関連付けられ
た画像の検索に付いては配慮されていないため、上記問
題の解決にはならない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、時
系列的に順序付けられて記録された画像を管理し、操作
者の労力を最小限に抑えつつ、所望の画像を的確且つ迅
速に選び出せる画像記録再生システムおよび画像記録再
生方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の画像記録再生システムは、画像信号入力端か
ら入力される画像信号に基づき、所定の時間的関係を持
って順序付けられた一連の複数の画像を一単位の画像群
として記録するとともに、該記録された画像群を再生可
能な画像記録再生システムにおいて、前記画像群を複数
記録可能な記録手段と、前記記録手段に記録される各画
像群に対応する識別情報を入力する識別情報入力手段
と、前記記録手段に記録される各画像群の記録起点位置
および記録時間に対応する記録位置を表す記録位置情報
を取得する記録位置情報取得手段と、前記識別情報と前
記記録位置情報とを対応付けて画像群情報として記憶す
る画像群情報記憶手段と、前記記録手段に記録された画
像群のうち特定の画像群を検索対象画像群として検索す
るために入力された識別情報に基づき、該識別情報と対
応する前記画像群情報を検索する画像群情報検索手段
と、前記画像群情報検索手段で検索された画像群情報に
おける記録時間情報を表示する記録時間情報表示手段
と、前記検索対象画像群における記録時間に対して特定
の時間を指定する指定手段と、前記指定手段によって指
定された特定の時間情報および前記画像群情報検索手段
で検索された画像群情報とに基づき、前記検索対象画像
群のうちの前記時間情報と対応する特定の画像を検索す
る画像対応付け手段と、前記画像対応付け手段によって
特定された前記特定の画像を再生する画像再生手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、本願発明の画像記録再生方法は、画像信号入力
端から入力される画像信号に基づき、所定の時間的関係
を持って順序付けられた一連の複数の画像を一単位の画
像群として記録手段に複数記録するとともに、該記録さ
れた画像群を再生可能とする画像記録再生方法におい
て、前記記録手段に記録される各画像群に対応する識別
情報を入力する識別情報入力行程と、前記記録手段に記
録される各画像群の記録起点位置および記録時間に対応
する記録位置を表す記録位置情報を取得する記録位置情
報取得行程と、前記識別情報と前記記録位置情報とを対
応付けて画像群情報として記憶する画像群情報記憶行程
と、前記記録手段に記録された画像群のうち特定の画像
群を検索対象画像群として検索するために入力された識
別情報に基づき、該識別情報と対応する前記画像群情報
を検索する画像群情報検索行程と、前記画像群情報検索
行程で検索された画像群情報における記録時間情報を表
示する記録時間情報表示行程と、前記検索対象画像群に
おける記録時間に対して特定の時間を指定する時間指定
行程と、前記時間指定行程によって指定された特定の時
間および前記画像群情報検索行程で検索された画像群情
報とに基づき、前記検索対象画像群のうちの前記時間情
報と対応する特定の画像を検索する画像対応付け行程
と、前記画像対応付け行程によって特定された前記特定
の画像を再生する画像再生行程と、を備えたことを特徴
とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第13図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は内視鏡画像記録再生システムの全体を示す説明
図、第2図は光ディスクのトラックを示す説明図、第3
図はデータベースの管理項目を示す説明図、第4図ない
し第7図は内視鏡画像記録再生システムの動作を説明す
るためのフローチャート、第8図はコマンドメニュー画
面を示す説明図、第9図は検索メニュー画面を示す説明
図、第10図はフレーム検索時のコンピュータディスプレ
イ画面を示す説明図、第11図はビデオディスクレコーダ
装置のコマンドの一覧表、第12図は本実施例の主な構成
を示す機能ブロック図、第13図は本実施例の変形例にお
ける検索メニュー画面を示す説明図である。
第1図に示すように、内視鏡画像記録再生システム
は、内視鏡画像を出力する手段として電子スコープ装置
1を備えている。この電子スコープ装置1は、内視鏡画
像入力装置2に接続され、この内視鏡画像入力装置2
は、第1のテレビモニタ3,ビデオディスクレコーダ装置
4及びホストコンピュータ6に接続されている。前記ビ
デオディスクレコーダ装置4は、第2のテレビモニタ5
及び前記ホストコンピュータ6に接続されている。前記
ホストコンピュータ6には、その他に、コンピュータデ
ィスプレイ7,キーボード8,マウス9及びハードディスク
10が接続されている。
前記電子内視鏡装置1は、細長の挿入部102と、この
挿入部102の後端に連設された太径の操作部103とを有
し、前記挿入部102の先端部には、照明窓と観察窓が設
けられている。前記照明窓の内側には、図示しない配光
レンズが設けられ、この配光レンズの後端に図示しない
ライトガイドが連設されている。このライトガイドの基
端部は、図示しない光源装置に接続されるようになって
いる。また、前記観察窓の内側には、図示しない対物レ
ンズ系が設けられ、この対物レンズ系の結像位置に、CC
D等の固体撮像素子が配設されている。この固体撮像素
子で撮像した画像信号は、前記内視鏡画像入力装置2に
入力されるようになっている。また、前記操作部103に
は、レリーズのオン,オフを指示するレリーズスイッチ
1aが設けられている。このレリーズスイッチ1aを1回押
す毎に、前記内視鏡画像入力装置2へ、レリーズ・オン
オフ信号が送られるようになっている。
前記内視鏡画像入力装置2は、前記電子スコープ装置
1が撮像した画像を、映像信号処理してビデオ信号とし
て出力する。また、前記電子スコープ装置1から送られ
てくるレリーズ・オンオフ信号を中継して、ホストコン
ピュータ6へ送る。また、検査する患者のID(識別)コ
ードを入力し、ホストコンピュータ6へ送る。
前記第1のテレビモニタ3は、前記内視鏡画像入力装
置2が出力するビデオ信号を入力し、画像として表示す
るようになっている。
また、前記ビデオディスクレコーダ装置4は、前記内
視鏡画像入力装置2が出力するビデオ信号を入力し、こ
れを光ディスクに記録し、また再生出力するようになっ
ている。記録としては、動画記録、静止画記録ができる
ようになっている。また、再生しては、動画記録された
画像の動画再生、及び動画記録あるいは静止画記録され
た画像の静止画再生ができるようになっている。このビ
デオディスクレコーダ装置4の動作の制御は、ホストコ
ンピュータ6から送られてくるコマンドによって行われ
るようになっている。このコマンドの一覧表を第11図に
示す。9つのコマンドとその動作は、次の通りである。
1.記録モードセット 画像の再生を停止し、ディスクの空きトラックの先頭
へヘッドを移動させ、記録開始可能状態とする。
2.静止画記録 1フレームの画像を記録し、次のフレームへヘッドを
移動する。
3.記録開始 動画記録を開始する。記録中であればなにもしない。
4.記録停止 記録を停止し、記録モードを終わる。記録モードでな
ければなにもしない。
5.トラック検索 トラックNO.(ナンバー)をパラメータとして、指定
されたトラックへヘッドを移動し、記録されている画像
を静止画再生する。記録モード中であればなにもしな
い。また、動画再生中であれば、停止した後実行する。
6.動画再生 現在のヘッドのトラック位置から動画の再生を開始す
る。記録モード中であればなにもしない。
7.動画再生停止 動画の再生を停止する。動画の再生中でなければなに
もしない。
8.状態チェック 記録モード、待機中 記録モード、記録中 静
止画再生中 動画再生中 のいずれの状態かをチェッ
クして返す。
9.トラックNO.チェック 現在のヘッドのトラック位置を返す。
このビデオディスクレコーダ装置4が再生出力したビ
デオ信号は、前記第2のテレビモニタ5に入力され、画
像として表示されるようになっている。
前記ホストコンピュータ6は、後述のフローチャート
に示すように、プログラムに基づき、全体の動作を制御
し、次のような動作を行なう。すなわち、内視鏡画像入
力装置2からレリーズオン・オフ信号を受信する。ま
た、ビデオディスクレコーダ装置4へ前述のようなコマ
ンドを送る。また、コンピュータディスプレイ7の表示
内容を制御する。また、キーボード8からの入力を受け
付ける。また、マウス9から座標情報を受取る。また、
マウス9のマウススイッチ9aの押下げを検知する。ま
た、ハードディスク10との間でプログラム,データ等の
入出力を行なう。また、このホストコンピュータ6は、
内部に時計を持ち、年月日、時間を得ることができる。
前記コンピュータディスプレイ7は、前記ホストコン
ピュータ6の制御に基づき画像を表示する。
また、前記キーボード8は、操作者の入力した内容を
前記ホストコンピュータ6へ出力する。
また、前記マウス9は、操作者の操作によりコンピュ
ータディスプレイ7上の特定の座標を指定し、その座標
データを前記ホストコンピュータ6へ出力する。このマ
ウス9は、マウススイッチ9aを有し、このマウススイッ
チ9aが押下げられると、ホストコンピュータ6へそれを
報知する。
また、前記ハードディスク10は、プログラム,データ
等の情報を記録し、前記ホストコンピュータ6との間で
入出力を行なう。
ところで、前記ビデオディスクレコーダ装置4に装着
される図示しない光ディスクは、例えば24000のトラッ
クを持ち、各トラックには画像1フレーム分の信号が記
録され、各トラックには1から始まり順次繰り上がるナ
ンバーが付くようになっている。
静止画像を記録する際には、画像が未だ記録されてい
ない任意のトラックを選択して記録でき、動画を記録す
る際には、あるトラックナンバーの位置から番号順に順
次画像が記録されていくようになっている。これを第2
図に模式的に示す。
この図に示すように、光ディスクには、既に(i−
1)番目のトラックまで画像が記録されているとする
と、次の検査(ここでは検査Aと呼ぶ)の動画像は、i
番目のトラックから記録が開始され、(j−1)番目で
終わったとすると、これらi番目から(j−1)番目ま
での一連の画像が検査Aの画像(時系列画像群)という
ことになる。以下、同様に、検査B,検査C,…の画像(時
系列画像群)が記録されていく。
これらの記録された画像は、データベースに登録さ
れ、管理されるが、このデータベースの管理項目を第3
図に示す。
このデータベースでは、一つの検査が検索の単位とな
っており、その中に次の4個の項目がある。
第1の項目は、「患者IDナンバー」であり、検査され
た患者のIDナンバーが登録される。
第2の項目は、「検査年月日・時刻」であり、検査の
行われた年月日及び時刻が登録される。
第3の項目は、「記録開始トラック」であり、例えば
検査Aでは、(i)が登録される。
第4の項目は、「記録終了トラック」であり、例えば
検査Aでは、(j−1)が登録される。
このデータベースそのものの構成,作用は、公知の様
々な技術が適用可能であり詳述しないが、本実施例で
は、第3図に示す項目があり、患者IDナンバーあるいは
検査年月日及び時刻をキーワードとして、ある特定の検
査を検索でき、その結果、その検査として登録された上
記の4個の項目の内容について参照可能となるものであ
る。
第12図に、前記ホストコンピュータ6の機能を示す。
このホストコンピュータ6は、内視鏡画像入力装置2
からの画像を、所定の時間的関係を持って順序付けられ
た一連の複数の画像として、ビデオディスクレコーダ装
置4に記録する記録手段61と、前記記録手段61によって
記録された一連の複数の画像全体の時間に対する特定の
時刻を指定する指定手段62と、前記指定手段62によって
指定された特定の時刻に、前記記録手段61によって記録
された一連の複数の画像中の特定の画像を対応づける対
応づけ手段63と、前記対応づけ手段によって対応づけら
れた特定の画像を、前記ビデオディスクレコーダ装置4
から再生する再生手段64とを備えている。
次に、第4図ないし第10図を参照して、本実施例の動
作について説明する。
ホストコンピュータ6は、第4図ないし第7図のフロ
ーチャートに示すように動作する。
まず、第4図に示すメインプログラムについて説明す
る。
ステップP1(以下、ステップは省略し、単にP1のよう
に記す。)で、プログラムがスタートするとP2で、第8
図に示すコマンドメニュー画面を、コンピュータディス
プレイ7に表示する。第8図において、マウスカーソル
12は、マウス9を操作することでコンピュータディスプ
レイ7の画面上を移動する。このとき、マウスカーソル
12が「1.記録モード」、「2.検索モード」、または「3.
終了」のいずれかを指し示す位置にあるときには、選択
マーカ11がその指し示す位置を囲んで表示される。この
選択マーカ11が表示されている状態で、操作者がマウス
スイッチ9aを押し下げると、そのコマンドが選択された
とホストコンピュータ6が認識する。
次に、P3で、前記P2で入力されたコマンドが記録モー
ドの選択であるか否かを判断し、記録モードであれば、
P4へ分岐し、そうでなければ、P5へ分岐する。
前記P4では、第5図に示す記録処理というサブルーチ
ンを行ない、前記P2へ戻る。
一方、前記P5では、前記P2で入力されたコマンドが検
索モードの選択であるか否かを判断し、検索モードであ
れば、P6へ分岐し、そうでなければ、P7へ分岐する。
前記P6では、第6図に示す検索処理というサブルーチ
ンを行ない、前記P2へ戻る。
前記P7で、メインプログラムを終了する。
次に、第5図に示す記録処理というサブルーチンを説
明する。
P4′で記録処理がスタートすると、P8で、内視鏡画像
入力装置2から患者のIDナンバーを入力する。
次に、P9で、ビデオディスクレコーダ装置4へ「記録
モードセット」コマンドを送出する。
次に、P10で、ビデオディスクレコーダ装置4へ「ト
ラックNO.チェック」コマンドを送出して現在のトラッ
ク位置を得る。そして、これを記録開始トラックNO.と
する。
次に、P11で、レリーズ・オンオフ信号が内視鏡画像
入力装置2から送られてくるのを待ち、送られてきた
ら、次のP12へ移る。
P12では、ビデオディスクレコーダ装置4へ「状態チ
ェック」コマンドを送出することにより、現在のビデオ
ディスクレコーダ装置4の動作状態を得て、それが「記
録モード、記録中」であるか否かを判断する。「記録モ
ード、記録中」であれば、P14へ分岐し、そうでなけれ
ば、P13へ分岐する。
前記P13では、ビデオディスクレコーダ装置4へ「記
録開始」コマンドを送出し、前記P11へ戻る。
一方、前記P14では、ビデオディスクレコーダ装置4
へ「記録停止」コマンドを送出し、次のP15へ移る。
P15では、ビデオディスクレコーダ装置4へ「トラッ
クNO.チェック」コマンドを送出して、現在のトラック
位置を得る。このトラック位置から1個前のトラックを
記録終了トラックNO.とする。
次に、P16で、前記P8にて入力した患者のIDナンバ
ー、このときの年月日及び時間、記録開始トラックN
O.、記録終了トラッウNO.をデータベースに登録する。
そして、P17で、このサブルーチンを終了し、呼出さ
れた位置の次へ移る。
この記録処理が、第12図に示す記録手段61に対応す
る。
次に、第6図に示す検索処理というサブルーチンを説
明する。
P6′で検索処理がスタートすると、P18で、図示しな
い「検査の探索」というサブルーチンを行なう。このサ
ブルーチンでは、患者のIDナンバー,検査年月日等をキ
ーワードとして、過去にデータベースに登録されたデー
タの中から、特定の検査を選び出してそのデータ(記録
開始トラックNO.、記録終了トラックNO.)を得る。
次に、P19で、前記P18にて検索された検査の記録開始
トラックNO.をパラメータとして、ビデオディスクレコ
ーダ装置4へ「トラック検索」コマンドを送出する。
次に、第9図に示す検索メニューを、コンピュータデ
ィスプレイ7に表示し、前記P2における入力方法と同様
の方法で、「動画再生」,「再生停止」,「フレーム検
索」,「検索メニュー終了」のいずれかのコマンドを入
力する。
次に、P21で、前記P20にて入力したコマンドが「動画
再生」か否かを判断し、そうであればP22へ、そうでな
ければP23へ分岐する。
前記P22では、ビデオディスクレコーダ装置4へ「動
画再生」コマンドを送出し、前記P20へ戻る。
一方、前記P23では、前記P20にて入力したコマンドが
「再生停止」か否かを判断し、そうであればP24へ、そ
うでなければP25へ分岐する。
前記P24では、ビデオディスクレコーダ装置4へ「動
画再生停止」コマンドを送出し、前記P20へ戻る。
一方、前記P25では、前記P20にて入力したコマンドが
「フレーム検索」か否かを判断し、そうであればP26
へ、そうでなければP27へ分岐する。
前記P26では、第7図に示す「フレーム検索処理」と
いうサブルーチンを行ない、前記P20へ戻る。
一方、前記P27では、ビデオディスクレコーダ装置4
へ「状態チェック」コマンドを送出することにより、現
在のビデオディスクレコーダ装置4の動作状態を得て、
それが「動画再生中」であるか否かを判断する。「動画
再生中」であれば、P28へ分岐し、そうでなければ、P29
へ分岐する。
前記P28では、ビデオディスクレコーダ装置4へ「動
画再生停止」コマンドを送出し、P29へ移る。
前記P29では、このサブルーチンを終了し、呼出され
た位置の次へ移る。
次に、第7図に示すフレーム検索処理というサブルー
チンを説明する。
以下では、次の変数を用いる。
Ts:検索された検査の記録開始トラック Te:検索された検査の記録終了トラック Tx:現在設定されている検索位置に相当するトラックN
O. Jx:現在設定されている検索位置(秒) n :記録された動画の1秒間のフレーム数 P26′でフレーム検索処理がスタートすると、P30で、
第10図に示すフレーム検索用画面をコンピュータディス
プレイ7に表示する。この第10図において、スライダー
バー13は、その検査の画像全体を表し、水平方向に時間
が表されているものである。すなわち、スライダーバー
13の左端は、画像の記録開始時点を表し、右端は記録終
了時点を表し、その間の点はその位置に比例して記録開
始時点からある時間を経過した時点を表している。
検索位置マーカー14は、検索する位置として現在設定
されているスライダーバー13上の縦線のマーカーで、そ
のスライダーバー13上の位置に対応した時間だけ記録開
始時点から経過した画像が検索され、再生されることと
なる。
現在位置マーカー15は、現在再生されている画像が、
記録開始時点からどの位経過した時点の画像なのかを表
しており、ここでは、検索位置マーカー14と区別するた
めに破線にしている。
第1の時間表示スペース16は、その検査の動画像のト
ータルの時間を表示するスペースである。
第2の時間表示スペース17は、検索位置マーカー14で
表される検索位置の記録開始時点からの経過時間を表示
するスペースである。
第3の時間表示スペース18は、検索位置マーカー14で
表される検索位置の、現在再生されている画像からの相
対的時間位置を正負の時間間隔で表示するスペースであ
る。
第4の時間表示スペース19は、現在再生されている画
像の、記録開始時点からの経過時間を表示するスペース
である。
フレーム検索ボタン20は、操作者がその枠内にマウス
カーソル12を合わせてマウススイッチ9aを押し下げるこ
とにより、フレーム検索を行なわせるよう指示するもの
であり、終了ボタン21は、同様にしてフレーム検索のモ
ードを終了するよう指示するものである。
次に、P31で、「画像の総時間チェック」という図示
しないサブルーチンを行なう。このサブルーチンでは、
以下の計算,表示を行なう。すなわち、検索された検査
の記録開始トラックをTs、記録終了トラックをTe、動画
像の1秒間のフレーム数をnとしたとき、 (Te−Ts)/n を計算し、これをその検査の動画像のトータルの時間と
して第1の時間表示スペース16に表示する。この値は、
整数値として表示しても良いし、小数点を付け、適当な
精度で表示しても良い。
次に、P32で、「現在の再生トラックチェック」とい
う図示しないサブルーチンを行なう。このサブルーチン
では、以下の計算,表示を行なう。すなわち、ビデオデ
ィスクレコーダ装置4へ「トラックNO.チェック」コマ
ンドを送出して、現在表示している画像のトラックNO.
を得て、これをTcとすると、 (Tc−Ts)/n を計算し、これを現在再生表示されている画像の、記録
開始時点からの経過時間として第4の時間表示スペース
19に表示する。
次に、P33で、「検索位置の初期設定」という図示し
ないサブルーチンを行なう。このサブルーチンでは、以
下の計算,表示を行なう。すなわち、記録開始時点(0
秒)を検索位置の初期値として設定する。そして、検索
位置マーカー14をスライダーバー13上の最上端に表示す
る。また、「0」を第2の時間表示スペース17に表示す
る。更に、 (Ts−Tc)/n を現在設定されている検索位置の、現在位置からの時間
として第3の時間表示スペース18に表示する。
次に、P34で、マウススイッチ9aが押し下げられたか
否かをチェックする。押されていれば、P35へ分岐し、
そうでなければこのP34を繰り返す。
前記P35では、前記P34にてマウススイッチ9aが押され
た際のマウスカーソルの位置を調べ、それがフレーム検
索ボタン20上か否かを判断する。そうであればP38へ、
そうでなければP36へ分岐する。
P36では、前記P35と同様にマウスカーソルの位置を調
べ、それがスライダーバー13上か否かを判断する。そう
であればP41へ、そうでなければP37へ分岐する。
P37では、前記P35,36と同様にマウスカーソルの位置
を調べ、それが終了ボタン21上か否かを判断する。そう
であればP44へ分岐し、そうでなければ前記P34へ戻る。
P44では、このサブルーチンを終了し、呼出された位
置の次へ移る。
前記P35で、マウスカーソルがフレーム検索ボタン20
上であると判断された場合は、P38で、現在の検索位置
から、相当するトラックNO.を計算する。すなわち、こ
の時点で設定されている検索位置をJx(秒)とすると、 Jx×n+Ts を計算し、これをトラックのNO.:Txとする。
次に、P39で、前記P38で計算したTxをパラメータとし
てビデオディスクレコーダ装置4へ「トラック検索」コ
マンドを送出する。
次に、P40で、現在位置の先頭からの時間Jxを、第4
の時間表示スペース19に表示し、前記P34へ戻る。
また、前記P36で、マウスカーソルがスライダーバー1
3上であると判断された場合は、P41で、マウスカーソル
12のスライダーバー13上の位置を得て、その位置に検索
位置マーカー14を移動させる。
次に、P42で、前記P41で得たマウスカーソル12の位置
に対応する記録開始時点からの経過時間Jxとして、これ
を第2の時間表示スペース17に表示する。
次に、P43で、ビデオディスクレコーダ装置4に「ト
ラックNO.チェック」コマンドを送出し、現在のトラッ
クNO.:Tcを得る。そして、現在位置と検索位置との時間
差 Jx−(Tc−Ts)/n を計算し、これを第3の時間表示スペース18に表示し、
前記P34へ戻る。
第6図に示す検索処理及び第7図に示すフレーム検索
処理が、第12図における指定手段62に対応する。
また、第7図のフレーム検索処理におけるP38が、第1
2図における対応づけ手段62に対応し、P39が、第12図に
おける再生手段63に対応する。
次に、本実施例における画像の記録と、画像の検索,
再生時の作用について説明する。
まず、画像の記録時は、第8図に示したコマンドメニ
ュー画面において、操作者が「1.記録モード」を選択す
ると、第4図のフローチャートにより、P4の記録処理が
行われる。
この記録処理では、第5図において、P8ないしP10に
より画像記録の準備が行われ、P11で、内視鏡画像入力
装置2からのレリーズ・オンオフ信号を待つ状態とな
る。ここで、操作者が電子スコープ装置1のレリーズス
イッチ1aを押し下げると、レリーズ・オンオフ信号が発
生し、内視鏡画像入力装置2を介してホストコンピュー
タ6へ送られる。すると、P11の処理を終えてP12へ進む
のであるが、当初は記録中ではないため、P13へ分岐す
ることになる。P31では、記録開始コマンドがビデオデ
ィスクレコーダ装置4に送られるので、電子スコープ装
置1が撮像し内視鏡画像入力装置2を介してビデオディ
スクレコーダ装置4に入力される画像信号(ビデオ信
号)の動画像記録が開始される。この後、再度P11にて
レリーズ・オンオフ信号を待つ状態となる。
ここで、再び操作者が電子スコープ装置1のレリーズ
スイッチ1aを押し下げると、今度は画像記録中であるた
め、P12からP14へ分岐することになり、P14ないしP17に
より画像の記録が停止され、このとき記録した画像に関
するデータがデータベースに登録され、例えば第2図に
おける検査Aでは、第3図に示すごとか登録される。
また、この後、再記録を行なえば、例えば第2図にお
ける検査Bのように、第3図に示すごとく検査Aに引き
続いて登録され、以後同様である。
次に、画像の検索,再生時は、第8図に示したコマン
ドメニュー画面において、操作者が「2.検索モード」を
選択すると、第4図のフローチャートにより、P6の検索
処理が行われる。
この検索処理では、第6図におけるP18では既に登録
済みの検査の中から、例えば第2,3図における検査Aが
検索される。すると、第3図の検査Aに登録された4個
のデータが得られるが、P19では、このうち記録開始ト
ラックNO.iをパラメータとして、トラック検索コマンド
がビデオディスクレコーダ装置4に送られる。すると、
検査Aとして記録された動画像の中の最初の画像が静止
画像として再生され、第2のテレビモニタ5に表示され
る。
P20では、第9図の検索メニューがコンピュータディ
スプレイ7に表示され、操作者のコマンド入力待ちとな
る。
ここで、操作者が動画再生コマンドを入力すると、P2
2により、現在再生中のトラックから動画像の再生を開
始する。すなわち、もし検索直後にこのコマンドが実行
されると、検査Aの最初から動画像の再生が開始され、
再びコマンド入力待ち状態に戻る。
操作者が再生停止コマンドを入力すると、P24によ
り、動画像の再生が停止され、停止した時点の画像が停
止画像として表示される。
操作者が検索メニュー終了コマンドを入力すると、P2
7へ分岐し、動画再生中であればこれを停止した後、第
4図におけるP2に復帰する。
操作者がフレーム検索コマンドを入力すると、P26へ
分岐し、第7図のサブルーチンが実行される。
この第7図において、P30により、第10図に示すフレ
ーム検索の画面がコンピュータディスプレイ7に表示さ
れ、更に、P31ないしP33により、フレーム検索の画面中
の第1ないし第4の時間表示スペース16〜19に、しかる
べき時間が表示される。
すなわち、第1の時間表示スペース16には、例えば検
査Aの記録開始トラック:i、記録終了トラック:(j−
1)、1秒間のフレーム数:nから、 ((j−1)−i)/n が計算されて表示される。
第2の時間表示スペース17には、検索位置の初期値は
0(秒)であるため「0」が表示される。
第3の時間表示スペース18には、現在再生表示してい
る時点の時間に−1を掛けた値が表示される。
第4の時間表示スペース19には、現在再生している時
点の時間が表示される。
この後に、P34にて、操作者のコマンド待ちとなる。
ここで、操作者がマウスカーソル12をスライダーバー
13上の任意の位置へ移動させてマウススイッチ9aを押し
下げると、P41の処理によって検索位置マーカー14は、
その位置に移動し、またP42,P43の処理によって、それ
ぞれ今指定したスライダーバー13上の位置に対応する時
刻の先頭からの時間、現在表示中の画像からの時間が、
第2,第3の時間表示スペース17,18に表示され、操作者
がこれらを確認できるようになり、これが気にいらなけ
ば、何度でもこの処理を繰返して、所望の位置設定がで
きる。
次に、操作者がマウスカーソル12を検索ボタン20上に
移動させ、マウススイッチ9aを押し下げると、P38,P39
の処理によって、先ほど指定した検索位置に対応する静
止画像がトラック検索され、第2のテレビモニタ5に表
示される。
操作者がマウスカーソル12を終了ボタン21上に移動さ
せ、マウススイッチ9aを押し下げると、P44により、第
6図のP20に復帰する。
以上説明したように、本実施例によれば、操作者が記
録された動画像を再生して観察する際に、例えば記録開
始時点から所定時間経過後の画像を観察したい、あるい
は現在表示されている画像から所定時間経過後の画像を
観察したいといった場合にも、いちいちビデオディスク
のトラックナンバー等を計算し、そのナンバーを入力す
るといった繁雑な操作を行なう必要がなく、極めて簡単
な操作により、的確且つ迅速に所望の画像を選び出し、
観察することができる。
尚、本実施例では、内視鏡画像を出力する手段とし
て、電子スコープ装置を用いたが、ファイバスコープと
このファイバスコープの接眼部に取り付けられる内視鏡
用外付けテレビカメラを用いても良い。
また、本実施例では、フレーム記録のビデオディスク
レコーダ装置を用いたが、フィールド記録のものでも良
く、この場合は、おおよそ2倍の画像記録枚数(時間)
が期待できる。
また、第10図において、スライダーバー13に、例えば
10秒間隔といった目盛を付加して表示させても良く、こ
の場合は、操作者による検索位置の指定がより便利にな
る。
また、第9図,第10図の検索メニュー画面,フレーム
検索画面は、それぞれ別個にしたが、第13図に示すよう
に、同一画面として構成しても良い。第13図では、第10
図の画面に対して、第9図の「動画再生」に対応する動
画再生ボタン22と、第9図の「再生停止」に対応する再
生停止ボタン23とが付加されている。この場合のプログ
ラムは、例えば動画再生中にフレーム検索を指示したと
きには、動画再生を中止した後、トラック検索を行な
う、また、画面の表示処理のタイミングを変更する等の
簡単な変更で良く、特に述べない。
また、スライダーバー13は、帯状にしたが、同様の目
的を果たし得る形状ならば、種々変更可能である。
また、マーカーは、実線,破線で区別したが、色別
等、種々に対応可能である。
また、マウスに限らず、トラックボール,ジョイステ
ィック,デジタイザー,タッチパネル等が応用でき、略
同等の操作性が得られる。
第14図は本発明の第2実施例における記録処理を示す
フローチャートである。
本実施例は、第1実施例が1秒間に30フレームの動画
の記録を行なったのに対し、より長い時間間隔で連続的
に画像を記録,検索,再生する例である。
本実施例の構成は、第1実施例と略同様であり、第5
図のフローチャートが異なり、また、第1実施例の説明
中、1秒間のフレーク数:nが30であったのに対し、本実
施例ではより少ない所定数であることが異なるのみであ
る。すなわち、第1図ないし第4図、第6図ないし第12
図については、全く同様の構成が適用可能であり、説明
を省略する。
第1実施例では、第4図のP4の記録処理として、第5
図のサブルーチンを実行したが、本実施例では、記録処
理として第14図に示すサブルーチンを実行する。
以下、第14図のフローチャートを説明する。
P4″で、記録処理がスタートすると、P8′ないしP1
1′を行なうが、これは、第5図のP8ないしP11と同じで
ある。
次に、P45で、ビデオディスクレコーダ装置4へ「静
止画記録」コマンドを送出する。
次に、P46で、レリーズ・オンオフ信号の有無をチェ
ックし、もし受信していなければP47へ、受信していれ
ばP14′へ分岐する。
前記P47では、ある一定時間:Tだけ待ち、前記P45へ戻
る。
一方、前記P46でレリーズ・オンオフ信号を受信して
いれば、前記P14′ないしP17′を行なうが、これは、第
5図のP14ないしP17と同じである。
また、第1実施例で例えば30であった1秒間のフレー
ム数:nは、ここでは、次のようになる。
n=1/T 次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例においては、記録処理は、第14図に示すフロ
ーチャートにより、以下のように行われる。
P8′ないしP10′では、第1実施例と同様の記録の準
備が行なわれ、P11′でレリーズ・オンオフ信号を待つ
状態となり、ここで操作者が電子スコープ装置1のレリ
ーズスイッチ1aを押し下げれば、P45へ進む。
P45で、ビデオディスクレコーダ装置4は、入力して
いる画像(ビデオ)信号の1フレームを記録し、ヘッド
を次のトラックへ進める。そして、P47では、予め決め
られたある一定時間待った後、再びP45へ進み、次の画
像の1フレームを記録し、操作者が電子スコープ装置1
のレリーズスイッチ1aを押し下げレリーズ・オンオフ信
号を受信してP46でチェックされるまで、この記録動作
を繰返す。つまり、T(秒)間隔で静止画像が連続して
記録されることになる。
レリーズ・オンオフ信号を受信すると、後は、第1実
施例のP14ないしP17と同様にして、記録した画像と付随
するデータをデータベース登録して記録処理を終了す
る。
また、本実施例における検索処理は、n=1/Tとして
行なわれる以外は第1実施例と同じである。
以上説明したように、本実施例によれば、いわゆる動
画よりも長い、フレームの時間間隔で連続的に記録が行
なわれるので、例えば同一箇所を数分間連続して撮像,
記録し、これを後で時間経過に基づいて観察する際に十
分な数の画像が得られると共に、記録される画像の数を
大幅に減らすことができるという効果がある。
その他の構成,作用及び効果は、第1実施例と同様で
ある。
尚、本実施例では、連続して記録するフレームの時間
間隔を一定時間Tとしたが、例えばこれを可変にしても
良い。つまり、記録開始に先立って、操作者が任意にこ
の時間間隔を設定し、データベースには、各検査のデー
タにこの設定した値を追加して、登録できるようにし、
フレーム検索する際には、データベースに登録された時
間間隔から得られる1秒間のフレーム数を用いて各計算
を行なえば、これを容易に行なうことができる。
この場合は、より自由な記録,観察が行なえるという
効果がある。
また、例えば、特開昭62−43279号公報に示された技
術思想、すなわち複数の連続した画像を再生する際に、
記録された際の時間間隔と同じ時間間隔で連続的に再生
する技術思想を、本実施例における動画再生時に応用し
ても良い。
第15図は本発明の第3実施例におけるフレーム検索時
のコンピュータディスプレイ画面を示す説明図である。
本実施例は、フレーム検索する際の検索位置を同時に
複数指定可能とし、指定された位置それぞれに対応する
画像を切換えて表示しできるようにしたものである。
第15図は、複数の検索位置を指定するフレーム検索の
画面であり、その他の構成は、第1実施例と略同様のた
め、説明を省略する。
第15図に示す画面は、第10図に示すものに代るもの
で、細部が異なっている。すなわち、第10図の検索位置
マーカー14は、ここでは複数指定可能で、第1の検索位
置マーカー14a及び第2の検索位置マーカー14bとなって
いる。いずれも、検索位置としてマウス9により指定し
たものであるが、第2の検索位置マーカー14bは、特に
マーカーの線を他よりも太くして区別してあり、これ
は、この時点でフレーム検索ボタン20にてマウススイッ
チ9aを押し下げれば、この第2の検索位置マーカー14b
に対応するフレームが検索,再生,表示されることを表
している。
また、この画面には、検索位置「前」ボタン24及び検
索位置「次」ボタン25が設けられ、これらは、それぞれ
第1,第2の検索位置マーカーを切換えるものである。前
記検索位置「前」ボタン24にマウス9を合わせてマウス
スイッチ9aを押し下げることで、現在第2の検索位置マ
ーカー14bとなっている位置を第1の検索位置マーカー1
4aに替え、その直前の第1の検索位置マーカー14aを第
2の検索位置マーカー14bに替える働きをする。同様
に、検索位置「次」ボタン25は、第2の検索位置マーカ
ー14bを直後の第1の検索位置マーカー14aの位置に移す
働きをする。いずれのボタンについても、該当する直前
(直後)の位置が指定されていなければ、何も行なわれ
ない。
本実施例では、操作者が画像を検索,表示させる際に
は、予め複数の検索位置を指定しておき、それらの位置
を順次切換えながら、それらに対応する各画像を観察す
る。
このように、本実施例によれば、予め指定された複数
の画像を切換えて表示できるので、画像比較検討をする
際に、以前に見た画像もすぐに再び検索,再生でき、能
率が良い。
尚、検索位置マーカーの数に制限を設け、その数を越
えたら新たなものは指定できない、あるいはその中で最
初に指定されたマーカーを消去して新しい位置を指定す
る等の変形をしても良い。
また、検索位置を全てクリアして初期化する機能を設
けても良い。
また、検索位置を示す時間表示を、任意のマーカーに
対して切換えられるようにしても良い。
その他の構成,作用及び効果は、第1実施例と同様で
ある。
第16図及び第17図は本発明の第4実施例に係り、第16
図は内視鏡画像記録再生システムの全体を示す説明図、
第17図は第2のテレビモニタに表示された画面を示す説
明図である。
本実施例は、第3実施例が複数同時に指定された画像
を切換えて表示するものだったのに対し、それら複数指
定された画像を同時に観察し得るようにしたものであ
る。
第16図に示すように、本実施例の構成は、第1図と略
同様であるが、ビデオディスクレコーダ装置4と第2の
テレビモニタ5との間に、マルチ画面表示装置26が追加
されていることのみ異なる。
前記マルチ画面表示装置26は、例えば、特開昭61−30
874号公報に示された技術を応用することで簡単に実現
できるもので、入力された画像信号を縮小処理し、この
縮小処理された画像を複数、フレームメモリに記録し、
同一画面上に複数の画像を同時に表示可能とするもので
ある。
第17図は、このマルチ画面表示装置26を用いることに
より、第2のテレビモニタ5に表示された画面の一例
で、ここでは、それぞれ1/4に縮小された4枚の画像
が、それぞれ26aないし26dの位置に表示されている。
このマルチ画面表示装置26は、ホストコンピュータ6
に接続され、表示する画像の指定、表示する位置、通常
の画像とマルチ表示された画像の出力の切換え等が、ホ
ストコンピュータ6から制御されるよう構成されてい
る。
本実施例のその他の構成は、第3実施例と略同様のも
のが利用でき、説明を省略する。
第3実施例では、複数指定した位置に対応する画像を
順次切換え表示したが、本実施例では、それらの画像を
一括して表示する。また、マルチ画面表示と通常の画像
とを切換えて表示する。
このように本実施例によれば、複数の画像を同時に表
示できるので、時間経過に伴う患部の変化等の観察に便
利である。また、通常の画像を表示すれば、細部の観察
にも支障はない。
尚、第17図では、4分割の画面で表示したが、9分
割,あるいは16分割等でも良く、また、表示する各縮小
された画像の大きさを互いに異なるようにしても良い。
その他の作用及び効果は、第3実施例と同様である。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、
第18図ないし第20図に示すような変形も可能である。
第18図は、複数の検索位置を指定する他の方法を説明
する図であり、スライダーバー13を示している。
この例は、第18図(a)のように、スライダーバー13
上の2点を、検索位置マーカー14,14で示すことによ
り、第18図(b)のように、その間を例えば8等分して
その区切りの位置を新たな検索位置マーカー14′とする
もので、合わせて9個のある一定時間間隔おきに並んだ
位置が、簡単且つすばやく指定できるものである。この
例によれば、例えば患者の時間による変化が起こり始め
る時点とそれが終わる時点とを指定することで、その間
の等間隔の時間毎の画像が簡単に得られ、変化を観察す
るのに便利である。
第19図は、同じく複数の検索位置を指定する他の方法
を説明する図であり、スライダーバー13を示している。
この例は、予めある時間間隔を設定した上で、第19図
(a)のように、スライダーバー13上の一点に検索位置
マーカー14を指定することで、第19図(b)のように、
そのマーカー以後の指定時間毎の検索位置を検索位置マ
ーカー14′で自動的に指定するものである。
この方法によれば、一点を指定するだけで、その後の
ある時間範囲の画像を均等な時間間隔で観察できるの
で、例えば記録された画像全体の内の一部分に注目箇所
がある場合に、そこがどこであるかをすばやく探せて便
利である。
尚、ここでは、指定した検索位置の後に自動指定した
が、その前後に自動指定する等しても良い。
第20図は、フレームをより細かく指定する方法を説明
する図であり、第20図(a)はスライダーバー13を、第
20図(b)はフレーム指定枠27を示している。
前記フレーム指定枠27は、第20図(a)の検索位置マ
ーカー14に対応する画像の前後のフレームを表したもの
で、フレーム単位枠27a〜27jが、それぞれ1フレームを
表している。
この例では、第20図(a)のように、検索位置を指定
した後に、実際にフレーム検索すると、第20図(b)の
ように、フレーム指定枠27が表示され、マウス9により
マウスカーソル12を移動させて、フレーム単位枠27a〜2
7jの内の一つを指定することにより、この指定したフレ
ームが表示され、他のフレーム単位枠27a〜27jを順次指
定すれば、それらを任意に表示できる。
この方法によれば、略同じ時刻の画像(フレーム)か
ら任意の画像を選んで表示できるので、例えば指定した
検索位置に対応する画像がぶれていて観察に適さないと
きにも、すぐに代替の画像が得られ便利である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、入力される画像
を所定の時間的関係を持って順序付けられた一連の複数
の画像として記録し、この一連の複数の画像全体の時間
に対する特定の時刻を指定することにより、その時刻に
対応した特定の画像を再生できるので、時系列的に順序
付けられて記録された画像を管理し、操作者の労力を最
小限に抑えつつ、所望の画像を的確且つ迅速に選び出す
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡画像記録再生システムの全体を示す説明図、
第2図は光ディスクのトラックを示す説明図、第3図は
データベースの管理項目を示す説明図、第4図ないし第
7図は内視鏡画像記録再生システムの動作を説明するた
めのフローチャート、第8図はコマンドメニュー画面を
示す説明図、第9図は検索メニュー画面を示す説明図、
第10図はフレーム検索時のコンピュータディスプレイ画
面を示す説明図、第11図はビデオディスクレコーダ装置
のコマンドの一覧表、第12図は本実施例の主な構成を示
す機能ブロック図、第13図は本実施例の変形例における
検索メニュー画面を示す説明図、第14図は本発明の第2
実施例における記録処理を示すフローチャート、第15図
は本発明の第3実施例におけるフレーム検索時のコンピ
ュータディスプレイ画面を示す説明図、第16図及び第17
図は本発明の第4実施例に係り、第16図は内視鏡画像記
録再生システムの全体を示す説明図、第17図は第2のテ
レビモニタに表示された画面を示す説明図、第18図及び
第19図は複数の検索位置を指定する他の方法を説明する
図、第20図はフレームをより細かく指定する方法を説明
する図である。 1……電子スコープ装置 2……内視鏡画像入力装置 4……ビデオディスクレコーダ装置 5……第2のテレビモニタ 6……ホストコンピュータ 7……コンピュータディスプレイ 9……マウス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号入力端から入力される画像信号に
    基づき、所定の時間的関係を持って順序付けられた一連
    の複数の画像を一単位の画像群として記録するととも
    に、該記録された画像群を再生可能な画像記録再生シス
    テムにおいて、 前記画像群を複数記録可能な記録手段と、 前記記録手段に記録される各画像群に対応する識別情報
    を入力する識別情報入力手段と、 前記記録手段に記録される各画像群の記録起点位置およ
    び記録時間に対応する記録位置を表す記録位置情報を取
    得する記録位置情報取得手段と、 前記識別情報と前記記録位置情報とを対応付けて画像群
    情報として記憶する画像群情報記憶手段と、 前記記録手段に記録された画像群のうち特定の画像群を
    検索対象画像群として検索するために入力された識別情
    報に基づき、該識別情報と対応する前記画像群情報を検
    索する画像群情報検索手段と、 前記画像群情報検索手段で検索された画像群情報におけ
    る記録時間情報を表示する記録時間情報表示手段と、 前記検索対象画像群における記録時間に対して特定の時
    間を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された特定の時間情報および
    前記画像群情報検索手段で検索された画像群情報とに基
    づき、前記検索対象画像群のうちの前記時間情報と対応
    する特定の画像を検索する画像対応付け手段と、 前記画像対応付け手段によって特定された前記特定の画
    像を再生する画像再生手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録再生システム。
  2. 【請求項2】画像信号入力端から入力される画像信号に
    基づき、所定の時間的関係を持って順序付けられた一連
    の複数の画像を一単位の画像群として記録手段に複数記
    録するとともに、該記録された画像群を再生可能とする
    画像記録再生方法において、 前記記録手段に記録される各画像群に対応する識別情報
    を入力する識別情報入力行程と、 前記記録手段に記録される各画像群の記録起点位置およ
    び記録時間に対応する記録位置を表す記録位置情報を取
    得する記録位置情報取得行程と、 前記識別情報と前記記録位置情報とを対応付けて画像群
    情報として記憶する画像群情報記憶行程と、 前記記録手段に記録された画像群のうち特定の画像群を
    検索対象画像群として検索するために入力された識別情
    報に基づき、該識別情報と対応する前記画像群情報を検
    索する画像群情報検索行程と、 前記画像群情報検索行程で検索された画像群情報におけ
    る記録時間情報を表示する記録時間情報表示行程と、 前記検索対象画像群における記録時間に対して特定の時
    間を指定する時間指定行程と、 前記時間指定行程によって指定された特定の時間および
    前記画像群情報検索行程で検索された画像群情報とに基
    づき、前記検索対象画像群のうちの前記時間情報と対応
    する特定の画像を検索する画像対応付け行程と、 前記画像対応付け行程によって特定された前記特定の画
    像を再生する画像再生行程と、 を備えたことを特徴とする画像記録再生方法。
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